| 【発明の名称】 |
猫用トイレ |
| 【発明者】 |
【氏名】西村 智由紀
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| 【要約】 |
【課題】猫砂の砂塵が上がることがなく、迅速に排泄物を除去することができ、しかも製造コストを抑えることもできる。
【構成】猫用トイレ1は、有底円筒状のトイレ本体2と、トイレ本体2の中心に立設された回転軸3と、回転軸3に一体に設けられ、回転軸3からトイレ本体2の周壁2aまで伸びる排泄物かき出し部材4と、トイレ本体2の底部2bに形成された排出口5と、排出口5の下方に置かれた排泄物収納容器6とを有するものであって、トイレ本体2の底部2bは所定角度傾斜した略逆円錐状となされて、その下半部にトイレ用砂Sが収容されるようになされ、回転軸3はトイレ本体2の底部2bに対応して傾いており、排泄物かき出し部材4は回転軸3の回動によって猫砂S中の排泄物Eのみをかき出す構造となされ、排泄物排出口5は、トイレ本体2の底部2aの上半部における下部寄り部分に形成されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 有底円筒状のトイレ本体と、トイレ本体の中心に立設された回転軸と、回転軸に一体に設けられ、回転軸からトイレ本体の周壁まで伸びる排泄物かき出し部材と、トイレ本体の底面に形成された排出口と、排出口の下方に置かれた排泄物収納容器とを有する猫用トイレであって、トイレ本体の底部は所定角度傾斜した略逆円錐状となされて、その下半部に猫砂が収容されるようになされ、回転軸はトイレ本体の底部に対応して傾いており、排泄物かき出し部材は回転軸の回動によって猫砂中の排泄物のみをかき出す構造となされ、排泄物排出口はトイレ本体の底部の上半部における下部寄り部分に形成されている、猫用トイレ。 【請求項2】 回転軸がモーターで駆動し、該モーターによってかき出し部材が回動する請求項1記載の猫用トイレ。 【請求項3】 かき出し部材の先端にトイレ本体の周壁上に掛けられる摘み手が設けられ、該摘み手を手で持ってトイレ本体の周壁に沿って動かすことにより、かき出し部材が手動で回動する、請求項1記載の猫用トイレ。 【請求項4】 かき出し部材が、回転軸からトイレ本体の周壁へ伸びる枠部材と、枠部材の長さ方向に一定間隔をあけて設けられた棒状部材とで構成される請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項記載の猫用トイレ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、飼い猫の排泄に用いられる猫用トイレに関する。 【背景技術】 【0002】 従来、猫用トイレとしては、ベースフレーム上に、猫砂が入った回転容器を所定角度回動自在に取り付け、猫の排便後に回転容器が回動することで該回転容器に予め取り付けられた櫛状のクリーニング機構が猫の排泄物だけを猫砂からすくい上げるようにしたものが知られている。 【特許文献1】特表2005−511101 【特許文献2】特開2000−69874 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 前述した猫用トイレの場合、回転容器の回動に伴って猫砂が回転容器の一側から他側まで移動する構造であるため、粒径の微小な猫砂の砂塵が舞い上がるおそれがあり、またこれを防止するためには回転容器の回動速度を遅くする必要があり、そのため排泄物の除去に時間がかかるという問題があった。 【0004】 また、前記のような問題を生じない猫用トイレとしては、底部に猫砂を入れたハウジングと、ハウジングの一端側から他端側へ自動的に移動する櫛状部材と、櫛状部材によって猫砂中からかき出された排泄物を収容する排泄物受容器等を有する自浄式トイレ箱も知られている。 【0005】 前述したトイレ箱の場合、猫の排泄をセンサー等で自動的に検知して排泄物処理を自動的に行うことができるものの、構造が複雑であると共に製造コストが非常にかかるという欠点があった。 【0006】 本発明の目的は、猫砂の砂塵が上がることがなく、迅速に排泄物を除去することができ、しかも製造コストを抑えることもできる猫用トイレを提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0007】 請求項1記載の本発明は、有底円筒状のトイレ本体と、トイレ本体の中心に立設された回転軸と、回転軸に一体に設けられ、回転軸からトイレ本体の周壁まで伸びる排泄物かき出し部材と、トイレ本体の底面に形成された排出口と、排出口の下方に置かれた排泄物収納容器とを有する猫用トイレであって、トイレ本体の底部は所定角度傾斜した略逆円錐状となされて、その下半部に猫砂が収容されるようになされ、回転軸はトイレ本体の底部に対応して傾いており、排泄物かき出し部材は回転軸の回動によってトイレ用砂中の排泄物のみをかき出す構造となされ、排泄物排出口はトイレ本体の底部の上半部における下部寄り部分に形成されているものである。 【0008】 請求項2記載の本発明は、前記請求項1記載の猫用トイレについて、回転軸がモーターで駆動し、該モーターによってかき出し部材が回動することを特徴とするものである。 【0009】 請求項3記載の本発明は、前記請求項1記載の猫用トイレについて、かき出し部材の先端にトイレ本体の周壁上に掛けられる摘み手が設けられ、該摘み手を持ってトイレ本体の周壁に沿って動かすことにより、かき出し部材が手動で回動することを特徴とするものである。 【0010】 請求項4記載の本発明は、前記請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項記載の猫用トイレについて、かき出し部材が、回転軸からトイレ本体の周壁へ伸びる枠部材と、枠部材の長さ方向に一定間隔をあけて設けられた棒状部材とで構成されることを特徴とするものである。 【発明の効果】 【0011】 本発明に係る猫用トイレは、基本的に猫砂をトイレ本体の略逆円錐状底部の下半部に入れておき、かき出し部材の回動によって猫砂中の排泄物を除去する構造であるため、猫砂の微細な砂塵が舞い上がるおそれがない。また、本発明の猫用トイレは、有底円筒状のトイレ本体と、トイレ本体の中心に立設された回転軸と、回転軸に一体に設けられ、回転軸からトイレ本体の周壁まで伸びる排泄物かき出し部材と、トイレ本体の底面に形成された排出口と、排出口の下方に置かれた排泄物収納容器とを有する猫用トイレであって、トイレ本体の底部は所定角度傾斜した略逆円錐状となされて、その下半部にトイレ用砂が収容されるようになされており、排泄物かき出し部材は回転軸の回動によってトイレ用砂中の排泄物のみをかき出す構造となされ、排泄物排出口はトイレ本体の底部の上半部における下部寄り部分に形成されているという簡易な構造であるため、製造コストもかからず、安価に得ることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0012】 次に、本発明の実施形態を図面にしたがって説明するが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。 【0013】 図1〜図3に示すように、猫用トイレ(1)は、有底円筒状のトイレ本体(2)と、トイレ本体(2)の中心に立設された回転軸(3)と、回転軸(3)に一体に設けられ、回転軸(3)からトイレ本体(2)の周壁(2a)まで伸びる排泄物かき出し部材(4)と、トイレ本体(2)の底部(2b)に形成された排出口(5)と、排出口(5)の下方に置かれた排泄物収納容器(6)とを有するものであって、トイレ本体(2)の底部(2b)は所定角度傾斜した略逆円錐状となされて、その下半部にトイレ用砂(S)が収容されるようになされており、排泄物かき出し部材(4)は回転軸(3)の回動によって猫砂中の排泄物(E)のみをかき出す構造となされ、排泄物排出口(5)は、平面から見て三角形であって、トイレ本体(2)の底部(2b)の上半部における下部寄り部分に形成されている。 【0014】 また、回転軸(3)は、略逆円錐状の底部(2b)の傾斜角度に対応して傾いており、底部(2b)の上面中心に固定されたスリーブ状部材(7)並びに最底部(2c)の中央部分に固定された軸受部材(8)によって支持されている。そして、回転軸(3)の下端寄り部分には円盤状の第一ギヤ(9)が取り付けられ、最底部(2c)に設置されたモーター(11)の軸(11a)先端には第一ギヤ(9)と歯合する第二ギヤ(12)が取り付けられ、モーター(11)の回転によって回転軸(3)が駆動するようになされている。 【0015】 排泄物かき出し部材(4)は、回転軸(3)からトイレ本体(2)の周壁(2a)へ伸びる枠部材(4a)と、枠部材(4a)の長さ方向に一定間隔をあけて設けられた複数本の棒状部材(4b)とで構成される。そして、本実施形態では、排泄物かき出し部材(4)も略逆円錐状の底部(2b)並びに回転軸(3)に対応して傾いており、また複数の棒状部材(4b)は回転軸(3)側からトイレ本体(2)の周壁(2a)側に向かって長さが順次短くなっており、また図4に示すように、各棒状部材(4b)の先端(4c)は、猫の排泄物(E)をかき出し易いように鉤形となされている。更に、棒状部材(4b)は必要に応じて可撓性とされる場合もある。 【0016】 なお、図中(6a)は排泄物収納容器(6)の背面に設けられた取っ手、(2d)は排泄物収納容器(6)をトイレ本体(2)から取り出すためにトイレ本体(2)の周壁(2a)に形成された開口部を示す。 【0017】 本実施形態に係る猫用トイレ(1)によれば、排泄物かき出し部材(4)の各棒状部材(4b)がトイレ本体(2)の下半部に収容された猫砂(S)中を回動することで該猫砂(S)中に混在する排泄物(E)をかき出し、かき出された排泄物(E)はかき出し部材(4)がトイレ本体(2)の上半部まで回動することによって、排泄物排出口(5)から落下し、その下部の排泄物収納容器(6)に収容される。 【0018】 図6は手動式の猫用トイレ(21)を示しており、本実施形態では、トイレ本体(22)の下部に前記実施形態のようなモーター(11)等を収容するためのスペースが削減されているが、基本的な構造は前記実施形態と同様である。したがって、前記実施形態と対応する部分については、同じ符号を付すことにより説明を省略する。 【0019】 本実施形態では、排泄物かき出し部材(24)が変更されており、かき出し部材(24)の枠部材(24a)が回転軸(3)の上端部からトイレ本体(22)の周壁(22a)に向かって水平方向に伸び、且つその先端上角部には略逆倒L字形の摘み手(20)が一体に形成され、該摘み手(20)はトイレ本体(22)の周壁(22a)上に掛けられることで、該周壁(22a)に沿って当該かき出し部材(24)が手動で回動するようになされている。また、かき出し部材(24)の枠部材(24a)から垂下する複数本の棒状部材(24b)はその長さが互いに同一とされている。 【0020】 本実施形態の猫用トイレ(21)は、前述した通り、排泄物かき出し部材(24)の摘み手(20)を手で持って、トイレ本体(22)の周壁(22a)に沿って、排泄物排出口(5)へと回動させることで排泄物(E)が排出口(5)から排泄物収納容器(6)内に投下される構造となされている。 【産業上の利用可能性】 【0021】 本発明の猫用トイレは、従来に比べて簡易な構造で安価に製造することができるため、一般家庭において幅広い利用が期待できる。 【図面の簡単な説明】 【0022】 【図1】実施形態に係る猫用トイレの斜視図である。 【図2】同実施形態に係る猫用トイレの断面図である。 【図3】猫用トイレにおける排泄物かき出し部材の正面図である。 【図4】排泄物かき出し部材における棒状部材の形状を示す拡大断面図である。 【図5】同実施形態に係る猫用トイレについて、排泄物の排出状態を示す断面図である。 【図6】他の実施形態を示す断面図である。 【符号の説明】 【0023】 (1) 猫用トイレ (2) トイレ本体 (2a) トイレ本体の周壁 (2b) トイレ本体の底部 (3) 回転軸 (4) かき出し部材 (5) 排泄物排出口 (6) 排泄物収納容器
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| 【出願人】 |
【識別番号】598161314 【氏名又は名称】西村 智由紀
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| 【出願日】 |
平成18年9月7日(2006.9.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100121418 【弁理士】 【氏名又は名称】河野 修
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| 【公開番号】 |
特開2008−61581(P2008−61581A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月21日(2008.3.21) |
| 【出願番号】 |
特願2006−243371(P2006−243371) |
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