| 【発明の名称】 |
ヘルメット |
| 【発明者】 |
【氏名】住野 英生
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| 【要約】 |
【課題】軽量、かつ、クーリング効果が高く、幼児が成長しても十分なフィット性を得ることができるヘルメットを提供する。
【構成】頭の上部を覆う帽体Bと、前記帽体Bの内側の前面、後面および側面に複数に分割された内装パッド4とを備えたヘルメットにおいて、前記内装パッド4は緩衝材が不織布製の袋内に収容されてなり、前記帽体Bの内側の前面、後面および側面には、前記内装パッドの不織布に係合して前記内装パッドを保持する第1面ファスナが分割して配置されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 頭の上部を覆う帽体と、 前記帽体の内側の前面、後面および側面に複数に分割された内装パッドとを備えたヘルメットにおいて、 前記内装パッドは緩衝材が不織布製の袋内に収容されてなり、 前記帽体の内側の前面、後面および側面には、前記内装パッドの不織布に係合して前記内装パッドを保持する第1面ファスナが分割して配置されているヘルメット。 【請求項2】 請求項1において、前記帽体には前記帽体を貫通する複数の貫通孔が設けられ、前記複数の貫通孔のうち少なくとも1つの貫通孔には、帽体の内から外に突出する装着体が前記貫通孔を貫通して外方に突出しており、 前記装着体は前記帽体に着脱可能に設けられていると共に、前記装着体を取り外した状態では前記貫通孔が通気孔となるヘルメット。 【請求項3】 請求項2において、前記装着体は前記帽体外へ突出する突出部と、前記帽体内に収容され緩衝機能を持つ緩衝部とを備えてなるヘルメット。 【請求項4】 請求項3において、前記内装パッドおよび/または緩衝部はゲルを封入した不織布からなる袋体からなるヘルメット。 【請求項5】 請求項4において、前記ゲルの針入度が20〜200の範囲に設定されているヘルメット。 【請求項6】 請求項3において、前記内装パッドおよび/または緩衝部は木炭粉を封入した不織布からなる袋体からなるヘルメット。 【請求項7】 請求項6において、前記緩衝部の木炭粉が、廃棄木材を素材とした木炭を紛砕したものであるヘルメット。 【請求項8】 請求項4もしくは6において、前記帽体の内面における貫通孔の周囲には前記緩衝部を固定するための固定部材が設けられ、前記緩衝部の袋体が前記固定部材に固定されているヘルメット。 【請求項9】 請求項1もしくは3において、前記内装パッドもしくは緩衝部の頭部に接する不織布の表面に多数の凸部が形成されているヘルメット。 【請求項10】 請求項9において、前記内装パッドもしくは緩衝部の不織布の表面は、当該不織布に多数の凸部が賦形されているヘルメット。 【請求項11】 請求項1もしくは3において、前記不織布の面ファスナに係合する面は、前記不織布の頭部に接する面よりも毛羽立っていることを特徴とするヘルメット。 【請求項12】 請求項1において、前記帽体は頭の上部を覆う半球殻状の樹脂の非発泡体からなるシェルと、前記シェルの内側に設けられた半球殻状の樹脂の発泡体からなるライナとを備えたヘルメット。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、ヘルメットに係り、特に、幼児用のヘルメットに関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来より、ヘルメット着用時における頭部の冷却に関する提案が行われている(特許文献1および2)。 【特許文献1】実開平5−35825号公報(要約) 【特許文献2】特開2000−76223号公報(要約、図1) 【0003】 幼児は、成人に比べ代謝率が高く体温が高いため、ヘルメット内の温度が上昇し易い。また、転倒時などの衝撃吸収を十分に行うには、ヘルメットの内装材が頭部にフィットしている必要があるが、幼児は、成長に従い頭部が大きくなるので、成長に応じてヘルメットをフィットさせることは重要である。さらに、幼児は、成人に比して首の骨や頭蓋骨が弱いため、ヘルメットの軽量化も重要である。 【発明の開示】 【0004】 したがって、本発明の目的は、軽量、かつ、クーリング効果が高く、幼児が成長しても十分なフィット性を得ることができるヘルメットを提供することである。 【0005】 前記目的を達成するために、本発明のヘルメットは、頭の上部を覆う帽体と、前記帽体の内側の前面、後面および側面に複数に分割された内装パッドとを備えたヘルメットにおいて、前記内装パッドは緩衝材が不織布製の袋内に収容されてなり、前記帽体の内側の前面、後面および側面には、前記内装パッドの不織布に係合して前記内装パッドを保持する第1面ファスナが分割して配置されている。 【0006】 本発明によれば、内装パッドを面ファスナで着脱することができるので、幼児の成長に応じて内装パッドを取り換えることで、長期間に渡ってヘルメットを用いることができる。しかも、ヘルメットを幼児の頭部に十分にフィットさせることができるので、衝撃吸収能力が低下するおそれがない。 また、内装パッドを構成する不織布に面ファスナが係合するので、別途、雌面ファスナを必要としないのでコストダウンを図り得る。 さらに、面ファスナの多数のフックは緩衝材としても役立つため、緩衝材の量を軽減することができるから、大幅な軽量化を図り得る。 【0007】 本発明において、前記帽体には前記帽体を貫通する複数の貫通孔が設けられ、前記複数の貫通孔のうち少なくとも1つの貫通孔には、帽体の内から外に突出する装着体が前記貫通孔を貫通して外方に突出しており、前記装着体は前記帽体に着脱可能に設けられていると共に、前記装着体を取り外した状態では前記貫通孔が通気孔となるのが好ましい。 【0008】 この態様によれば、装着体を角や耳などの形状とすることにより、幼児がヘルメットの意匠を楽しむことができ、幼児がヘルメットを装着したがらないトラブルの防止に役立つ。 しかも、装着体を取り外すことにより、貫通孔が通気孔として役立つ。 【0009】 本発明において、前記装着体は前記帽体外へ突出する突出部と、前記帽体内に収容され緩衝機能を持つ緩衝部とを備えているのが好ましい。 この態様によれば、帽体内の緩衝部により、衝撃吸収能力がより一層向上する。 【0010】 本発明において、前記内装パッドおよび緩衝部は、ゲルを封入した不織布からなる袋体からなるのが好ましい。あるいは、前記内装パッドまたは緩衝部は、ゲルを封入した不織布からなる袋体からなるのが好ましい。 この態様によれば、ゲルを用いることにより衝撃吸収だけでなく、吸熱による冷却効果を得ることができる。 【0011】 本発明において、前記ゲルの針入度が20〜200の範囲に設定されているのが好ましい。すなわち、ゲルの針入度が20を越える場合には、ゲルが硬すぎて十分な衝撃吸収能力が得られない。一方、ゲルの針入度が200を越える場合には、ゲルが柔らかすぎて十分な衝撃吸収能力が得られない。したがって、ゲルの針入度が20〜200の範囲に設定されているのが好ましい。 【0012】 本発明において、前記内装パッドおよび緩衝部は木炭粉を封入した不織布からなる袋体からなるのが好ましい。あるいは、前記内装パッドまたは緩衝部は木炭粉を封入した不織布からなる袋体からなるのが好ましい。 この態様によれば、炭による衝撃吸収だけでなく、脱臭や鎮静効果が期待できる。 【0013】 ここで、硬い帽体のみでは、転倒時等の衝撃が十分に吸収されず、直接、幼児の頭部に大きな衝撃がかかるおそれがある。そこで、炭やゲルを緩衝部に用いて柔らかな緩衝部を構成することにより、頭部が地面に叩き付けられる際の速度が柔らかな緩衝部により、減速される一方で、硬い帽体で頭部にかかる衝撃を吸収することができる。 【0014】 本発明において、前記緩衝部の木炭粉が、廃棄木材を素材とした木炭を紛砕したものであるのが好ましい。 この態様によれば、地球規模の温暖化の防止に貢献することができる。 【0015】 本発明において、前記帽体の内面における貫通孔の周囲には前記緩衝部を固定するための固定部材が設けられ、前記緩衝部の袋体が前記固定部材に固定されているのが好ましい。 この態様によれば、固定部材により緩衝部が外れて落下するのを防止することができる。 【0016】 本発明において、前記内装パッドもしくは緩衝部の頭部に接する不織布の表面に多数の凸部が形成されているのが好ましい。 この態様によれば、前記多数の凸部により、通気性が向上することによりムレを防止することができる。 【0017】 本発明において、前記内装パッドもしくは緩衝部の不織布の表面は、当該不織布に多数の凸部が賦形されているのが好ましい。 この態様によれば、不織布に多数の突部を賦形させることにより、製造コストを大幅に低減させることができる。 【0018】 本発明において、前記不織布の面ファスナに係合する面は、前記不織布の頭部に接する面よりも毛羽立っているのが好ましい。 この態様によれば、不織布を毛羽立たせることにより、前記第1面ファスナとの係合効果をより一層増大させることができる。 【0019】 本発明において、前記帽体は頭の上部を覆う半球殻状の樹脂の非発泡体からなるシェルと、前記シェルの内側に設けられた半球殻状の樹脂の発泡体からなるライナとを備えているのが好ましい。 この態様によれば、大きな衝撃が外側からかかった場合には、比較的硬いシェルが割れて外側からの衝撃を吸収すると共に、シェルよりも柔らかいライナが潰れることにより更に衝撃を吸収することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0020】 以下、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。 実施例1: 図1Aに示すように、ヘルメットは、頭の上部を覆う帽体Bと、内装パッド3,4および装着体5を備えている。 【0021】 帽体B: 帽体Bは、シェル1およびライナ2からなる。シェル1は、樹脂製のもので、ヘルメット着用者の頭頂部と側頭部を覆う半球殻状に形成されている。ライナ2は、たとえば発泡スチロールからなる半球殻状の衝撃吸収部材であり、シェル1の内側に設けられている。 なお、シェル1は適度な強度を保持していればよく、軽量化のために、たとえば発泡スチロール等のライナ2の表面にフィルムなどでラミネート加工を施したものを採用してもよい。 【0022】 内装パッド3,4: 図1Bに示すように、帽体Bの内側の頭頂部には第1内装パッド3が設けられ、帽体Bの内側の前面、後面および側面には複数に分割された第2内装パッド4が設けられている。図3A〜図3Cに示すように、内装パッド3,4は、緩衝材40が封入された不織布製の袋体41からなる。 【0023】 図2Aの網点で示すように、ライナ2の内側には、内装パッド3,4の不織布に係合して、前記内装パッド3,4を保持する第1面ファスナ61が分割して配置されている。図3Aに示すように、第1面ファスナ61は、雄面ファスナで構成されている。該第1面ファスナ61に係合する袋体41の不織布の面42aを毛羽立たせることにより、第1面ファスナ61と内装パッド3,4との係合をより強固にすることができる。 【0024】 フィット性: 図5Aに示すように、頭部に接する内装パッド3,4の不織布の表面には、多数の凸部43が形成されている。図3A〜図3Cに示すように、内装パッド3,4は、前記凸部43の大きさ(厚み)の異なるものが複数種類予め用意されている。幼児の成長に応じて、凸部43の厚みL1〜L3が異なる内装パッド3,4を第1面ファスナ61に装着することにより、内装パッド3,4を着用者の頭部の大きさに合わせてフィットさせることができる。したがって、ヘルメットを頭部に十分フィットさせることができるので、ヘルメットの衝撃吸収能力を十分に発揮させることができる。 【0025】 緩衝材40: 前記緩衝材40としては、たとえば、ゲルや木炭粉を用いることができ、該緩衝材40は袋体41に封入されている。 緩衝材40として、木炭粉やシリコーンゲルを用いることにより、衝撃吸収効果を得ることができる。また、内装パッド3,4の保持に第1面ファスナ61を用いることにより、該第1面ファスナ(雄面ファスナ)61の多数の鉤状のフックがクッションの役割を果たし、衝撃吸収効果がより一層向上する。そのため、ライナ2を薄くしてヘルメットの軽量化を図り得る。 【0026】 図5Bに示すように、緩衝材40として木炭粉を内装する場合には、前記袋体41は、高分子繊維からなり通気性を有する不織布製で平坦な裏地42と、多数の凸部43を形成した表地44とを備えている。これら多数の凸部43間の隙間を裏地42に対して溶着によってキルティングし、このキルティングによって囲まれた多数の凸部43と裏地42との間に、杉や松などの廃棄木材を素材とした木炭を粉砕して製造した木炭粉40を内装する。 【0027】 前記木炭粉として廃棄木材を素材とした木炭を紛砕したものを用いることにより、地球規模の温暖化の防止に寄与することができる。木炭粉を使用することにより、木炭の持つ鎮静効果や脱臭効果を期待できる。 【0028】 一方、緩衝材40としてゲルを用いた場合には、予め冷蔵庫や冷暗所にて該緩衝材40を冷却した後、内装パッド3,4を第1面ファスナ61に装着することで、幼児の頭部を効率良く、かつ、長時間に渡って冷却することができる。また、シリコーンゲルの断熱作により頭頂部への影響を緩和できる。 【0029】 前記ゲルは、装着感や衝撃吸収効果を考慮し、その針入度が20〜200の範囲に設定された柔らかいものを使用するのが好ましい。また、ゲルを用いる場合には、必ずしも多数の凸部43を形成する必要はなく、たとえば、図1Aに示すように、頭頂部に接する面積を大きくすることで、ゲルによる冷却効果を高めることができる。 【0030】 内装パッド3,4の配置によるクーリング効果: 図1Bに示すように、第1内装パッド3がライナ2の頭頂部の内側に配置され、左右一対の第2内装パッド4がライナ2の両側に振り分けて配置されることで、ライナ2の前頭部の内側から第1内装パッド3を取り囲んでライナ2の後頭部の内側に連なる通気路が形成される。したがって、本ヘルメットを装着して、自転車の前ないし後ろに幼児を乗せると、走行風によっり矢印で示すように、空気がヘルメットの前方から後方に向って流れ、クーリング効果が得られる。 【0031】 装着体5: 図2Aおよび図2Bに示すように、前記帽体Bには、該帽体Bを貫通する複数の貫通孔7が設けられている。図4Aに示すように、前記貫通孔7には、帽体Bの内から外に向って突出する装着体5が、貫通孔7を貫通して外方に突出して装着される。 【0032】 前記装着体5は、帽体B外へ突出する突出部51と、帽体B内に収容され緩衝機構を持つ緩衝部52とを備えている。突出部51は、たとえば、内部が空洞のゴムなどで形成されている。前記緩衝部52は、前記緩衝材40と同様に、木炭粉またはゲルを封入した不織布からなる袋体で構成されている。突出部51の基端部は、緩衝部52に固着されている。 【0033】 緩衝部52には、内装パッド4の凸部43と同様な凸部53が形成されている。 図2Aに示す貫通孔7の周囲には、網点で示すように、緩衝部52を固定するための固定部材(第2面ファスナ)62が固着されている。図4Aに示すように、固定部材62は、たとえば、雄面ファスナからなり、不織布からなる緩衝部52が固定される。なお、緩衝部52の固定部材62に係合する面は、前述の内装パッド4のように毛羽立たせることにより、固定部材62と装着体5の係合をより強固にしている。 【0034】 突出部51の形状としては、角や耳など幼児が喜んでヘルメットを装着するような意匠にするのが好ましい。突出部51の基端部は、その周囲のみが緩衝部52に固着されており、ヘルメット内の温められた空気WAが突出部51内に流れ込むことで、突出部51が膨んで立上り、幼児が喜ぶような意匠性が高まる。 なお、突出部51を備えた装着体5を貫通孔7全てに装着してもよいが、前の2つや後ろの2つのみに装着することにより、生物の耳や角などを想起させるようにしてもよい。 【0035】 幼児が突出部51に飽きた場合などには、図4Bに示すように、緩衝部52のみを装着してもよいし、装着体5や緩衝部52を取り外すことにより、貫通孔7を通気孔として用いることもできる。 【0036】 使用方法: 幼児の成長に合わせてヘルメットをフィットさせる; 幼児が幼く、頭部が小さい場合には、図3Aに示すように、凸部43の形状が大きく、その厚みL1が大きな内装パッド3,4を第1面ファスナ61に装着することで、該幼児の頭部にヘルメットをフィットさせる。幼児の成長に伴って頭部が大きくなると、順次、図3Bおよび図3Cに示すような凸部43の大きさが小さく、その厚みL2,L3が小さな内装パッド3,4を第1面ファスナ61に装着することで、前記幼児の頭部にヘルメットをフィットさせることができる。 したがって、幼児の成長に応じて内装パッド3,4を取り換えることで、長期間に渡ってヘルメットを用いることができる。 【0037】 なお、個々人の頭部の形状に応じて、第1面ファスナ61の各部に装着する内装パッド4の種類を選択して用いてもよい。たとえば、前後方向の長さが長い頭部の場合には、前頭部および後頭部に接する内装パッド4として厚さの薄いものを用い、側頭部には厚さの厚めのものを用いることで、ヘルメットの着用者へのフィット性を向上させることができる。 【0038】 内装パッド3,4の使い分け: 季節や気温に応じて、木炭の内蔵された内装パッド3,4とゲルの内蔵された内装パッド3,4とを使い分けることにより、頭部の冷却や爽快感を得ることができる。 内装パッド3,4および装着体5の緩衝材40として、木炭を用いたものを使用するか、ゲルを用いたものを使用するかは、保護者の配慮や幼児自身の嗜好によって使い分けることができるが、以下、一般的な使用例について例示して説明する。 なお、内装パッド3,4および装着体5は、前述のように、幼児の頭部にフィットする厚みのものを使用する。 【0039】 たとえば、夏など、ヘルメット内の温度が上昇し易い場合には、図6Aに示すように、緩衝材40として予め冷却されたゲルが内装された内装パッド3を頭頂部に装着する。他の部分の内装パッド4や装着体5の緩衝部52(図4A)には、緩衝材40として炭が内装されたものを用いる。 また、外気の温度が非常に高い場合には、全ての内装パッド3,4および装着体5の緩衝部52(図4A)の緩衝材40にゲルが内装されたものを用いてもよい。 【0040】 冬など気温の低い場合には、全ての内装パッド3,4および装着体5の緩衝部52(図4A)の緩衝材40に木炭が内装されたものを用いてヘルメット内の温度低下を防止する。 なお、装着体5には、幼児の嗜好に応じて、突出部51が突設されたものを用いてもよいし、突出部51の無いものを用いてもよい。 【0041】 春や秋などには、装着体5を装着せず、貫通孔7を通気孔として使用することにより、走行風がヘルメット内に流入し、クーリング効果が向上し、爽快感を得ることができる。 【0042】 ここで、図7Aに示すように、内装パッド4の凸部43を概ね平行に細長く形成してもよい。図7Bに示すように、内装パッド4を前記細長く形成された凸部43がヘルメット内の周方向に沿うように装着することにより、走行風Aが凸部43の間を通り後方に抵抗なく排出される。そのため、前頭部から側頭部、後頭部に向って通気性が向上するのでクーリング効果がより一層向上する。 また、図4Aに示す装着体5の緩衝部52の突部53を無くしてもよい。かかる場合には、図7Bに示すように、走行風が前方から後方に向って、より一層抵抗なく流れるようにすることができる。 【0043】 なお、貫通孔7は4個に限らず、2個以上であればよく、たとえば、図7Bに示すように複数貫通孔7を設け、通気孔として使用してもよい。 さらに、内装パッド3を頭頂部に設ける必要はなく、内装パッド4を頭頂部から下方に向って連なるように、帽体Bの内側の前面、後面および側面に設けてもよい。 【図面の簡単な説明】 【0044】 【図1】図1Aおよび図1Bは本発明の一実施形態を示すヘルメットを示し、図1Aは図2BのIA-IA 線断面図、図2Bは本ヘルメットの底面図である。 【図2】図2Aは面ファスナの配置を示す底面図、図2Bは頭頂部に凸部を有する内装パッドを装着した状態を示す断面図である。 【図3】図3A〜図3Cは、凸部の大きさの異なる内装パッドを示す断面図である。 【図4】図4Aは突出部を有する装着体を装着した状態を示す断面図、図4Bは突出部を有しない装着体を装着した状態を示す断面図、図4Cは装着体を装着しない状態を示す断面図である。 【図5】図5Aは内装パッドの凸部の形状の一例を示す斜視図、図5Bは内装パッドの分解斜視図である。 【図6】装着体および内装パッドの装着状態のバリエーションを示す縦断面図である。 【図7】図7Aは変形例を示す緩衝材の形状を示す斜視図、図7Bは同底面図である。 【符号の説明】 【0045】 1:シェル 2:ライナ 3,4:内装パッド 5:装着体 7:貫通孔(通気孔) 40:緩衝材 41:袋体 43,53:凸部 51:突出部 52:緩衝部 61:第1面ファスナ 62:固定部材(第2面ファスナ) B:帽体
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| 【出願人】 |
【識別番号】300046452 【氏名又は名称】住野 英生
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| 【出願日】 |
平成18年6月21日(2006.6.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100102060 【弁理士】 【氏名又は名称】山村 喜信
【識別番号】100138830 【弁理士】 【氏名又は名称】岩▲崎▼ 吾郎
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| 【公開番号】 |
特開2008−2001(P2008−2001A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月10日(2008.1.10) |
| 【出願番号】 |
特願2006−170829(P2006−170829) |
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