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脱穀装置 - 特開2008−54520 | j-tokkyo
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【発明の名称】 脱穀装置
【発明者】 【氏名】里路 久幸

【氏名】土居原 純二

【氏名】二神 伸

【氏名】長井 敏郎

【要約】 【課題】脱穀装置の一番受樋及び二番受樋の清掃の容易化と、この一番受樋及び二番受樋の底板の閉め忘れによる穀粒の流出防止。

【構成】グレンタンクを脱穀部から離れる側に移動させて脱穀部の機体奥側の側面を開放した状態と、グレンタンクを脱穀部に接近する側に移動させて脱穀部の機体奥側の側面を覆う状態とに変更可能に構成する。そして、脱穀部の揺動選別棚の下方に配置した一番受樋31及び二番受樋32の底板31b,32bを開閉可能に構成すると共に、該底板31b,32bを開閉する開閉レバーを脱穀部の機体奥側の側面乃至この近傍に設ける。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行車台(2)の左右一側に脱穀部(5)を、左右他側にはグレンタンク(6)を配設し、前記グレンタンク(6)を脱穀部(5)から離れる側に移動させて脱穀部(5)の機体奥側の側面を開放した状態と、グレンタンク(6)を脱穀部(5)に接近する側に移動させて脱穀部(5)の機体奥側の側面を覆う状態とに変更可能に構成し、前記脱穀部(5)の揺動選別棚(29)の下方に配置した一番受樋(31)及び二番受樋(32)の底板(31a,32b)を開閉可能に構成すると共に、該底板(31b,32b)を開閉する開閉レバー(37)を脱穀部(5)の機体奥側の側面乃至この近傍に設けたことを特徴とする脱穀装置。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は、コンバイン等の脱穀装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
脱穀装置において、脱穀装置の側面を覆うサイドカバーを着脱自在に設け、穀粒を揺動選別する揺動選別装置の下方に、一番処理物を搬出する一番物回収部と、二番処理物を搬出する二番物回収部を配置し、これらの回収部の底部に清掃口を設け、これらの清掃口に開閉自在な清掃口蓋を設け、清掃口蓋を開閉自在な操作レバーを備え、この操作レバーを脱穀装置の外側面すなわちフィードチェン側の側面に設けたものは公知である(特許文献1)。
【特許文献1】特許第3633877号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
前記従来装置は、揺動選別装置の下方に設けている一番物回収部及び二番物回収部の清掃口を開閉する操作レバーを、脱穀装置の外側面すなわちフィードチェン側に設けた構成である。しかしながら、この側には、ベルト伝動装置や側板が配置されているために穀粒回収部の清掃状態を確認することが難しく、これら穀粒回収部の清掃時には、オペレータは脱穀装置の機体奥側から穀粒回収部の清掃具合を確認しなければならなかった。また、オペレータは清掃確認後に、脱穀装置の機体外側面側に移動して操作レバーの閉操作をしなければならず、往々にしてその閉鎖操作を忘れることがあり、作業再開後に清掃口から穀粒が流出するという不具合が発生することがあった。
【0004】
そこで、この発明は、一番物回収部及び二番物回収部の清掃口を開閉操作する操作レバーを、脱穀装置の機体奥側の側面乃至この近傍に設け、オペレータが清掃状態の確認をしたその場で操作レバーの閉操作をできるようにし、閉操作忘れを防止しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明は、走行車台(2)の左右一側に脱穀部(5)を、左右他側にはグレンタンク(6)を配設し、前記グレンタンク(6)を脱穀部(5)から離れる側に移動させて脱穀部(5)の機体奥側の側面を開放した状態と、グレンタンク(6)を脱穀部(5)に接近する側に移動させて脱穀部(5)の機体奥側の側面を覆う状態とに変更可能に構成し、前記脱穀部(5)の揺動選別棚(29)の下方に配置した一番受樋(31)及び二番受樋(32)の底板(31a,32b)を開閉可能に構成すると共に、該底板(31b,32b)を開閉する開閉レバー(37)を脱穀部(5)の機体奥側の側面乃至この近傍に設けたことを特徴とする脱穀装置とする。
【0006】
これにより、グレンタンク6を脱穀部5から離れる側に移動させて脱穀部5の機体奥側の側面を開放すると、開閉操作レバー37が操作可能な状態となって、揺動選別棚29の下方に設けられている一番受樋31及び二番受樋32の底板31a,32bを開閉することができるようになる。
【0007】
また、グレンタンク6を脱穀部5に接近する側に移動させて脱穀部5の機体奥側の側面を覆うと、開閉操作レバー37が操作できない状態となって、揺動選別棚29の下方に設けられている一番受樋31及び二番受樋32の底板31a,32bを開放操作できなくなる。
【発明の効果】
【0008】
この発明によると、グレンタンク6を脱穀部5から離れる側に移動させて脱穀部5の機体奥側の側面を開放することによって、はじめて開閉操作レバー37が操作可能な状態となって、揺動選別棚29の下方に設けられている一番受樋31及び二番受樋32の底板31a,32bを開閉させてメンテナンスを行うことができるようになるため、このメンテンスの終了後に、一番受樋31及び二番受樋32の底板31a,32bを開放したまま不用意に脱穀作業を開始するようなことが少なくなり、脱穀作業再開時に一番受樋31及び二番受樋32の底部から穀粒が流出して収穫損失となるような事態を招きにくくすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、図面に示すこの発明の実施の形態について説明する。
図1にはコンバイン1の全体平面図が図示されている。コンバイン1の走行車台2の下方には左右走行クローラ(図示省略)を配設し、走行車台2上には、右側前部に操縦席4を、左側前部に脱穀部5を、操縦席4の後方にグレンタンク6を、脱穀部5及びグレンタンク6の後方に排稾処理装置7をそれぞれ配設している。脱穀部5の前方には、植立穀稈を引越しながら刈り取り後方の脱穀部5に搬送供給する刈取搬送部8を昇降自在に設けている。
【0010】
次に、図2乃至図4に基づき脱穀部5について説明する。図2には脱穀部5の切断側面図、図3には脱穀部5の前側部の切断正面図、図4には脱穀部5の後部の切断正面図が図示されている。
【0011】
扱室10内には前後方向の扱胴軸により扱胴11を軸架し、扱胴11の外周面には多数の扱歯12,…を取り付け、扱胴11の下部外周を受網13で覆っている。扱室10の右側方(図3の左側)に二番処理室15を設け、この二番処理室15の後方に排塵処理室18を前後方向に沿うように設け、二番処理室15と排塵処理室18との間を仕切壁17により仕切っている。二番処理室15には前後方向の二番処理胴軸により処理歯16b,…付きの二番処理胴16を軸架し、二番処理胴16の処理歯16b,…を、例えば、小さな板体を多数離間させた不連続状の処理歯で構成し、二番処理室15の二番処理胴16の下方を無孔あるいは有孔の底板15aで覆い、また、二番処理室15の後側端部の仕切壁17の前側部に後述の二番揚穀機35からの二番物を揚穀還元するように構成している。
【0012】
また、排塵処理室18には前後方向の排塵処理胴軸により処理歯19b,…付きの排塵処理胴19を軸架し、排塵処理胴19の下方を無孔の底板18aにより覆っている。二番処理胴16の二番処理胴軸と排塵処理胴19の排塵処理胴軸とを同一軸心状に連結して一体的に回転するようにし、機体前側から二番処理胴軸に動力を伝達したり、あるいは、機体後側から排塵処理胴軸に動力を伝達し、駆動するように構成している。扱室10の後側部に排塵処理室18側に向けて開口している連通口10aから、排塵処理胴19の前側端部に脱穀処理物を引き継ぐように構成し、排塵処理胴19の処理歯19b,…を例えば、小さな板体を多数離間させた不連続状の処理歯に構成し、脱穀処理物を藁屑類の熟れを良くしながら脱穀するようにしている。
【0013】
また、二番処理胴16の扱室10に近い側を上側に向けて回転するように構成し、扱胴11の二番処理胴16に近い側を上側に向けて回転するようにし、扱室10から受網13を漏過し穀粒や藁屑類が二番処理室15に供給するように構成している。扱室10の左側方(図3では右側)には脱穀用穀稈を移送するフィードチェン21を設け、フィードチェン21の搬送下手側には排藁搬送装置22を設け、脱穀済み排藁を後方の排稾処理装置7に搬送するように構成している。
【0014】
また、扱室10の下方から後方にかけて選別部26を設けている。選別部26の前側部の唐箕27から選別風路28に後側に向かうように選別風を送り、選別風路28には前後斜め上下に往復揺動する揺動選別棚29を配設している。揺動選別棚29の上側部には、前側から後側に向けてグレンパン29a、チャフシーブ29b及びストローラック29cからなる粗選別部を構成し、揺動選別棚29の下側部には前側から後側に向けて下部グレンパン29d及び網体の下部グレンシーブ29eからなる精選別部を構成している。そして、扱室10、排塵処理室18及び二番処理室15から落下する脱穀処理物を受けて、後側に揺動移送しながら比重選別するように構成している。
【0015】
選別風路28の底部前側部に選別一番穀粒を受ける一番螺旋31a付きの一番受樋31を設け、底部後側部に選別二番物を受ける二番螺旋32a付きの二番受樋32を設け、選別風路28の後側終端部で且つ揺動選別棚29の後端側上方部位に排塵ファン33を配設し、揺動選別棚29上を選別されながら後側に送られる軽い藁屑類、及び、排塵処理室18から排出される軽い藁屑類を機外に吸引排出するように構成している。
【0016】
また、一番受樋31に選別された穀粒は一番揚穀機34により前記グレンタンク6に揚穀収納され、また、二番受樋32に選別された二番物は二番揚穀機35により揚穀されて二番処理室15の後側端部に供給され、二番処理胴16の処理歯16b,…により前側に送られながら脱穀処理され、二番処理室15の前側部から揺動選別棚29の前側部に落下供給され選別される。
【0017】
前記構成によると、フィードチェン21により穀稈が扱室10に供給され後側に向けて搬送されると、回転している扱胴11の扱歯12,…と受網13により脱穀され、受網13から漏過した穀粒や枝梗、穂切れ粒は揺動選別棚29の前側部に落下し選別される。また、比較的大きな藁屑類の多い脱穀処理物は扱室10の後側端部の連通口10aを経て排塵処理室18に送り込まれ、排塵処理胴19の処理歯19b,…により後側に送られながら脱穀処理され、後部の排出口から揺動選別棚29の後側部に落下供給されて選別される。
【0018】
また、扱室10で脱穀処理中の一部の枝梗粒や穂切れ粒は受網13を通って二番処理室15に漏過供給され、また、揺動選別棚29により選別された二番物は二番揚穀機35を経由して二番処理室15の後側部に揚穀還元され、これらの脱穀処理物は二番処理胴16の処理歯16b,…により前側に送られながら脱穀処理され、前側部の排出口から揺動選別棚29の前側部に落下供給されて選別される。
【0019】
次に、図5乃至図8に基づき一番受樋31及び二番受樋32の清掃構成について説明する。
脱穀部5の下部には、一番受樋31及び二番受樋32を前後に並設し、一番受樋31に選別された一番穀粒は一番螺旋31aにより右側に搬送され、一番揚穀機34により揚穀されて前記グレンタンク6に供給され、また、二番受樋32選別された二番物は二番螺旋32aにより右側に搬送され、二番揚穀機35により揚穀され前記二番処理室15に供給される。また、一番受樋31及び二番受樋32の底板31b,32bを左右方向の軸回りに開閉回動可能に構成し、底板31b,32bを開閉する開閉レバー37を、一番受樋31と二番受樋32との間に設けている。この開閉レバー37は、操作部37aと、軸部37bとで構成し、軸部37bを一番受樋31と二番受樋32との間に左右方向に沿うように配置し、操作部37aを脱穀部5の右側に配置している。
【0020】
また、図5に示すように、開閉レバー37の軸部37bの左右両側に開閉アーム38,38を取り付けている。そして、開閉アーム38,38の前側端部と一番受樋31の底板31bとの間を、一番スプリング39,39により連動連結し、開閉アーム38,38の後側端部と二番受樋32の底板32bとの間を、二番スプリング40により連動連結している。また、図7に示すように、フレームにはロック部材41を左右方向のピン41a回りに回動自在に設け、閉鎖位置にある開閉レバー37のピン37cにとロック部材41のロック凹部41bとが係合し、開閉レバー37をロックし、底板31b,32bを閉鎖状態に保持するように構成している。
【0021】
前記構成によると、図7に示すように、開閉レバー37の操作部37aを閉鎖位置に回動すると、開閉レバー37の操作部37aの下側部がロック部材41のピン41aに当接規制され、開閉アーム38もこれに連動して同方向に回動し、一番スプリング39及び二番スプリング40が死点越えをして実線の位置に移動し、スプリング39,40の押圧力により底板31b,32bは閉鎖保持される。
【0022】
また、開閉レバー37の操作部37aを、図8に示すように、ロック部材41から外し、時計方向に回動操作し実線で示す開口位置に回動すると、開閉アーム38も連動して同方向に回動し、一番スプリング39及び二番スプリング40が死点越えをして実線の位置に移動し、スプリング39,40の押圧力は開放され、底板31b,32bは自重により下方に回動し開状態となる。
【0023】
なお、前記グレンタンク6は、その後部左側端部の縦軸6a回りに回動自在に支持し、グレンタンク6を、操縦席4の後方の機体幅内に収まった状態と、機体幅内から大きく右側にはみ出した開放状態とし、脱穀部5の右側を開放するように変更できるように構成している。
【0024】
従来装置は開閉レバー37を機体の左側部から操作できるように構成していた。このような構成であると、一番受樋31、二番受樋32の底板31b,32bを開口した清掃時に、オペレータの一番受樋31、二番受樋32の清掃状態を確認する場所が脱穀部5の右側であるのに、開閉レバー37の操作位置が脱穀部5の左側となることから、開閉レバー37の閉操作を忘れ底板31b,32bを開口したままで作業を再開し、穀粒を圃場に流下させるという不具合があった。
【0025】
前記構成によると、走行車台2の左右中央部である脱穀部5の右側部に開閉レバー37の操作部37aを配置し、一番受樋31及び二番受樋32の清掃点検場所と同じにしたので、開閉レバー37の閉め忘れを防止し、前記不具合を解消することができる。
【0026】
また、前記構成によると、開閉レバー37の操作部37aを回動操作し開閉アーム38を回動すると、一番スプリング39及び二番スプリング40が死点越えをして、底板31b,32bを閉鎖する押圧状態、あるいは、開放状態に切り替えられ、単純な操作により底板31b,32bを確実に開閉することができる。
【0027】
図9に基づき他の実施形態について説明する。選別風路28の一番受樋31の上手側部位に風割り43を設け、この風割り43を、例えばその下手側端部を左右方向のピン43aにより軸支すると共に、風割りの基部には風割りアーム43bを取り付け、風割りアーム43bを回動することにより、選別風路28の選別風を終端側に送る通常選別状態と、一番受樋31に向けて送る清掃状態とに切り替えできるように構成している。そして、前記開閉アーム38と風割りアーム43bとを、風割りロッド43cを介して連動連結し、風割りアーム43bと風割りロッド43cとの連係部に前後一対のバネ43d,43dを介装している。
【0028】
前記構成によると、一番受樋31、二番受樋32の底板31b,32bを開けた清掃時には、関連的に風割り43が一番受樋31に選別風を案内するように変更される。従って、一番受樋31及び二番受樋32の残留穀粒を落下排出状態にすると、選別風によりコーナ部等に残留している穀粒や塵埃類を取り除くことができ、清掃作業を楽にすることができる。
【0029】
次に、図2及び図10に基づき他の実施形態について説明する。
図2に示すように、選別部26の前側部の唐箕27から選別風路28に後側に向けて流れるように選別風を送り、選別風路28には前後斜め上下に往復揺動する揺動選別棚29を配設している。即ち、選別部26の左右フレーム後側部には、後斜め上り傾斜状に揺動ガイド49,49を設け、揺動選別棚29には左右支持軸50,50を設け、揺動ガイド49,49にはベアリングを嵌合した左右支持軸50,50を摺動自在に支持し、また、選別部26の前側部に設けた揺動機構51により揺動選別棚29の前側部を支持し、揺動選別棚29を揺動ガイド49,49に沿って後斜め上りに往復揺動するように構成している。
【0030】
前記揺動選別棚29の二番受樋32の上方には、図10に示すように、一体的に揺動する棚板29fを揺動方向に沿うように後斜め上り傾斜状に設け、この棚板29fの傾斜角度を一番受樋31の底板の傾斜角度と略同じ傾斜角度とし、底板の後側端部から少し間隙を開けて後側上方に延長状に配設している。また、この棚板29fの前側端部下方に一番ゴム板44a、二番ゴム板44bを取り付け、一番ゴム板44aを一番受樋31の上面に沿わせて摺接載置し、また、二番ゴム板44bを二番受樋32の上面に沿わせて摺接載置し、揺動選別棚29で選別された一番穀粒及び二番物をそれぞれ一番受樋31及び二番受樋32に確実に回収するように構成している。
【0031】
そして、選別風路28の一番受樋31の下手側端部上方には、前記一番ゴム板44aを持ち上げることのできる左右幅広の持ち上げアーム45を左右方向の軸45a回りに回動自在に軸支し、持ち上げアーム45の作動片45bと前記風割り43の風割りアーム43bとの間を、連動ロッド46でピン連結している。
【0032】
前記構成によると、一番受樋31及び二番受樋32の清掃時に、風割り43の前側部を上方に回動して選別風を一番受樋31に送ると、関連的に連動ロッド46を介して持ち上げアーム45が上方に回動して、一番ゴム板44aの前側部を上方に持ち上げることができる。従って、一番受樋31に送られた選別風は一番ゴム板44aの下方を通り、二番ゴム板44bにより二番受樋32の底板に沿ってに案内され、二番受樋32のコーナ部等に残留している穀粒や塵埃類を同時に取り除くことができる。
【0033】
また、揺動選別棚29の棚板29fの傾斜角度を一番受樋31の底板の傾斜角度と略同じ傾斜角度として、一番受樋31の底板に延長状に配設し、選別作業中は棚板29fに取り付けた一番ゴム板44a、二番ゴム板44bを一番受樋31及び二番受樋32の底板に摺接させているので、揺動選別棚29が揺動しても選別風の乱れが生じず、選別不良を防止することができる。
【0034】
また、図11に示すように、揺動選別棚29の揺動方向を規制する揺動ガイド49,49の傾斜角度α、揺動選別棚29の棚板29fの傾斜角度β、一番受樋31の底板の傾斜角度γを、略同じに構成すると、選別風の乱れを防止し、選別精度を高めることができる。
【0035】
また、図10及び図 に示すように12に基づき他の実施形態について説明する。
揺動選別棚29の二番受樋32の上方には、一体的に揺動する棚板29fを後斜め上り傾斜状に設け、この棚板29fの前側端部下方に一番ゴム板44a、二番ゴム板44bを取り付け、一番ゴム板44aを一番受樋31の上面に沿わせて摺接載置し、二番ゴム板44bを二番受樋32の上面に沿わせて摺接載置し、前記一番ゴム板44aを持ち上げることのできる持ち上げアーム45を設けている。
【0036】
そして、刈取搬送部7と前記持ち上げアーム45とを押し引きワイヤ54を介して連動連結し、刈取作業時において刈取搬送部6の昇降回動時に押し引きワイヤ54を押し、一番ゴム板44aを持ち上げ一番受樋31の底板から浮かし、下降時には一番ゴム板44aを下げて一番受樋31の底板に摺接すように構成している。
【0037】
このように構成すると、コンバイン1の畔際での方向変換時において、揺動選別棚29の被選別物が減少しても、一番受樋31の底板に延長状に設けられている棚板29fの先端部の選別風を弱くすることができ、一番穀粒の飛散及び二番物の機外飛散を抑制し、選別精度を高めることができる。
【0038】
次に、図13に基づき揺動選別棚29の他の実施形態について説明する。
後上り傾斜に往復揺動する揺動選別棚29の上側部には、前側から後側に向けてグレンパン29a、チャフシーブ29b及びストローラック29cからなる粗選別部を構成し、揺動選別棚29の下側部には前側から後側に向けて下部グレンパン29d及び網体の下部グレンシーブ29eからなる精選別部を構成している。
【0039】
また、扱室10の後側部に排塵処理室18側に向けて開口している前記連通口10aから後方には、揺動選別棚29のチャフシーブ29bを配設している。そして、このチャフシーブ29bを、前側チャフシーブ29b1と、後側チャフシーブ29b2とに前後に分割構成し、前側チャフシーブ29b1を左右方向に沿わせた後上り傾斜状の多数の幅狭の前側チャフ板48a,…を固定状に配設して、前後に所定ピッチで幅狭の漏過部を構成している。また、後側チャフシーブ29b2を、左右方向に沿わせた前後方向幅広の多数の後上り傾斜状の後側チャフ板48b,…を傾斜調節可に設けて、前後に所定ピッチの幅広の漏過部を構成している。
【0040】
そして、揺動選別棚29の後斜め上り傾斜の往復揺動方向(側面視で前記左右揺動ガイド49、49の傾斜方向と水平な基準線とのなす角度α)と、前側チャフシーブ29baの前側チャフ板48aの後斜め上り傾斜角度Bとを略同じに構成している。
【0041】
従来装置では、揺動選別棚29のチャフシーブ29bを比較的幅広の漏過部を前後方向に多数前後に並列し、且つ、傾斜角度を一体的に緩急に調節する構成であった。従って、グレンパン29aから送られた被選別物がチャフシーブ29bの前側部に供給されると、チャフシーブ29bの前側部分で多くの穀粒や藁屑類が漏過し、下方の下部グレンシーブ29eでの選別が追いつかず、二番受樋32に選別される二番物が多くなったり、穀粒の三番ロスが多くなったり、一番穀粒に枝梗付着穀粒や青葉が混じるという不具合が発生することがあった。
【0042】
しかし、前記構成によると、グレンパン29aから前側チャフシーブ29b1に穀粒、枝梗、藁屑類の混じった被選別物が供給されると、漏過部の狭い前側チャフシーブ29a1により、「穀粒、細かい藁屑類」と「枝梗、大きな藁屑類」とに分離されて、細かな穀粒や藁屑類は下方の下部グレンパン29dが漏過選別される。また、大きな枝梗や藁屑類は前側チャフシーブ29a1の上側を通って後側チャフシーブ29b2に供給され、漏過部の大きな後側チャフシーブ29a2では枝梗が漏過し、大きな藁屑類は後方のストローラック29cに送られながら選別される。
【0043】
従って、前側チャフシーブ29b1及び後側チャフシーブ29b2により、穀粒、細かい藁屑類と枝梗、大きな藁屑類を分散しながらの漏過選別して下方の精選別部に供給することができ、穀粒のロスを低減し、選別性能を高めることができる。
【0044】
また、図14に示すように揺動選別棚29のチャフシーブ29bを構成してもよい。
揺動選別棚29のチャフシーブ29bを、前側チャフシーブ29b1と、後側チャフシーブ29b2とに分割構成し、前側チャフシーブ29b1を左右方向に沿わせた後斜め上り傾斜状の多数の幅狭の前側チャフ板48a,…を固定状に配設して、前後に所定ピッチで幅狭の漏過部を構成し、前側チャフ板48a,…の前側部分のものに、その下端部に後下がり傾斜の屈曲部48cを構成し、前側チャフ板48a,…の後側部分のものに、その下端部に前上り傾斜の屈曲部48dを構成している。また、後側チャフシーブ29b2を左右方向に沿わせた前後方向に幅広の後斜め上り傾斜状の多数の後側チャフ板48b,…を、傾斜調節可能に設け、前後に所定ピッチの幅広の漏過部を構成している。そして、揺動選別棚29の後斜め上り傾斜の揺動方向の傾斜角度αと、前側チャフシーブ29baの前側チャフ板48aの後斜め上り傾斜角度Bを略同じに構成している。
【0045】
前記構成によると、前側チャフシーブ29b1の前側部分における前側チャフ板48a,…の下端部に、後下がり傾斜の屈曲部48cを構成し、前側チャフ板48a,…の後側部分の下端部に前上り傾斜状の屈曲部48dに構成したので、前側チャフシーブ29bの前側部分では穀粒及び小さな藁屑類を前後に分散し後側に送りながら漏過選別し、また、前側チャフシーブ29bの後側部分では穀粒の漏過を抑制しながら穀粒と藁屑類の分離を促進しつつ、下部グレンパン29dに漏過供給し、選別精度を高めることができる。
【0046】
また、揺動選別棚29のチャフシーブ29bを図15に示すように構成してもよい。
揺動選別棚29のチャフシーブ29bを、前側チャフシーブ29b1と、後側チャフシーブ29b2とに分割構成し、前側チャフシーブ29b1を左右方向に沿わせた後斜め上り傾斜状の多数の幅狭の前側チャフ板48a,…を固定状に配設して、前後に所定ピッチで幅狭の漏過部を構成し、前側チャフ板48a,…の下端部を後下がり傾斜の屈曲部48cに構成している。そして、前側チャフシーブ29b1の前側部の漏過部を後側部のものより幅広に構成している。
【0047】
また、後側チャフシーブ29b2を左右方向に沿わせた前後方向幅広の後斜め上り傾斜の多数の後側チャフ板48b,…を、傾斜調節可能にし、前後に所定ピッチの幅広の漏過部を構成している。そして、揺動選別棚29の後斜め上り傾斜の揺動方向の傾斜角度αと、前側チャフシーブ29baの前側チャフ板48aの後斜め上り傾斜角度Bとを略同じに構成している。
【0048】
前記構成によると、前側部分の前側チャフ板48a,…の下端部に後下がり傾斜の屈曲部48cに構成し、前側チャフシーブ29b1の前側部の漏過部を後側部のものより幅広に構成したので、前側チャフシーブ29bの前側部分で穀粒及び小さな藁屑類の漏過を促進し、また、前側チャフシーブ29bの後側部分では、穀粒の漏過を抑制しながら穀粒と藁屑類の分離を促進しつつ下部グレンパン29dに漏過供給し、選別精度を高めることができる。
【0049】
また、揺動選別棚29のチャフシーブ29bを図16に示すように構成してもよい。
揺動選別棚29のチャフシーブ29bを、前側チャフシーブ29b1と、後側チャフシーブ29b2とに分割構成し、前側チャフシーブ29b1を左右方向に沿わせた後斜め上り傾斜状の多数の幅狭の前側チャフ板48a,…を固定状に配設して、前後に所定ピッチで幅狭の漏過部を構成し、前側チャフ板48a,…の下端部に後下がり傾斜の屈曲部48cに構成し、前側チャフ板48a,…の前側部の後斜め上り傾斜角度(B1)を後側部の後斜め上り傾斜角度(B2)よりも大きく構成している。
【0050】
また、後側チャフシーブ29b2を左右方向に沿わせた前後方向幅広の後斜め上り傾斜状の多数の後側チャフ板48b,…を、傾斜調節可能に設け、前後に所定ピッチの幅広の漏過部を構成している。そして、揺動選別棚29の後斜め上り傾斜角度αの揺動方向と、前側チャフシーブ29baの前側チャフ板48aの後側部の後斜め上り傾斜角度(B2)とを略同じに構成している。
【0051】
前記構成によると、前側チャフシーブ29b1の前側部の急傾斜の前側チャフ板48a,…により、漏過を促進しながら被選別物を下部グレンパン29d及び下部グレンシーブ29eに供給し、また、前側チャフシーブ29b1の後側部の緩傾斜の前側チャフ板48a,…では、被選別物中の穀稈切れの漏過を抑制しながら穀粒を漏過選別し、被選別物の停滞を防止しながら選別精度を高めることができる。
【0052】
次に、図17及び図18に基づき排塵処理室10の脱穀構成の他の実施形態について説明する。
排塵処理室18には前後方向の排塵処理胴軸により処理歯19b,…付きの排塵処理胴19を軸架し、排塵処理胴19の左右外側及び下部を無孔の底板18aにより覆い、左右内側の前記扱室10に面した部分を受網18bにより覆っている。排塵処理胴19には板状の処理歯19b,…を多数配設し、排塵処理胴19の下方の底板18aには、コ字形状の切り刃52,…を取り付け、回転する処理歯19b,…の左右両側に位置するようにコ字形状の切り刃52,…を配設している。
【0053】
そして、この切り刃52,…は、例えば、図 に示すように、コ字形状の板隊で構成し、処理歯19bの回転方向に対向する縁部には、基部から先端部にかけて左右一対の凹凸刃縁52a,52aを形成している。また、切り刃52の左右板体の外側面52b,52bに沿う方向の正面視で、切り刃52の左右外側面52b,52bに沿って左右一対の凹凸刃縁52a,52aの多数の最も高い凸部52a1と最も低い凹部52a2を交互に繰り返しながら直線状になるように形成ている。
【0054】
また、切り刃52の板体に直交する方向(左右外側面52b,52bに直交する方向)の側面視で、多数の凸部52a1と凹部52a2とを交互に繰り返しながら直線状になるように形成し、コ字形状の切り刃52の内側面に凹凸刃縁52a,52aを構成し、切り刃52の基部の取付部52cには取付用のボルト52dを設けている。
【0055】
なお、切り刃52の板体に直交する方向の側面視で、多数の凸部52a1と凹部52a2とを交互に繰り返しながら内側にへこむ円弧状、あるいは、外側に膨らむ円弧状になるように形成してもよい。
【0056】
そして、排塵処理胴19の軸心方向視において、切り刃52の先端部を処理歯19b,…の回転軌跡内に入り込ませて配設して、切り刃52の左右一対の凹凸刃縁52a,52aの間を処理歯19b,…が通過するように構成し、回転軌跡を描く処理歯19b,…と切り刃52の直線状の凹凸刃縁52a,52aとによって、排塵処理室18の下部で処理物を押さえながら切断するように構成している。
【0057】
また、排塵処理室18における排塵処理胴19の処理歯19b,…の回転下手側である上方部位に、送塵ガイド53,…を設けている。この送塵ガイド53,…には斜め後側方向で且つ内側の扱室10側に向かう案内面を形成し、脱穀処理物を回転下手側の受網18bに送りながら脱穀処理するように構成している。
【0058】
前記構成によると、処理歯19b,…により下方に押圧する脱穀処理物をコ字形状の切り刃52,…で受け止めるので、切断処理性能を高めることができ、藁屑類と穀粒との分離を促進し、穀粒のロスを低減することができる。また、穀粒字形状の切り刃52を排塵処理室18の横側方から上側に設けた構成であると、処理歯19b,…とコ字形状の切り刃52との切断作用時に、脱穀処理物が切り刃52,…から逃げやすく、切断効率が不十分であった。しかし、前記構成によると、このような不具合を解消することができる。
【0059】
また、切り刃52,…で切断処理された脱穀物は下手側の送塵ガイド53,…に案内されて下手側の受網18bに送られて、受網18b下部から漏過して揺動選別棚29に供給され、排塵処理室18での脱穀負荷を軽減し、脱穀処理物の詰まりを防止することができる。
【0060】
また、図19に示すように、板状の処理歯19bの回転上手側の刃部が切り刃52の凹凸刃縁52a,52aの基端側から先端側に順次交差し、側面視で、凹凸刃縁52a,52aの先端側に開き角度θを形成しながら交差するように構成している。従って、処理歯19bの回転により脱穀処理物が切り刃52に押しつけつけられ、先端側に移動しながら切断作用を受け、切断されたものは処理歯19bから離れ、未切断のものは処理歯19bと共に切り刃52の凹凸刃縁52aに沿って先端側に移動しながら切断作用を受け、穀粒と藁屑類との分離が促進し、脱穀性能を高めることができる。
【0061】
次に、図21乃至図23に基づき走行車台2に固定されているクラッチフレーム61を利用したエンジン62の防振構成について説明する。
クラッチフレーム61は、図20、図21に示すように、走行車台2に前後方向に沿うように配置されていて、複数の脱穀クラッチレバー63a、刈取クラッチレバー63b、主変速レバー63c、副変速レバー63dが取り付けられている。このクラッチフレーム61の前後両端は、下部を走行車台2に取り付けたフレーム支持ステー64、及び、下部をミッションケース65に固着したミッション支持ステー66により支持されている。
【0062】
また、クラッチフレーム61の左右外側に配置されている操縦席57の下方には、エンジン62が横向きに搭載されていて、エンジン62の左右外側の外気の吸引しやすい位置に、ラジエータ68を、更にその外側に冷却ファン69を軸装配置している。このように、エンジン62は、ラジエータ68や冷却ファン69の側方に接近して配置されていて、エンジン62の駆動中に作業負荷が増大しエンジン負荷が大きくなると振動し、左右に大きく動くことがある。すると、エンジン62が隣接しているラジエータ68に干渉し、ラジエータ68が冷却ファン69に衝突して破損したり、ラジエータ68から冷却水が漏れる等の不具合が発生することがある。
【0063】
そこで、エンジン62とクラッチフレーム61との間を、連結具71、左右方向の連結ロッド72、上下方向の取付ステー73を介して、エンジン62のマニホールド74に連結し、左右方向の振動を防止するように構成している。そして、この実施形態の具体的な構成において、前記連結ロッド72は、その端部に取付ステー73とロックナット75との間に隙間(遊び間隔)Hを設けている。
【0064】
従って、この実施形態では、エンジン62は駆動中に発生する微細な振動は間隙Hにより許容されて比較的自由に振動し、エンジン62に大きな負荷が発生しエンジン62の振動が許容限度以上に大きくなったときにのみ、エンジン62側のマニホールド74、取付ステー73、ロックナット75、連結ロッド72、連結具71を介してクラッチフレーム61に受け止められ、振動が阻止される。
【0065】
また、この実施形態では、連結ロッド72のクラッチフレーム61への取り付け側を上位に、エンジン62の取り付け側を下位に位置するように、傾斜状態で連結している。
エンジン62は防振ゴム(図示省略)を介して取り付けられていて、防振ゴムには、下方への圧縮側には動かないが、上方への伸長方向に動く特性がある。エンジン62に負荷がかかると、エンジン62が回転する方向に動くが、連結ロッド72を傾斜させて取り付けているため、連結ロッド72の連結具71側が押し上げられて左右水平状となり、回転軌跡の円周に接する接線と平行となり、連結ロッド72の上下方向のロスをなくし、エンジン62の振動を確実に止めることができる。
【0066】
また、エンジン62のマニホールド74とクラッチフレーム61との間に、連結具71、左右方向の連結ロッド72、上下方向の取付ステー73を介して連結するにあたり、図22に示すように、連結ロッド72と取付ステー73を略直角をなすように連結している。
【0067】
従って、エンジン42に負荷がかかり振動したときに、連結ロッド72に取り付けているロックナット75と取付ステー73とがうまく接触し、一部のみの当接による偏摩耗を回避し、前記間隙(H)を所定間隙に保持し耐久性を高めることができる。
【0068】
また、図24に示すように、クラッチフレーム61側の連結具71と連結ロッド72との枢支連結部に、スプリング76を介装すると、エンジン62のアイドリング時のびびり音の発生を防止することができる。
【0069】
また、図25に示すように構成してもよい。複数の操作レバーを取り付けるクラッチフレーム61を、前後クラッチフレーム61a,61bに分割構成し、前クラッチフレーム61aを低位に、後クラッチフレーム61bを高位に配置して、両部材を連結枠体61cにより連結している。そして、低位の前クラッチフレーム61aに脱穀クラッチレバー63a、刈取クラッチレバー63b、主変速レバー63c、副変速レバー63d及びスロットルレバー63e等の走行操作系のレバーを取り付け、高位の後クラッチフレーム61bには例えばグレンタンク6の穀粒を排出する穀粒排出レバー(図示省略)や、排藁処理装置8の切替レバー63f等を設けている。
【0070】
前記構成によると、低位の前クラッチフレーム61aには、脱穀クラッチレバー63a、刈取クラッチレバー63b、主変速レバー63c、副変速レバー63d及びスロットルレバー63e等の走行操作系のレバーを取り付けているが、レバーの操作位置を低くし、操縦席4に座った状態で楽に操作をすることができる。また、高位の後クラッチフレーム61bには、使用頻度の比較的少ない穀粒排出レバーや、排藁処理装置8の切替レバー63f、後部パネルを設けているが、エンジン62のマニホールド74やマフラーとの間に広い空間を形成することができ、パネルが熱くなるという不具合を回避することができる。
【0071】
また、図26に示すように、前記連結枠体61cをエンジン61のマニホールド74より前方に位置させ、前後クラッチフレーム61a,61bの下方には、メインハーネス78を後側から前側に向けて延出している。
【0072】
前記構成によると、高位の後クラッチフレーム61bの下方では、エンジン61のマニホールド74から離れた高い位置にメインハーネス78を配置でき、低位の前クラッチフレーム61aの下方では、低い位置に配置したメインハーネス78がマニホールド74から離れることとなり、熱による影響を少なくし、火災の発生を防止することができる。
【0073】
また、図27に示すように、エンジン62とラジエータ68をプレート77により連結し、プレート77をステー77aを介してクラッチフレーム61に連結している。そして、クラッチフレーム61とエンジン62側を連結する連結具71及び連結ロッド72をプレート77の近傍に配設している。しかして、エンジン62の冷却ファン69とラジエータ68の位置関係が相対的に一定となり、冷却ファン69とラジエータ68との干渉を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0074】
【図1】コンバインの全体平面図
【図2】脱穀部の切断側面図
【図3】脱穀部の前側部の切断正面図
【図4】脱穀部の後側部の切断正面図
【図5】脱穀部の底部の切断平面図
【図6】脱穀部の底部の切断側面図
【図7】脱穀部の底部の切断側面図
【図8】脱穀部の底部の切断側面図
【図9】脱穀部の底部の切断側面図
【図10】脱穀部の底部の切断側面図
【図11】脱穀部の底部の切断側面図
【図12】脱穀部の下部の切断側面図
【図13】脱穀部の下部の切断側面図
【図14】脱穀部の下部の切断側面図
【図15】脱穀部の下部の切断側面図
【図16】脱穀部の下部の切断側面図
【図17】排塵処理室の切断背面図
【図18】切り刃の斜視図
【図19】排塵処理室の切断背面図
【図20】一部省略した機体前側部の側面図
【図21】一部省略した機体前側部の正面図
【図22】クラッチフレーム部の正面図
【図23】エンジン部の平面図
【図24】エンジン部の正面図、平面図
【図25】クラッチフレーム部の側面図、平面図
【図26】クラッチフレーム部の側面図
【図27】機体前側部の側面図
【符号の説明】
【0075】
2 走行車台
5 脱穀部
6 グレンタンク
29 揺動選別棚
31 一番受樋
31b 底板
32 二番受樋
32b 底板
37 開閉レバー
【出願人】 【識別番号】000000125
【氏名又は名称】井関農機株式会社
【出願日】 平成18年8月29日(2006.8.29)
【代理人】
【公開番号】 特開2008−54520(P2008−54520A)
【公開日】 平成20年3月13日(2008.3.13)
【出願番号】 特願2006−232098(P2006−232098)