| 【発明の名称】 |
袋状収納耳あて付き帽子 |
| 【発明者】 |
【氏名】石井 秀樹
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| 【要約】 |
【課題】簡便な帽子であって防寒用の耳あてが装備されており、使用しないときには折り畳んで内側に収納できる形式であって必要なときには本格的な防寒機能を果たせる防寒用の袋状収納耳あて付き帽子を提供する。
【構成】帽子の両サイドに耳あて部が装着された防寒用帽子であって、耳あて部が不使用時に帽子の内側に折り畳めるように帽子の両側の側縁に内折れ可能に装着されているとともに、耳あて部に使い捨て式の小型カイロを挿入出来るように両方の耳あて部が二重の収納袋部に形成されている構成である。さらに、収納袋部は、上部に開口が設けられ、該開口には開閉用のスライドファスナが装着されている構成である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 帽子の両サイドに耳あて部が装着された防寒用帽子において、耳あて部が不使用時に帽子の内側に折り畳めるように帽子の両側の側縁に内折れ可能に装着されているとともに、耳あて部に使い捨て式の小型カイロを挿入出来るように両方の耳あて部が二重の収納袋部に形成されていることを特徴とする袋状収納耳あて部付き帽子 【請求項2】 前記収納袋部は、上部に開口が設けられ、該開口には開閉用のスライドファスナが装着されていることを特徴とする請求項1記載の袋状収納耳あて付き帽子 【請求項3】 前記袋状収納耳あて部は、耳あて部を不使用時に帽子内に折り畳んで使用する際にスライドファスナのスライダおよびプルタブ(引き手)が直接頭皮に当接しないように袋状収納耳あて付部の後端部に被覆片が設けられていることを特徴とする請求項1記載の袋状収納耳あて付き帽子 【請求項4】 前記袋状収納耳あて部は、使用時に風が脇からはいるのを防ぐ為に、後頭部を通って両側の袋状収納耳あて部を連結するゴムで結合固定されていることを特徴とする請求項1記載の袋状収納耳あて付き帽子 【請求項5】 前記袋状収納耳あて付き帽子は、袋状収納部と被覆片を構成する素材が、帽子本体を構成する素材と同一の素材で構成されていることを特徴とする請求項1記載の袋状収納耳あて付き帽子 【請求項6】 前記袋状収納耳あて付き帽子は、耳から後ろ襟首までを覆う後頭部のカバー部が帽子の周縁に装着されている帽子の耳あて部を袋状収納耳あてとすることを特徴とする請求項1記載の袋状収納耳あて付き帽子 【請求項7】 前記袋状収納耳あて付き帽子は、耳から後ろ襟首までを覆う後頭部のカバー部が不使用時に、帽子の外周縁に折り畳まれる形式の帽子、または折り畳んで帽子のクラウンの頂上で結ばれる形式の帽子の耳あて部を袋状収納耳あてとすることを特徴とする請求項1記載の袋状収納耳あて付き帽子
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、袋状収納耳あて付き帽子に関し、特に耳あて部を袋状の収納袋部に形成し、耳あて部の収納袋部に使い捨ての小型カイロを挿入収納し防寒用の帽子として使用できる袋状収納耳あて付き帽子に関する。 【背景技術】 【0002】 従来の帽子は、防寒用のものであっても、折り畳み式の耳あてがあったりなかったりしており、例え取り付けてあっても、毛やボアを使用しているものは数が少なく、形式的には布が耳を覆ってはいるが、実際の極寒には耐えられる構造ではなかった。 日本ではあまり寒さが厳しくないので、形式的に耳あてが付加されているに過ぎないので、耳あて部分の生地が薄く実質的防寒になっていない傾向があった。気温差のある地域や、釣りのようなレジャーで長時間外出する場合には頭部とくに耳部分は長時間外気に晒されているので寒さに耐えられなくなる傾向にある。耳部分は突出しており、特に熱源もないので寒さが厳しい場合には時間の経過とともに寒さが身にしみる事になる。 そこで、使用しない場合に収納ができ、使用する場合には実質的に防寒になる耳あて付きの帽子の開発が期待されていた。また、装着可能な着脱自在な耳あては数多くあるが、使用しなくなった時に耳あて部が半端な荷物になり、突然使用したくなるような寒さになった場合を考え常に携帯していないと耳あて付き帽子である意味をなさないという煩わしさがあった。 【0003】 最近はファッション雑誌でもニットで編んだ耳あて付き帽子が流行しており、耳あて部から紐が縫い付けられており下あごで結ぶ形状の帽子が流行っている。下あごで耳あてを固定するためにゴムまたは紐を使用する事が多いが、使用しない時の収納が不便である点また下あごの位置での固定は煩わしいく、ゴムが伸びきった場合に帽子本体はまだ使用できるのに耳あては使用できなくなるといった難点が多く、下あごでの固定には難点があった。 ボアや毛が装着されていると寒さは凌げるが、ボアや毛があるものは日本の製品では少なかった。日本は全般に極寒の地ではないので耳あて部にボアや毛を使用することはなかった。 日本の気候では防寒帽を必要としなくなる温度となることも多く、寒くなったり暖かくなったりするので、便宜的に防寒用の装備があり、使用時には手間なく使え、使用しない時には収納ができる形式のものが望まれている。使用しない時に外折りにして帽子のトップで耳あてを固定する方法の帽子も数多いが不使用時に外観からは普通の帽子と変わらない状態で使用できる態様に出来る構成が望ましいという外見上の事情もある。 【0004】 従って、折り畳んで内側に収納できるファッショナブルな形式であってかつ本格的な防寒機能が備わった防寒用の帽子の開発が待たれていた。 【0005】 【特許文献1】特開平11−229223号 【特許文献2】特開2000−17512号 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 本発明は上記問題を解決するために、簡便な帽子であって防寒用の耳あてが装備されており、耳あては使用しないときには折り畳んで内側に収納できる形式であってかつ必要なときには本格的な防寒機能を果たせるように熱源の収納が可能なように袋状収納部を兼ねた耳あてが装備された防寒用の袋状収納耳あて付き帽子を提供することを目的としている。 【課題を解決するための手段】 【0007】 上記目的を達成するために本発明に係る袋状収納耳あて付き帽子は、帽子の両サイドに耳あて部が装着された防寒用帽子であって、耳あて部が不使用時に帽子の内側に折り畳めるように帽子の両側の側縁に内折れ可能に装着されているとともに、耳あて部に使い捨て式の小型カイロを挿入出来るように両方の耳あて部が二重の収納袋部に形成されている構成である。 さらに、前記収納袋部は、上部に開口が設けられ、該開口には開閉用のスライドファスナが装着されている構成である。 また、前記袋状収納耳あて部は、耳あて部を不使用時に帽子内に折り畳んで使用する際にスライドファスナのスライダおよびプルタブ(引き手)が直接頭皮に当接しないように袋状収納耳あて付部の後端部に被覆片が設けられている構成である。 【0008】 また、前記袋状収納耳あて部は、使用時に風が脇からはいるのを防ぐ為に、後頭部を通って両側の袋状収納耳あて部を連結するゴムで結合固定されている構成でもある。 さらに、前記袋状収納耳あて付き帽子は、袋状収納部と被覆片を構成する素材が、帽子本体を構成する素材と同一の素材でからなる構成でもある。 またさらに、前記袋状収納耳あて付き帽子は、耳から後ろ襟首までを覆う後頭部のカバー部が帽子の周縁に装着されている帽子の耳あて部を袋状収納耳あてとする構成であってもよい。 また、前記袋状収納耳あて付き帽子は、耳から後ろ襟首までを覆う後頭部のカバー部が不使用時に、帽子の外周縁に折り畳まれる形式の帽子、または折り畳んで帽子のクラウンの頂上で結ばれる形式の帽子の耳あて部を袋状収納耳あてとする構成である。 【発明の効果】 【0009】 本発明に係る袋状収納耳あて付き帽子は、上記の通りの構成であるので、以下のような効果がある。 1 従来の耳あてのある帽子のように耳部分を覆うので暖かである。また使い捨てカイロが耳あて部の収納袋部に封入される構成であるので、外部からの熱源により防寒効果が大変によい。また、カイロをはずし、耳あてを使用しないときは内側に折り畳んで使用することができるのでスマートでありかつ便利である。 2 収納袋部の上部の開口にスライドファスナが装備されているので開閉が自在であり、かつ、収容されている使い捨てカイロは転倒したり回転するようなことがあっても、どのような状態でも収納袋部から抜け出して落下することがない。 3 耳あて部を不使用時に帽子内に折り畳んで使用する際に被覆片があるのでスライドファスナのスライダおよび引き手(プルタブ)が直接頭皮に触れないので違和感がなく使用できる 【0010】 4 使用時に風が脇からはいるのを防ぐように、後頭部を通って両側の袋状収納耳あて部を連結するゴムで結合固定されている為、風が吹いても耳あてが耳からはなれてしまう事がないので防寒効果が非常に高い。 5 袋状収納部と被覆片を構成する素材と帽子本体を構成する素材と同一の素材で構成されており、見た目もデザイン面に関してもまとまりが良い。 6 耳から後ろ襟首までを覆う後頭部のカバー部が帽子の周縁に装着されている為、後頭部から熱が逃げるのを防ぐことが出来る。 7 耳から後ろ襟首までを覆う後頭部のカバー部も不使用時に内側に折り畳まれるので見栄えもよく、外観からは耳あて付き帽子である事がわからない構成になっている。 【発明を実施するための最良の形態】 【0011】 以下本発明に袋状収納耳あて付き帽子を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。 図1は袋状収納耳あて付き帽子の全体を示す斜視図であり、図2(a)は耳あて部の閉状態の平面図、図2(b)は耳あて部の開状態の平面図である。 袋状収納耳あて付き帽子10は、クラウン20と、つば30と、耳あて部40と、連結紐60とからなり、耳あて部には使い捨てカイロ70が封入される。 クラウン20には頭部が入り、クラウンの両サイドに耳あて部40が延設される。 つば30は、日よけのためのつばであり、図1に示す実施例では、野球帽型の前向きのつばに構成されているが、クラウンの周縁から円形に周囲に一様に延出したひさしの様な型であってもよい。 【0012】 耳あて部40は帽子の両サイドに2つ設けられクラウンの周縁からそれぞれ下方に延設されており、耳あて部40が不使用時には帽子の内側に折り畳めるように帽子の両側の側縁に内折れ可能に装着されている。内折れ可能な装着の形式は図示した形式には限定されないが、図面に示す実施例では、クラウンと耳あて部とを別体として構成し、折り曲げ可能なように縁取帯(バイアテープ)22によって縫合し結合した構成である。ただし、逢着または結合方法はこれに限定されるものではなく、クラウンと耳あて部とを別体に構成する形態に限定するものでもない。内側に折り曲げ可能な形式であれば、クラウンと耳あて部とが一体に形成されている形式であっても良い。 【0013】 図2(a)は耳あて部40の閉状態の平面図であり、(b)は耳あて部の開状態の平面図である。 耳あて部40は、使い捨て式の小型カイロ70を挿入出来るように二重の収納袋部に形成されている。収納袋部の上部には開口が設けられており開閉自在にするためにスライドファスナ44が装着された構成である。 【0014】 耳あて部40を使用しない場合は、耳あて部を帽子の内側に折り畳んで使用する。その際に、スライドファスナ44のスライダ46および引き手(ファスナーキーまたはプルタブ)48が内側に突出することになって異物感が残る。そこで、スライダ46および引き手(プルタブ)48が直接頭皮に当接しないように袋状収納耳あて付部の後端部に柔らかい素材で被覆片50を設けて接触を回避している。ここでは、スライダ46および引き手(プルタブ)48は金属製ではなく人工樹脂製を使用しているので、あまり冷たくなることはないが、内部に出来る凸部の異物感を取るために必要となる。被覆片50の形状は単にスライダ46および引き手(プルタブ)48が覆われる程度の幅を確保できれば十分である。 【0015】 開閉自在とする為の構造としては、スライドファスナ以外にもボタン等々の素材が考えられるが、スライドファスナに代えて、簡便な面状ファスナ(ベルクロテープまたはマジックテープ(登録商標))を装着することも考えられる。 【0016】 耳あて部40は、使用時に風が脇からはいるのを防ぐ為の連結帯となるゴム60が、後頭部を通って両側の袋状収納耳あて部を連結している。連結帯は伸縮性のある素材からなることが望ましいが、ゴムに限定されるものではない。 【0017】 この発明にかかる袋状収納耳あて付き帽子10は、全体として帽子本体の素材と同じ素材で袋状収納部40と被覆片50が作成されている。ただし、素材の種類は帽子本体と同一である必要はなく、毛またはボアの装着された耳あてであってもよい。 【0018】 また、耳から後ろ襟首までをすっぽりと覆う形の防寒帽子に本発明の袋状収納耳あてを装備することも可能である。ボアや毛の装着された本格的な防寒用の帽子であっても、熱源がないことはかわりがないので、本件発明の袋状収納部に使い捨ての小型カイロを装着することは、十分な暖房となるので、極寒の地にあっても十分使用可能である。 【0019】 また、従来の帽子に袋状収納耳あて付を付加することも可能である。 さらに、本格的な防寒用の帽子で、耳から後ろ襟首までを覆う後頭部のカバー部が不使用時に、帽子の外周縁に折り畳まれる形式の帽子であったり、または、折り畳んで帽子のクラウンの頂上で結ばれる形式の帽子の耳あて部を袋状収納耳あてとすることも可能である。 【図面の簡単な説明】 【0020】 【図1】本発明にかかる袋状収納耳あて付き帽子の斜視図 【図2】(a)耳あて部の閉状態の平面図 (b)耳あて部の開状態の平面図 【符号の説明】 【0021】 10 袋状収納耳あて付き帽子 20 クラウン 22 縁取帯(バイアステープ) 30 つば 40 耳あて部 44 スライドファスナ 46 スライダ 48 引き手(プルタブ) 50 被覆片 60 連結帯 70 使い捨てカイロ
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| 【出願人】 |
【識別番号】505376972 【氏名又は名称】株式会社 溪眠
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| 【出願日】 |
平成18年6月27日(2006.6.27) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074169 【弁理士】 【氏名又は名称】広瀬 文彦
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| 【公開番号】 |
特開2008−7864(P2008−7864A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月17日(2008.1.17) |
| 【出願番号】 |
特願2006−176382(P2006−176382) |
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