| 【発明の名称】 |
肉食魚捕獲装置と肉食魚の捕獲方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】羽田野 袈裟義
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| 【要約】 |
【課題】外来肉食魚を捕獲する肉食魚捕獲機を、囲い込み用網と、側壁面にベルマウス型の誘導筒体を複数個設けた透明な筒状の捕獲用容器と、肉食魚用の餌の収容具との3つの部材とから成る分離型とし、設置時や引上げ時に他の補助作業装置を必要とせずに、簡単に設置、引上げ、移動することができ、保管時には、3つの部材に分けて保管することができるので、保管嵩をコンパクトとした肉食魚捕獲機と肉食魚の捕獲方法を提供する。
【構成】周縁に適宜間隔で他端に浮き体を取付けたロープを取付けた囲い込み用網と、多数の小孔の開いた底板と側周壁とを有する透明容器の側周壁の一側壁面が平面壁で、該平面壁に肉食魚を誘導する誘導筒体が複数個設けられている筒状体の捕獲用容器と、該捕獲用容器の外側は肉食魚用の餌の収容具取出し用兼肉食魚用の餌の収容具保護用の網体で囲繞され、囲繞する網体の上部に、先端に浮き球を取付けた引上げ取出し用のロープを設けた肉食魚用の餌の収容具とから成る。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 底部をなす底板と透明な側周壁を有する筒状体の側周壁の一側壁面が平面壁で、該平面壁の内側に肉食魚を誘導する誘導筒体が少なくとも一つ以上設けられた筒状体の捕獲用容器と、該捕獲用容器の内部に配設され透視可能かつ水の流通可能な材料を用いて製作された筒状体をなす肉食魚用の餌の収容具と、を設けたことを特徴とする肉食魚捕獲装置。 【請求項2】 該収容具の外周部を囲繞する網体と、該網体と該捕獲用容器の上部域にロープを介して取付けた浮き球と、を設けたことを特徴とする請求項1に記載の肉食魚捕獲装置。 【請求項3】 前記筒状体の捕獲用容器は、断面が多角形の筒状体であることを特徴とする請求項1に記載の肉食魚捕獲装置。 【請求項4】 前記筒状体の捕獲用容器は、筒状体の一側壁面に平面壁を有する半円筒体であることを特徴とする請求項1に記載の肉食魚捕獲装置。 【請求項5】 囲い込み用網を河川、湖沼の水底に敷設し、この敷設された囲い込み用網上の中央部域に側壁面に肉食魚を誘導する誘導筒体が少なくとも一つ以上設けられた筒状体の捕獲用容器を立設設置し、この立設設置した透明な筒状体の捕獲用容器内に肉食魚用の餌の収容具を収容し、透明な筒状の捕獲用容器内に適宜数の肉食魚が入り込んだら、囲い込み用網のロープを引上げて透明な筒状の捕獲用容器を囲繞し、次に透明な筒状体の捕獲用容器の中から肉食魚用の餌を収容した収容具をロープで引上げ、次に、透明な筒状体の捕獲用容器を囲繞した囲い込み用網を引上げて肉食魚を捕獲することを特徴とする肉食魚の捕獲方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本願発明は、ブラックバス、ブルーギルやピラニアなどの外来種である肉食魚を捕獲する肉食魚捕獲機と肉食魚の捕獲方法に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、観賞魚等として家庭等の水槽で飼育されていた外来肉食魚であるピラニアが、飼育に手に負えなくなって国内の河川や湖沼に放流されたりして、国内各地の河川や湖沼で大量に繁殖している。また、本来趣味のスポーツ・フィッシングの対象魚として我が国に輸入されて河川や湖沼に放流されたブラックバス、ブルーギルなどの外来肉食魚もまた外来種であるにも拘わらず、我が国内の河川や湖沼での生活環境に適合し、全国的にその生息域を年々拡大し、国内各地の河川や湖沼で大量に繁殖している。そして、これら大量に繁殖した外来肉食魚は、我が国内の河川や湖沼で生息する在来種であるメダカ、タナゴ、イワナ、ヤマメ、アユ、フナやコイなどを大量に食することから、これら外来種である肉食魚の繁殖は、水辺生態系に崩壊の危機をもたらし在来種の絶滅の危機が叫ばれている。 【0003】 このため、外来肉食魚であるブラックバスの捕獲装置として、特許文献1に記載のようなブラックバス捕獲礁が従来提案されている。このブラックバス捕獲礁は、図6に示すように、ブラックバス捕獲礁の捕獲本体60の中央の支柱61の下端に、八角形の下部取付部の各頂点から放射状にフラットバー62を固定し、さらにフラットバー62の先端同士を横に連結する下部連結アングル63により八角形の底辺骨組みを形成し、そして底辺骨組みと相似形の底板と該底板縁から捕獲本体60内に立ち上がる側板64とから形成された保護育成部水槽65を構成する。そして、各底辺骨組みの端部に八角形の側柱アングル66が立設され、該側柱アングル66の先端同士を横に連結する上部連結アングル67が固定され、さらに各側柱アングル66の先端から支柱61の上端に固定される上部フック取付部68に向かって上向き傾斜状に斜材アングル69が前記上部フック取付部68に固定される。また、保護育成部水槽65の側板64上方の斜材アングル69間を連結し、保護育成部水槽65と同形になるようにフラットバー保護育成上部70が連結され、保護育成部水槽65の側板64とフラットバー保護育成上部70間にはクリンプ金網71が張設されて内側に保護育成エリア72を形成している。 【0004】 さらに、各底辺骨組みの保護育成部水槽65の底板と下部連結アングル63との空間にエキスパンドメタル73が張設され、また、各上部連結アングル67及び下部連結アングル63に囲まれた側柱アングル66間に中央にバス誘導用ホッパー74を固定したエキスパンドメタル73が張設され、これら中央にバス誘導用ホッパー74を固定したエキスパンドメタル73のいくつかを取付け・取外し自在のバス取り出し用カバー75としている。各上部連結アングル67と上部フック取付部68と斜材アングル69間には屋根部が設けられると共に、斜材アングル69に沿って開閉自在の活魚取り出し用カバーが取付けられている。また、上部フック取付部68の中央には沈設用フック76を固定し、この沈設用フック78に沈設・引き揚げ用のワイヤー、ブイが連結され、上部フック取付部68には餌投入ホッパー取付部開口部77が設けられてブラックバス捕獲礁が構成されている。 【0005】 このように構成されたブラックバス捕獲礁の捕獲本体60の2重構造である保護育成エリア72の中にブラックバスの囮餌となる稚魚、幼魚を入れ、クレーンで河川、湖沼の地盤に捕獲本体60を沈設する。すると、捕獲本体60の保護育成エリア72の中にブラックバスの囮餌となる稚魚、幼魚を入れているので、稚魚、幼魚を狙ってブラックバスがバス誘導用ホッパー74を通って捕獲本体60内に浸入するが、バス誘導用ホッパー74は入口が広く出口が狭くなっているので捕獲空間内から外に逃げ出すことなく、捕獲空間内を回遊する。捕獲本体60内に浸入したブラックバスはバス取り出し用カバー75を取り外して取り出し捕獲すると云うものである。 【0006】 しかし、上記特許文献1に開示されたブラックバス捕獲礁では、ブラックバス捕獲礁の捕獲本体を種々のフレーム材(フラットバー、アングル材)と底板、側板、クリンプ金網、エキスパンドメタル、バス取り出し用カバー、とで2重構造であるブラックバスの囮餌となる稚魚、幼魚を入れる保護育成エリアと、ブラックバスを誘導捕獲するブラックバス捕獲空間とを一体構造として構成している。そして、この重量のある捕獲本体の設置作業にクレーンを使用して河川、湖沼の地盤に設置すると共に、ブラックバスの捕獲のためにクレーンによりブラックバス捕獲礁の引上げ作業をしている。このように上記ブラックバス捕獲礁では、河川、湖沼に設置や引上げ作業のためにクレーンなどの支援装置を必要としている。また、このブラックバス捕獲礁は、ブラックバス捕獲礁の捕獲本体を種々のフレーム材と底板、側板、クリンプ金網、エキスパンドメタル、バス取り出し用カバー、とで保護育成エリアとブラックバス捕獲空間とを一体構造としているため、嵩も大きく陸上での保管に広い保管場所を必要としている。 【特許文献1】特開2001−269109号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 そこで本発明は、前記課題によりなされたもので、外来肉食魚を捕獲する肉食魚捕獲機を、囲い込み用網と、側壁面に肉食魚を誘導する誘導筒体を複数個設けた透明な筒状の捕獲用容器と、肉食魚用の餌の収容具との3つの部材とから成る分離型としたので構成がコンパクトであり、この肉食魚捕獲機を河川、湖沼に設置時や引上げ時に他の補助作業装置を必要とせずに、簡単に設置、引上げ、移動することができる。また、肉食魚の捕獲作業を行わないときには、本発明の肉食魚捕獲機を3つの部材に分けて保管することができるので、保管収納に広いスペースを必要とせず、保管嵩をコンパクトとしたブラックバス、ブルーギルやピラニアなどの外来肉食魚を捕獲する肉食魚捕獲機と肉食魚の捕獲方法を提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0008】 上記目的を達成するため、本願の請求項1に記載の発明は、底部をなす底板と透明な側周壁を有する筒状体の側周壁の一側壁面が平面壁で、該平面壁の内側に肉食魚を誘導する誘導筒体が少なくとも一つ以上設けられた筒状体の捕獲用容器と、該捕獲用容器の内部に配設され透視可能かつ水の流通可能な材料を用いて製作された筒状体をなす肉食魚用の餌の収容具と、を設けたことを特徴とするものである。 【0009】 本願の請求項2に記載の発明は、該収容具の外周部を囲繞する網体と、該網体と該捕獲用容器の上部域にロープを介して取付けた浮き球と、を設けたことを特徴とするものである。 【0010】 本願の請求項3に記載の発明は、前記筒状体の捕獲用容器は、断面が多角形の筒状体であることを特徴とするものである。 【0011】 本願の請求項4に記載の発明は、前記筒状体の捕獲用容器は、筒状体の一側壁面に平面壁を有する半円筒体であることを特徴とするものである。 【0012】 上記目的を達成するため、本願の請求項5に記載の発明は、囲い込み用網を河川、湖沼の水底に敷設し、この敷設された囲い込み用網上の中央部域に側壁面に肉食魚を誘導する誘導筒体が少なくとも一つ以上設けられた筒状体の捕獲用容器を立設設置し、この立設設置した透明な筒状体の捕獲用容器内に肉食魚用の餌の収容具を収容し、透明な筒状の捕獲用容器内に適宜数の肉食魚が入り込んだら、囲い込み用網のロープを引上げて透明な筒状の捕獲用容器を囲繞し、次に透明な筒状体の捕獲用容器の中から肉食魚用の餌を収容した収容具をロープで引上げ、次に、透明な筒状体の捕獲用容器を囲繞した囲い込み用網を引上げて肉食魚を捕獲することを特徴とするものである。 【発明の効果】 【0013】 外来肉食魚を捕獲する肉食魚捕獲機を、囲い込み用網と、側壁面の内側に肉食魚を誘導するためにベルマウス型の誘導筒体を複数個設けた透明な筒状の捕獲用容器と、肉食魚用の餌の収容具との3つの部材とから成る分離型としたので個々の構成要素が軽量・コンパクトであり、この肉食魚捕獲機を河川、湖沼に設置時や引上げ時に他の補助作業装置を必要とせずに、簡単に設置、引上げ、移動することができる。また、肉食魚の捕獲作業を行わないときには、本発明の肉食魚捕獲機を3つの部材に分けて保管することができるので、保管収納に広いスペースを必要とせず、保管嵩をコンパクトとすることができる、との効果がある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0014】 外来肉食魚を捕獲する肉食魚捕獲機を、囲い込み用網と、側壁面に肉食魚を誘導する誘導筒体を複数個設けた透明な筒状の捕獲用容器と、肉食魚用の餌の収容具との3つの部材とから成る分離型とすることで、河川、湖沼に設置時や引上げ時に他の補助作業装置を必要とせずに、簡単に設置、引上げ、移動することができ、保管時には、肉食魚捕獲機を3つの部材に分けて保管することができるので、保管収納に広いスペースを必要とせず、保管嵩をコンパクトとした。 【0015】 以下、本発明の実施の態様を図1〜5により説明する。 図1は、本発明の肉食魚捕獲装置の配置関係を示す縦断面図で、 図2は、本発明の肉食魚捕獲装置の配置関係を示す平面配置図で、 図3は、本発明の肉食魚捕獲装置の一例である捕獲用容器の斜視図で、 図4は、本発明の肉食魚捕獲装置の捕獲用容器に取付けられるベルマウス型の誘導筒体の斜視図で、 図5は、本発明の肉食魚捕獲装置の他の例である捕獲用容器の斜視図である。 【実施例1】 【0016】 図1の符号1は囲い込み用網で、この囲い込み用網1は、次に説明する透明な筒状の捕獲用容器5を囲い込むことができる大きさを有し、直径で6〜8mの円形、または、一辺6〜8mの方形の大きさである。その外周縁には適宜間隔で設けた取付環2に囲い込み用網の引上げ用ロープ3が複数本取付けられており、これら引上げ用ロープ3の他端には目印としての浮き球4が取付けられている。この囲い込み用網1を、ボートに乗った作業員により捕獲のためにブラックバスやピラニアなどの肉食魚が生息するとみられる河川や湖沼の水底GLに敷設する。次に、この河川や湖沼の水底GLに敷設された囲い込み用網1上の中央部域に筒状体である捕獲用容器5を設置する。 【0017】 このブラックバスやピラニアなどの肉食魚を捕獲する筒状体である捕獲用容器5は、透明な合成樹脂製で、ブラックバスやピラニアなどの肉食魚を捕獲用容器5の捕獲空間10内に誘導するためのベルマウス型の誘導筒体7を複数個設けた側壁面6と小孔の開いた底壁11を有している。捕獲用容器5の平面断面形状は、少なくとも一側壁面に平面壁を有する筒状体で、三角形、四角形、五角形、六角形等の多角柱の筒状体である。また、一側壁面が平面側壁であれば半円柱の筒状体でもよい。捕獲用容器5の上端には、捕獲用容器5の引上げ取出し用のロープ12が設けられ、その先端には浮き球13が取付けられている。捕獲用容器5の材質は、透明な合成樹脂製について述べたが、透明で有れば事足りる。例えば強化ガラスや厚手のガラスであってもよい。 【0018】 符号8はベルマウス型の誘導筒体7の広口部で、透明な筒状の捕獲用容器5の側壁面6の平面側壁と面一に設けられていると共に、ベルマウス型の誘導筒体の狭口部9は透明な筒状の捕獲用容器5の捕獲空間10内に開口している。ベルマウス型の誘導筒体7の広口部8から狭口9に至る間を構成する部分は順次先細りで透明な筒状の漸近曲線周面で形成され、透明な筒状の捕獲用容器5の捕獲空間10内と外部とはベルマウス型の誘導筒体7によって連通している。なお、誘導筒体7は、ベルマウス型に限定されるものではなく、肉食魚を外部から捕獲用容器5の捕獲空間10内に誘導するものであればよく、例えば、截頭円錐型であってもよい。 【0019】 ブラックバスやピラニアなどの肉食魚は、ベルマウス型の誘導筒体7の広口部8から漸近曲線周面に沿い透明な筒状の捕獲用容器5の狭口部9から透明な筒状の捕獲用容器5の捕獲空間10内に入り込む。一度透明な筒状の捕獲用容器5の捕獲空間10内に入り込んだブラックバスやピラニアなどの肉食魚が、ベルマウス型の誘導筒体7の狭口部9から広口部8へ通って筒状の捕獲用容器5の中から外に逃げ出すことは困難である。透明な筒状の捕獲用容器5の広口部8や狭口部9の大きさは、捕獲する肉食魚がブラックバスであるかピラニアであるかに応じて適宜選択される。また、ベルマウス型の誘導筒体7の横断面形状は、通常は円形状を有するものが多いが、円形状に限定されるものではなく、楕円形状や多角形状であってもよい。 【0020】 符号14は、底部をなす底板と透明な筒状の捕獲用容器5の内部に収容される肉食魚用の餌の収容具で、側壁面に小さな多数の穴を設けた樹脂製で透明な筒状体である。穴あきの樹脂製で透明な筒状体の底部と外周は、肉食魚用の餌の収容具取出し用兼肉食魚用の餌の収容具保護用の網体15で囲繞されている。この肉食魚用の餌の収容具14を囲繞する網体15の上部には、肉食魚用の餌の収容具14の引上げ取出し用のロープ16が設けられ、その先端には浮き球17が取付けられている。この肉食魚用の餌の収容具14の内部にはブラックバスやピラニアなどの肉食魚の餌となる生きた小魚などの魚類を囮として入れておく。なお、上の説明では、囮として生きた小魚などの魚類について述べたが、本発明はこれに限定されるものではなく、囮としては、肉食魚の餌となるもの、例えば、甲殻類、水生昆虫、陸生昆虫、両生類、は虫類、鳥類、ほ乳類であってもよい。また、収容具保護用の網体15としては、例えば、天然繊維や人工繊維をよったロープなどが用いられる。 【0021】 次に、本願発明の肉食魚捕獲装置の使用について説明する。囲い込み用網1を、ボートに乗った作業員により捕獲のためにブラックバスやピラニアなどの肉食魚が生息するとみられる河川や湖沼の水底GLに拡げて敷設する。この河川や湖沼の水底GLに敷設された囲い込み用網1上の中央部域に、内部にブラックバスやピラニアなどの肉食魚用の餌となる生きた小魚などを囮として入れ、網体15に囲繞された肉食魚用の餌の収容具14を収容した透明で筒状体の捕獲用容器5を沈設設置する。 【0022】 捕獲用容器5は、底部をなす底板と透明な側周壁を有する筒状体の一壁面が平面壁で、該平面壁の内側にベルマウス型の肉食魚の誘導筒体7を少なくとも一つ以上、望ましくは複数個が配設してある。肉食魚用の餌の収容具14は、内部が外側から視認でき、水が透過するのでブラックバスやピラニアなどの肉食魚は、肉食魚用の餌の収容具14の内部に収容されて泳いでいる囮となる小魚の存在を嗅覚と視覚により感知し、囮の小魚を食しようとしてベルマウス型の誘導筒体7が複数個設けられた透明な筒状の捕獲用容器5の周りを泳ぎながら近づいてくる。 【0023】 肉食魚用の餌の収容具14は、ベルマウス型の誘導筒体7が複数個設けられた透明な筒状の捕獲用容器5の捕獲空間10内に設置されているので、ブラックバスやピラニアなどの肉食魚は、肉食魚用の餌の収容具14内の小魚を食しようとして捕獲用容器5の外周を泳ぎ回り、そのうち、捕獲用容器5の側壁面6の平面側壁に設けられたベルマウス型の誘導筒体7の広口部8の外開口部からベルマウス型の誘導筒体7の誘導筒体内を通って透明な筒状の捕獲用容器5の捕獲空間10内に入り込んでくるが、肉食魚の囮となる生きた小魚は、側壁に小さな多数の穴を設けられた樹脂製で透明な筒状体である肉食魚用の餌の収容具14の中に収容されて守られているので肉食魚に食されることはない。 【0024】 透明な筒状の捕獲用容器5の捕獲空間10内のブラックバスやピラニアなどの肉食魚の入り具合を見計らって、囲い込み用網1の外周縁には適宜間隔に設けられた囲い込み用網の引上げ用ロープ3をボートに乗った作業員により囲い込み用網の外周縁を水面WLまで引上げて、透明な筒状の捕獲用容器5の上端と同じ高さとなるように囲い込み用網1の外周縁を引上げて筒状の捕獲用容器5にロープを縛って取付け、引上げられた囲い込み用網1と透明な筒状の捕獲用容器5の間に泳いでいるブラックバスやピラニアなどの肉食魚も筒状の捕獲用容器5とともに囲い込む。次に、筒状の捕獲用容器5の中に収容されている肉食魚用の餌の収容具14を囲繞する網体15の肉食魚用の餌の収容具の引上げ取出し用のロープ16により肉食魚用の餌の収容具14を引上げて取出しボート上に収容し、肉食魚用の餌の収容具14の中の囮となっていた小魚を用意していた別容器に移しておく。 【0025】 その後、囲い込み用網1と筒状の捕獲用容器5を縛って取付けていたロープを解いて筒状の捕獲用容器5をボート上に収容してボートごと岸に運び、陸上で筒状の捕獲用容器5の捕獲空間10内に入り込んでいたブラックバスやピラニアなどの肉食魚を用意していた別容器に空けて捕獲すると共に、囲い込み用網1に取り込まれていたブラックバスやピラニアなどの肉食魚も捕獲する。 【図面の簡単な説明】 【0026】 【図1】本発明の肉食魚捕獲装置の配置関係を示す縦断面図である。 【図2】本発明の肉食魚捕獲装置の配置関係を示す平面配置図である。 【図3】本発明の肉食魚捕獲装置の一例である捕獲用容器の斜視図である。 【図4】本発明の肉食魚捕獲装置の捕獲用容器に取付けられるベルマウス型の誘導筒体の斜視図である。 【図5】本発明の肉食魚捕獲装置の他の例である捕獲用容器の斜視図である。 【図6】従来のブラックバス捕獲礁の骨組み立面図である。 【符号の説明】 【0027】 1 囲い込み用網 2 取付環 3 引上げ用ロープ 4 浮き球、 5 筒状の捕獲用容器 6 側壁面 7 ベルマウス型の誘導筒体 8 広口部 9 狭口部 10 捕獲空間 11 底板 12 引上げ取出し用のロープ 13 浮き球 14 肉食魚用の餌の収容具 15 網体 16 引上げ取出し用のロープ 17 浮き球
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| 【出願人】 |
【識別番号】304020177 【氏名又は名称】国立大学法人山口大学
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| 【出願日】 |
平成18年8月22日(2006.8.22) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2008−48630(P2008−48630A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月6日(2008.3.6) |
| 【出願番号】 |
特願2006−225822(P2006−225822) |
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