| 【発明の名称】 |
細断型ロールベーラにおける被成形材料の供給制御方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】上村 雄二
【氏名】植田 勉
【氏名】杉原 敦
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| 【要約】 |
【課題】成形室内における被成形材料の成形が満量に近づいて予鈴スイッチが感知作動を行ったときから満量になって本鈴スイッチが感知作動を行うまでの間において、成形室に対する被成形材料の供給量を少なくするよう制限する制御が、単純な構成で低コストで得られるようにする。
【構成】細断型ロールベーラの被成形材料の供給装置において、搬送コンベアaを駆動する油圧回路mに電磁バルブSVを組み込み、その電磁バルブSVを間隔をおいた通電によりインチングさせて油圧モータMを間欠作動せしめて、搬送コンベアaを間欠送りさせることにより、搬送コンベアaの搬送量を制限して供給量を制御する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 走行輪10により走行する機体1の前半側に、細断処理ずみの被成形材料を受け入れるホッパ2を荷箱状に形成して装架し、そのホッパ2の床板20上に、機体1に装架せる油圧装置5の油圧モータMにより駆動される搬送コンベアaを装架し、ホッパ2内に受け入れた被成形材料を、この搬送コンベアaにより後方に搬送して、その搬送コンベアaの終端部の下方の搬送ベルトcに受け継がせ、その搬送ベルトcにより機体1の後端部に装架せる成形室3の受入口30に供給し、成形室3には、被成形材料が満量に近づいたときにそれを感知して作動する予鈴スイッチS1と、満量となったときに、それを感知して作動する本鈴スイッチS2とを設けている細断型ロールベーラの被成形材料の供給装置において、搬送コンベアaを駆動する油圧回路mに電磁バルブSVを組み込み、その電磁バルブSVを間隔をおいた通電によりインチングさせて油圧モータMを間欠作動せしめて、搬送コンベアaを間欠送りさせることにより、搬送コンベアaの搬送量を制限して供給量を制御することを特徴とする細断型ロールベーラにおける被成形材料の供給制御方法。 【請求項2】 走行輪10により走行する機体1の前半側に、細断処理ずみの被成形材料を受け入れるホッパ2を荷箱状に形成して装架し、そのホッパ2の床板20上に、機体1に装架せる油圧装置5の油圧モータMにより駆動される搬送コンベアaを装架し、ホッパ2内に受け入れた被成形材料を、この搬送コンベアaにより後方に搬送して、その搬送コンベアaの終端部の下方の搬送ベルトcに受け継がせ、その搬送ベルトcにより機体1の後端部に装架せる成形室3の受入口30に供給し、成形室3には、被成形材料が満量に近づいたときにそれを感知して作動する予鈴スイッチS1と、満量となったときに、それを感知して作動する本鈴スイッチS2とを設けている細断型ロールベーラの被成形材料の供給装置において、搬送コンベアaの駆動軸dを駆動する油圧モータMの油圧回路mに、油量を制御するバルブVを組み込み、そのバルブVには油圧モータMを逆転させる弁流路を設け、荷箱型のホッパ2の前あおり2aを床板20に対し装脱自在に組付けておいて、ホッパ2内に半端な量の被成形材料が残ったときに、ホッパ2の前あおり2aを外して、床板20の前面にバケットローダのバケット7等の容器を臨ませ、油圧モータMの逆転により搬送コンベアaを逆回動させて、ホッパ2内に残留している被成形材料をバケット7等の容器内に収集することを特徴とする細断型ロールベーラにおける被成形材料の供給制御方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、飼料作物等の被成形材料を、機体に装架した供給装置により機体の後部に装架してある成形室に送り込んで、ロールベールに成形し、ネット(またはトワイン)により梱包して放出するロールベーラのうちで、機体には、被成形材料を受け入れるホッパを装架しておき、これに、ハーベスタ等により収穫されて細断処理された被成形材料を受け入れて、それを供給装置により成形室に継続的に送り込んでロールベールに成形する細断型ロールベーラにおいて、成形室に送り込む被成形材料の供給制御方法についての改良に関する。 【背景技術】 【0002】 従前の細断型のロールベールにおいて被成形材料を成形室に送り込む供給手段は、図1にあるように、走行輪10により走行する機体1の前半側の上面に装架せる荷箱状のホッパ2内に受け入れた細断処理されている被成形材料を、そのホッパ2の床板20上に床コンベア状に装架しておく搬送コンベアaにより後方に送り、それをホッパ2内の後部に軸支しておくアジテータbにより掻き出して、搬送ベルトcに受け継がせ、その搬送ベルトcにより被成形材料を機体1の後部に装架せる成形室3の受入口30に送り込むように構成している。 【0003】 このホッパ2内の被成形材料を成形室3に供給する手段は、成形室3内に送り込まれた被成形材料が満量に近づくと、被成形材料が成形室3内に入り難くなることで、成形室3の開口(受入口30)に詰まったりする。 【0004】 そのため、この細断型ロールベーラでは、成形室3内の被成形材料が満量に近づいてきたときに、それを成形室3内の被成形材料の成形圧から感知作動する予鈴スイッチS1を設けておいて、その予鈴スイッチS1が感知作動を行ってから、成形室3内の被成形材料が満了となって本鈴スイッチS2が感知作動を行うまでの間、被成形材料の成形室3に対する供給量を、搬送コンベアaの搬送量を制御することによって制限して、成形室3内における被成形材料の成形の完了がスムーズに行われるようにしている。 【0005】 この供給量の制限は、従前にあっては、搬送コンベアaの駆動を、それの駆動軸dと、機体1に設けた入力軸4から取り入れる回転動力により作動する油圧装置5の油圧ポンプPから吐出される圧油によって駆動される油圧モータMの出力軸50とを伝導することで油圧モータMを用いて行っていることから、図2にあるように、この油圧モータMの圧油回路mに、油量を制御する比例弁51を組込み、油圧モータMに流れる油量を変化させて、その油圧モータMの回転速度を制限することで、搬送コンベアaの送り速度を変更制御して、供給量の制限を行うようにしている。 【0006】 この搬送コンベアaを駆動する油圧モータMの油圧回路mに比例弁51等を組込み、それにより、油圧回路の流路を絞り、油圧モータMに流れる油量を変更制御することで、搬送コンベアaの送り速度を制御する手段は、絞られた流路の抵抗により油温が上昇するようになることから、これに対する熱対策が必要で、油圧回路mに、油温を降下させるための、オイルクーラー52及び大容量のオイルタンク53が必要となり、そのため、高コストを招く問題とオイルクーラー52と大容量のオイルタンク53を設置するための空間を機体1上に用意しなければならない問題がある。 【0007】 また、成形室3に対する被成形材料の供給量の制御が適確に行われるようにするために、被成形材料を受け入れるホッパ2を、荷箱状に形成して、それの床板20上に、床コンベア状の搬送コンベアaを装架し、そのコンベアaの搬送方向の終端側を、アジテータbの下方を越した後方に延長すると、ホッパ2内に半端の量の被成形材料が残ったときに、それの処理が厄介になる問題がでてくる。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0008】 本発明において解決しようとする課題は、成形室内における被成形材料の成形が満量に近づいて予鈴スイッチが感知作動を行ったときから満量になって本鈴スイッチが感知作動を行うまでの間において、成形室に対する被成形材料の供給量を少なくするよう制限する制御が、単純な構成で低コストで得られるようにすることにある。 【0009】 また、これに併せて、ホッパを荷箱状に形成して床板上に床コンベア状に搬送コンベアを設けたときに生じてくる、半端な量としてホッパ内に残った被成形材料の処理が、搬送コンベアを駆動する油圧モータの油圧回路を有効に利用することで、適確に行えるようにすることにある。 【課題を解決するための手段】 【0010】 本発明においては、この課題を解決するための手段として、走行輪10により走行する機体1の前半側に、細断処理ずみの被成形材料を受け入れるホッパ2を荷箱状に形成して装架し、そのホッパ2の床板20上に、機体1に装架せる油圧装置5の油圧モータMにより駆動される搬送コンベアaを装架し、ホッパ2内に受け入れた被成形材料を、この搬送コンベアaにより後方に搬送して、その搬送コンベアaの終端部の下方の搬送ベルトcに受け継がせ、その搬送ベルトcにより機体1の後端部に装架せる成形室3の受入口30に供給し、成形室3には、被成形材料が満量に近づいたときにそれを感知して作動する予鈴スイッチS1と、満量となったときに、それを感知して作動する本鈴スイッチS2とを設けている細断型ロールベーラの被成形材料の供給装置において、搬送コンベアaを駆動する油圧回路mに電磁バルブSVを組み込み、その電磁バルブSVを間隔をおいた通電によりインチングさせて油圧モータMを間欠作動せしめて、搬送コンベアaを間欠送りさせることにより、搬送コンベアaの搬送量を制限して供給量を制御することを特徴とする細断型ロールベーラにおける被成形材料の供給制御方法を提起するものである。 また、これに併せて、走行輪10により走行する機体1の前半側に、細断処理ずみの被成形材料を受け入れるホッパ2を荷箱状に形成して装架し、そのホッパ2の床板20上に、機体1に装架せる油圧装置5の油圧モータMにより駆動される搬送コンベアaを装架し、ホッパ2内に受け入れた被成形材料を、この搬送コンベアaにより後方に搬送して、その搬送コンベアaの終端部の下方の搬送ベルトcに受け継がせ、その搬送ベルトcにより機体1の後端部に装架せる成形室3の受入口30に供給し、成形室3には、被成形材料が満量に近づいたときにそれを感知して作動する予鈴スイッチS1と、満量となったときに、それを感知して作動する本鈴スイッチS2とを設けている細断型ロールベーラの被成形材料の供給装置において、搬送コンベアaの駆動軸dを駆動する油圧モータMの油圧回路mに、油量を制御するバルブVを組み込み、そのバルブVには油圧モータMを逆転させる弁流路を設け、荷箱型のホッパ2の前あおり2aを床板20に対し装脱自在に組付けておいて、ホッパ2内に半端な量の被成形材料が残ったときに、ホッパ2の前あおり2aを外して、床板20の前面にバケットローダのバケット7等の容器を臨ませ、油圧モータMの逆転により搬送コンベアaを逆回動させて、ホッパ2内に残留している被成形材料をバケット7等の容器内に収集することを特徴とする細断型ロールベーラにおける被成形材料の供給制御方法を提起するものである。 【発明の効果】 【0011】 本発明による細断型ロールベーラにおける被成形材料の供給量の制御方法は、成形室3における被成形材料の成形が満量に近づいて予鈴スイッチS1が感知作動を行ったときから成形が満量となって本鈴スイッチS2が感知作動を行うまでの間の、成形室3に対する被成形材料の供給量を制限するのに、搬送コンベアaを駆動する油圧モータMの油圧回路mに組込んだ電磁バルブSVを、通電のインターバル制御によりインチングさせて油圧モータMを間欠作動させることで、搬送コンベアaを間欠送りとすることにより、搬送量を制御して供給量を制限するのであるから、流れ抵抗を増大させないので、油温の上昇がなく、従って、オイルクーラー52や大容量のオイルタンク53を必要としないので、簡単な構造により低コストで供給量の制限・制御が行える。 【0012】 また、本発明による細断型ロールベーラにおける被成形材料の供給制御方法は、ホッパ2内に、成形室3でのロールベールの成形には足らない半端な量の被成形材料が残ったときに、荷箱状のホッパ2の前あおり2aを床板20の前端縁から取り外して、それに代えてバケットローダのバケット7等の容器を当てがい、搬送コンベアaを逆向きに回動させることで、ホッパ2内に残留している被成形材料を、搬送コンベアaによりバケット7等の容器に向け搬送して回収し得るようになるので、残留した被成形材料を効率的に処理できるようになる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0013】 次に本発明手段の実施の態様を、実施例につき図面に従い詳述する。 【実施例1】 【0014】 図3乃至図9は本発明手段を実施せる細断型ロールベーラとそれの油圧回路を示し、図3はその細断型ロールベーラの、ホッパ内に受け入れた被成形材料を成形室に供給している状態における縦断側面図、図4は同上細断型ロールベーラの被成形材料の成形室に対する供給量を制御した状態における縦断側面図、図5は、同上細断型ロールベーラの、ホッパ内に、成形室でロールベールを成形するのには足らない半端な量の被成形材料が残ったときにおいて、ホッパの前あおりを外し、それに代えてバケットローダのバケットを臨ませた状態における縦断側面図、図6は同上細断型ロールベーラの同上状態における平面図、図7は同上細断型ロールベーラの、搬送コンベアを駆動する油圧モータの油圧回路の展開図、図8は同上油圧回路の、油圧モータを正転させて、搬送コンベアを正常な方向に回動させている状態の展開図、図9は同上油圧回路の、油圧モータを逆転させて、搬送コンベアを逆方向に回動させている状態の展開図である。 【0015】 これら図において、1は機体、2は機体1の前半側に装架した箱型のホッパ、20はそのホッパ2の床板、aはその床板20上に装設せる搬送コンベア、bはホッパ2内の後端側に軸架せるアジテータ、cは搬送ベルト、3は機体1の後端側に装架した成形室、4は入力軸、5はその入力軸4により駆動されるよう機体1に装架した油圧装置、50はその油圧装置5の油圧モータMの出力軸、6は前記ホッパ2と成形室3との間に形成した空室、60はその空室6に装備せるネット繰出装置、dは前記搬送コンベアaの搬送方向の終端部を構成するスプロケットの駆動軸、S1は、成形室3内における成形圧が設定した所定の圧力に達する直前にそれを感知して作動する予鈴スイッチ、S2は成形圧が設定圧に達したときに、それを感知して作動する本鈴スイッチを示している。 【0016】 機体1は、この例においては、それの後端側に走行輪10を軸支し、前端側にはトラクタ等の牽引車の車体後部に装設せる連結ヒッチに連結する連結杆11を設けて、その連結杆11の連結により牽引車に連結牽引させることで走行する被牽引型に構成してある。 【0017】 また、機体1に装架せる各作動部の作動は、機体1の前端側に設けた入力軸4を、牽引車の車体後面に装設してあるPTO軸と、ユニバーサルジョイント軸を介し伝導連繋することで、牽引車側の動力により、入力軸4を介して入力される回転動力で作動させるようにしてある。 【0018】 機体1の前半側に装架せる荷箱型のホッパ2は、それの床板20が台枠状に枠組みしてあって、この枠組みした床板20を機体1の上面側に設けた取付架台12に支架せしめることで、機体1に対し装架してあり、それの前あおり2aは、図4にあるように、床板20に対し装脱自在に組付けてある。 【0019】 また、台枠状に枠組みした床板20には、搬送コンベアaが、それの搬送行程側が、床板20の上面に沿い後方に向け回動し、床板20の後端側に軸支せるスプロケット21を経て床板20の下面側を前方に戻り回動するよう装架してある。 【0020】 搬送コンベアaは、この例においては、搬送方向の終端部となる前記スプロケット21の駆動軸dの位置が、ホッパ2内の後部のアジテータbの下方を後方に越した前記空室6の前後の中間部の下方位置を占めるように後方に延長させてあり、これにより、アジテータbで掻き出した被成形材料を、搬送コンベアaの後方延長部で後方に移送した後に、終端部のスプロケット21の周囲を下降回動する部位において、搬送ベルトc上に受け渡すようにしてある。 【0021】 成形室3は、それの室内に、内周側を反時計回りに回動した後、外周側を時計回りに回動して内周側に戻るようエンドレスに回動するタイトチェン31を、左右に一対に対向させて張設し、それらチェン31間にタイトバーを渡架してなる成形装置3aを設けて、その循環回動するチェン31の内周側と外周側との折り返し部が対向して形成している開口部を受入口30として被成形材料を受け入れ、ロールベールに成形する通常のものであり、成形室3内において成形される被成形材料の成形圧が設定圧に達したときに、それを感知して作動する本鈴スイッチS2と、成形圧が設定圧の間際に達したときに、それを感知して作動する予鈴スイッチS1とが、成形装置3aのタイトチェン31を、ガススプリング32のバネ圧で押し出して緊張しているテンションスプロケット33の近傍に配位して装設してある。 【0022】 実施例についてさらに具体的に説明すれば、図10にあるように、成形室3の左右の機壁3bの内側に配位して軸支したテンションスプロケット33の軸34を、機壁3bに開設した長穴状のガイド穴35を介して機壁3bの外面側に突出させ、そのガイド穴35の両側に一対に対向させて配設せるガイド壁350に嵌合してガイド穴35に沿う方向にスライドするスライダ39に、この軸34の軸端部を軸支し、その軸端部にカラー36を嵌装して、そのカラー36に成形室3の機壁3bの外面側に配設せるガススプリング32の伸縮作動する先端側を連繋して、これにより、テンションスプロケット33の軸34が、ガススプリング32のバネ圧による伸長作動により、スライダ39に規制された方向に沿い押し上げられ、また、成形室3内における被成形材料の成形圧の増大によりテンションスプロケット33にかけまわされているタイトチェン31が緊張してくると、その成形圧によりテンションスプロケット33が押し上げられるよう動くことで、軸34がガススプリング32のバネ圧に抗して下方に動くようにしてある。 【0023】 そして、機壁3bの外面で、このガススプリング32の隣側位置には、前記ガイド壁350と平行する取付台37を設けて、これに予鈴スイッチS1と本鈴スイッチS2とを、それぞれ、リミットスイッチ状に構成して、前記ガイド壁350のガイド方向に所定の間隔をおいて並列させて組み付けておき、また、スライダ39に軸支したテンションスプロケット33の軸34に嵌装したカラー36には、図11にあるように側面視においてV字形に成形した作動板38を、前述の取付台37の側に突出するように取り付けておき、テンションスプロケット33が、成形圧の増大で下降側に押し込まれてきたときに、この作動板38が、予鈴スイッチS1の作動アームに接して図12にあるように回動させて予鈴スイッチS1を感知作動させ、さらに作動板38が下降作動することで、図13にあるように予鈴スイッチS1から離れてこれをオフとし、さらに下降作動を続けることで、図14にあるように、本鈴スイッチS2の作動アームに接してこれを回動させることで、本鈴スイッチS2を感知作動させるようにしてある。 【0024】 前記搬送コンベアaは、それの搬送方向の終端部を構成している後端側のスプロケット21の軸を駆動軸dとして、それを、機体1に装架した油圧装置5の油圧モータMにより駆動するようにしてある。 【0025】 その油圧装置5は、入力軸4から入力される回転動力により作動するように機体1に装架してあり、それの油圧モータMの油圧回路mには、図7にあるように、油圧ポンプPの作動でオイルタンク54から油圧モータMに送給する圧油の油量を制御する手段として、電磁バルブSVを組み込んでいる。 【0026】 その電磁バルブSVは、通電のオンにより油圧モータMに対する油圧回路mを連通状態とし、通電のオフにより油圧モータMに対する油圧回路mを遮断するポジションに切替わることについては、通常の電磁バルブと同様であるが、それに対する通電は、別に設ける制御回路により所定のインターバルをおいてオン・オフを繰り返すように制御してインチングするようにしてあって、これにより、油圧モータMの作動を間欠的にして、この油圧モータMにより駆動される搬送コンベアaの作動を間欠送りとして、その送り量を制限するようにしている。 【0027】 そして、油圧回路mには、油量を絞る比例弁等が無いことで油温の上昇がないことから、オイルクーラー52は無く、また、オイルタンク54も小容量のものに形成してある。 【0028】 また、電磁バルブSVには、図7にあるように、油圧モータMに対する圧油の流れを逆に切り替える流路弁55が設けてあって、電磁バルブSVを、この流路弁55のポジションに作動させることで、油圧モータMの回転方向を逆転させるようにしてあり、これによって、細断型ロールベーラによるロールベールの成形作業が終了したときに、図5に示しているように、ホッパ2内に一つのロールベールを成形するのには量が不足している半端な量の被成形材料が残留している状態となった場合に、図5、図6に示しているように装脱自在に床板20に組み付けてあるホッパ2の前あおり2aを取り外して、床板20の前端側に、バケットローダ(図において車体側の大半を省略している)の車体前面に装設してあるバケット7を下方から当てがうなどにより、適宜の受器を配位しておき、この状態において、搬送コンベアaの搬送方向を、電磁バルブSVの切替作動で油圧モータMの回転方向を逆転させることで、逆方向に切替え、搬送コンベアa上に堆積してホッパ2内に残留している被成形材料を、その状態のまま、搬送コンベアaによりバケット7等の受器の中に回収して処理できるようにしている。 【図面の簡単な説明】 【0029】 【図1】従前の細断型ロールベーラの一部破断した縦断側面図である。 【図2】同上ロールベーラの搬送コンベアを駆動する油圧モータの油圧回路の展開図である。 【図3】本発明手段を実施せる細断型ロールベーラの一部破断した縦断側面図である。 【図4】同上細断型ロールベーラの、成形室に対する被成形材料の供給量が制限されている状態時における一部破断した縦断側面図である。 【図5】同上細断型ロールベーラの、ロール成形作業の終了時にホッパ内に残留した被成形材料を排出処理する状態時における説明図である。 【図6】同上細断型ロールベーラの、同上状態時における平面図である。 【図7】同上細断型ロールベーラの搬送コンベアを駆動する油圧モータの油圧回路の展開図である。 【図8】同上油圧回路の、油圧モータを正転させている状態時の展開図である。 【図9】同上油圧回路の、油圧モータを逆転させている状態時の展開図である。 【図10】テンションスプロケットとそれの軸に連繋したガススプリングと、予鈴スイッチ及び本鈴スイッチとの連繋部分の平面図である。 【図11】同上部分の側面図である。 【図12】同上部分の、作動板が予鈴スイッチ作動アームに接してそれをオンに作動させた状態時の説明図である。 【図13】同上部分の作動板が予鈴スイッチを越して本鈴スイッチに接触する前の状態時の説明図である。 【図14】同上部分の、作動板が本鈴スイッチの作動アームに接してそれをオンに作動させた状態時の説明図である。 【符号の説明】 【0030】 M…油圧モータ、P…油圧ポンプ、S1…予鈴スイッチ、S2…本鈴スイッチ、SV…電磁バルブ、V…バルブ、a…搬送コンベア、b…アジテータ、c…搬送ベルト、d…駆動軸、e…排出口、m…油圧回路、1…機体、10…走行輪、11…連結杆、12…取付架台、2…ホッパ、2a…前あおり、20…床板、21…スプロケット、3…成形室、3a…成形装置、3b…機壁、30…受入口、31…タイトチェン、32…ガススプリング、33…テンションスプロケット、34…テンションスプロケットの軸、35…ガイド穴、350…ガイド壁、36…カラー、37…取付台、38…作動板、39…スライダ、4…入力軸、5…油圧装置、50…出力軸、51…比例弁、52…オイルクーラー、53…大容量のオイルタンク、54…小容量のオイルタンク、55…流路弁、6…空室、60…ネット繰出装置、7…バケット。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000132909 【氏名又は名称】株式会社タカキタ
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| 【出願日】 |
平成18年7月7日(2006.7.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100065053 【弁理士】 【氏名又は名称】新関 和郎
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| 【公開番号】 |
特開2008−11804(P2008−11804A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月24日(2008.1.24) |
| 【出願番号】 |
特願2006−187659(P2006−187659) |
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