| 【発明の名称】 |
2段パビリオン装飾用ダイヤモンド |
| 【発明者】 |
【氏名】松村 保
【氏名】川淵 良範
【氏名】伊藤 明
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| 【要約】 |
【課題】ダイヤモンドをテーブルファセット上及びクラウン面上から観察した際に、極めて明るく、反射パターン数の多い2段パビリオン装飾用ダイヤモンドを提供する。
【構成】ラウンドブリリアントカットと同じクラウンを持ち、そのパビリオンが水平分断平面で分けられた第一と第二パビリオン132,142とを持つ。第二パビリオン142は八角錐体であって、その側面が第二パビリオンメインファセット146となる。第一パビリオン132は、水平分断平面に頂面を置く截頭十六角錐体で、その側面が第一ロワーガードルファセット138となる。第一パビリオンメインファセット136がガードル120から第一ロワーガードルファセット138間を通って第二パビリオンメインファセット146間に延びている。2段パビリオン装飾用ダイヤモンドは従来のラウンドブリリアントカットよりも極めてよく輝き、2倍の反射パターン数を持つ。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上部外周で囲まれた上部水平断面と、下部外周で囲まれ上部水平断面と平行な下部水平断面とを持っている円あるいは多角形をしたガードルと、 ガードル上部水平断面の上に、ガードルから上を向いて形成されたほぼ截頭多角錐体をしているとともに截頭多角錐体の頂面を形成している正八角形のテーブルファセットを持つクラウンと、 ガードル下部水平断面の下にガードルから下に向いて形成され底頂点を持つほぼ多角錐体をしたパビリオンとを有するダイヤモンドのカットデザインで、 多角錐体パビリオンの底頂点からテーブルファセット中心を通る直線をZ軸、 そのZ軸を含みテーブルファセットの8頂点それぞれを通る平面を第一平面、 第一平面の1つがガードル下部外周と交わる点を通りZ軸に垂直な直線をX軸、 Z軸とX軸とに垂直な第一平面がガードル下部外周と交わる点を通りZ軸とX軸とに垂直な直線をY軸、 Z軸を含み、隣り合う2つの第一平面が挟む角を2等分する平面を第二平面としたときに、 前記クラウンは、前記テーブルファセットとともに8個のベーゼルファセットと8個のスターファセットと16個のアッパーガードルファセットとを有し、 各ベーゼルファセットは、テーブルファセットの頂点と、その頂点を通る第一平面がガードル上部外周と交わる点とを、対頂点とする四辺形平面であって、その四辺形平面は他の2つの対頂点それぞれを隣にある第二平面それぞれの上に持って、隣にあるベーゼルファセットと前記他の2つの対頂点のうち1頂点を共有しており、 各スターファセットは、テーブルファセットの1辺を底辺として、その底辺の両端それぞれを頂点とする隣接する2個のベーゼルファセットが共有している頂点とで形成された二等辺三角形であり、 各アッパーガードルファセットは、ベーゼルファセットそれぞれが持つ辺のうちガードル上部外周と一端で交わっている1辺と、その辺の他端を通る第二平面がガードル上部外周と交わる点とで形成される三角形であり、 パビリオンは、ガードル下部水平断面に平行な水平分断平面で分けられた第一パビリオンと第二パビリオンとからなり、 第一パビリオンは、8個の第一パビリオンメインファセットと16個の第一ロワーガードルファセットとを有し、 各第一パビリオンメインファセットは、第一平面がガードル下部外周と交わる点を1頂点として、第一平面から同じ距離にある水平分断平面上の2点を対頂点として、第一平面上に他の頂点を持つ、第一平面に垂直な四辺形平面で、 各第一ロワーガードルファセットは、ガードル下部水平断面と水平分断平面とに挟まれているとともに、第一パビリオンメインファセットのガードル下部外周上にある頂点と水平分断平面上の1頂点とを結ぶ辺を第一パビリオンメインファセットと共有して、その辺と第二平面とに挟まれている四辺形平面である、 第二パビリオンは、8個の第二パビリオンメインファセットを有し、 各第二パビリオンメインファセットは、隣接する2つの第一平面で挟まれており、その2つの第一平面それぞれと交わっている隣接する2つの第一パビリオンメインファセットそれぞれが第一平面上に持つ前記他の頂点と底頂点とを結ぶ2つの辺と、隣接する前記2つの第一パビリオンメインファセットそれぞれと共有する、前記他の頂点と水平分断平面に持つ頂点とを結ぶ2つの辺と、隣接する前記2つの第一パビリオンメインファセットに挟まれた2つの第一ロワーガードルファセットそれぞれが水平分断平面に持つ頂点とその2つの第一ロワーガードルファセットが共有する第二平面上の頂点とを結ぶ2つの辺とで囲まれた六辺形平面である、 そして、第一パビリオンメインファセットとガードル下部断面間にある第一パビリオン角(p1)が40〜46°で、 第一パビリオン角(p1)を横軸にとり、ベーゼルファセットとガードル下部水平断面間にあるクラウン角(c)を縦軸にとったグラフにおいて、(p1、c)が(40、29.6)と(43、14.4)を結ぶ直線と(43、14.4)と(46、14.4)を結ぶ直線との2直線と、(40、36.3)と(43、23.3)を結ぶ直線と、(43、23.3)と(46、17.8)を結ぶ直線との2直線に挟まれた領域にあるクラウン角(c)を持つとともに、 第一パビリオン角(p1)を横軸にとり、第二パビリオンメインファセットとガードル下部水平断面間にある第二パビリオン角(p2)を縦軸にとったグラフにおいて、(p1、p2)が(40、35.7)と(44、37.55)を結ぶ直線と(44、37.55)と(46、37.3)を結ぶ直線との2直線と、(40、39.35)と(46、39.35)である2点を結ぶ直線とに挟まれた領域にある第二パビリオン角(p2)を持ち、 ガードル下部外周がX軸と交わる点のX軸座標を2.0としたときに、X軸上にあるテーブルファセットの正八角形頂点のX軸座標(del)が0.9〜1.2である 2段パビリオン装飾用ダイヤモンド。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は装飾用ダイヤモンドのカットデザインに関し、特にダイヤモンドを観察する人がより美しいと感じる新規なカットデザインに関するものである。 【背景技術】 【0002】 ダイヤモンドを装飾に用いるためカットをして、輝いたダイヤモンドおよび装身具を得るために、58面体を持つラウンドブリリアントカット装飾用ダイヤモンドおよび装身具を得ている。 【0003】 ラウンドブリリアントカット装飾用ダイヤモンドの輝きを増すデザインとして数学者トルコフスキーが提唱し理想的だとされているカットは、パビリオン角40.75度、クラウン角34.50度、テーブル径がガードル径対比53%である。それを発展させたデザインとしてGIA(Gemological Institute of Americaの略)システムと呼ばれているものがある。 【0004】 装飾用ダイヤモンドの輝きを増すカットについて本発明者等は検討を行い、ラウンドブリリアントカットダイヤモンドをテーブルファセット上から観察したときに、クラウン面に入射してクラウン面から出射する光と、テーブルファセットに入射してクラウン面から出射する光と、クラウン面に入射してテーブルファセットから出射する光とが同時に観察できるカットデザインとして、パビリオン角pを45°以下で37.5°以上とするとともに、 クラウン角(c)を−3.5×p+163.6≧c≧−3.8333×p+174.232 を満足する範囲にあるものを、特許文献1において提案している。その中心値はパビリオン角pが38.5°、クラウン角(c)が27.92°である。テーブルファセットの輝きとともにクラウン面の輝きをラウンドブリリアントカットダイヤモンドでは重視しているために、テーブルファセットの直径はガードル直径対比で40〜60%であり、本発明者らが上で提案したダイヤモンドにおいては33〜60%である。 【0005】 装飾用ダイヤモンドの輝きは、外部からダイヤモンド内に光が入射してその入射した光がダイヤモンド内で反射して観察者に検知される。ダイヤモンドの輝きの大きさは、その反射光の量によって決まる。反射光の量は通常物理的反射光量で評価されている。 【0006】 しかし、人間の知覚は物理的反射光量によって決まるものではない。ダイヤモンドを観察した人が美しいと感じるためには、人の感じる光の量、すなわち生理的あるいは心理的な視知覚反射光の量が多い必要がある。人が知覚する光の量に関して、フェヒナーの法則とスチーブンスの法則がある(非特許文献1参照)。フェヒナーの法則では視知覚光の量を物理的光量の対数としている。光源を点光源と見なしてスチーブンスの法則を適用すると、物理的光量の平方根が視知覚光の量となる。フェヒナー及びスチーブンスのどちらの法則に基づくにしても定量的には異なるが、多くの結論は同じでおおむね誤りはないと思われる。そこで、発明者らはダイヤモンドの反射光量の評価のために、スチーブンスの法則に基づき、視知覚光の量を求めて、それが反射光の時には視知覚反射光の量として、ダイヤモンドの輝きを評価することにした。ダイヤモンドからの反射光の量は照明条件で異なるが、実際的な条件として一様な輝度の平面光源からの入射光のうち観察する人に遮られてしまう入射光と十分遠方から来る入射光を除いて、残りの入射光による反射光を用いて有効視知覚反射光の量を評価することを特許文献2で提案し、有効視知覚反射光の量を大きくすることのできるブリリアントカットダイヤモンドのデザインをそのなかで提案した。 【特許文献1】日本特許第3,643,541号 【特許文献2】特開2003‐310318号公報 【非特許文献1】松田隆夫著培風館発行「視知覚」2000年版10〜12ページ 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 ダイヤモンドのラウンドブリリアントカットデザインを変形して有効視知覚反射光の量を更に大きくすることを検討することによって本発明を完成した。そこで、本発明の目的とするところは、ダイヤモンドをテーブルファセット上及びクラウン面上から観察した際に、極めて明るく感じるとともに、反射パターン数の多い2段パビリオンを持った装飾用ダイヤモンドを提供するものである。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本発明による2段パビリオン装飾用ダイヤモンドは、上部外周で囲まれた上部水平断面と、下部外周で囲まれ上部水平断面と平行な下部水平断面とを持っている円あるいは多角形をしたガードルと、 ガードル上部水平断面の上に、ガードルから上を向いて形成されたほぼ截頭多角錐体をしているとともに截頭多角錐体の頂面を形成している正八角形のテーブルファセットを持つクラウンと、 ガードル下部水平断面の下にガードルから下に向いて形成され底頂点を持つほぼ多角錐体をしたパビリオンとを有するもので、 パビリオンは、ガードル下部水平断面に平行な水平分断平面で分けられた第一パビリオンと第二パビリオンとからなる。なお、第一パビリオンと第二パビリオンの間にファセットのような面がある訳ではなく、本発明では説明の便宜のために第一のパビリオンと第二パビリオンとを分けている水平平面を「水平分断平面」と呼ぶ。 【0009】 クラウンは、テーブルファセットとともに8個のベーゼルファセットと8個のスターファセットと16個のアッパーガードルファセットとを有する。第一パビリオンは、8個の第一パビリオンメインファセットと16個の第一ロワーガードルファセットとを有する。第二パビリオンは、8個の第二パビリオンメインファセットを有する。 【0010】 本発明のダイヤモンドで、多角錐体パビリオンの底頂点からテーブルファセット中心を通る直線をZ軸、 そのZ軸を含みテーブルファセットの8頂点それぞれを通る平面を第一平面、 第一平面の1つがガードル下部外周と交わる点を通りZ軸に垂直な直線をX軸、 Z軸とX軸とに垂直な第一平面がガードル下部外周と交わる点を通りZ軸とX軸とに垂直な直線をY軸、そして Z軸を含み、隣り合う2つの第一平面が挟む角を2等分する平面を第二平面とする。 【0011】 クラウンで、各ベーゼルファセットは、テーブルファセットの頂点と、その頂点を通る第一平面がガードル上部外周と交わる点とを、対頂点とする四辺形平面であって、その四辺形平面は他の2つの対頂点それぞれを隣にある第二平面それぞれの上に持って、隣にあるベーゼルファセットと前記他の2つの対頂点のうち1つの頂点を共有している。各スターファセットは、テーブルファセットの1辺を底辺として、その底辺の両端それぞれを頂点とする隣接する2個のベーゼルファセットが共有している頂点とで形成された二等辺三角形である。各アッパーガードルファセットは、ベーゼルファセットそれぞれが持つ辺のうちガードル上部外周と一端で交わっている1辺と、その辺の他端を通る第二平面がガードル上部外周と交わる点とで形成される三角形である。 【0012】 第二パビリオンは、底頂点と水平分断平面との間にあり、底頂点を通る稜線を各第一平面に持つ八角錐体であって、八角錐体の各側面が第二パビリオンメインファセットを形成する。第一パビリオンは、ガードル下部外周と水平分断平面との間にあって、各第一平面と各第二平面とに稜線を持つ截頭十六角錐体であって、截頭十六角錐体の各側面が第一ロワーガードルファセットを形成する。第一パビリオンメインファセットは、第一平面がガードル下部外周と交差した点を1頂点として、第一平面に垂直でガードル下部水平断面と所定の角度(後で説明する「第一パビリオン角」に相当する。)を持つ四辺形平面で、それは第二パビリオンに延びて隣接する2つの第二パビリオンメインファセット間の稜線上に他の1頂点と、別の他の2頂点を水平分断平面に持ち、これら2頂点は第一平面から同じ距離にある。第一パビリオンメインファセットは第二パビリオンに延びて、第二パビリオンの八角錐体の各側面の一部を削り、第二パビリオンの八角錐体の各側面から第二パビリオンメインファセットを形成し、第一パビリオンの截頭十六面錐体の各側面の一部を削って、第一パビリオンの截頭十六面錐体の各側面から第一ロワーガードルファセットを形成する。また、第二パビリオンメインファセットは第一パビリオンに延びて、隣接する2つの第一ガードルファセット間の稜線上に1頂点を持つので、第一パビリオンの截頭十六面錐体の各側面は更に第二パビリオンメインファセットによって削られて第一ロワーガードルファセットとなる。 【0013】 そこで、第一パビリオンで、各第一パビリオンメインファセットは、第一平面がガードル下部外周と交わる点を1頂点として、その第一平面から同じ距離にある水平分断平面上の2点を対頂点として、第一平面上に他の頂点を持つ、第一平面に垂直な四辺形平面である。各第一ロワーガードルファセットは、ガードル下部水平断面と水平分断平面とに挟まれているとともに、第一パビリオンメインファセットのガードル下部外周上にある頂点と水平分断平面上の1頂点とを結ぶ辺を第一パビリオンメインファセットと共有して、その辺と第二平面とに挟まれている四辺形平面であると言うことができる。 【0014】 第二パビリオンで、各第二パビリオンメインファセットは、隣接する2つの第一平面で挟まれており、その2つの第一平面それぞれと交わっている隣接する2つの第一パビリオンメインファセットそれぞれが第一平面上に持つ前記他の頂点と底頂点とを結ぶ2つの辺と、隣接する前記2つの第一パビリオンメインファセットそれぞれと共有する、前記他の頂点と水平分断平面に持つ頂点とを結ぶ2つの辺と、隣接する前記2つの第一パビリオンメインファセットに挟まれた2つの第一ロワーガードルファセットそれぞれが水平分断平面に持つ頂点とその2つの第一ロワーガードルファセットが共有する第二平面上の頂点とを結ぶ2つの辺とで囲まれた六辺形平面である言うことができる。 【0015】 そして、本発明の2段パビリオン装飾用ダイヤモンドで、第一パビリオンメインファセットとガードル下部水平断面間にある第一パビリオン角(p1)が40〜46°で、第一パビリオン角(p1)を横軸にとり、ベーゼルファセットとガードル下部水平断面間にあるクラウン角(c)を縦軸にとったグラフにおいて、(p1、c)が(40、29.6)と(43、14.4)を結ぶ直線と(43、14.4)と(46、14.4)を結ぶ直線との2直線と、(40、36.3)と(43、23.3)を結ぶ直線と(43、23.3)と(46、17.8)を結ぶ直線との2直線とに挟まれた領域にあるクラウン角(c)を持つとともに、 第一パビリオン角(p1)を横軸にとり、第二パビリオンメインファセットとガードル下部水平断面間にある第二パビリオン角(p2)を縦軸にとったグラフにおいて、(p1、p2)が(40、35.7)と(44、37.55)を結ぶ直線と(44、37.55)と(46、37.3)を結ぶ直線との2直線と、(40、39.35)と(46、39.35)である2点を結ぶ直線とに挟まれた領域にある第二パビリオン角(p2)を持つ。 【0016】 ガードル下部外周がX軸と交わる点のX軸座標を2.0としたときに、X軸上にあるテーブルファセットの正八角形頂点のX軸座標(del)が0.9〜1.2である。 【発明の効果】 【0017】 本発明の2段パビリオン装飾用ダイヤモンドの反射評価指数は、エクセレントグレードのラウンドブリリアントカットダイヤモンドの反射評価指数400よりもはるかに大きい。 【0018】 また、本発明の2段パビリオン装飾用ダイヤモンドの反射パターン数は、エクセレントグレードのラウンドブリリアントカットダイヤモンドの反射パターン数67の2倍に近く、発明者らが提案したラウンドブリリアントカットダイヤモンドの反射パターン数85よりも大きい。 【0019】 このように、本発明の2段パビリオン装飾用ダイヤモンドは反射光の輝きが従来のものよりも大きいだけでなく、反射パターン数においても多いので、装飾用として優れている。 【発明を実施するための最良の形態】 【0020】 2段パビリオンを持ったダイヤモンドの構造 本発明による2段パビリオンを持ったダイヤモンド100の外観図を図1〜図3に、その断面説明図を図4と図5に示していて、図1は平面図、図2は側面図、図3は底面図である。ここでダイヤモンド100の上面は正八角形のテーブルファセット112であり、ガードル120は円あるいは多角形をしており、ガードル上部外周122で囲まれた上部水平断面124と、ガードル下部外周126で囲まれた上部水平断面124に平行な下部水平断面128との間にある。ガードル上部水平断面124の上部にガードル120から上を向いて形成された略截頭多角錐体をしたクラウン110があり、正八角形テーブルファセット112が截頭多角錐体の頂面を形成している。ガードル下部水平断面128の下部にガードル120から下を向いて形成された略八角錐体をしたパビリオン130があり、その中心底頂点Gにキューレットと呼ばれている部分がある。クラウン110の外周には通常8個のベーゼルファセット114があり、テーブル外辺とベーゼルファセット114との間に8個のスターファセット116が形成されていて、ガードル120とベーゼルファセット114との間に16個のアッパーガードルファセット118が形成されている。パビリオン130はその高さのほぼ中間に、ガードル下部水平断面128に平行な水平分断平面134を持ち、それによってパビリオン130は水平分断平面134より上にある第一パビリオン132と、水平分断平面134より下にある第二パビリオン142とに分けられている。第一パビリオン132の外周には8個の第一パビリオンメインファセット136が形成されているとともに、2個の第一パビリオンメインファセット136の間にそれぞれ2個、合計で16個の第一ロワーガードルファセット138が形成されている。ガードル120の外面はテーブルファセット112に垂直となっている。そして、第二パビリオン142はその外周に8個の第二パビリオンメインファセット146を有する。 【0021】 八角錐体パビリオン130の底頂点Gからテーブルファセット中心を通る直線をZ軸、Z軸を含みテーブルファセットの各八角形頂点を通る平面を第一平面102、そしてZ軸を通り、隣り合う2つの第一平面102が挟む角を2等分する平面を第二平面104と呼ぶ。 【0022】 説明上の理由から図1〜図5に示すようにダイヤモンド100内に直交座標軸(右手系)を取って、そのZ軸を八角錐体パビリオン底頂点Gからテーブルファセット中心を通る上に述べた直線(Z軸)と一致させる。第一平面102の1つがガードル下部外周126と交わる点を通りZ軸に垂直な直線をX軸、Z軸とX軸とに垂直な直線をY軸とする。X軸、Y軸及びZ軸の原点Oがガードル下部水平断面128の中心となる。ダイヤモンド100はZ軸の周りに8回対称であり、Z軸はテーブルファセット112、ガードル上部水平断面124、ガードル下部水平断面128及びパビリオン水平分断平面134に垂直である。なお、図4ではY軸は原点Oから紙面の裏側に向いているので示されていない。 【0023】 第一平面はZX面とYZ面と、それらの面をZ軸の周りに45°ずつ回転させて得られる面で、図1と図3では102として示している。第二平面は第一平面102をZ軸の周りに22.5°回転させて得られる面で、図1と図3では104として示している。 【0024】 図1を参照して、各ベーゼルファセット114は、正八角形テーブルファセット112の1つの頂点(例えば図1のA)と、その頂点Aを通る第一平面102(例えばZX面)がガードル上部外周122と交わる点Bとを、対頂点とする四辺形平面であって、その四辺形平面は他の2つの対頂点C,Dそれぞれを隣にある第二平面104それぞれの上に持って、隣にあるベーゼルファセット114と頂点C又はDを共有している。各スターファセット116は、正八角形テーブルファセット112の1辺AA′と、その辺の両端AとA′それぞれを1頂点とする2個のベーゼルファセット114が共有している頂点Cとによって形成される三角形AA′Cである。各アッパーガードルファセット118は、ベーゼルファセット114それぞれが持つ辺のうちガードル上部外周122と交わっている1辺(例えばCB)と、その辺の他端Cを通る第二平面104がガードル上部外周122と交わる点Eとで形成される平面である。 【0025】 図2と図3を参照して、第一パビリオン132の各第一パビリオンメインファセット136は、第一平面102(例えばZX面)がガードル下部外周126と交わる点Fに頂点を持ち、第一平面102から同じ距離にある水平分断平面の2点KとK′を対頂点として、第一平面に他の頂点Hを持つ第一平面に垂直な四辺形平面FKHK′である。各第一ロワーガードルファセット138は、隣接する第一平面102と第二平面104とで挟まれたガードル下部外周126の部分FJと、その第一平面102上に頂点Fを持つ第一パビリオンメインファセット136の辺FKと、第二平面104がガードル下部外周126と交わる点Jを通り隣接する第一ロワーガードルファセットと共有する第二平面104上の辺JLとで囲まれた四辺形平面FJLKである。第一パビリオン132は、ガードル下部断面128と水平分断平面134とに挟まれたパビリオン130の部分であるが、各第一パビリオンメインファセット136が水平分断平面134を通って底頂点Gに向かって突出している。第一パビリオン132はその外周面を8個の第一パビリオンメインファセット136と16個の第一ロワーガードルファセット138とで構成している。第一パビリオンメインファセット136の水平分断平面134から底頂点Gに向かって突出している部分を除いて考えると、第一パビリオン132は水平分断平面134に頂面を持ち、ガードル下部断面138を底面とする截頭十六角錐体と考えることができ、截頭十六角錐体の各側面が第一ロワーガードルファセット138に対応して、各側面の一部が第一パビリオンメインファセット136と、第二パビリオンメインファセット146の延びた部分とによって取り除かれたものが第一ロワーガードルファセット138となっている。 【0026】 第二パビリオン142で、各第二パビリオンメインファセット146は、パビリオン底頂点Gに頂点を持ち、隣接する2つの第一平面102上の2辺GHとGH′、隣接する2つの第一パビリオンメインファセット136の辺HKと辺H′K″、及び隣接する2つの第一パビリオンメインファセット136で挟まれた2つの第一ロワーガードルファセット138それぞれが水平分断平面134上に持つ頂点KとK″とその2つ第一ロワーガードルファセット138が共有する第二平面上の頂点Lとを結ぶ辺KLと辺K″Lとで囲まれた六辺形平面GHKLK″H′である。第二パビリオン142は水平分断平面134とパビリオン底頂点Gとの間にあるパビリオン130の部分であるが、各第二パビリオンメインファセット146が水平分断平面134を通ってガードル120に向かって突出している。第二パビリオン142はその外周面を8個の第二パビリオンメインファセット146で構成している。第一パビリオンメインファセット136が水平分断平面134を通って底頂点Gに向かって突出している部分と第二パビリオンメインファセット146が水平分断平面134を通ってガードル120に向かって突出している部分とを除いて考えると、第二パビリオン142は底頂点Gを頂点として水平分断平面134上に底面を持つ八角錐体と考えることができ、八角錐体の各側面が第二パビリオンメインファセット146に対応していて、各側面の一部が第一パビリオンメインファセット136によって取り除かれたものが第二パビリオンメインファセット146である。 【0027】 ベーゼルファセット114それぞれと、第一パビリオンメインファセット136それぞれは、隣り合う2つの第二平面104で挟まれている。第一パビリオンメインファセット136が隣り合う2つの第二平面104間にあり、第一平面102に垂直になっている。隣り合う2つのアッパーガードルファセット118の共通辺CEと、隣り合う2つの第一ロワーガードルファセット138の共通辺LJとが第二平面104上にある。隣り合う2つの第一平面102によって、各スターファセット116と、辺CEを共有する2つのアッパーガードルファセット118と、辺LJを共有する2つの第一ロワーガードルファセット138とが挟まれている。これら2つのアッパーガードルファセット118とこれら2つの第一ロワーガードルファセット138とはガードル120を挟んでほぼ対向する位置にある。 【0028】 また第一平面102それぞれが、各ベーゼルファセット114の中央と、各第一パビリオンメインファセット136の中央を分断している。そのために、各ベーゼルファセット114は、各第一パビリオンメインファセット136とガードル120を挟んでほぼ対向している。 【0029】 以下の説明において、ガードル半径を基準として、ダイヤモンドの各部の寸法を表す。すなわち、ガードル下部外周126がX軸と交わる点のX軸座標を2.0としたときの各部のX軸座標で示す。ガードル高さ(h)はガードル120のZ軸方向の寸法であって、ガードル半径を2.0としたときの値で表す。 【0030】 図4に示すZX面における断面図及び図5に示す第二平面104における断面図で図1〜図3と同じ部分は同じ参照符号を用いて示している。ここで、クラウン110のベーゼルファセット114がガードル下部水平断面128(XY面)となす角度、すなわちクラウン角をcと示し、第一パビリオン132の第一パビリオンメインファセット136がガードル下部水平断面128(XY面)となす角度、すなわち第一パビリオン角をp1と示している。また、第二パビリオン142の第二パビリオンメインファセット146がガードル下部水平断面128(XY面)となす角度、すなわち第二パビリオン角をp2と示している。本明細書では、クラウンにあるベーゼルファセット、スターファセット、アッパーガードルファセットをまとめてクラウン面、パビリオンにある第一及び第二パビリオンメインファセット、及び第一ロワーガードルファセットをまとめてパビリオン面と呼ぶことがある。 【0031】 ガードル高さ(h)、テーブル半径(del)、スターファセット先端までの距離(fx)、第二パビリオンに延びた第一パビリオンメインファセット下部頂点までの距離(Gd)、パビリオンの水平分断平面の位置(ax)は、図1、図3、図4及び図5に示すように、それぞれのX軸座標で示している。テーブル半径(del)は、図1に示すようにX軸上にあるテーブルファセット112の正八角形頂点AのX軸座標であり、0.9〜1.2の範囲にあるのが好ましい。テーブル半径が0.9よりも小さいと、第一パビリオンで反射した光がテーブルファセットに直接に届きにくくなりテーブルファセットが暗くなる。反対にテーブル半径が1.2よりも大きいと、クラウン面が暗くなる。また、テーブル半径が0.9〜1.2の範囲の外になると、反射パターン数が少なくなる。そこでテーブル半径(del)が0.9〜1.2であることが好ましい。スターファセット先端までの距離(fx)は、X軸を含む第一平面と交差しているベーゼルファセット114が隣接するベーゼルファセット114と共有している頂点C(またはD)のX軸座標でZ軸からスターファセット先端までの距離のZX面への投影である。第二パビリオン142に延びた第一パビリオンメインファセット下部頂点までの距離(Gd)は第一パビリオンメインファセット136のパビリオン底頂点G側にある頂点HのX軸座標である。またパビリオン130を第一パビリオン132と第二パビリオン142とに分けている水平分断平面134の場所を表すために、水平分断平面の外周辺と、X軸を含む第一平面との交点のX軸座標(ax)を用いている。 【0032】 ダイヤモンドの大きさ(サイズ)を規定するのに、テーブル半径、パビリオン角及びクラウン角の他に、クラウン高さ、パビリオン深さ、トータル深さが用いられることもあるが、これらはテーブル半径、第一パビリオン角(p1)、第二パビリオン角(p2)およびクラウン角(c)が与えられれば一意的に決まるので本明細書では言及しない。 【0033】 反射評価指数の導入 以下の検討において、ダイヤモンドのZ軸が鉛直になるようにダイヤモンドを設けて、水平の天井に一様に分布した光源からの光で照射してダイヤモンドをそのZ軸上から観察する。Z軸に関して20°未満の角度でダイヤモンドのテーブルファセット、クラウン面に入射する光は観察する人に遮られる確率が高い。また、Z軸に関して45°よりも大きな角度で入射する光は距離による減衰で照度が低い上に障害物によって遮られる確率が大きいので、反射に対する寄与が少ない。そこで入射光のZ軸に関する入射角度に応じて寄与率を考慮して反射パターンの光量を求める。 【0034】 人の視知覚は小さな光点の強さを刺激量として感じる。従って物理的に求めた反射パターンの光の量も刺激として感じる視知覚量に換算する必要がある。スチーブンスの法則によれば、小光点の場合人に感じる刺激強さとしての視知覚量は物理的光の量の平方根に比例する。 【0035】 この法則を適用し、美的に知覚し得る最小物理的反射光量を単位として、その倍数として表した反射パターン毎の光の量の平方根を求め、その総和を反射評価指数とする。なお、物理的反射光量を求める際に、ダイヤモンドの半径を200等分したメッシュに切って、寄与率を加味した反射光の量をメッシュ毎に求め、同一パターンについて加えた和をそのパターンの物理的反射光の量とする。ダイヤモンドは半径数mm程度なので、各メッシュは数百μm2となる。人が識別できる大きさを勘案して100メッシュ以上の面積をもったパターンのみについて視知覚量を計算して、その総和を反射評価指数とした。 【0036】 すなわち、反射評価指数=Σ{(100メッシュ以上のパターン毎についての寄与率を考慮した物理的反射光量)/知覚しうる最小物理的反射光の量の単位}1/2とした。なお、ここでΣは反射パターンについての総和である。 【0037】 反射評価指数 本発明の2段パビリオン装飾用ダイヤモンドで、ガードル半径:2.0、テーブル半径(八角形頂点までの半径)(del):1.0としたときに、第一パビリオン角(p1)を40°、41°、42°、43°、44°、45°、46°としたもので、クラウン角(c)を14°から37°まで変えて反射評価指数を求めて、反射評価指数のクラウン角(c)に対する関係を、第一パビリオン角(p1)をパラメータとして図8にグラフで示した。図8から明らかなように、第一パビリオン角(p1):40°において反射評価指数が430を超えるクラウン角範囲は29.6〜36.3°、第一パビリオン角(p1):41°において反射評価指数が430を超えるクラウン角範囲は24.4〜34°、第一パビリオン角(p1):42°において反射評価指数が430を超えるクラウン角範囲は17〜28.6°、第一パビリオン角(p1):43°において反射評価指数が430を超えるクラウン角範囲は14.4〜23.3°、第一パビリオン角(p1):44°において反射評価指数が430を超えるクラウン角範囲は14.2〜22.3°、第一パビリオン角(p1):45°において反射評価指数が430を超えるクラウン角範囲は14.2〜20.8°、第一パビリオン角(p1):46°において反射評価指数が430を超えるクラウン角範囲は14.4〜17.8°である。反射評価指数が430を超えるクラウン角(c)の範囲を第一パビリオン角(p1)に対してグラフに表したものが図6である。第一パビリオン角(p1)とクラウン角(c)との領域は、第一パビリオン角(p1)が範囲40〜47°にあって、図6に示すグラフの上で(p1、c)の座標で(40、29.6)と(43、14.4)を結ぶ直線と(43、14.4)と(46、14.4)を結ぶ直線との2直線と、(40、36.3)と(43、23.3)を結ぶ直線と(43、23.3)と(46、17.8)を結ぶ直線との2直線とに挟まれていることが判る。図6に示すように、反射評価指数が430を超える好ましいクラウン角の範囲は第一パビリオン角の値によって変わることがわかる。 【0038】 次に、本発明の2段パビリオン装飾用ダイヤモンドで、ガードル半径:2.0、テーブル半径(del):1.0としたときに、第一パビリオン角(p1)を40°、41°、42°、43°、44°、45°、46°としたもので、第二パビリオン角(p2)を35°から40°まで変えて反射評価指数を求めて、反射評価指数の第二パビリオン角(p2)に対する関係を、第一パビリオン角(p1)をパラメータとして図9にグラフで示した。図9から明らかなように、第一パビリオン角(p1):40°において反射評価指数が430を超える第二パビリオン角範囲は35.7〜39.35°、第一パビリオン角(p1):41°において反射評価指数が430を超える第二パビリオン角範囲は36〜39.8°、第一パビリオン角(p1):42°において反射評価指数が430を超える第二パビリオン角範囲は36.2〜39.4°、第一パビリオン角(p1):43°において反射評価指数が430を超える第二パビリオン角範囲は36.65〜39.85°、第一パビリオン角(p1):44°において反射評価指数が430を超える第二パビリオン角範囲は37.55〜39.8°、第一パビリオン角(p1):45°において反射評価指数が430を超える第二パビリオン角範囲は37.45〜39.6°、第一パビリオン角(p1):46°において反射評価指数が430を超える第二パビリオン角範囲は37.3〜39.35°である。反射評価指数が430を超える第二パビリオン角(p2)の範囲を第一パビリオン角(p1)に対してグラフに表したのが図7である。第一パビリオン角(p1)と第二パビリオン角(p2)との領域は、第一パビリオン角(p1)が40〜46°にあって、図7に示すグラフの上で(p1、p2)の座標で、(40、35.7)と(44、37.55)を結ぶ直線と(44、37.55)と(46、37.3)を結ぶ直線との2直線よりも上で、(40、39.35)と(46、39.35)を結ぶ直線よりも下にあることが判る。 【0039】 なお、従来のエクセレントグレードラウンドブリリアントカットダイヤモンドで、パビリオン角:41.4°、クラウン角:32.8°、ガードル半径:2.0、テーブル半径(del):1.14、スターファセット先端距離(fx):1.454、ロワーガードルファセット下部先端距離(Gd):0.4、ガードル高さ(h):0.12としたときに、反射評価指数を求めると370であり、エクセレントグレードブリリアントカットダイヤモンドでは最高でも400を超えることがない。図8と図9で示したように、本発明の2段パビリオン装飾用ダイヤモンドでは第一パビリオン角40〜46°の範囲で反射評価指数が430を超えている。図8と図9とには実線で従来例の反射評価指数レベル:400を表し、種々の条件による余裕を見てそれよりも高い430を本発明の下限反射評価指数として破線で表している。第一パビリオン角と第二パビリオン角とクラウン角とを適当な組み合わせにして反射評価指数を430より高くするには、第一パビリオン角40〜46°の範囲で第二パビリオン角とクラウン角とを図6と図7に示す領域内の値にする必要がある。 【0040】 反射パターン数 本発明の2段パビリオン装飾用ダイヤモンドで、第一パビリオン角:43°、第二パビリオン角:39°、クラウン角:20°、ガードル半径:2.0、テーブル半径(del):1.0としたときの100メッシュ以上の面積をもった反射パターンをX軸とY軸とに挟まれたテーブルファセットとクラウン面とに描いたものを図10に示す。その反射パターン数は117個であった。上で説明した従来のエクセレントグレードラウンドブリリアントカットダイヤモンドで、100メッシュ以上の面積をもった反射パターンをX軸とY軸とに挟まれたテーブルファセットとクラウン面とに描いたものを図11に示す。その反射パターン数は67個であった。また、上で説明したパラメータを持った本発明者らが特許文献1で提案したラウンドブリリアントカットダイヤモンドで、100メッシュ以上の面積をもった反射パターンをX軸とY軸とに挟まれたテーブルファセットとクラウン面とに描いたものを図12に示す。その反射パターン数は85個であった。 【0041】 このように、本発明の2段パビリオン装飾用ダイヤモンドは反射パターン数が、従来のエクセレントグレードラウンドブリリアントカットダイヤモンドの場合の2倍近くになっており、また発明者らの前に提案したブリリアントカットの1.2倍となっている。そのために本発明の2段パビリオン装飾用ダイヤモンドは装飾用として優れている。 【図面の簡単な説明】 【0042】 【図1】本発明による2段パビリオン装飾用ダイヤモンドの平面図である。 【図2】本発明による2段パビリオン装飾用ダイヤモンドの側面図である。 【図3】本発明による2段パビリオン装飾用ダイヤモンドの底面図である。 【図4】図1、図2及び図3に示す2段パビリオン装飾用ダイヤモンドのZX面における説明断面図である。 【図5】図1、図2及び図3に示す2段パビリオン装飾用ダイヤモンドの第二平面における説明断面図である。 【図6】本発明による2段パビリオン装飾用ダイヤモンドのクラウン角と第一パビリオン角との領域を示す、第一パビリオン角を横軸にクラウン角を縦軸にしたグラフである。 【図7】本発明による2段パビリオン装飾用ダイヤモンドの第二パビリオン角と第一パビリオン角との領域を示す、第一パビリオン角を横軸に第二パビリオン角を縦軸にしたグラフである。 【図8】本発明による2段パビリオン装飾用ダイヤモンドの反射評価指数とクラウン角との関係を、第一パビリオン角をパラメータとして示すグラフである。 【図9】本発明による2段パビリオン装飾用ダイヤモンドの反射評価指数と第二パビリオン角との関係を、第一パビリオン角をパラメータとして示すグラフである。 【図10】本発明による2段パビリオン装飾用ダイヤモンドの反射パターンを示す図である。 【図11】従来のエクセレントグレードラウンドブリリアントカットダイヤモンドの反射パターンを示す図である。 【図12】発明者らが特許文献1で前に提案したラウンドブリリアントカットダイヤモンドの反射パターンを示す図である。 【符号の説明】 【0043】 100 ダイヤモンド 102 第一平面 104 第二平面 110 クラウン 112 テーブルファセット 114 ベーゼルファセット 116 スターファセット 118 アッパーガードルファセット 120 ガードル 122 上部外周 124 上部水平断面 126 下部外周 128 下部水平断面 130 パビリオン 132 第一パビリオン 134 水平分断平面 136 第一パビリオンメインファセット 138 第一ロワーガードルファセット 142 第二パビリオン 146 第二パビリオンメインファセット
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| 【出願人】 |
【識別番号】500038064 【氏名又は名称】株式会社ほほえみブレインズ
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| 【出願日】 |
平成18年7月14日(2006.7.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074848 【弁理士】 【氏名又は名称】森田 寛
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| 【公開番号】 |
特開2008−18121(P2008−18121A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月31日(2008.1.31) |
| 【出願番号】 |
特願2006−193682(P2006−193682) |
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