| 【発明の名称】 |
給液制御装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】牟田 博一
【氏名】大野 雄三
【氏名】吉田 和弘
【氏名】松岡 孝尚
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| 【要約】 |
【課題】栽培者の技能に依存しないで自動化が可能な果菜又は果実の栽培方法を提供すること。
【構成】栽培果実の着果後、内成分情報測定装置1により得られる乾物率(DM)と澱粉含量とから予測糖度となる可溶性固形含量(SSC)を逐次演算し、前記着果後、PID制御に入る前の所定期間は、予測糖度が比較装置11bに入力される目標糖度より小さいとき、水ストレスを与えるべく栽培条件設定装置11c内の養液供給制御装置に所定の肥料濃度、所定濃度の養液の所定供給量又は所定の前記養液量の給液回数を出力する。そして、着果後、所定期間を過ぎると、予測糖度の値並びに該値の変化と目標糖度とに基づいて、PID制御により栽培条件を設定し、栽培条件設定装置11c内の養液供給制御装置に予測糖度と目標糖度との差に対する所定の肥料濃度、所定濃度の養液の所定供給量又は所定の前記養液量の給液回数の各々の変更数値を出力する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 生育途中の栽培果実の内成分情報を栽培果実を破壊せずに測定する内成分情報測定装置(1)と、 該内成分情報測定装置(1)により測定される内成分情報から予測される栽培果実の成熟時の予測糖度を得る成熟時の予測糖度算出装置(11a)と、 該成熟時の予測糖度算出装置(11a)で得られた栽培果実の成熟時の予測糖度と栽培果実の成熟時の目標として予め設定される目標糖度とを入力して、前記予測糖度と前記目標糖度とを比較する比較装置(11b)と、 該比較装置(11b)により求められる前記予測糖度と前記目標糖度との差異が小さくなるように栽培果実の栽培条件を変更できる栽培条件設定装置(11c)と、 該栽培条件設定装置(11c)で設定された栽培条件に対応した、所定の肥料濃度又は所定の養液供給量の養液を栽培果実に供給する養液供給装置(14)と を備えたことを特徴とする果実の養液栽培における給液制御装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、果実の養液栽培において、自動的に給液制御が行える果実の養液栽培における給液制御装置に関する。 【背景技術】 【0002】 果実の品質は果実の糖度、果実の表面の色つやなどで判断され、特に糖度を高めることが果実の栽培技術に要求されることである。 特開平10−28476号公報には必要最小限の水分添加を行うことでトマトなどの果実の糖度を高める方法が開示されている。また、特開平10−271924号公報には養液栽培期間の内の少なくとも1週間以上の栽培期間を電気伝導度が所定の範囲の高電気伝導度養液を用いて高糖度トマトを栽培する方法が開示されている。 【特許文献1】特開平10−28476号公報 【特許文献2】特開平10−271924号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 前記特許文献1記載の発明は、必要最小限の水分添加を行うために小鉢への給水を毛管布化を介して養液槽内に所定量の肥料と微量成分を含む養液を供給することで、できるだけ水分補給をしないようにするという栽培方法であり、前記特許文献2記載の発明は、栽培開始時には電気伝導度(EC)を0.1〜1.0S/mとし、養液栽培の進行に応じて徐々に養液のECを高めながら高糖度トマトを栽培する方法である。 【0004】 前記いずれの方法も、経験則に従って、マニュアル操作で果実を栽培する方法であり、栽培者の技能に大きく依存する栽培方法である。 本発明の課題は、果菜又は果実の養液栽培において、栽培者の技能に依存しないで給液の自動化が可能な給液制御装置を提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明の上記課題は、次の解決手段で解決される。 請求項1記載の発明は、生育途中の栽培果実の内成分情報を栽培果実を破壊せずに測定する内成分情報測定装置(1)と、該内成分情報測定装置(1)により測定される内成分情報から予測される栽培果実の成熟時の予測糖度を得る成熟時の予測糖度算出装置(11a)と、該成熟時の予測糖度算出装置(11a)で得られた栽培果実の成熟時の予測糖度と栽培果実の成熟時の目標として予め設定される目標糖度とを入力して、前記予測糖度と前記目標糖度とを比較する比較装置(11b)と、該比較装置(11b)により求められる前記予測糖度と前記目標糖度との差異が小さくなるように栽培果実の栽培条件を変更できる栽培条件設定装置(11c)と、該栽培条件設定装置(11c)で設定された栽培条件に対応した、所定の肥料濃度又は所定の養液供給量の養液を栽培果実に供給する養液供給装置(14)とを備えた果実の養液栽培における給液制御装置である。 【発明の効果】 【0006】 請求項1記載の発明によれば、内成分情報測定装置(1)により生育途中に栽培果実を破壊せずに該栽培果実の内成分情報を測定し、予測糖度算出装置(11a)により前記内成分情報から栽培果実の成熟時の予測糖度を即座に得ることができ、該予測糖度と目標糖度との差異が小さくなるように養液供給装置(14)により生育途中で給液条件を変える等の給液制御を自動的にかつリアルタイムに行うことができ、精度良く所望の糖度の果実を収穫することができると共に、栽培の省力化が図れる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0007】 本発明の実施例を図面とともに説明する。 図2に果実の内成分情報測定装置1の概略図を示す。発光部を備えた内成分情報測定装置1の側壁部に接続した光ファイバーチューブ2の先端に反射光スペクトル測定用のプローブ3を設けている。プローブ3の先端部の平面図を図3に示す。このプローブ3は、外枠3cを備え、該プローブ3の中心部には試料からの内部拡散反射光を受ける受光孔3aを設け、その周囲に光放射リング3bを設けている。従ってプローブ3の光放射リング3bから光を放射する。そしてプローブ3の先端を挿入して参照用測定をするためのリファレンス4を内成分情報測定装置1の上部に装着している。 【0008】 図4又は図5の斜視図に示すようにリファレンス4はプローブ3の先端が挿入できる大きさの筒体4aと該筒体4aの一方の端部に該筒体4aの直径より直径の大きな白色のフッ素樹脂製の球体4bを接着している。筒体4aと球体4bとの接続部分には図4又は図5の斜視図に示すような感光センサ4cを設けている。また、プローブ3が内成分情報測定装置1内にあるハロゲンランプ装置の光を発光して対象となる物質からの散乱光を吸光する構成である。 【0009】 図6に示すように、参照測定を行うリファレンス4に前記プローブ3を挿入し、内成分情報測定装置1のリファレンススイッチ5を押すか又は感知センサ4cがプローブ3を感知することで、リファレンス4による参照測定が行われる。リファレンス4内にプローブ3を挿入して白色のフッ素樹脂製の球体4bからの散乱光を内成分情報測定装置1が感知して内成分情報測定装置1は自動的に参照測定をすることができる。 【0010】 プローブ3を用いて行う試料(果実)からの散乱光を一回〜数回測定する毎に一回は白色球体4bを用いて参照測定を実施している。参照測定の実施頻度が高い程、経時的な環境の変化に対応でき、内成分の測定誤差を抑えることができる。 この試料の散乱光測定と白色のフッ素樹脂製の球体4bを用いる参照測定は、プローブ3の先端を筒体4aに挿入するだけの簡単な操作であるので、内成分の測定のスピード化が可能である。 【0011】 図6には他の実施例のプローブ3とリファレンス4の組み合わせを示す。試料(果実)の糖度を測定するプローブ3にラッパ状のサンプルホルダー7を設けて外光を遮断した状態でその中に曲面を備える半球状の参照測定用リファレンス4を取り付けている。該半球状のリファレンス4を折り畳み可能にプローブ3の内壁に設けているので、参照測定を実施するたびにプローブ3から試料に向けて照射している光を遮る方向に半球状のリファレンス4を移動することで参照測定が可能となる。このリファレンス4の操作をブローブ3の外壁部に設けたスイッチ6の操作で行うことができる。 【0012】 図7の一部断面図に示すように、プローブ3を覆うカバー(サンプルホルダー)7を巾着袋状にすることで、外光を遮断しながら試料の糖度をより正確に測定することができる。なお、図8には図7の一変形例のサンプルホルダー7を用いた本実施例の試料の内成分情報測定装置1の一例を示している。この試料の内成分情報測定装置1は、プローブ3、ハロゲンランプ装置9、NIR(近赤外線)分光分析器10、パソコン11、プローブ3とハロゲンランプ装置9を接続する光源用光ファイバー12及びプローブ3とNIR分光分析器10を接続する受光用光ファイバー13から構成し、ブローブ3を覆うサンプルホルダー7はプローブ3と試料を覆う部位だけを覆って外光を遮断するため伸縮性のあるゴム製としても良い。なお、ハロゲンランプ装置9は光量を調節するつまみ9aと光源用光ファイバー12への光を遮断する手動シャッター9bを設けている。 以下、トマト果実における例についてより具体的に説明するが、本発明は下記実施例により制限を受けるものではない。 【0013】 次にNIR(近赤外線)分光分析器10を備えた内成分情報測定装置1にて得られるトマト果実の近赤外線スペクトルは750〜900nmの波長領域において記録し、この記録結果から乾物率(DM)及び澱粉含量(正確には澱粉含有率)を演算し判定する。この乾物率(DM)及び澱粉含量の演算は、パソコン11により実行されることとなる。また、果実(トマト)の柄を上方にして上下に3等分に区分して上方から果柄部、赤道部(中間部分)、果頂部とした場合、果実(トマト)の成熟度に拘わらず該果実(トマト)の前記果柄部及び果頂部の内成分情報に対して前記赤道部(中間部分)の内成分情報は果実全体の平均的な値を示すので、各果実の近赤外線スペクトルは、その前記赤道部(中間部分)に沿って180度離れた2箇所(果実中心に対して対称な位置)で測定し、この測定値を平均して得る。 【0014】 そして、上記内成分情報測定装置1で測定した果実の受粉後に栽培週令をオペレータがパソコン11に入力すると、内成分情報測定装置1で得られた乾物率(DM)並びに澱粉含量及び前記栽培週令のデータから、所定の演算モデル(以降に示す演算方程式を含む)に基づいて予測される成熟時の果実の可溶性固形物含量(SSC)が演算される。乾物率(DM)及び澱粉含量の値により成熟果実の可溶性固形物含量(SSC)を予測するための演算方程式は、様々な週令(本例では6週令から10週令)によって異なる。その演算方程式を示すと、6週令の値から演算できる方程式は、 (SSC)=1.554+0.488(6週令のDM)+0.361(6週令の澱粉含量) 7週令の値から演算できる方程式は、 (SSC)=0.521+0.804(7週令のDM)+0.049(7週令の澱粉含量) 8週令の値から演算できる方程式は、 (SSC)=0.342+1.259(8週令のDM)−0.099(8週令の澱粉含量) 9週令の値から演算できる方程式は、 (SSC)=0.198+0.675(9週令のDM)−0.061(9週令の澱粉含量) 10週令の値から演算できる方程式は、 (SSC)=0.489+0.826(10週令のDM)+0.0055(10週令の澱粉含量) となる。なお、上記方程式における成熟果実の可溶性固形物含量(SSC)は、冬期の栽培で着果後11週令乃至12週令で収穫した場合を想定しており、成熟果実の糖度に相当する。一般的に、この糖度が目標値(例えば8Brix%)となるよう養液を制御して所望の品質の果実を収穫しようとするのである。また、上記方程式における乾物率(DM)の単位は%W/Wとなり、澱粉含量(澱粉含有率)の単位は乾物基準の重量パーセント(%W/W dry basis)となる。 【0015】 成熟時の予測糖度算出装置11aで得られた栽培果実の成熟時の予測糖度と栽培果実の成熟時の目標として予め設定される目標糖度とを入力して、予測糖度と目標糖度を比較装置11bで比較し、該比較装置11bにより求められる前記予測糖度と目標糖度との差異と予測糖度の変化状況に応じて栽培条件設定装置11cで栽培果実の栽培条件を逐次設定し、新たに設定された栽培条件となる所定の肥料濃度、所定濃度の養液の所定の供給量又は所定の前記養液量の給液回数に基づいて養液供給装置14より養液を栽培中の果実に供給する。なお、作業者が養液供給切替パターンを設定して、栽培条件設定装置11cにより前記所定の肥料濃度、所定濃度の養液の所定の供給量又は所定の前記養液量の給液回数の何れを自動的に変更設定するかを選択できる。前記予測糖度算出装置11a、比較装置11b及び栽培条件設定装置11cは通常はパソコン11内に設けられている。 【0016】 図9には前記内成分情報測定装置1等を用いる栽培施設の制御フローチャートを示す。着果後、内成分情報測定装置1により得られる乾物率(DM)と澱粉含量とから予測糖度となる可溶性固形含量(SSC)を逐次演算し、着果後、PID制御に入る所定期間は、予測糖度が比較装置11bに入力される目標糖度より小さいとき、水ストレスを与えるべく栽培条件設定装置11c内の養液供給制御装置に養液供給制御装置に予測糖度と目標糖度との差を小さくする所定の肥料濃度、所定濃度の養液の所定供給量又は所定の前記養液量の給液回数の変更数値を出力する。 【0017】 そして、着果後、所定期間を過ぎると、予測糖度の値並びに該値の変化と目標糖度とに基づいて、PID制御により栽培条件を設定し、栽培条件設定装置11c内の養液供給制御装置に養液供給制御装置に予測糖度と目標糖度との差を小さくする所定の肥料濃度、所定濃度の養液の所定供給量又は所定の前記養液量の給液回数の変更数値を出力する。 【0018】 なお、前記PID制御は、予測糖度と目標糖度との差異だけでなく、微小期間における予測糖度の変化の傾向を加味して制御し、予測糖度(可溶性固形物含量(SSC))が目標糖度付近で大幅に上下変動しないように円滑に制御できるものである。 【0019】 PID制御による栽培時期によるSSC(予測糖度)の変遷の一例を図10に示す。実際に行った試験に基づく予測糖度と目標糖度との差に対する所定の肥料濃度、所定濃度の養液の所定の供給量又は前記所定の前記養液量の給液回数の各々の変更数値は、下記の表1に示す通りである。 【表1】
1日における肥料給液可能時刻は、午前8時から午後6時までとする。 水ストレスが高すぎると栽培において悪影響を与えるおそれがあるので、例えば肥料濃度は3.5dS/m、該肥料濃度の養液供給量では60ml/回、該養液の給液回数では8回/日を限界条件として、予測糖度と目標糖度との差が大きく、高い水ストレスを与える必要があっても、上記限界条件を使用する。 【0020】 所定の肥料濃度、所定濃度の養液の所定の供給量又は所定の前記養液量の給液回数のいずれを自動的に制御させるかは、養液供給切替パターン設定により、オペレータの判断で切替できる。 なお、培地の水分変化が激しいときは、所定の肥料濃度又は所定濃度の養液の所定の供給量を変更するようにして、所定の前記養液量の給液回数を変更しない(給液と給液との時間間隔が大きくならない)ようにするのが好ましい。 上記の給液制御により、実際にトマトの糖度を目標糖度にコントロールすることができた。 【0021】 肥料の主成分は、カリウム、カルシウム、マグネシウム、硝酸態窒素、燐酸等である。 【0022】 このように、生育途中で予測される栽培果実の成熟時の糖度目標との差異に基づいて、成熟時の糖度目標が得られるように生育途中で果実の栽培条件を自動的に変更設定することができ、所望の品質の果実を収穫することができると共に、栽培の省力化が図れる。 【0023】 なお、上述では、果実としてトマトを例にして詳述したが、これに限られるものではなく、トマト以外の果実に応用してもよい。 【産業上の利用可能性】 【0024】 本発明により、生育途中で栽培果実の成熟度を予測しながら栽培条件を調節して所望の品質の果実を収穫することができると共に、栽培の省力化が図れる。 【図面の簡単な説明】 【0025】 【図1】本発明の自動化した果実栽培施設の構成図である。 【図2】本発明の一実施例の果実の内成分情報測定装置の概略図である。 【図3】図2の内成分情報測定装置のプローブの先端部の平面図である。 【図4】図2の内成分情報測定装置のリファレンスの斜視図である。 【図5】図2の内成分情報測定装置のリファレンスの斜視図である。 【図6】内成分情報測定装置のリファレンスを備えたプローブの側面図である。 【図7】本発明の一実施例の果実の内成分情報測定装置のプローブの側面図である。 【図8】図7の一変形例のサンプルホルダーを備えた本発明の一実施例の果実の内成分情報測定装置の全体図である。 【図9】本発明の実施例の果実の内成分情報測定装置を用いる栽培施設の制御フローチャートである。 【図10】PID制御による栽培時期によるSSC(予測糖度)の変遷の一例を示した図である。 【符号の説明】 【0026】 1 内成分情報測定装置 2 光ファイバーチューブ 3 プローブ 3a 受光孔 3b 光放射リング 3c 外枠 4 リファレンス 4a 筒体 4b 球体 4c 感光センサ 5 リファレンススイッチ 6 スイッチ 7 サンプルホルダー 9 ハロゲンランプ装置 9a 光量調節つまみ 9b 手動シャッター 10 NIR(近赤外線)分光分析器 11 パソコン 12 光源用光ファイバー 13 受光用光ファイバー 14 養液供給装置
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| 【出願人】 |
【識別番号】000000125 【氏名又は名称】井関農機株式会社 【識別番号】504174180 【氏名又は名称】国立大学法人高知大学
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| 【出願日】 |
平成18年8月31日(2006.8.31) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100096541 【弁理士】 【氏名又は名称】松永 孝義
【識別番号】100133318 【弁理士】 【氏名又は名称】飯塚 向日子
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| 【公開番号】 |
特開2008−54573(P2008−54573A) |
| 【公開日】 |
平成20年3月13日(2008.3.13) |
| 【出願番号】 |
特願2006−234934(P2006−234934) |
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