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【発明の名称】 のり網洗浄装置および該装置を用いたのり網洗浄方法
【発明者】 【氏名】尾山 毅

【氏名】尾山 こずゑ

【要約】 【課題】使用済みののり網に付着したのり網の完全に除去することができ、資源の低消費(reduce)、再使用(reuse)、リサイクル(recycle)を実現し得るのり網洗浄装置および該装置を用いたのり網洗浄方法を提供することである。

【解決手段】略線状に絞り込まれた洗浄されるべきのり網に高圧水を噴射するために、当該洗浄されるべきのり網が進入する入口と、洗浄されたのり網が退出する出口とを備えた洗浄室と、該洗浄室に支持された1または2以上の高圧ノズルと、該洗浄室内において洗浄されるべきのり網を移動自在に保持するために該洗浄室に固定された保持手段とからなることを特徴としている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
略線状に絞り込まれた洗浄されるべきのり網(N1)に高圧水を噴射するために、当該洗浄されるべきのり網(N1)が進入する入口(2a)と、洗浄されたのり網(N2)が退出する出口(2b)とを備えた洗浄室(2)と、
該洗浄室(2)に支持された1または2以上の高圧ノズル(4)と、
該洗浄室(2)内において洗浄されるべきのり網(N1)を移動自在に保持するために該洗浄室(2)に固定された保持手段(H)とからなる
ことを特徴とするのり網洗浄装置。
【請求項2】
洗浄されたのり網(N2)を前記洗浄室から出口(2b)を通して引き出すための引出手段(5)をさらに備えてなる請求項1記載ののり網洗浄装置。
【請求項3】
前記保持手段(H)が、略線状に畳まれた洗浄されるべきのり網(N1)を挿通するための孔(3b)を有する、1または2以上のプレート、網(3a)またはこれらの組み合わせである請求項1または2記載ののり網洗浄装置。
【請求項4】
前記引出手段(5)が、2または3以上のローラ(R1、R2)からなり、かつ当該2または3以上のローラ(R1、R2)が、互いに接触するように配設され、当該2または3以上のローラのうちの少なくとも1つに人力または動力によって回転トルクが付与されてなる請求項1〜3のいずれか1項に記載ののり網洗浄装置。
【請求項5】
前記高圧水の水圧が10〜150kg/cm2である請求項1〜4のいずれか1項に記載ののり網洗浄装置。
【請求項6】
前記高圧水の水圧が80〜120kg/cm2である請求項1〜4のいずれか1項に記載ののり網洗浄装置。
【請求項7】
のり網(N1)に高圧水を噴射するために、当該のり網(N1)が進入する入口(2a)と、のり網(N2)が退出する出口(2b)とを備えた洗浄室(2)と、該洗浄室(2)に支持された1または2以上の高圧ノズル(4)と、該洗浄室(2)内において洗浄されるべきのり網(N1)を移動自在に保持するために該洗浄室(2)に固定された保持手段(3、3a)とからなるのり網洗浄装置を用いて、回収された使用済みの洗浄されるべきのり網の洗浄方法であって、
(a)前記洗浄されるべきのり網を略線状に絞り込む工程、
(b)前記洗浄されるべきのり網を入口(2a)から前記洗浄室(2)内に導入し、保持手段(3)によって保持する工程、
(c)保持されたのり網に高圧ノズルから高圧水を所定の時間噴射し、洗浄する工程、および
(d)前記工程(c)により洗浄されたのり網を出口から退出させる工程
を含んでなる
ことを特徴とする洗浄方法。
【請求項8】
前記洗浄されるべきのり網が、互いに連結された2または3以上の回収されたのり網である請求項7記載の洗浄方法。
【請求項9】
前記工程(d)の後に、洗浄されたのり網に防臭処理剤を噴射する工程をさらに含んでなる請求項7または8記載の洗浄方法。
【請求項10】
前記高圧水の水圧が10〜150kg/cm2である請求項6または7記載の洗浄方法。
【請求項11】
前記高圧水の水圧が80〜120kg/cm2である請求項7〜9のいずれか1項に記載の洗浄方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明はのり網洗浄装置および該装置を用いたのり網洗浄方法に関する。さらに詳しくは、1または2以上の連結された使用済みののり網を洗浄室内で高圧水を噴射することにより洗浄する装置および方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、のり業者は、海面に設置されたのり網(使用前の状態では1枚当たり約2kgであるが、のりと水分を含んで約50〜100kgにも達している)を船に引き上げ、該船を覆うような状態で、のり葉は船に装着されたロータで刈り取るというその作業を2〜5度繰り返すことによって、のりを回収している。
【0003】
一方、のり網の大きさは、地域によって多少異なるが、約1.6m×20mの矩形状を呈しており、かなり大きい。そのうえ、のり網は一辺がたとえば約16cmと全体の大きさにくらべて小さい格子状メッシュから構成されており、のりは、この小さい格子状のメッシュにへばりつくように付着しており、また、のり網の撚り目に食い込んでいるものもあり、このようなかなりの時間と労力をかけてのり網に付着したのりの洗浄・除去作業をおこなっても、のりが、のり網の繊維にしっかりと絡まりついているため、きれいに完全に除去することができず、のりは腐敗し易いため、異臭を放ち再使用できる状態にはないので、のり業者は、のり網の回収業者によりのり網を回収させて、廃棄している。
【0004】
回収されたのり網を大型の洗濯機でのり網に付着したのりを再度除去しようとする試みもあるが、やはり完全に除去できず、一度とれたのりが洗濯機中に残り、のり網に再び付着することがあり、矢張り、完全にのりを落とすことは困難であり、さらに洗濯後、網を取り出したときに網が、長さが約20mもあるため、もつれることが多いという問題がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明者は、一度しか使用されていないのり網が、使用後、廃棄されているという現状と、資源の低消費(reduce)、再使用(reuse)、リサイクル(recycle)(低消費(reduce)、再使用(reuse)、リサイクル(recycle)の頭文字のRを用いて3Rとも呼ばれている)が叫ばれている社会的ニーズに鑑みて、使用済みののり網に付着したのり網の完全に除去し得るような洗浄装置を案出することを技術的課題としたのであるのである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、使用済みののり網に付着したのり網の完全に除去することができ、資源の低消費(reduce)、再使用(reuse)、リサイクル(recycle)を実現し得るのり網洗浄装置および該装置を用いたのり網洗浄方法を提供することを目的とする。
【0007】
本発明の第一の態様にかかわるのり網洗浄装置は、略線状に絞り込まれた洗浄されるべきのり網(N1)に高圧水を噴射するために、当該洗浄されるべきのり網(N1)が進入する入口(2a)と、洗浄されたのり網(N2)が退出する出口(2b)とを備えた洗浄室(2)と、
該洗浄室(2)に支持された1または2以上の高圧ノズル(4)と、
該洗浄室(2)内において洗浄されるべきのり網(N1)を移動自在に保持するために該洗浄室(2)に固定された保持手段(H)とからなることを特徴としている。
【0008】
また、洗浄されたのり網(N2)を前記洗浄室から出口(2b)を通して引き出すための引出手段(5)をさらに備えてなることが好ましい。
【0009】
また、前記保持手段(H)は、略線状に畳まれた洗浄されるべきのり網(N1)を挿通するための孔(3b)を有する、1または2以上のプレート、網(3a)またはこれらの組み合わせであってもよい。
【0010】
また、前記引出手段(5)は、2または3以上のローラ(R1、R2)からなり、かつ当該2または3以上のローラ(R1、R2)が、互いに接触するように配設され、当該2または3以上のローラのうちの少なくとも1つに人力または動力によって回転トルクが付与されてなるようにすることもできる。
【0011】
また、前記高圧水の水圧は10〜150kg/cm2であることが好ましい。
【0012】
また、前記高圧水の水圧が80〜120kg/cm2であることが好ましい。
【0013】
本発明の第二の態様にかかわるのり網の洗浄方法は、のり網(N1)に高圧水を噴射するために、当該のり網(N1)が進入する入口(2a)と、のり網(N2)が退出する出口(2b)とを備えた洗浄室(2)と、該洗浄室(2)に支持された1または2以上の高圧ノズル(4)と、該洗浄室(2)内において洗浄されるべきのり網(N1)を移動自在に保持するために該洗浄室(2)に固定された保持手段(H)とからなるのり網洗浄装置を用いて、回収された使用済みの洗浄されるべきのり網の洗浄方法であって、
(a)前記洗浄されるべきのり網を略線状に絞り込む工程、
(b)前記洗浄されるべきのり網を入口(2a)から前記洗浄室(2)内に導入し、保持手段(3)によって保持する工程、
(c)保持されたのり網に高圧水を所定の時間噴射し、洗浄する工程、および
(d)前記工程(c)により洗浄されたのり網を出口から退出させる工程
を含んでなる
ことを特徴としている。
【0014】
また、前記洗浄されるべきのり網は、互いに連結された2または3以上の回収されたのり網であることが好ましい。
【0015】
また、前記高圧水の水圧が80〜120kg/cm2であることが好ましい。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、使用済みののり網に付着したのり網の完全に除去することができ、資源の低消費(reduce)、再使用(reuse)、リサイクル(recycle)を実現し得るのり網洗浄装置および該装置を用いたのり網洗浄方法を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
添付図面を参照しながら本発明ののり網洗浄装置(以下、単に「洗浄装置」という)および該装置を用いたのり網洗浄方法(以下、単に「洗浄方法」という)を以下に詳細に説明する。
【0018】
図1は本発明の一実施の形態にかかわる洗浄装置の概略を示す説明図である。図2は本発明の洗浄装置の概略を示す説明図である。図3の(a)は本発明の一実施の形態にかかわる洗浄装置の構成部品である洗浄室と該洗浄室内に配設された保持手段と高圧ノズルが設けられた説明図、図3の(b)は高圧ノズルの噴射孔の説明図、図3の(c)は図3の(a)の回転ノズルの一例を示す説明図、図4は本発明の変形例にかかわる洗浄装置の構成部品である洗浄室と該洗浄室内に配設された保持手段の一例を示す説明図、図5は図4の保持手段に高圧ノズルが設けられた状態を示す説明図、図6は本発明の洗浄装置の使用状態の説明図である。
【0019】
図1〜2を参照すると、本実施の形態の洗浄装置1は、金属製または合成樹脂製の洗浄室2と、該洗浄室2に羅着、溶接、熱融着など従来より公知の固着手段によって固着・支持された1または2以上の高圧ノズル4と、該洗浄室2内において洗浄されるべきのり網N1(図6参照)を移動自在に保持するために該洗浄室2に固定して配設された複数個の網状を呈した保持手段Hとから構成されている。
【0020】
当該保持手段Hは、金属製または合成樹脂製の線材から加工され、一端がドーム状洗浄室2の下部2Xおよび上部2Yの内面に、図3(a)に示されるように、たとえば、ネジTによる螺着、溶接または熱融着により固定された複数の支持ワイヤ3a1、3a2により網状(格子状)に構成され、洗浄されるべきのり網N1(図6参照)を通過するための矩形状の挿通孔3bが画定されている。なお、支持ワイヤは、たとえば鋼線から構成することができるが、このほかステンレスロッドから構成することもできる。また、挿通孔3bは、一度に洗浄したいのり網の枚数に応じて適宜増やすことができる。図3(a)では、保持手段Hは、格子状または蜘蛛の巣様の網状を呈しているが、かかる形態に限定されるものではない。また、たとえば、保持手段Hは金属または合成樹脂製のプレートから構成することも可能であり、また、プレートと網状部との組み合わせであってもよい。この場合、プレートに丸孔または角孔を穿設することによって挿通孔3bが画定される。矩形状の挿通孔3bの大きさは、のり網がしぼられた状態で約2cm程度になるので、3cm×15cmであることが好ましい。このように、矩形状の挿通孔3bを採用することにより、線状に絞り込まれた洗浄されるべき網N1が挿通孔3b内でのり網の繊維がばらけることによって、洗浄効果が上がるという利点がある。
【0021】
つぎに、図1を参照すると、本実施の形態の洗浄装置1には、洗浄されたのり網を取り出すための引出手段5が、2つのローラR1、R2から構成された状態が図示されている。しかし、ローラの数は2つに限定されることはなく、3つ以上のローラから構成することも可能である。また、上部に配設されたローラR1、下部に配設されたローラR2の形状は、たとえば円柱状が好適に採用されるが、この形状に限られない。たとえば、紡錘状や、鞍状の形状も採用し得る。
【0022】
さらに、ローラR1、R2は、互いに接触するように配設されておりさえすればよく、必ずしも互いに平行に配設する必要はない(すなわち、互いにねじれの状態で配設することも可能である)。
【0023】
そして、当該ローラR1、R2のうちの少なくともいずれかに人力(クランクによってトルクを発生する)または動力(モータMが発生した回転トルクをベルトBまたは歯車(図示されていない)により伝達する)により回転トルクが付与されるようにすることもできる。なお、モータにより発生した回転は、たとえば、インバータ、減速歯車機構などにより変速してもよい。
【0024】
また、上部に配設されたローラR2に対して、圧縮コイルバネ(または引張コイルバネ)や空気バネなどの従来より公知の付勢手段Sにより付勢することにより、下部に配設されたローラR1に押圧力を付与することができる。
【0025】
また、図1に示されているように、挿通孔3bの上部および/または下部に仕切り板DPを設けると、飛び散ったのりが洗浄後ののり網に付着するのを防ぐことができるという利点がある。
【0026】
図2を参照すると、本実施の形態1の洗浄装置1の洗浄室2の外形形状は、ドーム状を呈しており、開放自在にされているが、洗浄室2の外形形状はドーム状に限られない。そして、この洗浄室2を開放することにより、装置内の点検や、洗浄室2内に残った掻き落とされたのりを除去することができ、また、のり網をスムーズにローラR1、R2に導入することができる。さらに、図1、2に示されているように、本実施の形態の洗浄装置1に、ダクトDを設けておけば、ここにのりの残りかすを一時的に貯留しておくことができ、貯留されたのりの残りかすを一般廃棄物として、定められた処理場所に定期的に廃棄できるという利点がある。
【0027】
図3(a)〜3(c)を参照すると、洗浄室2内の両サイドに2本ずつ計4本の高圧ノズル4が配設されている。高圧ノズル4の本数は4本に限定されるものではなく、洗浄力をあげるには、さらに高圧ノズルを設けることもできる。また、図3(b)に示すように高圧ノズル4の先端に複数の噴射孔4aが設けられている。しかし、図示された構造はあくまでも一例であって、本発明は図示された構造(噴射孔の位置、数)に限定されない。そして、高圧ノズル4の先端のかかる構造により、洗浄力を上げることができる。また、図3(c)に示されるように、2本の高圧ノズル4は、互いに軸Xに対して互いに逆方向に角度θ(θ=3〜5度)だけ噴射方向が偏向されている。このように角度θだけ偏向させることにより高圧ノズル4に回転力を発生させることができ、回転数は1分間で50〜200回転させることにより、洗浄室2内の広い範囲に亘って噴射することができ、かつ、のりを落としやすくなるという利点を有する。
【0028】
図4を参照すると本実施の形態の変形例にかかわる洗浄装置1の形状は、円筒状を呈しているが、特に限定されるものではなく、もちろんドーム状でもかまわない。本変形例にかかわる洗浄装置1は、金属製または合成樹脂製の洗浄室2と、該洗浄室2に羅着、溶接、熱融着など従来より公知の固着手段によって固着・支持された1または2以上の高圧ノズル4と、該洗浄室2内において洗浄されるべきのり網N1を移動自在に保持するために該洗浄室2に固定された保持手段3、3aとから構成されている。
【0029】
つぎに、図4〜6を参照すると、洗浄室2内には、洗浄されるべきのり網N1(図6参照)を移動自在に保持するために、互いに等間隔(L)だけ離間して配設された複数個の蜘蛛の巣様の網状を呈した保持手段Hが設けられている。当該保持手段Hは、金属製または合成樹脂製の線材から加工され、一端が洗浄室2の内面に溶接または熱融着により固定された3本〜4本の支持ワイヤ3aと、当該支持ワイヤ3aの他端に溶接または熱融着により固定された格子状または略環状部3とから構成され、環状部3によってのり網N1を挿通するための挿通孔3bが画定されている。また、挿通孔3bは、一度に洗浄したいのり網の枚数に応じて増やすことができる。図4では、保持手段Hは、格子状または蜘蛛の巣様の網状を呈しているが、かかる形態に限定されるものではない。また、たとえば、保持手段Hは金属または合成樹脂製のプレートから構成することも可能であり、また、プレートと網状部との組み合わせであってもよい。この場合、プレートに丸孔または角孔を穿設することによって挿通孔3bが画定される。挿通孔の大きさは、のり網がしぼられた状態で約2cm程度になるので、たとえば、直径3〜15cmの丸孔または3cm×15cmの角孔であることが好ましいが、かかる寸法(大きさ)に限定されるものではない。
【0030】
そして、洗浄室2は、略線状に絞り込まれた洗浄されるべきのり網N1に、約10〜150kg/cm2の高圧水(より好ましくは、80〜120kg/cm2の高圧水)を噴射するために、当該洗浄されるべきのり網N1が進入する入口2aと、洗浄されたのり網N2が退出する出口2bとを備えている。
【0031】
また、図5に示されているように、高圧ノズル4は、たとえば洗浄室2の内面に等角(120度間隔)で離間して配設されており、当該高圧ノズル4は、図6に示されるように、互いにずれた位置に設けるようにしてもよい(このようにすると、のり網N1に万遍なく高圧水を噴射できるという利点がある)。そして、高圧ノズル4は、配管Cを介してポンプPに接続されている。
【0032】
また、図6を参照すると、本実施の形態においては、洗浄されたのり網N2を洗浄室2から出口2bを通して矢印G方向に引き出すための引出手段5を備えている。
【0033】
つぎに、本発明の洗浄方法について説明する。
【0034】
本発明ののり網の洗浄方法は、前述ののり網洗浄装置を用いて、回収された使用済みの洗浄されるべきのり網の洗浄方法である。
【0035】
当該洗浄方法は、つぎの工程(a)〜工程(d)を含んでいる。
【0036】
工程(a):前記洗浄されるべきのり網N1を略線状に絞り込む。
【0037】
工程(b):前記洗浄されるべきのり網N1を入口2aから洗浄室2内に導入し、保持手段3の挿通孔3bに挿通する。そして、これによって洗浄されるべきのり網N1を所定の位置に保持している。
【0038】
工程(c):保持されたのり網N1に約10〜150kg/cm2の高圧水(より好ましくは、80〜120kg/cm2の高圧水)を所定の時間(たとえば、5〜30秒間)噴射し、付着物がなく臭いも落として洗浄する。
【0039】
工程(d):前記工程(c)により洗浄されたのり網N2を出口2bから退出させる。
【0040】
また、前記洗浄されるべきのり網N1は、予め2または3以上の回収されたのり網を互いに紐で連結しておけば洗浄作業の一層の効率化が図れるので好ましい。
【0041】
また、工程(d)に引き続き、たとえば、EM菌などの防臭剤を噴射すると、のりの腐敗臭の発散を完全に防止できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の一実施の形態にかかわる洗浄装置の概略を示す説明図である。
【図2】図1の洗浄装置を長手方向からみた端面説明図である。
【図3】図1の洗浄装置の要部説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態にかかわる洗浄装置の構成部品である洗浄室と該洗浄室内に配設された保持手段の一例を示す説明図である。
【図5】図1の保持手段に高圧ノズルが設けられた状態を示す説明図である。
【図6】本発明の洗浄装置の概略を示す説明図である。
【符号の説明】
【0043】
1 洗浄装置
2 洗浄室
4 高圧ノズル
5 引出手段
H 保持手段
【出願人】 【識別番号】507053002
【氏名又は名称】のり網エコネット株式会社
【出願日】 平成19年2月16日(2007.2.16)
【代理人】 【識別番号】100065226
【弁理士】
【氏名又は名称】朝日奈 宗太

【識別番号】100145056
【弁理士】
【氏名又は名称】當別當 健司

【識別番号】100149630
【弁理士】
【氏名又は名称】藤森 洋介


【公開番号】 特開2008−199903(P2008−199903A)
【公開日】 平成20年9月4日(2008.9.4)
【出願番号】 特願2007−36150(P2007−36150)