| 【発明の名称】 |
電子部品実装体の製造方法及び電気光学装置の製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】斎藤 淳
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| 【要約】 |
【課題】電子部品の端子と配線との接続信頼性に優れた電子部品実装体を容易に製造することが可能な電子部品実装体の製造方法及び電気光学装置の製造方法を提供する。
【解決手段】入出力端子20、21を有するドライバIC15と、剥離層25を介して入出力配線22、23が固着された透光性を有するガラス基板24とを可撓性基材18を介して熱圧着することで、入出力端子20、21と入出力配線22、23とを接続する工程(S4)を備えているので、剥離層25が入出力配線22、23を固着する力を低下させた状態で容易に入出力配線22、23から剥離層25を剥離し、ドライバIC15の入出力端子20、21とガラス基板24の入出力配線22、23との接続信頼性に優れると共に例えば単独で取り扱うことが可能な電子部品実装体3を容易に製造することができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 端子を有する電子部品と、剥離部材を介して固着された配線を有する基板とを樹脂層を介して圧着することで、前記端子と前記配線とを接続する工程と、 前記剥離部材が前記配線及び前記基板を固着する力を低下させる又は失わせる工程と、 前記配線から前記剥離部材を剥離する工程と を具備することを特徴とする電子部品実装体の製造方法。 【請求項2】 前記接続する工程は、 前記電子部品の端子を、前記樹脂層に貫通させる工程と、 前記樹脂層に前記端子を貫通させた電子部品を、前記基板に熱圧着する工程と を有することを特徴とする請求項1に記載の電子部品実装体の製造方法。 【請求項3】 前記接続する工程は、 前記剥離部材の前記配線が設けられた側に前記樹脂層を設ける工程と、 前記樹脂層が設けられた基板に前記電子部品を熱圧着する工程と を有することを特徴とする請求項1に記載の電子部品実装体の製造方法。 【請求項4】 前記基板は透光性の基板であり、 前記接続する工程は、前記基板を介して前記端子と前記配線との位置を認識することで、前記位置をアラインメントすることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の電子部品実装体の製造方法。 【請求項5】 前記剥離部材は非晶質シリコンにより形成されており、 前記固着する力を低下させる又は失わせる工程は、前記基板を介して前記非晶質シリコンにエキシマレーザー光を照射することを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の電子部品実装体の製造方法。 【請求項6】 端子を有する電子部品と、金属層を介して固着された配線を有する基板とを樹脂層を介して圧着することで、前記端子と前記配線とを接続する工程と、 エッチング液により前記金属層をエッチングすることで、前記配線から前記金属層を除去する工程と を具備することを特徴とする電子部品実装体の製造方法。 【請求項7】 前記金属層は、前記接続する工程時に前記端子の位置を認識するための開口部を有することを特徴とする請求項6に記載の電子部品実装体の製造方法。 【請求項8】 前記剥離部材は加熱により接着力が低下する又は失われる熱剥離部材であり、 前記固着する力を低下させる又は失わせる工程は、前記接続する工程で前記熱剥離部材を加熱することを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の電子部品実装体の製造方法。 【請求項9】 前記剥離部材は紫外線の照射により接着力が低下する又は失われる紫外線剥離部材であり、 前記固着する力を低下させる又は失わせる工程は、前記紫外線剥離部材に紫外線を照射することを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の電子部品実装体の製造方法。 【請求項10】 請求項1に記載の電子部品実装体の製造方法により電子部品実装体を製造する工程と、 前記電子部品実装体を被接続基板に接続する工程と を備えたことを特徴とする電気光学装置の製造方法。 【請求項11】 前記被接続基板は、電気光学装置用基板であることを特徴とする請求項10に記載の電気光学装置の製造方法。 【請求項12】 前記被接続基板は、電気光学装置用基板に接続された可撓性基板であることを特徴とする請求項10に記載の電気光学装置の製造方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、パーソナルコンピュータや携帯電話機等の電子機器に用いられる電子部品実装体の製造方法及び電気光学装置の製造方法に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、パーソナルコンピュータや携帯電話機等といった電子機器の表示装置として電気光学装置としての例えば液晶装置等が用いられている。この液晶装置等は、例えば、液晶パネルと、液晶パネルに接続された回路基板とを備えている。例えば回路基板等の基板上に回路パターンを形成するために転写シートを用いる方法が知られているが、転写シートは、易剥離性シートの上に金属膜が直接形成されていることから、使用以前に例えば金属膜の一部が剥がれるおそれがある、という問題があった。 【0003】 この問題を解決するために、例えば、ベースフィルムの上に樹脂層、樹脂層の上に金属層、金属層の上に粘着剤層を形成することで転写シートを形成し、金属層を被着体に粘着した後、樹脂層(剥離部材)からベースフィルムを剥離させて、金属層を被着体に転写することで、使用前に、樹脂層(剥離部材)から金属層が容易に剥離されることを防止しようとする技術が開示されている。(例えば、特許文献1参照)。 【特許文献1】特開2004−306412号公報(段落[0051]、図4)。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかしながら、上述した技術では、例えば転写シートの使用以前に金属膜の一部が剥がれることを防止することはできるが、一方、例えば単独でインターフェース基板として取り扱い可能であるドライバICを含んだ回路基板を容易に形成することは難しい、という問題がある。 【0005】 また、例えば回路基板等の基板に電子部品が実装された電子部品実装体を製造するときに、予め基板に設けられた配線に例えば液晶駆動用のドライバIC等の電子部品を実装しようとすると基板が伸縮し易くアラインメントが難しいためにドライバICを基板の正確な位置に実装することは難しく、電子部品の端子と基板側の配線との接続信頼性が低下するおそれがある、という問題がある。 【0006】 本発明は、上述の課題に鑑みてなされるもので、電子部品の端子と配線との接続信頼性に優れた電子部品実装体を容易に製造することが可能な電子部品実装体の製造方法及び電気光学装置の製造方法を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0007】 上記目的を達成するために、本発明の主たる観点に係る電子部品実装体の製造方法は、端子を有する電子部品と、剥離部材を介して固着された配線を有する基板とを樹脂層を介して圧着することで、前記端子と前記配線とを接続する工程と、前記剥離部材が前記配線及び前記基板を固着する力を低下させる又は失わせる工程と、前記配線から前記剥離部材を剥離する工程とを具備することを特徴とする。 【0008】 本発明では、端子を有する電子部品と、剥離部材を介して固着された配線を有する基板とを樹脂層を介して圧着することで、端子と配線とを接続する工程を備えているので、例えば端子と配線とを樹脂層により固定した状態で接続することができると共に、剥離部材が配線を固着する力を低下させる又は失わせる工程と、配線から剥離部材を剥離する工程とを備えているので、例えば剥離部材が配線を固着する力を低下させた状態で容易に配線から剥離部材を剥離することができる。このように、電子部品の端子と配線との接続信頼性に優れると共に例えば電子部品を含んだ単独で取り扱うことが可能な電子部品実装体を容易に製造することができる。 【0009】 本発明の一の形態によれば、前記接続する工程は、前記電子部品の端子を、前記樹脂層に貫通させる工程と、前記樹脂層に前記端子を貫通させた電子部品を、前記基板に熱圧着する工程とを有することを特徴とする。これにより、接続する工程は、電子部品の端子を、樹脂層に貫通させる工程と、樹脂層に端子を貫通させた電子部品を、基板に熱圧着する工程とを有するので、例えば、樹脂層が不透明である場合でも、例えば透光性を有する基板を介して、樹脂層を貫通して樹脂層から露出した電子部品の端子をアラインメントマークとして確認でき、基板に設けられた配線と、電子部品の端子との位置をアラインメントすることができると共に、接続する工程において樹脂層が伸縮しても、電子部品の端子間の距離、及び基板の配線間の距離が略一定に保たれるので、端子と配線とを確実にアラインメントすることができる。 【0010】 本発明の一の形態によれば、前記接続する工程は、前記剥離部材の前記配線が設けられた側に前記樹脂層を設ける工程と、前記樹脂層が設けられた基板に前記電子部品を熱圧着する工程とを有することを特徴とする。これにより、接続する工程は、剥離部材の配線が設けられた側に樹脂層を設ける工程と、樹脂層が設けられた基板に電子部品を熱圧着する工程とを有するので、例えば透光性を有する樹脂層が剥離部材及び剥離部材上の配線を覆うように設けられた場合には、例えば透光性を有する基板及び樹脂層を介して配線及び端子の位置を確認しつつアラインメントすることができる。一方、例えば透光性を有さない樹脂層が剥離部材及び剥離部材上の配線を覆うように設けられた場合には、例えば基板に設けられたアラインメントマークを用いて基板に対する電子部品の実装位置をアラインメントすることができる。 【0011】 本発明の一の形態によれば、前記基板は透光性の基板であり、前記接続する工程は、前記基板を介して前記端子と前記配線との位置を認識することで、前記位置をアラインメントすることを特徴とする。これにより、基板は透光性の基板であり、接続する工程は、基板を介して端子と配線との位置を認識することで、端子と配線との位置をアラインメントするので、確実に端子と配線とを接続することができる。 【0012】 本発明の一の形態によれば、前記剥離部材は非晶質シリコンにより形成されており、前記固着する力を低下させる又失わせる工程は、前記基板を介して前記非晶質シリコンにエキシマレーザー光を照射することを特徴とする。これにより、非晶質シリコンは、透光性を有するので、基板及び非晶質シリコンを介して配線と端子との位置を確認してアラインメントすることができる。また、固着する力を低下させる又は失わせる工程は、非晶質シリコンにエキシマレーザー光を照射するので、非晶質シリコンはエキシマレーザー光の照射により瞬間的に溶融し、再び凝固する際にポリシリコンに変化し、結晶化する際に剥離層の表面に起伏が形成される。従って、エキシマレーザー光の照射により剥離部材の表面の粗さが増大するので、剥離部材を容易に剥離することができる。 【0013】 本発明の他の観点に係る電子部品実装体の製造方法は、端子を有する電子部品と、金属層を介して固着された配線を有する基板とを樹脂層を介して圧着することで、前記端子と前記配線とを接続する工程と、エッチング液により前記金属層をエッチングすることで、前記配線から前記金属層を除去する工程とを具備することを特徴とする。 【0014】 本発明では、端子を有する電子部品と、金属層を介して固着された配線を有する基板とを樹脂層を介して圧着することで、端子と配線とを接続する工程と、エッチング液により金属層をエッチングすることで、配線から金属層を除去する工程とを備えているので、例えば端子と配線とを樹脂層により固定した状態で接続することができると共に、例えばエッチング液中に金属層ごと基板等を浸漬させることで、金属層をエッチングし配線から基板を離すことができる。例えば金属層の金属材料として銅(Cu)を選択しエッチング液として塩化第2鉄(FeCl3)を含む溶剤を選択したり、金属層の金属材料としてアルミニウム(Al)を選択しエッチング液として水酸化ナトリウム(NaOH)を含む溶剤を選択したりすることができる。このように、電子部品の端子と配線との接続信頼性に優れると共に例えば電子部品を含んだ単独で取り扱うことが可能な電子部品実装体を容易に製造することができる。 【0015】 本発明の一の形態によれば、前記金属層は、前記接続する工程時に前記端子の位置を認識するための開口部を有することを特徴とする。これにより、金属層は、接続する工程時に端子の位置を認識するための開口部を有するので、例えば透光性を有する基板と電子部品との位置合わせをするときに、金属層の開口部を介して、電子部品の端子の位置を認識しつつ端子と配線との位置を正確にアラインメントして接続することができる。 【0016】 本発明の一の形態によれば、前記剥離部材は加熱により接着力が低下する又は失われる熱剥離部材であり、前記固着する力を低下させる又は失わせる工程は、前記接続する工程で前記熱剥離部材を加熱することを特徴とする。これにより、剥離部材は加熱により接着力が低下する又は失われる熱剥離部材であり、固着する力を低下させる又は失わせる工程は、接続する工程で熱剥離部材を加熱するので、この接続する工程での熱を用いて剥離部材を加熱するだけで熱剥離部材の接着力を低下させ容易に配線から熱剥離部材を剥離することができる。 【0017】 本発明の一の形態によれば、前記剥離部材は紫外線の照射により接着力が低下する又は失われる紫外線剥離部材であり、前記固着する力を低下させる又は失わせる工程は、前記紫外線剥離部材に紫外線を照射することを特徴とする。これにより、剥離部材は紫外線の照射により接着力が低下する又は失われる紫外線剥離部材であり、固着する力を低下させる又は失わせる工程は、紫外線剥離部材に紫外線を照射するので、例えば水銀ランプ等を用いて紫外線を剥離部材の略全域に渡って容易に照射することで、紫外線剥離部材の接着力を低下させ、容易に剥離部材を剥離することができる。 【0018】 本発明の他の観点にかかる電気光学装置の製造方法は、上述した電子部品実装体の製造方法により電子部品実装体を製造する工程と、前記電子部品実装体を被接続基板に接続する工程とを備えたことを特徴とする。 【0019】 本発明では、上述した電子部品実装体の製造方法により電子部品実装体を製造する工程を備えているので、電子部品の端子と配線との接続信頼性に優れると共に例えば電子部品を含んだ単独で取り扱うことが可能な電子部品実装体を容易に製造することができると共に、電子部品実装体を被接続基板に接続する工程を備えているので、例えば製造時間を短縮すると共に表示品位に優れた電気光学装置を製造することができる。 【0020】 本発明の一の形態によれば、前記被接続基板は、電気光学装置用基板であることを特徴とする。これにより、被接続基板は、電気光学装置用基板であることを特徴とするので、電子部品の端子と配線との接続信頼性に優れた電子部品実装体と、電気光学装置用基板とが接続された電気光学装置を製造することができる。従って、表示品位に優れた電気光学装置を製造することができる。 【0021】 本発明の一の形態によれば、前記被接続基板は、電気光学装置用基板に接続された可撓性基板であることを特徴とする。これにより、被接続基板は、電気光学装置用基板に接続された可撓性基板であるので、例えば可撓性基板上の配線に、電子部品実装体の配線を接続することで、電子部品実装体の配線と可撓性基板の配線との接続信頼性に優れた電気光学装置を製造することができる。従って、例えば回路基板上に電子部品を複数実装する必要があるときに、電子部品の接続信頼性を確保することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0022】 以下、本発明に実施形態を図面に基づき説明する。なお、以下実施形態を説明するにあたっては、電気光学装置としての液晶装置、具体的には反射半透過型のTFT(Thin Film Transistor)アクティブマトリックス方式の液晶装置、液晶装置の電子部品実装体、及び液晶装置を用いた電子機器について説明するが、これに限られるものではない。また、以下の図面においては各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺や数等が異なっている。 【0023】 (第1の実施形態) 【0024】 図1は本発明に係る第1の実施形態の液晶装置の概略斜視図、図2は図1の液晶装置のA−A断面図である。 【0025】 (液晶装置の構成) 【0026】 液晶装置1は、液晶パネル2と、液晶パネル2に接続された電子部品実装体3とを備えている。なお、液晶装置1は、液晶パネル2を支持する図示を省略したフレーム等のその他の付帯機構が必要に応じて付設される。 【0027】 液晶パネル2は、基板4と、基板4に対向するように設けられた基板5と、基板4、5の間に設けられたシール材6及び基板4、5により封止された図示しない液晶とを備えている。液晶には、例えばTN(Twisted Nematic)が用いられている。 【0028】 基板4及び基板5は、例えばガラスや合成樹脂といった透光性を有する材料からなる板状部材である。基板4の液晶側には、ゲート電極7、ソース電極8、薄膜トランジスタ素子T及び画素電極9が形成されており、基板5の液晶側には、共通電極5aが形成されている。 【0029】 ゲート電極7はX方向に、ソース電極8はY方向に、それぞれ例えばアルミニウム等の金属材料等によって形成されている。ソース電極8は、例えば図1に示すように上半分が左側に、下半分が右側に引き回されて形成されている。なお、ゲート電極7及びソース電極8の本数は、液晶装置1の解像度や表示領域の大きさに応じて適宜変更可能である。 【0030】 薄膜トランジスタ素子Tは、ゲート電極7、ソース電極8及び画素電極9にそれぞれ電気的に接続される3つの端子を備えている。薄膜トランジスタ素子Tは画素電極9、ゲート電極7、ソース電極8に電気的に接続されている。これにより、ゲート電極7に電圧を印加したときにソース電極8から画素電極9に又はその逆に電流が流れるように構成されている。 【0031】 また、基板4は、基板5の外縁から張り出した領域(以下、「張り出し部」と表記する)4aを備えている。張り出し部4aの面上には、図2に示すようにゲート電極7に繋がる配線11、ソース電極8に繋がる配線12、13がそれぞれ設けられている。 【0032】 電子部品実装体3は、図1、図2に示すように、張り出し部4a側に例えばACF14を介して接続されている。電子部品実装体3は、例えばドライバIC15、16及び17と、ドライバIC15、16及び17が実装された可撓性基材18とを備えている。 【0033】 ドライバIC15は、例えば略矩形状のシリコンチップ19と、シリコンチップ19の基板4に対向する実装面に突設された入力端子20、出力端子21とを備えている。 【0034】 シリコンチップ19内には、入出力端子20、21に接続された図示を省略した配線やこの配線に接続されたトランジスタ等の電子回路が形成されている。 【0035】 入力端子20、出力端子21は、例えばCu、Ni、Au、Ag、Al製の凸部の表面がAu、Ag、Sn等の薄膜で被覆されて形成されている。なお、ドライバIC16、17については、ドライバIC15と略同様なのでその説明を省略する。 【0036】 可撓性基材18は、その材料に例えば熱可塑性樹脂が用いられている。可撓性基材18は、図2に示すようにドライバIC15が実装された側の面18aとは反対側の面18b側に例えばAu製の入力配線22、出力配線23が形成されている。可撓性基材18の中には、入力端子20、出力端子21が埋設されている。入力配線22は一端が入力端子20に接続され他端が図示を省略した外部機器に接続されている。出力配線23は一端が出力端子21に接続され他端がACF14を介して配線11に接続されている。なお、ドライバIC12、13についてはドライバIC15と同様に接続されているので、その説明を省略する。 【0037】 (液晶装置の製造方法) 【0038】 次に、液晶装置1の製造方法について図面を参照しながら説明する。 【0039】 図3は第1の実施形態の液晶装置1の製造工程を示すフローチャートである。なお、本実施形態では、液晶パネル2を製造する工程(S1)については、公知技術と同様なのでその説明を省略する。 【0040】 まず、例えばドライバIC15を熱圧着することで、図4に示すように例えば熱可塑性樹脂からなる可撓性基材18中に入力端子20、出力端子21を挿入して貫通させ、面18bから入力端子20、出力端子21の端面20a、21aを露出させる(S2)。 【0041】 一方、例えばこの工程とは別に、図5に示すように透光性を有する例えばガラス基板24上に、例えば非晶質シリコンを蒸着することで透光性を有する剥離層25を形成し、更にその上に例えばめっき法やインクジェット法やスクリーン印刷等によって入力配線22、出力配線23を形成しておく(S3)。なお、本実施形態では、ガラス基板24を用いたが、これに限定されず、例えば、透明樹脂板や石英ガラスを用いるようにしてもよい。 【0042】 次に、可撓性基材18に入力端子20、出力端子21を貫通させた図4に示す状態のドライバIC15を、剥離層25を介して入出力配線22、23が形成された図5に示すガラス基板24に熱圧着することで、図6に示すように入力端子20と入力配線22、及び出力端子21と出力配線23とを接続すると共に、熱により溶解した可撓性基材18が例えば入力配線22、出力配線23に接着するようにする(S4)。なお、入力端子20、出力端子21が可撓性基材18の面18bから露出していると共に、ガラス基板24及び剥離層25が透光性を有しているので、例えばガラス基板24を介して、入力端子20や入力配線22等の位置を容易に確認してアラインメントすることができる。 【0043】 なお、本実施形態では、例えば入力端子20と、入力配線22とが例えば圧着されている例を示したが、これに限定されず、例えば加熱により共晶接合等の金属接合をすることで、より強固に接合し導電性を向上させるようにしてもよい。 【0044】 次に、ガラス基板24を介して図6に点線で示すように例えば剥離層25に例えばエキシマレーザー等のレーザー光を照射する(S5)。非晶質シリコンからなる剥離層25は、例えばエキシマレーザーの照射により瞬間的に溶融し、再び凝固する際にポリシリコンに変化し、結晶化する際に剥離層25の表面に起伏が形成される。従って、エキシマレーザーの照射により剥離層25の表面の粗さを増大させることができる。 【0045】 続いて、ガラス基板24及び剥離層25を図7に示すように入力配線22、出力配線23及び可撓性基材18から剥離し、電子部品実装体3を製造する(S6)。なお、ドライバIC16、17についてもドライバIC15と同様に入出力配線を転写する。 【0046】 次に、ステップ1で製造した液晶パネル2に、ステップ6で製造した電子部品実装体3を接続する(S7)。このとき、例えば図2に示すように液晶パネル2の配線11に例えばACF14を介して出力配線23を接続する。 【0047】 そして、液晶パネル2に例えば偏光板やバックライトユニット等を設ける等して液晶装置1を製造する(S8)。 【0048】 以上で液晶装置1の製造方法についての説明を終了する。 【0049】 このように本実施形態によれば、入出力端子20、21を有するドライバIC15と、剥離層25を介して入出力配線22、23が固着された透光性を有するガラス基板24とを可撓性基材18を介して熱圧着することで、入出力端子20、21と入出力配線22、23とを接続する工程(S4)と、剥離層25が入出力配線22、23を固着する力を低下させる又は失わせる工程(S5)と、入出力配線22、23から剥離層25を剥離する工程(S6)とを備えているので、剥離層25が入出力配線22、23を固着する力を低下させた状態で容易に入出力配線22、23から剥離層25及びガラス基板24を剥離しドライバIC15の入出力端子20、21に入出力配線22、23を転写することができる。このように、ドライバIC15の入出力端子20、21とガラス基板24の入出力配線22、23との接続信頼性に優れると共に例えば単独で取り扱うことが可能な電子部品実装体3を容易に製造することができる。 【0050】 また、入出力端子20、21を有するドライバIC15と、剥離層25を介して入出力配線22、23が固着された透光性を有するガラス基板24とを可撓性基材18を介して熱圧着することで、入出力端子20、21と入出力配線22、23とを接続する工程(S4)を備えているので、例えば透光性を有するガラス基板24を介して入出力配線22、23と入出力端子20、21との位置を確認しつつ入出力配線22、23に対して入出力端子20、21の位置を容易かつ正確にアラインメントして入出力端子20、21と入出力配線22、23とを可撓性基材18により固定した状態で接続することができる。 【0051】 更に、ドライバIC15の入出力端子20、21を、可撓性基材18を貫通させる工程(S2)と、可撓性基材18に入出力端子20、21を貫通させたドライバIC15を、ガラス基板24に熱圧着する工程(S3)とを備えるので、例えば、可撓性基材18が不透明である場合でも、透光性を有するガラス基板24を介して、可撓性基材18から露出したドライバIC15の入出力端子20、21をアラインメントマークとして確認でき、ガラス基板24に設けられた入出力配線22、23と、ドライバIC15の入出力端子20、21との位置をアラインメントすることができると共に、熱圧着により入出力端子20、21と入出力配線22、23とをそれぞれ接続する工程(S4)において、可撓性基材18が伸縮しても、ガラス基板24と、ドライバIC15との熱膨張率が略同じであるため、ドライバIC15の入出力端子20、21間の距離、及びガラス基板24の入出力配線22、23間の距離が略一定に保たれるので、入出力端子20、21と入手力配線22、23とを確実にアラインメントすることができる。 【0052】 また更に、剥離層25は透光性を有する非晶質シリコンにより形成されているので、ガラス基板24及び非晶質シリコンの剥離層25を介して入出力配線22、23と入出力端子20、21との位置を確認して容易にアラインメントすることができる。また、剥離層25が入出力配線22、23を固着する力を低下させる又は失わせる工程(S5)は、非晶質シリコンにレーザー光であるエキシマレーザーを照射するので、例えば非晶質シリコンはエキシマレーザーの照射により瞬間的に溶融し、再び凝固する際にポリシリコンに変化し、結晶化する際に剥離層25の表面に起伏が形成される。従って、エキシマレーザーの照射により剥離層25の表面の粗さが増大するので、入出力配線22、23から剥離層25及びガラス基板24を容易に剥離することができる。 【0053】 更に、電子部品実装体3の可撓性基材18を、例えば従来の回路基板の基材としてそのまま用いることで、製造コストを低下することができる。 【0054】 (第1の変形例) 【0055】 次に、本発明に係る第1の変形例の液晶装置のについて説明する。なお、本変形例以降においては、上記実施形態と同一の構成部材等には同一の符号を付しその説明を省略し、異なる箇所を中心に説明する。 【0056】 図8は本発明に係る第1の変形例の液晶装置の断面図である。 【0057】 (液晶装置の構成) 【0058】 上記第1の実施の形態では、例えば電子部品実装体3の出力配線23を液晶パネル2の基板4の配線11にACF14を介して接続する例を示したが、本変形例の電子部品実装体31は、可撓性を有する回路基板32に実装されており回路基板32を介して液晶パネル2に接続されている。 【0059】 本変形例の液晶装置30は、図8に示すように、液晶パネル2と、液晶パネル2に接続された回路基板32と、回路基板32に実装された電子部品実装体31とを備えている。 【0060】 電子部品実装体31は、図8に示すように、第1の実施形態の入出力配線22、23よりX方向の長さが短い入出力配線33、34と、同じく可撓性基材18よりX方向の長さが短い可撓性基材35とを備えている。入出力配線33、34の一側は、それぞれ入出力端子20、21に接続されている。可撓性基材35は、例えば入出力配線33、34及び回路基板32に接着して設けられている。 【0061】 回路基板32は、可撓性基材36と、可撓性基材36の電子部品実装体31が実装された側の面36aから反対側の面36bの導通を図るための接続部材37、38と、可撓性基材36の面36b側に形成された入出力配線39、40とを備えている。 【0062】 接続部材37、38は、例えば入出力端子33、34の他側の直下で可撓性基材36中に埋設されている。入力配線39の一端部は、導電部材37に接続されており他端部は例えば図示を省略した外部機器に接続されている。出力配線40の一端部は、導電部材38に接続されており、他端部はACF14を介して配線11に接続されている。 【0063】 (液晶装置の製造方法) 【0064】 次に、本変形例の液晶装置30の製造工程について説明する。なお、第1の実施の形態とはステップ3とステップ5等の製造工程が異なるので、異なる箇所を中心的に説明する。 【0065】 上記第1の実施の形態と同様に液晶パネル2を製造し(S1)、ドライバIC15の入出力端子20、21の端面20a、21aを可撓性基材35から露出させる(S2’)。 【0066】 次に、図5に示す剥離層25を介して入出力配線22、23を形成する代りに、図9に示すように、ガラス基板24の例えば全面にスパッタにより銅の金属層41を形成し、その後、例えば電解めっき、インクジェット法、スクリーン印刷等により入出力配線33、34をパターニングする(S3‘)。なお、図10に示すように、入出力配線33、34が形成された領域とは異なる領域の金属層41を、例えばソフトエッチング等により除去することで、例えば入力端子20と入力配線33とを接続する工程時に入力端子20等の位置を認識するための開口部41aを形成するようにしてもよい。 【0067】 続いて、可撓性基材35に入力端子20、出力端子21を貫通させた状態のドライバIC15を、図8に示すようにガラス基板24に熱圧着することで、入力端子20と入力配線33、及び出力端子21と出力配線34とを接続すると共に、熱により溶解した可撓性基材35が例えば入力配線33、出力配線34に接着するようにする(S4‘)。なお、この場合には、ガラス基板24に形成された図示を省略したアラインメントマーク等を用いて入力端子20や入力配線33の位置をアラインメントするようにすればよい。 【0068】 次に、例えばエッチング液である塩化第2鉄(FeCl3)を含む溶剤中に金属層41ごとガラス基板24等を浸漬させることでエッチングする(S5‘)。なお、金属層41の金属材料としてアルミニウム(Al)を選択しエッチング液として水酸化ナトリウム(NaOH)を含む溶剤を選択してもよい。 【0069】 続いて、入力配線33、出力配線34及び可撓性基材35からガラス基板24を離し電子部品実装体31を製造する(S6)。なお、ドライバIC16、17についてもドライバIC15と同様に入出力配線を転写する。 【0070】 次に、電子部品実装体31の入出力配線33、34を回路基板32の導電部材37、38にそれぞれ接続し、出力配線40をACF14を介して張り出し部4a上の配線11に接続し(S7‘)、液晶パネル2に例えば偏光板やバックライトユニット等を設ける等して液晶装置30を製造する(S8’)。 【0071】 以上で液晶装置30の製造方法についての説明を終了する。 【0072】 このように本変形例によれば、金属層41は金属(銅)により形成されており、エッチング液により金属(銅)をエッチングする(S5‘)ので、例えばエッチング液中に金属層41ごとガラス基板24を浸漬させることで、金属層41をエッチングし、ガラス基板24を離し易くすることができる。従って、エッチング液中にガラス基板24ごと金属層41を浸漬させるだけで、容易に金属層41による入出力配線33、34の固着力を低下させる又は失わせることができ製造が容易となる。 【0073】 なお、図10に示すように金属層41に開口部41aが形成されている場合には、ガラス基板24及び開口部41aを介して入力端子20等を認識しつつ例えば入力端子20と、入力配線33とを容易にアラインメントすることができる。 【0074】 (第2の変形例) 【0075】 次に、本発明に係る第2の変形例の液晶装置のについて説明する。 【0076】 図11は本発明に係る第2の変形例の液晶装置の断面図である。 【0077】 (液晶装置の構成) 【0078】 上記第1の実施の形態では、例えば電子部品実装体3の出力配線23を液晶パネル2の基板4の配線11にACF14を介して接続する例を示したが、本変形例では、例えば第1の変形例の電子部品実装体31が、基板4の張り出し部4a‘に実装されていると共に、回路基板51がACF14を介して張り出し部4a‘に接続されている。なお、張り出し部4a‘のX方向の長さは、張り出し部4aのX方向の長さより大きく設定されている。 【0079】 本変形例の液晶装置50は、図11に示すように、液晶パネル2と、液晶パネル2の張り出し部4a‘に実装された電子部品実装体31と、張り出し部4a’に接続された回路基板51とを備えている。なお、液晶パネル2と、電子部品実装体31とはその構造が上記変形例等と同じなのでその説明を省略する。 【0080】 液晶パネル2の基板4の張り出し部4a‘には、例えば電子部品実装体31の入力配線33に一側が接続された配線52が形成されている。基板4上の配線11は、電子部品実装体31の出力配線34に接続されている。 【0081】 回路基板51は、可撓性基材53と、可撓性基材53の基板4と対向する面側の形成された配線54とを備えている。配線54は、配線52の他側にACF14を介して接続されている。 【0082】 (液晶装置の製造方法) 【0083】 次に、本変形例の液晶装置50の製造工程について説明する。なお、第1の実施の形態とはステップ3とステップ5等の製造工程が異なるので、異なる箇所を中心的に説明する。 【0084】 上記第1の実施の形態と同様に液晶パネル2を製造し(S1‘)、ドライバIC15の入出力端子20、21の端面20a、21aを可撓性基材35から露出させる(S2’)。 【0085】 次に、図5に示す剥離層25の代りに、例えば熱を加えることによって接着力が低下し剥離可能になる図12に示す易透明熱剥離フィルム55をガラス基板24に貼り付け、その後、例えば電解めっきやインクジェット法やスクリーン印刷等により入出力配線33、34をパターニングする(S3‘)。 【0086】 続いて、可撓性基材35に入力端子20、出力端子21を貫通させた状態のドライバIC15を、易透明熱剥離フィルム55を介して入出力配線33、34が形成されたガラス基板24に熱圧着することで、入力端子20と入力配線33、及び出力端子21と出力配線34とを接続すると共に、熱により溶解した可撓性基材35が例えば入力配線33、出力配線34に接着するようにする(S4‘)。なお、入力端子20、出力端子21が可撓性基材35から露出していると共に、ガラス基板24及び易透明熱剥離フィルム55が透光性を有しているので、例えばガラス基板24及び易透明熱剥離フィルム55を介して、入力端子20や入力配線22等の位置を容易に確認してアラインメントすることができる。 【0087】 また、ステップ4‘の熱圧着時の熱により、例えば易透明熱剥離フィルム55は接着力が低下し、容易に剥離することができるようになる(S5‘)。 【0088】 続いて、ガラス基板24を入力配線22、出力配線23及び可撓性基材35から剥離し電子部品実装体31を製造する(S6‘)。 【0089】 次に、ステップ1‘で製造した液晶パネル2に、電子部品実装体31を実装し(S7‘)、液晶パネル2に例えば偏光板やバックライトユニット等を設ける等して液晶装置50を製造する(S8’)。 【0090】 以上で液晶装置50の製造方法についての説明を終了する。 【0091】 このように本変形例によれば、ガラス基板24に易透明熱剥離フィルム55を貼り付け更に入出力配線33、34を形成する工程(S3‘)と、入出力配線33、34を接着する力を低下させる又は失わせるために易透明熱剥離フィルム55を加熱する工程(S5‘)とを備えているので、易透明熱剥離フィルム55を加熱するだけで易透明熱剥離フィルム55の接着力を低下させ又は失わせ容易にガラス基板24を剥離することができる。 【0092】 また、易透明熱剥離フィルム55が透光性を有しているので、ガラス基板24及び易透明熱剥離フィルム55を介して、ガラス基板24に設けられた入出力配線33、34と、ドライバIC15の入出力端子20、21との位置を容易に確認しつつアラインメントすることができる。 【0093】 なお、本変形例では、ガラス基板24に易透明熱剥離フィルム55を介して入出力配線33、34を形成する例を示したが、これに限定されず、例えばガラス基板24に、UV光の照射によって接着力が低下し剥離可能となる易透明UV剥離フィルムを接着し、例えば電解めっき等により入出力配線33、34を形成するようにしてもよい。この場合には、第1の実施の形態のステップ5の代りに、易透明UV剥離フィルムにガラス基板24を介してUV光を照射することで、易透明UV剥離フィルムの接着力を低下させ又は失わせ、易透明UV剥離フィルムを容易に剥離することができる。また、易透明UV剥離フィルムが透光性を有しているので、ガラス基板24及び易透明UV剥離フィルムを介して容易に入出力配線33、34に対して入出力端子22、23をアラインメントすることができると共に、例えば水銀ランプ等を用いて容易に紫外線を易透明UV剥離フィルムの略全域に渡って照射することで、易透明UV剥離フィルムの接着力を易透明UV剥離フィルムの略全域に渡って容易に低下させ、容易に易透明UV剥離フィルムを剥離することができる。 【0094】 また、上記実施形態及び変形例では、図4に示すようにドライバIC15の入出力端子20、21の端面20a、21aを可撓性基材35から露出させ(S2)、図4に示す状態のドライバIC15を、図5に示すガラス基板24に熱圧着する例を示した。しかし、これに限定されず、例えば図13に示すようにガラス基板24に剥離層25を介して入出力配線22、23を形成し、剥離層25の入出力配線22、23が形成された側に熱可塑性樹脂等の可撓性基材18を設けておき、次に、剥離層25の入出力配線22、23が形成された側に可撓性基材18が設けられた図13に示すガラス基板24に、ドライバIC15を熱圧着することで、入力端子20と入力配線22、及び出力端子21と出力配線23とを接続すると共に、熱により溶解した可撓性基材18が例えばシリコンチップ19に接着するようにする。この場合には、例えばガラス基板24、剥離層25を介して入力端子20や入力配線22等の位置を確認してアラインメントすることができる。なお、剥離層が不透明な場合には、ガラス基板24上の図示しないアラインメントマーク等を用いて、入力端子20や入力配線22等の位置を確認してアラインメントするようにすればよい。 【0095】 この場合には、剥離層25の入出力配線22、23が形成された側に可撓性基材18を設ける工程と、可撓性基材18が設けられたガラス基板24にドライバIC15を熱圧着する工程とを備えているので、例えば透光性を有する熱可塑性樹脂製の可撓性基材18が剥離層25及び剥離層25上の入出力配線22、23を覆うように設けられた場合には、ガラス基板24及び可撓性基材18を介して、入出力配線22、23及び入出力端子20、21の位置を確認しつつアラインメントすることができる。一方、例えば透光性を有さない熱可塑性樹脂製の可撓性基材18が剥離層25及び剥離層25上の入出力配線22、23を覆うように形成された場合には、例えばガラス基板24に設けられた図示しないアラインメントマークを用いてガラス基板24に対するドライバIC15の実装位置をアラインメントすることができる。 【0096】 (第2の実施形態・電子機器) 【0097】 次に、上述した液晶装置1を備えた本発明の第2の実施形態に係る電子機器について説明する。 【0098】 図14は本発明の第2の実施形態に係る電子機器の表示制御系の全体構成の概略構成図である。 【0099】 電子機器300は、表示制御系として例えば図14に示すように液晶パネル2及び表示制御回路390などを備え、その表示制御回路390は表示情報出力源391、表示情報処理回路392、電源回路393及びタイミングジェネレータ394などを有する。 【0100】 また、液晶パネル2には表示領域Iを駆動するドライバIC15等を含む駆動回路361を有する。 【0101】 表示情報出力源391は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などからなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスクなどからなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同調回路とを備えている。更に表示情報出力源391は、タイミングジェネレータ394によって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号などの形で表示情報を表示情報処理回路392に供給するように構成されている。 【0102】 また、表示情報処理回路392はシリアル−パラレル変換回路、増幅・反転回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路などの周知の各種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像情報をクロック信号CLKと共に駆動回路361へ供給する。また、電源回路393は、上述した各構成要素に夫々所定の電圧を供給する。 【0103】 このように本実施形態によれば、上述した電子部品実装体3の製造方法により電子部品実装体3を製造する工程を備えているので、ドライバIC15の入出力端子20、21とガラス基板24の入出力配線22、23との接続信頼性に優れると共に例えば単独で取り扱うことが可能な電子部品実装体3を容易に製造することが可能であると共に、例えば製造時間を短縮すると共に表示品位に優れた電子機器を製造することができる。 【0104】 具体的な電子機器としては、携帯電話機やパーソナルコンピュータなどの他に液晶装置が搭載されたタッチパネル、プロジェクタ、液晶テレビやビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末等が挙げられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として、上述した例えば液晶装置1等が適用可能なのは言うまでもない。 【0105】 なお、本発明の電子機器、液晶装置及び電子部品実装体は、上述した例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更を加え得ることは勿論である。 【0106】 例えば、上述の実施形態ではTFT型の液晶装置1等について説明したがこれに限られるものではなく、例えばTFD(Thin Film Diode)型アクティブマトリックス型、パッシブマトリクス型の液晶装置であってもよい。また、プラズマディスプレイ装置、電気泳動ディスプレイ装置、電子放出素子を用いた装置(Field Emission Display及びSurface‐Conduction Electron‐Emitter Display等)などの各種電気光学装置に本発明を適用してもよい。 【図面の簡単な説明】 【0107】 【図1】本発明に係る第1の実施形態の液晶装置の概略斜視図である。 【図2】図1の液晶装置のA−A断面図である。 【図3】第1の実施形態の液晶装置の製造工程を示すフローチャートである。 【図4】熱可塑性樹脂に圧着されたドライバICの断面図である(S2)。 【図5】入出力配線が剥離層を介して設けられたガラス基板の断面図である(S3)。 【図6】ドライバICをガラス基板に熱圧着した状態の断面図である(S4、S5)。 【図7】ガラス基板を剥離した電子部品実装体の断面図である(S6)。 【図8】本発明に係る第1の変形例の液晶装置の断面図である。 【図9】第1の変形例の銅製の剥離層が形成されたガラス基板の断面図である。 【図10】銅製の剥離層の変形例を説明するための説明図である。 【図11】本発明に係る第2の変形例の液晶装置の断面図である。 【図12】第2の変形例の剥離層が形成されたガラス基板の断面図である。 【図13】第3の変形例の電子部品実装体の製造工程を示す説明図である。 【図14】本発明に係る第2の実施形態の電子機器の表示制御系の概略構成図である。 【符号の説明】 【0108】 T…薄膜トランジスタ素子、 I…表示領域、 1、30、50…液晶装置、 2…液晶パネル、 3、31…電子部品実装体、 4、5…基板、4a、4a‘…張り出し部、 5a…共通電極、 6…シール材、 7…ゲート電極、 8…ソース電極、 9…画素電極、 11、12、13、52、54…配線、 14…ACF、 15、16、17…ドライバIC、 18、35、36、53…可撓性基材、 18a、18b、36a、36b…面、 19…シリコンチップ、 20…入力端子、 21…出力端子、 20a、21a…端面、 22、33、39…入力配線、 23、34、40…出力配線、 24…ガラス基板、 25…剥離層、 32、51…回路基板、 37、38…接続部材、 41…金属層、 41a 開口部、 55…易透明熱剥離フィルム、 300…電子機器、 361…駆動回路、 361…駆動回路、 390…表示制御回路
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| 【出願人】 |
【識別番号】304053854 【氏名又は名称】三洋エプソンイメージングデバイス株式会社
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| 【出願日】 |
平成17年7月11日(2005.7.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100095728 【弁理士】 【氏名又は名称】上柳 雅誉
【識別番号】100107076 【弁理士】 【氏名又は名称】藤綱 英吉
【識別番号】100107261 【弁理士】 【氏名又は名称】須澤 修
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| 【公開番号】 |
特開2007−19366(P2007−19366A) |
| 【公開日】 |
平成19年1月25日(2007.1.25) |
| 【出願番号】 |
特願2005−201176(P2005−201176) |
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