| 【発明の名称】 |
芳香装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】横川 拓哉
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| 【要約】 |
【課題】芳香性能を向上することができ、使い勝手が良い芳香装置を提供する。
【構成】芳香成分を含む固形物Aを収容する芳香装置10であって、固形物Aを内部に収容可能な空間Sを有する収容ケース12と、該固形物Aを挿入する開口16に取り付ける蓋部13とで構成される収容体11と、収容体11に取り付けられた装着手段15とを備え、収容体11の少なくとも一部が、空間Sと該収容体11の外部とを通気するように網目状に形成されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 芳香成分を含む固形物を収容する芳香装置であって、 前記固形物を内部に収容可能な空間を有する収容ケースと、該固形物を挿入する開口に取り付ける蓋部とで構成される収容体と、 前記収容体に取り付けられた装着手段とを備え、 前記収容体の少なくとも一部が、前記空間と該収容体の外部とを通気するように網目状に形成されていることを特徴とする芳香装置。 【請求項2】 前記装着手段が、使用者の首に吊り掛けることが可能な紐部材であることを特徴とする請求項1に記載の芳香装置。 【請求項3】 前記装着手段が、使用者の手首または腕に装着することが可能なベルト状部材であることを特徴とする請求項1に記載の芳香装置。 【請求項4】 前記装着手段が、携帯電話に装着することが可能なストラップ部材またはストラップ以外の部材、あるいは胸ポケットや胸元に取り付け可能な部材であることを特徴とする請求項1に記載の芳香装置。 【請求項5】 前記収容ケースの少なくとも一部が、外部から空間内を視認できるように透明又は半透明な材料から構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の芳香装置。 【請求項6】 前記固形物が、前記芳香成分を含むグミ状であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の芳香装置。 【請求項7】 前記芳香成分が精油であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の芳香装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、芳香成分を含む固形物を収容できる芳香装置に関し、特に、装身具として利用することや携帯するものに着脱することが可能な芳香装置に関する。 【背景技術】 【0002】 芳香装置は、使用者自身が身につけること又は使用者の所持品に装着することで、使用者の好みや特定の目的に応じて、周囲に芳香を漂わさせるものである。芳香装置の目的としては、例えば、使用者自身の周囲に芳香を漂わせることで人ごみや混雑した電車等で他人の放つ臭気を紛らわすことが挙げられる。 従って、本発明の装置の使用方法は、基本的に芳香を使用者が身近に感じることのできるあらゆる部分である。具体的には、ネックレス、胸ペンダント、手首、使用時に顔に近づける携帯電話に取り付けたストラップやストラップ以外にも携帯電話に取り付け可能なものなどがあげられるが、本発明は使用者の装着方法には限定されない。 【0003】 従来の芳香装置は、例えば、図12に示す構成のものがある。芳香装置100は、本体ケース103と、本体キャップ104とを備えている。また、本体キャップ104には、使用者の首に吊り掛けるためのチェーン105が取り付けられている。本体ケース103には、吸油性を有する専用フィルタ106が収容されている。使用時には、精油ボトル101から所定の量(例えば2〜3滴)の芳香成分を含む精油107を専用フィルタ106に染み込ませ、本体キャップ104によって本体ケース103を塞ぐ。本体ケース103に収容された精油107は、使用者の体温によって揮発し、本体キャップ104に形成された開口105から芳香装置100の周囲の雰囲気へ揮散する。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかし、従来の芳香装置100は、芳香が弱くなった際に再び精油を供給することが必要である。このとき、使用者は、本体キャップ104を取り外して、精油ボトル101から精油を注入する作業を行うが、特に外出先などで精油を専用フィルタ106に注入しづらく、煩雑である点で改善の余地があった。 また、本体キャップ104の開口から揮散する芳香量が少ないため、使用環境によっては芳香性能が十分に確保されているとはいえなかった。 さらに、本体ケース103に収容された専用フィルタ106に精油をしみこませるため、芳香装置100は、どのような種類の精油が入っているのか外見からは判別できないうえ、使用者自身がどのような種類の精油を使用してしまうかわからなくなることがあり、使い勝手が悪かった。 【0005】 本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、芳香性能を向上することができ、使い勝手が良い芳香装置を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0006】 本発明の上記目的は、以下の構成によって達成される。 (1)芳香成分を含む固形物を収容する芳香装置であって、前記固形物を内部に収容可能な空間を有する収容ケースと、該固形物を挿入する開口に取り付ける蓋部とで構成される収容体と、前記収容体に取り付けられた装着手段とを備え、前記収容体の少なくとも一部が、前記空間と該収容体の外部とを通気するように網目状に形成されていることを特徴とする芳香装置。 (2)前記装着手段が、使用者の首に吊り掛けることが可能な紐部材であることを特徴とする上記(1)に記載の芳香装置。 (3)前記装着手段が、使用者の手首または腕に装着することが可能なベルト状部材であることを特徴とする上記(1)に記載の芳香装置。 (4)前記装着手段が、携帯電話に装着することが可能なストラップ部材またはストラップ以外の部材、あるいは胸ポケットや胸元に取り付け可能な部材であることを特徴とする上記(1)に記載の芳香装置。 (5)前記収容ケースの少なくとも一部が、外部から空間内を視認できるように透明又は半透明な材料から構成されていることを特徴とする上記(1)から(4)のいずれか1つに記載の芳香装置。 (6)前記固形物が、前記芳香成分を含むグミ状であることを特徴とする上記(1)から(5)のいずれか1つに記載の芳香装置。 (7)前記芳香成分が精油であることを特徴とする上記(1)から(6)のいずれか1つに記載の芳香装置。 【0007】 本発明の芳香装置は、芳香成分を含む固形物を収容する収容体の少なくとも一部が網目状に形成されているため、収容体内部で揮発する芳香成分を網目状の部位を通して外部に揮散させることができる。 芳香装置を使用する際には、収容体に予め芳香成分を含んだ固形物を挿入すればよく、従来のように精油を注ぎ込むといった煩雑な作業を行う必要がなく、取り扱いやすい。 また、収容体に単一又は複数の開口を形成する構成にくらべて、網目状に形成することで、揮散させる芳香成分の芳香量を多くすることができ、芳香性能を十分に確保することができる。 さらに、使用者は、網目状の部位から収容体の内部を外見で判別することができ、蓋部を閉じたままの状態で収容体に固形物が収容されているか否かを判別できるため、使い勝手が良い。 【発明の効果】 【0008】 本発明によれば、芳香性能を向上することができ、使い勝手が良い芳香装置を提供できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0009】 以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。 図1は、本発明の芳香装置の第1実施形態の構成を説明する図である。図2は、第1実施形態の芳香装置の別の状態を示す図である。図3は、第1実施形態の芳香装置の使用手順を説明する図である。図4は、第1実施形態の芳香装置の使用形態の一例を示す図である。 【0010】 最初に、第1実施形態の芳香装置の構成を説明する。 芳香装置10は、芳香成分を含む固形物Aを収容する構造である。芳香装置10は、固形物Aを内部に収容可能な空間Sを有する収容ケース12と、固形物を挿入する開口16に取り付ける蓋部13とで構成される収容体11を備えている。芳香成分及び固形物Aについては、後述する。 【0011】 本実施形態の収容体11は、収容ケース12及び蓋部13がそれぞれ半球形状に形成されている。収容ケース12の内側の、蓋部13側の縁部にはねじ溝12aが形成されている。また、蓋部13外側の収容ケース12側の縁部にはねじ溝13aが形成されている。図2に示すように、収容ケース12と蓋部13とは、それぞれのねじ溝12a,13aによって螺合することで、略球形状の収容体11を構成する。収容ケース12と蓋部13とを組み合わせる構成としては、両者を確実に組み合わせることができれば、ねじ溝12a,13aによって螺合させる構成に限定されない。例えば、収容ケース12と蓋部13のうち一方に係合突起を設けて他方に嵌め合わせる構成としてもよい。 【0012】 蓋部13の外側面の上部には連結冶具14が形成され、連結冶具14には、連結孔14aが開口されている。 【0013】 連結冶具14の連結孔14aには、装着手段である長尺の紐部材15が挿通されている。 【0014】 紐部材15の材料としては、連結冶具14に連結させた状態を維持できれば特に限定されず、金属,合成繊維,木材,布,ゴムなどを使用することができる。 また、紐部材15の形状としては、直線状、チェーン状、三つ編等に編み合わせた形状などとすることができる。 さらに、紐部材15は、複数の紐部材から形成されていてもよい。 【0015】 紐部材15は、使用する形態に応じて長尺方向に所定の長さを有している。紐部材15には、その長さを調節できるように、例えば、ベルトと該ベルトを留めるバックルを有していてもよく、紐部材15の一部を残りの他の部位に係止させて保持する係止部が設けられている構成としてもよい。 【0016】 本実施形態では、収容ケース12及び蓋部13が、空間Sと収容体11の外部とを通気できるように網目状に形成されている。ここで、収容ケース12及び蓋部13の全部が網目状に形成されていてもよく、または、収容ケース12及び蓋部13の少なくとも一部が網目状に形成されていてもよい。 【0017】 収容ケース12及び蓋部13の材料は、その少なくとも一部を網目状に形成することができれば特に限定されず、例えば、合成樹脂,金属,木,布,紙,ゴムなどを使用することができる。 【0018】 網目の形状としては、収容体11の内部の固形物の芳香を妨げることなく且つ外部より視認することができる範囲で任意に設計することができ、例えば、網目の形状を六角形,四角形,三角形等の多角形や、円形や、文字又は記号を模った形状などとすることができる。 【0019】 収容体11の形状は、本実施形態の球体状に限定されず、内部に固形物を収容可能であれば、例えば、立方体、直方体、円筒体、角筒体、三角錐、円錐、文字や記号を模った形体、あるいはこれらを組み合わせた形体とすることができる。 【0020】 収容体11に形成する網目状の面積は、収容体11の全表面積に対して、10%以上100%以下の範囲とすることが好ましい。また、開口率では全表面積の10%以上90%以下の範囲にすることが好ましい。こうすることで、芳香装置10の周囲の雰囲気に、収容体11の内部に収容された固形物から揮発する芳香を効率良く揮散することができる。 【0021】 次に、本実施形態の芳香装置10の使用手順を説明する。 図3に示すように、使用前において収容ケース12から蓋部13と取り外した状態で、収容ケース12の開口16から固形物Aを入れる。この際、芳香、形状の異なる、複数の芳香固形物を入れてもよい。その後、収容ケース12に蓋部13を取り付ける。そして、図4に示すように、使用者Hが首に紐部材15を吊り掛ける。 【0022】 使用者Hの体温によって収容体11の内部に収容された固形物Aから芳香が揮発し、収容体11に形成された網目状の部位を通過し、芳香装置10の外部に芳香が揮散する。こうすることで、使用者Hの周囲の雰囲気に芳香を揮散させることができる。 【0023】 次に、本発明にかかる芳香成分について説明する。 芳香成分としては、例えば、精油、精油に含まれる有効成分、合成香料、動物性香料、これらの有効成分や単体化合物などが好適に挙げられ、精油または精油に含まれる有効成分が好ましい。 【0024】 本発明に使用する精油としては、例えば、イランイラン精油、ゼラニウム精油、ラベンダー精油、ジャスミン精油、カモミール精油、ラベンティン精油、ヒソップ精油、ローズ精油、ネロリ精油、シダーウッド精油、ユーカリ精油、サイプレス精油、ヒノキ精油、サンダルウッド精油、ジュニパー精油、ティートリー精油、パイン精油、パチュリ精油、オレンジ精油、グレープフルーツ精油、ライム精油、レモングラス精油、レモン精油、シトロネラ精油、ベルガモット精油、ペパーミント精油、ローズマリー精油、クラリセージ精油、クローブ精油、タイム精油、フェンネル精油、マジョラム精油、メリッサ精油、ローズウッド精油、バジル精油、バテ精油、シナモン精油等の天然の精油が挙げられる。このなかでも特に、イランイラン精油、ゼラニウム精油、シダーウッド精油、ユーカリ精油、サイプレス精油、オレンジ精油、グレープフルーツ精油、ライム精油、ペパーミント精油、ローズマリー精油が好ましい。また、これらの精油を複数組み合わせて用いてもよい。 【0025】 精油の有効成分としては、例えば、リナロール、酢酸リナリル、1‐リモネン、1‐メントール、α‐ピネン、β‐ピネン、シトラール、シネオール、d‐カンファー、チモール、オイゲノール、ケイヒアルデヒド、カマズレン、ツヤノール‐4、ボルネオール、α‐テルピネオール、β‐テルピネオール、テルピネノール‐4、ゲラニオール、ネロール、α‐サンタロールβ‐サンタロール、カロトール、セドロール、ビリジフロロール、スクラレオール、サフロール、アピオール、ミリスチシン、メチルカビコール、アネトール、スクラレオールオキサイド、マノイルオキサイド、シトロネラールなどが挙げられる。また、これらの有効成分を複数組み合わせて用いてもよい。 【0026】 固形物Aは、芳香成分を含んでいる。固形物Aにおける芳香成分の含有量は、適宜調整できるが、0.1〜80質量%が好ましく、1〜70質量%がより好ましく、5〜60質量%が特に好ましい。 【0027】 固形物Aは、流動性を有しないものであって、収容体11の網目状の部位からこぼれ出ることがないものであれば特に限定されない。固形物Aの形態としては、グミ状、粒状、カプセル状、シート状、固体状などである。固体物Aの形状は、収容体11に収容することができれば特に限定されず、例えば、立方体形、直方体形、三角錐形、円錐形、球形、文字や記号を模った形状、またはこれらを組み合わせた形状とすることができる。 【0028】 ここで、グミ状とは、一定形状を有しており、かつ、ある程度の弾力を有するものをいう。グミ状のものとしては、添加物を適宜調整することで可食性を有していてもよい。こうするこで、誤って食しても使用者に害となることを防止できる。また、予め所定の味の添加物によって適宜調整することで、芳香成分として使用するとともに、使用中及び使用後において使用者が意図的に食することも可能である。 【0029】 グミ状の固形物Aとしては、芳香成分を含有した液体にゼラチン物質を浸して、該ゼラチン物質に所定量の芳香成分を予め含有させたものがある。 また、ゲル化作用のある高分子を含有した溶液に、所定量の芳香成分を乳化分散し、ゲル化させたものが挙げられる。ゲル化作用のある高分子としては、ゼラチン、カラギーナン、寒天、ペクチンが挙げられる。これらの組み合わせでもよい。高分子の含有量は、5〜25質量%が好ましく、7〜23質量%がより好ましく、10〜20質量%が特に好ましい。乳化分散の方法は、特に限定されないが、超音波分散、ホモジナイザー分散が挙げられる。 また、ゼラチンを使用したカプセル内に芳香成分を閉じ込めた構造も挙げられる。カプセル状の場合、セルフカット型カプセルなどが、好適に用いられる。 【0030】 また、所定の着色物を混ぜ合わせてゼラチン物質に色を付けてもよい。こうすることで、着色されたグミ状の固形物Aを製造することができる。着色物として、顔料、染料が挙げられる。 【0031】 シート状の固形物Aとしては、例えば、少なくとも1層の芳香成分含有層を有するシートを用いることができる。また、シートには、芳香成分含有層に積層された少なくとも1層の芳香成分透過層が形成されていてもよい。 【0032】 固体状の固形物Aとしては、芳香成分を含有した固形の物体を用いることができ、固形の物体としては、布、木材、合成樹脂、無機多孔質などを用いることができる。あらかじめ芳香成分を含有したものを成型してもよいし、成型後に芳香成分を含有した液体に浸して芳香成分を含有させてもよい。 【0033】 芳香成分を含有した固形物Aを保存する場合には、図3に示すように、保存容器1に収容して保存することができる。保存容器1には、収容した固形物Aを外部の大気から密閉するため真空チャックなどの密閉シール部1aが形成されていることが好ましい。 【0034】 保存容器1の材質は、固形物Aの芳香成分を遮蔽することができれば特に限定されないが、ポリエステルフイルム、ポリエチレンフイルム、ポリプロピレンフイルム、アルミニウムフイルムなどを袋状に加工した袋や容器が、好適に使用される。また、これらを組み合わせた多層フイルムを加工した袋や容器が好適に使用される。 【0035】 図5に、本発明にかかる芳香装置の第2実施形態を示す。なお、以下に説明する実施形態において、すでに説明した部材などと同等な構成・作用を有する部材等については、図中に同一符号又は相当符号を付すことにより、説明を簡略化或いは省略する。 【0036】 本実施形態の芳香装置20は、収容体21を構成する収容ケース22が、透明又は半透明の材料で構成されている。また、収容ケース22のうち少なくとも一部が透明又は半透明の材料で構成されていてもよい。 【0037】 ここで、透明又は半透明の材料は、収容体21の内部を外部から視認することができれば特に限定されず、例えば、ガラス、合成繊維などを用いることができる。また、透明又は半透明の材料の色は、収容体21の内部の固形物Aを外部から視認することができれば特に限定されず、無色、または、任意の色とすることができる。 【0038】 本実施形態の芳香装置20は、収容体21を構成する収容ケース22の少なくとも一部が透明又は半透明な材料で構成されていることため、使用者が、収容体21の蓋部13を閉じた状態で、収容体21の内部に収容された固形物Aを透明又は半透明な材料で構成された部位を通して視認することができる。 【0039】 図6に、本発明にかかる芳香装置の第3実施形態を示す。図6(a)は、本実施形態の芳香装置を示す斜視図である。図6(b)は、図6(a)を上面から視た状態を示す図である。 【0040】 本実施形態の芳香装置30は、略円筒形状を有する収容ケース32と、該収容ケース32の端面に着脱可能な蓋部33とからなる略円筒形状の収容体31を備えている。 【0041】 収容体31の蓋部33には、連結冶具34が形成され、連結冶具34に形成された連結孔34aに装着手段として機能する紐部材35が挿通されている。連結冶具34、紐部材35は、上記実施形態と同様のものとすることができる。 【0042】 収容ケース32の側面が網目状に形成されており、収容体31の内部の空間と該収容体31の外部とを通気させることができる構成である。なお、収容ケース32の側面のうち少なくとも一部が網目状に形成されていてもよい。また、蓋部33の少なくとも一部が網目状に形成されていてもよい。 【0043】 図7に、本発明にかかる芳香装置の第4実施形態を示す。図7(a)は、本実施形態の芳香装置を示す斜視図である。図7(b)は、図7(a)を上面から視た状態を示す図である。 【0044】 芳香装置40は、略三角錐形状を有する収容ケース42と、該収容ケース42の頂点部近傍に着脱可能な蓋部43とからなる略三角錐形状の収容体41を備えている。 【0045】 収容体41の蓋部43には、連結冶具44が形成され、連結冶具44に形成された連結孔44aに装着手段として機能する紐部材45が挿通されている。連結冶具44、紐部材45は、上記実施形態と同様のものとすることができる。 【0046】 収容ケース42の側面が網目状に形成されており、収容体41の内部の空間と該収容体41の外部とを通気させることができる構成である。なお、収容ケース42の側面のうち少なくとも一部が網目状に形成されていてもよい。また、蓋部43の少なくとも一部が網目状に形成されていてもよい。 【0047】 図8、9に、本発明にかかる芳香装置の第5実施形態を示す。図8は、本実施形態の芳香装置を示す図である。図9は、本実施形態の芳香装置の使用例を説明する図である。 【0048】 本実施形態の芳香装置50は、携帯電話Pに装着して使用することができる構成である。芳香装置50の基本的な構成は、上記実施形態のものと同じである。しかし、芳香装置50は、収容体51に、装着手段として機能するストラップ部材55が連結されている。ストラップ部材55の一部には、携帯電話Pに装着するための取付部55aが形成されている。 【0049】 図8では、収容体51として第1実施形態の構成としたが、ストラップ部材55を取り付けられれば、収容体51の形状は特に限定されず、例えば、第3,4実施形態のように略円筒形状や三角錐形状としてもよい。 【0050】 ストラップ部材55の材料としては、特に限定されないが、合成繊維、布、ゴム、木材、金属、またはこれらの組合わせからなるものを用いることができる。 【0051】 図10、11に、本発明にかかる芳香装置の第6実施形態を示す。図10は、本実施形態の芳香装置を示す図である。図11は、本実施形態の芳香装置の使用例を説明する図である。 【0052】 本実施形態の芳香装置60は、使用者の手首または腕に装着して使用することができる構成である。芳香装置60の基本的な構成は、上記実施形態のものと同じである。芳香装置60は、収容体61に、装着手段として機能するベルト状部材65が連結されている。ベルト状部材65の一部には、図示しないバックル等のベルト留め冶具が形成されていてもよい。 【0053】 図10では、収容体61として第1実施形態と同じ構成としたが、ベルト状部材65を取り付けられれば、収容体61の形状は特に限定されず、例えば、第3,4実施形態のように略円筒形状や三角錐形状としてもよい。 【0054】 ベルト状部材65の材料としては、特に限定されないが、合成繊維、布、ゴム、木材、金属、またはこれらの組合わせからなるものを用いることができる。 【0055】 本発明にかかる芳香装置は、装着手段が収容体の一部に形成された安全ピンなどであってもよく、例えば該安全ピンを使用者の衣服の胸ポケットや胸元などにつけることで装着可能なブローチ型としてもよい。 【0056】 本発明の芳香装置は、芳香成分を含む固形物を収容する収容体の少なくとも一部が網目状に形成されているため、収容体内部で揮発する芳香成分を網目状の部位を通して外部に揮散させることができる。 芳香装置を使用する際には、収容体に予め芳香成分を含んだ固形物を挿入すればよく、従来のように精油を注ぎ込むといった煩雑な作業を行う必要がなく、取り扱いやすい。 また、収容体に単一又は複数の開口を形成する構成にくらべて、網目状に形成することで、揮散させる芳香成分の芳香量を多くすることができ、芳香性能を十分に確保することができる。 さらに、使用者は、網目状の部位から収容体の内部を外見で判別することができ、蓋部を閉じたままの状態で収容体に固形物が収容されているか否かを判別できるため、使い勝手が良い。 【0057】 なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜な変形、改良などが可能である。 【図面の簡単な説明】 【0058】 【図1】本発明の芳香装置の第1実施形態の構成を説明する図である。 【図2】第1実施形態の芳香装置の別の状態を示す図である。 【図3】第1実施形態の芳香装置の使用手順を説明する図である。 【図4】第1実施形態の芳香装置の使用形態の一例を示す図である。 【図5】本発明にかかる芳香装置の第2実施形態を示す。 【図6】本発明にかかる芳香装置の第3実施形態を示す。 【図7】本発明にかかる芳香装置の第4実施形態を示す。 【図8】本発明にかかる芳香装置の第5実施形態を示す図である。 【図9】第5実施形態の芳香装置の使用例を説明する図である。 【図10】本発明にかかる芳香装置の第6実施形態を示す図である。 【図11】第6実施形態の芳香装置の使用例を説明する図である。 【図12】従来の芳香装置の構成を説明する図である。 【符号の説明】 【0059】 10,20,30,40,50,60 芳香装置 11,21,31,41,51,61 収容体 15,35,45,55,65 装着手段 A 固形物
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| 【出願人】 |
【識別番号】306037311 【氏名又は名称】富士フイルム株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年9月7日(2006.9.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100115107 【弁理士】 【氏名又は名称】高松 猛
【識別番号】100132986 【弁理士】 【氏名又は名称】矢澤 清純
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| 【公開番号】 |
特開2008−61813(P2008−61813A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月21日(2008.3.21) |
| 【出願番号】 |
特願2006−242803(P2006−242803) |
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