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【発明の名称】 文字を刻設した花と、この文字を刻設した花を利用した花束と、文字を刻設した花を利用した生け花
【発明者】 【氏名】片岡 昇

【氏名】片岡 功

【要約】 【課題】従来の文献では、植物を囲繞する透明ポリエステル樹脂板に、メッセージを表現し、直接、花等の植物に文字を刻設するものではない。文字の有する力と、意志等の情報源として充分活用されている。しかし、植物自体に文字を刻設する構成でなく、その面白味と、感受性の高揚等を考慮した場合には、さらなる改良と工夫が要求される。また植物自体に文字を刻設する構成でないので、生殖体の細胞又は生殖機能を損ねることに対する配慮がない。

【構成】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
植物の花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体に祝事、招福、激励、花物語、花言葉等文字を刻設し、この刻設した文字が、生殖体の機能を損ねないように、間隔をおいて刻設されており、この花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体を通常の状態で維持、管理可能とするとともに、この刻設文字の有する情報を、看者に付与可能とする構成として、この生殖体の生命を確保した文字を刻設した花。
【請求項2】
請求項1に記載の文字を刻設した花であって、この植物の花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体の複数個所に文字を刻設するとともに、この複数個所の生殖体の機能を損ねないように、間隔をおいて刻設する構成として、この生殖体の生命を確保した文字を刻設した花。
【請求項3】
植物の花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体に祝事、招福、激励、花物語、花言葉等文字を刻設し、この刻設した文字が、生殖体の機能を損ねないように、この生殖体の表面にのみ刻設されており、この花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体を通常の状態で維持、管理可能とするとともに、この刻設文字の有する情報を、看者に付与可能とする構成として、この生殖体の生命を確保した文字を刻設した花。
【請求項4】
請求項3に記載の文字を刻設した花であって、この植物の花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体の複数個所に文字を刻設するとともに、この複数個所の生殖体の機能を損ねないように、この生殖体の表面にのみ刻設する構成として、この生殖体の生命を確保した文字を刻設した花。
【請求項5】
請求項1又は請求項3に記載の文字を刻設した花は、レーザー加工による線文字とする構成とした文字を刻設した花。
【請求項6】
請求項1又は請求項3に記載の文字を刻設した花を、数本束ねることで、花束を構成し、この文字を刻設した花が単独及び/又は集合し、情報伝達としての役割を可能とする構成とした文字を刻設した花を利用した花束。
【請求項7】
請求項1又は請求項3に記載の文字を刻設した花を、花瓶等の容器に生けて生け花とし、この生け花が単独及び/又は集合し、情報伝達としての役割を可能とする構成とした文字を刻設した花を利用した生け花。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、文字を刻設した花と、この文字を刻設した花の集合した花束と、この文字を刻設した花を生ける構成とした生け花に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の植物の花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体に文字を刻設(刻印)する等の構成は、タブーとされていた。しかし、昨今のレーザー加工による線文字が可能となったことから、一部での商品、植物、種苗等に文字を刻設することが行われている。しかし、その刻設に関しては、単に文字を刻設するに留まっており、その文字の有する力と、意志等の情報源として充分活用されていないことが考えられる。また、植物、種苗等の生殖体に関しては、この生殖の機能を損ねず、文字を刻設する構成について、何ら配慮がなされていないのが現況である。
【0003】
そして、この文字には、僅か数本の線や曲線等が組み合わせることによって構成されている。しかし、この文字には、目に見えないパワーがあると信じられているとともに、この文字は、自ずから、命が与えられ、かつそれ自体に強い力が付与される。従って、人々の心を揺り動かす力となり、また自己の活力の源となるものであって、文字は、不思議で、かつ目には見えない魂が宿り、また言霊となることが昨今さかんに風聴されている。
【0004】
また文字には、不思議な力があり、それが、勇気を与え、激励、癒し、戒め等となるものであり、例えば、自分が落ち込んだときに、元気のある文字と出会うと、この文字の秘めている内容、意味、又は看者が感ずる意味合い等より、元気の源、また心の糧(栄養)となって、人に勇気を与え、人を奮い立たせることが間々ある。そして、また誰にでも特定の文字によって心を動かされたことがある。
【0005】
以上のことから、昨今の書籍、メディアにおいて、この種の文字の有する力と、この文字の魅力を感じて、この文字の活用と、その有効利用を訴える風聴と、これらの特徴を社会に還元すべきであること等を意図する傾向がある。これらの傾向は、大変、喜ばしい処である。そして、また、昨今の風潮として、文字の有するパワーと、言霊等を軽視する言動があり、極めて嘆かわしいことである。そしてそれは、人々の文字によるコミュニケーションが図れず、喧嘩や痛ましい事件が発生する要因の一つと考えられる。
【0006】
また反面、この文字のパワーや言霊等は、人生の節目においても、有益である。その節目の一例としては、誕生、入学、合格、卒業、就職、結婚等の祝い行事や、厄、病気の払拭、戒め等の厄払い等の如く、種々の風習がある。この風習の中において、前述した花等を贈り、また室内等に飾ることが間々ある。例えば、父・母の日、結婚式、銀婚式、誕生日、新居への引越し、その他、就職や入学、卒業等の祝事の際と、葬儀等の悲しみの際に於いては、それぞれ花が贈られ、また手向けられる。この際において、花に何らかの文字が刻設されていれば、祝いの気分が高揚し、その喜びが倍増するが如く、その効果が一層顕著になることは明らかである。一方、葬儀の場合には、激励、戒め、厄払い等の文字を崇めることで、人々が落ち着きを取り戻すことは良く知られている。
【0007】
この種の花の場合には、喜びと、自分の意思、気持ちを伝える手段として有効であり、よく活用されていることは、周知の事実である。例えば、また自己が思いを寄せる相手に、この思いの文字を刻設し、相手にプレゼント及び/又は仲良く観賞することで、文字によるコミュニケーションが図れ、よい結果となることも考えられる。その一方で、文字を崇めることで、人々は落ち着きを取り戻すことは良く知られている。このようなことを考えると、かつ前述した各事例と同様に、刻設した文字の有する力によるものと考えられる。
【0008】
以上のような状況に鑑み、各種の文字が有し、かつ備わっているパワーと、言霊等を介して、社会に貢献することと、これらの貢献を介して、さらに豊かで、活気のある社会を作り上げていくことを考えるとともに、さらにこの特徴と利点を発揮するためには、更なる工夫と、新規な着想とが要求される。そのために、前述の目的(意図)を最大限に発揮できる先行文献を調査し、その糧となる参考文献を挙げる。
【0009】
文献(1)は、実用新案登録第3076934号の「植物入りポリアート」である。この考案は、植物の変色防止と、枯死防止等を図って、できる限り自然の姿を長く保つことを意図し、この植物を、押し花、生花、又はドライフラワーにして型枠の中に入れ、この植物を囲繞するように透明ポリエステル樹脂溶液を流し込み硬化して、固形樹脂でなる品物(オリジナル実用品、記念品、アクセサリー、又は安全祈願のお守りとして、)を製造し、この品物に、レーザー光線で個人の色々なオリジナルメッセージ、その場でお客さんの採取した特有のオリジナル植物の内容、又は念仏等(メッセージとする)を刻設表現して仕上げた構成である。
【0010】
また文献(2)は、特開2005−151980の「植栽用缶詰」である。この発明は、開封可能な上部蓋及び下部蓋を備えた缶本体2に、植物の種子を含む培養材を充填した植栽用缶詰であって、この培養材を上下方向で仕切る仕切手段を設けて、この下側には肥料成分を含む培養材を、また上側は肥料成分を含まない培養材及び前記種子を収容する構成であり、この種子に、レーザー光線で文字、図形を焼き付けたことを特徴とする。従って、この種子の種が、成長した暁には、種皮又は子葉に、前記文字、図形が表徴されることで、簡単にメッセージを伝達できる特徴がある。そして、この発明の本来の目的は、種子を肥料と分離配置し種子と肥料が初期に接触することを防止し、種子の発芽率と成長率を向上させることができる缶花鉢を提供することにある。
【0011】
【特許文献1】実用新案登録第3076934号
【特許文献2】特開2005−151980
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
前述の文献(1)は、植物を囲繞するように透明ポリエステル樹脂板に、メッセージを表現するものであり、直接、花等の植物に文字を刻設するものではない。確かに文字を刻設することから、文字の有する力と、意志等の情報源として充分活用されていることは理解できる。しかしながら、植物自体に文字を刻設する構成でなく、その面白味と、感受性の高揚等を考慮した場合には、さらなる改良と工夫が要求されると考えられる。そして、植物自体に文字を刻設する構成でないので、当然であるが、生殖体の細胞又は生殖機能を損ねることに対する配慮がなく、改良の余地がある。
【0013】
また文献(2)は、種子に文字等を刻設する構成であり、前述の文献(1)と同様に、文字の力を充分活用かつ有効利用できる。そして、この発明では、気軽に、種子の成長過程での楽しみと、科学的な啓蒙、また情操教育等に役立つことが考えられる。しかしながら、種子に文字を刻設する構成に留まっており、この種子として、当然、必要となる生殖体の細胞又は生殖機能を損ねることに対する配慮がなく、改良の余地がある。確かに、種子に文字を刻設することで、成長後の種皮又は子葉に、前記文字が表徴されると考えられるが、本来の文字が確実に、視認できるとの保証がなく、幾分、不安定な処が考えられる。
【0014】
上記に鑑み、本発明は、下記の「1」〜「6」を意図する。「1」は、植物の花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体の細胞、又はこの植物の生殖機能を損ねることを回避するために、例えば、文字を、間隔をおいて刻設し、この生殖体を通常の状態で維持、管理可能とすること、「2」は、前記「1」の構成を採用することで、植物の寿命の向上と、色目・芳香等の確保と、生命力の旺盛化を図ること、「3」は、ドライフラワーに文字を刻設する場合においても、前記間隔を維持することは、花の形態・色保持と、耐久性の向上等にも有効であること、「4」は、植物に刻設した文字の有する情報を、看者に付与可能としつつ、かつ生殖体の生命を確保した文字を刻設した花を提供すること、「5」は、文字を刻設した植物に、この文字に関する意味合いと、目的を授受することで、純粋な植物に、躍動感と、生命力、又は楽しみ等を与え得ることが可能となること、「6」は、「5」の動作を、常時行うことで、この植物より看者に対して、より一層の文字のパワーを享受できることが可能となること、等にある。
【課題を解決するための手段】
【0015】
請求項1の発明は、前記「1」〜「6」を達成することを意図する。
【0016】
請求項1は、植物の花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体に祝事、招福、激励、花物語、花言葉等文字を刻設し、この刻設した文字が、生殖体の機能を損ねないように、間隔をおいて刻設されており、この花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体を通常の状態で維持、管理可能とするとともに、この刻設文字の有する情報を、看者に付与可能とする構成として、この生殖体の生命を確保した文字を刻設した花である。
【0017】
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な複数個所に文字を刻設した花を提供すること等を意図する。
【0018】
請求項2は、請求項1に記載の文字を刻設した花であって、この植物の花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体の複数個所に文字を刻設するとともに、この複数個所の生殖体の機能を損ねないように、間隔をおいて刻設する構成として、この生殖体の生命を確保した文字を刻設した花である。
【0019】
請求項3の発明は、前記「1」〜「6」を達成すること、この目的を達成するに最適な生殖体の表面にのみ文字を刻設された花を提供すること等を意図する。
【0020】
請求項3は、植物の花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体に祝事、招福、激励、花物語、花言葉等文字を刻設し、この刻設した文字が、生殖体の機能を損ねないように、この生殖体の表面にのみ刻設されており、この花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体を通常の状態で維持、管理可能とするとともに、この刻設文字の有する情報を、看者に付与可能とする構成として、この生殖体の生命を確保した文字を刻設した花である。
【0021】
請求項4の発明は、請求項3の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な複数個所に文字を刻設した花を提供すること等を意図する。
【0022】
請求項4は、請求項3に記載の文字を刻設した花であって、この植物の花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体の複数個所に文字を刻設するとともに、この複数個所の生殖体の機能を損ねないように、この生殖体の表面にのみ刻設する構成として、この生殖体の生命を確保した文字を刻設した花である。
【0023】
請求項5の発明は、請求項1又は請求項3の目的を達成すること、この目的を達成するに最適なレーザー加工による線文字を刻設した花を提供すること等を意図する。
【0024】
請求項5は、請求項1又は請求項3に記載の文字を刻設した花は、レーザー加工による線文字とする構成とした文字を刻設した花である。
【0025】
請求項6の発明は、請求項1又は請求項3の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な花束を提供すること等を意図する。
【0026】
請求項6は、請求項1又は請求項3に記載の文字を刻設した花を、数本束ねることで、花束を構成し、この文字を刻設した花が単独及び/又は集合し、情報伝達としての役割を可能とする構成とした文字を刻設した花を利用した花束である。
【0027】
請求項7の発明は、請求項1又は請求項3の目的を達成すること、この目的を達成するに最適な生け花を提供すること等を意図する。
【0028】
請求項7は、請求項1又は請求項3に記載の文字を刻設した花を、花瓶等の容器に生けて生け花とし、この生け花が単独及び/又は集合し、情報伝達としての役割を可能とする構成とした文字を刻設した花を利用した生け花である。
【発明の効果】
【0029】
請求項1の発明は、植物の花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体に祝事、招福、激励、花物語、花言葉等文字を刻設し、この刻設した文字が、生殖体の機能を損ねないように、間隔をおいて刻設されており、花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体を通常の状態で維持、管理可能とするとともに、刻設文字の有する情報を、看者に付与可能とする構成として、生殖体の生命を確保した文字を刻設した花である。
【0030】
従って、請求項1は、下記「1」〜「6」の効果を有する。
【0031】
「1」は、植物の花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体の細胞、又はこの植物の生殖機能を損ねることを回避するために、例えば、文字を、間隔をおいて刻設し、この生殖体を通常の状態で維持、管理可能となること、
「2」は、前記「1」の構成を採用することで、植物の寿命の向上と、色目・芳香等の確保と、生命力の旺盛化が図れること(換言すると、生殖体の細胞を破壊することなく、文字を刻設し、生殖体の生育及び/又は寿命を阻害しないこと)、
「3」は、ドライフラワーに文字を刻設する場合においても、前記間隔を維持することは、花の形態・色保持と、耐久性の向上等にも有効であること、
「4」は、植物に刻設した文字の有する情報を、看者に付与可能としつつ、かつ生殖体の生命を確保した文字を刻設した花を提供できること、
「5」は、文字を刻設した植物に、この文字に関する意味合いと、目的を授受することで、純粋な植物に、躍動感と、生命力、又は楽しみ等を与え得ることが可能となること、
「6」は、「5」の動作を、常時行うことで、この植物より看者に対して、より一層の文字のパワーを享受できることが可能となること、等にある。
【0032】
請求項2の発明は、請求項1に記載の文字を刻設した花であって、植物の花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体の複数個所に文字を刻設するとともに、複数個所の生殖体の機能を損ねないように、間隔をおいて刻設する構成として、生殖体の生命を確保した文字を刻設した花である。
【0033】
従って、請求項2は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な複数個所に文字を刻設した花を提供できること等の特徴がある。
【0034】
請求項3の発明は、植物の花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体に祝事、招福、激励、花物語、花言葉等文字を刻設し、刻設した文字が、生殖体の機能を損ねないように、生殖体の表面にのみ刻設されており、花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体を通常の状態で維持、管理可能とするとともに、刻設文字の有する情報を、看者に付与可能とする構成として、生殖体の生命を確保した文字を刻設した花である。
【0035】
従って、請求項3は、下記「1」〜「6」の効果を有する。
【0036】
「1」は、植物の花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体の細胞、又はこの植物の生殖機能を損ねることを回避するために、例えば、文字を、間隔をおいて刻設し、この生殖体を通常の状態で維持、管理可能となること、
「2」は、前記「1」の構成を採用することで、植物の寿命の向上と、色目・芳香等の確保と、生命力の旺盛化が図れること(換言すると、生殖体の細胞を破壊することなく、文字を刻設し、生殖体の生育及び/又は寿命を阻害しないこと)、
「3」は、ドライフラワーに文字を刻設する場合においても、前記間隔を維持することは、花の形態・色保持と、耐久性の向上等にも有効であること、
「4」は、植物に刻設した文字の有する情報を、看者に付与可能としつつ、かつ生殖体の生命を確保した文字を刻設した花を提供できること、
「5」は、文字を刻設した植物に、この文字に関する意味合いと、目的を授受することで、純粋な植物に、躍動感と、生命力、又は楽しみ等を与え得ることが可能となること、
「6」は、「5」の動作を、常時行うことで、この植物より看者に対して、より一層の文字のパワーを享受できることが可能となること、
また、この目的を達成するに最適な生殖体の表面にのみ刻設された花を提供できること等の特徴を有する。
【0037】
請求項4の発明は、請求項3に記載の文字を刻設した花であって、植物の花弁、茎、枝、葉、芽等の生殖体の複数個所に文字を刻設するとともに、複数個所の生殖体の機能を損ねないように、生殖体の表面にのみ刻設する構成として、生殖体の生命を確保した文字を刻設した花である。
【0038】
従って、請求項4は、請求項3の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な複数個所に文字を刻設した花を提供できること等の特徴を有する。
【0039】
請求項5の発明は、請求項1又は請求項3に記載の文字を刻設した花は、レーザー加工による線文字とする構成とした文字を刻設した花である。
【0040】
従って、請求項5は、請求項1又は請求項3の目的を達成できること、この目的を達成するに最適なレーザー加工による線文字を刻設した花を提供できること等の特徴を有する。
【0041】
請求項6の発明は、請求項1又は請求項3に記載の文字を刻設した花を、数本束ねることで、花束を構成し、文字を刻設した花が単独及び/又は集合し、情報伝達としての役割を可能とする構成とした文字を刻設した花を利用した花束である。
【0042】
従って、請求項6は、請求項1又は請求項3の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な花束を提供できること等の特徴を有する。
【0043】
請求項7の発明は、請求項1又は請求項3に記載の文字を刻設した花を、花瓶等の容器に生けて生け花とし、生け花が単独及び/又は集合し、情報伝達としての役割を可能とする構成とした文字を刻設した花を利用した生け花である。
【0044】
従って、請求項7は、請求項1又は請求項3の目的を達成できること、この目的を達成するに最適な生け花を提供できること等の特徴を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0045】
以下、本発明の一実施例を説明する。
【0046】
先ず、図面の説明をすると、図1は祝事、招福、激励、花物語、花言葉等文字で、例えば、「感謝、お母さんありがとう・・・元気でね・・・」を花弁に刻設した一例を示した斜視図、図2は祝事、招福、激励、花物語、花言葉等文字で、例えば、「愛してます・・・・・」を花弁に刻設した一例を示した斜視図、図3は祝事、招福、激励、花物語、花言葉等文字で、例えば、バラの花言葉の「愛嬌」を花弁に刻設し、また胡蝶蘭の花言葉「あなたを愛します」を花弁に刻設し、これらの花を容器に収容した状態の一例を示した斜視図、図4は文字を刻設し花を複数本集めて花束とした一例の斜視図、図5は葬儀用のお悔みの文字で、例えば、「ご愁傷様」の文字を刻設した花を生けたお供え花を示した斜視図、尚、図6は図1の文字の刻設をレーザー加工の光線でする状態を説明する縮尺模式図である。
【0047】
次に、図1〜図4と、図6において、1は花Fの花弁で、この花弁1に文字2、例えば、「感謝、お母さんありがとう・・・元気でね・・・」がレーザー加工3の光線300で刻設されている。この際に、花弁1の細胞100を破壊しない構造とし、例えば、適宜の間隔5をおいて刻設する構造か、花弁1の表面101のみに刻設する構造か、また細胞101を破壊しない程度の文字2の大きさ・深さの構造等とする。これによって、例えば、生殖体の細胞100を破壊することなく、文字2を刻設し、生殖体の生育及び/又は寿命を阻害しない構造とする。この文字2は花弁1の一枚から数枚に至るが、何れにしても、生殖体の生育及び/又は寿命を阻害しない構造の基に刻設される。またこの文字2を刻設する花弁1の枚数は、文字2の有する文字のパワーと、言霊と、感謝の気持ちを伝えること等と、コミュニケーション及び/又は情報を、看者に付与できることを考慮した構造とする。例えば、花Fの例では、文字2を刻設する箇所は、前述の適宜枚数の花弁1に限定されず、他の生殖体である葉6(葉体)、また茎7、芽、枝等の場合もあり得る。そして、これらの生殖体の一部、例えば、花弁1、葉6、また茎7、芽、枝等の如く、個別に設ける場合と、これらの生殖体に複合的、例えば、花弁1と葉6、また花弁1と茎7、或いは花弁1と葉6、芽等の如く、複数個所に設ける場合がある。
【0048】
そして、この文字2の内容、刻設する生殖体の箇所、方法(間隔5をおく、表面101にのみ刻設する等)の条件は、その目的と、好み、雰囲気、或いは形態及び/又は状況(花束F3、お供え花F4等)を考慮して決定するが、前述の生殖体の生育及び/又は寿命を阻害しない構造とか、又は文字2の有する文字のパワーと、言霊等と、コミュニケーション及び/又は情報を、看者に付与できることを考慮した構造とする。
【0049】
また前記レーザー加工3の刻設は、この花弁1、葉6、また茎7、芽、枝等の細い部位、また薄い部位・硬軟の部位とか、またこの文字2の大きさ・深さは、生殖体であっても、正確に、かつ何れの方向(直線方向による方式、螺旋方向による方式、間欠方式等)にも可能であり、文字2の加工の簡便性、加工の容易化が図れること、また花Fへの加工時の簡便性、加工の容易化が図れ、かつ生殖体の寿命の劣化がなく極めて有益である。尚、本出願人は、この花弁1、葉6、また茎7、芽、枝等に対する加工冶具を考案しており、この種の細く、かつ軟質な食材に対応できること、又は汚れない加工方法を確立しており、その実施に対しては、全く心配はない状況である。尚、文字2の刻設する構造は、花弁1、葉6、また茎7、芽、枝等の形態、大きさ、使用態様等を考慮し、最適な方法とする。例えば、花弁1及び/又は葉6では、その全体とするか、又はその一部とするか、或は形状に沿った配置(配列)、縦・横・斜一例の配置等の種々の方法、また茎7では、その全体とするか、又はその一部とするか、或は形状に沿った配置(配列)、縦一例の配置等の種々の方法等が考えられる。そして、説明しないが、他の芽、枝等においても同様である。
【0050】
図3は、花Fの要部を、容器10に複数収容した一例であり、この例では、バラF1の花言葉の「愛嬌」の文字2を、花弁1に刻設し、また胡蝶蘭F2の花言葉「あなたを愛します」の文字2を、花弁1に刻設し、これらを複数輪(複数本)収容した構成であり、飾り物として重宝する。
【0051】
また図4は、花Fを、複数輪束ねて、包み紙11を利用して花束F3とした構成であり、前述の花弁1、葉6、また茎7、芽、枝等の構成に準ずる。この花束F3は、通常の花束(図示せず)と同様な取扱いができることは勿論である。
【0052】
さらに図5は、葬祭用のお供え花F4を示しており、この例では、ユリF5に「ご愁傷様」の文字2を刻設し、これらを複数輪と、他の花とともに生けた構成であり、お悔みの品物として有益である。
【0053】
そして、この花Fを活用する他の例としては、例えば、お見舞い、出産、誕生日、結婚記念日、その他開店・開業祝、歓送迎・退職等の各例が考えられる。そして、その特徴も前述の各例に準ずる。また花Fは、ブリザードフラワー、ドライフラワー等の例もあり得る。
【0054】
尚、これらの各例を通じて、犯罪の減少化と、青少年の育成、又は平和な家庭の誕生と、少しオーバーであるが、国家間のトラブルの解消と、平和維持等にも役立つことが考えられる。そして、人類の未来(世界及び/又は日本の平和)と、子供の未来に貢献できるものと確信している。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】図1は祝事、招福、激励、花物語、花言葉等文字で、例えば、「感謝、お母さんありがとう・・・元気でね・・・」を花弁に刻設した一例を示した斜視図
【図2】図2は祝事、招福、激励、花物語、花言葉等文字で、例えば、「愛してます・・・・・」を花弁に刻設した一例を示した斜視図
【図3】図3は祝事、招福、激励、花物語、花言葉等文字で、例えば、バラの花言葉の「愛嬌」を花弁に刻設し、また胡蝶蘭の花言葉「あなたを愛します」を花弁に刻設し、これらの花を容器に収容した状態の一例を示した斜視図
【図4】図4は文字を刻設し花を複数本集めて花束とした一例の斜視図
【図5】図5は葬儀用のお悔みの文字で、例えば、「ご愁傷様」の文字を刻設した花を生けたお供えを示した斜視図
【図6】図6は図1の文字の刻設をレーザー加工の光線でする状態を説明する縮尺模式図
【符号の説明】
【0056】
1 花弁
100 細胞
101 表面
2 文字
3 レーザー加工
300 光線
5 間隔
6 葉
7 茎
10 容器
11 包み紙
F 花
F1 バラ
F2 胡蝶蘭
F3 花束
F4 お供え花
F5 ユリ
【出願人】 【識別番号】594148667
【氏名又は名称】株式会社石亀工業
【出願日】 平成18年8月9日(2006.8.9)
【代理人】 【識別番号】100083068
【弁理士】
【氏名又は名称】竹中 一宣

【識別番号】100137899
【弁理士】
【氏名又は名称】大矢 広文


【公開番号】 特開2008−35832(P2008−35832A)
【公開日】 平成20年2月21日(2008.2.21)
【出願番号】 特願2006−217569(P2006−217569)