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【発明の名称】 麺線巻入装置
【発明者】 【氏名】湯本 浩一

【要約】 【課題】細径化された麺線が収容槽に巻き入れられた状態で、その麺線の上面が略平坦となるようにすることができる麺線巻入装置を提供すること。

【構成】麺線案内機構15の先端部に設けられている巻入ロール14から麺線を繰り出すと共に、巻入ロール14を、反時計方向に回転する収容槽12の中央側部と外周側部との間で往復移動させることによって、麺線を収容槽12内に巻き入れることができる麺線巻入装置16において、巻入ロール14の移動位置に応じて、収容槽12の回転速度を変更することができる回転速度変更機構25と、巻入ロール14の移動位置に応じて、収容槽12に巻き入れられる麺線の収容槽12半径方向の巻入れピッチを変更することができる巻入れピッチ変更機構67とを備える。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
麺線案内機構の先端部から麺線を繰り出すと共に、前記麺線案内機構の先端部を、所定方向に回転する収容槽内の中央側部と外周側部との間で往復移動させることによって、麺線を前記収容槽内に巻き入れることができる麺線巻入装置において、
前記麺線案内機構の先端部の移動位置に応じて、前記収容槽の回転速度を変更することができる回転速度変更手段と、前記麺線案内機構の先端部の移動位置に応じて、前記収容槽に巻き入れられる麺線の前記収容槽半径方向の巻入れピッチを変更することができる巻入れピッチ変更手段とを備えることを特徴とする麺線巻入装置。
【請求項2】
前記巻入れピッチ変更手段は、前記収容槽に巻き入れられる麺線の巻入れピッチが、前記収容槽内の中央側部又はその近傍よりも外周側部又はその近傍の方が大きくなるように、前記麺線案内機構の先端部の移動速度を制御することを特徴とする請求項1記載の麺線巻入装置。
【請求項3】
前記回転速度変更手段は、前記麺線案内機構の先端部が前記収容槽の半径方向の任意位置にあるときに、当該先端部の任意位置と対応する前記収容槽底部の任意位置の回転移動速度が前記麺線の繰出し速度と略一致するように、前記収容槽の回転速度を制御することを特徴とする請求項1又は2記載の麺線巻入装置。
【請求項4】
前記回転速度変更手段は、互いに逆方向に向かって拡径する一対の円錐状プーリと、この一対の円錐状プーリに巻き掛けられている環状ベルトとを備え、
前記巻入れピッチ変更手段は、前記一対の円錐状プーリのうち前記収容槽側の円錐状プーリによって回転駆動され、ピッチの相違する2以上の雄ねじ部を有する移動用ねじ部と、この移動用ねじ部に係合される係合部と、この係合部に設けられ当該係合部が前記移動用ねじ部によって移動されるときに、前記環状ベルトを前記係合部に伴って移動させるベルト操動体とを備え、
前記ベルト操動体は、前記麺線案内機構の先端部を、揺動機構を介して往復揺動移動させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の麺線巻入装置。
【請求項5】
前記麺線案内機構の先端部は、前記収容槽の中央側部と外周側部との間で半径方向に往復移動し、前記麺線案内機構の先端部から麺線を略一定の繰り出し速度で繰り出すことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の麺線巻入装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、素麺、うどん、そば等の麺線を収容槽に巻き入れる麺線巻入装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、素麺、うどん、そば等の麺は、主原料に加水しながら混練して塊状の麺生地を作り、その麺生地を所定の細さの麺線に成形することによって製造されている。例えば、素麺の場合、まず、主原料となる小麦粉に少量の食塩と水とを加えながら捏ね機によって均一に混練する。この混練作業(オデ作業)で塊状の麺生地を作り、その麺生地を数時間寝かして熟成させる。この熟成させた麺生地は、延し機によって押圧して延して、しかる後に所定幅に切って棒状に形成する。そして、この棒状に形成したものをイタギ機によって圧延して、その圧延したものを収容槽に渦巻き状に巻き入れる。この収容槽に巻き入れられた麺線は、この状態で、例えば、直径が40〜50mm程度の丸棒状に成形されている。そして、この状態で、数時間寝かして熟成し、小麦粉のグルテン構造を強固にして弾性と粘性を大きくする。
【0003】
そして、この収容槽に巻き入れられた比較的太い麺線は、麺線巻入機よって撚りを掛けながら丸紐状の細い麺線に成形される。麺線を細径化するのは、この麺線巻入機に設けられている麺線の細径化部である。この細径化部による麺線の細径化は、例えば2段階又は3段階で行われ、麺線を例えば20〜6mm程度の所定径に成形することができる。そして、この細径化された麺線は、収容槽に渦巻き状に巻き入れられる。
【0004】
図9は、従来の麺線巻入機に設けられている麺線案内機構100によって麺線nの巻入れ状態を示す斜視図である。細径化された麺線nは、麺線案内機構100に案内されながら収容槽101に渦巻き状に巻入れられる。
【0005】
この種の従来技術として、収容槽101から繰り出した丸紐状の麺線nを上下一対の加工ロールによって細径化して、図10(a)に示すように、細径化後の麺線nを麺線案内機構101によって別の収容槽101に中央側部から外周側部へと渦巻き状に巻入れ、麺線案内機構101の先端が収容槽101の外周壁に到達するとこの麺線案内機構101の先端部が収容槽101の中央側部に戻り、再度中央側部から外周側部に向けて麺線nを巻入れるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】実公平7−18298号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、図10(a)に示すようにして収容槽101内に巻き入れられる麺線nは、前段の細径化部の上下一対の加工ロールによって圧縮されて細径化されていること、及び麺線n自身が弾力性を有していることによって、少し元の太さに戻る共に少し縮む傾向にある。
【0007】
その結果、収容槽101内に巻き入れられた麺線nは、図10(b)の二点鎖線で示すように、収容槽101の中央側部に偏って巻き入れられる。
【0008】
そして、図10(b)に示すように、収容槽101の中央側部に麺線nが偏って巻き入れられた場合、この収容槽101内の麺線nを、再度細径化するために麺線巻入機へ巻き込もうとしたときに、図10(c) に示すように、巻き込もうとする麺線nが隣接する麺線nに引っ掛かってスムーズな麺線nの巻の込みが妨げられることがある。
【0009】
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、細径化された麺線が収容槽に巻き入れられた状態で、その麺線の上面が略平坦となるようにすることができる麺線巻入装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係る麺線巻入装置は、麺線案内機構の先端部から麺線を繰り出すと共に、前記麺線案内機構の先端部を、所定方向に回転する収容槽内の中央側部と外周側部との間で往復移動させることによって、麺線を前記収容槽内に巻き入れることができる麺線巻入装置において、前記麺線案内機構の先端部の移動位置に応じて、前記収容槽の回転速度を変更することができる回転速度変更手段と、前記麺線案内機構の先端部の移動位置に応じて、前記収容槽に巻き入れられる麺線の前記収容槽半径方向の巻入れピッチを変更することができる巻入れピッチ変更手段とを備えることを特徴とするものである。
【0011】
この発明に係る麺線巻入装置によると、麺線案内機構の先端部から麺線を繰り出すことができ、それと共に麺線案内機構の先端部を、所定方向に回転する収容槽の中央側部と外周側部との間で往復移動させることによって、麺線を収容槽内に例えば渦巻状に巻き入れることができる。そして、回転速度変更手段は、麺線案内機構の先端部の移動位置に応じて、収容槽の回転速度を変更することができる。これによって、麺線案内機構の先端部から収容槽内に巻き入れられる麺線が、その先端部と収容槽との間で許容以上に引っ張られたり弛んだりすることなく巻き入れられるようにすることができる。また、巻入れピッチ変更手段は、麺線案内機構の先端部の移動位置に応じて、収容槽に巻き入れられる麺線の、収容槽半径方向の巻入れピッチを変更することができる。これによって、例えば収容槽内に巻き入れられた麺線が、その弾力性によって収容槽の中央側部に偏らないように、例えば麺線案内機構の先端部の移動速度を、収容槽の中央側部よりも外周側部で速くなるように変更することができる。このようにして、麺線が収容槽に巻き入れられた状態で、その上面が略平坦になるようにすることができる。
【0012】
なお、収容槽に巻き入れられる麺線の巻入ピッチを、中央側部等よりも外周側部等の方を大きくするのは、巻き入れられた麺線が縮むことによって収容槽の半径方向の内側に向かって移動する量は、中央側部等よりも外周側部等の方が大きいからである。
【0013】
そして、この発明に係る麺線巻入装置において、前記巻入れピッチ変更手段は、前記収容槽に巻き入れられる麺線の巻入れピッチが、前記収容槽内の中央側部又はその近傍よりも外周側部又はその近傍の方が大きくなるように、前記麺線案内機構の先端部の移動速度を制御するようにするとよい。この巻入れピッチ変更手段によると、収容槽に巻き入れられる麺線の巻入れピッチが、収容槽の中央側部又はその近傍よりも外周側部又はその近傍の方が大きくなるように、麺線案内機構の先端部の移動速度を制御することができる。これによって、麺線が収容槽に巻き入れられた状態で、その上面が略平坦になるようにすることができる。
【0014】
また、この発明に係る麺線巻入装置において、前記回転速度変更手段は、前記麺線案内機構の先端部が前記収容槽の半径方向の任意位置にあるときに、当該先端部の任意位置と対応する前記収容槽底部の任意位置の回転移動速度が前記麺線の繰出し速度と略一致するように、前記収容槽の回転速度を制御するようにするとよい。この回転速度変更手段によると、麺線案内機構の先端部が収容槽の半径方向の任意位置にあるときに、その先端部の任意位置と対応する収容槽底部の任意位置の回転移動速度が麺線の繰出し速度と略一致するように、収容槽の回転速度を制御することができる。これによって、麺線案内機構の先端部から収容槽内に巻き入れられる麺線が、その先端部と収容槽との間で許容以上に引っ張られたり弛んだりすることなく巻き入れられるようにすることができる。よって、麺線を綺麗に螺旋状に巻き入れることができる。
【0015】
更に、この発明に係る麺線巻入装置において、前記回転速度変更手段は、互いに逆方向に向かって拡径する一対の円錐状プーリと、この一対の円錐状プーリに巻き掛けられている環状ベルトとを備え、前記巻入れピッチ変更手段は、前記一対の円錐状プーリのうち前記収容槽側の円錐状プーリによって回転駆動され、ピッチの相違する2以上の雄ねじ部を有する移動用ねじ部と、この移動用ねじ部に係合される係合部と、この係合部に設けられ当該係合部が前記移動用ねじ部によって移動されるときに、前記環状ベルトを前記係合部に伴って移動させるベルト操動体とを備え、前記ベルト操動体は、前記麺線案内機構の先端部を、揺動機構を介して往復揺動移動させるようにするとよい。
【0016】
この回転速度変更手段によると、一対の円錐状プーリに巻き掛けられている環状ベルトの巻掛け位置を移動させることによって、収容槽の回転速度を変更することができる。そして、巻入れピッチ変更手段によると、一対の円錐状プーリのうち収容槽側の円錐状プーリが回転すると、それに伴って移動用ねじ部が回転し、移動用ねじ部が回転すると、この移動用ねじ部に係合する係合部が移動する。係合部が移動すると、ベルト操動体が移動して、このベルト操動体の移動によって環状ベルトが移動する。環状ベルトが移動すると、一対の円錐状プーリに対する巻掛け位置が変更され、これによって、収容槽の回転速度を変更することができる。そして、ベルト操動体の移動によって、麺線案内機構の先端部を、揺動機構を介して往復揺動移動させることができる。このようにして、麺線を収容槽に螺旋状に巻き入れることができる。そして、移動用ねじ部には、ピッチの相違する2以上の雄ねじ部が形成されているので、例えば収容槽に巻き入れられる麺線の巻入れピッチが、収容槽の中央側部又はその近傍よりも外周側部又はその近傍の方が大きくなるように、麺線案内機構の先端部の移動速度を制御することができる。
【0017】
そして、この発明に係る麺線巻入装置において、前記麺線案内機構の先端部は、前記収容槽の中央側部と外周側部との間で半径方向に往復移動し、前記麺線案内機構の先端部から麺線を略一定の繰り出し速度で繰り出すようにするとよい。このように、麺線案内機構の先端部を、収容槽の中央側部と外周側部との間で半径方向に往復移動させること、及び麺線案内機構の先端部から麺線を略一定の繰り出し速度で繰り出すことによって、麺線を収容槽に螺旋状に綺麗に巻き入れるために、比較的簡単に例えば収容槽の回転速度、及び麺線案内機構の先端部の移動速度を制御することができる。
【発明の効果】
【0018】
この発明に係る麺線巻入装置によると、巻入れピッチ変更手段によって、麺線案内機構の先端部の移動位置に応じて、収容槽に巻き入れられる麺線の、収容槽半径方向の巻入れピッチを変更することができる構成としたので、麺線が収容槽に巻き入れられた状態で、その上面が略平坦になるようにすることができる。これによって、例えばこの収容槽内の麺線を、再度細径化するために麺線を麺線巻入機へ巻き込むときに、その巻き込もうとする麺線が隣接する麺線に引っ掛かることなくスムーズに巻き込むことができる。よって、例えば麺線の細径化作業を効率よく行うことができ、麺線を精度よく細径化することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明に係る麺線巻入装置を備える麺線巻入機1の一実施形態を、図1〜図8を参照して説明する。図1に示すように、麺線巻入機11は、例えば素麺、うどん、そば等の原料となる丸紐状の麺線nを、巻込部5から巻き込んで、この巻き込んだ麺線nを細径化部9に通して麺線nが所定の直径となるように細径化し、この細径化した麺線nを、本発明に係る麺線巻入装置16によって収容槽12に渦巻き状にして巻き入れることができるものである。そして、この収容槽12に巻き入れられた麺線nは、再度この麺線巻入機11に通されて所定の直径となるように細径化され、そして別の収容槽12に渦巻状に巻き入れられる。
【0020】
巻込部5は、図1に示すように、その下方に配置されている収容槽12内の麺線nを受け入れて、この受け入れた麺線nに撚りを掛けて後段の細径化部9に送り込むためのものである。この巻込部5は、収容槽12内に収容された丸紐状の麺線nを受け入れて、麺線nに撚りを掛けるための麺線nガイド2と、麺線nの状態(性状)に応じて位置を変更することができる案内ロール3、4と、この案内ロール3、4に麺線nを巻き込ませるための巻込ロール6とを備えている。この麺線nガイド2及び巻込ロール6は、固定支持杆を介して巻入機本体18に回動自在に設けられ、案内ロール3、4は、可動支持杆を介して巻入機本体18に回動自在に設けられている。
【0021】
細径化部9は、麺線nを予め定めた太さになるように成形するためのものであり、上下一対の第1加工ロール7、7、及び上下一対の第2加工ロール8、8を備えている。例えばこの上下一対の第1加工ロール7、7は、巻込部5によって巻き込まれた麺線(太さが17mm程度)nを受け入れて、この受け入れた麺線nを、上下の加工ロール7、7の間に通して約12mmの太さの麺線nに成形できるものである。
【0022】
そして、上下一対の第2加工ロール8、8は、第1加工ロール7、7に通されて収容槽12に巻き入れられた麺線nを、再度この麺線巻入機1に通して更に細径化するために使用されるものであり、麺線nを、この上下の第2加工ロール8、8の間に通して約6mmの太さの麺線nに成形できるものである。この麺線nの断面形状は、第1及び第2加工ロール7、7、8、8の外周に形成されている加工溝の形状によって定まり、例えば略楕円形又は略円形である。
【0023】
麺線巻入装置16は、図1に示すように、前段に設けられている細径化部9で所定の直径に細径化された麺線nを受け入れて、この受け入れた麺線nを、麺線案内機構15によって収容槽12内に螺旋状に巻き入れることができるものである。この麺線巻入装置16は、図2に示す回転速度変更機構25、ねじ送り機構66、巻入れピッチ変更機構67、及び揺動機構68を備えている。更に、図5に示す麺線案内機構15、及び図8に示す早戻し機構69を備えている。
【0024】
回転速度変更機構25は、図2に示すように、巻入機本体18の内部に設けられており、回転台(収容槽12)17を所定の回転速度で回転させることができるものである。このように、収容槽12を所定の回転速度で回転させるのは、麺線案内機構15の先端部から収容槽12内に巻き入れられる麺線nが、その先端部と収容槽12との間で許容以上に引っ張られたり弛んだりすることなく綺麗に巻き入れられるようにするためである。
【0025】
この回転速度変更機構25には、図2に示す駆動部19で駆動される駆動側円錐車(円錐状プーリ)26と、この駆動側円錐車26と逆向きのテーパに形成された従動側円錐車(円錐状プーリ)27と、これら駆動側円錐車26と従動側円錐車27とに巻き掛けられて動力を伝達する環状ベルト28とを備えている。そして、この従動側円錐車27の回転は、回転台駆動軸29と、この回転台駆動軸29に設けられているはすば歯車30とを介して、このはすば歯車30と噛合して、回転台駆動部31に伝達される。そして、図2に示すように、チェーン34、34、及び丸ベルト35によって動力が伝達される。同図に示す矢印は、動力伝達経路を示している。38、・・・は、各軸を支持する軸受である。
【0026】
ねじ送り機構66は、図2に示すように、回動自在に設けられている移動用ねじ部32を備えている。この移動用ねじ部32は、従動側円錐車27によって所定方向に回転駆動される構成となっている。この移動用ねじ部32には、係脱自在に係合部37が設けられている。そして、この係合部37には、ベルト28の位置決めするためのベルト操動体36が一体的に設けられている。
【0027】
この図2に示すねじ送り機構66によると、駆動部19が駆動してその回転が駆動側円錐車26、ベルト28、従動側円錐車27、回転台駆動軸29、及び丸ベルト35等を介して移動用ねじ部32に伝達されて、移動用ねじ部32が所定方向に回転すると、この移動用ねじ部32に係合する係合部37が移動用ねじ部32に沿って、図2の実線で示す位置から二点鎖線で示す位置に向かう所定の巻入れ方向に移動する。このとき、係合部37に設けられているベルト操動体36、及びこのベルト操動体36で位置決めされているベルト28も同方向に移動する。
【0028】
これによって、ベルト28は、図2に示すように、実線で示す駆動側円錐車26の大径側と従動側円錐車27の小径側とに掛けられた状態から、二点鎖線で示す駆動側円錐車26の小径側と従動側円錐車27の大径側とに掛けられた状態に移行する。このように、係合部37が巻入れ方向に向かうに従って、駆動側円錐車26の回転数に対して従動側円錐車27の回転数を減少させることができる。この従動側円錐車27の回転数の減少に伴って、従動側円錐車27で回転駆動される回転台駆動部31及び収容槽12の回転数が減少する。これにより、麺線案内機構15の先端部に設けられている巻入ロール14が収容槽12の中央側部から外周側部に近づくに従って、収容槽12の回転速度を減少させることができる。その結果、巻入ロール14が収容槽12の半径方向のいずれの位置(任意位置)にあるときでも、巻入ロール14の任意位置と対応する収容槽12底部の任意位置の回転移動速度を、例えば麺線nの略一定の繰出し速度と常に略一致させることができる。これによって、巻入ロール14から収容槽12内に巻き入れられる麺線nが、その巻入ロール14と収容槽12との間で許容以上に引っ張られたり弛んだりすることなく綺麗に巻き入れられるようにすることができる。
【0029】
また、移動用ねじ部(巻入れピッチ変更手段)32は、図3に示すように、中央部を基準にして一方の端部側に第1雄ねじ部32aが形成され、他方の端部側に第2雄ねじ部32bが形成されている。第1雄ねじ部32aは、第2雄ねじ部32bよりもねじピッチが小さく形成されている。
【0030】
この移動用ねじ部32によると、図2の実線で示すように、移動用ねじ部32が所定方向に回転している状態で、係合部37が第1雄ねじ部32aに係合して移動いるときは、巻入ロール14が収容槽12の中央側部又はその近傍に位置しており、このときは、巻入ロール14が収容槽12の中央側部から外周側部に向かって比較的低速度で移動している。そして、図2の二点鎖線で示すように、移動用ねじ部32が所定方向に回転している状態で、係合部37が第2雄ねじ部32bに係合して移動しているときは、巻入ロール14が収容槽12の外周側部又はその近傍に位置しており、このときは、巻入ロール14が収容槽12の中央側部から外周側部に向かって比較的高速度で移動している。
【0031】
これによって、巻入ロール14が位置する収容槽12における半径方向の移動位置に応じて、収容槽12に巻き入れられる麺線nの収容槽12半径方向の巻入れピッチを変更することができる。つまり、図4に示すように、例えば収容槽12内に巻き入れられた麺線nが、その弾力性で長さ方向に縮むことによって、収容槽12の中央側部に偏らないように、巻入ロール14の半径方向外側に向かう方向の移動速度を、収容槽12の中央側部及びその近傍(図4の<e>の範囲)よりも、外周側部及びその近傍(図4の<f>の範囲)で速くなるように変更することができる。
【0032】
なお、収容槽12に巻き入れられる麺線nの巻入ピッチを、中央側部等よりも外周側部等の方を大きくするのは、巻き入れられた麺線nが縮むことによって収容槽12の半径方向の内側に向かって移動する量は、中央側部等よりも外周側部等の方が大きいからである。
【0033】
これによって、麺線nが収容槽12に巻き入れられた状態で、その上面が略平坦になるようにすることができる。このように、収容槽12に巻き入れられた麺線nの上面が略平坦となるようにできると、例えばこの収容槽12内の麺線nを、再度細径化するために麺線nを麺線巻入機1へ巻き込むときに、その巻き込もうとする麺線nが隣接する麺線nに引っ掛かることなくスムーズに巻き込むことができる。よって、例えば麺線nの細径化作業を効率よく行うことができ、麺線nを精度よく細径化することができる。
【0034】
次に、図2を参照して揺動機構68を説明する。この揺動機構68は、移動用ねじ部32に沿って移動する係合部37の往復直線運動を、麺線案内機構15を所定の角度範囲で往復揺動運動させるための機構であり、揺動杆44を備えている。この揺動杆44は、巻入機本体18の軸支部43に揺動自在に支持されていると共に、係合部37に設けられたリング状の案内部材45に摺動自在に挿通している。これにより、係合部37が移動用ねじ部32に沿って直線移動すると、揺動杆44が軸支部43を中心に揺動する。また、揺動杆44は、連結杆47が揺動自在に連結し、この連結杆47にアーム部46が揺動自在に連結している。そして、このアーム部46は、揺動軸21と結合しており、この揺動軸21は、図5に示すように、ベアリング48を介して揺動自在に巻入機本体18に設けられている。そして、この揺動軸21に麺線案内機構15が固定して設けられている。
【0035】
この揺動機構68によると、まず、係合部37の「巻入れ」動作の場合、図2に示す移動用ねじ部32が所定方向に回転すると、この移動用ねじ部32と係合する係合部37が実線で示す位置から二点鎖線で示す位置に向かって比較的低速で移動する。そして、この係合部37の移動速度に対応して麺線案内機構15の巻入ロール14を、収容槽12の中央側部の位置から外周側部の位置までその方向に移動速度を変更しながら比較的低速で揺動させることができる。
【0036】
次に、係合部37の「戻り」動作の場合、図2に示す係合部37が移動用ねじ部32から外れて、後述する早戻し機構69によって、係合部37が二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に向かって比較的高速で移動する。そして、この係合部37の移動速度に対応して麺線案内機構15の巻入ロール14を、収容槽12の外周側部の位置から中央側部の位置までその方向に比較的高速で揺動させることができる。そして、この麺線案内機構15の揺動角度は、収容槽12の径方向に麺線nを巻き入れることができる角度範囲となっている。
【0037】
次に、図5〜図7を参照して麺線案内機構15を説明する。この麺線案内機構15は、図5に示すように、細径化部9から供給されてくる麺線nを巻入ロール14から繰り出すことができると共に、巻入ロール14が揺動軸21を中心にして往復揺動することによって、麺線nを収容槽12内に渦巻状に巻き入れることができるものである。この麺線案内機構15は、図5に示すように、下端部に揺動軸21が設けられ、この揺動軸21は、ベアリング48を介して揺動自在に巻入機本体18に設けられている。この揺動軸21の上部に逆T字状の揺動ベース49が設けられ、この揺動ベース49に案内杆フレーム50の基部が揺動自在に軸支されている。揺動ベース49には、中央位置検出部材51が設けられており、中央位置検出部材51が巻入機本体18に設けられた検出器たるリミットスイッチ52に当接すると、麺線案内機構15の巻入ロール14が収容槽12の中央に向かう方向の揺動が停止する。このリミットスイッチ52によって停止させられた麺線案内機構15の巻入ロール14の位置が、収容槽12へ麺線nを巻入れる中央側部巻入れ開始位置として設定される。
【0038】
また、案内杆フレーム50と揺動ベース49との間には、リンク部材53等とバネ部材54とが設けられており、これらリンク部材53等に掛かる力と、バネ部材54との力のバランスによって案内杆フレーム50を所定の角度で保持して、麺線案内機構15が自重で倒れないようにしている。案内杆フレーム50の先端には、案内ロール支持フレーム55の基部が軸支されており、この案内ロール支持フレーム55の先端には案内杆ガイド56が軸支されている。この案内杆ガイド56の先端には、麺線案内機構15から収容槽12に巻入れられる麺線nを軽く押えて安定した巻入れができるようにする巻入ロール14が設けられている。
【0039】
これら案内杆フレーム50と案内ロール支持フレーム55との間と、案内ロール支持フレーム55と案内杆ガイド56との間のそれぞれの軸支部分は、巻入ロール14が収容槽12の所定位置に麺線nを巻入れることができるような角度で固定されている。この案内ロール支持フレーム55にはハンドル57が設けられており、作業者がこのハンドル57を操作して麺線案内機構15の先端を収容槽12に対して所望の高さ位置に調節することができる。58は、案内杆フレーム50を前傾させるときのストッパである。
【0040】
案内ロール支持フレーム55には、2個の案内ロール13が軸支されている。この2個の案内ロール13は、案内ロール支持フレーム55に設けられた駆動ベルト(丸ベルト)20、及び案内杆フレーム50に設けられた駆動ベルト20を介して巻入機本体18に設けられた駆動プーリ65によって回転駆動される。また、案内杆ガイド56には複数の案内ロール59が設けられている。
【0041】
また、図6に示すように、案内杆ガイド56の先端に設けられた巻入ロール14は、案内杆ガイド56に設けられた取付ベース60の保持軸61に回動自在に設けられている。更に、この保持軸61は、取付ベース60に回動自在に設けられており、取付ベース60に設けられた付勢ばね62によって収容槽12の外周側部(図示する左側)に向かう外方向に付勢されている。
【0042】
次に、麺線案内機構15が揺動して、細径化部9から供給されてくる麺線nを収容槽12内に巻き入れるために、巻入ロール14が収容槽12の中央側部と、外周側部との間を往復移動する手順を説明する。今、図6に実線で示す状態で巻入ロール14が収容槽12の中央側部に位置しているとする。次に、麺線案内機構15が所定方向に揺動することによって、巻入ロール14が収容槽12の中央側部から外周側部に向かう方向に移動して、巻入ロール14が収容槽12の外周壁内面に当接すると(図2参照)、巻入ロール14が二点鎖線で示すように付勢ばね62の付勢力に抗して内側方向に揺動する。そして、巻入ロール14が二点鎖線で示すように、内側方向に揺動すると、保持軸61がリミットスイッチ63を操作することとなる。このようにリミットスイッチ63が操作されると、巻入ロール14の外方向への揺動が停止して、この麺線案内機構15による「巻入れ」動作(巻入ロール14が収容槽12の中央側部から外周側部に向かって移動しながら麺線nを巻き入れる動作)から「戻り」動作(巻入ロール14が収容槽12の外周側部から中央側部に移動する動作)に切り換わり、巻入ロール14が収容槽12の中央側部まで戻される。
【0043】
このようにして、巻入ロール14は、麺線nを、回転する収容槽12の中央側部から水平外方向に渦巻状に巻入れることができ、収容槽12の外周側部まで麺線nを巻入れたときは、自動的に巻入ロール14が収容槽12の中央側部に戻って再び外周側部に向かって麺線nを巻入れることができる。つまり、巻入ロール14が収容槽12の中央側部まで戻されると、図5に示すリミットスイッチ52が操作されて、巻入ロール14は、再び外周側部に向かって移動するようになっている。図6に示す64は、案内杆ガイド56に設けられた案内ロール14と巻入ロール14との間で麺線nが横にずれるのを防止するガイドである。
【0044】
次に、図8及び図2等を参照して、巻入ロール14の早戻し機構69を説明する。この早戻し機構69は、図2に示すように、係合部37が移動用ねじ部32によって比較的低速で送られて二点鎖線で示す位置に移動したときに(巻入ロール14が収容槽12の外周側部の位置に移動したときに)、この係合部37を移動用ねじ部32から切り離して実線で示す位置(巻入ロール14が収容槽12の中央側部に移動する位置)に比較的高速で移動させることができるものである。
【0045】
早戻し機構69は、図8(a)に示すように、係合部37に設けられている駆動モータ39を備えている。この駆動モータ39は、その回転軸にピニオン39aが設けられており、このピニオン39aに固定ラック33が噛み合っている。この固定ラック33は、移動用ねじ部32の下方に水平に配置され、巻入機本体18に固定して設けられている。また、移動用ねじ部32と係脱自在な係合部材40、及びこの係合部材40を動作させる電気式切換器41を備えている。なお、駆動モータ39に設けられているピニオン39aは、駆動モータ39の非駆動時では動力が伝達されずフリー(回動自在)であり、駆動時には動力が伝達(回転駆動)されるように制御されている。
【0046】
電気式切換器41は、係合部材40とリンク部材42等で連結され、電気信号によってリンク部材42を上下動させるように構成されている。この電気式切換器41の切換え動作によって、図8(a) に示すように、係合部材40を移動用ねじ部32に係合させることができるし、図8(b) に示すように、係合部材40を移動用ねじ部32から切り離すことができる。つまり、図8(a) に示すように、係合部材40を移動用ねじ部32に係合させて移動用ねじ部32を回転させると、係合部37が、図2に示す「巻入れ」動作となり、図8(b) に示すように、係合部材40を移動用ねじ部32から切り離して駆動モータ39を回転させると、係合部37が固定ラック33等によって駆動されて図2に示す「戻り」動作となる。
【0047】
次に、上記のように構成された図1〜図8に示す麺線巻入機11の動作を説明する。まず、作業者が起動スイッチを操作すると、図2に示す駆動部19が回転駆動する。すると、この回転力が駆動側円錐車26、及び従動側円錐車27を介して移動用ねじ部32に伝達され、この移動用ねじ部32の所定方向の回転によって係合部37が実線で示す位置から二点鎖線で示す位置に移動する(巻入れ方向に移動する)。そして、この係合部37の移動による運動が、揺動杆44、連結杆47、及びアーム部46を介して揺動軸21に伝達されて揺動軸21が回動し、この揺動軸21の回動によって麺線案内機構15の先端に設けられている巻入ロール14が収容槽12の中央側部から外周側部まで水平方向に揺動する。
【0048】
また、従動側円錐車27の回転は、図2に示すように、回転台駆動軸29、はすば歯車30、及び回転台駆動部31を介して収容槽12に伝達されて、収容槽12が反時計方向に回転する。これによって、この収容槽12の中央側部から外周側部まで揺動する麺線案内機構15の巻入ロール14から繰り出される麺線nは、収容槽12の中央側部から外周側部に向けて時計方向の渦巻き状に収容槽12内に巻入れられる。
【0049】
そして、収容槽12の外周側部まで麺線nが巻き入れられると、麺線案内機構15の巻入ロール14が収容槽12の外周壁内面に当接して、リミットスイッチ63を操作することとなる。このリミットスイッチ63の操作によって、図8(b)に示すように、電気式切換器41が作動してリンク部材42を下降移動させる。これによって、係合部材40を移動用ねじ部32から切り離すと共に、駆動モータ39を駆動して係合部37を固定ラック33に沿って図2に示す戻り方向へ比較的高速で移動させることができる。この係合部37の戻り方向の移動により、揺動杆44、連結杆47、及びアーム部46を介して揺動軸21が回動して、麺線案内機構15の巻入ロール14が収容槽12の外周側部から中央側部まで比較的高速で揺動して戻される。この麺線案内機構15の巻入ロール14が収容槽12の中央側部に戻されるとリミットスイッチ52が作動して麺線案内機構15の戻り方向の揺動が停止する。この状態が、麺線案内機構15の先端に設けられた巻入ロール14が収容槽12の中央側部に戻った状態であり、巻入ロール14が麺線nの巻入れ開始位置に戻った状態である。また、リミットスイッチ52が操作されると、図8(a)に示すように、電気式切換器41が作動してリンク部材42が上昇移動する。これによって、係合部材40が移動用ねじ部32に係合すると共に、駆動モータ39が駆動状態から非駆動状態のフリー状態となる。
【0050】
その後、再び前記したように、麺線案内機構15の巻入ロール14が収容槽12の中央側部から外周側部に向かって揺動移動して、この巻入ロール14によって、回転する収容槽12に麺線nを時計方向の渦巻き状に巻き入れることができ、これ以後、上記動作が繰り返されて行われる。
【0051】
ただし、上記実施形態の麺線巻入装置16では、収容槽12に巻き入れられる麺線nの巻入れピッチが、収容槽12の中央側部及びその近傍よりも外周側部及びその近傍の方が大きくなるように、麺線案内機構15の先端部に設けられている巻入ロール14の移動速度を制御したが、これに代えて、麺線nの性状等に応じて、収容槽12の中央側部及びその近傍よりも外周側部及びその近傍の方が小さくなるように、麺線案内機構15の先端部に設けられている巻入ロール14の移動速度を制御してもよい。このようにする場合は、図3に示す移動用ねじ部32に形成されている第1雄ねじ部32a及び第2雄ねじ部32bの両者の位置を、互いに逆の位置となるように置き換えればよい。
【0052】
そして、上記実施形態では、図3に示すように、移動用ねじ部32に互いにピッチが相違する2つの第1及び第2雄ねじ部32a、32bを形成したが、それぞれのピッチが相違する3つ以上の雄ねじ部を形成してもよいし、ピッチが連続して変更されている雄ねじ部としてもよい。この場合も、係合部37が巻入方向に移動するに従って、移動速度が速くなるようにねじピッチを設定する。
【0053】
また、上記実施形態の麺線巻入装置16では、素麺を例に挙げて説明したが、素麺以外のうどん、そば等の麺線nを収容槽12に巻き入れることができるように、本発明を適用することができる。
【0054】
更に、上記実施形態では、図2に示す回転速度変更機構25、ねじ送り機構66、巻入ピッチ変更機構、及び早戻し機構69を、駆動側及び従動側円錐車26、27、移動用ねじ部32、第1及び第2雄ねじ部32a、32b、固定ラック33、ピニオン39a、駆動部19、駆動モータ39等によって、収容槽12の回転速度及び巻入ロール14の移動速度の制御を行う構成としたが、これに代えて、駆動部19及び駆動モータ39に対してサーボモータ等の可変速モータを使用して、収容槽12の回転速度及び巻入ロール14の移動速度の制御を行ってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0055】
以上のように、本発明に係る麺線巻入装置は、細径化された麺線が収容槽に巻き入れられた状態で、その麺線の上面が略平坦となるようにすることができる優れた効果を有し、このような麺線巻入装置等に適用するのに適している。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】本発明の一実施形態に係る麺線巻入装置を備える麺線巻入機を示す斜視図である。
【図2】同実施形態に係る麺線巻入装置の動力伝達構造を示す平面図である。
【図3】図2に示す動力伝達構造を示す部分拡大平面図である。
【図4】同実施形態に係る麺線巻入装置に設けられている巻入ロールの移動速度を説明するための図である。
【図5】同実施形態に係る麺線巻入装置を構成する麺線案内機構を示す拡大斜視図である。
【図6】図5に示す麺線案内機構に設けられている巻入ロールを示す拡大斜視図である。
【図7】図6に示す巻入ロールの拡大正面図である。
【図8】同実施形態に係る麺線巻入装置を構成する早戻し機構を示す図であり、(a)は係合部材が移動用ねじ部に係合している状態を示す正面図、(b)は係合部材が移動用ねじ部から切り離された状態を示す正面図である。
【図9】従来の麺線巻入機によって麺線を収容槽に巻き入れている状態を示す斜視図である。
【図10】図9に示す麺線案内機構によって巻入れた麺線の収容槽内での巻入れ状態を示す図面であり、(a)は好ましい状態の断面図、(b) は麺線が中央側部に偏った状態を示す模式断面図、(c)は偏った部分の麺線の拡大模式断面図である。
【符号の説明】
【0057】
1 麺線巻入機
2 麺線ガイド
3、4、13、59 案内ロール
5 巻込部
6 巻込ロール
7 第1加工ロール
8 第2加工ロール
9 細径化部
10 ガイドロール
11 ガイド棒
12 収容槽
14 巻入ロール
15 麺線案内機構
16 麺線巻入装置
17 回転台
18 巻入機本体
19 駆動部
20 駆動ベルト
21 揺動軸
25 回転速度変更機構
26 駆動側円錐車
27 従動側円錐車
28 ベルト
29 回転台駆動軸
30 はすば歯車
31 回転台駆動部
32 移動用ねじ部(巻入ピッチ変更手段)
32a 第1雄ねじ部
32b 第2雄ねじ部
33 固定ラック(早戻し機構)
34 チェーン
35 丸ベルト
36 ベルト操動体
37 係合部
39 駆動モータ
39a ピニオン
40 係合部材
41 電気式切換器
42 リンク部材
43 軸支部
44 揺動杆
45 案内部材
46 アーム部
47 連結杆
48 ベアリング
49 揺動ベース
50 案内杆フレーム
51 中央位置検出部材
52 リミットスイッチ
53 リンク部材
54 バネ部材
55 案内ロール支持フレーム
56 案内杆ガイド
57 ハンドル
60 取付ベース
61 保持軸
62 付勢バネ
63 リミットスイッチ
64 ガイド
65 駆動プーリ
66 ねじ送り機構
67 巻入れピッチ変更機構
68 揺動機構
69 早戻し機構
e、f 位置
n 麺線
s 送り方向
【出願人】 【識別番号】593050367
【氏名又は名称】株式会社湯本製作所
【出願日】 平成18年8月11日(2006.8.11)
【代理人】 【識別番号】100065868
【弁理士】
【氏名又は名称】角田 嘉宏

【識別番号】100106242
【弁理士】
【氏名又は名称】古川 安航


【公開番号】 特開2008−43218(P2008−43218A)
【公開日】 平成20年2月28日(2008.2.28)
【出願番号】 特願2006−219537(P2006−219537)