| 【発明の名称】 |
コンバインのサイドデバイダ |
| 【発明者】 |
【氏名】中原 剛
【氏名】池田 直哉
【氏名】嶋田 耕治郎
【氏名】林 順二
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| 【要約】 |
【課題】運転キャビンからの操作でガイド杆の張出・収納を行うことができ、さらに刈取穀稈の長さに対応してガイド杆の高さを調節することを可能としたコンバインのサイドデバイダを提供する。
【構成】刈取部7の前側部から後側方にガイド杆31を延設し、該ガイド杆31の前後中途部を横杆33・34により支持し、該横杆33の前後回動操作により張出・収納可能としたコンバインのサイドデバイダ30において、横杆34の回動基部と運転キャビンに配置した操作レバー21を連繋部材を介して連結するとともに、前記横杆33の先端部を上方または下方に曲げて、前記回動基部に上下反転して付替可能な取付部を設けた。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 刈取部の前側部から後側方にガイド杆を延設し、該ガイド杆の前後中途部を横杆により支持し、該横杆の前後回動操作により張出・収納可能としたコンバインのサイドデバイダにおいて、横杆の回動基部と運転キャビンに配置した操作レバーを連繋部材を介して連結するとともに、前記横杆の先端部を上方または下方に曲げて、前記回動基部に上下反転して付替可能な取付部を設けたことを特徴とするコンバインのサイドデバイダ。 【請求項2】 前記横杆の回動基部に設ける取付部を、機体側に立設した枢支軸と、該枢支軸に外嵌するボスと、該ボスの上下に固定する連結板より構成し、前記操作レバーと連結する連繋部材の他端を取り付けた取付板と、前記連結板をボルトにより結合可能に構成するとともに、前記上側の連結板と下側の連結板に設ける固定孔を反転時の位置と位相をずらして設けた、請求項1に記載のコンバインのサイドデバイダ。 【請求項3】 前記横杆を左右に二分割して枢結し、平面視「く」字状に折れ曲がり収納可能に構成した、請求項1または2に記載のコンバインのサイドデバイダ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、コンバインの未刈穀稈側に形成されたサイドデバイダに関し、詳しくは、サイドデバイダの高さ調節及び張出・収納の操作技術に関する。 【背景技術】 【0002】 コンバインは、未刈取穀稈を機体に巻き込んだり、搬送穀稈の株元が未刈取穀稈に当たって搬送が乱れたりするのを防ぐため、機体左側方に設置したサイドデバイダを張出すことで未刈取穀稈を分草し、刈取・脱穀作業を行う。その際、サイドデバイダを張出・収納する方法として、手動操作で調節する技術や、運転キャビンに設置された操作レバーを揺動操作して調節する技術が公知となっている(例えば、「特許文献1」、「特許文献2」参照)。 【特許文献1】特開平7−203745号公報 【特許文献2】特開2006−42650号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 しかし前記の従来技術等では、特許文献1のように作業者が機体から降りてガイド杆の張出・収納作業を行うのは作業上負担が大きく、一方特許文献2のようにガイド杆から横杆の取付部に至るまでが一体となって連結された構造では、刈取穀稈の長さに対応してガイド杆の高さを調節することが困難であった。 【0004】 本発明は上記の課題を解決するために、運転キャビンからの操作でガイド杆の張出・収納を行うことができ、さらに刈取穀稈の長さに対応してガイド杆の高さを調節することを可能としたコンバインのサイドデバイダを提供するものである。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 【0006】 即ち、請求項1においては、刈取部の前側部から後側方にガイド杆を延設し、該ガイド杆の前後中途部を横杆により支持し、該横杆の前後回動操作により張出・収納可能としたコンバインのサイドデバイダにおいて、横杆の回動基部と運転キャビンに配置した操作レバーを連繋部材を介して連結するとともに、前記横杆の先端部を上方または下方に曲げて、前記回動基部に上下反転して付替可能な取付部を設けたものである。 【0007】 請求項2においては、前記横杆の回動基部に設ける取付部を、機体側に立設した枢支軸と、該枢支軸に外嵌するボスと、該ボスの上下に固定する連結板より構成し、前記操作レバーと連結する連繋部材の他端を取り付けた取付板と、前記連結板をボルトにより結合可能に構成するとともに、前記上側の連結板と下側の連結板に設ける固定孔を反転時の位置と位相をずらして設けたものである。 【0008】 請求項3においては、前記横杆を左右に二分割して枢結し、平面視「く」字状に折れ曲がり収納可能に構成したものである。 【発明の効果】 【0009】 本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。 【0010】 請求項1においては、サイドデバイダのガイド杆の高さを容易に変更することができ、また、運転キャビンからの操作でガイド杆の張出・収納が可能となる。 【0011】 請求項2においては、横杆を反転して取り付けたときに、ガイド杆の張出量を変更することが可能となる。よって、収納時にガイド杆と機体側が干渉するような場合に、固定孔をずらした位置で固定し、干渉を回避できる。 【0012】 請求項3においては、サイドデバイダを側方に大きく張出すことが可能となる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0013】 次に、発明の実施の形態を説明する。なお、本発明の技術的範囲は実施例に限定されるものではなく、本明細書及び図面に記載した事項から明らかになる、本発明が真に意図する技術的思想の範囲全体に広く及ぶものである。 図1はコンバインの全体側面図である。 図2はサイドデバイダ張出位置でのコンバインの全体平面図である。 図3はサイドデバイダ操作部及び張出位置でのサイドデバイダの斜視図である。 図4Aはサイドデバイダ操作部の拡大斜視図、Bはサイドデバイダ操作部の構造斜視図である。 図5Aは横杆結合状態の斜視図、Bは横杆結合構造の斜視図、Cは横杆を反転したときの斜視図である。 図6Aは横杆の平面図、Bは横杆を反転したときの平面図である。 図7Aは張出位置でのサイドデバイダの平面図、Bは同正面図、Cは横杆を反転したときの張出位置でのサイドデバイダの平面図、Dは同正面図である。 図8Aは収納位置でのサイドデバイダの平面図、Bは同正面図、Cは横杆を反転したときの収納位置でのサイドデバイダの平面図、Dは同正面図である。 図9Aは別実施例1に係る横杆結合状態の斜視図、Bは別実施例1に係る横杆を反転して結合したときの斜視図である。 図10Aは別実施例2に係る横杆結合状態の斜視図、Bは別実施例2に係る横杆を反転して結合したときの斜視図である。 【0014】 図1、図2に示すように、本発明の一実施例に係るコンバインにおいては、トラックフレーム1の左右にクローラ式走行装置2が設けられ、トラックフレーム1の上に機台3が配設されている。機台3の上には脱穀部4が設けられ、該脱穀部4に扱胴5や当該扱胴5の側方に配設されたフィードチェン6、フィードチェンのサイドカバー17などが備えられている。そして、脱穀部4の前方に6条刈りの刈取部7が設けられ、後方に排藁処理部8が設けられている。該排藁処理部8には排藁チェン9が備えられ、該排藁チェン9の始端がフィードチェン6の終端に臨むように配置されている。 【0015】 また、脱穀部4の側方に当該脱穀部4からの穀粒を、揚穀筒11を介して搬入する穀物タンク10が設けられ、該穀物タンク10の後方及び上方に穀物タンク10内の穀粒を機外に排出する排出オーガ12が設けられている。穀物タンク10の前方には運転キャビン13が設けられ、該運転キャビン13に操向ハンドルなど運転操作部14、運転席15及びサイドデバイダ操作部20等が備えられ、該運転キャビン13の下方にエンジン16が設けられている。こうして、コンバインはエンジン16の駆動によって圃場を走行移動しながら穀稈を刈取部7で連続的に刈取ると同時に脱穀部4で脱穀作業を行う。 【0016】 上記作業時、運転キャビン13内に配設されたサイドデバイダ操作部20の操作レバー21を回動することで、張出ワイヤ22aまたは収納ワイヤ22bが引っ張られて該操作レバー21と連繋されたサイドデバイダ30を側方に張出または収納する。これにより未刈取穀稈を分草し、刈取・脱穀作業中に未刈取穀稈を機体に巻き込んだり、搬送穀稈の株元が未刈取穀稈に当たって搬送が乱れたりするのを防ぐ。また、運転キャビン13内からサイドデバイダ30を張出・収納操作することで、作業者の乗降負担が軽減される。さらに、サイドデバイダ30については、張出・収納状況を運転キャビン13内から作業者が目視で確認し難い位置に配置されているので、該運転キャビン13内に操作部20を配置することで、サイドデバイダ30の張出や収納を忘れるといった虞を軽減することができる。なお、該操作部20は本実施例では運転席側部のサイドコラム上に配置している。 【0017】 図3にサイドデバイダ操作部20及び張出位置でのサイドデバイダ30を示す。操作部20には操作レバー21が前後方向(または左右方向)に揺動可能に軸支されており、該操作レバー21下部に連結された張出ワイヤ22a、収納ワイヤ22bによってサイドデバイダ30と連繋されている。 【0018】 図4にサイドデバイダ操作部20の構造を示す。レバーガイド26が機体側に固定され、該レバーガイド26に揺動軸23が側方に突設されている。該揺動軸23上に取付部材27から側方に突設したボス部27aが前記揺動軸23に回動自在に外嵌されている。該取付部材27は略三角形状のプレートの上部が揺動軸23に枢支され、下部側面に支持ステー27b・27bを突設して、操作レバー21の下部を回動軸25により左右回動自在に枢支している。該操作レバー21と取付部材27との間にはバネ24が介装されて、操作レバー21の上部をレバーガイド26側に回動するように付勢している。該レバーガイド26の上部側面にはノッチ26a・26bが回動方向に沿って配置され、操作レバー21をaまたはb方向に揺動してバネ24の付勢力によってノッチ26aまたは26bに係合できるようにして、回動位置を保持できるようにしている。前記取付部材27の下部両側には張出ワイヤ22aと収納ワイヤ22bが連設され、該張出ワイヤ22aと収納ワイヤ22bが連設され、該張出ワイヤ22aと収納ワイヤ22bはたすき掛け状が連設され、取付部材27下端に固定したワイヤガイドに係止されている。 こうして、操作レバー21をa(又はb)方向に回動すると、操作レバー21下部に連結された張出ワイヤ22a(又は収納ワイヤ22b)が引張られ、サイドデバイダ30の張出(または収納)を行う。 【0019】 サイドデバイダ30は金属管または金属棒からなるガイド杆31、支持杆32、第一横杆33、第二横杆34及び金属板からなる取付板35で構成される。該ガイド杆31は平面視略弓状に構成して、前端が刈取部7の刈取フレームに回動自在に枢支され、中途部が前記第一横杆の先端に回動自在に枢支され、後端が機台3の側部に前後方向に固設された支持杆32に前後摺動自在に連結されている。 【0020】 図5に示すように、前記ガイド杆31を支持して折り畳み収納可能とする横杆が第一横杆33と第二横杆34の左右に二分割されている。機体外側に配置する第一横杆33は左端部が後面視L字状に曲げられており、先端に枢支体33cが設けられて、ガイド杆31に対して上下・前後回動自在に枢支されている。第一横杆33の基部(右)側には後面視「コ」字状の取付部33dが設けられて、第二横杆34の先端(左端)に設けたボス部(先端側ボス部)34aに対して上下方向に配置した枢軸により第一横杆33と前後回動自在に枢支されている。 【0021】 前記第二横杆34の回動基部は、機体側に固定したプレート上に立設した枢支軸36に外嵌するボス部(基部側ボス部)34bと、該ボス部34bの上下に軸心に対し直角方向に固定する上連結板34cと下連結板34dより構成し、該連結板34c・34dはそれぞれ平面視「く」字状に形成されて、両端部に取付板35とボルト結合するための固定孔37u、37u、固定孔37d、37dがそれぞれ開口されている。該連結板34c・34dは平面視においてボス部34bに略X状に取り付けられ、上下反転した時の第二横杆34に対する角度が異なるように取り付けられている。 即ち、図6に示すように、二つの固定孔37、37は枢支軸の中心を挟んで開口されているが、該固定孔37、37を結んだ直線の第二横杆34からの鋭角側の角度αは、上セット時と下セット時で相対的にずらして設けてある。つまり、図6Aに示す上セット時での37u、37uを結ぶ直線と第二横杆34との角度αuに対して、図6Bに示す下セット時での37d、37dを結ぶ直線と第二横杆34との角度αdは小さくしている。 そして、前記取付板35が上方よりボルト等により上連結板34cまたは下連結板34dに固定される。該取付板35は略菱形状に構成され、中央にボス部34bにボルト固定するためのボルト孔が開口され、その両側に前記固定孔37u、37uまたは固定孔37d、37dとボルト等により連結するためのボルト孔を位置を合わせて開口し、更にその両側に前記張出ワイヤ22aと収納ワイヤ22bの他端を連結するための連結孔が開口されている。なお、張出ワイヤ22aと収納ワイヤ22bの端部にはバネを連結して、取付板35に係止して、上下反転したときの引っ張り長さの長短の誤差を吸収できるようにしている。 【0022】 図5Aに示した結合状態から第一横杆33及び第二横杆34を上下反転させるときは、まず、枢支軸36に対してボス部34bが抜け止め固定されるボルトを外してから、図5Bに示すように、取付板35と上連結板34cを固定するボルトを外す。そして、枢支軸36から取付板35及び第二横杆34の回動基部を取り外し、第一横杆33と第二横杆34を図5Cに示すように反転させてから再び枢支軸36にボス部34bを外嵌する。そして、取付板35と下連結板34dをボルトで固定し、取付板35を枢支軸36に抜け止め固定する。このように、横杆を上下反転させることで、第一横杆33の先端に枢支するガイド杆31の高さを上下二段階に変更することが可能となる。これにより、刈取穀稈の長さに対応して刈取・脱穀等の作業を行うことができる。 【0023】 このように構成することにより、サイドデバイダ30を張出す場合は、前記操作レバー21をaの方向に回動し、張出ワイヤ22aを引張ることで取付板35及び取付板35とボルト結合された第二横杆34が平面視時計回りに回動する。そして、該第二横杆34と枢結され、平面視「く」字状に収納されていた第一横杆33が該第二横杆34と略直線状になり、第一横杆先端部に枢支されたガイド杆31が機台3の側方に張出す。 サイドデバイダ30を収納する場合は、操作レバー21をbの方向に回動し、収納ワイヤ22bを引張ることで取付板35及び取付板35とボルト結合された第二横杆34が平面視反時計回りに回動する。そして、該第二横杆34と枢結された第一横杆33が平面視「く」字状になり、ガイド杆31が機台3近傍に収納される。 【0024】 次に、上セット時と下セット時での張出位置及び収納位置について説明する。 上セット時・下セット時のサイドデバイダ30の張出状態を図7に示す。前記操作レバー21が張出位置aに回動されて張出ワイヤ22aが引張られると、取付板35及び第二横杆34が平面視時計回りに回動する。そして上セット時では図7A、図7Bに示すように、第一横杆33と第二横杆34が略直線状になり、ガイド杆31を機台3から大きく張出すことができる。サイドデバイダ30を上セットで使用するのは刈取穀稈が長い場合であり、そうした長稈刈取時にサイドデバイダ30を大きく張出すことで、未刈取穀稈の分草といった作業性能を向上させることができる。 一方、下セット時では図7C、図7Dに示すように、取付板35の回動位置(回動量)は上セット時と同じであるが、前記角度αdがαuよりも小さいため第一横杆33と第二横杆34は略直線状にまで伸びきることなく、ガイド杆31の張出量は上セット時よりも小さくなる。下セットで使用するのは刈取穀稈が短い場合であり、短稈刈取時に適当な張出量で作業を行うことが可能となる。 【0025】 上セット時・下セット時のサイドデバイダ30の収納状態を図8に示す。前記操作レバー21が収納位置bに回動されて収納ワイヤ22bが引張られると、取付板35及び第二横杆34が平面視反時計回りに回動する。上セット時は図8A、図8Bに示すように、第一横杆33と第二横杆34が回動して平面視「く」字状に折れ曲がり、ガイド杆31を機台3に近づけ、サイドデバイダ30を収納することができる。さらに図8C、図8Dに示す下セットの場合、取付板35の回動位置(回動量)は上セット時と同じであるが、前記角度αdがαuよりも小さいため、第二横杆34は機台3により近づき、ガイド杆31を上セットの時よりも機台3の方向に近づけることができる。 図8B、図8Dにおいて、二点鎖線により、図1及び図2中のフィードチェンサイドカバー17の概略位置を示す。本発明の如く、前述の操作レバー21により操作した時に、張出時と収納時で同じ移動量とし、上セットと下セットで収納位置が異なるように構成することで、上セットで収納位置としたときに該サイドカバー17の外側にガイド杆31が位置して干渉しないようにしている。また、下セットで収納位置としたときは、ガイド杆31がサイドカバー17の下方に位置するようになり、該サイドカバー17と干渉することなく、ガイド杆31を機体幅内に納めることができて、サイドデバイダ30をよりコンパクトに収納できるようにしている。以上のように、横杆を上下反転させ、取付板35と第二横杆34の回動基部を相対位置をずらして結合することで、上セット時と下セット時の張出・収納位置を変化させることが可能となり、ガイド杆31の高さも変更することも可能となる。 【0026】 図9において、横杆を上下反転して取り付けることで、ガイド杆31の高さを変化し、収納位置も変化可能とする別実施例1での実施形態について説明する。 第一横杆33が回動基部側部材33aと先端側部材33bの二つに分割され、回動基部側部材33aの先端の連結部に結合部材38aが設けられ、先端側部材33bの基部側の連結部に結合部材38bが設けられている。該結合部材38a・38bは略同一形状に構成され、円柱部分の先端に半円柱部分が形成され、軸心と平行に180度隔ててネジ孔が開口されている。 このような構成において、上セット時は図9Aに示すように結合部材38a・38bの半円柱部分を正対させてボルト結合する。これにより、上セット時(長稈刈取時)にガイド杆31を大きく張出すことができ、高い位置でガイドすることが可能となる。また、下セット時には図9Bに示すように、先端側部材33bを上下反転させ、結合部材38a・38bの凹部と凸部を嵌合させてボルト結合する。このように連結することで、下セット時(短稈刈取時)にガイド杆31の張出し量をやや抑えることができ、ガイド杆31を機体幅内に納めることができ、低い位置でガイドすることができ、それぞれの刈取状況にあわせて作業することが可能となる。そして、このように構成することで、機体外側の位置で、結合部材38a・38bを固定するボルトのナットを外すだけで、先端側部材33bを引き抜いて反転することができ、前記よりも簡単に反転作業ができるようになる。 【0027】 また、図10において、別実施例2での実施形態について説明する。 第一横杆33が回動基部側部材33aと先端側部材33bの二つに分割され、回動基部側部材33aは金属管で構成され、先端側部材33bは基部側端を前記回動基部側部材33aのパイプ内に挿入可能な棒状の結合部材39bを突出して挿入可能に構成している。つまり、結合部材39bの直径(外径)はパイプ状の回動基部側部材33aの内径に合わせた構成としている。そして、回動基部側部材33aの先端部に固定用孔を軸心と直角方向に開口し、先端側部材33bの結合部材39bに軸心と直角方向に所定距離あけて上セット用固定孔40uと下セット用固定孔40dが開口されて、前記固定用孔と位置を合わせて貫通できるように配設している。なお、結合部材39bの基部には上下間違わないように凸部を設けて、先端側部材33bが上方を向く時に縮小位置で固定用孔が一致しないようにしている。 このような構成において、上セット時は図10Aに示すように回動基部側部材33aに設けた固定孔と、結合部材39bの先端部(機体側)に設けた上セット用固定孔40uにボルト(またはピン)を挿嵌して結合する。これにより、別実施例1と同様に上セット時(長稈刈取時)にガイド杆31を大きく張出し高い位置とすることができる。また、下セット時は図10Bに示すように先端側部材33bを上下反転させ、回動基部側部材33aに設けた固定孔と結合部材39bの長手方向中央側に設けた下セット用固定孔40dにボルト(またはピン)を挿嵌して結合する。これにより、下セット時(短稈刈取時)にガイド杆31の張出し量をやや抑え、ガイド杆31を機体幅内に納めることができ、低い位置でガイドすることができる。そして、このように構成することで、一本のボルト(又はピン)を外すだけで、先端側部材33bを反転することができ、前記よりも簡単に反転作業ができるようになる。 【図面の簡単な説明】 【0028】 【図1】コンバインの全体側面図。 【図2】サイドデバイダ張出位置でのコンバインの全体平面図。 【図3】サイドデバイダ操作部及び張出位置でのサイドデバイダの斜視図。 【図4】Aはサイドデバイダ操作部の拡大斜視図、Bはサイドデバイダ操作部の構造斜視図。 【図5】Aは横杆結合状態の斜視図、Bは横杆結合構造の斜視図、Cは横杆を反転したときの斜視図。 【図6】Aは横杆の平面図、Bは横杆を反転したときの平面図。 【図7】Aは張出位置でのサイドデバイダの平面図、Bは同正面図、Cは横杆を反転したときの張出位置でのサイドデバイダの平面図、Dは同正面図。 【図8】Aは収納位置でのサイドデバイダの平面図、Bは同正面図、Cは横杆を反転したときの収納位置でのサイドデバイダの平面図、Dは同正面図。 【図9】Aは別実施例1に係る横杆結合状態の斜視図、Bは別実施例1に係る横杆を反転して結合したときの斜視図。 【図10】Aは別実施例2に係る横杆結合状態の斜視図、Bは別実施例2に係る横杆を反転して結合したときの斜視図。 【符号の説明】 【0029】 3 機台 4 脱穀部 7 刈取部 13 運転キャビン 17 サイドカバー 20 操作レバー 30 サイドデバイダ 31 ガイド杆 33 第一横杆 34 第二横杆 35 取付板
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| 【出願人】 |
【識別番号】000006781 【氏名又は名称】ヤンマー株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月7日(2006.7.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080621 【弁理士】 【氏名又は名称】矢野 寿一郎
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| 【公開番号】 |
特開2008−11820(P2008−11820A) |
| 【公開日】 |
平成20年1月24日(2008.1.24) |
| 【出願番号】 |
特願2006−188556(P2006−188556) |
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