| 【発明の名称】 |
部品搭載装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】渡邉 真人
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| 【要約】 |
【課題】部品が取り出されたことを条件として収容テープを切断する。
【解決手段】部品搭載装置1は、部品取出し後の収容テープ15を切断するカット機構20と、該カット機構20による収容テープ15の切断タイミングを制御する制御部17とを備え、この制御部17は、収容テープ15から部品12が取り出されたことを検出したことに基づきカット機構20を作動させる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 トップテープと供給テープ間にチップ状電子部品を封止した部品テープを、該部品テープの保持部から供給口まで引き出して該供給口にて剥離し、前記供給テープ側に収容されていた前記チップ状電子部品を取り出して基板に搭載する部品搭載装置において、 前記供給テープから前記チップ状電子部品が取り出されたことを検知する部品検知部と、 前記チップ状電子部品が取り出された後の前記供給テープを切断するカット機構と、 該カット機構による前記供給テープの切断タイミングを制御する制御部と、を備え、 前記制御部は、前記供給テープから前記チップ状電子部品が取り出されたことを検知したことに基づき、前記カット機構を作動させる、 ことを特徴とする部品搭載装置。 【請求項2】 前記部品テープは間欠送りされ、 前記カット機構は、前記供給テープを所定ピッチ送りごとに切断する、 ことを特徴とする請求項1に記載の部品搭載装置。 【請求項3】 前記部品テープは、所定速度で連続送りされ、 前記カット機構は、前記供給テープを所定長さごとに切断する、 ことを特徴とする請求項1に記載の部品搭載装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、電子部品等の部品をプリント基板に搭載する部品搭載装置に関する。 【背景技術】 【0002】 従来から、貼り合わされた二種類のテープの間にチップ状電子部品を保持して、このチップ状電子部品を部品搭載装置に供給するテープ式部品供給装置が公知である。図5は、部品搭載装置の部品供給ステージ上にテープ式部品供給装置を取り付けた状態を示し、図6は、そのテープ式部品供給装置が取り付けられた部品搭載装置の外観図である。 【0003】 図5に示すように、部品搭載装置100の前後には、所定のピッチで一列に配置された取付け孔103が形成されている。この取付け孔103に、テープ式部品供給装置104の2本の取り付けピン(図示せず)を差し込んで位置決めし、固定レバー105によって、テープ式部品供給装置104を部品供給ステージ102に固定する。 【0004】 このようなテープ式部品供給装置104のリール式カートリッジ106には、上下2枚のトップテープ108と収容テープ110の間に多数のチップ状電子部品を挟んで収容する部品テープが巻着されており、この部品テープがリール式カートリッジ106から引き出され、装置内部のガイド部を通って供給口107まで引き出され、上下のテープ108,110が剥離されてチップ状電子部品が収納部から露出し、この露出したチップ状電子部品が、部品搭載装置100の不図示の作業ヘッド先端の吸着ノズルによって吸着されて取り出される。剥離された上側のトップテープ108は巻取り用リール109に巻き取られ、下側の収容テープ110は、部品供給ステージ102の内側に沿って自然落下する前に、不図示のカット機構で所定長に裁断し、該切断した収容テープ110は下方に堆積する。 【0005】 図6に示す部品搭載装置100は、天井カバー上部に、表示入力装置111と、モニタ装置112と、稼動状態を報知する警報ランプ114を備えている。下部の基台114の上には、中央に、固定と可動の一対の平行な基板案内レール115が基板の搬送方向に水平に延設されている。内部はカバー116の陰になって見えないが、基板案内レール115の下部に接してコンベアベルトが配設され、このコンベアベルトが基板搬送方向に走行して基板を搬入する。 【0006】 また、一対の基板案内レール115を跨いで、基板搬送方向と略直交方向に左右一対の固定レールが延設され、これら一対の固定レールに1本の移動レールが滑動自在に係合し、この移動レールには、キャリッジを介して上下に昇降自在な作業ヘッドが配設されている。この作業ヘッドの先端には、吸着ノズルが装着されている。作業ヘッドは、この吸着ノズルによって、所望のチップ状電子部品をテープ式部品供給装置の供給口から吸着し、基板案内レールによって位置固定されている基板に搭載する。 【特許文献1】特開平2003−60389号公報(第2−3頁、図7) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 図5に示したテープ式部品供給装置104では、剥離された収容テープ110を不図示のカット機構により所定長に裁断しているが、収容テープ110内の部品が吸着ノズルに吸着されずに該収容テープ110内に残存した場合は、部品ごと収容テープ110を裁断することとなる。このため、カット機構の刃を損傷するおそれがあった。そして、カット機構の刃が損傷されると、その後、収容テープ110を裁断することが困難となるため、刃の交換やメンテナンスが必要となるという課題があった。 【0008】 本発明は、斯かる課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、部品供給テープから部品が取り出されたことを条件として供給テープを切断するようにした部品搭載装置を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0009】 前記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、トップテープと供給テープ間にチップ状電子部品を封止した部品テープを、該部品テープの保持部から供給口まで引き出して該供給口にて剥離し、前記供給テープ側に収容されていた前記チップ状電子部品を取り出して基板に搭載する部品搭載装置において、 前記供給テープから前記チップ状電子部品が取り出されたことを検知する部品検知部と、 前記チップ状電子部品が取り出された後の前記供給テープを切断するカット機構と、 該カット機構による前記供給テープの切断タイミングを制御する制御部と、を備え、 前記制御部は、前記供給テープから前記チップ状電子部品が取り出されたことを検知したことに基づき、前記カット機構を作動させることを特徴とする。 【0010】 請求項2に係る発明は、請求項1に記載の部品搭載装置において、 前記部品テープは間欠送りされ、 前記カット機構は、前記供給テープを所定ピッチ送りごとに切断することを特徴とする。 【0011】 請求項3に係る発明は、請求項1に記載の部品搭載装置において、 前記部品テープは、所定速度で連続送りされ、 前記カット機構は、前記供給テープを所定長さごとに切断することを特徴とする。 【発明の効果】 【0012】 本発明によれば、制御部では、供給テープからチップ状電子部品が取り出されたことを検出したことに基づき、カット機構を作動させるようにしたので、供給テープに部品が残存した状態では該供給テープを切断しないので、カット機構が破損するのを防止することができる。また、供給テープを所定長さに切断することで、該切断したテープをコンパクトにダストボックス等に収容することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0013】 以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。 図1は、部品搭載装置1の主要部の内部構成を模式的に示す図である。同図において、装置本体の基台16上には、2本の略平行な基板案内レール2、2、搬入されたプリント配線基板(以下、「基板」という)3、該基板3の一側方に配置された供給ステージ4、その供給ステージ4に配設されたテープ式部品供給装置5、基板3上を基板搬送方向(X方向)及びこれと略直交方向(Y方向)に移動して部品搭載作業を行う作業ヘッド6が設けられている。この作業ヘッド6には、上下(Z方向)に昇降しかつ360度に回転自在な吸着ノズル7が保持されている。そして、この吸着ノズル7の先端に吸着された部品は、基台16上に固定配置された部品検知部としての部品認識用カメラ8によって画像認識される。なお、ノズル交換器の図示は省略している。 【0014】 テープ式部品供給装置5では、リール式カートリッジ9から部品12を封止した部品テープ11が引き出され、この部品テープ11は、部品供給口10にてトップテープ14と収容テープ(供給テープ)15に剥離される。この部品供給口10において、露出した部品12は作業ヘッド6の吸着ノズル7により吸着される。該吸着された部品12は、基板3上に移動する途中で部品認識用カメラ8で画像認識され、かつ位置補正が行われて基板3上に搭載される。すなわち、本実施の形態では、部品認識用カメラ8は、吸着ノズル7に吸引保持された部品12を、該吸着ノズル7がその上方を通過する時点で認識している。 【0015】 図2は、作業ヘッド6の概略構成を示す拡大斜視図である。作業ヘッド6の先端には、吸着ノズル7と基板認識用カメラ13が取り付けられている。そして、この吸着ノズル7により、部品テープ11に封止された部品12を部品供給口10で吸着すると共に、基板認識用カメラ13により、部品12が搭載される基板3の所定位置を認識する。 【0016】 図3は、テープ式部品供給装置5の側面図である。 同図において、テープ式部品供給装置5は、その前方下部に、供給ステージ4に位置決め配置されるスライドレール係合部30と、位置決め後に固定するためのローラ付き固定フック31を備え、上部後方に、ローラ付き固定フック31を固定・解除するための操作杆32を備えている。また、テープ式部品供給装置5の後方には、リール式カートリッジ9を着脱自在に保持するカートリッジ支持部33が設けられ、上部後端には、このカートリッジ支持部33を、リール式カートリッジ9を交換すべく後方に回動させて引き出すための操作部34が設けられている。なお、上部中央には、持ち運び用の取っ手35が設けられている。 【0017】 また、背面上部には二本のガイドレール36(図1参照)からなる回収ケース装着部が配設され、この回収ケース装着部には、その後方から、テープ回収ケース37(図1参照)が二本のガイドレール36に沿って挿入されて装着される。 【0018】 更に、テープ式部品供給装置5の前端上部にはテープ押え38が配設され、その前方に、部品12の部品供給口10が形成されている。リール式カートリッジ9に巻着されている部品テープ11は、部品供給口10まで引き出され、この部品供給口10でトップテープ14と収容テープ15の上下に剥離されて部品12が部品搭載装置1の作業ヘッド6に供給される。 【0019】 すなわち、図3及び図4に示すように、収容テープ15は、部品供給口10において内部の案内部を通って自重で下方に降下する。一方、トップテープ14は後方に折り返してガイドローラ39に案内され、不図示のテープ回収搬送部に噛み込み挟持されて、テープ回収ケース37内に送り込まれる。 【0020】 以上において、本実施の形態では、図1及び図3に示すように、装置本体側に、収容テープ15を切断するカット機構20と、該カット機構20による収容テープ15の切断タイミングを制御する制御部17と、を備えていることを特徴としている。 【0021】 前記カット機構20は、固定刃21と、該固定刃21に対向配置された可動刃22とを有している。そして、下方に位置する可動刃22が、上方に位置する固定刃21に対して接近移動することで、収容テープ15をせん断力により所定長さごとに切断するものである。切断された収容テープ15は、ダストボックス23に落下して収容される。この場合において、収容テープ15内に部品12が残存した状態で切断しようとすると、カット機構20が損傷するおそれがある。このため、制御部17は、収容テープ15から部品12が取り出されたことを検出したことに基づき、所定タイミングでカット機構20を作動させる制御を行うものである。 【0022】 次に、このカット機構20による切断のタイミングを説明する。 図1に示すように、部品テープ11は、部品供給口10でトップテープ14と収容テープ15の上下に剥離されて、部品12が作業ヘッド6の先端の吸着ノズル7に吸着される。ここで吸着された部品12は、図1に示すように、矢印a方向に引き上げられて、部品認識用カメラ8の上方位置に移動し、ここで吸着ノズル7に吸着された部品12が画像認識される。そして、部品認識用カメラ8により部品12が画像認識されると、次いで、作業ヘッド6は部品12を吸着したまま、吸着状態の位置(姿勢)補正を行って矢印b方向に移動し、基板3上の所望の位置決め位置(搭載位置)の上方にて停止する。次いで、吸着ノズル7は、真下に矢印c方向に降下されて先端に吸着した部品12を基板上に搭載する。 【0023】 一方、部品認識用カメラ8により部品12の画像認識が行われた(収容テープ15から部品12が確実に取り出されたことを検知)ことに基づき、制御部17からの指令により、所定のタイミングでカット機構20の可動刃22が上方に移動して、部品12が吸着されて空になった収容テープ15が間欠送りの1ピッチ分切断される。次いで、リール式カートリッジ9に巻着されている部品テープ11は、部品供給口10側に1ピッチ分送り出され、次の部品12を部品供給口10に向けて送り出す。 【0024】 以上において、例えば収容テープ15内に部品12が収容されていなかったり、又は収容テープ15内に部品12が強固に嵌合されていて吸着ノズル7による吸着が不能であったり、或いは一旦吸着した部品12を途中で落下させてしまった場合、等の何らかの事情により、若しも部品供給口10において部品12が吸着ノズル7に吸着されなかったとする。この場合は、制御部17では、吸着ノズル7が部品12を通常通り吸着したものとして、作業ヘッド6を部品認識用カメラ8の上方位置まで移動させる。 【0025】 しかし、この部品認識位置において、部品認識用カメラ8により部品12が画像認識されなかったことが検知されると、制御部17では、部品吸着ミスが生じたと判断し、作業ヘッド6を逆方向に元の部品供給口10まで移動させる。この場合、前述したように、当初から収容テープ15内に部品12が収容されていなかった場合も考えられるので、部品テープ11の同じ部品収容部から部品12を吸着することは行わない。すなわち、この場合は、部品テープ11が部品供給口10側に次の1ピッチ分が間欠送りされて、その送り出された新たな部品12を吸着ノズル7で吸着する。 【0026】 そして、この新たな部品12が吸着ノズル7に吸着され、作業ヘッド6が移動されて部品認識用カメラ8により新たな部品12が画像認識された後に、カット機構20により該収容テープ15が2ピッチ分切断される。これは、部品12が残存しているおそれのある最初の1ピッチ分は切断しないようにするためである。その後の工程は、前述した場合と同様である。 【0027】 なお、本実施の形態では、部品認識用カメラ8により部品12が画像認識された場合には、収容テープ15から部品12が取り出されたものとして、収容テープ15を1ピッチ分切断するようにしたので、例えば部品12の形状不良や寸法不良により認識不良とされてもカット機構20は作動する。しかし、これに限定されるものではない。 【0028】 また、本実施の形態では、部品供給口10において吸着ノズル7により部品12が正確に吸着された場合は、収容テープ15から1個の部品12が取り出される度に、カット機構20により該収容テープ15を1ピッチ分切断する場合を例として説明した。しかし、これに限らず、例えば収容テープ15から1個づつ数個の部品12が取り出された後に、収容テープ15を数ピッチ分まとめて切断するようにしても良い。このように、収容テープ15を所定長に切断することで、切断したテープをコンパクトにダストボックス23に収容することができる。 【0029】 また、本実施の形態では、部品テープ11を間欠送りする場合について説明したが、これに限らず、例えば、部品テープ11を所定速度で連続送りする場合であっても良い。この場合は、収容テープ15は所定長さごとに切断されることになる。 【図面の簡単な説明】 【0030】 【図1】本実施の形態の部品搭載装置の主要部の内部構成を模式的に示す図である。 【図2】作業ヘッドの外観斜視図である。 【図3】テープ式部品供給装置の側面図である。 【図4】同上の部品供給口を拡大した断面側面図である。 【図5】従来のテープ式部品供給装置を模式的に示す斜視図である。 【図6】従来のテープ式部品供給装置が取り付けられた部品搭載装置の外観斜視図である。 【符号の説明】 【0031】 1 部品搭載装置 3 基板 5 テープ式部品供給装置 6 作業ヘッド 7 吸着ノズル 8 部品認識用カメラ 10 部品供給口 11 部品テープ 12 部品 14 トップテープ 15 収容テープ 17 制御部 20 カット機構 21 固定刃 22 可動刃
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| 【出願人】 |
【識別番号】000178022 【氏名又は名称】山形カシオ株式会社
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| 【出願日】 |
平成17年7月11日(2005.7.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074099 【弁理士】 【氏名又は名称】大菅 義之
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| 【公開番号】 |
特開2007−19373(P2007−19373A) |
| 【公開日】 |
平成19年1月25日(2007.1.25) |
| 【出願番号】 |
特願2005−201308(P2005−201308) |
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