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【発明の名称】 電動式剪定はさみ
【発明者】 【氏名】間庭 良浩

【要約】 【課題】本体の重量を軽減して枝切り等の剪定作業の疲労度を軽減し、作業能率を向上させることができる電動式剪定はさみを提供することを課題とする。

【構成】固定刃8と可動刃9と操作用トリガ6とを設けたはさみ部1と、上記トリガ6の回動操作に応じて上記可動刃9を作動させるパワーユニット部2とを備え、上記パワーユニット部2には電動モータ22と電動モータ22によって駆動されるボールネジ23とを設け、上記はさみ部1の可動刃9とパワーユニット部2のボールネジ23に螺合したナット部材26とをコントロールケーブル3を介して連結するとともに、上記トリガ6の回動操作による回転角度に応じて上記電動モータ22によりボールネジ23を回転させ、該ボールネジ23の回転量に応じて移動したナット部材26の移動量だけ上記コントロールケーブル3を介して上記可動刃9を回動させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
固定刃と可動刃と操作用トリガとを設けたはさみ部と、上記トリガの回転操作に応じて上記可動刃を作動させるパワーユニット部を備え、
上記パワーユニット部には電動モータと電動モータによって駆動されるボールネジとを設け、
上記はさみ部の可動刃とパワーユニット部のボールネジに螺合したナット部材とをコントロールケーブルを介して連結するとともに、
上記トリガの回転操作で上記電動モータによりボールネジを回転させ、該ボールネジの回転により移動したナット部材の移動で上記コントロールケーブルを介して上記可動刃を回動させる
ことを特徴とする電動式剪定はさみ。
【請求項2】
固定刃と可動刃と操作用トリガとを設けたはさみ部と、上記トリガの回動操作に応じて上記可動刃を作動させるパワーユニット部とを備え、
上記パワーユニット部には電動モータと電動モータによって駆動されるボールネジとを設け、
上記はさみ部の可動刃とパワーユニット部のボールネジに螺合したナット部材とをコントロールケーブルを介して連結するとともに、
上記トリガの回動操作による回転角度に応じて上記電動モータによりボールネジを回転させ、該ボールネジの回転量に応じて移動したナット部材の移動量だけ上記コントロールケーブルを介して上記可動刃を回動させる
ことを特徴とする、電動式剪定はさみ。
【請求項3】
上記トリガの回転角度を検出するセンサと、上記センサからの信号に対応して上記電動モータを作動させることにより上記可動刃を上記トリガの回転角度に対応する角度位置に回転させる制御装置とを備えることを特徴とする、請求項2に記載の電動式剪定はさみ。
【請求項4】
上記トリガを上記はさみ部に代えて上記パワーユニット部に配置するとともに、上記はさみ部と上記パワーユニット部とを中空パイプで連結し、上記コントロールケーブルに代え、上記はさみ部の可動刃とパワーユニット部のボールネジに螺合したナット部材とを上記中空パイプの内部に通したワイヤで連結したことを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の電動式剪定はさみ。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、庭園などの植栽の剪定作業等に用いられる剪定はさみに関し、とくに切断のパワーを増して作業を容易化するために電動モータを使用した電動式剪定はさみに関する。
【背景技術】
【0002】
植木の剪定作業等に用いられる剪定はさみには、枝切り等の作業における切断のパワーを増すために、はさみ部に電動モータ等のパワーユニットを付加したものが知られている。
【0003】
このような電動式剪定はさみは、固定刃に対して可動刃を回動可能に設けたはさみ部とパワーユニット部とが一体となっており、はさみ部のトリガを操作すると、その信号がパワーユニット部に送られて可動刃をトリガの移動量に合わせて動作させ、人力によるよりも大きな切断力が得られる機構となっている。
【0004】
特許文献1には、トリガの位置検出を磁気センサーで行い、その情報に基づいて電動モータに所定の電流を流してスクリュー軸を回転させ、ナット部材に連結された可動刃を開閉する電動式剪定はさみが記載されている。
【0005】
これによれば、指によるトリガの引き操作量を調整することにより可動刃を任意の中間位置に停止させることができるので、例えば枝葉が密集するような狭い場所でのせん定作業を行う場合に、可動刃を中間停止させた状態で切断作業を開始することができる。
【0006】
また、特許文献2には、トリガと可動刃の回転角度を検出して前者に後者を合わせるべく、電動モータに電流を流して回転させて可動刃を開閉する電動式剪定はさみが記載されている。
【0007】
これによれば、可動刃を任意の中間位置に停止できるとともに、特許文献1の電動式剪定はさみと異なり、トリガの回転操作によってトリガの回転中心が移動しないため、優れた操作感を得ることができる。
【特許文献1】特許第2735218号明細書
【特許文献2】特許第3537649号明細書
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上記従来の電動式剪定はさみは、いずれもはさみ部とパワーユニット部が一体で構成されているためかなりの重量となり、枝切り等の作業に使用する時は切断する枝が頭上にあるため、この電動式剪定はさみを肩より高い位置に持ち上げて使用しなければならず、しかも連続作業となるため疲労度が大きく作業能率も上がらないという問題があった。
【0009】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、特にはさみ部の重量を軽減して枝切り等の剪定作業の疲労度を軽減し、作業能率を向上させることができる電動式剪定はさみを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、固定刃と可動刃と操作用トリガとを設けたはさみ部と、上記トリガの回転操作に応じて上記可動刃を作動させるパワーユニット部を備え、上記パワーユニット部には電動モータと電動モータによって駆動されるボールネジとを設け、上記はさみ部の可動刃とパワーユニット部のボールネジに螺合したナット部材とをコントロールケーブルを介して連結するとともに、上記トリガの回転操作で上記電動モータによりボールネジを回転させ、該ボールネジの回転により移動したナット部材の移動で上記コントロールケーブルを介して上記可動刃を回動させることを特徴とする。
【0011】
請求項2に係る発明は、固定刃と可動刃と可動刃の操作用トリガとを設けたはさみ部と、上記トリガの回動操作に応じて上記可動刃を作動させるパワーユニット部とを備え、上記パワーユニット部には電動モータと電動モータによって駆動されるボールネジとを設け、上記はさみ部の可動刃とパワーユニット部のボールネジに螺合したナット部材とをコントロールケーブルを介して連結するとともに、上記トリガの回動操作による回転角度に応じて上記電動モータによりボールネジを回転させ、該ボールネジの回転量に応じて移動したナット部材の移動量だけ上記コントロールケーブルを介して上記可動刃を回動させることを特徴とする。
【0012】
請求項3に係る発明は、請求項2において、上記トリガの回転角度を検出するセンサと、上記センサからの信号に対応して上記電動モータを作動させることにより上記可動刃を上記トリガの回転角度に対応する角度位置に回転させる制御装置とを備えることを特徴とする、請求項1に記載の電動式剪定はさみ。
【0013】
請求項4に係る発明は、請求項1、2又は3において、トリガを上記はさみ部に代えて上記パワーユニット部に配置するとともに、上記はさみ部と上記パワーユニット部とを中空パイプで連結し、上記コントロールケーブルに代え、上記はさみ部の可動刃とパワーユニット部のボールネジに螺合したナット部材とを上記中空パイプの内部に通したワイヤで連結したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、はさみ部とパワーユニット部とを分離してコントロールケーブルで連結し、トリガの操作により電動モータを回転させて得られた引張り力を自由に曲がるコントロールケーブルではさみ部に伝えることで、作業時に手に持つはさみ部を軽量化しつつ、パワーユニット部を腰等に保持することで、枝切り等の剪定作業の疲労度を軽減し、大きな切断力を得ることを可能にし、作業能率を向上させることができる。
【0015】
また、はさみ部とパワーユニット部とを分離してコントロールケーブルで連結し、トリガの操作により電動モータを回転させて得られた引張り力を自由に曲がるコントロールケーブルではさみ部に伝えることで、作業時に手に持つはさみ部を軽量化しつつ、パワーユニット部を腰等に保持することで、枝切り等の剪定作業の疲労度を軽減し、大きな切断力を得ることを可能にし、作業能率を向上させることができる。
【0016】
請求項2の発明によれば、請求項1の効果のほか、、トリガの回動操作による回転角度に応じて電動モータによりボールネジを回転させ、該ボールネジの回転量に応じて移動したナット部材の移動量だけコントロールケーブルを介して可動刃を回動させる構成であるから、トリガの回転と可動刃の回転とが対応する関係となり、可動刃を直接に回転させているような操作感が得られる。
【0017】
請求項3の発明によれば、さらに、トリガの回転角度を検出するセンサと、センサからの信号に対応して電動モータに電流を送り、可動刃をトリガの回転角度に対応する角度位置に回転させる制御装置を備えることにより、指によるトリガの操作に高精度で可動刃を追従させることができ、操作感の良好な電動式剪定はさみとすることができる。
【0018】
請求項4の発明によれば、さらに、はさみ部とパワーユニット部とを中空パイプを介して一体に構成し、手元のパワーユニット部のトリガを操作することにより先端のはさみ部の可動刃を制御することができるから、高所にある枝等も強い力で容易に切断することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下に、本発明の実施の形態について図1〜図4に基づいて説明する。図1は本実施形態の電動式剪定はさみの斜視図、図2はその一部の内部を示した斜視図、図3(a)ははさみ部の初期状態の一部縦断面図、(b)はそのパワーユニットの一部縦断面図、図4は作動時の状態の一部の内部を示した斜視図であり、図5(a)は作動時のはさみ部の状態の一部縦断面図、(b)はそのパワーユニットの一部縦断面図である。
【0020】
上図において、電動式剪定はさみは、分離して構成されたはさみ部1とパワーユニット部2とをコントロールケーブル3によって連結する構成となっている。
【0021】
まず、はさみ部1はボディ4とはさみ5とトリガ6等によって構成されている。ボディ4にはグリップ4aが形成され、はさみ5は固定刃8と可動刃9とからなり、ボディ4の前端に設けられている。可動刃9は固定刃8の基部に設けられた軸10を支点として回動自在に取り付けられている。
【0022】
トリガ6はボディ1の前部に設けた支軸11の周りに回動自在に配置されている。トリガ6は、捩りコイルバネ12によりエンド位置から基準位置の方向に付勢されており、引いた状態から指を離せば常に基準位置に戻るように構成されている。さらに、トリガ6の近傍には回転角検出センサ(図示せず)が配設されている。
【0023】
グリップ4aの内部には前後に移動可能なスライダ13が配置されている。スライダ13は、圧縮バネ14により常時前方に移動するように付勢されている。さらに、スライダ13の前端には左右2個のリンク15の後端が支軸16を介して連結され、またこれらのリンク15の前端は可動刃9から下方に突出したアーム17の軸18に回動自在に連結されている。また、スライダ13は上記圧縮バネ14の後端のバネ押さえ20を貫通している。
【0024】
次に、パワーユニット部2は、ユニットハウジング21に電動モータ22と電動モータ22によって駆動されるボールネジ23とを設けたもので、電動モータ22はユニットハウジング21の後端に連結されている。また、電動モータ22は減速機構25を介してボールネジ23のネジ軸24に作動連結している。ネジ軸24にはナット部材26が螺合している。また、ナット部材26の両側に平行なリンク27が取り付けられ、これらの平行リンク27はガイド部材28を貫通し、その前端は結合部30によって一体に結合されている。したがって、電動モータ22が回転すると、その回転は減速機構25によって減速されてボールネジ23のネジ軸24に伝達され、ネジ軸24が回転すると、ナット部材26がネジ軸24に沿って前進後退し、同時に上記リンク27が並進運動を行う。
【0025】
また、パワーユニット部2には、上記トリガ6の回転角検出センサの信号により電動モータ22に所定の電流を送って回転させる制御装置(図示せず)が配設されている。この制御装置は、電動モータ22の回転数、ナット部材26とボールネジ23のネジ軸24との位置関係を常に把握しており、トリガ6の回転角度に対応する角度位置に可動刃9を移動させるべく、角度検出センサの信号とナット部材26の現在位置とから計算した電流を電動モータ22に送って可動刃9の位置を調整している。
【0026】
次に、はさみ部1と上記パワーユニット部2とを連結するコントロールケーブル3は、中空のアウターケーブル32の内部に鋼線製のインナーケーブル33を移動自在に挿通したもので、アウターケーブル32の両端部は、はさみ部1のボディ4の後端部とユニットハウジング21の前端部の固定部34、35にそれぞれ固定されている。そして、インナーケーブル33の前端は、上記スライダ13の後端に結合ピン36によって固定され、後端は上記平行なリンク27の前端結合部30の中央に固定されている。
【0027】
次に、上記構成の電動式剪定はさみの作動形態について説明する。
【0028】
トリガ6の初期位置は可動刃9の全開位置に対応している。そこでまず、可動刃9を上記全開位置から閉動作させる場合について説明する。
【0029】
実際に枝を切断する際、上記全開位置の可動刃9と固定刃8との間に枝を挟み込んだ後、トリガ6を指で引いて図4及び図5(a)の矢印Pの方向へ回転させる。すると、トリガ6の回転角検出センサによりトリガ6の現在位置が回転角として検出され、そのデータが制御装置に送られ、図5(b)に示されるように、所定の電流が電動モータ22に流れ、ボールネジ23が回転してナット部材26およびリンク27が図5(b)の右方向へ移動し、コントロールケーブル3を介してはさみ部1のリンク15が引っ張られて右側に移動するため、可動刃9は閉方向に回転し、トリガ6の回転角度に対応する角度位置で停止する。トリガ6の回転ストロークの終端位置は、可動刃9の全閉位置と対応するように調整されている。したがって、トリガ6の回転角度を指で加減することにより、可動刃9を上記全開位置から閉動作させてトリガ6の回転角度に対応する任意の位置で停止させることができる。このように、可動刃9の閉動作により、人力によるより大きな力で枝等の切断を行う。
【0030】
次に、可動刃9を開動作させる場合について説明する。
【0031】
トリガ6を引いて回転ストロークエンド位置で停止させると、上記のように可動刃9は対応する全閉位置まで移動し図4及び図5(a)(b)に示す状態となる。この状態から指の引く力を緩めると、トリガ6は捩りコイルバネ12の付勢力により矢印Qの方向へに回転する。この際、任意の回転位置でトリガ6を停止させると、その停止位置を上記回転角検出センサが検出して上記と同様のメカニズムにより、可動刃9はトリガ6の回転位置に対応する角度位置に移動して保持される。すなわち、トリガ6の回転角検出センサによりトリガ6の現在位置が回転角として検出され、その信号が制御装置に送られて、可動刃9を対応する回転位置に移動させるべく電動モータ22を回転させる。この場合、電動モータ22は上記の閉動作の場合とは逆方向に回転し、ボールネジ23のネジ軸24が回転してナット部材26およびリンクが移動し、コントロールケーブル3を介してはさみ部1のリンクが左側に移動する。その結果可動刃9は開方向に回転し、上記トリガ6の回転角度に対応する角度位置で停止する。
【0032】
以上説明したように、可動刃9を開く場合も閉じる場合も検出するのは、トリガ6の回転角度のみでよく、その検出データにより可動刃9を対応する回転位置まで移動させるように電動モータ22を回転させる方式であるので、従来の方式と異なり、可動刃9の角度位置を検出するセンサを必要としない。ボールネジ23のネジ軸24上のナット部材26の位置が可動刃9の角度位置と一対一で対応しているため、電動モータ22の制御装置により可動刃9の角度位置は常に把握されているからである。したがって、可動刃9を開き位置から閉じ方向に一定の回転角だけ回動させた後、再び開き位置に戻すことも、その反対も簡単に行うことができる。
【0033】
上記トリガ6の回転角と可動刃9の回転角は相関の関係となるよう制御装置において定められている。また、トリガ6の回転から可動刃9の回転までの一連の動作は、人間の感覚に合わせてごくわずかに遅れるように調整されており、これにより指によるトリガ6の開閉動作とほぼ同期して可動刃9を動作させることができ、良好な操作感を得ることができる。
【0034】
また、上記の可動刃9の開閉動作の際、インナーケーブル33は通常の場合、常に引張り力を受けた状態で動作する。すなわち、可動刃9の閉動作の場合は、圧縮バネ14の復元力と枝の切断抵抗力との合力と電動モータ22の回転によるナット部材26の並進力がほぼ釣り合う形となり、可動刃9の開動作の場合は、圧縮バネ14の復元力(作用)とこれに対するナット部材26の反作用がほぼ釣り合う形となるからである。コントロールケーブル3では引き力だけでなく、押し力をも伝えることができるが、このようにインナーケーブル33の張力を利用する方が望ましいのは勿論である。
【0035】
ただし、上記通常以外の場合、例えば可動刃9が枝に噛みこんでしまって圧縮バネ14の復元力だけでは開かなくなった場合等では、電動モータ22の回転力を伝えるインナーケーブル33の押し力が可動刃9の「開」方向にさらに加わるため、容易に可動刃9を開くことができる。この場合は、インナーケーブル33には圧縮力が加わるが、このような使用形態でも力の伝達が可能なのがコントロールケーブル3の長所である。
【0036】
以上説明したように、本発明の電動式剪定はさみは、コントロールケーブル3による遠隔操作を行うことで、パワーユニットを分離して本体はさみ部1を軽量化し、トリガ6の動きに同期させて可動刃9を動作させて円滑な操作を可能としたものであり、はさみ部1を肩から上に持ち上げて作業することの多い枝切り等の剪定作業の疲労度を軽減し、作業能率を向上させることができる。
【0037】
また、トリガ6の回転角検出センサで上記トリガ6の回転角度を検出し、上記制御装置にてそのセンサからの信号に対応して電動モータ22に電流を送り、上記構成により可動刃9をトリガ6の操作とほぼ同期させて回転させることにより、指によるトリガ6の操作に高精度で可動刃9を追従させることができ、操作感の良好な電動式剪定はさみとすることができる。
【0038】
図6は、電動式剪定はさみの別の実施形態を示すもので、トリガ6をパワーユニット部2に配置するとともに、上記はさみ部1と上記パワーユニット部2とを中空パイプ37で連結し、上記はさみ部1の可動刃9とパワーユニット部2のボールネジ23に螺合したナット部材26とを上記中空パイプの内部に通したワイヤ(図示せず)で連結したものである。
【0039】
トリガ6の回動構成やその回転角度の検出センサなど、上述の例と同様である。モータ22からケーブルを経て可動刃9を作動させる構成やその作用も上述の例と同様である。
【0040】
上記構成によれば、全体が長い棒状となり、手元のパワーユニット部2のトリガ6を操作することにより先端のはさみ部1の可動刃9を制御することができるから、高所にある木の枝等も強い力で容易に切断することができる。
【0041】
なお、上述の実施形態は、トリガの回転と可動刃の回転とが対応する関係となっており、両者の回転をほぼ同期するように調整する構成であるが、必ずしもこのような構成に限定されない。例えば、トリガの回転と可動刃の回転とがずれてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本実施形態の電動式剪定はさみの斜視
【図2】上記電動式剪定はさみの一部の内部を示した斜視図
【図3】(a)ははさみ部の初期状態の一部縦断面図、(b)はそのパワーユニットの一部縦断面図
【図4】本電動式剪定はさみの作動時の状態の一部の内部を示した斜視図
【図5】(a)は作動時のはさみ部の状態の一部縦断面図、(b)はそのパワーユニットの一部縦断面図
【図6】電動式剪定はさみの他の形態の斜視図
【符号の説明】
【0043】
1 はさみ部
2 パワーユニット部
3 コントロールケーブル
4 ボディ
8 固定刃
9 可動刃
22 電動モータ
23 ボールネジ
26 ナット部材
【出願人】 【識別番号】000006301
【氏名又は名称】マックス株式会社
【出願日】 平成18年8月24日(2006.8.24)
【代理人】 【識別番号】100074918
【弁理士】
【氏名又は名称】瀬川 幹夫


【公開番号】 特開2008−48669(P2008−48669A)
【公開日】 平成20年3月6日(2008.3.6)
【出願番号】 特願2006−228463(P2006−228463)