| 【発明の名称】 |
釣り竿及び釣り具 |
| 【発明者】 |
【氏名】松本 聖比古
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| 【要約】 |
【課題】元竿の握り部に工夫を加えることによって、魚の当たりを待つ場合の圧迫感等を改善することのできる釣り竿を提供する。
【構成】元竿1の握り部1Aにおける竿軸線方向の竿先側と竿元側との二箇所に磁石2A、2Bを装着する。釣り用グローブに磁石3A、3Bを装着し、竿先握り部側磁石2Aとその竿先握り部側磁石2Aに対向配置される竿先側に位置する竿先釣り用グローブ側磁石3Aとの間に作用する電磁力と、竿元側に位置する竿元握り部側磁石2Bとその竿元握り部側磁石2Bに対向配置される竿元側に位置する竿元釣り用グローブ側磁石3Bとの間に作用する電磁力とで元竿1を支持する支持力を発生させるべく構成してある。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 元竿の握り部における竿軸線方向の竿先側と竿元側との複数箇所に磁石を装着してある釣り竿。 【請求項2】 元竿の握り部における竿軸線方向の竿先側と竿元側との複数箇所に磁石を装着して握り部側磁石を形成するとともに、前記握り部を握って前記元竿を支持する際に利用される釣り用グローブに釣り用グローブ側磁石を装着し、前記竿先側に位置する竿先握り部側磁石とその竿先握り部側磁石に対向配置される前記竿先側に位置する竿先釣り用グローブ側磁石との間に作用する電磁力と、前記竿元側に位置する竿元握り部側磁石とその竿元握り部側磁石に対向配置される前記竿元側に位置する竿元釣り用グローブ側磁石との間に作用する電磁力とで前記元竿を支持する支持力を発生させるべく構成してある釣り具。 【請求項3】 前記竿先握り部側磁石と竿元握り部側磁石とを、竿軸芯を挟んで180°互いに反対側に設けてある請求項1又は2記載の釣り具。 【請求項4】 前記元竿の握り部に、竿先握り部側磁石及び竿元握り部側磁石とは、別の補助握り部側磁石を設け、補助握り部側磁石の磁極を前記竿元釣り用グローブ側磁石と異なる磁極に設定してある請求項1〜3のうちのいずれか一つに記載の釣り具。 【請求項5】 握り部側磁石及び補助握り部側磁石を前記元竿の握り部に対して着脱自在な取付用ベルトを介して取付てある請求項1〜4のうちのいずれか一つに記載の釣り具。 【請求項6】 中竿を受け止めるべく前記元竿の竿元側端部に内装してある座ゴムに、対向配置された前記竿元釣り用グローブ側磁石とで電磁力を発生させる座ゴム側磁石を取り付けてある請求項1〜5のうちのいずれか一つに記載の釣り具。 【請求項7】 前記元竿の竿元側端部に装着してある尻栓に、対向配置された前記竿元釣り用グローブ側磁石とで電磁力を発生させる請求項1から6のうちのいずれか一つに記載の釣り具。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、元竿に握り部を備えている釣り竿及び釣り具に関する。 【背景技術】 【0002】 元竿においては、強化繊維にマトリックス樹脂を含浸させて形成したプリプレグシートをマンドレルに巻回して形成したものであり、握り部においても、プリプレグシートを巻回して構成するか金属製の筒状体を利用して構成していた(特許文献1参照)。 一方、鮎釣り等においては、魚の当りを待つ間、釣り人は、一方の手で元竿の握り部の竿先側を支えながら、他方の手で元竿の握り部の竿元側を押えて、竿の姿勢を維持している(非特許文献)。 【0003】 【特許文献1】特開2004−215508号公報(段落番号〔0013〕〔0024〕、及び、図2) 【非特許文献1】2004 Fishing Tackle Catalogue 第131頁 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 上記したように、元竿の握り部には特殊な構成は採られていない。一方、鮎釣り等においては、魚の当りを待つ間、元竿の握り部を握った状態でその状態を維持しなければならない。その際に、穂先竿の釣り糸連結具に繋がれた囮鮎や仕掛けの重さが荷重となって穂先竿の先端に作用する。この先端荷重によって前倒れモーメントが釣り竿に作用するので、釣り人は反対方向のモーメントを発生させるように、両方の手で釣り竿を支持するので、長時間その状態が継続されると手の掌等が圧迫感を受けて痛みを感ずることもあり、持ち重り感を改善する必要があった。 【0005】 本発明の目的は、元竿の握り部に工夫を加えることによって、魚の当たりを待つ場合の持ち重り感及び圧迫感等を改善することのできる釣り竿を提供する点にある。 【課題を解決するための手段】 【0006】 〔構成〕 請求項1に係る発明の特徴構成は、元竿の握り部における竿軸線方向の竿先側と竿元側との複数箇所に磁石を装着してある点にあり、その作用効果は次の通りである。 【0007】 〔作用〕 つまり、握り部の竿先側と竿元側との複数箇所に磁石を設けた。これによって、これら二つの竿先握り部側磁石と竿元握り部側磁石に対向する状態で別の磁石をあてがえば、相対向する磁石同士の反発力を握り部の竿先側と竿元側との複数箇所に作用させることができる。そうすると、この複数の反発力が前記した釣り竿に作用する前倒れモーメントに対抗できる逆モーメントを発生するので、磁石の力で竿の姿勢を維持できる。 上記した場合に、握り部に設けた竿先握り部側磁石と竿元握り部側磁石とに対向する状態で配置する磁石に作用する反発力を受け止めることは必要であるが、直接、握り部を握る必要はなく、圧迫感や掌の痛みを感ずることはない。 【0008】 〔効果〕 このように、握り部に磁石を配置する簡単な改造を加えることによって、釣り操作に係る負担を軽減できる釣り竿を提供できるに至った。 【0009】 請求項2に係る発明の特徴構成は、元竿の握り部における竿軸線方向の竿先側と竿元側との複数箇所に磁石を装着して握り部側磁石を形成するとともに、前記握り部を握って前記元竿を支持する際に利用される釣り用グローブに釣り用グローブ側磁石を装着し、前記竿先側に位置する竿先握り部側磁石とその竿先握り部側磁石に対向配置される前記竿先側に位置する竿先釣り用グローブ側磁石との間に作用する電磁力と、前記竿元側に位置する竿元握り部側磁石とその竿元握り部側磁石に対向配置される前記竿元側に位置する竿元釣り用グローブ側磁石との間に作用する電磁力とで前記元竿を支持する支持力を発生させるべく構成してある点にあり、その作用効果は次の通りである。 【0010】 〔作用効果〕 つまり、握り部に設けられた竿先握り部側磁石と竿元握り部側磁石に対向する磁石として、釣り用グローブに装着した磁石を用いることにしたので、釣り人は直接竿先握り部側磁石と竿元握り部側磁石に対向する磁石を保持する必要はなく、単に、釣り用グローブを手に装着するだけで、握り部側磁石との間で釣り竿の姿勢を維持する支持力を発生させることができ、釣り竿を直接握る必要はない。 【0011】 請求項3に係る発明の特徴構成は、請求項1又は2に係る発明において、前記竿先握り部側磁石と竿元握り部側磁石とを、竿軸芯を挟んで180°互いに反対側に設けてある点にあり、その作用効果は次の通りである。 【0012】 〔作用効果〕 竿先握り部側磁石と竿元握り部側磁石とが、竿軸芯を挟んで180°互いに反対側に設けてあるので、対向する磁石をその竿先握り部側磁石と竿元握り部側磁石に対向させるだけで、互いの電磁力による反発力を互いに反対向きに作用させることができ、前記した逆モーメントを発生させるのが容易になる。 【0013】 請求項4に係る発明の特徴構成は、請求項1〜3の内のいずれか一つに係る発明において、竿先握り部側磁石及び竿元握り部側磁石とは、別の補助握り部側磁石を設け、補助握り部側磁石の磁極を前記竿元釣り用グローブ側磁石と異なる磁極に設定してある点にあり、その作用効果は次の通りである。 【0014】 〔作用効果〕 釣り人は、囮鮎の動きに合わせて川中を移動する場合や、釣上げた鮎を網に取り込む場合に、握り部を片手で握って操作を行うことが多々ある。この場合には、当たりを待つ場合のように、両方の手で釣り竿を支持する形態を採るのではなく、寧ろ、握り部を握った片手を高く掲げるように持つ必要がある。 したがって、竿先握り部側磁石と竿元握り部側磁石とは別個に設けた補助握り部側磁石を設けることによって、一方の手を補助握り部側磁石に持ち換えることで、補助握り部側磁石と釣り用グローブの磁石との近接力により、しっかりと釣り竿を保持できる。 【0015】 請求項5に係る発明の特徴構成は、請求項1〜4の内のいずれか一つに係る発明において、握り部側磁石及び補助握り部側磁石を前記元竿の握り部に対して着脱自在な取付用ベルトを介して取付けてある点にあり、その作用効果は次の通りである。 【0016】 〔作用効果〕 握り部に対して取付取外可能なベルトを介して磁石を握り部に対して取付可能であるので、磁石を装備していない握り部に対して磁石の後着けが可能である。 これによって、既存の釣り竿にも、磁石の装着が可能であり、広く、磁石による機能を発揮させることができる。 しかも、竿先握り部側磁石と竿元握り部側磁石との握り部に対して装着位置を任意に切り換えることが可能になり、釣り竿を支持する際の釣り人の握り位置に適合した取付位置を設定できる。 【0017】 請求項6に係る発明の特徴構成は、請求項1〜5の内のいずれか一つに係る発明において、中竿を受け止めるべく前記元竿の竿元側端部に内装してある座ゴムに、対向配置された前記竿元釣り用グローブ側磁石とで電磁力を発生させる座ゴム側磁石を取り付けてある点にあり、その作用効果は次の通りである。 【0018】 〔作用効果〕 元竿の竿元側端部に設けてある座ゴムに磁石を取り付けることによって、この磁石に竿元握り部側磁石としての機能を発揮させることができるとともに、磁石を取り付けるための部材として座ゴムを兼用できる。 【0019】 請求項7に係る発明の特徴構成は、請求項1〜6の内のいずれか一つに係る発明において、前記元竿の竿元側端部に装着してある尻栓に、対向配置された前記竿元釣り用グローブ側磁石とで電磁力を発生させる点にあり、その作用効果は次の通りである。 【0020】 〔作用効果〕 元竿の竿元側端部に設けてある尻栓に磁石を取り付けることによって、この磁石に竿元握り部側磁石としての機能を発揮させることができるとともに、磁石を取り付けるための部材として尻栓で兼用できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0021】 〔第1実施形態〕 鮎竿Aと釣り用グローブBとの協働で構成する釣り具について説明する。図1(イ)に示すように、振出形態を採る鮎竿Aにおける元竿1の握り部1Aに、握り部側磁石2を設け、釣り用グローブBに釣り用グローブ側磁石3を設けて、握り部側磁石2と釣り用グローブ側磁石3とで、鮎竿Aを釣り姿勢に保持する釣り具を構成する。 以下、ここに説明する。 【0022】 元竿1の握り部1Aに設けられる握り部側磁石2について説明する。図1(イ)及び図2に示すように、握り部1Aにおける竿先側と竿元側とに板状を呈する竿先握り部側磁石2Aと竿元握り部側磁石2Bを設ける。 【0023】 前記した板状を呈する両握り部側磁石2A、2Bは図3に示すように、薄板状を呈するもので、ゴムに磁石の粉末(主としてフェライト粉)を混入させてシート状に形成したものである。 磁石の粉としては、フェライトを主なものとしているが、より強力なアルニコ磁石等を使用可能である。 【0024】 一方、元竿1の握り部1Aに両握り部側磁石2A、2Bを取り付けるには、図3及び図4に示すように、握り部1Aの外周面に浅い環状凹入部1Cを形成し、その環状凹入部1Cに沿って両握り部側磁石2A、2Bを取付け接着剤で固定する。両握り部側磁石を施した後においては、他の塗装部分と同様にクリア塗装を施してもよい。 【0025】 図3及び図4に示すように、握り部側磁石2A、2Bは、竿先側と竿元側とに設けてあるが、互いに、竿軸芯を挟んで180°反対側に位置する状態で設けてある。 また、両握り部側磁石2A、2Bとしては180°反対側に位置するように、元竿4の円周方向の一部に設けたが、全周に設けるものでもよい。 【0026】 釣り用グローブBに設ける釣り用グローブ側磁石3の取付け構成について説明する。図1に示すように、左右一対の釣り用グローブB、Bを用意する。釣り用グローブBの手の平部分に磁石を取り付け、釣り用グローブ側磁石3とする。釣り用グローブ側磁石3としては、手の平全般に施してもよいが、図1に示すように、限定した箇所に施すこととする。 【0027】 つまり、図1(ロ)に示すように、竿元握り部側磁石2Bに対向して使用される左手用の釣り用グローブBにおいては、親指と人指し指との付け根部分に竿元釣り用グローブ側磁石3Bを取り付ける。 一方、竿先握り部側磁石2Aに対向して使用される右手用の釣り用グローブBにおいては、薬指と小指との付け根部分に竿先釣り用グローブ側磁石3Aを取り付ける。 【0028】 図3及び図4に示すように、握り部側磁石2A、2Bの取付方法としては、直接、前記した板状の磁石を接着剤を介して釣り用グローブBの布状部分(皮状部分)に接着固定することもできるが、釣り用グローブBに袋状の取付部を設け、その袋状の取付部に収納する方法を採ってもよい。 【0029】 図2に示すように、握り部側磁石2A、2Bと釣り用グローブ側磁石3A、3Bとは、竿先握り部側磁石2Aと竿先釣り用グローブ側磁石3Aとが同一極性の磁石を取り付け、竿元握り部側磁石2Bと竿元釣り用グローブ側磁石3Bとが同一極性の磁石を取り付けることにし、磁石同士の電磁反発力を利用して鮎竿Aを浮かせている。そして、鮎竿Aの釣り糸連結具(図示せず)に作用している囮鮎等の動きや流れによる荷重による倒れ方向のモーメントMに対して、前記した磁石同士の電磁反発力を図示するように、竿先側の反発力Pを上向きに、かつ、竿元側の反発力P’を下向きに作用させることによって、逆モーメントM’を作用させて、鮎竿Aの姿勢を維持するように構成する。 【0030】 〔第2実施形態〕 第1実施形態では、直接、板状の握り部側磁石2A、2Bを握り部1Aに接着剤を介して取り付ける形態を示した。この第2実施形態では、着脱式の握り部側磁石2A、2Bを導入するものについて説明する。図5に示すように、樹脂製又は皮革製の着脱式のベルト4に板状の握り部側磁石2A又は握り部側磁石2Bを夫々取り付け、ベルト4の両端には、互いに係合離脱自在な一対の面ファスナー4A、4Aが取り付けてあり、握り部1Aに着脱できるように構成してある。 【0031】 〔第3実施形態〕 ここでは、鮎竿Aとして伸縮式の竿を構成するものに適用する形態について説明する。図6に示すように、元竿1の後端に樹脂製の尻リング5を固着するとともに、尻リング5で元上6の竿元側端部を内嵌保持すべく構成する。尻リング5の竿元側には座ゴム7を装着して、元上6の竿元端を受止る構成を採るとともに、座ゴム7の竿元側に尻栓8を配置し、尻栓8を尻リング5に螺着して鮎竿Aを構成してある。 【0032】 上記構成においては、尻リング5を備えることによって、元上6の竿元側端部を尻リング5内に内嵌することによって、元上6の収納状態を保持することができ、振出竿を伸縮式竿に構成することができる。 【0033】 ここでは、座ゴム7か又は尻栓8のいずれかに、竿元握り部側磁石2Bとしての磁石を取り付けることとする。つまり、図6に示すように、元竿1の握り部1Aに設けるのではなく、座ゴム7の内部に磁石7Aを取り付けることによって、この磁石7Aを竿元握り部側磁石2Bとする。図7に示すように、尻栓8の内部に磁石8Aを取り付けることによって、この磁石8Aを竿元握り部側磁石2Bとする。 このような構成によって、竿元釣り用グローブ側磁石3Bを取り付けたその釣り用グローブ3で元竿1の握り部1Aを握ることによって、電磁反発力を発生させることができる。 【0034】 〔別実施形態〕 (1) 竿先握り部側磁石2Aと竿元握り部側磁石2Bに対向する磁石を取付対象として、前記した構成では釣り用グローブに定めたが、ここでは、取付バンドに磁石を取り付け、磁石が手の掌に位置するように、取付バンドを手に巻き付けてもよい。これによって、釣り用グローブBに磁石を取り付けた場合と同じ機能を発揮させることができる。 【0035】 (2) 竿先握り部側磁石2Aと竿元握り部側磁石2Bとを握り部1Aに設けるに、元竿1を製造する際に、板状の磁石を組み込むようにしてもよい。つまり、通常の竿を構成する場合と同様に、炭素繊維等の強化繊維を引き揃え、引き揃え強化繊維群にエポキシ等の熱硬化性樹脂をマトリックス樹脂として含浸させて形成したプリプレグシートをマンドレルに巻回し、焼成後裁断し研磨加工を施して元竿を構成する。このプリプレグシートをマンドレルに巻回する際に、複数枚のプリプレグシートの間に板状の磁石を挟み込み、元竿1と一体形成する方法をとってもよい。 【0036】 (3)竿先握り部側磁石2Aと竿元握り部側磁石2Bとを設けるに、図面上では二箇所にのみ設ける形態を示したが、竿先側から竿元側に掛けて3箇所以上に亘って磁石を配置してもよい。これによって、竿先握り部側磁石2Aとして竿元に向けて複数個の磁石が配置され、竿元握り部側磁石2Bとして竿先に向けて複数個の磁石が配置されることになる。 このような構成によって、任意の位置の二つの磁石を選定して、魚の当りを待つ姿勢を確保できる。 【0037】 (4)図6及び図7に示すように、元竿1の握り部1Aに、竿先握り部側磁石2Aと竿元握り部側磁石2B以外の別の補助握り部側磁石9を設け、補助握り部側磁石9の磁極を前記竿元釣り用グローブ側磁石と異なる磁極に設定する。磁極を異なるものとすることによって、一方の釣り用グローブ側磁石3Bでこの補助握り部側磁石9の部分を握りかえると、磁石2Bと磁石9とが引き合う状態となり、一方の釣り用グローブをはめた手で釣り竿を容易に保持できる。 つまり、釣り人は、囮鮎の動きに合わせて川中を移動する場合や、釣上げた鮎を網に取り込む場合に、握り部を片手で握って操作を行うことが多々ある。この場合には、当たりを待つ場合のように、両方の手で釣り竿を支持する形態を採るのではなく、寧ろ、握り部を握った片手を高く掲げるように持つ必要がある。 したがって、竿先握り部側磁石2Aと竿元握り部側磁石2Bとは別個に設けた補助握り部側磁石9を設けることによって、一方の手を補助握り部側磁石9に持ち換えることで、補助握り部側磁石9と釣り用グローブの磁石3Bとの近接方向力により、確りと釣り竿を片手であっても、保持できる。 【0038】 (5) 上記実施形態では、鮎竿Aに本願発明を適用する形態について説明してきたが、穂先竿に釣り糸連結具を備える渓流竿やハエ用竿にも適用してもよい。 【図面の簡単な説明】 【0039】 【図1】(イ)磁石を施した鮎竿を、磁石を施した釣り用グローブを装着した手で支持している状態を示す側面図、(ロ)磁石を施した釣り用グローブを示す構成図 【図2】握り部側磁石と釣り用グローブ側磁石とで鮎竿に逆モーメントを与える状態を示す作用図 【図3】握り部側磁石の取付状態を示す側面図 【図4】握り部側磁石と釣り用グローブ側磁石との配置関係を示す縦断正面図 【図5】着脱自在なベルトに握り部側磁石を取り付けた状態を示す斜視図 【図6】伸縮式竿の座ゴムに握り部側磁石を取り付けた状態を示す縦断側面図 【図7】伸縮式竿の尻栓に握り部側磁石を取り付けた状態を示す縦断側面図 【符号の説明】 【0040】 1 元竿 1A 握り部 2A 竿先握り部側磁石 2B 竿元握り部側磁石 3 釣り用グローブ側磁石 3A 竿先釣り用グローブ側磁石 3B 竿元釣り用グローブ側磁石 4 ベルト 6 元上 7 座ゴム 8 尻栓 9 補助握り部側磁石
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| 【出願人】 |
【識別番号】000002439 【氏名又は名称】株式会社シマノ
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| 【出願日】 |
平成18年8月2日(2006.8.2) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100107308 【弁理士】 【氏名又は名称】北村 修一郎
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| 【公開番号】 |
特開2008−35725(P2008−35725A) |
| 【公開日】 |
平成20年2月21日(2008.2.21) |
| 【出願番号】 |
特願2006−211144(P2006−211144) |
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