| 【発明の名称】 |
釣り用水汲みバケツ |
| 【発明者】 |
【氏名】染谷 京助
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| 【要約】 |
【課題】バケツが着水後容易に傾いて水汲みが出来ると共に安定してバケツが引き上げられる釣り用水汲みバケツを提供することである。
【構成】バケツ本体1の上方の開口1aの対向する両位置の周面1bにハンドル止着部2、2が固定され、ハンドル止着部2、2にU字状のハンドル3が回動自在に取り付けられてハンドル3の外側には金属製の環状部材からなるハンドル取り付け部4が移動可能に嵌められてハンドル取り付け部4に吊り下げロ−プ5が連結され、ハンドル3は握り部3aとその両端側から杆部3b、3bが下方に向けて突設されてU字状に形成されると共に、握り部3aの長さ方向の中央の下側に凹部3cが形成されて杆部3b、3bから凹部3cの両側に向けて傾斜部3d、3dが形成されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 U字状のハンドルを有する釣り用水汲みバケツにおいて、前記ハンドルに沿って移動可能に吊り下げロ−プの一端側を取り付け、前記ハンドルの中央側に前記吊り下げロ−プのハンドル取り付け部が嵌まる凹部を設けたことを特徴とする釣り用水汲みバケツ。 【請求項2】 ハンドルの凹部の両側に凹部に向かう傾斜部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の釣り用水汲みバケツ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、水汲み後バケツを安定した状態で引き上げられる釣り用水汲みバケツの改良に関する。 【背景技術】 【0002】 従来釣り用水汲みバケツに硬質の把手を取り付け、この把手に金属環を介してロ−プを取り付けて水汲み後バケツを引き上げるようにしたバケツがある。 把手に金属環を介してロ−プを取り付けるとバケツが着水した後把手が自由に移動してバケツを傾けることが容易であるが、水汲み後バケツを引き上げる時、金属環の位置が把手の中央に移動していないと、バケツのバランスがとれず、傾くと水がこぼれてしまうことになり、安定した水汲みが出来ない。 特許文献1では把手の中央に紐に付けた連結具が左右に移動しないようにした例が示されている。 しかし、この例ではバケツが傾き難いので水汲みが容易でない。 【特許文献1】特開平11−56191号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 解決しようとする問題点は、把手に金属環を介してロ−プを取り付けて水汲みバケツでは、バケツを引き上げる時に金属環の位置が不定なのでバケツのバランスがとれず、傾くと水がこぼれてしまうことになり、安定した水汲みが出来ないことである。 特許文献1では把手の中央に紐に付けた連結具が左右に移動しないようにした例が示されているが、この例ではバケツが傾き難いので水汲みが容易でない。 【0004】 本発明の目的は前記欠点に鑑み、バケツが着水後容易に傾いて水汲みが出来ると共に安定してバケツが引き上げられる釣り用水汲みバケツを提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明の請求項1は、U字状のハンドルを有する釣り用水汲みバケツにおいて、前記ハンドルに沿って移動可能に吊り下げロ−プの一端側を取り付け、前記ハンドルの中央側に前記吊り下げロ−プのハンドル取り付け部が嵌まる凹部を設けたことを要旨とするものである。 本発明の請求項2は、ハンドルの凹部の両側に凹部に向かう傾斜部が形成されていることを要旨とするものである。 【発明の効果】 【0006】 本発明により、ハンドルの握り部の中央に凹部を設け、凹部の両側に凹部に向けて傾斜した傾斜部を設けることで、ハンドルのいずれかの位置にある金属製の環状部材からなるハンドル取り付け部を吊り下げロ−プを引き上げることで凹部に嵌めることができて水を汲んだバケツ本体を安定した状態で引き上げることが出来る。 【発明を実施するための最良の形態】 【0007】 釣り用水汲みバケツはバケツ本体1の上方の開口1aの対向する両位置の周面1bにハンドル止着部2、2が固定されている。 ハンドル止着部2、2にはU字状のハンドル3が回動自在に取り付けられている。 ハンドル3には金属製の環状部材からなるハンドル取り付け部4が遊嵌され、ハンドル3に沿って移動可能に取り付けられて金属製の環状部材からなるハンドル取り付け部4に吊り下げロ−プ5が連結されている。 ハンドル3の形状は、中央側の握り部3aとその両端側から杆部3b、3bが下方に向けて突設されてU字状に形成されると共に、握り部3aの長さ方向の中央の下側に凹部3cが形成されて杆部3b、3bから凹部3cの両側に両側の杆部3b、3bに向かう湾曲状に傾斜した傾斜部3d、3dが形成されている。 杆部3b、3bの下側に支持部3e、3eが形成され、支持部3e、3eの内側に球頭を有する回動軸3f、3fが形成されている。 回動軸3f、3fはハンドル止着部2、2の透孔2dに嵌合されると共にハンドル止着部2、2とハンドル3の支持部3e、3eは回動自在状態にある。 ハンドル3は開口1a上方をア−チ状に跨ぐように架設されている。 【実施例1】 【0008】 以下、図示の実施例によって本発明を説明すると、図1から図3は第1実施例で、図1はロ−プで吊り下げられた釣り用水汲みバケツの要部断面側面図と一部拡大断面側面図、図2はバケツが着水された釣り用水汲みバケツの一部断面側面図、図3はバケツが水中に傾けられた釣り用水汲みバケツの一部断面側面図である。 【0009】 釣り用水汲みバケツはバケツ本体1の上方の開口1aの対向する両位置の周面1bにハンドル止着部2、2が固定されている。 ハンドル止着部2、2にはU字状のハンドル3が回動自在に取り付けられている。 ハンドル3には金属製の環状部材からなるハンドル取り付け部4が遊嵌され、ハンドル3に沿って移動可能に取り付けられて金属製の環状部材からなるハンドル取り付け部4に吊り下げロ−プ5が連結されている。 バケツ本体1は、例えばエチレン酢酸ビニ−ルや塩化ビニ−ル等の合成樹脂製シ−トで形成され防水性と柔軟性を有している。 バケツ本体1の周面1bの開口縁に金属線6がシ−ト材で包み込まれ、周面1bは開口1aにおいて内側から外側へ折り返されて折り返し部1cが周面1bに縫着や高周波溶着等で固定されている。 バケツ本体1は周囲の周面1bの下端に底面1dの周囲が高周波溶着等で溶着固定されて開口が四角形の直方体に形成されている。 バケツ本体1は高さ方向で折り畳み可能に形成してもよい。 【0010】 ハンドル止着部2は、例えばエチレン酢酸ビニ−ルや塩化ビニ−ル等の合成樹脂で形成され、バケツ本体1の開口1aに設けられており、上端部2aと中間部2bと下端部2cで形成されている。 ハンドル止着部2の上端部2aはバケツ本体1の開口上部より上方に突出されている。 中間部2bは折り返し部1cの外形に沿って屈曲形成され、下端部2cは折り返し部1cと周面1bに溶着等で固定されている。 ハンドル止着部2、2の上端部2aには透孔2dが形成されている。 ハンドル止着部2、2の固定位置は、バケツ本体1の周囲の周面1bの一側の長さ方向の中央に固定する他、周面1bの一側の長さ方向の中間より一側に偏移した両位置に固定してもよい。 偏移した両位置に固定することでバケツ本体1が着水した後傾き易くなる。 【0011】 ハンドル3は、例えばエチレン酢酸ビニ−ル等の合成樹脂製で金型により射出成形してU字状(ア−チ状)をしており、可撓性を有しているが上方に起立させた時U字状の形状を維持できるようになっている。 ハンドル3の形状は握り部3aとその両端側から杆部3b、3bが下方に向けて突設されてU字状に形成されると共に、握り部3aの長さ方向の中央の下側(内側)に凹部3cが形成され、また、杆部3b、3bと握り部3aの間の下側(内側)が湾曲状に形成され、凹部3cの両側に両側の杆部3b、3bに向かう傾斜部3d、3dが杆部3b、3bに連なるように形成されている。 杆部3b、3bの下側に支持部3e、3eが形成され、支持部3e、3eの内側に球頭を有する回動軸3f、3fが形成されている。 回動軸3f、3fはハンドル止着部2、2の透孔2dに嵌合されると共にハンドル止着部2、2とハンドル3の支持部3e、3eは回動自在状態にある。 ハンドル3は開口1a上方をア−チ状に跨ぐように架設されている。 【0012】 釣り用水汲みバケツが金属製の環状部材からなるハンドル取り付け部4を介して吊り下げロ−プ5で吊り下げられる時は、金属製の環状部材からなるハンドル取り付け部4がハンドル3のどの位置にあっても、吊り下げロ−プ5が引き上げられると、握り部3aの下側に形成した凹部3cに凹部3cの両側に両側の杆部3b、3bに連なる湾曲状に傾斜した傾斜部3d、3dを経て、これに誘導され金属製の環状部材からなるハンドル取り付け部4は凹部3cに嵌められて吊り下げロ−プ5で引き上げられる。 水汲みの時は、金属製の環状部材からなるハンドル取り付け部4を凹部3cから外して図1の2点鎖線のように側方にずらして吊り下げロ−プ5で吊した状態で水面に下ろすと図2から図3のようにバケツ本体1が着水後傾き、ハンドル3の重量でバケツ本体1が水中に沈むことになり、水がバケツ本体1に入った状態で吊り下げロ−プ5が引き上げられると、金属製の環状部材からなるハンドル取り付け部4が杆部3bから凹部3cに凹部3cの両側に両側の杆部3b、3bに連なるように傾斜した傾斜部3d、3dで杆部3b、3b側から凹部3cに向かって移動して金属製の環状部材からなるハンドル取り付け部4が凹部3cに嵌められる。 【0013】 前記のようにハンドル3の握り部3aの中央に凹部3cを設け、凹部3cの両側に凹部3cに向けて傾斜した傾斜部3d、3dを設けることで、傾斜部3d、3dは、ハンドル取り付け部4を杆部3b、3b側から凹部3cに向かって落とし込むように誘導するため、ハンドル3のいずれかの位置にある金属製の環状部材からなるハンドル取り付け部4が吊り下げロ−プ5を引き上げることで凹部3cに嵌り、安定した状態で水を汲んだバケツ本体1を引き上げることが出来る。 尚、ハンドル取り付け部4がハンドル3の中央の凹部3cに嵌る場合は、ハンドル取り付け部4が凹部3c隙間無く差し込まれる他、余裕を有して嵌っていてもよく、つまり、吊り下げロ−プ5を引き上げ時に、ハンドル取り付け部4が凹部3c内に移動を規制されて納まっていればよい。 【0014】 前記のように釣り用水汲みバケツが構成されていると、ハンドル3の握り部3aの中央に凹部3cを設けると共に、凹部3cの両側に凹部3cに向けて傾斜した傾斜部3d、3dを設けることで、吊り下げロ−プ5を引き上げるとハンドル取り付け部4を凹部3cに嵌められるから、水を汲んだバケツ本体1を安定した状態で水をこぼさずに引き上げることが出来る。 【実施例2】 【0015】 図4は第2実施例で、図4は吊り下げロ−プで吊り下げられた釣り用水汲みバケツの一部断面側面図である。 【0016】 第2実施例では、釣り用水汲みバケツはバケツ本体1の上方の開口1aの対向する両位置の周面1bの長さ方向の中間位置にハンドル止着部2、2が固定され、ハンドル止着部2、2にハンドル3が回動自在に嵌合されている。 ハンドル3の握り部3aの外側に吊り下げロ−プ5の環部からなるハンドル取り付け部5aが移動可能に嵌められている。 他の構成は前記第1実施例と略同一である。 【産業上の利用可能性】 【0017】 本発明は釣り用水汲みバケツ全般に利用できる。 【図面の簡単な説明】 【0018】 【図1】第1実施例で、ロ−プで吊り下げられた釣り用水汲みバケツの要部断面側面図と一部拡大断面側面図である。 【図2】同バケツが着水された釣り用水汲みバケツの一部断面側面図である。 【図3】同バケツが水中に傾けられた釣り用水汲みバケツの一部断面側面図である。 【図4】第2実施例で、吊り下げロ−プで吊り下げられた釣り用水汲みバケツの一部断面側面図である。 【符号の説明】 【0019】 1 バケツ本体 3 ハンドル 3c 凹部 3d 傾斜部 5 吊り下げロ−プ 4、5a 取り付け部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002495 【氏名又は名称】ダイワ精工株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年8月22日(2006.8.22) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2008−48608(P2008−48608A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月6日(2008.3.6) |
| 【出願番号】 |
特願2006−224826(P2006−224826) |
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