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【発明の名称】 コンバインのドロッパ装置
【発明者】 【氏名】持田 幹夫

【要約】 【課題】排出姿勢から集束姿勢の復帰作動を動力によって確実に行い排稈の非集束落下を防止することができるコンバインのドロッパ装置を提供する。

【解決手段】脱穀装置2の排稈搬送方向の下流側に設置されるドロッパ装置9のドロッパ7により、排稈を水平状の集束姿勢で集束し且つ集束された集束排稈を下向きに傾動させた排出姿勢で地表に落下排出するコンバインのドロッパ装置において、前記ドロッパ7をスプリング30のバネ力によって集束姿勢に保持させると共に、排稈の集積により排出姿勢になったドロッパ7の集束姿勢への復帰作動をドロッパ駆動機構9aによって強制的に行う構成とした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
脱穀装置(2)の排稈搬送方向の下流側に設置されるドロッパ装置(9)のドロッパ(7)により、排稈を略水平状の集束姿勢で集束し且つ集束された集束排稈を下向きに傾動させた排出姿勢で地表に落下排出するコンバインのドロッパ装置において、前記ドロッパ(7)をスプリング(30)のバネ力によって集束姿勢に保持させると共に、排稈の集積によりスプリング力に抗して排出姿勢になったドロッパ(7)の集束姿勢への復帰作動をドロッパ駆動機構(9a)によって強制的に行う構成としたコンバインのドロッパ装置。
【請求項2】
ドロッパ駆動機構(9a)に、ドロッパ(7)の集束姿勢への強制復帰作動を止めさせる駆動停止手段(31)を設けた請求項1記載のコンバインのドロッパ装置。
【請求項3】
スプリング(30)のバネ力を強弱調節可能な集束量調節機構(37)を設けてドロッパ7の集束姿勢を保持する請求項1又は2記載のコンバインのドロッパ装置。

【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、脱穀済の排稈をドロッパで集束し排出させるコンバインのドロッパ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、脱穀装置の排稈搬送方向下流側に設置されて一定量の排稈を集束して排稈するドロッパを、排稈の集束重量によりバネ力に抗して排出側へ作動させる重力排出形態のドロッパ装置に代えて、ドロッパ駆動機構によって設定周期ごとに集束姿勢と排出姿勢に強制的に往復揺動駆動するように構成した動力排出形態のドロッパ装置は既に公知である(例えば特許文献1。)。
またドロッパ駆動機構を備えたドロッパ装置において、ドロッパを集束姿勢から排出姿勢への作動を動力によって強制的に行い、排出姿勢から集束姿勢への復帰作動をバネ力で行うようにしたドロッパ装置も既に公知である(例えば特許文献2。)。
【特許文献1】特開平10−295161号
【特許文献2】特開2003−250328号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記特許文献1で示される動力排出形態のドロッパ装置は、例えば6条の多条刈りを行うコンバインに用いられるとき、重力排出形態のドロッパがバネ力で復帰するドロッパ作動が連続して供給される多量の排稈に対して排稈の分離(切れ)作用が不十分で、排稈の連れ出しや乱れが多く発生する欠点を解消することができる利点がある。
然し、動力排出形態のドロッパ装置は、ドロッパを常時往復作動させるので、例えばコンバイン作業中に穀稈を刈り取ることなく旋回走行を行う圃場のコーナー部等において、ドロッパが排稈を排出しないにもかかわらず下方に傾斜した排出姿勢になるので、該ドロッパ7が畔等の周囲の障害物と接当し易い欠点がある。
また特許文献2で示されるドロッパ装置は、ドロッパを集束姿勢から排出姿勢への作動を動力によって強制的に行うので、特に刈取走行速度が速い場合に排稈の集束量を小束に分けて排出する利点を有している。然し、排出姿勢から集束姿勢への復帰作動をバネ力のみで行うので、多量に供給されてくる排稈量に抗しきれずドロッパが完全復帰しないままの状態で集束するので、不完全な集束姿勢及び排出姿勢のまま排稈を垂れ流し状に乱して地表に非集束落下させる等の問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するため本発明によるコンバインのドロッパ装置は、第1に、脱穀装置2の排稈搬送方向の下流側に設置されるドロッパ装置9のドロッパ7により、排稈を略水平状の集束姿勢で集束し且つ集束された集束排稈を下向きに傾動させた排出姿勢で地表に落下排出するコンバインのドロッパ装置において、前記ドロッパ7をスプリング30のバネ力によって集束姿勢に保持させると共に、排稈の集積によりスプリング力に抗して排出姿勢になったドロッパ7の集束姿勢への復帰作動をドロッパ駆動機構9aによって強制的に行う構成としたことを特徴としている。
【0005】
第2に、ドロッパ駆動機構9aに、ドロッパ7の集束姿勢への強制復帰作動を止めさせる駆動停止手段31を設けたことを特徴としている。
【0006】
第3に、スプリング30のバネ力を強弱調節可能な集束量調節機構37を設けてドロッパ7の集束姿勢を保持することを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
上記構成を備えたコンバインのドロッパ装置は次のような効果を奏する。ドロッパをスプリングのバネ力によって集束姿勢に保持させると共に、排出姿勢になったドロッパをドロッパ駆動機構によって強制的に復帰作動させ集束姿勢にするので、供給される排稈が多い場合でも排出姿勢から集束姿勢の復帰作動を速やかに行い排稈の非集束落下を防止することができる。また旋回走行時等のように排稈が供給されない場合に、ドロッパは作動片が下降してもスプリングによって集束姿勢を保持するので、畔等の周囲の障害物との接当を防止することができる。
【0008】
また駆動停止手段を操作することにより、ドロッパの集束姿勢への強制復帰作動を止めることができるので、排稈を集束しないで排出させる非集束落下姿勢にすることができる。
【0009】
またスプリングのバネ力を集束量調節機構の操作によって調節することにより、ドロッパの集束量を簡単に調節することができる。さらに駆動停止手段を操作することにより、ドロッパの集束姿勢への強制復帰作動を止めることができるので、ドロッパをスプリングのバネ力で設定される例えば排稈を大束で集束して排出することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図面において符号1はコンバインに搭載される脱穀装置2の後部に設置され、該脱穀装置2の排稈チェン3から搬送される脱穀済の排稈を処理する排稈処理装置である。この排稈処理装置1は従来のものと同様に、排稈チェン3の終端に構成される搬送切換機構4の搬送方向下流側に、図3に示す裁断部5によって長藁状の排稈を短く切断して排出するカッタ装置6と、排稈をドロッパ7で受けて一定の集束として排出するドロッパ装置9とを設けて構成される。
【0011】
上記各部の構成について説明すると、先ず図1,図6,図7で示すようにカッタ装置6は、箱形のカッタフレーム10の左右の側壁10L,10Rに、カッタ軸11と掻込軸12とロータ軸13とを横方向に平行状をなして軸支している。
上記カッタ軸11には、大径鋸盤状の円盤カッタ14を一定の切断間隔を有して複数軸装している。掻込軸12には上記カッタ軸11の各カッタ14に対向して受け歯15を軸装している。
【0012】
上記ロータ軸13には両側のメタル部13aを介し円筒状のロータ16を遊転自在に軸支している。このロータ16はカッタ14の上方に近接した位置に配置し、且つロータ長さはカッタフレーム10内において裁断部長さLよりやや長くして設け、これにより搬送切換機構4側から供給される排稈を裁断部5に整然と誘導案内することができる。尚、上記裁断部長さLは、相対向するカッタ14と受け歯15とで形成される裁断部5が稈長方向に形成される幅とし、極長稈を裁断することができる。
【0013】
上記カッタ装置6は、カッタ軸11をカッタフレーム10の後方下部側に軸支し、その前側上方に掻込軸12を軸支し、ロータ軸13をカッタ軸11の上方に軸支している。
また図1,図7で示すようにカッタ軸11を、軸端に設けたプリー11aを脱穀装置2側の図示しない駆動プーリからベルト11bによって回転伝動し、カッタ軸11から掻込軸12をギヤ噛合により駆動し、ロータ軸13は遊転自在にした状態で後述する駆動助成機構22の弾性部材23によって排稈供給方向に回転付勢している。
【0014】
そして、図1,図6で示すようにカッタ装置6は、掻込軸12の受け歯15とロータ軸13のロータ16とで形成される誘導路17を、カッタフレーム10の上部に形成される開口部19に臨ませている。また開口部19には板状の切換ガイド20を設けており、該切換ガイド20は下流側の支持軸18を支点に上流側を上下回動させることにより搬送切換機構4を構成している。
図示例の搬送切換機構4は上記開口部19を閉じた閉鎖姿勢において、切換ガイド20の前端を排稈チェン3に対設される挟持レール21の終端に近接させており、且つ切換ガイド20の後端はロータ16の上方を覆って側面視で下り傾斜状をなしている。
【0015】
この閉鎖姿勢において切換ガイド20は、排稈チェン3によって挟持搬送された排稈を挟持レール21の終端から下方に向けて流下案内し、下方に設置されるドロッパ装置9のドロッパ7に供給する。これによりドロッパ7は所定量の排稈を集束し地表に放出することができる。
また切換ガイド20は開口部19を開放した切断姿勢にすると、その前端部が排稈チェン3に近接して挟持レール21の終端から排出される排稈を切換ガイド20の内側面で案内し誘導路17に至らせる。これにより排稈はロータ16及び受け歯15によって裁断部5に掻込案内され、カッタ14で裁断することができる。
【0016】
図1,図6で示すように、カッタ装置6はカッタ軸11のカッタ14とロータ軸13のロータ16とで形成される誘導路17をカッタフレーム10の上部に形成される開口部19に臨ませている。また開口部19には下流側の支持軸18を支点に上流側を上下回動させる搬送切換機構4を構成する板状の切換ガイド20を設けている。
図示例の搬送切換機構4は、排稈チェン3に対設される挟持レール21の終端に、上記
開口部19を閉じた閉鎖姿勢において切換ガイド20の前端を近接させており、且つ切換ガイド20の後端はロータ16の上方を覆って側面視で下り傾斜状をなしている。
【0017】
これにより切換ガイド20の閉鎖姿勢において、排稈チェン3によって挟持搬送される排稈はその終端で開放され切換ガイド20の上を移動し、その終端下方に設置されたドロッパ装置9のドロッパ7に供給されて受け止められる。また切換ガイド20は開口部19を開放した切断姿勢に操作すると、その前端部を排稈チェン3に近接させて挟持レール21の終端から排出される排稈を、図6の矢印Aで示すように切換ガイド20の内側面で案内し誘導路17に至らせ、ここでロータ16及び受け歯15で掻込案内して裁断部5に至らせて裁断することができる。
【0018】
次にドロッパ装置9について図1,図2〜図5を参照し説明する。このドロッパ装置9はカッタ装置6のカッタフレーム10の後面下部に設置されて排稈を集束するドロッパ7と、該ドロッパ7を上下方向に後述する態様によって往復駆動させるドロッパ駆動機構9aを備えている。上記ドロッパ7は複数のドロッパ杆27を突設したドロッパ軸28の両端部を、カッタフレーム10の左右に設けたドロッパフレーム25,26に回動自在に軸支している。
【0019】
そして、ドロッパ7はドロッパフレーム26側において、ドロッパ軸28の軸端に設けた作動片29を集束姿勢復帰用のスプリング30と接続している。またドロッパ7はドロッパフレーム25側において設けたドロッパ駆動機構9aによって、集束姿勢側への復帰作動を強制的に行うようにしている。
即ち、ドロッパ駆動機構9aは、ドロッパフレーム25の上部にドロッパモータ32を取付固定し、該ドロッパモータ32が有する減速機構の駆動軸32aと、ドロッパ軸28の左端部に回動自在に軸支した作動片33とを、クランクリンク34によって連結した構成にしている。これによりドロッパ駆動機構9aは作動片33を一定周期で上下方向に往復揺動させる。
【0020】
そして、作動片33に内向きに突設した作動ピン35を、ドロッパ軸28に突設した係合片36に対し下方から接当させてドロッパ7を支持するようにしている。そして、図2〜図4で示すように作動片33はドロッパモータ32によって駆動軸32aが回転するとクランクリンク34を介して作動片33が一定の周期で往復運動するとき、作動片33の上限及び下限作動位置は図4の実線で示す集束姿勢位置と点線で示す集束排出位置にすることができる。これにより作動片33は上限作動位置で、ドロッパ杆27を略水平状態となる集束姿勢(集束待機位置)を維持するように支持する。
【0021】
上記作動片33の下限作動位置においてドロッパ7は、係合片36が作動ピン35による受け止め支持力を失うので、スプリング30で設定された集束重量より多量の排稈が集積されている場合には、スプリング30の張力に抗して回動し排出姿勢になる。これによりドロッパ7は下向きの急傾斜状となり、集束排稈を下方に向けて速やかに排出することができる。そして、こののち作動片33の復動により作動ピン35が係合片36に接当して、ドロッパ7を元の集束姿勢に強制的に復帰作動する。またドロッパ7はドロッパ駆動機構9aの作動ピン35を介し速やかに復帰するので、復帰動作が遅れることによる排稈が垂れ流し状に排出される乱れ排出を防止することができる。
【0022】
そして、ドロッパ駆動機構9aはドロッパモータ32の駆動をON,OFFさせるドロッパスイッチ(駆動停止手段)31を、カッタフレーム10の背面でドロッパ駆動機構9aの近傍に設置している。このドロッパスイッチ31はOFF操作すると、作動片33がドロッパ7を排出姿勢にさせる位置に停止し、且つ再度ON操作されるまでドロッパモータ32を駆動停止することができる。従って、この状態ではドロッパ7を従来の重力排出形態のものと同様にスプリング30による復帰作動を簡単に行うことができる。
【0023】
また上記構成により、ドロッパスイッチ31のON操作に基づきドロッパモータ32が一定回転すると、作動片33は一定周期で往復(揺動)運動をするので、排稈が連続的に供給されるときドロッパ7は作動片33が下降する動作に伴いスプリング力に抗して下向き急傾斜状に回動し排稈を一定周期で排出する。また排稈が供給されない場合又は少量だけ供給されるような場合には、作動片33が下降してもドロッパ7はスプリング30によって集束姿勢を保持するので、畔等の周囲の障害物との接当を防止することができる。また少量集積の排稈の排出も確実に防止することができる。
【0024】
またスプリング30の復帰力に依存しないでドロッパ7の復帰を確実にすることができるため、スプリング30の張力を例えば後述する集束量調節機構37により、ドロッパ7が集束姿勢を維持する程度に小さく設定した最小復帰バネ力程度に設定して使用することができる。
即ち、このドロッパ装置9はドロッパ7のバネ力を上記最小復帰バネ力よりやや大きく設定することにより、排稈の集束量を小束(小集束排稈)となるように纏め、ドロッパ駆動機構9aの駆動タイミングに合わせ、小集束排稈を順次速やかに整然と排出することができる等の特徴がある。
【0025】
次に図2,図5を参照しドロッパ7及びその集束量調節機構37について説明する。この集束量調節機構37はドロッパ軸28の軸端に設けた前記作動片29をスプリング30によって、ドロッパフレーム26に支持軸39を介し回動操作自在に軸支した操作レバー40の一端と連結している。また上記操作レバー40は取っ手側の中途部を、ドロッパフレーム26に形成したレバーガイド41に対し、前後方向の固定位置を位置調節自在に設けている。
【0026】
この構成により、操作レバー40をレバーガイド41の前方側に固定すると、スプリング30は後方に引かれドロッパ7の上方付勢力を強くして、排稈の集束量を大きくすることができる。また操作レバー40をレバーガイド41の後方側に固定すると、スプリング30は緩められドロッパ7の上方付勢力を弱くして、排稈の集束量を小さくするように調節することができる。
【0027】
尚、この集束量調節機構37のドロッパ7の上下回動範囲の設定は、図5に示すようにドロッパフレーム26にドロッパ軸28を中心とする半円弧状に穿設した長孔42に、作動片29に内向きに突設したストッパピン43を挿入した構造によって規定している。また図示例では作動片29と操作レバー40とを2本のスプリング30によって連結している。
【0028】
以上のように構成されるドロッパ装置9を備えたコンバインは、搬送切換機構4の切換ガイド20がカッタ装置6の開口部19を覆った状態において、排稈チェン3によって搬送される排稈をドロッパ7に連続して供給する。この場合実施形態のように多条刈り型のコンバインにおいては、集束量調節機構37の操作レバー40を小集束量位置に設定した状態でドロッパスイッチ31をON操作してコンバイン作業を行う。
【0029】
これにより、ドロッパ駆動機構9aの作動片33がドロッパ軸28を支点に所定のタイミングで上下往復回動をするとき、ドロッパ7はスプリング30によって集束姿勢に支持され、ドロッパ杆27の上に設定集束量の排稈が集積すると、上記作動片33の作動ピン35による支持が解除されたとき、スプリング30に抗して下方回動し集束排稈を下方に排出することができる。
【0030】
従って、ドロッパ7をスプリング30のバネ力によって集束姿勢に保持させると共に、排出姿勢になったドロッパ7をドロッパ駆動機構9aによって強制的に復帰作動させ集束姿勢にするので、排出姿勢から集束姿勢の復帰作動を供給される排稈に妨げられることなく速やかに行って排稈を垂れ流し状とする非集束落下を防止することができる。
また圃場のコーナー部等で穀稈を刈り取ることなく旋回走行をする際に、ドロッパ駆動機構9aによってドロッパ7を排出姿勢にしないので、ドロッパ7と畔等との接当を回避することができる。
【0031】
このようなコンバイン作業において、ドロッパ装置9はスプリング30のバネ力を強弱自在に調節する集束量調節機構37によってドロッパ7の集束姿勢を保持することができるので、バネ力を集束量調節機構37の操作によって調節することによりドロッパ7の集束量を簡単に調節することができる。
またドロッパ駆動機構9aはドロッパ7の集束姿勢への強制復帰作動を止めた状態で、ドロッパ7の排出姿勢の移動を自由にする駆動停止手段31を設けているので、駆動停止手段31を操作することにより、ドロッパ7の集束姿勢への強制復帰作動を止めて、ドロッパ7をスプリング30のバネ力で設定される集束量で排稈を集束し排出することができる。
【0032】
そして、ドロッパ駆動機構9aを非駆動状態にし、且つ集束量調節機構37を操作してバネ力を弱くすることもでき、排稈を集束しないで連続的に排出する連続非集束排出姿勢にすることができる。
尚、実施形態においてドロッパ駆動機構9aはドロッパモータ32による電気的動力を利用した構成としたが、例えば脱穀装置2側から駆動される機械的な動力を利用して同様なドロッパ作動を行う構成にすることもできる。また駆動停止手段31は図示しない操縦部側から操作自在に設けることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】コンバインの排稈処理装置の構成を示す側面図である。
【図2】排稈処理装置のドロッパ装置の構成を示す右斜視図である。
【図3】排稈処理装置の背面図である。
【図4】ドロッパ装置のドロッパ駆動機構の構成を示す左側面図である。
【図5】ドロッパ装置の集束量調節機構の構成を示す左側面図である。
【図6】カッタ装置の構成を示す側面図である。
【図7】カッタ装置の構成を示す平面図である。
【符号の説明】
【0034】
1 排稈処理装置
2 脱穀装置
3 排稈チェン
4 搬送切換機構
6 カッタ装置
7 ドロッパ
9 ドロッパ装置
9a ドロッパ駆動機構
30 スプリング
31 ドロッパスイッチ(駆動停止手段)
37 集束量調節機構
【出願人】 【識別番号】000001878
【氏名又は名称】三菱農機株式会社
【出願日】 平成19年3月29日(2007.3.29)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−245544(P2008−245544A)
【公開日】 平成20年10月16日(2008.10.16)
【出願番号】 特願2007−88745(P2007−88745)