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【発明の名称】 ヘアドライヤー及びヘアドライヤー用支持具
【発明者】 【氏名】今野 邦彦

【要約】 【課題】両手を使用して髪を手櫛して短時間で乾燥できるヘアドライヤーを提供する。

【構成】ハンドル部に吸盤を設け、鏡に着脱自在に取り付け可能にする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハンドル部に吸盤を設け、鏡に着脱自在に取り付け可能なヘアドライヤー
【請求項2】
本体ケースとハンドル部の連結部に枠体を取り付け、前記枠体を介してハンドル部に吸盤を設けたことを特徴とする請求項1記載のヘアドライヤー
【請求項3】
吸盤はハンドル部に基板を介して設け、ハンドル部と基板をバンドで結束且締着したことを特徴とする請求項1記載のヘアドライヤー
【請求項4】
吸盤を設けた枠体に、ハンドル部を着脱自在に装着可能としたヘアドライヤー用支持具
【請求項5】
枠体が、一部分を縦方向に切り欠いて空間部を形成したことを特徴とする請求項4記載のヘアドライヤー用支持具
【請求項6】
枠体の断面が円形形状である請求項4又は5項記載いずれか一項記載のヘアドライヤー用支持具
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、両手を使つて髪を乾燥することができるよう鏡に取り付け可能なヘアドライヤーに関する。また、ヘアドライヤーを装着して使用し、同じく両手を使つて髪を乾燥することができるよう鏡に取り付け可能なヘアドライヤー用支持具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近時、清潔志向が広がり、朝から毛髪をシヤンプーする、所謂朝シヤンをする若者が増えている。ところが、出勤や登校までの短い時間でシヤンプー、整髪、食事をしなければならず、時間がかかる髪の乾燥は、例えば気温の高い間は扇風機を利用し、強風を送り、両手で手櫛をして髪を掻き分けながら髪の根元などの風の届きにくい部分も短時間で乾燥させることができる。しかし気温が低い時期に冷風で頭部を冷やすと風邪の原因となるため、時間がかかつてもヘアドライヤーで温風を送り、片手で手櫛をして髪を乾燥している。ヘアドライヤーには、こうした両手で髪を掻き分けながら短時間で髪を乾燥できるようにしたものとして、置き台に載置し、ハンドフリーで使用できる専用置き台付ヘアドライヤーが知られていなる。(例えば、非特許文献1参照)
【0003】
以下、図7により従来のヘアドライヤーについて説明する。図において、21は置き台で上部を凹状部を形成した円錐台形状で、前記凹状部にヘアドライヤーの吸込口の一部を嵌合してヘアドライヤー1を傾斜して載置し、温風が吹出し口3から斜め上方に吹出すようにしている。
【0004】
【非特許文献1】松下電器産業株式会社リーフレツト2006年6月発行
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
清潔志向は、これからも高まる傾向にあり、特に汗臭い毛髪や寝癖のついた毛髪は気になるもので、朝シヤンをする人は増加する一方なので、忙しい朝の時間帯、少しでも短時間で且温風で毛髪を乾燥できるようにし、しかも毛髪の状態を見ながら乾燥できるものが要望されている。従来知られている専用置き台付ヘアドライヤーは、両手且短時間で毛髪を乾燥させることはできるが、頭部を下げて乾燥させるため鏡で毛髪を見ながら行うことはできなかつた。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、鏡を見ながら、両手で髪を手櫛して髪の根元などの温風が届きにくい部分へも速やかに温風を送り、短時間で毛髪全体を乾燥させることができるヘアドライヤーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために請求項1に記載のヘアドライヤーは、ハンドル部に吸盤を設け、鏡に着脱自在に取り付け可能としたものである。
【0008】
請求項2のものは、請求項1記載のヘアドライヤーにおいて、本体とハンドル部の連結部に枠体を取り付け、前記枠体を介して吸盤を設けたものである。
【0009】
請求項3のものは、請求項1記載のヘアドライヤーにおいて、吸盤はハンドル部に基板を介して設け、ハンドル部と基板をバンドで結束且締着したことにある。
【0010】
次に、請求項4のものは、吸盤を設けた枠体にハンドル部が着脱自在に装着可能にしたものである。
【0011】
請求項5のものは、請求項4記載のヘアドライヤーにおいて、枠体が一部を縦方向に切り欠いて空間部を形成したものである。
【0012】
請求項6のものは、請求項4又は5記載のヘアドライヤーのおいて、枠体の断面が円形形状を形成したものである。
【0013】
上記解決手段による作用は次ぎの通りである。請求項1及び2記載のものは、使用する者の頭髪の位置に合わせて鏡面の適宜の場所に吸盤の吸着部を吸着させて取り付ける。この場合、吹出し口から吹出す温風は、頭部の斜め上方から吹出すようにすると鏡を見ながら毛髪を乾燥させることができる。また片手でヘアドライヤーを保持して整髪する場合は、吸着を解いて取り外して使用することができる。
【0014】
請求項3記載のものは、基板に設けた吸盤の吸着部を鏡面に吸着して取り付け、基板とハンドル部をバンドで締着しているので、取り外す場合は、バンドの締着を外してヘアドライヤーを分離できる。またバンドの使用により、ハンドル部の形状が大小多様なものでも取り付けることが可能になつている。
【0015】
請求項4記載のものは、枠体の内側にハンドル部を装着し、枠体でヘアドライヤーを支持して使用することができる。ヘアドライヤーを鏡面から外して使用する場合は、枠体からハンドル部とコードを抜くか、吸盤の吸着を外して使用する。
【0016】
請求項5及び6記載のものは、枠体の一部を切り欠いて形成した空間部からヘアドライヤーのコードを通し、枠体の上方からハンドル部を挿入して装着する。常時、枠体を鏡面に取り付けた状態にしておけば、ヘアドライヤーの着脱は、コードを空間部から着脱できるようにしたため、一動作、短時間で容易に行うことができる。
【発明の効果】
【0017】
上述したように本発明のヘアドライヤーは、鏡に取り付けることにより、鏡を見ながら空いた両手で髪を手櫛して、温風を毛髪の根元隅々まで送ることができるので、短時間で乾燥させることが可能になると同時に、癖毛等髪の状態を逐一チエツクしながら乾燥できる。本発明に係るヘアドライヤー用支持具にヘアドライヤーを装着して使用する場合の効果も、同様である。さらに両手を使用できるので短時間で整髪できるという効果を発揮するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図6に基づいて説明する。
【0019】
図1においては、1はヘアドライヤーで、本体ケース2の前側を吹出し口3、後側は吸込み口4を形成し、本体ケース2とハンドル部5は回動自在にビスネジ6で連結している。ハンドル部5の後部側の上下適宜の位置に貫通孔7を穿設し吸盤8の頭部9を嵌着している。吸盤8を鏡10の表面に吸着させて所望する位置に取り付けることができる。
【0020】
図2においては、11は枠体でコ字形状を形成し、両側面に取付孔12を穿設し、ビスネジ6で本体ケース2とハンドル部5の連結部に取り付けている。後部側面には貫通孔13を穿設し、吸盤8の頭部9を嵌着している。
【0021】
図3においては、14は長方形板状の基板で上下の適宜の位置に取付孔15を穿設し吸盤8の頭部9を嵌着している。16はバンドでフツクとループの機能を備えた面ファスナーで自由自在に締着することができ、基板14はハンドル部5に捲着且締着している。
【0022】
図4においては、17は枠体で中空な四角形状を形成し、後部側面に穿設した貫通孔13に吸盤8の頭部9を嵌着している。枠体17の上方から枠体17の内側にコード19とハンドル部5を通して装着し、鏡10にヘアドライヤー1を取り付けている。
【0023】
図5においては、枠体17の前方側面を縦方向に切り欠いて空間部18としている。ヘアドライヤーを装着する場合は、コード19を空間部18を通し枠体17の内部に入れ、枠体17上方から枠体17内部へハンドル部5を挿通して装着する。
【0024】
図6においては、枠体17は断面円形形状の丸棒で形成している。枠体17の前方側は空間部18を形成しコード19を通すようにしている。後方側は、適宜の間隔で配設したニ個の吸盤8頭部9に形成した挿通孔20に枠体17を挿通して回動自在に取り付けている。また枠体17に吸盤8を取り付ける部分は、ハンドル部5を装着する部分より幅広に形成している。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の実施の形態1を示す部分断面図を含む側面図
【図2】本発明の実施の形態2を示す部分断面図を含む側面図とイ−イ間A−A矢視図
【図3】本発明の実施の形態3を示す部分断面図を含む側面図
【図4】本発明の実施の形態4を示す側面図
【図5】本発明の実施の形態5を示す側面図とB−B矢視図
【図6】本発明の実施の形態6を示す側面図とC−C矢視図
【図7】従来のヘアドライヤーを示す参考図
【符号の説明】
【0026】
1 ヘアドライヤー 9 頭部 16 バンド
2 本体ケース 10 鏡 17 枠体
5 ハンドル部 11 枠体 18 空間部
8 吸盤 14 基板
【出願人】 【識別番号】501319645
【氏名又は名称】今野 邦彦
【出願日】 平成18年8月17日(2006.8.17)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−43536(P2008−43536A)
【公開日】 平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願番号】 特願2006−222231(P2006−222231)