トップ :: A 生活必需品 :: A01 農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業

【発明の名称】 植物容器用のホルダ
【発明者】 【氏名】アントニオ ベントゥーラ リベイロ デ マトス

【要約】 【課題】一群の植物容器に対する安定性を確実にすると同時に植物間における良好な空気流と植物の健全な成長とを許容するホルダを提供すること。

【解決手段】本発明は、植物の生産および栽培において使用される個別的容器用のホルダに関する。該ホルダは本質的に、該ホルダの形態が、相互に対して接続された少なくとも2つのロッド(2および3)であって、その各々が夫々の容器をそれらの縁部により接続かつ固定する横断切欠き(4、5および6)を備えるという少なくとも2つのロッド(2および3)により形成される交差形状であることを特徴とする。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
植物の生産および栽培において使用される個別的容器(9)用のホルダ(1)において、
上記ホルダは、相互に対して接続された少なくとも2つのロッド(2および3)であって、該ロッドの各々が容器(9)を該容器の縁部(8)により接続かつ固定するに適した横断切欠き(4、5または6)を備えるという少なくとも2つのロッド(2および3)により形成される交差形状の形態を有する、ことを特徴とする個別的容器用のホルダ。
【請求項2】
前記ロッド(2および3)上に作成されるべき切欠きの個数は、植物の種類ならびに該植物の発育に従う、ことを特徴とする請求項1に記載の個別的容器用のホルダ。
【請求項3】
前記容器(9)の縁部(8)により前記容器を接続かつ固定するに適した前記横断切欠き(4、5または6)は、夫々、前記交差形状の中央の近傍、各ロッドの長さ中央部、または、各ロッドの端部にて作成されるか、または、前記切欠きの個数が多いならば予め選択された部位に作成される、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の個別的容器用のホルダ。
【請求項4】
前記容器の縁部が“スプリング”的なプロセスにより固定されるのを確実とするために前記切欠き(4、5または6)の形態は前記縁部に整合され、前記切欠きは前記縁部に対して圧力嵌めされる、ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つの請求項に記載の個別的容器用のホルダ。
【請求項5】
前記切欠きは矩形状、三角形状または円形状である、ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一つの請求項に記載の個別的容器用のホルダ。
【請求項6】
前記ホルダは、射出成形または他の任意の型成形プロセスにより得られた金属もしくはプラスチック材料から作成される、ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つの請求項に記載の個別的容器用のホルダ。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は植物容器用のホルダに関し、より詳細には、植物の生産および栽培において使用される容器用のホルダに関する。
【背景技術】
【0002】
植物の繁殖用のシステムにおいては最近、園芸、フラワー・カルチャー、装飾、林業、果樹栽培および栄養繁殖という種々の分野における播種に対して容器を備えたトレイが使用されている。また農業に対して特に開発された管状体、管状体ホルダ、果樹用鉢などの他の製品、ならびに、剪根処理および搬送に対して意図された処置も採用されている。
【0003】
これらのシステムによれば、黄化(植物のストレス)を防止するために、均衡のとれた様式にて平米当たりで多数の植物を取り扱い得る。これらのシステムは適応的であると共に効率的で正確な機械化を許容し、すなわち各トレイは、手作業処理に対し又は任意の形式の播種機械に対して適合され得ると共に、僅かな適合化により主要機械供給業者により使用され得る。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、この種の容器に関しては幾つかの問題がある。実際、既に植物が備えられたこれらの容器の搬送は、該容器が無拘束的ならば非常に困難である。他方、植物の栽培の一定の段階以後において、植物のサイズが小寸でなければ、植物が正常に成長し得る様に植物間に一定のスペースを残置することが必要になる。更に、一般的に行われる様に容器が屋外に載置された場合に、各容器は一定の支持体を必要とするが、その様にせずに各容器が相互に分離されたならば、僅かな微風により各容器は容易に転倒してしまう。
【0005】
これらの不都合が生ずるのは全て、植物間に不可欠なスペースを確実としながら容器同士が適切には固定されていないからである。
【0006】
故に本発明の目的は、一群の植物容器に対する安定性を確実にすると同時に植物間における良好な空気流と植物の健全な成長とを許容するホルダを設計するに在る。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、植物の生産および栽培において使用される個別的容器(9)用のホルダ(1)において、上記ホルダが、相互に対して接続された少なくとも2つのロッド(2および3)であって、該ロッドの各々が容器(9)を該容器の縁部(8)により接続かつ固定するに適した横断切欠き(4、5または6)を備えるという少なくとも2つのロッド(2および3)により形成される交差形状の形態を有する、個別的容器用のホルダが提供される。
【0008】
以下における説明は、限定的なものとしてで無く添付図面を参照する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
図1において理解され得る如く本明細書においては参照番号1により概略的に表される本発明の目的であるホルダは、その基本的構成において交差形状の構成を有する。該交差形状は、長さ中央部において交差する2本のロッドもしくは構造材2および3により形成される。ロッド2および3の半体の各々は、中央結合部7の近傍、夫々のロッド半体の長さ中央部、および、夫々のロッド半体の端部における切欠き4、5および6を備えている。
【0010】
上記各切欠きの形態はまた、固定が意図される容器の縁部に従い変更されても良い。故に上記切欠きの形態は、矩形、三角形、円形またはその他とされ得る。これらの形態はいずれも、容器の縁部が“スプリング”的なプロセスにより固定されるのを確実とせねばならない。故に、上記切欠きは上記縁部に対して圧力嵌めされることは理解される。上記切欠きを容器の縁部に対して固定する別の態様が選択されても良い。
【0011】
各図において理解され得る如く、植物容器9の縁部8に対して適用されたときに上記各切欠きは容器同士の固定を実現する。容易に理解される如く、この処置により2つ以上の容器9が固定され得る。
【0012】
更に、夫々の容器に対して各ロッド半体の対応切欠きが常に使用されるのであれば、各容器は上記切欠きの内の任意の切欠きにより固定されても良い。故に図6において観察され得る如く、この場合には切欠き4、すなわち中央結合部7に近い切欠きが採用されて1つのホルダ1により4つの容器9が固定されている。図7、図8および図9もまた1つのホルダ1による4つの容器9の固定を示しているが、切欠き5(図7)および切欠き6(図8および図9)、すなわち、中央切欠きと、中央結合部7に対して末端側の切欠きとが利用されている。この最後の場合、植物間の分離は上述の固定におけるよりも相当に大きく、当該植物の成長と光および空気に対する自然な必要性とに従う植物の更に自然な発育が許容される。
【0013】
図2から図4に示された如く上記ホルダが2つよりも多いロッドを有する場合、4つよりも多い容器が固定され得る。明らかである如く、ホルダのロッドが多いほど、(夫々のロッドが1つの容器を固定するならば)容器同士を固定するための距離は大きくされねばならない。
【0014】
上記ホルダは好適には、結合部7を射出箇所として射出成形プラスチックで作成されることも言及されねばならない。但し、それは適切な型成形プロセスにより製造された金属製ともされ得る。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の一実施形態の平面図である。
【図2】本発明に係るホルダの他の実施形態の平面図である。
【図3】本発明に係るホルダの他の実施形態の平面図である。
【図4】本発明に係るホルダの他の実施形態の平面図である。
【図5】ホルダの一つのロッドの側面図である。
【図6】植物容器に適用された異なる位置における保持要素を示す図である。
【図7】植物容器に適用された異なる位置における保持要素を示す図である。
【図8】植物容器に適用された異なる位置における保持要素を示す図である。
【図9】植物容器に適用された異なる位置における保持要素を示す図である。
【符号の説明】
【0016】
1 ホルダ
2 ロッド
3 ロッド
4 切欠き
5 切欠き
6 切欠き
9 容器
【出願人】 【識別番号】507063436
【氏名又は名称】アントニオ ベントゥーラ リベイロ デ マトス
【出願日】 平成19年2月28日(2007.2.28)
【代理人】 【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤

【識別番号】100092624
【弁理士】
【氏名又は名称】鶴田 準一

【識別番号】100102819
【弁理士】
【氏名又は名称】島田 哲郎

【識別番号】100110489
【弁理士】
【氏名又は名称】篠崎 正海


【公開番号】 特開2008−92939(P2008−92939A)
【公開日】 平成20年4月24日(2008.4.24)
【出願番号】 特願2007−49093(P2007−49093)