| 【発明の名称】 |
電子回路基板の実装構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】大田 匡知
【氏名】鈴木 克典
|
| 【要約】 |
【課題】本発明は電子回路基板の実装構造に関し、2つの電子回路基板の連結や半開放状態での固定が容易にできる電子回路基板の実装構造を提供することを目的とする。
【解決手段】第1の電子回路基板の裏面側に取り付く第1の連結部材と、第2の電子回路基板の表面側に取り付く第2の連結部材とで、第2の電子回路基板上に第1の電子回路基板を積み重ねる電子回路基板の実装構造であって、第2の連結部材の上下方向に設けたスリットに挿入した第1の連結部材の回動操作と、当該連結部材の第2の連結部材側スリットへの係合操作で、両電子回路基板の連結と、第2の電子回路基板上での第1の電子回路基板の半開放状態での固定を可能としたことを特徴とする。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 第1の電子回路基板の裏面側に取り付く第1の連結部材と、 第2の電子回路基板の表面側に取り付く第2の連結部材とで、第2の電子回路基板上に第1の電子回路基板を積み重ねる電子回路基板の実装構造であって、 第2の連結部材は、正面視円形状に形成された回動操作孔と、当該回動操作孔の中心を通って上下方向に形成され、上部が連結部材の上端に開口するスリットと、当該スリットと90°の間隔を空けて回動操作孔と連通するスリットとを備えた正面視短冊状の板材で形成され、 第1の連結部材は、上記各スリットに挿入可能な板厚に形成されて、上記回動操作孔の直径よりやや狭い間隔を空けてスリットが同軸上に形成されると共に、一方のスリットが連結部材の端部に開口する板材からなり、 第2の連結部材の上下方向に設けたスリットに挿入した第1の連結部材の回動操作と、当該連結部材の第2の連結部材側スリットへの係合操作で、両電子回路基板の連結と、第2の電子回路基板上での第1の電子回路基板の半開放状態での固定を可能としたことを特徴とする電子回路基板の実装構造。 【請求項2】 第1の連結部材は、中央に角穴が形成され、第1の電子回路基板が取り付く平面視四角形状の枠体からなり、その一端側の複数箇所に、第2の連結部材に設けた回動操作孔の直径よりやや狭い間隔を空けてスリットが同軸上に形成されると共に、他端側は、第2の電子回路基板に止着部材を介して着脱自在に構成され、 第2の連結部材は、第1の連結部材に設けたスリットの位置に対応して第2の電子回路基板上に複数配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子回路基板の実装構造。 【請求項3】 第1の連結部材は、第1の電子回路基板の裏面側に複数取り付く短冊状の板材からなり、その一端側に、第2の連結部材に設けた回動操作孔の直径よりやや狭い間隔を空けてスリットが同軸上に形成され、 第2の連結部材は、第1の連結部材に対応して第2の電子回路基板上に複数配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子回路基板の実装構造。 【請求項4】 第1の連結部材は、第1の電子回路基板の裏面側に複数取り付く帯状の板材からなり、その一端側に、第2の連結部材に設けた回動操作孔の直径よりやや狭い間隔を空けてスリットが同軸上に形成されると共に、他端側は、第1の電子回路基板に止着部材を介して着脱自在に構成され、 第2の連結部材は、第1の連結部材に対応して第2の電子回路基板上に複数配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電子回路基板の実装構造。 【請求項5】 複数の第2の連結部材は、一体的に形成されていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の電子回路基板の実装構造。
|
【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、電子回路基板の実装構造に係り、詳しくは2つの電子回路基板の連結や半開放状態での固定が容易にできる電子回路基板の実装構造に関する。 【背景技術】 【0002】 メイン基板とサブ基板等、2つの電子回路基板を積み重ねて電子装置を構成するに当たり、これらの結合方法として、従来、例えばネジと間隔スペーサを用いてメイン基板にサブ基板を結合する方法や、ネジを使わず樹脂で成形した専用の保持部材のみでメイン基板にサブ基板を結合する方法、或いは特許文献1に開示された従来例と同様、ネジと蝶番を用いてサブ基板をメイン基板に結合する方法が広く知られている。 【特許文献1】特開平10−239530号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 ところで、このように電子回路基板を積み重ねて構成される電子装置では、組み立て時に一方の電子回路基板を半開放状態にして基板間の配線を行い、また、試験調整(回路の微調整等)を行う場合がある。 しかし、上述した何れの電子回路基板の結合方法にあっては、基板間の配線や調整時にサブ基板をメイン基板に対して一時的に半開放状態に維持することができない(サブ基板を所定の位置に固定できない)ため、サブ基板が不安定となって作業に熟練を要していた。 【0004】 このため、ネジと間隔スペーサを用いた従来構造では、基板間の配線や調整時にサブ基板とメイン基板をバラしているのが実情で、この作業は手間が掛かり、また、例えば調整に当たり配線された基板同士をバラしてしまうと、予期せぬトラブルが発生してしまうおそれがある。 一方、専用の樹脂製の保持部材を用いた従来構造にあっては、保持部材の構造上、その取り外しに手間が掛かり、分解作業に熟練を要しているのが実情であり、また、このように保持部材を外してメイン基板とサブ基板をバラすことで、同様に予期せぬトラブル発生のおそれがある。 【0005】 また、ネジと蝶番を用いてサブ基板とメイン基板を保持した従来構造にあっては、サブ基板を一時的に半開放状態に維持することができないため、サブ基板を見開き状態に展開して作業を行っているのが実情であるが、サブ基板を見開き状態に展開するために広い作業スペースを必要としていた。 しかも、このようにサブ基板を見開き状態に展開したり、既述したようにメイン基板からサブ基板をバラした場合、サブ基板上の実装部品を他の物にぶつけてしまうおそれもある。 【0006】 更にまた、ネジと蝶番を用いた結合方法の場合、サブ基板を半開放状態に維持することができないため、作業中のサブ基板を回転防止用治具等を使って支えることもあるが、斯かる治具を用いることなく、サブ基板を一時的に半開放状態に維持,固定することができるメイン基板とサブ基板の結合方法が望まれていた。 本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、2つの電子回路基板の連結や半開放状態での固定が容易にできる電子回路基板の実装構造を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0007】 斯かる目的を達成するため、請求項1に係る発明は、第1の電子回路基板の裏面側に取り付く第1の連結部材と、第2の電子回路基板の表面側に取り付く第2の連結部材とで、第2の電子回路基板上に第1の電子回路基板を積み重ねる電子回路基板の実装構造であって、第2の連結部材は、正面視円形状に形成された回動操作孔と、当該回動操作孔の中心を通って上下方向に形成され、上部が連結部材の上端に開口するスリットと、当該スリットと90°の間隔を空けて回動操作孔と連通するスリットとを備えた正面視短冊状の板材で形成され、第1の連結部材は、上記各スリットに挿入可能な板厚に形成されて、上記回動操作孔の直径よりやや狭い間隔を空けてスリットが同軸上に形成されると共に、一方のスリットが連結部材の端部に開口する板材からなり、第2の連結部材の上下方向に設けたスリットに挿入した第1の連結部材の回動操作と、当該連結部材の第2の連結部材側スリットへの係合操作で、両電子回路基板の連結と、第2の電子回路基板上での第1の電子回路基板の半開放状態での固定を可能としたことを特徴とする。 【0008】 そして、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の電子回路基板の実装構造に於て、 第1の連結部材は、中央に角穴が形成され、第1の電子回路基板が取り付く平面視四角形状の枠体からなり、その一端側の複数箇所に、第2の連結部材に設けた回動操作孔の直径よりやや狭い間隔を空けてスリットが同軸上に形成されると共に、他端側は、第2の電子回路基板に止着部材を介して着脱自在に構成され、第2の連結部材は、第1の連結部材に設けたスリットの位置に対応して第2の電子回路基板上に複数配置されていることを特徴とする。 【0009】 また、請求項3に係る発明は、請求項1に記載の電子回路基板の実装構造に於て、第1の連結部材は、第1の電子回路基板の裏面側に複数取り付く短冊状の板材からなり、その一端側に、第2の連結部材に設けた回動操作孔の直径よりやや狭い間隔を空けてスリットが同軸上に形成され、第2の連結部材は、第1の連結部材に対応して第2の電子回路基板上に複数配置されていることを特徴とし、更に請求項4に係る発明は、請求項1に記載の電子回路基板の実装構造に於て、第1の連結部材は、第1の電子回路基板の裏面側に複数取り付く帯状の板材からなり、その一端側に、第2の連結部材に設けた回動操作孔の直径よりやや狭い間隔を空けてスリットが同軸上に形成されると共に、他端側は、第1の電子回路基板に止着部材を介して着脱自在に構成され、第2の連結部材は、第1の連結部材に対応して第2の電子回路基板上に複数配置されていることを特徴とする。 【0010】 そして、請求項5に係る発明は、請求項2乃至請求項4のいずれか1項に記載の電子回路基板の実装構造に於て、複数の第2の連結部材は、一体的に成形されていることを特徴とする。 【発明の効果】 【0011】 各請求項に係る発明によれば、2つの電子回路基板の連結や、電子回路基板の半開放状態での固定が容易にでき、この結果、2つの電子回路基板を積み重ねて電子装置を構成する場合に、従来の電子回路基板の結合方法に比し、熟練を要せず、製造時に於ける基板相互間の配線作業中と組み立て試験調整が容易に行えることとなって製造性に優れ、安定した高品質の製品を提供できる利点を有する。 【0012】 また、電子回路基板を半開放状態に位置決め保持することができるため、製品の保守,修理に於て、不具合箇所の発見,修理出荷までの工程が短縮でき、顧客へのサービス向上に寄与できる利点を有する。 更にまた、請求項2に係る発明によれば、第1の連結部材を枠体に形成することで、別途補強板を用いることなく、これに取り付く電子回路基板の反りを防止することが可能である。 【発明を実施するための最良の形態】 【0013】 以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。 図1乃至図3は請求項1及び請求項2に係る発明の一実施形態を示し、図中、1はサブ基板(第1の電子回路基板)3の裏面側に4本のネジ5で固定される第1の連結部材、7,9はメイン基板(第2の電子回路基板)11の表面の一端側に2本のネジ13で固定される左右一対の第2の連結部材で、各連結部材1,7,9は、夫々、1枚の鋼板で形成されている。 【0014】 尚、図2に示すように連結部材7,9は左右対称のため、本実施形態では、一方の連結部材7についてその構造を説明し、他方の連結部材9については、連結部材7と同一構造のものに同一符号を付してその構造説明は省略する。 図1に示すように連結部材1は、軽量化を図る目的からその中央に角穴15が開口する平面視矩形状の枠体に形成され、その上面17の四隅近傍にネジ5のネジ孔(ネジ取付孔)19が設けられている。 【0015】 そして、図1及び図3に示すように連結部材1の一端側は断面L字状に折曲されて脚部21が形成されると共に、当該脚部21の端部は更に外方へ断面L字状に曲げ加工されてメイン基板11との取付フランジ23が設けられている。そして、当該取付フランジ23に、連結部材1をメイン基板11に止着するネジ25(止着部材)のネジ孔(図示せず)が設けられている。 【0016】 また、連結部材1の曲げ強度を増すため、連結部材1の他側側も、脚部21と同方向へ断面L字状に曲げ加工されて折曲片27が設けられており、この折曲片27は脚部21に比し高さ寸法が短く設定されている。 そして、折曲片27の左右両端側に、夫々、折曲片27から上面17に亘って1本のスリット29が脚部21方向へ設けられており、スリット29は折曲片27の端部に開口している。更に、連結部材1の上面17には、スリット27と同軸上に1本のスリット31が所定の間隙Lを空けて設けられており、当該間隙Lは、後述する連結部材7の回動操作孔33の直径に比しやや短く設定されている。 【0017】 図2及び図3に示すように第2の連結部材7は、下部が断面L字状に折曲されてメイン基板11との取付フランジ35が設けられ、当該取付フランジ35にネジ13のネジ孔37が形成されている。 そして、連結部材7の上部側には正面視円形状の回動操作孔33が設けられており、既述したように回動操作孔33の直径は、スリット29,31間の間隙Lに比し長尺とされている。 【0018】 更に、図2に示すように連結部材7には、回動操作孔33の中心を通って上下方向にスリット39,41が、あたかも時計の12時と6時の方向に設けられており、スリット39は上部が連結部材7の上部に開口している。 また、上記スリット39,41と90°の間隔を空けて回動操作孔33と連通する第3のスリット43が、あたかも時計の3時の方向に設けられており、前記連結部材1は、これらのスリット39,41,43に挿入,係合が可能な板厚とされている。 【0019】 そして、図2に示すようにスリット39を挟む連結部材7の上部の2枚の舌片45,47は、連結部材1の脚部21側に配置される舌片45が他方の舌片47に比し短尺に設定されると共に、前記スリット31は当該舌片45が挿入できる長さ寸法とされており、このように舌片45とスリット31の長さを設定することで、後述する連結部材1側の回動操作時に、舌片45がスリット31の周縁部に引っ掛かることがないようになっている。 【0020】 本実施形態はこのように構成されており、次に、上記連結部材1,7,9を用いたメイン基板11とサブ基板3の実装方法を図4乃至図6に基づいて説明する。 先ず、連結部材1のスリット29に対応して、連結部材7,9をメイン基板11の一端側表面にネジ止めする。このとき、連結部材1の脚部21側に舌片45を配置する。 そして、図4に示すように、連結部材7,9側のスリット39と連結部材1側のスリット29を一致させて、連結部材1を上方からスリット39内に挿入する。このとき、図4の実線で示すように連結部材1を真下までスライドさせて、スリット29,31間の連結部材1を連結部材7,9のスリット41に係合させると、連結部材1が半開放状態、即ち、メイン基板11に対し90°の角度でメイン基板11上に位置決め保持される。 【0021】 一方、図4の破線及び図5の実線で示すように連結部材1を真下までスライドさせずに、スリット29,31間を回動操作孔33に配置させた状態で、連結部材1を図5の矢印A方向へ90°回動させて、図6に示すように連結部材の取付フランジ23をメイン基板11に当接させた後、連結部材1を破線の位置から実線で示すように矢印B方向へスライドさせて、スリット29,31間の連結部材1を連結部材7のスリット43に係合させると、連結部材1が連結部材7(メイン基板11)に固定される。 【0022】 そして、このとき、取付フランジ23とメイン基板11に設けたネジ孔が一致するように構成されており、両ネジ孔にネジ25を締め付けて連結部材1が連結部材7(メイン基板11)に完全に固定される。 このように連結部材1をメイン基板11に完全に固定した後、連結部材1上にサブ基板3をネジ止めすればよく、また、メイン基板11への組付けに当たり、予め連結部材1上にサブ基板3をネジ止めしておいてもよい。 【0023】 そして、このようにサブ基板3をメイン基板11に組み付けた後、例えばサブ基板3を半開放状態にして配線を行い、また、試験調整を行う際には、上述した手順と逆の操作を行うこととなる。 即ち、先ず、連結部材1がメイン基板11に完全に固定された図6の状態で、ネジ25を外し、連結部材1を矢印C方向へスライドさせてスリット43との係合状態を解除する。 【0024】 この後、連結部材1のスリット29,31間を回動操作孔33に配置させた状態で、図5の如く連結部材5を矢印D方向へ90°回転させて、図4の実線で示すように連結部材1を真下までスライドさせれば、連結部材1がスリット41に係合して連結部材1が半開放状態で位置決め保持される。そして、スリット39に沿って連結部材1を上方へスライドさせれば、メイン基板11からサブ基板3を完全に取り外すことができる。 【0025】 このように、本実施形態によれば、上述した連結部材1,7,9を用いることで、メイン基板11とサブ基板3の連結や、メイン基板11に対するサブ基板3の半開放状態での固定が容易にでき、この結果、2つの電子回路基板を積み重ねて電子装置を構成する場合に、既述した従来の電子回路基板の結合方法に比し、熟練を要せず、製造時に於ける基板相互間の配線作業中と組み立て試験調整が容易に行えることとなって製造性に優れ、安定した高品質の製品を提供できる利点を有する。 【0026】 また、上述したようにメイン基板11に対しサブ基板3を半開放状態に位置決め保持することができるため、製品の保守,修理に於て、不具合箇所の発見,修理出荷までの工程が短縮でき、顧客へのサービス向上に寄与できる利点を有する。 更にまた、連結部材1は平面視矩形状の枠体に形成されているため、メイン基板11上に積み重ねるサブ基板3の反りを防止することが可能で、サブ基板3に補強板を装着する必要もなくなる。 【0027】 図7は請求項1及び請求項3の一実施形態に係る第1の連結部材を示し、本実施形態に係る連結部材1-1は、平面視矩形状の枠体からなる図1の連結部材1に代え、一枚の短冊状の鋼板を断面L字状に曲げ加工して折曲片27を設け、そして、連結部材1と同様、折曲片27の端部から上面17に亘ってスリット29,31を設けたもので、上面17にはネジ孔19が設けられている。 【0028】 そして、連結部材1-1は、図示しないサブ基板の大きさに応じてその一端側裏面に複数箇所ネジ留めされる。 また、図中、49は前記連結部材1の脚部21と取付フランジ23に相当する支持金具で、この支持金具49は、一枚の短冊状の鋼板を断面L字状に曲げ加工して脚部21を設けると共に、当該脚部21の端部を更に外方へ断面L字状に曲げ加工してメイン基板との取付フランジ23を設けたもので、連結部材1と同様、取付フランジ23と上面17に、夫々、ネジ孔19が設けられている。そして、この支持金具49も、サブ基板の大きさに応じてその他側側裏面に複数箇所ネジ留めされる。 【0029】 そして、メイン基板側には、上記連結部材1-1に対応して図2の連結部材7,9が複数止着される。 本実施形態の連結部材1-1はこのように構成されており、当該連結部材1-1と連結部材7,9を用いても、図1乃至図3の実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能であり、また、この連結部材1-1と連結部材7,9を用いることで、あらゆる大きさのメイン基板とサブ基板に対応できる利点を有する。 【0030】 図8は請求項1及び請求項4の一実施形態に係る第1の連結部材を示し、本実施形態に係る連結部材1-2は、一枚の帯状の鋼板の一端側を断面L字状に曲げ加工して折曲片27を設け、そして、連結部材1と同様、折曲片27の端部から上面17に亘ってスリット29,31を設けると共に、鋼板の他端側を断面L字状に曲げ加工して脚部21を設け、更に当該脚部21の端部を外方へ断面L字状に曲げ加工してメイン基板との取付フランジ23を設けたもので、連結部材1と同様、取付フランジ23と上面17に、夫々、ネジ孔19が設けられている。 【0031】 そして、連結部材1-2は、サブ基板の大きさに応じてその他側側裏面に複数箇所ネジ留めされ、メイン基板側には、上記連結部材1-2に対応して図2の連結部材7,9が複数止着される。 本実施形態の連結部材1-2はこのように構成されており、当該連結部材1-2と連結部材7,9を用いることで、図7の実施形態と同様、所期の目的を達成することが可能であり、また、本実施形態によっても、メイン基板とサブ基板の様々な大きさに対応可能である。 【0032】 尚、上述した各実施形態では、メイン基板11側に取り付く第2の連結部材として、図2に示す左右一対の連結部材7,9を用いたが、図9に示すように、例えば連結部材7のみを2個または複数個用いてもよいし、図10に示す請求項5の一実施形態の如く複数の連結部材7,9の間に補強片51を一体的に形成した構造でもよいことは勿論である。 また、上述した各実施形態は、連結部材1,1-1,1-2,7,9を鋼板で形成したが、耐熱性,耐久性を満たす場合にこれらを樹脂で形成してもよいし、また、取付フランジ23とメイン基板11との間の止着を、ネジ25に代えて従来の樹脂製の保持部材を用いてもよい。 【図面の簡単な説明】 【0033】 【図1】請求項1及び請求項2の一実施形態に於ける第1の連結部材の全体斜視図である。 【図2】請求項1及び請求項2の一実施形態に於ける第2の連結部材の全体斜視図である。 【図3】請求項1及び請求項2の一実施形態に係る実装構造の全体斜視図である。 【図4】メイン基板とサブ基板の実装方法の説明図である。 【図5】メイン基板とサブ基板の実装方法の説明図である。 【図6】メイン基板とサブ基板の実装方法の説明図である。 【図7】請求項1及び請求項3の一実施形態に於ける第1の連結部材の全体斜視図である。 【図8】請求項1及び請求項4の一実施形態に於ける第1の連結部材の全体斜視図である。 【図9】第2の連結部材の変形例の全体斜視図である。 【図10】請求項5の一実施形態に係る第2の連結部材の全体斜視図である。 【符号の説明】 【0034】 1,1-1,1-2 第1の連結部材 3 サブ基板(第1の電子回路基板) 7,9 第2の連結部材 11 メイン基板(第2の電子回路基板) 15 角穴 21 脚部 23,35 取付フランジ 27 折曲片 29,31,39,41,43 スリット 33 回動操作孔 45,47 舌片 49 支持金具 51 補強片
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000237662 【氏名又は名称】富士通アクセス株式会社
|
| 【出願日】 |
平成17年7月29日(2005.7.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100072718 【弁理士】 【氏名又は名称】古谷 史旺
【識別番号】100116001 【弁理士】 【氏名又は名称】森 俊秀
|
| 【公開番号】 |
特開2007−36120(P2007−36120A) |
| 【公開日】 |
平成19年2月8日(2007.2.8) |
| 【出願番号】 |
特願2005−220956(P2005−220956) |
|