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【発明の名称】 餅ピザ
【発明者】 【氏名】河野 善丸

【要約】 【課題】糯米の素材とその風味を充分に活かし、いつでも手軽に美味しく食べられるよう、餅をピザの生地に加工した餅ピザを提供する。

【構成】糯米を炊きその糯米を突いてできた、お餅又は、のし餅をピザの生地にし、お餅又は、のし餅にピザの具を盛り合わせたことを特徴とする餅ピザを提供する。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
糯米を炊きその糯米を突いてできた、お餅又は、のし餅をピザの生地にし、お餅又は、のし餅にピザの具を盛り合わせたことを特徴とする餅ピザ
【請求項2】
お餅又は、のし餅にチーズ、ベーコン、サラミ、生ハム、ウィンナー、ソーセージ、ハム等の畜産・乳加工食品や玉葱、ピーマン、トマト、馬鈴薯等の野菜類、芋類、根菜類、魚介類、果物等を好みにあわせてトッピングした請求項1に記載した餅ピザ
【請求項3】
お餅又は、のし餅にナチュラルチーズ、プロセスチーズ、チーズフード更に、加熱食肉製品のベーコン類、ハム類、ソーセージ類、ウィンナー類等、又は非加熱食肉製品のハム類、サラミソーセージ類等、乾燥食肉製品のドライソーセージ穀物粉が、小麦粉、大麦粉、米粉、澱粉からなる群から選ばれる一種以上の組み合わせである請求項1に記載した餅ピザ。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、日本国内において小麦に比べて収穫量も多く、栄養学的にも優れたバランス食品である糯米の特性を活かし、糯米を炊きその糯米を突いてできた、お餅又は、のし餅をピザの生地にし、お餅又は、のし餅にピザの具を盛り合わせたことを特徴とする餅ピザに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ピザの生地の主原料としては小麦粉が使用されている。国内生産の小麦は、外国産と比較するとタンパク質が低く、ピザの生地には不向きである。もち米を使用したピザの生地も開発されているが、その場合、もち米を粉にしてから使用することが考えられている。たとえば、もち米粉を利用してできるもち米粉組成物(特許文献1参照)や、もち米粉を含有したマイクロ波調理用ピザクラスト(特許文献2参照)の出願がある。これらは、もち米を一旦粉にして利用するので、本発明による糯米を突いてできた、お餅又は、のし餅をピザの生地に利用するものとは異なるものであった。
【0003】
【特許文献1】 特許公開2004−222548号公報
【特許文献2】 特許公開平9−37748号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そのため従来のピザの生地には、次のような問題があった。
イ)ピザの生地に小麦粉を原料としたものや、もち米粉を利用するため糯米のもつ粘り感がない。
ロ)ピザの生地に小麦粉を原料としたものや、もち米粉を利用するため糯米のもつ、のど越しの良さがない。
ハ)ピザの生地に小麦粉を原料としたものや、もち米粉を利用するため糯米のもつ、食味・食感などを得ることができない。
本発明は、糯米の素材とその風味を充分に活かし、いつでも手軽に美味しく食べられるよう餅をピザの生地に加工し、これらの問題を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は糯米を炊きその糯米を突いてできた、お餅又は、のし餅をピザの生地にし、お餅又は、のし餅にピザの具を盛り合わせたことを特徴とする餅ピザである。
【発明の効果】
【0006】
本発明の餅ピザを利用すれば、以下のことが実現できる利点がある。
イ)餅ピザは冷凍保管することができるので、糯米の収穫に応じた製品の出荷が可能であるため市場への安定供給が可能である。
ロ)糯米を粉にしないため、糯米の持つ特性を活かした食味食感が充分に提供できる。
ハ)糯米を突いてできたお餅又は、のし餅を利用し餅ピザとして製品化した商品のままで冷凍保管することもでき、長期的にその商品の品質を保つことが出来る。
ニ)本発明の餅ピザは、仕上げる前段階で冷凍保管し、半製品の原料素材として消費者及び業者へ提供することが出来る。
ホ)本発明の餅ピザは、糯米加工食品として製品化することにより糯米の消費拡大が図れる。
ヘ)糯米の消費拡大が図れることにより、国内農業生産者の生活の安定・生産物の安定確保に繋がり、若い農業生産者の担い手の育成に繋がる。
ト)餅ピザが糯米の加工食品として新規食分野へ進出することにより、主食の代用ができ国内糯米の自給率の向上に繋がる。
チ)小麦粉ピザと糯米を突いた餅ピザ又は、のし餅ピザとの違いは、その餅ピザの特徴ある粘り感や、のどごしの良さ、食味等が確認できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
イ)糯米を突いたお餅又は、のし餅(1)を作りピザの生地にする。
ロ)お餅又は、のし餅にピザの具(2)(2’)を盛り合わせる。
ハ)必要に応じピザの生地と具の間にソース類(3)を塗る。
本発明は、以上のような餅ピザでこれを利用する場合の一例を以下に説明すると、
【0008】
お餅又は、のし餅にチーズ、ベーコン、サラミ、生ハム、ウィンナー、ソーセージ、ハム等の畜産・乳加工食品や玉葱、ピーマン、トマト、馬鈴薯等の野菜類、芋類、根菜類、魚介類、果物等を好みにあわせてトッピングし餅ピザをつくる。
または、お餅又は、のし餅にナチュラルチーズ、プロセスチーズ、チーズフード更に、加熱食肉製品のベーコン類、ハム類、ソーセージ類、ウィンナー類等、又は非加熱食肉製品のハム類、サラミソーセージ類等、乾燥食肉製品のドライソーセージ穀物粉が、小麦粉、大麦粉、米粉、澱粉からなる群から選ばれる一種以上である具をのせ餅ピザをつくる。
【0009】
餅ピザを食するときは、電子レンジ、オーブン等により加温する。
加温した、お餅ピザ・のし餅ピザを糯米のもつ粘り感や、のどごしの良さ、食味、食感を味わいながら食する。
【00010】
以下に本発明による餅ピザの特徴を述べる。
イ)糯米を粉にせず糯米そのものを原料として使用する。
ロ)糯米は粳米とは異なり、澱粉としてアミロースをほとんど含まずアミロペクチンを構成成分としているため、粘りがあり、ほどよい歯ごたえがある。
ハ)糯米からお餅・のし餅にするまでの製造工程は、従来の方法で製造することができ、お餅・のし餅の厚み、形状等も自由に加工することができる。
ニ)お餅・のし餅にチーズ、ベーコン、サラミ、生ハム、ウィンナー、ソーセージ、ハム等の畜産・乳加工食品や玉葱、ピーマン、トマト、馬鈴薯等の野菜類、芋類、根菜類、魚介類、果物等好みにあわせてトッピングし、お餅ピザ・のし餅ピザとして消費拡大を図る為、その範囲は食料品、食品で有れば特に制限されない。
ホ)お餅ピザ、のし餅ピザは消費者の簡便性食品として、現代の食文化の一端を担う新規食品になる。
ヘ)本発明の餅ピザは、従来のお餅・のし餅業者が、その製造工程の中で成形、料理ができるため、餅ピザ用として新規に製造機械を開発する必要は無く、既存のお餅加工業者であれば機械に手を加えずとも運用することが出来る。
ト)お餅ピザ・のし餅ピザは、小口カット、小包装等が行なえるため、消費者が持ち運ぶのに便利であり、手軽に扱うことができる。
チ)お餅ピザ・のし餅ピザの半製品を急速冷凍等することにより、品質の安定と食味食感を安定させ、消費者により美味しい食品を提供することができる。
リ)お餅ピザ・のし餅ピザを冷凍保存することにより、その品質を均一化し食品の鮮度を安定させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】 本発明の実施による餅ピザのトッピング例を示す図
【符号の説明】
【0012】
1 お餅
2 ピザの具
3 ソース類
【出願人】 【識別番号】506305872
【氏名又は名称】株式会社サンライズデリカ
【出願日】 平成18年8月14日(2006.8.14)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−43316(P2008−43316A)
【公開日】 平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願番号】 特願2006−244813(P2006−244813)