| 【発明の名称】 |
もやしの選別装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】石川 昇
【氏名】川上 三治
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| 【要約】 |
【課題】
【構成】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 所定間隔の升目を形成して移動する升目コンベアと、同升目コンベアの下方に同升目コンベアと小間隔を保って走行するベルトコンベアとを有し、同升目コンベアの上に処理すべきもやしを分散状態で供給して移送することで所定長さ以上のもやしを前記升目コンベア上に残し、所定長さ以下のものを前記ベルトコンベア上に分離して除去することを特徴とするもやしの選別装置。 【請求項2】 前記升目コンベアが、隣り合うもの同士の間に間隔を保ってコンベアの走行方向に伸びて配置された複数本の縦バーと、エンドレスチェーンに取付けられて前記縦バーと直交して同縦バーの長さ方向に移動される横バーを有するバーコンベアとで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のもやしの選別装置。 【請求項3】 前記升目コンベアの升目を、少なくとも上半分が円形又は円形状の横断面を有するバーで形成することを特徴とする請求項1又は2に記載のもやしの選別装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、収穫されたもやしから未生育だったり折れたりして所定の長さ以下となっているもやしを除去するもやしの選別装置に関する。 【背景技術】 【0002】 収穫したもやしには、原料豆の殻や発芽したものの所定の長さに達しない未生育もやしや折れたもやしなどが混在している。本出願人は、収穫したもやしから殻、毛根や短く折れたもやしを分離して除去する技術として特許文献1、2に示すものなど種々提案して来た。 【特許文献1】特開平10−136959号公報 【特許文献2】特開平11−318410号公報 【0003】 現在、商品として流通しているもやしからは前記したように、殻、毛根や短く折れたもやしは分離除去されているが、発芽したが未生育なもやしやある程度の長さをもつ折れたもやしなど、商品としたくないもやし製品が混在していることが多い。特に、未生育なもやしは、丸く曲がっていたり、太くなっている部分があったりして或る程度の大きさを有している上、曲がった部分が他のもやしに絡まったりしているため、殻、毛根や短く折れたもやしなどと一緒に分離して除去することが難しく、従来のやり方では分離し切れていないことが多い。 【0004】 未生育のもやしは、上記したように従来のやり方では分離して除去するのが難しいのであるが、混在していると商品化されたもやしの外観を損ねることになる上、未生育なもやしは傷み易いことが多い。商品化されたもやしの外観は更に向上することが望まれるし、長さ方向に揃えた状態で袋詰めしたり、もやしの両端から芽部分と根部分を除去するといった、もやしに対する従来の精製以上の高度な処理を施す上では、それらの未生育なもやしが混在していることが障害となり易い。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 本発明は、収穫されたもやしから未生育のもやしや、或る程度の長さは有しているが折れているもやしを分離して除去することが出来るもやしの選別装置を提供することを課題としている。 【課題を解決するための手段】 【0006】 前記課題を解決するため、本発明は、所定間隔の升目を形成して移動する升目コンベアと、同升目コンベアの下方に同升目コンベアと小間隔を保って走行するベルトコンベアとを有し、同升目コンベアの上に処理すべきもやしを分散状態で供給して移送することで所定長さ以上のもやしを前記升目コンベア上に残し、未生育なもやし及び所定長さ以下のもやしを前記ベルトコンベア上に分離して除去するもやしの選別装置を提供する。 【0007】 本発明によるもやしの選別装置における前記升目コンベアは、隣り合うもの同士の間に間隔を保ってコンベアの走行方向に伸びて配置された複数本の縦バーと、エンドレスチェーンに取り付けられて前記縦バーと直交して同縦バーの長さ方向に移動される横バーを有するバーコンベアとで構成されたものとすることができる。 【0008】 また、本発明によるもやしの選別装置にあっては、前記升目コンベアの升目を、横断面が円形又は円形状、少なくとも上半分が円形又は円形状、のバーで形成することが望ましい。 【発明の効果】 【0009】 本発明によるもやしの選別装置は、前記したように、所定間隔の升目を形成して移動する升目コンベアと、同升目コンベアの下方に同升目コンベアと小間隔を保って走行するベルトコンベアとで構成していて構造が簡単である。本発明のもやし選別装置によれば未生育なもやし及び所定長さ以下のもやしは、升目コンベアにおける升目による篩い作用によって、下方のベルトコンベア上に落とされて分離される。また、本発明のもやし選別装置では、升目コンベアの下方に升目コンベアと小間隔を保って走行するベルトコンベアを配置した構造にしているため、所定の長さ以上の長さを有していて分離しなくてよいもやしが縦方向又は斜めの状態になって升目コンベアの升目を通過して落下しようとする状態になっても、そのもやしは升目コンベアの下方に升目コンベアと小間隔を保って走行するベルトコンベアによって支えられ、升目コンベアから落下して分離されてしまうことがない。このように本発明のもやし選別装置によれば、未生育なもやし及び所定長さ以下のもやしだけを効率的に分離して除去することができる。 【0010】 本発明によるもやしの選別装置において、升目コンベアを、隣り合うもの同士の間に間隔を保ってコンベアの走行方向に伸びて配置された複数本の縦バーと、エンドレスチェーンに取り付けられて前記縦バーに直交して同縦バーの長さ方向に移動される横バーを有するバーコンベアとで構成したものでは、横バーと交差して各升目を形成する縦バーの位置がバーコンベアの移動により時々刻々と変わるので、升目コンベア上に供給されたもやしが同じ横バーと縦バーの位置に留まって分離すべき未生育な短いもやし及び折れた短いもやしが升目コンベア上に残って分離されずに残ることが防がれる。 【0011】 本発明によるもやしの選別装置において、升目コンベアの升目を、横断面が円形又は円形状、少なくとも上半分が円形又は円形状のバーで形成したものでは、升目を形成するバーの上に載ったもやしは、上面が円形又は円形状となっているバーの上に載ったままの状態で留まることなく姿勢を変える傾向となって、未生育だったり折れたりして短いもやしは升目から脱落して所期どおりの分離を行って所定長さのもやしだけを選別して取り出すことができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 以下、本発明の一実施例による選別装置について図面に基づいて説明する。図において、もやしの選別装置1は、隣り合うものとの間に等しい間隔を保って支持バー3、4の間に取り付けられた縦バー2を有している。また、この縦バー2の長さ方向に直交する多数の横バー5が縦バー2の長さ方向に沿って走行されるエンドレスなバーコンベア6が設けられている。バーコンベア6は、間隔を保って配置された軸7、8の両端部に配設されたチェーンホイール9、10に掛け渡された2本のエンドレスチェーン11を有し、この2本のエンドレスチェーン11に隣り合うものとの間に間隔を保って横バー5が両端を取り付けられている。縦バー2と横バー5は、横断面が円形又は円形状、少なくとも上半分が円形或いは楕円など円形状で、もやしが引っ掛からない形状になっている。 横バー5の下面には垂下片5’が所定間隔毎に取り付けられ、その垂下片5’は縦バー2の間に嵌った状態で、その下端が後記するベルトコンベア15との間に小隙を保って移動するように構成されている。 【0013】 バーコンベア6は、モータ12によって駆動回転される軸8によって、上方の走行路が図1の右から左へと走行される構成となっていて、バーコンベア6が走行されると、横バー5は上方の走行路で縦バー2と交差して升目を形成しつつ移送されるよう構成されている。このように、縦バー2と、横バー5を具えたバーコンベア6は、本発明のもやし選別装置において升目を形成して移動される升目コンベアを構成している。 【0014】 升目コンベアの下方には、升目コンベアと小間隔を保ってベルトコンベア15が配設されている。すなわち、ベルトコンベア15は、互いに間隔を保って配置されたローラ13、14と、このローラ13,14の周りに掛け渡されたエンドレスベルトで構成されており、ローラ14がモータ16によって駆動回転され、ベルトコンベア15は上方の走行路で図1の左から右へと走行される構成となっている。ベルトコンベア15の走行速度は、バーコンベア6の走行速度より遅くされていて両者間の速度差によって未生育もやしと所定長さ以下のもやしが升目コンベアから下方のベルトコンベア15上に確実に落下して分離されるよう構成されている。 【0015】 升目コンベアとベルトコンベア15の間に保たれる小間隔は、分離除去すべき未生育のもやしや、折れた短いもやしは升目コンベアからベルトコンベア15に落下させるが、分離除去する必要がない所定長さ以上のもやしは横バー5に設けられた垂下片5’と当接された後はベルトコンベア15上に落下せずにバーコンベア6の走行に連れて搬送されるような大きさに選定する。この升目の大きさは、分離するもやしの寸法により適宜の値を選定するが、一例として3〜4cm程度とすることができる。 【0016】 17は、升目コンベアによって未生育もやしなどを分離した後の選別もやしを排出するための送り出しベルトコンベアで、エンドレスベルト20を軸8に取り付けられたロール18とロール19の周りに掛け渡されて構成されている。 ベルトコンベア15とエンドレスベルト20との間には隙間22が形成されており、その隙間からベルトコンベア上に分離された未生育もやしが下方に落下される。なお、選別すべきもやしは、升目コンベアの上に、図示していない適宜のホッパーなどによって、図の右端部で分散状態にして載せられるように供給される。 21はブロアのエア噴き出し口を示し、升目コンベア上にエアを噴き付けることにより升目コンベアを構成している縦バー2と横バー5に引っ掛かったり絡み付いている分離すべき未生育もやしと短いもやしを升目コンベアから下のベルトコンベア15に落下させる働きをする。 【0017】 本実施例による装置は、上記した構成になっており、この装置によるもやしの選別は次のように行われる。未生育もやしなどを分離して選別すべき収穫後のもやしがホッパーなどから分散状態にして升目コンベア上に図の右端側で供給され、縦バー2と横バー5が形成している升目コンベア上に搬送されて分散状態で載せられる。升目コンベアに対しブロアのエア噴き出し口21から吹き付けられるエアによって升目コンベアからは升目を通過できる大きさの未生育もやしと折れた短いもやしが、下方を走行しているベルトコンベア15上に落とされて分離される。分離不要な長さのもやしが升目に入り込むことがあっても、升目コンベアの下方には小間隔を保ってベルトコンベア15が走行していて受けられるとともに、横バー5に設けられた垂下片5’が存在しているので全体が落ち込むことがなく升目コンベアと共に搬送される。こうして未生育もやし及び所定長さ以下のもやしが分離され選別されたもやしが右端の送り出しベルトコンベア17から排出される。ベルトコンベア15上に分離された未生育もやしなどは、ベルトコンベア15とエンドレスベルト20との間の隙間22から落下排出される。 【0018】 以上、図示した本発明の一実施形態による装置について説明したが、本発明がこの実施形態に限定されないことは言うまでもない。 例えば、図示した実施形態では、升目コンベアを静置された縦バー2とバーコンベア6で構成しているが、予め升目状に組み立てて構成されているものを採用してもよい。また、図示した実施形態では、縦バー2と横バー5で形成される升目コンベアの升目の大きさが固定されているものとして説明したが、もやしは原料豆、生育条件によって、形状、長さ、太さなどが異なるので分離すべきもやしの大きさや長さを選択できるよう、縦バー2の相互間隔、或いは縦バー2の相互間隔と横バー5の間隔の両方を変更可能なように構成してもよい。また、升目コンベアと、その下方のベルトコンベア15間の間隔も調節可能に構成するのがよい。 【0019】 また、図示した実施形態による装置では、升目コンベアを形成している縦バー2は静置され、横バー5は単に走行するものとして説明したが、少なくともいずれか一方を加振機により振動させたり、長さ方向の軸回りに回転させることによって、升目コンベアの上に引っ掛かったりしている分離すべき未生育もやしなどを升目から落下するのを助ける作用を行うものとしてもよい。 また、ブロアからのエア噴き出しにより、分離すべきもやしが升目コンベア上に載った状態になるのを防ぐようにしているが、これに代えてブラシにより掻き落す構成としてもよい。 【図面の簡単な説明】 【0020】 【図1】本発明の実施の一形態によるもやしの選別装置を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図。 【図2】図1に示すもやしの選別装置の側面図。 【符号の説明】 【0021】 1 もやしの選別装置 2 縦バー 3 支持バー 4 支持バー 5 横バー 6 バーコンベア 7 軸 8 軸 9 チェーンホイール 10 チェーンホイール 11 エンドレスチェーン 12 モータ 13 ローラ 14 ローラ 15 ベルトコンベア 16 モータ 17 送り出しベルトコンベア 18 ロール 19 ロール 20 エンドレスベルト 21 エア噴き出し口 22 隙間
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| 【出願人】 |
【識別番号】000149273 【氏名又は名称】株式会社大生機械
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| 【出願日】 |
平成18年7月14日(2006.7.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100069246 【弁理士】 【氏名又は名称】石川 新
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| 【公開番号】 |
特開2008−17809(P2008−17809A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月31日(2008.1.31) |
| 【出願番号】 |
特願2006−194653(P2006−194653) |
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