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【発明の名称】 半導体による植物の活力農法
【発明者】 【氏名】大塚 具明

【要約】 【課題】地球的な温暖化現象は悪化の一途にあり、一刻の猶予も許されない現状にあっては世界中の全ての人が小さな事柄でも自然環境に貢献できると思われることは生物社会の生存者として全力をあげて努力することが肝要である。

【解決手段】植物が持つ潜在能力は莫大であるから偉大な能力を持ち余している。現下の地球的温暖化を救うのは植物である。従って、世界の学識ある学者は国家を越えて地球的な感覚から地球的な温暖化の改善チームを立ち上げて本腰を入れて温暖化の改善に努める時であることを提案するものである。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
植物体と培地間に半導体(ダイオード、トランジスタ)を単独又は複数個を接続(印加)させて、植物が有する生体電気と培地間の電位差を拡大させることを特徴とした半導体による植物体の活力農法。
【請求項2】
植物生体と生体間に半導体を接続させて、植物生体と培地間の電位差を拡大させる請求項1の半導体による植物体の活力農法。
【請求項3】
培地と培地間に半導体を接続させて、植物体と培地間の電位差を拡大させる請求項1の半導体による植物体の活力農法。
【請求項4】
クリップ(プラスチック)に半導体を装着した「植物活力具」を植物生体に一体的にセット(接続)して生体電位の拡大を以って請求項1の半導体による植物体の活力農法。
【請求項5】
半導体に交直流電源1,5V〜100Vを接続して植物生体の電位差のアップを図り、以って、植物生体の活力を誘導する請求項1,2,3,4の半導体による植物体の活力農法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
自然環境及び生活環境に伴う食物の改善による農法で健康な長寿社会の促進に関する。
【背景技術】
【0002】
植物は、酸素の供給者として酸素の消費者である動物の生存と不可分の関係にある。特に近年では、炭酸ガス濃度の増加による地球温暖化防止の見地から、森林保護の必要性がクローズアップされている中で国際的にも植物の病理学があっても、治療学のないのが現状である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
植物の生理機構については未だ不明な点が多く、例えば、衰弱した老木や古木の若返りには根元に孔を穿って根部への通気性を良くしたり、殺虫剤による害虫を駆除したり、幹に孔を空けて植物ホルモンを注入したり、漢方薬を樹体に注射するような対症療法が行われているだけである。然かも、これらの処置を施すのは労力や費用の面でも非常に困難である。
特に農薬には、特異性が乏しいから有用な害虫以外の益虫や天敵まで殺してしまうことになるのみでなく、昆虫の主たる補食者である鳥類にまで害を及ぼす結果、生態系が破壊される一因となっている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
概念
本発明は、長年に亙る研究の結果から、植物の偉大さと、潜在能力の大きさから本発明に至ったのである。
植物は未分化成物の象徴的な生物である。即ち、植物生体のどの部分を切断しても発根する能力がある。又植物生体は、地下部と地上部の環境を持ち生涯を一定地で生きる生物である。この象徴的な植物の肝腎要めの研究結果は根際部(接木部)であることが判った。本来的に植物は電気的には培地を「陰電荷」とし、生体を「陽電荷」としているが、植物の発生時には、全く逆の電荷ではなかったかなと思われる不思議さがある。
従って、本発明は、根際部又は幹部を人為的に創作して、植物体を陰電荷にして、従来生体を180度転換して、酸化還元作用の植物体を目的としたものである。
【005】
概要
以上の知見に基づき、本発明は植物体の肝腎要目である根際部又は幹部を「保温、保湿、結束」に加えて電気刺激で植物体を陰電荷に転換して、根際部の活性化による吸水作用が活発となり根圧がアップする。
従って、根部と稍頂部との水ポテンシャルが改善されるから、植物体の生長が促進されて光合成による二酸化炭素の保有や固定に伴う地球温暖化の削減に貢献する生体が生まれる。又、果実は腐りにくい栄養のある果実に改善されるから人は健康で長寿社会がより促進する。
【0006】
適用電源
乾電池、蓄電池、太陽電気、風力電気、パルス電気、アダプター電気、LED電気、AC、DC、低電圧電気などに加えて植物電気(自家電源)
【0007】
用途
野菜、果実、花木、根菜、果樹、自然木、人工林、森林、林野、公園、神社、仏閣、学校、街路樹、などに加えて水耕栽培。
【0008】
適用形態
植物が有する電気的エネルギーは、培地と植物体との関連に起因していると思われる。即ち、そのエネルギーにより培地内から細根部を介して茎、葉、稍頂に向って養水分が吸水され、その反対に稍頂より生産エネルギーが根部に蓄積される仕組みになっている。
植物体は大地に直立不動のまま生きる孤独で偉大な生物であるが、生体の水分バランス即ち、水の配分が最大の難点であり、これが最大の水ストレスを生む原因である。
従って、個々の植物の生命力に極端な大差があるのである。その原因を探求して見ると最大の原因は吸水である。即ち、根部の細根組織である。植物体の健康木は「水分バランス」が良く培地と生体との電位差が大であるのが特長的である。
従って、その電位差を大きくするための研究を続けた結果が根際部又は幹部を人為的に加工する技術である。即ち、根際部又は幹部の「保温、保湿、結束」が表皮の細根部組織の分裂を促進して吸水作用を改善することが判ったのである。
即ち、生体のストレスが改善されて、賦活力や生長力が生まれて、生体の「動的平衡」が恒常化し、生体の現役活動(二酸化炭素の固定年月)が従来を大幅に倍加する潜在能力が生まれるのである。即ち、植物キャリアを生かした活力農法である。
【発明の効果】
【0009】
地球温暖化の問題は全く人事ではない状況である。2012年迄に森林を中心とした二酸化炭素の削減3,9%を国際的に約束しているが、現下の興廃した森林では全く不可能である。例えば、杉や檜の二酸化炭素の固定は約20〜30年と言われているが、植物の潜在能力は計り知れない能力があるにも拘わらず誰も今日までその潜在能力を引き出す努力をしなかった学識者の怠慢である。
本発明技術を用いることで、炭酸ガスの固定化が倍加する程の画期的な本発明である。よりよい長寿社会は食生活の改善である。即ち、日々食する食物の良否は腐食しにくい食品である。いわゆる酸化を還元する食品である。本発明は、より長寿社会を目指して創作した新しい農法である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
(1)本発明により植物が持つ潜在力を引き出して賦活や生長力が生まれる理由は、一応次ぎのように仮定される。
【0011】
植物生体が持つ電気とは、極性電気(電気的極性)とか静電気などと主張する学者もいる中で実際に実験して見ると夜間は充電も可能である。いずれにしても、植物生体の成長に係る全ての成長活力エネルギーは、全て、生体電気の消費によるものである。即ち、植物生体の成長力は「生体電気と培地電気」との総合的な電気エネルギーにより、成長力の良否が成り立っている。
係る中で本発明は近代科学技術の最先端パーツである半導体(ダイオード・トランジスタ)を用いて植物生体の成長に係る「水ストレス。病疾、病害虫、伝染病、病原菌害」などの成長的な悪環境を全て、「自癒能力」で克服する能力を植物生体は持っている。即ち実験から、そのキャリアがあるのである。従ってそのキャリアを生かす創作技術が生まれたのが本発明である。即ち、半導体能力は、電気測定の規準である「オームの法則」をも破る能力がある「電圧、電流」の増幅能力である。即ち、順方向、逆方向に係らず、ブレークダウン(ツエナー効果)フォトダイオード(光効果)トンネルダイオード(マイクロ波)等に加えてトランジスター(エミッター、ベース、コレクタ)を駆使して多種多様な手法がある。即ち、植物体電気の増幅方法である。小電気エネルギーの増幅方法である。
従って、後記の図面に示す基本的な説明をすると、本来的に植物生体は「陰電荷」であり培地は「陽電荷」である。現下の悪環境下では大半が「逆電荷」になっている。現下の自然環境下では成長は悪く、しおれ現象は顕著である。且又地下部の培地環境の悪化による細根環境は最悪で成長の妨げとなっている。係る理由から先ず生体電荷の改善が先決である。
従って、図1に示す、自家電源である生体接木部(根際部)にダイオード(−)を印加し培地に(+)を印加すると数日間で逆方向電圧から順方向電圧の通電反応が起きて生体電荷が180度転換する。これが本発明に依る植物生体の活力農法の基本である。
本発明は多種多様な方法、即ち、半導体のパーツを変えての生体治療が可能である方法もあるが、現下の国際的な植物環境にあっては「病理学」があっても「治療学」は全く存在しない状況下に於いての説明は一例を示して後記図面で説明する以外にないと考えるからである。
例えば、庭木の好み木の接木部にフォトダイオードを図1に示す要領で印加する、接木部を(−)、培地を(+)に印加し生体反応を持って、家の中から赤外線を接木部のフォトダイオードに照射すると対象木は、光合成や同化作用を促進する仕組みである。即ち、テレビの遠隔操縦の類似農法である。
係る半導体による電気力を植物生体に与えて、生体能力の活力創作を図れば本来的に植物生体が有する生体キャリアの還元的作用で蘇るのである。
従って、植物生体に拘わる全ての悪環境を自力で克服する活力が存在する訳である。即ち、植物生体の生命力が、5,000年〜10,000年が実証する所以である。従って、言うに及ばず、植物生体のバランスは整い「恒常的なホメオシタシス」が生まれ、光合成から二酸化炭素の吸収(菌定)から生物の生命線である生物消費酸素の提供システムが生まれるのである。(宇宙上)
【0012】
以上の相乗的な作用効果により植物体の賦活や成長力の効果で衰弱、老衰樹木の賦活や若返りが顕著となり病疾樹木の治療効果を促進する。
又実験によるナス科のピーマンやナスビでは、収穫後に再度秋ナス。秋ピーマンが、多量に生め驚きとその能力に感銘したが、二毛作も可能と思われる実態の創出である。
【0る13】
従来より人体の老化は足からと言われ、植物の老化は根からと言われているが、本発明による植物生体の陰電荷と培地の陽電荷の転換は、生体バランスが整い生体活力が生まれる。従って、陰電荷植物の春の発芽は早く秋の落葉は遅くなり、桜の花は落下が遅く、果実は糖度がアップ、腐敗が遅く、みかんは腐らず「ミイラ化」するのである。即ち、陰電荷植物が産生する全ての果実は「酸化しにくい最良な産物」であるから、それを食する人の寿命は延命となり元気で健康な老人社会が生まれるのであるのは理の当然である温暖化による現下の気象状況は目に余るものである。
京都議定書では、2012年までに6%削減を約束し、森林による二酸化炭素の削減を3.9%と約束したにも拘わらず現下の森林は目に余る散散たる状況である。
即ち、昭和35年ごろから始まる「マツ枯れ病」は、マツノザイ線害虫とか環境悪化による原因とか未だに明確なる原因も解らず、時限立法による1,100億円も水泡に至り、現下では「杉、桧」にキクイ虫発生している最中に「カシノナガキクイムシ」の発生により目下ミズナラ類やカシ類の立ち枯れに及び大騒動になっている(農水産省)そこに今度は、日本の花といわれる「サクラ」の木が「てんぐす病」などの立枯れ病に及び10年後には日本のサクラは全滅と言われる今日この頃である。
現下の温暖化削減の象徴的な森林被害は、一時も猶予を許されない状況下にある所以から本発明を早期公開による植物生体の「キャリア」を生かす以外にないとの判断から本願に至ったのである。
植物生体の測定方法
【0014】
通常の極性電気測定は、植物生体の胸高地点(地上約130cm)と培地間を電圧及び電流計で測定する。又草本植物は、稍頂と培地間を測定する。
従って、本件半導体を接続する場合は、半導体接続の前後を測定してその比較倍数が、一ツの植物生体活力の指標となる。これが、植物生体の測定方法の基本である。
実施例
【0015】
以下実施による発明態様を説明するが例示は単なる説明用のもので発明思想の制限又は限定を意味するものではない。
例(1)
【0016】
てんぐす病疾のサクラの木の生体電位は(−)180ミリV、ダイオード2箇を培地と接木部間に接続すると約380〜910ミリVにアップする約30日後には新芽が出て完治の期待が現れた。
例2
【0017】
マツの立枯れ木の生体電位は、(−)120ミリVに乾電池3Vにダイオード3個を培地と接木部に接続して測定すると(+)1,3Vにアップする約2ケ月で完治の見通しができた。
例3
【0018】
スモモの木に腐食菌の入った菌枯れ病木の生体電位は、(−)210ミリVに対して、培地と接木部、幹部にトランジスタに3V(乾電池)を接続すると生体電位は、約(+)2Vになる。約2ケ月を経て改善のきざしが出て来る。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】 マツの木にダイオードを接続した2極法を示した状態を示す正面図
【図2】 サクラの木にダイオードを接続した3極法を示した状態を示す正面図
【図3】 スモモの木にダイオードを接続した4極法を示した状態を示す正面図
【図4】 ナスビの木にダイオードを接続した4極法を示す状態を示した正面図
【図5】 桧の木にトランジスターを接続した3極法を示す状態を示した正面図
【図6】 楠の木にトランジスターを接続した3極法を示す状態を示した正面図
【図7】 栗の木にトランジスターと乾電池を接続した3極法を示す状態を示した正面図
【図8】 マツの木の生体に穴を穿ってダイオードを挿入した生体と生体との2極法を示す状態を示した正面図
【図9】 AC電源による木本植物の2極法を示す状態を示した正面図。
【図10】 AC電源による草本植物の2極法を示す状態を示した正面図。
【図11】 クリップを植物生体に一体的に接続した植物活力具の斜視図
【符号の説明】
【0020】
1 植物生体
2 培地
3 支柱(金属)
4 ダイオード
5 トランジスタ
6 金属バンド
7 金属ピン
8 植物生体(草本植物)
9 金属座金
10 炭素繊維(通電可能)
11 配線(銅)
12 金属クリップ
13 乾電池
14 抵抗
15 ダイオードを収納する穴
16 コンデンサー
17 AC電源
18 クリップ(活力具)
19 タッピング
20 樹木(枝等)
21 ステップル(又釘)
22 粘土
【出願人】 【識別番号】598102063
【氏名又は名称】大塚 一男
【出願日】 平成18年10月14日(2006.10.14)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−92932(P2008−92932A)
【公開日】 平成20年4月24日(2008.4.24)
【出願番号】 特願2006−305940(P2006−305940)