| 【発明の名称】 |
釣り用クッションゴムとクッション体の製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】松本 裕美
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| 【要約】 |
【課題】引っ張り強度、硬度等を備えると共に、へたりのない、釣り用クッションゴムを提供する。
【構成】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 熱可塑性ポリウレタン樹脂線素材でなる、クッション体の端に撚り戻し具等を接続し、道糸とハリスの間に介在させて使う、釣り用クッションゴムにおいて、前記クッション体となる其の線素材は、押出し成形加工での線素材を高温下で伸ばした後に開放して常温冷却で自然収縮させる延伸処理製造方法を施した強線素材にし、其れを使ってのクッション体から成るものであることを特徴とする、釣り用クッションゴム。 【請求項2】 前記する線素材の延伸処理製造方法は、第一製造方法で押出機のホッパーに投入された熱可塑性ポリウレタン樹脂原材は、スクリューで混練、融解され、口金より所定の太さで線素材が押出され、冷却水槽を冷却通過しながら引き取り機に依って引き取られ、収納容器に自然放置され、これらが第二製造方法に移行されるが、これらは第一引き取り機と延伸引き取り機との間に温度調整付きの高温筒が配置され、第一製造方法で引き取られた線素材が収容容器を介し、第二製造方法に設けた第一引き取り機を介し、高温筒を延伸引き取り機に引っ張り伸ばされ通過するが、延伸引き取り機から引き出された線素材の太さが伸びの為細めの延伸線素材に変化し、これらが収容容器で常温戻しにて長さの収縮された強線素材に変化可能な、第一製造方法と第二製造方法を連動してクッション体の強線素材にしたことを特徴とする延伸処理製造方法。 【請求項3】 前記する第二製造方法の第一引き取り機,高温筒、延伸引き取り機の後に、第三製造方法を設け、それらは第二引き取り機と第三引取り機とを設け、その間に冷却水槽を介在する事で、第二引き取り機に送り込まれた延伸線素材を冷却水槽で急冷させ収縮を加速し、収縮されたクッション体の強線素材にしたことを特徴とする延伸処理方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 この発明は、釣り用クッションゴムと、これに使われているクッション体の製造方法に関し、詳しくは道糸側とハリス側との間に接続し、魚が釣れた際の衝撃を緩和し、ハリス切れを防止する為に双方の間に介在す、釣り用クッションゴムとこれに使われる軟質で伸縮自在な弾性線条体のクッション体の製造方法に関する。 【背景技術】 【0002】 一般に魚釣りでの、釣りの仕掛けで比較的強く太い線条の道糸が釣り竿側に接続されるが、釣り針に直接接続する線条のハリスは極力細い糸を使わない限り、魚に警戒心を与える事になる為、出来るだけ強く細いハリスを使って釣果を上げる為の釣りの仕掛けが行われている。 【0003】 そして、これらの道糸側と釣り針の接続するハリスの間に軟質弾性線条体の熱可塑性ポリウレタン樹脂材の伸び縮みの優れたクッション体が所定の太さと所定の長さでなり、その端には撚り戻し具が結合された形態での釣り用クッションゴムが存在し、道糸側とハリス側の間に介在し接続されて使われ、魚釣りで魚の急激なハリスへのショックを吸収しハリス切れを防いでいるが、これらの釣り用クッションゴムは、狙いとする魚の種類或いは釣り場に依って夫々選択され使われる為、クッシ体の太さや長さは様様な形態で量産化され市場に出回っている。 【0004】 特に、寄せエサを積め込んだカゴを仕掛けとする岸を釣り場とするカゴ釣りや、寄せエサの入れるカゴにオモリの一体になっているビシを使っての船を釣り場とする、ビシ釣りのつり竿の仕掛けでは、釣り用クッションゴムの道糸側の撚り戻し具に、前記するカゴが接続され、海中で寄せエサを撒きながら、魚を寄せ集めてから釣り上げる形態に採用されるのが一般的である。 【0005】 このように、撒き餌でのカゴ釣りを主体とする様様な魚類、イサキや、シマアジ、ヒラマサ、メジナなどの大物を釣るのに多くは釣り用クッションゴムが使われ、更には船釣りでビシを使っての釣る魚類、ブリ、マダイ、アジ、サバ,イワシ、イサキなど幅広く釣り用クッションゴムが仕掛けとして選択され使われ、釣果を上げている。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 しかしながら、前記する従来技術での釣り用クッションゴムは、優れた引っ張り強度、伸び率等の物性からなる熱可塑性ポリウレタン樹脂材でなるクッション体が主流で、これらは確かにハリス切れのに対しての一定の効果を得られるものの、何回かの魚のあたりや魚の釣り上げでのクッション体の伸び縮みの繰り返しで伸びが経たって終い、弾性体としての伸縮性を失うことで、頻繁に新品に取り替えなければならないとゆう課題がある。 【0007】 また、弱い引き力で伸びる細いクッション体ほど、引っ張り強度が弱く、予期せずして大物の魚等での釣り上げ時に、クッション体は破断限界まで伸びきって突発的に切れる為クッション体の強烈な跳ね返りが近辺に危害を与えるなどの課題が残る.かくして魚が釣り針にかかった際の引きによる魚の口切れ外れや糸切れを有効に防止でき、且つ何回となく繰り返し使っても経たりの少ない、即ち細いクッション体で伸び縮みがほどほどで強靭な釣り用クッションゴムが強く要望されていた。 【課題を解決する為の手段】 【0008】 この発明はかかる課題を解決する為に、請求項1での発明は、図1で述べるように、熱可塑性ポリウレタン樹脂材でなる、クッション体1の端に撚り戻し具2等を接続し、道糸AとハリスBの間に介在させて使う釣り用クッションゴム3形態での、前記クッション体1は押出し成形機で加工された線素材1aを高温下で引っ張り伸ばし細くしその後、常温下で引っ張りを開放させて自然に縮ませる延伸処理製造方法を施こすことで、元の太さより細い硬めで切れ難い強線素材1cに替え、これらを使って所定の長さに切断したクッション体1にし、その端に撚り戻し具2を接続して釣り用クッションゴム3に仕上げる構成とする。 【0009】 そしてまた、請求項2での発明は、図2で述べるように、前記する線素材1aの延伸処理製造方法は、第一製造方法AAで押出し機101のホッパー10aに投入された熱可塑性ポリウレタン樹脂原材は、スクリュー10bで混練、融解され、口金10cより線素材1aが所定の太さで押し出され、そのまま冷却水槽10dを所定の速度で通過しながら冷やされて引き取り機10eによって引き取られ、収納容器aに収められ、これで第一製造方法AAでの熱可塑性ポリウレタン樹脂を原料とした、従来製造方法での物性からなる線素材1aが完成する。 【0010】 これらの線素材1aは更に第二製造方法BBに移行されるが、これらは第一引き取り機10fと延伸引き取り機10gとの間に、温度調整付きの高温筒10hが配置され、第一製造方法AAから引き取られた線素材1aが第二製造方法BBの第一引き取り機10fに引き込まれ、高温筒10h中で延伸引き取り機10gに引っ張り伸ばされ、其の太さが引張り伸びにより細く変化した延伸線素材1bとなって通過し、その後収容器aに常温放置で冷却され収縮された細く硬めの強い強線素材1cに替えることの出来る、延伸製造方法を具現化している。 【0011】 次ぎに請求項3での発明は、図3で述べるように、前記する第二製造方法BBでの第一引き取り機10f、高温筒10h、延伸引き取り機10gの後に、第三製造方法CCを設け、それらは第二引き取り機10iと第三引き取り機10jとの間に冷却水槽10kを介在する事で、第二引き取り機10iに送り込まれた延伸線素材1bを冷却水槽10kで急冷通過させ収縮を加速し、収縮された細く硬めの強い強線素材1cにスピーデーに替えることの出来る延伸処理製造方法を可能にしている。 【発明の効果】 【0012】 本発明は、上述の通り構成作用するので次ぎの優れた効果を奏する。即ち、請求項1での実施例で述べる様に、これに使われるクッション体は延伸処理を施す前での太さよりかなり細いクッション体であるにもかかわらず、延伸処理前の太いクッション体と同等の引っ張り切断力を保持出来るため、従来の熱可塑性ポリウレタン樹脂でなる釣り用クッションゴムと同じ太さの同じ長さにに比べ数倍の引っ張り強度に向上し、且つ若干硬くなることで伸び率がほどほどに鈍化し、即ち切れ難く、はね返りの少ない、且つ経たりにくい魚に警戒心を与えない細いクッション体を使っての、釣り用クッションゴムを提供出来る。 【0013】 更にまた、請求項2での実施例で述べる様に、従来に知られる伸縮処理は、押出し成形された線素材を一部品にカットしたクッション体に加工しその両端に撚り戻し具を固定しての釣り用クッションゴムに完成した後に個個高温下で両サイドを引っ張り伸ばした後に自然に長時間放置し、収縮させる伸縮処理に比べ、本発明での延伸製造方法は、押出し成形された線素材を切断する事無く夫々の工程が連続処理製造方法のため、低コストで量産が出来且つ、品質の優れたクッション体に使える強線素材の形態に出来る、延伸処理製造方法を提供することが出来る。 【0014】 次にまた、請求項3で述べる製造方法では、高温下で引っ張り伸ばし細く変形した延伸線素材は、即刻冷却水槽を通過させての熱戻しでの収縮された強線素材に仕上げるため、スピーデーに安定した量産性の高い、延伸処理製造方法を提供出来る。以上述べるように、道糸とハリスの間に介在されて使用する釣り用クッションゴムは、比較的細いクッション体で、魚に警戒心を与える事無く且つ、魚が釣針にかかった際の引きに程よく伸び縮みするので、魚の口外れや糸切れが防止でき、かつ何回使ってもクッション性が鈍化し難いので新品を頻繁に交換する事のない経済的な、釣り用クッションゴムを提供出来る。 【発明を実施するための最良な形態】 【0015】 以下図示の実施例に基づいて本発明を更に熱可塑性ポリウレタン樹脂でなる釣り用クッションゴムを詳細に説明する。即ち図1は本発明での第1実施例での全体を示す斜視図で、細長い軟質で伸縮自在でなるクッション体1はその端子に一般にサルカンと呼ばれる撚り戻し具2が接続された2部品での構成で、外観構成は従来に見る釣り用クッションゴム3と相当の外観構造でなるが、釣り人が本発明での釣り用クッションゴム3を釣り竿に実装仕掛けで使う事で初めてレベルの高さが分かる細くそして引っ張りに強い大物魚、小物魚釣りの釣果が得られる、クッション体1の線素材1aの段階で熱を加えて引っ張り伸ばしした後に放置して自然に収縮せた延伸熱処理製造方法によって得られる強線素材1cを使っての釣り用クッションゴム形態としている。 【0016】 次ぎに前記するこれらのクッション体1に使われる軟質で伸縮自在でなる熱可塑性ポリウレタン樹脂線素材は、図2の延伸熱処理製造方法工程図で示す様に始め第一製造方法での従来の押出し製造機での成形押し出し線素材1aで、即ち押出機101のホッパー10aに投入された熱可塑性ポリウレタン樹脂原材は、スクリュー10bで混練し融解されて口金10cより所定の太さで線素材1aが連続的に抽出され冷却水槽10dに貯められた水道水の中を通過し、冷やされて引き取り機10eの回転ローラーによって引き取られる。 【0017】 これらの押出し機で成形された線素材1aは一般的にクッション体1として、釣り用クッションゴム3に使われていた。これらの線素材1aは古くは天然ゴム或いはシリコンゴムなどが主流に使われていたが、弾性率、引っ張り強度、硬度などの物理特性は釣り用クッションゴムとし強度が弱いため切れ易く、度重なる使用において特性の低下がすこぶる早く、今ではクッション性のよい強い熱可塑性ポリウレタン樹脂が最適な釣り用クッションゴムとして広く使われるが、弾性率が良過ぎ細い線素材1a程伸びすぎ経たりが早いばかりか切れた時の反発力が強く支障をきたすため、これらの線素材1aに第二製造方法BBでの伸縮処理製造方法を追加処理する事で、弾性率、引っ張り強度、経たり等の特性がすこぶる改良される知見を得、本発明におよんだものである。 【0018】 これらの第二製造方法は、回転ローラーを備えた第一引き取り機10fと其れに近接して高温筒10hを設け、更にこれらに近接して回転ローラーを備えた延伸引取り機10gが配置され、これらの回転ローラーのそれぞれの回転数は加速減速調整を自在にし、更に高温筒10hの加熱温度は高低自在な調整装置を備えるもので、これらに第一製造方法AAから引き出された線素材1aは常温で冷まされ収縮された後に、第一引き取り機10fに差し込まれ高温筒10h内50〜120度C程度の温度内で、延伸引取り機10gに引き取られる際に長さが数秒間のスタンスで2〜3倍に引き伸ばされ加熱され、その際は線素材1aの太さは60〜70%に細められるが、これらの条件での延伸線素材1bは収容容器aのもとでの常温温度冷ましで、やや太さが回復し、長さが収縮して落ち着く強線素材1cに仕上がる。 【0019】 即ち、細く変化した強線材1cの特性は、これと同じ太さで処理を施さない線材1aに比べて弾性率は約30%落ち且つ引っ張り強度は約20%強くなり最適に改良する。 【0020】 次ぎに第三製造方法を図3で示す様に前記する第二製造方法BBの第一引き取り機10f、高温筒10h、延伸引取り機10gの後に、第三製造方法CCを設け、それらは第二引取り機10iを備え其れに近接して冷却水槽10kを備え、更にこれらに近接する第三引き取り機10jを設けるが、これらの引き取り機の夫々は電動ローラーによって、加速、減速自在可能な変速装置が具備され、第二製造方法BBに設けた延伸引き取り機10gによって線素材1aが引き伸ばされるが、これらの引き伸ばす量は延伸引き取り機10gの電動ローラーの回転数を第一引き取り機10fの電動ローラーの回転数より上げる事で細く引き伸ばす量が決定されて加熱された延伸素材1bは第三製造方法BBに設けた冷却水槽10kに貯められた水道水の中で素早く冷されることで、長さが収縮され落ち着いた太さに延伸処理製造方法の処理が完了し、巻き取りローラー101に巻き取られる。 【0021】 このように釣り用クッションゴム3に使われるクッション体1は第一製造方法AAに連動する第ニ製造方法BB或は、これらに連動する第三製造方法CCでの延伸処理製造方法での強線素材1cを完成し、これらを切断加工し、効果的に量産化され安定した品質の優れた、釣り用クッションゴム3の好適な実施の一例を示すが、別に処理前のクッション体1に撚り戻し具2を接続した完成体での釣り用クッションゴム3での延伸処理製造方法でも目的は達成出来るが数々の問題が多く、線素材での処理が最適構成で具現化される。 【図面の簡単な説明】 【0022】 【図1】 本発明に係わる実施例での全体を示す斜視図である。 【図2】 本発明に係わる実施例での製造方法を示す工程図である 【図3】 本発明に係わる実指例での他の製造方法を示す工程図である。 【符合の説明】 【0023】 A 道糸 B ハリス AA 第一製造方法 BB 第二製造方法 CC 第三製造方法 101 押出し機 1 クッション体 2 撚り戻し具 3 釣り用クッションゴム a 収容容器 1a 線素材 1b 延伸線素材 1c 強線素材 10a ホッパ 10b スクリュー 10c 口金 10d、10k 冷却水槽 10e 引き取り機 10f 第一引き取り機 10g 延伸引き取り機 10h 高温筒 10i 第二引き取り機 10j 第三引き取り機
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| 【出願人】 |
【識別番号】506339361 【氏名又は名称】株式会社フジコーポレーション 【識別番号】506338984 【氏名又は名称】サンポリーマ化成株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年9月8日(2006.9.8) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2008−61638(P2008−61638A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月21日(2008.3.21) |
| 【出願番号】 |
特願2006−275775(P2006−275775) |
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