| 【発明の名称】 |
抗更年期障害食品 |
| 【発明者】 |
【氏名】佐藤 三佳子
【氏名】田中 敦子
【氏名】高畑 能久
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| 【要約】 |
【課題】抗更年期障害食品を提供する。
【構成】本発明の抗更年期障害食品は、ローヤルゼリー及びプラセンタエキスを含有することからなる。本発明の抗更年期障害食品は、ローヤルゼリー及びプラセンタエキスを有効成分として含有しており、当該成分による自律神経の調節作用により、更年期における不定愁訴の緩和・改善を図ることができる。特にローヤルゼリー及びプラセンタエキスはいずれもエストロゲン様作用を示さないので、過剰摂取したとしてもホルモンバランスの乱れの問題を惹起するおそれがないという特長を有する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ローヤルゼリー及びプラセンタエキスを含有する抗更年期障害食品。 【請求項2】 ローヤルゼリーとプラセンタエキス(粉末)を1:11〜11:1(重量比)で含有する請求項1記載の抗更年期障害食品。 【請求項3】 レッドクローバーエキス及び/又は高麗人参エキスを含有する請求項1又は2記載の抗更年期障害食品。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は抗更年期障害食品に関する。より詳細には、ローヤルゼリーとプラセンタエキスを有効成分とし、更年期における不定愁訴を緩和・改善し得る抗更年期障害食品に関する。 【背景技術】 【0002】 女性の社会進出が当たり前となり、社会が高度化し、核家族化が進行した現在、女性は、過去に増して、種々の多くのストレスを受け、多くの悩みを抱えている。その中でも、閉経期を迎えた女性にとっての最大の悩みは更年期障害である。更年期障害は、更年期に現れる自律神経性や心因性を成因とする不定愁訴症候群であり、不快な症状をもたらし、日常生活にまで影響を及ぼす。この不定愁訴の症状としては、例えば全身倦怠、疲労感、微熱感、頭重、頭痛、のぼせ、耳鳴り、しびれ感、動悸、四肢冷感がある。不定愁訴の治療法としては、エストロゲンなどのホルモン補充療法があるが、高血圧、糖尿病、子宮筋腫などの病気を持つ人には禁忌であり、また乳がん、子宮体がんの発生頻度が上がるため長期の服用はできない。そこで、これら副作用の無い不定愁訴に対応したサプリメントの開発が望まれていた。 従来、このような更年期障害に適したサプリメントとしては、大豆イソフラボン、ブラックコホシュ、レッドクローバーなど、エストロゲン様物質を含む食品が摂取されていた(特許文献1〜3参照)。しかし、係るエストロゲン様物質を含有するサプリメントの場合、エストロゲン様作用に対する感受性の違いにより、過剰摂取となり、逆にホルモンバランスを崩す問題があった。そのため、食品安全委員会から、サプリメントによる大豆イソフラボンの摂取量は一日あたり上限値30mg(アグリコン換算値)に設定する旨の報告がされている。 【特許文献1】特開2003−2831公報 【特許文献2】特表2004−534058公報 【特許文献3】特開2002−142717公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 このような現状に鑑み、本発明者らは、エストロゲン様作用のない物質を有効成分とし、更年期障害を緩和・改善し得る食品を鋭意検討したところ、古来より不老長寿の妙薬として用いられているローヤルゼリーとプラセンタエキスを併用すると更年期における不定愁訴に対して効果的且つ安全な機能性食品(サプリメント)となり得ることを見出して本発明を完成した。 本発明は係る知見に基づいてなされたもので、本発明は更年期障害の緩和・改善を図ることができる抗更年期障害食品を提供するものである。 【課題を解決するための手段】 【0004】 上記の課題を解決するためにされた本発明の要旨は、ローヤルゼリー及びプラセンタエキスを含有する抗更年期障害食品である。特に、当該食品は、ローヤルゼリーとプラセンタエキス(粉末)を、1:11〜11:1(重量比)で含有することが好ましく、更にレッドクローバーエキス及び/又は高麗人参エキスを含有することが好ましい。 【発明の効果】 【0005】 本発明の抗更年期障害食品は、ローヤルゼリー及びプラセンタエキスを有効成分として含有しており、係るローヤルゼリー及びプラセンタエキスはいずれもエストロゲン様物質ではないので、過剰摂取したとしてもホルモンバランスの乱れの問題を惹起するおそれがない。そして、当該成分による自律神経の調節作用により、更年期における不定愁訴の緩和・改善を図ることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0006】 上記のように、本発明の抗更年期障害食品はローヤルゼリー及びプラセンタエキスを有効成分として含有することからなる。 本発明で使用されるローヤルゼリーは既に周知のように、ミツバチが王台に分泌する乳白色の物質であり、蛋白質、炭水化物、脂質などの他に種々の有用成分を含有し、女王蜂の餌となる物質である。係るローヤルゼリーは、上述のとおり王台から採取することができるが、既に多種多様の商品が市販されており係る市販品を使用することもできる。 【0007】 ローヤルゼリーは、蛋白質画分と蛋白質を含まない画分に分けることができ、通常は除蛋白処理を行った商品が販売されている。本発明者らは、ローヤルゼリーを除蛋白処理したものと除蛋白処理していないものを使用して、プラセンタエキスとの相乗効果を試験したところ、更年期における不定愁訴の改善には、除蛋白処理していないローヤルゼリーを使用する方がプラセンタエキスとの強い相乗効果を認めることができた。このことより、本発明ではローヤルゼリーとは、除蛋白処理を行っていない、ローヤルゼリー由来蛋白質成分を含有するローヤルゼリーである生ローヤルゼリーのことを示している。 【0008】 また、ローヤルゼリーの蛋白質画分の2〜20%を、ローヤルゼリーの蛋白質画分の酵素分解物で置き換えることで、不定愁訴の改善の効果の発現の時期が、酵素分解物を使用しない場合の効果発現時期の20%から40%程度、置換量依存的に早まることが確認された。この効果は、上記のローヤルゼリー蛋白質画分由来の活性のあるペプチド群の吸収性が上昇することに起因すると考えられる。 【0009】 ローヤルゼリーの蛋白質画分は常法に準じて調製することができる。例えば、生ローヤルゼリーの凍結乾燥物に、含水親水性溶媒(例えば、70%エタノール)を加えて攪拌した後、濾過する操作を数回繰り返し、抽出残渣(ケーキ)を搾汁した後、凍結乾燥などの適当な方法で乾燥することにより、粗ローヤルゼリー蛋白質画分を得ることができる。粗ローヤルゼリー蛋白質画分は、透析、カラム精製などの慣用の方法で精製することにより、精製ローヤルゼリー蛋白質画分を得ることができる。 なお、上記の抽出を行った含水親水性溶媒を回収し、濃縮、精製することにより、除蛋白したローヤルゼリーを得ることができる。 【0010】 ローヤルゼリー蛋白質物質の酵素分解物も常法に準じて調製することができる。例えば、上記の粗製又は精製ローヤルゼリー蛋白質画分をプロテアーゼで酵素分解する。この際に使用される酵素としては、ローヤルゼリー蛋白質を分解し得るプロテアーゼであれば特に限定はされず、例えば、ブロメライン、パパイン、トリプシン、ペプシンなどを挙げることができる。 より具体的には、粗製又は精製ローヤルゼリー蛋白質画分を、使用するプロテアーゼの至適pHに調整した緩衝液又は精製水に溶解し、次いで所定量のプロテアーゼを添加し、プロテアーゼの至適温度で適当な時間(例えば、24時間程度)インキュベートしローヤルゼリー蛋白質画分を加水分解する。分解後、加熱(例えば、100℃で5分間程度)して酵素を失活させ、放冷後pH 7.0に中和し、遠心分離後、上清を凍結乾燥し、ローヤルゼリー蛋白質画分酵素分解物(ペプチド)を得ることができる。 かくして得られたローヤルゼリー蛋白質画分酵素分解物(ペプチド)は、ゲル濾過、イオン交換カラムクロマトグラフィー、逆相高速液体クロマトグラフィーなどの慣用の方法で精製することができる。 【0011】 また、本発明で使用される他の成分であるプラセンタエキスは、哺乳動物(例えば、ヒト、ブタ、ウシ、ヒツジ等)の胎盤(プラセンタ)を酵素処理、酸やアルカリ処理、又は熱水処理等により分解して得られる成分を精製することにより得られるものである。既にプラセンタエキスとして市販されている商品があり、それを使用してもよい。 プラセンタエキスの製法の一例としては、ブタの胎盤を、プロテアーゼで処理する方法が挙げられる。当該プロテアーゼとしては、例えば、パパイン、トリプシン、ペプシン、プロメライン、サーモライシン等が挙げられる。これらの中ではパパインがプロテアーゼ処理の効率の点から好ましく用いられる。当該プロテアーゼ処理は、30〜75℃、0.5〜3時間程度反応させることにより進められ、前記プロテアーゼ処理により得られる成分を限外ろ過、珪藻土ろ過や、イオン交換樹脂、逆浸透ろ過、活性炭処理などにより精製することによりプラセンタエキスが得られる。 上記のプラセンタエキスは、凍結乾燥などの慣用の手段により粉末化することができる。本明細書において、プラセンタエキス(粉末)は水分含量10%程度又はそれ以下の粉末状プラセンタを意味する。 【0012】 本発明においては、ローヤルゼリーとプラセンタエキスが併用される。ローヤルゼリーとプラセンタエキスの配合量は、不定愁訴の改善効果が得られる割合であれば特に限定されるものではないが、好ましくはローヤルゼリー:プラセンタエキス(粉末)=1:11〜11:1(重量比)、より好ましくは1:4〜4:1(重量比)、更に好ましくは1:2〜2:1(重量比)の割合で併用される。 【0013】 本発明の抗更年期障害食品の摂取量は、不定愁訴の症状の程度、体重、年齢などに応じて適宜調整することができるが、ローヤルゼリーとプラセンタエキス(粉末)の合計量として、通常300mg〜7000mg/日、好ましくは1000mg〜6000mg/日、より好ましくは1500〜5000mg/日であり、係る用量を一日一回又は数回に分けて摂取すればよい。 【0014】 本発明の抗更年期障害食品には、更にレッドクローバーエキスを配合してもよい。当該レッドクローバーエキスは、エストロゲン様物質を含んでおり、更年期における不定愁訴の改善に著効を示す。レッドクローバーエキスは、過剰摂取による弊害が心配されるサプリメントであるが、プラセンタエキスとローヤルゼリーの存在下では、相乗効果により顕著な効果の増進が認められる。レッドクローバーエキスは、過剰とならない摂取量である10〜30mg/日となるように添加することで、ホルモンバランスの乱れの問題を回避することができる。 更に、血行促進等の様々な効果を有している高麗人参のエキス(摂取量10〜150mg/日)を添加することでも、望ましい相乗的な効果が得ることが確認された。 【0015】 更に、本発明の抗更年期障害食品には、必要に応じて、この分野で慣用の成分を添加することができる。係る成分と摂取量としては、例えば、ナツメエキスやナルコユリエキスを10〜150mg/日、椎茸菌糸エキスや梅肉エキスを5〜50mg/日、クマ笹エキスや松葉エキスを5〜40mg/日、イチョウ葉エキスやシソ葉エキスやケイヒエキスを5〜20mg/日、ビタミンB1を0.3〜25mg/日、ビタミンCを24〜1000mg/日、ビタミンEを2.4〜150mg/日、ビタミンB2を0.33〜12mg/日、ビタミンB6を0.3〜10mg/日が例示される。 【0016】 本発明の抗更年期食品によれば、更年期における不定愁訴の緩和・改善することができるが、他の利点としては、同年代の女性にとって大きな悩みである肌老化を同時に予防できる点がある。プラセンタエキスとローヤルゼリーはそれぞれ単体で肌に対する効果が知られているが、ローヤルゼリー特有の物質である「類パロチン」という唾液腺ホルモン様物質は、皮膚の代謝を促進し、方や、プラセンタエキス中のコラーゲンペプチドやヒアルロン酸は、肌老化を抑制する異なる機構で働くため、併用することにより飛躍的に肌老化予防効果が高まったと考えられる。特に、不定愁訴の一つに鬱症状があるが、女性にとって深刻な肌老化を日々実感することによって、鬱症状がより進む危険があるため本効果は重要と考えられる。 【0017】 本発明の抗更年期障害食品は、そのまま、固形状物又は飲食物などの種々の形態でヒトに摂取される。 固形状物としては、前記各成分を、必要に応じて、適宜の生理的に許容される添加剤(例えば、担体、賦形剤、希釈剤等)などの製剤上必要な成分と混合し、適宜な剤形の形態に調製することにより得られ、係る形態としては錠剤状、粉末状、顆粒状、カプセル剤状などが例示できる。 【0018】 また、飲食物としては、例えば、飲料類(例えば、ドリンク剤、ミルク飲料、コーヒー飲料、紅茶飲料、緑茶飲料、ジュース等)、菓子類(例えば、ビスケット、クッキー、キャンディー、スナック菓子、ラムネ菓子等)、調味液類(例えば、たれ汁等)、食肉製品類(例えば、ハム、ソーセージ等)、魚肉製品類(例えば、かまぼこ、ちくわ等)、乳製品類(例えば、バター、チーズ等)に添加して摂取させる。 係る飲食物は、その調製段階の適当な工程において有効成分を添加する以外は常法に準じて調製することができる。また、このような飲食物には、必要に応じて慣用の添加剤を添加してもよく、係る添加剤としては、例えば、ビタミン類(例えば、ビタミンC、ビタミンA,ビタミンE等)、ミネラル類(例えば、亜鉛、銅、マンガン等)、生理活性物質、甘味料、酸味料、抗酸化剤、香料、塩分、賦形剤、着色料などが挙げられる。 【実施例】 【0019】 以下、試験例及び製造例に基づいて、本発明をより詳細に説明するが、本発明は係る例に限定されるものではない。 【0020】 以下の例において、使用した材料及び試験法は下記のとおりである。 (1)ローヤルゼリー:市販の生ローヤルゼリーを使用した。 (2)プラセンタエキス:ブタ胎盤由来の市販プラセンタエキス(粉末)を使用した。 (3)ローヤルゼリー蛋白質画分: 凍結乾燥した生ローヤルゼリー3kgに70%エタノール14リットルを加え1次抽出を行い、これを濾過して得られたケーキ(抽出残渣)に再び70%エタノール5.5 リットルを加え2次抽出を行った。これを再度濾過し、得られたケーキを搾汁した。このようにして得られたケーキ2.5kg(湿重量)を45-50℃で16時間真空乾燥し、粗製ローヤルゼリー蛋白質画分を得た。当該蛋白質画分を、脱イオン水に懸濁し、水酸化ナトリウム溶液でpHを中性付近に調整しながら1時間緩やかに攪拌した。攪拌後、その懸濁液を遠心分離し、その上清を凍結乾燥することにより、ローヤルゼリー蛋白質画分を得た。 また、上記の70%エタノール抽出液を集め、濃縮することにより、ローヤルゼリー除蛋白物質を得た。 (4)ローヤルゼリー蛋白質画分酵素分解物(ペプチド): 上記のローヤルゼリー蛋白質画分を、0.1 Mリン酸ナトリウム緩衝液(pH7.8)に溶解した後、トリプシンを添加し、37℃で24時間の加水分解を行った。分解後、100℃で5分間加熱して酵素を失活させた後、放冷後pH 7.0に中和した。遠心分離(18,500×g、4℃、20分間)後、上清を凍結乾燥し、ローヤルゼリー蛋白質画分酵素分解物を得た。 【0021】 皮膚の水分保持能の測定法 表皮の角層には塩類、アミノ酸などの電解質が存在するので、水分が存在すれば電気伝導性となる。電気伝導度と水分含量には相関関係があるので、電気伝導度を測定することによって、角層の水分を測定することができる。そこで、生体角層水負荷試験を行い皮膚の水分保持能を測定した。ボランティアの女性に肘から手にかけての内側の部分を石鹸で洗い、良く洗浄後、余分な水分をペーパータオルで軽く拭き、30分間恒温、恒湿度の室内にて安静にさせた後、皮膚表面の電気伝導度(μS:マイクロシーメンス)(IBS社製SKICON−2000)を測定した。本試験前の肌水分を測定した値は、平均で約40μSであった。この値に比べ、1.5倍になった状態を5とし、その間を以下のように、ほぼ5等分して皮膚の水分保持能の上昇程度を評価した(1:40〜44、2:45〜48、3:49〜52、4:53〜56、5:57〜60)。 【0022】 不定愁訴の改善、気持ちの明るさ、シワ改善 不定愁訴に関しては、客観的な評価法として使用されている、簡略更年期指数表(SMI)を用いて被験者の自己申告により調査した(表1参照)。より具体的には、血管・運動症状は同表の該当する項目(1)〜(4)、(9)及び(10)の合計点の最高点(60点)と最低点(0点)の間を5段階に分けて評価し、また精神症状(即ち、気持ちの明るさ)は同表の該当する項目(5)〜(8)の合計点の最高点(40点)と最低点(0点)の間を5段階に分けて評価し、それぞれ1:効果なし、2:やや効果あり、3:効果あり、4:やや強い効果、5:強い効果とした。また、シワの改善についても、被験者の申告に基づき同様に5段階で評価した。 【0023】 【表1】
【0024】 試験例1 本発明の抗更年期食品を、更年期障害の不定愁訴に悩む40〜50代の女性(各群10人)に、表2に示される成分・摂取量で1ヶ月間摂取させた。摂取期間中定期的に不定愁訴に関するアンケートをとり、また肌の乾燥の指標となる肌水分量(皮膚の水分保持能)を調査した。不定愁訴の改善及びシワ改善は、アンケートの結果を集計した。 その結果を表2に示す。なお、表中、試験群1〜5並びに14〜17は比較例である。 【0025】 【表2】
【0026】 表2に示されるように、本発明の抗更年期障害食品を摂取することにより、不定愁訴は改善され、肌水分量も増加した。このときの肌水分量の増加は、ローヤルゼリーやプラセンタエキスを単体で摂取したときよりも著しく、相乗効果によるものと考えられた。さらに詳しいアンケート調査により、肌の乾燥とシワに改善が見られ、更年期指数の中でも特に精神症状が改善され、気持ちが明るくなったという結果が得られた。以上の効果は、更にレッドクローバーエキス及び/又は高麗人参エキスを添加した場合に一層顕著な相乗的な効果が得られることが判明した。また、試験群6の成績と試験群14と試験群16の成績を比較すると、前者の方が抗更年期障害効果の発現に優れていたことから、ローヤルゼリーとプラセンタエキスの併用投与による抗更年期障害効果の発現に、供試ローヤルゼリーがローヤルゼリー由来蛋白質成分とローヤルゼリーの除蛋白質成分を共に含有していること、つまり、ローヤルゼリー由来蛋白質成分と蛋白質以外の成分を共に含有する生ローヤルゼリーの方が奏効することが確認された。 【0027】 試験例2 ローヤルゼリー蛋白質画分酵素分解物(ペプチド)の不定愁訴の改善への効果および不定愁訴の改善の効果発生時期に及ぼす効果を確認するために上記と同様の試験を実施した。つまり、本発明の抗更年期食品を更年期障害の不定愁訴に悩む40〜50代の女性(一群10人)に、表3に示される成分・摂取量で1ヶ月間摂取させた。摂取期間中定期的に不定愁訴に関するアンケートをとった。 その結果を表3に示す。 【0028】 【表3】
【0029】 表3に示されるように、ローヤルゼリーの蛋白質画分の2〜20%を、ローヤルゼリー蛋白質画分酵素分解物で置き換えることで、不定愁訴の改善の効果の強さ自体はローヤルゼリーと同じであったが、効果の発現時期が20〜40%程度、置換量依存的に早まることが確認された。 【0030】 製造例1 カプセル剤の製造 ローヤルゼリー2.2重量部、プラセンタエキス(粉末)0.2重量部及び乳糖1重量部を混合して均一化した後、常法に準じてハードカプセルに充填し、内容量250mgのカプセル剤を製造した。 製造例2 果汁飲料の製造 水(28.28重量部)にクエン酸(0.2重量部)、オレンジ果汁(60重量部)及び砂糖(10重量部)を加熱溶解させ、更にローヤルゼリー1重量部、プラセンタエキス(粉末)0.5重量部及びレッドクローバーエキス0.02重量部を添加し、冷却後、容器充填及び85℃30分間の加熱殺菌を行って果汁飲料を製造した。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000229519 【氏名又は名称】日本ハム株式会社 【識別番号】500129214 【氏名又は名称】株式会社丸和
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| 【出願日】 |
平成18年7月14日(2006.7.14) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100085486 【弁理士】 【氏名又は名称】廣瀬 孝美
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| 【公開番号】 |
特開2008−17815(P2008−17815A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月31日(2008.1.31) |
| 【出願番号】 |
特願2006−194964(P2006−194964) |
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