| 【発明の名称】 |
動物用食欲増進剤 |
| 【発明者】 |
【氏名】二井 智子
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| 【要約】 |
【課題】この出願発明は、植物ステロールを含む動物用食欲増進剤に関するものであり、動物とくに動物の成育率、増体量などの点で著しい効果をもつ動物用食欲増進剤を提供することを目的とする。
【構成】この出願発明は、植物ステロールを含む動物用食欲増進剤に関する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 植物ステロールを含むことを特徴とする動物用食欲増進剤。 【請求項2】 給与量が0.1〜10g/日であることを特徴とする請求項1に記載の動物用食欲増進剤。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この出願発明は新しい動物用食欲増進剤、とくに、家畜に有効な動物用食欲増進剤に関する。 【背景技術】 【0002】 動物、とくに家畜は必ずしも与えた飼料を十分に摂取しないため、残った飼料が品質上問題になることがあり、また、そのために順調に発育せず、また、乳牛、羊の場合には、十分な乳量が確保できないという問題がある。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 この出願発明はそれらの問題を解決するものであり、動物に与えた飼料をできるだけ多く食べさせて残さないようにすること、また、動物、とくに家畜を健康に発育することにより、健康に成長し、体重を増加し、乳量を増加する動物用食欲増進剤を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0004】 この出願発明は、植物ステロールを含むことを特徴とする動物用食欲増進剤に関する。 動物としては、とくに、限定されないが、家畜が好ましく、牛、羊、馬、豚、兎がより好ましく、牛がとくに好ましい。 【発明の効果】 【0005】 この出願発明は、植物ステロールを含む動物飼料添加剤に関するものであり、動物とくに家畜の食欲を増進させる飼料添加剤、飼料であり、食欲の増進により、飼料の食べ残しがなく、その結果衛生的に動物を飼育することができ、さらに、飼料をできるだけ多く食べさせることができるので、成長を早くすることができ、また、体量、乳量などの点で著しい効果をもつ飼料添加剤、飼料を提供することができるという優れた効果がある。 動物としては、とくに、限定されないが、家畜が好ましく、牛、羊、馬、豚、兎がより好ましく、牛がとくに好ましく、乳量、体重などの点で優れた効果を達成することができる。 また、植物ステロールの一日の給与量は、0.1〜10gで充分であるので、経済的に非常に優れている。 【発明を実施するための最良の形態】 【0006】 植物ステロールの一日の給与量は、0.1〜10gが好ましく、0.3〜3gがより好ましく、0.5〜2gがとくに好ましい。 【0007】 飼料としては、例えば、玉蜀黍、コウリャン、大豆粕、グルテンミールなどが好ましい。また、乾草、サイレージなどと一緒に与えることができる。 【0008】 その他の添加物としては、ビタミン、ミネラル、食塩、炭酸カルシウムなどが好ましい。 【0009】 以下に、この出願発明を具体的に説明する。 【実施例1】 【0010】 植物ステロール0.6g、シリカ0.4gを含む動物用食欲増進剤を牛1頭に対して給与期間7月31日〜8月31日与えた。 その結果はつぎのとおりである。 【表1】
この結果、残食飼料は給与と共に減少し、給与の中止と共に増加した。また、給与開始より10日程度から摂取量が増加して1頭当りの乳量が増加した。 その後、給与を中止すると摂取量、乳量とも低下した。 残飼料は、給与してから次回給与までの食べ残しの数量である。 【実施例2】 【0011】 植物ステロール1.2g、シリカ0.8gを含む動物用食欲増進剤を牛1頭に対して給与期間5月23日〜7月3日与えた。 その結果はつぎのとおりである。 【表2】
この結果、残飼料は給与と共に減少し、給与の中止と共に増加した。また、給与開始より14日程度から摂取量が増加して1頭当りの乳量が増加した。 その後、給与中止後はやや摂取量、乳量とも低下する傾向がみられた。 残飼料は、給与してから次回給与までの食べ残しの数量である。 【実施例3】 【0012】 植物ステロール0.6g、シリカ0.4gを含む動物用食欲増進剤を牛1頭に対して給与期間6月1日〜7月25日与えた。 その結果はつぎのとおりである。 【表3】
この結果、乳量については5月と比較すると大きな差はないが、給与中止後に乳量の低下がみられた。 残飼料は、給与してから次回給与までの食べ残しの数量である。 【実施例4】 【0013】 植物ステロール1.2g、シリカ0.8gを含む動物用食欲増進剤を牛1頭に対して給与期間7月3日〜9月3日(生後月齢22ケ月〜23ケ月の黒毛和牛去勢牛)与えた。 その結果はつぎのとおりである。 【表4】
上段は、植物ステロールを含む動物用食欲増進剤を給与した試験区で下段は給与しない対照区である。 この結果、残飼料は給与と共に減少し、給与の中止と共に増加したが、給与しない試験区では残飼料は変わらなかった。また、給与したものでは、乳牛と同様で10日程度で摂取量が増加して対照のものと比較すると1頭当りの摂取量が最大で1.1kg/1頭/日の差が出た。 残飼料は、給与してから次回給与までの食べ残しの数量である。 この摂取量は、全体の摂取量kg/1頭当りの摂取量kgを示している 【産業上の利用可能性】 【0014】 この出願発明の動物用食欲増進剤を与えることにより、飼料の残存量が減少し、乳量も多くなり、体重も増加するという優れた効果があるので、非常に優れた動物用食欲増進剤を提供するものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】506212019 【氏名又は名称】二井 智子
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| 【出願日】 |
平成18年6月20日(2006.6.20) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100102370 【弁理士】 【氏名又は名称】熊田 和生
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| 【公開番号】 |
特開2008−7(P2008−7A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月10日(2008.1.10) |
| 【出願番号】 |
特願2006−169759(P2006−169759) |
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