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【発明の名称】 移植機
【発明者】 【氏名】石田 洋司

【要約】 【課題】簡易な構造でありながら、苗供給装置に載置した苗の動きに連動して薬剤を散布する薬剤散布装置を提供する。

【構成】苗供給装置に、搬送ローラ16の回転に連動して駆動する薬剤散布装置20を設け、苗補給の際、予備苗15が苗供給装置上を移動して搬送ローラ16を通過すると苗に薬剤が散布される。薬剤散布装置20は搬送ローラ16と伝達チェーン28を介して連結しているので、薬剤散布装置20を駆動する動力が不要である。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行機体の後方に、苗のせ台を有する植付部を配置すると共に、前記走行機体に苗供給装置を配置してなる、移植機において、
前記苗供給装置に、該苗供給装置による前記苗のせ台への苗供給に連動して駆動される薬剤散布装置を設けた、
ことを特徴とする移植機。
【請求項2】
前記苗供給装置は、ローラコンベヤからなり、
前記薬剤散布装置は、薬剤を散布する散布部と、該散布部と前記ローラコンベヤのローラとを連動する伝動手段と、を有し、前記ローラコンベヤの苗供給に基づく回転により該苗上に薬剤を散布してなる、
請求項1記載の移植機。
【請求項3】
前記苗供給装置は、上下複数段に苗を載置し得る載置状態と、前記走行機体の前後方向に苗を移送し得るように前後方向に延出した苗供給状態と、に姿勢を変更可能に構成され、
前記薬剤散布装置は、載置状態にある場合の上段の載置台との間に入る間隙内にて前記苗供給状態にある苗移送可能なローラコンベヤに配設されてなる、
請求項1記載の移植機。
【請求項4】
前記薬剤散布装置は、前記ローラコンベヤから取出される苗箱の前端部分より前方に配置されてなる、
請求項2又は3記載の移植機。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、乗用田植機等の移植機に係り、詳しくは移植機上にて薬剤散布装置から苗に薬剤を散布できる移植機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、乗用田植機等の移植機は、移植機の後部に苗のせ台を設けた植付装置が連結しており、植付爪が苗のせ台より一株分の苗を掻取りながら田面に移植している。苗のせ台には一定量の苗を載置でき、移植作業の進行に合わせて適宜に苗が補充される。移植機により移植された苗には、苗の病気などを予防するため薬剤を散布する必要があり、苗移植作業の完了後、或いは移植作業とは別個に薬剤散布作業が実施されている。これら苗移植後の薬剤散布作業を省略するため、従来の移植機の中には、苗の植付け時に併せて苗に薬剤を散布できる薬剤散布装置を備えたものがあり、苗移植作業及び薬剤散布作業を同時に実施して作業の効率化を図った移植機がある(特許文献1)。
【0003】
係る移植機では、植付装置に薬剤を収容した薬剤供給装置が取付けられており、移植機から動力を受けて、植付装置の苗のせ台に載置した苗に規定量の薬剤を散布している。また、薬剤供給装置には、植付装置上を自在に移動するための制御機構が設けられており、苗の植付条数に応じた薬剤の散布が可能となっている。
【0004】
【特許文献1】特開2005−185229号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、前記薬剤供給装置は、植付装置上を移動しながら苗のせ台に載置した苗に薬剤を散布するので、薬剤供給装置を移動させる駆動機構が必要となり、また、薬剤供給装置を案内する案内レールなど、薬剤供給装置の移動を補助する特別の装置が必要であり、薬剤供給装置の機構を複雑にしていた。また、このような機構を有する薬剤供給装置は高価であり、薬剤供給装置を付加した移植機の製品価格を上昇させるものでもあった。
【0006】
そこで、本発明は、移植機が有する苗供給装置に薬剤散布装置を取付けて、苗搬出作業に連動して苗に薬剤を散布し、もって上記課題を解決できる移植機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため、請求項1に係る本発明は、走行機体(1)の後方に、苗のせ台(3)を有する植付部(2)を配置すると共に、前記走行機体(1)に苗供給装置(10)を配置してなる、移植機(1)において、
前記苗供給装置(10)に、該苗供給装置(10)による前記苗のせ台(3)への苗供給に連動して駆動される薬剤散布装置(20)を設けた、
ことを特徴とする移植機(1)にある。
【0008】
請求項2に係る本発明は、前記苗供給装置(10)は、ローラコンベヤからなり、
前記薬剤散布装置(20)は、薬剤を散布する散布部(25、26)と、該散布部(25、26)と前記ローラコンベヤのローラ(16)とを連動する伝動手段(28)と、を有し、前記ローラコンベヤの苗供給に基づく回転により該苗上に薬剤を散布してなる、
請求項1記載の移植機(1)にある。
【0009】
請求項3に係る本発明は、前記苗供給装置(10)は、上下複数段に苗を載置し得る載置状態と、前記走行機体の前後方向に苗を移送し得るように前後方向に延出した苗供給状態と、に姿勢を変更可能に構成され、
前記薬剤散布装置(20)は、載置状態にある場合の上段の載置台との間に入る間隙内(S1)にて前記苗供給状態にある苗移送可能なローラコンベヤに配設されてなる、
請求項1記載の移植機(1)にある。
【0010】
請求項4に係る本発明は、前記薬剤散布装置(20)は、前記ローラコンベヤから取出される苗箱(15a)の前端部分より前方に配置されてなる、
請求項2又は3記載の移植機(1)にある。
【0011】
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するものであり、これにより特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
【発明の効果】
【0012】
請求項1に係る本発明によると、走行機体が有する苗供給装置に、苗供給に連動して駆動する薬剤散布装置を設けたので、苗供給装置への苗供給の際に苗に薬剤を散布できる。また、薬剤散布装置は苗供給装置に連動して作動するので、簡易な構造でありながら確実に苗に薬剤を散布できる。
【0013】
請求項2に係る本発明によると、薬剤散布装置の散布部は、伝動手段を介してローラコンベヤのローラとを連動しているので、苗がローラコンベヤを通過する際に同時に散布部が回転して苗に薬剤を散布できる。
【0014】
請求項3に係る本発明によると、薬剤散布装置は、載置状態にある場合の上段の載置台との間に入る間隙内にて、下段のローラコンベヤに配設されているので、上下複数段に重ねた苗供給装置であっても薬剤散布装置を取付けることができる。
【0015】
請求項4に係る本発明によると、薬剤散布装置は、ローラコンベヤから取出される苗箱の前端部分に配置しているので、ローラコンベヤを移動する苗箱の後端部分から前端部分に亘り薬剤を散布できると共に、苗を取出す際に薬剤散布装置が邪魔となることがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、図面に基づき本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1ないし図3は、薬剤散布装置を設けた移植機、及び薬剤散布装置を拡大して示す図である。
【0017】
移植機は、図1に示すように、走行機体1の後方に植付装置2を昇降自在に連結しており、植付装置2の上部に設けた苗のせ台3に養生田などで育成したマット状の苗を載置して、苗を田面に植付けることができる。
【0018】
走行機体1の前方部には、ボンネット4で覆われたエンジンが搭載されており、該エンジンを動力源として走行車輪5F、5Rや植付装置2を駆動できる。ボンネット4の左右側方にはフロントステップ6が設けられており、また、ボンネット4の後方には、座席7を備えた運転席8が配置している。
【0019】
運転席8には、前方部にはステアリングハンドルが配置していると共に、運転席8の床面は、フロントステップ6から繋がるステップ9により覆われており、ステップ9に設けられた各種の操作ペダルなどを操作することにより走行機体1、植付装置2が稼動する。また、運転席8の後方には、ステップ9より一段高い位置で平坦に形成された機体カバー11が設けられており、機体カバー11の上面には座席7が取付いている。機体カバー11の左右両側からは、機体カバー11と略面一に形成された苗供給用ステップ14が後方へ向けて配置しており、作業者はステップ9から苗供給用ステップ14へと亘りながら苗載せ台3に苗を供給できる。
【0020】
ボンネット4の左右側方である機体側部(フロントステップ6の外側位置)には、苗載せ台3に供給する苗を載置できる苗供給装置10が配置している。苗供給装置10は、それぞれ走行機体1の側部にステーを介して固定されており、下段ローラコンベヤ12と、該下段ローラコンベヤ12の前端に連結されて走行機体1の前方へ向けて延出した上段ローラコンベヤ13と、から構成されている。苗供給装置10は、下段及び上段ローラコンベヤ12、13が側面視で一直線状に展開された苗供給状態と(図中の実線状態)、上段ローラコンベヤ13を下段ローラコンベヤ12の上方に折曲げた載置状態とに、折畳み自在な構造となっている(図中の破線状態)。この場合に、苗供給装置10は、走行機体1に対して前高後低の傾斜姿勢をとっており、苗供給装置10の前方、すなわち上段ローラコンベヤ13の前端から供給した予備苗15を、苗供給装置10の後方まで導くことができる。
【0021】
下段ローラコンベヤ12と上段ローラコンベヤ13とは、下段ローラコンベヤ12の前端に設けた下段ローラコンベヤブラケット12aと、上段ローラコンベヤ13の後端に設けた上段ローラコンベヤブラケット13aとがピン結合している。本下段ローラコンベヤブラケット12a、及び上段ローラコンベヤブラケット13aは、共に所定の長さを有する結合部材であり、また、両ブラケット12a、13aには、上段ローラコンベヤ13を図中の時計回り方向に180°に回転した位置で固定する係合突起が突設しており、上段ローラコンベヤ13を、下段ローラコンベヤ12の上面と平行する位置で固定して、下段ローラコンベヤ12と上段ローラコンベヤ13との間に一定の間隙S1を形成している。間隙S1は、予備苗15を収容できる高さを有すると共に、予備苗15に薬剤を散布する薬剤散布装置20が配置している。
【0022】
なお、下段ローラコンベヤ12と上段ローラコンベヤ13とを分割して、下段ローラコンベヤ12の上方に上段ローラコンベヤ13を重ねて配置することもできる。この場合にも、両コンベヤ12、13との間に間隙S1が形成できるように配置する。
【0023】
薬剤散布装置20は、苗供給装置10の後端から、1つの苗箱15aの長さに相当する長さを隔てた位置、すなわち、1つの苗箱15aの前端位置で下段ローラコンベヤ12に取付けられている。図2は、苗供給装置10に取付けられた薬剤散布装置20の側面を拡大して示す図であり、図3は、その薬剤散布装置20をA−A方向から見た断面を示す図である。
【0024】
薬剤散布装置20は、一対のフレーム板21、21と、薬剤を収容する薬剤タンク25と、薬剤タンク25に収容した薬剤を散布する散布部26と、散布部26を駆動する伝動手段28とを有している。
【0025】
フレーム板21,21は略矩形状の板部材であり、下端縁及び上端縁の角4箇所にはボルトが挿通できるボルト孔21a、21a、21b、21bが穿孔している。下端縁に穿孔したボルト孔21a、21aは、下段ローラコンベヤ12に予め形成されたナット孔と位置を合わせて、下段ローラコンベヤ12の両側縁にボルト結合しており、また、上端縁に穿孔したボルト孔21b、21bは、下段ローラコンベヤ12の幅と同長さを有する連結棒22、22を介して、ボルトにより連結している。以上により、フレーム板21,21間、及び下段ローラコンベヤ12、連結棒22間には、予備苗15が通過できる空間S2が形成される(図3参照)。
【0026】
該空間S2の上部位置で連結棒22、22には、正面視で、予備苗15の横幅と略同長さを有する薬剤タンク25が固設している。薬剤タンク25は、上部に薬剤を補給する開口25bが開口していると共に、下部には開口25bよりも狭く形成された薬剤排出用の排出口25aが開口しており、側部断面形状が略V字形に形成された収納容器である。該薬剤タンク25内には、粒状体或いは粉状体の薬剤を収容でき、収容した薬剤は重力作用により排出口25aに導かれる。また、薬剤タンク25の開口25bには、必要に応じて蓋などの覆いを被せることができ、薬剤タンク25内に収容した薬剤の飛散を防ぐことができる。排出口25aの端面断面は、一定の曲率により成型されており、排出口25aの下端から散布ローラ26が当接することにより密閉して、薬剤タンク25内に収容した薬剤の漏れを防いでいる。
【0027】
散布ローラ(散布部)26は、排出口25aの横幅と同一、または、排出口25aの横幅よりも長い筒状部材であり、断面中心からは散布ローラ軸26a、26bが軸外方向に向けて延出して、フレーム板21に穿孔した散布部軸受21cに支持されている(図2及び図3参照)。また、一方の散布ローラ軸26aの先端は、散布部軸受21cを挿通してフレーム板21の外方まで延びており、回転力を受けるスプロケット26cが固設している。散布ローラ26の外筒26dの全周面には、粒状体などの薬剤の形状に合わせた薬剤溝26eが形成されており、排出口25aにある薬剤を薬剤溝26eに掴持しながら薬剤タンク25の外へ搬出できる。なお、散布ローラ26は排出口25aと軽く接触する位置、又は散布ローラ26と排出口25aとの間から薬剤が漏れ出ない程度の間隙を設けた位置に配置している。
【0028】
散布ローラ軸26bの先端に固設したスプロケット26cには、下段ローラコンベヤ12が有する搬送ローラの内の一の搬送ローラ16と連結するための伝達チェーン28が巻掛けられており、搬送ローラ16の回動を散布ローラ26に伝達している。
【0029】
搬送ローラ16は、下段ローラコンベヤ12が有するローラであるが、下段ローラコンベヤ12を通過する苗箱15aと接触する際に空転を起こさないよう、他の搬送ローラよりも大きな周長を有するか、或いは、苗箱15aとの摩擦力を増強するゴムなどの部材を有している。搬送ローラ16の断面中心からは、外方に向けて搬送ローラ軸16aが延出しており、搬送ローラ軸16aの先端には、伝達チェーン(伝動手段)28が巻掛けられた搬送ローラスプロケット16bが固設して、搬送ローラ16の回転を散布ローラ26に伝達している。
【0030】
ついで、以上の構成による薬剤散布装置20が取付けられた移植機の作用について説明する。
【0031】
移植機は、植付装置2により、苗のせ台3に載置したマット状の苗から一株分の苗を抜取り田面に移植して作業が進行する。移植作業の進行に伴い、苗のせ台3に載せた苗が田面に移植されると、苗のせ台3上に載置した苗が一定量以下になるので、予め苗供給装置10上に載置した予備苗15を取出し、苗のせ台3に供給する。苗供給装置10から苗のせ台3への供給を繰返し、やがて苗供給装置10に載置した予備苗15が少なくなると、移植機を畦まで自走させて待機するトラック等から予備苗15の補給を受ける。この場合には、苗供給装置10の前端を畦に向けて停止し、苗供給装置10の前方、すなわち上段ローラコンベヤ13の前端から苗箱15aと共に予備苗15の補給を受ける。
【0032】
苗供給装置10では、その有する前高後低の傾斜姿勢により、前端に載置した苗箱15aはローラ上を滑りながら下段ローラコンベヤ12側へと移動して、薬剤散布装置20が取付けられた位置に到達する。すると、予備苗15は薬剤散布装置20の空間S2を通過しながら、苗箱15aの後端部が下段ローラコンベヤ12の搬送ローラ16と接触し、搬送ローラ16を図2中の時計回りに回転させる。
【0033】
搬送ローラ16の回転により、搬送ローラ軸16aに繋がる搬送ローラスプロケット16bは伝達チェーン28に回転力を伝達し、さらに、伝達チェーン28、スプロケット26cを介して散布ローラ26を回転駆動する。
【0034】
一方、薬剤散布装置20では、事前に薬剤タンク25内に薬剤が充填されており、散布ローラ26の回転により排出口25aに位置する薬剤溝26eに取り込んだ薬剤を、排出口25aの外方に搬出する。該薬剤は、散布ローラ26の回転と共に薬剤溝26eから落下し、下方位置にある予備苗15上に散布される。
【0035】
さらに、苗箱15aが移動して搬送ローラ16を回転させると、搬送ローラ16に連動して散布ローラ26が回転を続け、移動する予備苗15の後端部から前端部に亘り連続して薬剤を散布する。
【0036】
やがて、苗箱15aが搬送ローラ16を通過すると、搬送ローラ16は駆動源を失い回転が停止し、これに連動して薬剤散布装置20からの薬剤散布も停止する。また、下段ローラコンベヤ12の後端に到達した苗箱15aは、ストッパなどにより停止される。
【0037】
以上のように、苗供給装置10の前端から予備苗15を補給すると、薬剤散布装置20を最初に移動する予備苗に薬剤が散布され、薬剤が散布された予備苗15は苗供給装置10の後端に到達して貯留する。
【0038】
次に、苗供給装置10に予備苗15の補給が完了し、再び移植機が苗の植付けを進めると、苗のせ台3に供給した苗の減少に伴い、苗供給装置10から予備苗15を供給する。この際には、苗供給装置10の後端にある、すでに薬剤が散布された予備苗15を取出して、苗のせ台3に供給するが、予備苗15を取出した苗供給装置10の後端には次の予備苗が流下してくる。次の予備苗も、上記と同様に、搬送ローラ16上を移動する際に、連動する薬剤散布装置20の散布ローラ26から薬剤が散布されて苗供給装置10の後端で停止する。
【0039】
以上のように、薬剤散布装置20を苗供給装置10に取付けたことにより、薬剤散布装置20を作動させるための特別な機構を設けることなく、苗供給装置10を移動する予備苗15の動きに連動して苗に薬剤を散布できる。また、薬剤散布装置20は搬送ローラ16の回転に連動しているので、予備苗15が搬送ローラ16を通過すると薬剤の散布が停止して、薬剤の過剰供給を防ぐことができる。
【0040】
なお、薬剤散布装置20を取付ける位置は、苗供給装置10の後端から1つの苗箱15aの長さに相当する位置だけでなく、苗箱15aの長さの2/3や他の位置に取付けることもできる。この際にも、搬送ローラ16を通過する予備苗15の移動に連動して薬剤を散布することができる。また、搬送ローラ16と散布ローラ26との連結は、伝達チェーン28による他、ベルト・プーリを用いて連結することもできる。さらに、苗供給装置10上を移動する予備苗15の動きをセンサなどで検知し、散布ローラ26をモータにより電気的に回転駆動することもできる。
【0041】
最後に、上記に示した本発明による実施例は、移植機に使用することができる薬剤散布装置の最良の形態を一実施例として記載したものであり、本発明の思想は広く圃場にて使用される作業機へ転用可能であることを付記する。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明に係る薬剤散布装置を設けた移植機の側面図である。
【図2】苗供給装置に取付けた薬剤散布装置の側面を拡大して示す図である。
【図3】薬剤散布装置の断面を正面から見た図である。
【符号の説明】
【0043】
1 走行機体
2 植付部
3 苗のせ台
10 苗供給装置
20 薬剤散布装置
【出願人】 【識別番号】000001878
【氏名又は名称】三菱農機株式会社
【出願日】 平成18年6月27日(2006.6.27)
【代理人】 【識別番号】100082337
【弁理士】
【氏名又は名称】近島 一夫


【公開番号】 特開2008−5720(P2008−5720A)
【公開日】 平成20年1月17日(2008.1.17)
【出願番号】 特願2006−177030(P2006−177030)