| 【発明の名称】 |
情報管理システム、家畜管理システム及びケージ |
| 【発明者】 |
【氏名】岡崎 尚生
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| 【要約】 |
【課題】1羽単位で鶏を管理できる情報管理システム、家畜管理システム及びケージを提供する。
【構成】ケージ1内の鶏2に取り付けられたトランスポンダ5と、トランスポンダ5との距離が第1の所定の距離内になるようにケージ1の1面に配置されたパッシブアンテナと、最接近時におけるパッシブアンテナ6との距離が電磁結合による電力供給が可能である第2の所定の距離以内となるように自動給餌機4に配置されたアクティブアンテナ7とを介してタグリーダ8が通信を行い鶏2の管理情報をトランスポンダ5から読み取り或いはトランスポンダ5に書き込む。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 所定の移動経路を移動する移動体に取り付けられた非接触タグと、 上記移動経路に設けられ、上記移動体に取り付けられた上記非接触タグとの距離が第1の所定の距離以内となったときに、上記非接触タグとの間で電磁誘導により通信を行ない得るタグ読み取り部と、 を有し、 上記タグ読み取り部は、 上記非接触タグとの間で通信を行なうためのアクティブアンテナと、 上記アクティブアンテナに電磁結合される位置に配置され、上記非接触タグとの間で通信を行なうためのパッシブアンテナと、 上記アクティブアンテナに結合され、上記非接触タグからの情報の読み取り又は上記非接触タグへの情報の書き込みを行なうタグリーダと、 を有する情報管理システム。 【請求項2】 所定の移動経路を移動する移動体に取り付けられたタグ読み取り部と、 上記移動経路に設けられ、上記移動体に取り付けられた上記タグ読み取り部との距離が第1の所定の距離以内となったときに、上記タグ読み取り部との間で電磁誘導により通信を行ない得る非接触タグと、 を有し、 上記タグ読み取り部は、 上記非接触タグとの間で通信を行なうためのアクティブアンテナと、 上記アクティブアンテナに電磁結合される位置に配置され、上記非接触タグとの間で通信を行なうためのパッシブアンテナと、 上記アクティブアンテナに結合され、上記非接触タグからの情報の読み取り又は上記非接触タグへの情報の書き込みを行なうタグリーダと、 を有する情報管理システム。 【請求項3】 並列に配列されて家畜を収容する複数のケージに取り付けられた複数のパッシブアンテナと、上記家畜に取り付けられる非接触タグと、並列に配列された上記複数のケージに沿って移動して餌を供給する自動給餌機に取り付けられたアクティブアンテナと、上記アクティブアンテナに結合され、上記非接触タグからの情報の読み出し又は上記非接触タグへの情報の書き込みを行なうタグリーダとを有する家畜管理システムであって、 上記非接触タグと上記パッシブアンテナとは、互いの距離が第1の所定の距離以内のときに電磁誘導により通信が可能であり、 上記アクティブアンテナと上記パッシブアンテナとは、互いの距離が第2の所定の距離以内のときに電磁結合される、家畜管理システム。 【請求項4】 上記家畜が鶏であり、 上記非接触タグが上記鶏の足に取り付けられており、 上記ケージが長方体の形状を有し、 上記パッシブアンテナが上記ケージの底面部に設けられている、 請求項3に記載の家畜管理システム。 【請求項5】 並列に複数配列され、家畜を収容するためのケージであって、 上記家畜に取り付けられた非接触タグとの距離が、上記非接触タグと通信可能な第1の所定の距離内になるように前記ケージに設けられたパッシブアンテナを有するケージ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、養鶏場における情報管理システム、家畜管理システム及びケージに関する。 【背景技術】 【0002】 養鶏場においては数千数万のオーダで鶏がケージに入れられ飼育されている。鳥インフルエンザ等の感染症が養鶏場内において発生した場合、養鶏場にとっては死活問題になるため、個々の鶏の飼養履歴、ワクチン接種情報、衛生状態等の管理を行うことが養鶏場にとっては必須である。しかし、数千数万の鶏を1羽1羽管理するためには非常な労力がかかる。 【0003】 養鶏場の鶏を管理する技術としては、例えば特許文献1に開示された技術がある。 特許文献1には、餌に配合されたICタグあるいは配合する前のICタグの情報と、ICタグの配合された餌を鶏に与えて排泄された排泄物中のICタグからの情報とを基に死亡数を推定する死亡推定方法が開示されている。 【特許文献1】特開2006−149253号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかし、特許文献1に開示されて技術は、多数の鶏の内の死亡した鶏の割合を推定する技術であるため、個々の鶏を管理している訳ではなく、例えば、数千個あるケージの中のどの鶏が死亡したのか、を知ることはできない、という不利益があった。 【0005】 本発明は、上述した不利益を解消するために、1羽単位で鶏を管理できる情報管理システム、家畜管理システム及びケージを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0006】 上述した目的を達成するために、本発明の情報管理システムは、所定の移動経路を移動する移動体に取り付けられた非接触タグと、上記移動経路に設けられ、上記移動体に取り付けられた上記非接触タグとの距離が第1の所定の距離以内となったときに、上記非接触タグとの間で電磁誘導により通信を行ない得るタグ読み取り部とを有し、上記タグ読み取り部は、上記非接触タグとの間で通信を行なうためのアクティブアンテナと、上記アクティブアンテナに電磁結合される位置に配置され、上記非接触タグとの間で通信を行なうためのパッシブアンテナと、上記アクティブアンテナに結合され、上記非接触タグからの情報の読み取り又は上記非接触タグへの情報の書き込みを行なうタグリーダとを有する。 【0007】 また、本発明の情報管理システムは、所定の移動経路を移動する移動体に取り付けられたタグ読み取り部と、上記移動経路に設けられ、上記移動体に取り付けられた上記タグ読み取り部との距離が第1の所定の距離以内となったときに、上記タグ読み取り部との間で電磁誘導により通信を行ない得る非接触タグとを有し、上記タグ読み取り部は、上記非接触タグとの間で通信を行なうためのアクティブアンテナと、上記アクティブアンテナに電磁結合される位置に配置され、上記非接触タグとの間で通信を行なうためのパッシブアンテナと、上記アクティブアンテナに結合され、上記非接触タグからの情報の読み取り又は上記非接触タグへの情報の書き込みを行なうタグリーダとを有する。 【0008】 本発明の家畜管理システムは、並列に配列されて家畜を収容する複数のケージに取り付けられた複数のパッシブアンテナと、上記家畜に取り付けられる非接触タグと、並列に配列された上記複数のケージに沿って移動して餌を供給する自動給餌機に取り付けられたアクティブアンテナと、上記アクティブアンテナに結合され、上記非接触タグからの情報の読み出し又は上記非接触タグへの情報の書き込みを行なうタグリーダとを有する家畜管理システムであって、上記非接触タグと上記パッシブアンテナとは、互いの距離が第1の所定の距離以内のときに電磁誘導により通信が可能であり、上記アクティブアンテナと上記パッシブアンテナとは、互いの距離が第2の所定の距離以内のときに電磁結合される。 【0009】 好適には、本発明の家畜管理システムは、上記家畜が鶏であり、上記非接触タグが上記鶏の足に取り付けられており、上記ケージが長方体の形状を有し、上記パッシブアンテナが上記ケージの底面部に設けられている。 【0010】 本発明のケージは、並列に複数配列され、家畜を収容するためのケージであって、上記家畜に取り付けられた非接触タグとの距離が、上記非接触タグと通信可能な第1の所定の距離内になるように前記ケージに設けられたパッシブアンテナを有する。 【発明の効果】 【0011】 本発明によれば、1羽単位で鶏を管理できる情報管理システム、家畜管理システム及びケージを提供することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 以下、本実施形態の養鶏管理システム100について説明する。 図1は、養鶏管理システム100の構成を示す図である。 図1に示すように、ケージ1に鶏2が入れられ飼育されている。ケージ1は樋状の餌受け3に沿うように配置されており、鶏2がケージ1の中から首を伸ばして餌受け3内の餌を食べることができるようになっている。なお、図1では説明の単純化のためにケージ1が1つのみ描かれているが、実際には餌受け3に沿った方向に複数のケージ1が並べて配置され、それぞれのケージ1内に鶏2が少なくとも1羽ずつ入れられている。 餌受け3を挟んだケージの反対側には、自動的に移動しながら餌受け3に餌を供給する自動給餌機4が存在する。自動給餌機4は、餌受け3に餌を落としながら、低速で餌受けに沿って図1の手前方向或いは奥方向に移動し続ける。 【0013】 鶏2の足にはトランスポンダ5(非接触タグ)が取り付けられており、トランスポンダ5には、鶏2の管理情報、例えば、鶏2の生年月日、給餌情報(どのような餌をどれだけ与えたか)、ワクチン接種情報等が記録される。トランスポンダ5に記録された鶏2の管理情報は、パッシブアンテナ6及びアクティブアンテナ7を通じてタグリーダ8に読み出され、またはパッシブアンテナ6及びアクティブアンテナ7を通じてタグリーダ8から書き込まれる。このパッシブアンテナ6、アクティブアンテナ7及びタグリーダ8を合わせてタグ読み取り部11と称する。 【0014】 トランスポンダ5は、RFIDを利用したIDタグであり、パッシブタグである。パッシブタグとは、それ自身は電源を有しておらず、リーダからの電磁界をエネルギー源として動作するRFタグで、リーダとの間で情報のやり取りを行う。このタグからリーダへの送信電力は非常に小さいため、アクティブタグ(電池を内蔵し自ら電波を発するIDタグ)に比べてパッシブタグの受信距離は短いが、アクティブタグよりも安価かつ、長寿命で利用できるという利点を有する。 【0015】 パッシブアンテナ6及びアクティブアンテナ7を介して、タグリーダ8がトランスポンダ5の鶏2の管理情報の読み出し及び書き込みを行う。 パッシブアンテナ6は、電源を持たず受信した信号を電気的に増幅しないアンテナであり、ケージ1に取り付けられているループアンテナである。 アクティブアンテナ7は、電源を有し信号を電気的に増幅するアンテナであり、タグリーダ8と共に自動給餌機4に取り付けられているループアンテナである。 パッシブアンテナ6とアクティブアンテナ7とは、接近時に(すなわち自動給餌機4がケージ1の前を通過する際に)電磁結合によってカップリングを起こし(電力が供給され)、これによってアクティブアンテナ7に接続されたタグリーダ8はトランスポンダ5に鶏の管理情報の読み出し・書き込みを行うことができる。 【0016】 図2を参照して、パッシブアンテナ6とアクティブアンテナ7間の電磁結合について説明する。 図2に示すように、アクティブアンテナ7に電流が流れ、アクティブアンテナ7とパッシブアンテナ6がカップリングを起こすことによってパッシブアンテナ6に電力が供給され、パッシブアンテナ6が所定の周波数(本実施形態では13.56MHzとする)の電波を発してトランスポンダ5との通信を行う。 【0017】 パッシブアンテナ6は、アクティブアンテナ7とカップリングを起こすことによって鶏2の足に取り付けられたトランスポンダ5に電磁波(13.56MHz)を発し、通信を行う。パッシブアンテナ6は、トランスポンダ5と通信可能であるために、トランスポンダ5との距離が常に第1の所定の距離以内になるように配置される必要がある。第1の所定の距離とは、トランスポンダ5と通信可能である距離のしきい値であり、通信に使用される電磁波の周波数帯によって決まる。本実施形態では、通信に13.56MHzの電磁波が使用され、この場合の第1の所定の距離は約30cmであることが経験的に分かっている。 本実施形態においては、パッシブアンテナ6をケージ1の下部に取り付けることによって、パッシブアンテナ6とトランスポンダ5との距離が常に30cm以下に収まるようになるため、一般的な大きさのケージであれば問題なく通信を行うことが可能になっている。 図3に一般的な大きさのケージのサイズを示す。 図3に示すように、一般的な大きさのケージは230mm×400mm×400mmであるので、パッシブアンテナ6をケージ1の下部に設置することによって、鶏2がケージ1内を移動しても鶏2の足に取り付けられたトランスポンダ5と常に通信可能な状態に保つことができる。 【0018】 パッシブアンテナ6は、上述したようにケージ1内の鶏2の足に取り付けられたトランスポンダ5との通信が可能である位置に配置される必要があると同時に、自動給餌機4接近時には、自動給餌機4に取り付けられたアクティブアンテナ7との距離がカップリングを起こすことができる第2の所定の距離以下となる位置に配置される必要がある。第2の所定の距離は、理論上5〜7cm程度である。 これら第1の所定の距離及び第2の所定の距離の条件を満たすように、パッシブアンテナ6が配置される位置は決定される。 【0019】 以下、パッシブアンテナ6及びアクティブアンテナ7の設置位置の具体例について説明する。 図4〜図6は、パッシブアンテナ6とアクティブアンテナ7との位置関係の具体例を示す図である。 図4では、パッシブアンテナ6はケージ1の底面に取り付けられている。トランスポンダ5は鶏2の足に取り付けられるため、こうすることにより鶏2がケージ1内のどこにいてもトランスポンダ5とパッシブアンテナ6との距離を30cm以下に保つことができ、トランスポンダ5に記録された情報を、パッシブアンテナ6を介して読み出し・書き込みすることが可能である。 また、アクティブアンテナ7は自動給餌機4の下部に水平に取り付けられている。アクティブアンテナは餌受け3の下面よりも下に取り付けられてパッシブアンテナ6の方に伸び、パッシブアンテナ6との距離が再接近時には5〜7cm以下になるようになっているため、アクティブアンテナ7はパッシブアンテナ6とカップリングを起こすことが可能になっている。 【0020】 図5では、パッシブアンテナ6がケージ1の底面に取り付けられているところは図4に示した場合と同様であるが、アクティブアンテナ7が自動給餌機4の下部に垂直に取り付けられているために、パッシブアンテナ6とアクティブアンテナ7の距離が離れてしまう。これを補うために、パッシブアンテナ6が自動給餌機4側に伸び、パッシブアンテナ6とアクティブアンテナ7との距離が再接近時には第2の所定の距離(5〜7cm)以下になるようになっている。 【0021】 図6では、パッシブアンテナ6がケージ1の側面に取り付けられている。図3に示すように、ケージ1の横幅(自動給餌機の移動方向の幅)は約230mmであるため、左右どちらの側面にパッシブアンテナ6を配置しても、パッシブアンテナ6はトランスポンダ5と通信を行うことが可能である。アクティブアンテナ7は、自動給餌機4のパッシブアンテナ6をケージ1に取り付けた方の側面に配置され、接近時にパッシブアンテナ6との距離が第2の所定の距離以下になるようにしている。 【0022】 図4〜6で説明したように、本発明では、パッシブアンテナ6は鶏2の足に取り付けられたトランスポンダ5との距離が第1の所定の距離以下となる位置に、アクティブアンテナ7は接近時にパッシブアンテナ6との距離が第2の所定の距離以下となる自動給餌機4上のいずれかの位置に取り付けられればよい。 【0023】 以上説明したように、本実施形態の養鶏管理システム100によれば、タグリーダ8はアクティブアンテナ7及びパッシブアンテナ6を介して鶏2の足に取り付けたトランスポンダ5に鶏2の管理情報を読み取り・書き込みすることができる。このため、数百から数千のオーダで横一列に並べられたケージ1内の鶏2に関する情報を、それぞれの足に取り付けたトランスポンダ5に記録することによって、数千・数万羽の鶏2を個々に管理することが可能になる。 【0024】 また、本実施形態の養鶏管理システム100によれば、自動給餌機4にアクティブアンテナ7及びタグリーダ8を取り付けたため、自動的に複数のケージ1内の鶏2の情報を管理することができ、人間が複数のケージを回って手動で行う情報管理と比較して少ない労力で情報管理を行うことができる。 【0025】 また、本実施形態の養鶏管理システム100によれば、タグリーダ8に接続されたアクティブアンテナ7とケージ1に設定されたパッシブアンテナ6とが電磁結合によってカップリングを起こし、これを利用してトランスポンダ5の情報をタグリーダ8で読み書きを行うため、パッシブアンテナの分だけ通信可能距離を延長することができる。すなわち、自動給餌機にアクティブアンテナとタグリーダを取り付けただけでは鶏がケージの奥の方にいる場合に鶏に取り付けたトランスポンダの情報を読み書きできないが、本実施形態の養鶏管理システム100ではこうした不利益を解消することができる。 【0026】 また、本実施形態の養鶏管理システム100では、ケージ1や自動給餌機4には既存のものを利用しているため、簡単に実施が可能である。また、各ケージ1にはアクティブアンテナ7と比較して安価なパッシブアンテナ6が配置されるので、全てのケージにアクティブアンテナ7を配置して鶏2に取り付けたトランスポンダ5で情報管理を行う場合と比較してシステム全体にかかるコストを低く抑えることが可能である。 【0027】 本発明は上述した実施形態には限定されない。 すなわち、本発明の実施に際しては、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。例えば、鶏以外の家畜等をケージ内で飼育するその他の飼育施設に本発明を適用することもできる。 【0028】 なお、上述した実施形態では、アンテナ・トランスポンダ間の通信に使用される電磁波の波長(所定の波長)を13.56MHzとしたが、本発明はこれには限定されない。波長によっては鶏2の足に電磁波が吸収されてしまうため、これを避けることができ、パッシブアンテナ6を介してタグリーダ8と通信可能な周波数帯の電磁波であればよい。 また、上述した実施形態では、トランスポンダ5は鶏2の足に取り付けるとしたが、本発明はこれには限定されない。すなわち、トランスポンダ5は鶏2の鶏冠部や羽部に取り付けられても良い。また、トランスポンダ5が鶏2の鶏冠部や羽部に取り付けられた場合には、パッシブアンテナ6を例えばケージ1の天井面に配置する等、トランスポンダ5からパッシブアンテナ6までの距離が常に第1の所定の距離以下になるような位置に配置すればよい。 【0029】 上述した各実施形態では、複数の鶏を個別に管理できる養鶏管理システム100について説明したが、本発明は以下に示す変形例のように応用することも可能である。 本発明の変形例は、図7に示す列車検知システム200である。 図7は、本発明の変形例である列車検知システム200の構成を示す図である。 【0030】 本発明の変形例である列車検知システム200では、図7に示すように、レール201上を走る列車202にタグ203が取り付けられ、列車の通過を検出したいポイントのレール201の下にタグリーダ204、タグリーダ204に接続されたアクティブアンテナ205及びパッシブアンテナ206、207が配置されている。 レール201上を走る列車202がタグリーダ204、アクティブアンテナ205及びパッシブアンテナ206、207が配置されたポイントを通過することによって、上記説明した本発明の実施形態と同様に、アクティブアンテナ205がパッシブアンテナ206、207と電磁結合によるカップリングを起こし、タグリーダ204はアクティブアンテナ205及びパッシブアンテナ206、207を介して列車側に取り付けられたタグ203と情報の読み書きを行うことが可能になる。本変形例の場合、タグ203に読み書きされる情報は、列車に関する情報、例えば、そのポイントを通過した時刻、車両番号等である。 【0031】 アクティブアンテナ205及びパッシブアンテナ206、207は、図7に示すように、パッシブアンテナ、アクティブアンテナ、パッシブアンテナの順に列車202の進行方向に沿って配置されている。アクティブアンテナが中央に配置されているのは、アクティブアンテナ205によってパッシブアンテナ206、207の両方に電磁結合による電流を生じさせるためであり、列車202の進行方向に沿って配置されているのは、列車202の通過するスピードが速いことを考慮し、タグ203をアクティブアンテナ205及びパッシブアンテナ206、207によって捕捉できる時間を増やすためである。この観点から言えば、アクティブアンテナ205及びパッシブアンテナ206、207は、列車202の進行方向に長い形状であることが望ましい。 【0032】 なお、上述した変形例の列車検知システム200では、タグ203が列車202に取り付けられ、レール201の下にタグリーダ204、アクティブアンテナ205、パッシブアンテナ206、207が配置されているが、これらの配置を逆にすることも可能である。すなわち、列車202にタグリーダ204、アクティブアンテナ205、パッシブアンテナ206、207を配置し、レール201の列車202の通過を検知したいポイントにタグ203を取り付けるような構成としてもよい。 また、タグリーダ204、アクティブアンテナ205、パッシブアンテナ206、207をレール201の下に配置する代わりに、ホームの下や側面に配置しても良い。この際、タグ203とアクティブアンテナ205、パッシブアンテナ206、207との距離が、列車202とアンテナとの最接近時に所定の距離以内になるように配置すればよい。 【0033】 また、上述した本発明の変形例は、列車以外に適用することも可能である。すなわち、本発明は、車両、人、ペット、家畜等、移動する物体にタグを取り付け、その移動経路にタグリーダとそれに接続されたアクティブアンテナ、アクティブアンテナとカップリングを起こすパッシブアンテナを設置(或いは反対に移動する物体にタグリーダ及びアンテナ、移動経路にタグを設置)するようなタグを利用した情報管理システムに適用できる。 【図面の簡単な説明】 【0034】 【図1】図1は、養鶏管理システム100の構成を示す図である。 【図2】図2は、パッシブアンテナ6とアクティブアンテナ7間の電磁結合について説明するための図である。 【図3】図3は、一般的な大きさのケージのサイズを示す図である。 【図4】図4は、パッシブアンテナ6とアクティブアンテナ7との位置関係の具体例を示す図である。 【図5】図5は、パッシブアンテナ6とアクティブアンテナ7との位置関係の具体例を示す図である。 【図6】図6は、パッシブアンテナ6とアクティブアンテナ7との位置関係の具体例を示す図である。 【図7】図7は、本発明の変形例である列車検知システム200の構成を示す図である。 【符号の説明】 【0035】 100…養鶏管理システム、1…ケージ、11…タグ読み取り部、2…鶏、3…餌受け、4…自動給餌機、5…トランスポンダ、6…パッシブアンテナ、7…アクティブアンテナ、8…タグリーダ、200…列車検知システム、201…レール、202…列車、203…タグ、204…タグリーダ、205…アクティブアンテナ、206…パッシブアンテナ
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| 【出願人】 |
【識別番号】390020248 【氏名又は名称】日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年9月15日(2006.9.15) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100094053 【弁理士】 【氏名又は名称】佐藤 隆久
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| 【公開番号】 |
特開2008−67664(P2008−67664A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月27日(2008.3.27) |
| 【出願番号】 |
特願2006−251306(P2006−251306) |
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