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【発明の名称】 シェイプアップ衣服用布帛およびそれを用いたシェイプアップ用衣服
【発明者】 【氏名】林 豊

【氏名】山口 宗英

【要約】 【課題】発汗作用にすぐれ、かつ、抗菌性も有するシェイプアップ衣服用布帛およびシェイプアップ衣服。

【構成】繊維布帛の少なくとも片面に銀を含む無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜が形成されたことを特徴とするシェイプアップ衣服用布帛。透湿度が2000g/(m・24時間)未満であり、さらに、アルミニウム粉末をも含むシェイプアップ衣服用布帛。また、このシェイプアップ衣服用布帛を縫製して得られるシェイプアップ衣服。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
繊維布帛の少なくとも片面に銀を含む無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜が形成されたことを特徴とするシェイプアップ衣服用布帛。
【請求項2】
透湿度が2000g/(m・24時間)未満であることを特徴とする請求項1に記載のシェイプアップ衣服用布帛。
【請求項3】
前記無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜にアルミニウム粉末をも含むことを特徴とする請求項1または2に記載のシェイプアップ衣服用布帛。
【請求項4】
請求項1〜3に記載のいずれかのシェイプアップ衣服用布帛を用いて縫製されたシェイプアップ衣服。

【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、シェイプアップ衣服用布帛およびそれを用いたシェイプアップ用衣服に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、運動不足やそれに伴う肥満などが問題となっており、健康の維持、増進のため、子供から高齢者までの幅広い年齢層にて、ウオーキングやジョギング、エアロビックスなどによりシェイプアップが行われている。
この際、より多くの汗をかき、よりシェイプアップ効果をあげるため、ウインドブレーカーを着用したり、消費カロリーの大きな靴を履いたり、ダンベルをもってウオーキングを行ったりされている(特許文献1)。
特に、ウインドブレーカー等の衣服を着用することは、手軽であり、身体への負荷も小さいため、多くの人が実践している。
【特許文献1】特開2006−20656
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来のウインドブレーカーは、運動中においても、衣服内のムレを抑えより快適な運動環境の提供を目的とした透湿性防水布帛が使用されており、発汗作用を促すシェイプアップ衣服用布帛という点においては、改善の望まれているものであった。
また、汗をかいてシェイプアップを行うため、ウインドブレーカーには汗や体脂などが付着し、菌が増殖して悪臭が発生してしまうといった問題も有している。
したがって、本発明では、ウオーキング、ジョキング、エアロビックスなどをおこなうシェイプアップ時により汗をかきやすく、かつ、悪臭等が発生しにくいシェイプアップ衣服用布帛およびそれを用いたシェイプアップ衣服を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討の結果、本発明をするに至った。
すなわち、本発明は、以下の構成(1)〜(4)からなる。
【0005】
(1)繊維布帛の少なくとも片面に銀を含む無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜が形成されたことを特徴とするシェイプアップ衣服用布帛。
(2)透湿度が2000g/(m・24時間)未満である前記(1)に記載のシェイプアップ衣服用布帛。
(3)前記無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜にアルミニウム粉末をも含むことを特徴とする前記(1)または(2)に記載のシェイプアップ衣服用布帛。
(4)前記(1)〜(3)に記載のいずれかのシェイプアップ衣服用布帛を用いて縫製されたシェイプアップ衣服。

【発明の効果】
【0006】
本発明のシェイプアップ衣服用布帛およびそれを用いたシェイプアップ用衣服は、透湿性を抑え、かつ、抗菌性をも有している。従って、本発明のシェイプアップ衣服用布帛を用いて得られる衣服を着用し、ウオーキング、ジョギング、エアロビックス等を行えば、透湿性がないために、衣服内がムレる、また、発汗を行っても、透湿性がないために気化熱にて体温が奪われないために更に発汗を行う。またさらに、無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜にアルミニウム粉末が内添されていると、衣服内温度も上昇しさらに、発汗するため、さらにシェイプアップ効果が高まるとともに、銀が含まれているため大量の汗をかいても、菌の増殖や悪臭の発生を抑制したシェイプアップ用衣服を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明のシェイプアップ衣服用布帛は、繊維布帛の少なくとも片面に銀を含む無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜が形成されたものであるが、本発明で用いられる繊維布帛とは、その素材は、ポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリウレタン、アセテ−ト、レ−ヨン、ポリ乳酸などの化学繊維、綿、麻、絹、羊毛等の天然繊維やこれらの混繊、混紡、交織品であってもよく、特に限定されるものではない。また、それらは織物、編物、不織布等いかなる形態であってもよい。
また、繊維布帛の片面にウレタン樹脂からなる微多孔質膜や多孔質のポリテトラフルオロエチレン膜が積層されていてもよい。
また、繊維布帛は、染色、捺染をはじめ、制電加工、撥水加工、抗菌防臭加工、制菌加工、消臭加工、吸水加工、防汚加工、紫外線遮蔽加工などを施してあってもよい。
【0008】
また、無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜を形成するウレタン樹脂としては、エーテル系、エステル系、エステル−エーテル系、ポリカーボネート系等いかなるものであってもよく、また、1液型、2液型いずれであってもよく無透湿性の無孔質皮膜を形成できるものであれば特に限定されるものではない。
また、無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜の厚さは、3μm〜500μmであることが好ましく、より好ましくは5μm〜300μmがよい。3μm未満では、得られるシェイプアップ衣服用布帛に透湿性がでてくる可能性があり、500μmを超えると、得られるシェイプアップ衣服用布帛の風合が硬化する可能性がある。
【0009】
また、本発明に用いられる銀は、銀単味であってもよいし、ゼオライト、活性炭、アパタイト等に担持させたものであってもよい。少ない銀の量で抗菌性を高めるとの観点からは、ゼオライト等に担持させたものが好ましい。
ゼオライトに銀を担持させた銀担持ゼオライトを用いる場合には、銀担持ゼオライトの粒子径が0.05μm〜50μmであることが好ましく、0.5μm〜20μmであることがさらに好ましい。0.05μmより小さい粒子径の銀担持ゼオライトを用いると、皮膜製造工程中に、粒子同士が凝集して大きな粒子となり、得られる無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜が多孔状になる可能性があり透湿性がでてくる可能性がある。従って、粒子の分散に多くの注意を払う必要がある。また、50μmよりも大きい粒子径の粒子を用いると無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜の外観品位が低下することがある。
【0010】
さらに、銀担持ゼオライトの粒子径は、無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜の厚みを考慮して定められることが好ましく、具体的には、銀担持ゼオライトの粒子径は無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜の厚みの70%以下であることが好ましく、50%以下の粒子径であることがより好ましい。このような粒子径の銀担持ゼオライトであれば、無孔質皮膜を得やすい。
ゼオライトに対する銀の担持率については、特に限定されないが、通常、銀が0.1〜10質量%程度で担持されたものを用いることができる。
【0011】
銀単味で無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜に含有させる場合には、銀の含有量は、無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜100質量部に対し、0.1〜30質量部であるとよい。銀の含有量が0.1質量部未満では、抗菌性が不足することがあり、30質量部を超えると、得られるシェイプアップ衣服用布帛の風合が硬化することがある。
また、銀担持ゼオライトを無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜に含有させる場合には、銀担持ゼオライトの添加量は、無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜100質量部に対し、0.01質量部〜10質量部であることが好まく、0.1〜2質量部であることがより好ましい。銀担持ゼオライトの添加量が0.01質量部未満では、抗菌性が不足することがある。また、10質量部を超えて添加しても、その添加量に応じて抗菌性が高くなることはなく、コスト的に不利である。
また、上記においては銀を担持させたものの例とて銀担持ゼオライトにて記載したが、活性炭、アパタイト等に担持させたものも、その粒子径や添加量等については同様である。
【0012】
また、無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜の中には、白、黒、赤、青やメタリック調のシルバー、ブラウンなどの顔料、架橋剤、界面活性剤、可塑剤、シリカ等を添加してもよい。
これらの中でも無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜にアルミニウム粉末を添加するとさらに衣服内温度を高めることができ、より汗をかきやすくなり、シェイプアップ効果が得られ好ましい。
【0013】
本発明の無透湿性とは、繊維布帛の少なくとも片面に銀を含む無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜が形成されたシェイプアップ衣服用布帛として、透湿度を測定した際の値が、2000g/(m・24時間)未満であるものをいう。より好ましくは、1000g/(m・24時間)未満がよい。透湿度が低ければ低いほど、汗がかきやすく好ましい。
ここでいう透湿度とは、JIS L1099−1993A−1法(塩化カルシウム法)およびB−1法(酢酸カリウム法)にて測定した値をいう。なお、塩化カルシウム法、酢酸カリウム法ともに、24時間当りの透湿量に換算したものをいう。
【0014】
無孔質とは、無透湿性無孔質ウレタン樹脂膜の断面を走査型電子顕微鏡にて、1000倍で観察した際に、孔が確認できないものをいう。
無透湿性無孔質ウレタン樹脂膜と繊維布帛は、接着剤を介し貼り合わせ、繊維布帛の少なくとも片面に無透湿性無孔質ウレタン樹脂膜が形成されていてもよいし、接着剤を介さずに、繊維布帛の少なくとも片面に直接、無透湿性無孔質ウレタン樹脂膜が形成されていてもよい。
【0015】
無透湿性の観点からは、離型紙上に無透湿性無孔質ウレタン樹脂膜を形成したものを接着剤を介し繊維布帛の少なくとも片面に貼り合わせたものが好ましい。
また、本発明のシェイプアップ衣服用布帛は、無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜の両面に繊維布帛を有していてもよい。
【0016】
また、本発明のシェイプアップ衣服は、前記のシェイプアップ衣服用布帛を用いて縫製し、得られるものである。縫製方法は公知の手法にておこなえばよく、裏地などは用いても用いなくともよい。無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜は、衣服の内側、外側いずれでも用いることができる。発汗の促進との観点からは、無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜を衣服の内側にして縫製するとよい。特に、アルミニウム粉末を無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜に含むときが発汗促進の観点からはより好ましい。
【0017】
次に、本発明のシェイプアップ衣服用布帛の好ましい製造方法について説明をおこなう。
まず、離型紙の上に、ナイフコータ、パイプコータ、コンマコータなどを用い、銀を添加した無透湿性無孔質ウレタン樹脂溶液を塗布する。
この際用いられるウレタン樹脂溶液には、アルミニウム粉末、架橋剤、触媒、顔料をはじめ本発明の効果を阻害しない範囲で公知の添加剤を添加してもよい。また、用いられる溶媒は、ジメチルホルムアミド、トルエン、キシレン、メチルエチルケトンなどが挙げられる。
次に、80℃〜120℃程度で乾燥し、必要に応じ、150℃程度にてキュアリングし
て、無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜を離型紙上に形成する。
【0018】
次に、得られた無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜の上に、ナイフコータ、パイプコータ、グラビアコータなどを用い、点状、線状、全面等任意の状態に接着剤樹脂溶液を塗布する。このとき用いられる接着剤は、ウレタン系、ナイロン系等公知のものを用いることができ、また、1液型、2液型をはじめ、ホットメルト型や湿気硬化型ホットメルトタイプのものであってもよい。
【0019】
接着剤樹脂溶液を塗布した後、必要に応じ、80℃〜120℃にて乾燥した後、接着剤層上に繊維布帛を積層し、圧着する。また、この圧着は、熱圧着であってもよい。
さらに、必要に応じ、150℃にて10秒〜3分程度の熱処理や、40℃〜90℃程度にて4時間〜100時間程度エージングを行った後、離型紙を剥離し、シェイプアップ衣服用布帛を得る。
離型紙を剥離した後、必要に応じ、撥水加工や帯電防止加工、消臭加工等を行ってもよい。
【実施例】
【0020】
以下、実施例により本発明を更に説明するが、本発明はこれらの実施例によりなんら限定されるものではない。また、例中の「%」は質量%である。
以下の実施例における評価は次の方法によった。
【0021】
A 皮膜の厚み
走査型電子顕微鏡による観察により測定をおこなった。
B 透湿度
塩化カルシウム法 JIS L1099−1993A−1法にて測定した。
酢酸カリウム法 JIS L1099−1993B−1法にて測定した。
なお、塩化カルシウム法、酢酸カリウム法ともに、24時間当りの透湿量に換算した。
【0022】
C 抗菌性
JIS L1902 定量試験 菌液吸収法 殺菌活性値により測定した。
なお、抗菌性試験における菌液の接種面は、ウレタン樹脂皮膜面におこなった。
D シェイプアップ効果
シェイプアップ衣服用布帛を用いて、ウインドブレーカー上下を縫製し、その衣服を着用し、5kmのジョギングをおこない汗のかき具合の試験をおこなった。
【0023】
実施例1
ポリエステルタフタ(たて糸83デシテッス/72フィラメント、よこ糸83デシテッス/72フィラメント。密度 たて114本/2.54cm、よこ92本/2.54cm)を分散染料で水色に染色し、フッ素系撥水剤アサヒガ−ドAG710 5%水溶液を用い撥水加工をおこなった後、170℃、圧力(線圧)128kg/cmにてカレンダ−加工したものを繊維布帛として用いた。
【0024】
離型紙上に下記樹脂溶液をパイプコ−タを用い0.08mmの厚みで塗布し、120℃で乾燥して、ポリウレタン樹脂を主成分とする厚さ15μmの無孔質ウレタン樹脂皮膜を得た。
【0025】
無孔質ウレタン樹脂皮膜用樹脂溶液
1液型ポリウレタン樹脂(無透湿タイプ) 20%
ジメチルホルムアミド 29%
メチルエチルケトン 48%
アルミニウム粉末 2.9%
銀担持ゼオライト(銀担持率1.6%、粒子径6μm) 0.1%
【0026】
次に得られた無孔質ウレタン樹脂皮膜上に下記接着剤溶液をグラビアコータを用いて点状に塗布、乾燥した後、前記繊維布帛と無孔質ウレタン樹脂皮膜を接着剤を介し120℃、圧力(線圧)100kg/cmにて貼り合せた。次いで、70℃で120時間エージングした後、離型紙を剥離した。
【0027】
接着剤溶液
2液型ポリウレタン樹脂 21.8%
トルエン 58.4%
ジメチルホルムアミド 12.8%
イソシアネート系架橋剤 6.5%
触媒 0.5%
【0028】
次いで、アサヒガードAG5690を用いて、撥水加工を行い、140℃にて仕上セットをおこなってシェイプアップ衣服用布帛を得た。
得られたシェイプアップ衣服用布帛の性能を表1に記した。(得られた無孔質ウレタン樹脂皮膜は、無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜であった。)
また、得られたシェイプアップ衣服用布帛を用い無孔質ウレタン樹脂皮膜を衣服の内側になるように縫製し、シェイプアップ用衣服としてウインドブレーカー上下を得た(裏地なし)。シェイプアップ効果を表1に記した。
【0029】
比較例1
実施例1の無孔質ウレタン樹脂皮膜用樹脂溶液中の1液型ポリウレタン樹脂(無透湿タイプ)を一液型ポリウレタン樹脂(透湿タイプ:1液型ポリエチレングリコール変性ウレタンを含むエーテル系ウレタン樹脂)に変更した以外は実施例1と同様にし、シェイプアップ衣服用布帛を得た。
得られたシェイプアップ衣服用布帛の性能を表1に記した。(得られた無孔質ウレタン樹脂皮膜は、透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜であった。)
また、得られたシェイプアップ衣服用布帛を用い無孔質ウレタン樹脂皮膜を衣服の内側になるように縫製し、ウインドブレーカー上下を得た(裏地なし)。シェイプアップ効果を表1に記した。
【0030】
実施例2
ポリエステルツイル(たて糸83デシテッス/72フィラメント、よこ糸たて糸83デシテッス/36フィラメント。密度 たて114本/2.54cm、よこ92本/2.54cm)を分散染料で赤色に染色し、また、抗菌加工をおこない、さらにフッ素系撥水剤アサヒガ−ドAG710 5%水溶液を用い撥水加工をおこなった後、170℃、圧力(線圧)128kg/cmにてカレンダ−加工したものを繊維布帛として用いた。
【0031】
離型紙上に下記樹脂溶液をパイプコ−タを用い0.10mmの厚みで塗布し、120℃で乾燥して、ポリウレタン樹脂を主成分とする厚さ18μmの無孔質ウレタン樹脂皮膜を得た。
【0032】
無孔質ウレタン樹脂皮膜用樹脂溶液
1液型ポリウレタン樹脂(無透湿タイプ) 19%
ジメチルホルムアミド 29%
メチルエチルケトン 48%
白顔料(酸化チタン) 3.9%
銀担持ゼオライト(銀担持率1.6%、粒子径6μm) 0.5%
【0033】
次に、得られた無孔質ウレタン樹脂皮膜の上に、グラビアコータを用い湿気硬化型ホットメルトタイプウレタン樹脂 タイホースNH300(大日本インキ化学工業株式会社製)接着剤として用い、110℃に加熱、溶融させ、点状に付与した。
【0034】
次に、無孔質ウレタン樹脂皮膜と繊維布帛を、接着剤を介し、圧力(線圧)100kg/cmにて貼り合せた。次いで、70℃で72時間エージングした後、離型紙を剥離した。
次いで、140℃にて仕上セットをおこなってシェイプアップ衣服用布帛を得た。
得られたシェイプアップ衣服用布帛の性能を表1に記した。(得られた無孔質ウレタン樹脂皮膜は、無透湿性無孔質ウレタン樹脂皮膜であった。)
また、得られたシェイプアップ衣服用布帛を用い無孔質ウレタン樹脂皮膜を衣服の外側になるように縫製し、シェイプアップ用衣服としてウインドブレーカー上下を得た(裏地なし)。シェイプアップ効果を表1に記した。
【0035】
【表1】


【出願人】 【識別番号】000184687
【氏名又は名称】小松精練株式会社
【出願日】 平成18年7月3日(2006.7.3)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−13856(P2008−13856A)
【公開日】 平成20年1月24日(2008.1.24)
【出願番号】 特願2006−182942(P2006−182942)