| 【発明の名称】 |
電子部品搭載装置及びその保守管理時期予告方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】大場 和博
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| 【要約】 |
【課題】故障する前に簡単な方法により構成各部の保守管理時期を予告し、また寿命が尽きる前に保守管理時期であることを警告報知する電子部品搭載装置及びその保守管理時期予告方法を提供する。
【解決手段】アクチュエータ系の構成各部ごとに保証動作回数、予告動作回数、保障期間、予告期間を予めメモリ39に記憶する。アクチュエータの動作を計数し(S01)計数した動作数を保証動作回数と比較し(S02)保証動作回数を超えていれば保守管理時期が来たことを警告表示する(S03)。更に計数した動作数を予告動作回数と比較し(S04)予告動作回数を超えていれば保守管理時期を予告表示する(S05)。更に使用期間が保証期間を超えていれば(S06がYES)保守管理時期が来たことを警告表示し(S07)使用期間が予告期間を超えていれば(S08がYES)保守管理時期を予告表示する(S09)。XYZθ系もほぼ同様に管理する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 プリント回路基板に電子部品を実装して基板ユニットを生産する電子部品搭載装置において、 各部を駆動するアクチュエータの各々について保証動作回数を記憶する保証動作回数記憶手段と、 前記保証動作回数を所定回数下回る動作回数を予告動作回数として記憶する予告動作回数記憶手段と、 前記各部を駆動するアクチュエータの各々について保証使用期間を記憶する保証使用期間記録手段と、 前記保証使用期間を所定期間下回る期間を予告使用期間として記憶する予告使用期間記憶手段と、 前記各部を駆動するアクチュエータの各々について動作回数を逐次累積記憶する動作回数記憶手段と、 前記各部を駆動するアクチュエータの各々について使用期間を逐次累積記憶する使用期間記憶手段と、 を備えたことを特徴とする電子部品搭載装置。 【請求項2】 前記予告動作回数記憶手段に記憶される前記予告動作回数と前記動作回数記憶手段に記憶される前記累積動作回数とを比較する予告動作回数比較手段と、 該予告動作回数比較手段による比較結果として前記動作回数のほうが前記予告動作回数を超えたことを示したとき当該アクチュエータの保守管理時期を予告する予告報知手段と、 前記保証動作回数記憶手段に記憶される前記保証動作回数と前記動作回数記憶手段に記憶される前記累積動作回数とを比較する保証動作回数比較手段と、 該保証動作回数比較手段による比較結果として前記動作回数のほうが前記保証動作回数を超えたことを示したとき当該アクチュエータの保守管理時期がきたことを警告する警告報知手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の電子部品搭載装置。 【請求項3】 前記予告使用期間記憶手段に記憶される前記予告使用期間と前記使用期間記憶手段に記憶される前記累積使用期間とを比較する予告使用期間比較手段と、 該予告使用期間比較手段による比較結果として前記使用期間のほうが前記予告使用期間を超えたことを示したとき当該アクチュエータの保守管理時期を予告する予告報知手段と、 前記保証使用期間記憶手段に記憶される前記保証使用期間と前記使用期間記憶手段に記憶される前記累積使用期間とを比較する保証使用期間比較手段と、 該保証使用期間比較手段による比較結果として前記使用期間のほうが前記保証使用期間を超えたことを示したとき当該アクチュエータの保守管理時期がきたことを警告する警告報知手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の電子部品搭載装置。 【請求項4】 プリント回路基板に電子部品を実装して基板ユニットを生産する電子部品搭載装置において、 各部を駆動する回転駆動系の各々について保証動作距離を記憶する保証動作距離記憶手段と、 前記保証動作距離を所定回数下回る動作距離を予告動作距離として記憶する予告動作距離記憶手段と、 前記各部を駆動する回転駆動系の各々について保証使用期間を記憶する保証使用期間記録手段と、 前記保証使用期間を所定期間下回る期間を予告使用期間として記憶する予告使用期間記憶手段と、 前記各部を駆動する回転駆動系の各々について動作距離を逐次累積記憶する動作距離記憶手段と、 前記各部を駆動する回転駆動系の各々について使用期間を逐次累積記憶する使用期間記憶手段と、 を備えたことを特徴とする電子部品搭載装置。 【請求項5】 前記予告動作距離記憶手段に記憶される前記予告動作距離と前記動作距離記憶手段に記憶される前記累積動作距離とを比較する予告動作距離比較手段と、 該予告動作距離比較手段による比較結果として前記動作距離のほうが前記予告動作距離を超えたことを示したとき当該回転駆動系の保守管理時期を予告する予告報知手段と、 前記保証動作距離記憶手段に記憶される前記保証動作距離と前記動作距離記憶手段に記憶される前記累積動作距離とを比較する保証動作距離比較手段と、 該保証動作距離比較手段による比較結果として前記動作距離のほうが前記保証動作距離を超えたことを示したとき当該回転駆動系の保守管理時期がきたことを警告する警告報知手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項4記載の電子部品搭載装置。 【請求項6】 前記予告使用期間記憶手段に記憶される前記予告使用期間と前記使用期間記憶手段に記憶される前記累積使用期間とを比較する予告使用期間比較手段と、 該予告使用期間比較手段による比較結果として前記使用期間のほうが前記予告使用期間を超えたことを示したとき当該回転駆動系の保守管理時期を予告する予告報知手段と、 前記保証使用期間記憶手段に記憶される前記保証使用期間と前記使用期間記憶手段に記憶される前記累積使用期間とを比較する保証使用期間比較手段と、 該保証使用期間比較手段による比較結果として前記使用期間のほうが前記保証使用期間を超えたことを示したとき当該回転駆動系の保守管理時期がきたことを警告する警告報知手段と、 を更に備えたことを特徴とする請求項4又は5記載の電子部品搭載装置。 【請求項7】 プリント回路基板に電子部品を実装して基板ユニットを生産する電子部品搭載装置の保守管理時期予告方法において、 各部を駆動するアクチュエータの各々について保証動作回数を記憶し、 その保証動作回数を所定回数下回る動作回数を予告動作回数として記憶し、 前記各部を駆動するアクチュエータの各々について保証使用期間を記憶し、 その保証使用期間を所定期間下回る期間を予告使用期間として記憶し、 前記各部を駆動するアクチュエータの各々について動作回数を逐次累積記憶し、 前記各部を駆動するアクチュエータの各々について使用期間を逐次累積記憶し、 前記予告動作回数と前記累積記憶された動作回数とを比較し、 その比較結果において前記動作回数のほうが前記予告動作回数を超えたことを示したとき当該アクチュエータの保守管理時期を予告し、 前記保証動作回数と前記累積記憶された動作回数とを比較し、 その比較結果において前記動作回数のほうが前記保証動作回数を超えたことを示したとき当該アクチュエータの保守管理時期がきたことを警告する工程 を含むことを特徴とする電子部品搭載装置の保守管理時期予告方法。 【請求項8】 前記予告使用期間と前記累積記憶された使用期間とを比較し、 その比較結果において前記使用期間のほうが前記予告使用期間を超えたことを示したとき当該アクチュエータの保守管理時期を予告し、 前記保証使用期間と前記累積記憶された使用期間とを比較し、 その比較結果において前記使用期間のほうが前記保証使用期間を超えたことを示したとき当該アクチュエータの保守管理時期がきたことを警告する工程 を更に含むことを特徴とする請求項7記載の電子部品搭載装置の保守管理時期予告方法。 【請求項9】 プリント回路基板に電子部品を実装して基板ユニットを生産する電子部品搭載装置の保守管理時期予告方法において、 各部を駆動する回転駆動系の各々について保証動作距離を記憶し、 その保証動作距離を所定回数下回る動作距離を予告動作距離として記憶し、 前記各部を駆動する回転駆動系の各々について保証使用期間を記憶し、 その保証使用期間を所定期間下回る期間を予告使用期間として記憶し、 前記各部を駆動する回転駆動系の各々について動作距離を逐次累積記憶し、 前記各部を駆動する回転駆動系の各々について使用期間を逐次累積記憶し、 前記予告動作距離と前記累積記憶された動作距離とを比較し、 その比較結果において前記動作距離のほうが前記予告動作距離を超えたことを示したとき当該回転駆動系の保守管理時期を予告し、 前記保証動作距離と前記累積記憶された動作距離とを比較し、 その比較結果において前記動作距離のほうが前記保証動作距離を超えたことを示したとき当該回転駆動系の保守管理時期がきたことを警告する工程 を含むことを特徴とする電子部品搭載装置の保守管理時期予告方法。 【請求項10】 前記予告使用期間と前記累積記憶された使用期間とを比較し、 その比較結果において前記使用期間のほうが前記予告使用期間を超えたことを示したとき当該回転駆動系の保守管理時期を予告し、 前記保証使用期間と前記累積記憶された使用期間とを比較し、 その比較結果において前記使用期間のほうが前記保証使用期間を超えたことを示したとき当該回転駆動系の保守管理時期がきたことを警告する工程 を更に含むことを特徴とする請求項9記載の電子部品搭載装置の保守管理時期予告方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、本体装置が故障する前にその保守管理時期を予告する電子部品搭載装置及びその保守管理時期予告方法に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、本体装置内に搬入されるプリント回路基板(以下、単に基板という)に電子部品(以下、単に部品という)を搭載して基板ユニットを生産する電子部品搭載装置がある。 電子部品搭載装置は、搭載ヘッドの先端に交換自在に保持する吸着ノズル(以下、単にノズルという)によって、部品供給装置から供給される部品を吸着し、そのノズルに吸着した部品を、部品カメラで画像認識して確認し、位置の補正を行って後、基板上に搭載するということを繰り返して基板ユニットを生産する。 【0003】 電子部品搭載装置には、上記の基板ユニットの生産処理を実行するための機構として、上記の搭載ヘッドをX、Y、Z及びθ方向に駆動するモータとボールねじやモータとプーリとベルトなどの回転駆動系の機構部と、部品供給装置の部品供給動作等を支援するアクチュエータ系の機構部がある。 【0004】 従来、これらの機構部分についての保守管理は、各部それぞれの機構部分に故障が発生してからその故障部分の部品を交換することによって行なっていた。 しかしながら、上記のように機構部分が機械的に故障してから構成部品を交換するとなると、その交換作業のために急遽生産ラインを停止させなければならない。生産途中での生産ラインの停止は、生産再開時の調整に非常な手間を要するので問題がある。 【0005】 また、故障部品がすぐに特定出来ない場合も多く、故障部品の発見までに多くの時間を費やすという生産能率の低下要因となる不具合も発生する虞がある。更に、故障が発生していながらすぐに故障と判明せず、多数の品質不良部品を生産した後に故障が発生していたと判明する可能性も残されていた。 【0006】 これらの問題を解決すべく、電子部品搭載装置等の電子装置において、制御装置や駆動装置またはセンサ装置を対象として、故障が発生した場合に自動的に故障箇所を特定して作業能率の向上を図るという故障箇所の自己診断装置が提案されている。(例えば、特許文献1参照。) また、コンピュータ装置を備える電子部品搭載装置が、その記憶装置の寿命が尽きて使用できなくなるという致命的な障害を回避するために、記憶装置の寿命診断方法が提案されている。(例えば、特許文献2参照。) また、設備に設置した測定器で設備の動作状態を定期的に測定し、収集した測定データに基づいて設備の劣化とトラブル発生原因部位又は部品を推定する劣化診断装置が提案されている。(例えば、特許文献3参照。) 【特許文献1】特開平06−276000号公報([要約]、図1) 【特許文献2】特開2004−348332号公報([要約]、図4、図6) 【特許文献3】特開2004−227357号公報([要約]、図1) 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 しかしながら、特許文献1の自己診断装置は、故障箇所を自動的に特定する点では作業能率の向上に寄与するが、この故障箇所の特定は故障が発生してから行われる処理であるため、生産ラインの突然の停止からくる不具合までは解決できない。 【0008】 また、特許文献2の寿命診断方法は、故障が発生する前に寿命の尽きる時期を予測する点で生産ラインの突然の停止からくる不具合を回避できるが、記憶装置の寿命診断という特定の構成装置に限定されており、他の構成部分には応用が利かないという難点がある。 【0009】 また、特許文献3の劣化診断装置は、劣化の時期と部位の両方を推定できる点で優れているが、その診断方法は極めて複雑で難解であり、どのような装置にでも適用できるというものではない。 【0010】 本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、故障する前に簡単な方法により構成各部の保守管理時期を予告し、また寿命が尽きる前に保守管理時期であることを警告報知する電子部品搭載装置及びその保守管理時期予告方法を提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0011】 先ず、第1の発明の電子部品搭載装置は、プリント回路基板に電子部品を実装して基板ユニットを生産する電子部品搭載装置において、各部を駆動するアクチュエータの各々について保証動作回数を記憶する保証動作回数記憶手段と、上記保証動作回数を所定回数下回る動作回数を予告動作回数として記憶する予告動作回数記憶手段と、上記各部を駆動するアクチュエータの各々について保証使用期間を記憶する保証使用期間記録手段と、上記保証使用期間を所定期間下回る期間を予告使用期間として記憶する予告使用期間記憶手段と、上記各部を駆動するアクチュエータの各々について動作回数を逐次累積記憶する動作回数記憶手段と、上記各部を駆動するアクチュエータの各々について使用期間を逐次累積記憶する使用期間記憶手段と、を備えて構成される。 【0012】 この電子部品搭載装置は、例えば、上記予告動作回数記憶手段に記憶される上記予告動作回数と上記動作回数記憶手段に記憶される上記累積動作回数とを比較する予告動作回数比較手段と、該予告動作回数比較手段による比較結果として上記動作回数のほうが上記予告動作回数を超えたことを示したとき当該アクチュエータの保守管理時期を予告する予告報知手段と、上記保証動作回数記憶手段に記憶される上記保証動作回数と上記動作回数記憶手段に記憶される上記累積動作回数とを比較する保証動作回数比較手段と、該保証動作回数比較手段による比較結果として上記動作回数のほうが上記保証動作回数を超えたことを示したとき当該アクチュエータの保守管理時期がきたことを警告する警告報知手段と、を更に備えて構成され、また、例えば、上記予告使用期間記憶手段に記憶される上記予告使用期間と上記使用期間記憶手段に記憶される上記累積使用期間とを比較する予告使用期間比較手段と、該予告使用期間比較手段による比較結果として上記使用期間のほうが上記予告使用期間を超えたことを示したとき当該アクチュエータの保守管理時期を予告する予告報知手段と、上記保証使用期間記憶手段に記憶される上記保証使用期間と上記使用期間記憶手段に記憶される上記累積使用期間とを比較する保証使用期間比較手段と、該保証使用期間比較手段による比較結果として上記使用期間のほうが上記保証使用期間を超えたことを示したとき当該アクチュエータの保守管理時期がきたことを警告する警告報知手段と、を更に備えて構成される。 【0013】 次に、第2の発明の電子部品搭載装置は、プリント回路基板に電子部品を実装して基板ユニットを生産する電子部品搭載装置において、各部を駆動する回転駆動系の各々について保証動作距離を記憶する保証動作距離記憶手段と、上記保証動作距離を所定回数下回る動作距離を予告動作距離として記憶する予告動作距離記憶手段と、上記各部を駆動する回転駆動系の各々について保証使用期間を記憶する保証使用期間記録手段と、上記保証使用期間を所定期間下回る期間を予告使用期間として記憶する予告使用期間記憶手段と、上記各部を駆動する回転駆動系の各々について動作距離を逐次累積記憶する動作距離記憶手段と、上記各部を駆動する回転駆動系の各々について使用期間を逐次累積記憶する使用期間記憶手段と、を備えて構成される。 【0014】 この電子部品搭載装置は、例えば、上記予告動作距離記憶手段に記憶される上記予告動作距離と上記動作距離記憶手段に記憶される上記累積動作距離とを比較する予告動作距離比較手段と、該予告動作距離比較手段による比較結果として上記動作距離のほうが上記予告動作距離を超えたことを示したとき当該回転駆動系の保守管理時期を予告する予告報知手段と、上記保証動作距離記憶手段に記憶される上記保証動作距離と上記動作距離記憶手段に記憶される上記累積動作距離とを比較する保証動作距離比較手段と、該保証動作距離比較手段による比較結果として上記動作距離のほうが上記保証動作距離を超えたことを示したとき当該回転駆動系の保守管理時期がきたことを警告する警告報知手段と、を更に備えて構成され、また、例えば、上記予告使用期間記憶手段に記憶される上記予告使用期間と上記使用期間記憶手段に記憶される上記累積使用期間とを比較する予告使用期間比較手段と、該予告使用期間比較手段による比較結果として上記使用期間のほうが上記予告使用期間を超えたことを示したとき当該回転駆動系の保守管理時期を予告する予告報知手段と、上記保証使用期間記憶手段に記憶される上記保証使用期間と上記使用期間記憶手段に記憶される上記累積使用期間とを比較する保証使用期間比較手段と、該保証使用期間比較手段による比較結果として上記使用期間のほうが上記保証使用期間を超えたことを示したとき当該回転駆動系の保守管理時期がきたことを警告する警告報知手段と、を更に備えて構成される。 【0015】 更に、第3の発明の電子部品搭載装置の保守管理時期予告方法は、プリント回路基板に電子部品を実装して基板ユニットを生産する電子部品搭載装置の保守管理時期予告方法において、各部を駆動するアクチュエータの各々について保証動作回数を記憶し、その保証動作回数を所定回数下回る動作回数を予告動作回数として記憶し、上記各部を駆動するアクチュエータの各々について保証使用期間を記憶し、その保証使用期間を所定期間下回る期間を予告使用期間として記憶し、上記各部を駆動するアクチュエータの各々について動作回数を逐次累積記憶し、上記各部を駆動するアクチュエータの各々について使用期間を逐次累積記憶し、上記予告動作回数と上記累積記憶された動作回数とを比較し、その比較結果において上記動作回数のほうが上記予告動作回数を超えたことを示したとき当該アクチュエータの保守管理時期を予告し、上記保証動作回数と上記累積記憶された動作回数とを比較し、その比較結果において上記動作回数のほうが上記保証動作回数を超えたことを示したとき当該アクチュエータの保守管理時期がきたことを警告する工程を含んで構成される。 【0016】 この電子部品搭載装置の保守管理時期予告方法は、例えば、上記予告使用期間と上記累積記憶された使用期間とを比較し、その比較結果において上記使用期間のほうが上記予告使用期間を超えたことを示したとき当該アクチュエータの保守管理時期を予告し、上記保証使用期間と上記累積記憶された使用期間とを比較し、その比較結果において上記使用期間のほうが上記保証使用期間を超えたことを示したとき当該アクチュエータの保守管理時期がきたことを警告する工程を更に含んで構成される。 【0017】 そして、第4の発明の電子部品搭載装置の保守管理時期予告方法は、プリント回路基板に電子部品を実装して基板ユニットを生産する電子部品搭載装置の保守管理時期予告方法において、各部を駆動する回転駆動系の各々について保証動作距離を記憶し、その保証動作距離を所定回数下回る動作距離を予告動作距離として記憶し、上記各部を駆動する回転駆動系の各々について保証使用期間を記憶し、その保証使用期間を所定期間下回る期間を予告使用期間として記憶し、上記各部を駆動する回転駆動系の各々について動作距離を逐次累積記憶し、上記各部を駆動する回転駆動系の各々について使用期間を逐次累積記憶し、上記予告動作距離と上記累積記憶された動作距離とを比較し、その比較結果において上記動作距離のほうが上記予告動作距離を超えたことを示したとき当該回転駆動系の保守管理時期を予告し、上記保証動作距離と上記累積記憶された動作距離とを比較し、その比較結果において上記動作距離のほうが上記保証動作距離を超えたことを示したとき当該回転駆動系の保守管理時期がきたことを警告する工程を含んで構成される。 【0018】 この電子部品搭載装置の保守管理時期予告方法は、例えば、上記予告使用期間と上記累積記憶された使用期間とを比較し、その比較結果において上記使用期間のほうが上記予告使用期間を超えたことを示したとき当該回転駆動系の保守管理時期を予告し、上記保証使用期間と上記累積記憶された使用期間とを比較し、その比較結果において上記使用期間のほうが上記保証使用期間を超えたことを示したとき当該回転駆動系の保守管理時期がきたことを警告する工程を更に含んで構成される。 【発明の効果】 【0019】 本発明によれば、各構成部品の実際の累積使用期間、累積使用回数、累積使用距離を予め設定されている保証使用期間、保証使用回数、保証使用距離と比較して監視するすることにより容易に各構成部品の保守管理時期を予告したり保守管理時期がきたことを警告することができるようになる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0020】 以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。 【実施例1】 【0021】 図1(a) は、本発明の電子部品搭載装置の外観斜視図であり、同図(b) は、その上下の保護カバーを取り除いて内部の構成を模式的に示す斜視図である。 同図(a) に示すように、電子部品搭載装置1は、天井カバー上の前後に、それぞれCRTディスプレイからなるモニタ装置2と、同じく天井カバー上の左右に、それぞれ稼動状態を報知する警報ランプ3を備えている。また、上部保護カバー4の前部と後部の面には、液晶ディスプレイとタッチ式入力装置からなり外部からの操作により各種の指示を入力することができる操作入力用表示装置5が配設されている(図の右斜め上方向になる後部の操作入力用表示装置5は陰になって見えない)。 【0022】 下部の基台6の上には、中央に、固定と可動の1対の平行する基板案内レール7が同図(b) に示す基板8の搬送方向(X軸方向、図の斜め右下から斜め左上方向)に水平に延在して配設される。これらの基板案内レール7の下部に接して、図には見えないループ状の搬送ベルト(コンベアベルト)が走行可能に配設される。 【0023】 搬送ベルトは、それぞれ数ミリ幅のベルト脇部を基板案内レール7の下から基板搬送路に覗かせて、不図示のベルト駆動モータにより駆動され、基板搬送方向に走行し、基板8の裏面両側を下から支持しながら装置本体内に部品搭載前の基板8をライン上流側から搬入し、部品搭載済みの基板8を順次ライン下流側に搬出する。この電子部品搭載装置1内には、常時2枚の基板8が搬入され、位置決めされて、電子部品の搭載が終了するまで固定されている。 【0024】 基台6の前後には、それぞれ部品供給ステージ9が形成されている(同図(a) では図の右斜め上方向になる後部の部品供給ステージ9は陰になって見えない。また、同図(b) では、後部の部品供給ステージ9は図示を省略している)。部品供給ステージ9には、テープリール式部品供給装置11(一般には単に、テープフィーダ、テープカセットなどと簡略に呼ばれている)が、50個〜70個と多数配置される。テープリール式部品供給装置11には、その後端部に、部品を収容したテープを捲着したテープリール12が着脱自在に装着されている。 【0025】 また、基台6の上方には本体フレームの左右(X軸方向)に分かれて固定された二本のY軸レール13と、これら二本のY軸レール13にそれぞれ摺動自在に支持される二本(装置全体で合計四本)のX軸レール14が配置されている。 【0026】 X軸レール14は、Y軸レール13に沿ってY軸方向に摺動でき、これらのX軸レール14には、それぞれ1台(装置全体で合計4台)の作業ヘッド15(15−1、15−2及び15−3、15−4)がX軸レール14に沿ってX軸方向に摺動自在に懸架されている。そして、これらの各作業ヘッド15には、同図(b) に示す例では2個の搭載ヘッド16が配設されている。つまりこの電子部品搭載装置1には合計8個の搭載ヘッド16が配設されている。 【0027】 上記の作業ヘッド15は、屈曲自在で内部が空洞な帯状のチェーン体17に保護・収容された複数本の不図示の信号コードを介して装置本体1の基台6内部の電装部マザーボード上に配設されている中央制御部と連結されている。作業ヘッド15は、これらの信号コードを介して中央制御部からは電力及び制御信号を供給され、中央制御部へは基板の位置決め用マークや部品の搭載位置の情報を示す画像データを送信する。 【0028】 また、基板案内レール7と部品供給ステージ9との間には、搭載ヘッド16に交換自在に装着される複数のノズルを収容・保持するノズルホルダ18と、搭載ヘッド16のノズルに吸着された部品を画像認識して、その良否と被吸着姿勢を判断するための複数の部品認識用カメラ19が、4個の作業ヘッド15に対応して4箇所にそれぞれ配置されている。 【0029】 また、基台6の内部には、上述した中央制御部のほかに、特には図示しないが、基板の位置決め装置、基板を2本の基板案内レール7間に固定する基板固定機構等が備えられている。 【0030】 図2は、上記作業ヘッド15の斜視図である。同図に示すように、作業ヘッド15は、上述したように屈曲自在な帯状のチェーン体17によって本体装置の中央制御部と連結されており、支持部21により支持された2個の搭載ヘッド16及び16と、基板認識用カメラ22を備えている。 【0031】 この基板認識用カメラ22は、詳しくは後述するが、本発明においてノズルに刻印で付与された識別記号を読み取るノズル識別用カメラを兼ねている。 2個の搭載ヘッド16は、それぞれZ軸方向(上下方向)に昇降可能であり且つθ軸方向(360°方向)に回転可能である。搭載ヘッド16の先端には、それぞれノズル24が装着されている。 【0032】 上記の作業ヘッド15は、上述したY軸レール13とX軸レール14とにより前後左右に自在に移動する。これにより、ノズル24は、作業ヘッド15と搭載ヘッド16を介して、各作業領域において、前後と左右に移動自在であり、上下に昇降自在であり、且つ360°方向に回転自在である。 【0033】 図3は、上記のように構成される電子部品搭載装置1のシステムブロック図である。同図に示すように、電子部品搭載装置1は、CPU35と、このCPU35にバス36で接続されたi/o(入出力)制御ユニット37及び画像処理ユニット38からなる制御部を備えている。また、CPU35にはメモリ39が接続されている。メモリ39は特には図示しないがプログラム領域とデータ領域を備えている。 【0034】 また、i/o制御ユニット37には、基板8(図1(b) 参照)の部品搭載位置を照明するための基板照明装置28や、搭載ヘッド16のノズル24(図2参照)に吸着されている部品31を照明するための部品認識用カメラ19と一体に組みつけられているLED照明器27が照明制御ユニット40を介して接続されている。 【0035】 更に、i/o制御ユニット37には、それぞれのアンプ(AMP)を介して4個のX軸モータ41、4個のY軸モータ42、8個のZ軸モータ43、及び8個のθ軸モータ44が接続されている。X軸モータ41は、X軸レール14を介してX軸方向に、作業ヘッド15を駆動し、Y軸モータ42は、Y軸レール13を介してY軸方向に、X軸レールすなわち作業ヘッド15を駆動する。Z軸モータ43は作業ヘッド15の搭載ヘッド16を上下に駆動し、そしてθ軸モータ44は搭載ヘッド16すなわちノズル24を360度回転させる。 【0036】 上記の各アンプには、特には図示しないが、それぞれエンコーダが配設されており、これらのエンコーダにより各モータ(X軸モータ41、Y軸モータ42)の回転に応じたエンコーダ値がi/o制御ユニット37を介してCPU35に入力する。これにより、CPU35は、各搭載ヘッド16の前後、左右、上下の現在位置、及び回転角を認識することができる。 【0037】 更に、上記のi/o制御ユニット37には、バキュームユニット45が接続されている。バキュームユニット45はバキュームチューブ46を介して搭載ヘッド16のノズル24に空気的に接続されている。このバキュームチューブ46には空圧センサ47が配設されている。バキュームユニット45は、ノズル24に対しバキュームによって部品31を吸着させ、又はバキューム解除とエアブローとバキュームブレイク(真空破壊)によって吸着を解除させる。 【0038】 このとき、空圧センサ47からバキュームチューブ46内の空気圧データが電気信号としてi/o制御ユニット37を介しCPU35に出力される。これにより、CPU35は、バキュームチューブ46内の空気圧の状態を知って、ノズル24によって部品31を吸着する準備が出来ているか否かを認識することができると共に、吸着された部品31が正常に吸着されているかを認識することができる。 【0039】 更に、上記のi/o制御ユニット37には、位置決め装置、ベルト駆動モータ、基板センサ、異常表示ランプ等がそれぞれのドライバを介して接続されている。位置決め装置は、前述したように電子部品搭載装置1の基台6内部において基板案内レール7の下方に配置され、装置内に案内されてくる基板8の位置決めを行う。ベルト駆動モータは案内レール7に一体的に配設されている搬送ベルトを循環駆動する。基板センサは基板8の搬入と搬出を検知する。異常表示ランプ3(図1(a) 参照)は電子部品搭載装置1の動作異常や作業領域内の異物進入等の異常時に点灯又は点滅して異常発生を現場作業者に報知する。 【0040】 また、CPU35には、通信i/oインターフェース48、図1(a) に示した操作入力用表示装置5、記録装置49が接続されている。通信i/oインターフェース48は、例えばティーチング処理などを例えばパーソナルコンピュータ等の他の処理装置で行う場合などに、これらの処理装置と有線又は無線で接続してCPU35との通信が可能であるようにする。 【0041】 記録装置49は、例えばハードデスク、MO、FD、CD−ROM/RW、フラッシュメモリ装置等の各種の記録媒体を装着可能であり、電子部品搭載装置1の部品搭載処理、その事前に行なわれる部品搭載ティーチング処理等のプログラムや、部品ライブラリのデータ、CADからのNCデータ等の各種のデータを記録して保持しており、これらのプログラムはCPU35によりメモリ39のプログラム領域にロードされて各部の制御の処理に使用され、データもメモリ39のデータ領域に読み出されて、所定の処理がなされる。また、メモリ39のデータ領域は、細分化された多数のレジスタ領域を備えており、このレジスタ領域には各種の計数値が保存される。 【0042】 操作入力用表示装置5は、部品搭載作業の実行時には、画像処理ユニット38が作業ヘッド15側の基板認識用カメラ22(図2参照)で撮像した基板8の画像や、同じく画像処理ユニット38が本体装置側の部品認識用カメラ19(図1(b) 参照)で撮像した部品31の画像を表示装置に表示する。またティーチング処理の実行時には、ティーチング画面を表示する。 【0043】 上記の構成において、電子部品搭載装置1は、以下に説明するように、図3に示すCPU35により、本体装置各構成部分の累積使用期間、累積動作回数、累積動作距離を計数し、これらの計数値と、予め設定されている保証使用期間、保証動作回数、保証動作距離の値とを比較することによって、各構成部品の保守管理時期を予告したり保守管理時期がきたことを警告する。 【0044】 図4は、アクチュエータ系の動作を監視して保守管理時期の予告と警告を行う処理のフローチャートである。尚、アクチュエータ系は、基板の位置決めを行う昇降装置、バキュームユニット45の負圧流路の開閉機構、テープ式部品供給装置のテープ送り出し機構、トレー式部品供給装置のトレー棚昇降機構、トレー引き出し機構等である。 【0045】 また、同図に示す処理は、アクチュエータ系が動作するたびに行われる処理であり記録装置49に予め登録されている上記アクチュエータ系の構成各部ごとの予め設定されている予告使用期間、予告動作回数、保証使用期間、保証動作回数の値がメモリ39に読み出されて、それらの実測累計値と比較される。 【0046】 CPU35は、図4に示すように、先ず、動作カウンタを「1」インクリメントする(S01)。なお、この動作カウンタは、アクチュエータ系の構成各部ごとに、メモリ39の所定の記憶領域に設けられている。 【0047】 続いて、CPU35は、上記「1」インクリメントした動作カウンタの値と、メモリ39から読み出した保証動作回数を比較して、動作カウンタの値が保証動作回数を超えているか否かを判別する(S02)。 【0048】 上記の保証動作回数は、同一部材の耐性試験によって予め確認されている累積動作回数の保証可能な限界値であり、当該アクチュエータの保守管理時期がきたことを警告するために設定されている値である。 【0049】 したがって、上記の判別で動作カウンタの値が保証動作回数を超えているときは(S02がYES)、CPU35は、当該アクチュエータが保証動作回数を超えており、保守管理時期がきたことをモニタ装置2又は操作入力用表示装置5によって警告報知する(S03)。 【0050】 他方、上記の判別で動作カウンタの値が保証動作回数を超えていないときは(S02がNO)、続いて、CPU35は、動作カウンタの値が予告動作回数を超えているか否かを判別する(S04)。 【0051】 上記の予告動作回数は、保証動作回数から所定回数を減じた値として、動作カウンタの値が予告動作回数を超えたとき、残る所定回数の動作まで、あとどのくらい日数が掛かるかを、動作カウンタの値と経過した使用期間とから推定して、その推定日数を保守管理時期として予告するためのものである。 【0052】 したがって、上記の判別で動作カウンタの値が予告動作回数を超えているときは(S04がYES)、CPU35は、上記の推定日数を当該アクチュエータの保守管理時期としてモニタ装置2又は操作入力用表示装置5によって予告報知して(S05)、処理S06に進む。 【0053】 尚、この場合、例えば当該アクチュエータが動作する都度、保証動作回数から動作カウンタの値を減じた残りの保証動作回数を算出し、その算出した残り保証動作回数まで、どのくらい日数が掛かるかを、動作カウンタの値と経過した使用期間とから推定して、その都度予告するようにしてもよい。 【0054】 他方、上記の判別で動作カウンタの値が予告動作回数を超えていないときは(S04がNO)、次に、CPU35は、当該アクチュエータの使用期間が保証期間を超えているか否かを判別する(S06)。 【0055】 一般に、機械類は、磨耗からくる耐用期間を管理するための動作回数と、経時疲労からくる耐用期間を管理するための使用期間の両方で耐用期間を管理する場合が多い。本例では、上記のような機械類の耐用期間管理方式を考慮して、上記のように保証動作回数のほかに保証期間で保守管理時期を判別するようにしている。 【0056】 したがって、上記の判別で使用期間が保証期間を超えているときは(S06がYES)、CPU35は、当該アクチュエータの使用期間が保証期間を超えており、保守管理時期がきたことをモニタ装置2又は操作入力用表示装置5によって警告報知する(S07)。 【0057】 他方、上記の判別で使用期間が保証期間を超えていないときは(S06がNO)、次に、CPU35は、当該アクチュエータの使用期間が予告期間を超えているか否かを判別する(S08)。 【0058】 上記の予告期間は、保証期間から所定期間を減じた値とし、使用期間が予告期間を超えたとき、残りの所定期間後を保守管理時期として予告するためのものである。 したがって、上記の判別で使用期間が予告期間を超えているときは(S08がYES)、CPU35は、当該アクチュエータの使用期間が上記の所定期間後に終了し、保守管理時期がくることをモニタ装置2又は操作入力用表示装置5によって予告報知して(S09)、このアクチュエータ系の保守管理時期の予告・警告処理を終了する。 【0059】 他方、上記の判別で使用期間が保証期間を超えていないときは(S08がNO)、CPU35は、直ちにこのアクチュエータ系の保守管理時期の予告・警告処理を終了する。 図5は、XYZθ系の動作を監視して保守管理時期の予告と警告を行う処理のフローチャートである。尚、XYZθ系は、作業ヘッド15をXY方向へ駆動するY軸レール13やX軸レール14のボールねじ、搭載ヘッド16の昇降装置、同じく搭載ヘッド16を回転させるプーリやベルト、更にはその駆動源となるX軸モータ41、Y軸モータ42、Z軸モータ43、θ軸モータ44等である。 【0060】 また、同図に示す処理は、XYZθ系が動作するたびに行われる処理であり記録装置49に予め登録されている上記XYZθ系の構成各部ごとの予め設定されている予告使用期間、予告動作距離、保証使用期間、保証動作距離の値がメモリ39に読み出されて、それらの実測累計値と比較される。 【0061】 CPU35は、図5に示すように、先ず、動作距離を累積する(S101)。なお、この動作距離の累積値は、XYZθ系の構成各部ごとに、メモリ39の所定の記憶領域に逐次記憶されていく。 【0062】 続いて、CPU35は、上記の累積動作距離の値と、メモリ39から読み出した保証動作距離を比較して、累積動作距離の値が保証動作距離を超えているか否かを判別する(S102)。 【0063】 上記の保証動作距離は、同一部材の耐性試験によって予め確認されている累積動作距離の保証可能な限界値であり、当該XYZθ系の保守管理時期がきたことを警告するために設定されている値である。 【0064】 したがって、上記の判別で累積動作距離の値が保証動作距離を超えているときは(S102がYES)、CPU35は、当該XYZθ系が保証動作距離を超えており、保守管理時期がきたことをモニタ装置2又は操作入力用表示装置5によって警告報知する(S103)。 【0065】 他方、上記の判別で累積動作距離の値が保証動作距離を超えていないときは(S102がNO)、続いて、CPU35は、累積動作距離の値が予告動作距離を超えているか否かを判別する(S04)。 【0066】 上記の予告動作距離は、保証動作距離から所定距離を減じた値として、累積動作距離の値が予告動作距離を超えたとき、残る所定距離を動作するまで、あとどのくらい日数が掛かるかを、累積動作距離の値と経過した使用期間とから推定して、その推定日数を保守管理時期として予告するためのものである。 【0067】 したがって、上記の判別で累積動作距離の値が予告動作距離を超えているときは(S104がYES)、CPU35は、上記の推定日数を当該XYZθ系の保守管理時期としてモニタ装置2又は操作入力用表示装置5によって予告報知して(S105)、処理S106に進む。 【0068】 他方、上記の判別で累積動作距離の値が予告動作距離を超えていないときは(S104がNO)、次に、CPU35は、当該XYZθ系の使用期間が保証期間を超えているか否かを判別する(S06)。 【0069】 この場合も、磨耗からくる耐用期間を管理するための動作距離と、経時疲労からくる耐用期間を管理するための使用期間の両方で駆動機構の構成部材の耐用期間を監視して保守管理時期を判別するようにしているものである。 【0070】 したがって、上記の判別で使用期間が保証期間を超えているときは(S106がYES)、CPU35は、当該XYZθ系の使用期間が保証期間を超えており、保守管理時期がきたことをモニタ装置2又は操作入力用表示装置5によって警告報知する(S107)。 【0071】 他方、上記の判別で使用期間が保証期間を超えていないときは(S106がNO)、次に、CPU35は、当該XYZθ系の使用期間が予告期間を超えているか否かを判別する(S108)。 【0072】 上記の予告期間は、保証期間から所定期間を減じた値とし、使用期間が予告期間を超えたとき、残りの所定期間後を保守管理時期として予告するためのものである。 したがって、上記の判別で使用期間が予告期間を超えているときは(S108がYES)、CPU35は、当該XYZθ系の使用期間が上記の所定期間後に終了し、保守管理時期がくることをモニタ装置2又は操作入力用表示装置5によって予告報知して(S109)、このXYZθ系の保守管理時期の予告・警告処理を終了する。 【0073】 他方、上記の判別で使用期間が保証期間を超えていないときは(S108がNO)、CPU35は、直ちにこのXYZθ系の保守管理時期の予告・警告処理を終了する。 このように、本発明によれば、各構成部品の実際の累積使用期間、累積使用回数、累積使用距離等を予め設定されている保証使用期間、保証使用回数、保証使用距離、予告使用期間、予告使用回数、予告使用距離等と比較して監視することにより、容易に各構成部品の保守管理時期を予告したり保守管理時期がきたことを警告することができるようになる。 【図面の簡単な説明】 【0074】 【図1】(a) は本発明の部品搭載装置の外観斜視図、(b) はその上下の保護カバーを取り除いて内部の構成を模式的に示す斜視図である。 【図2】本発明の部品搭載装置の作業ヘッドの斜視図である。 【図3】本発明の部品搭載装置のシステムブロック図である。 【図4】本発明の部品搭載装置におけるアクチュエータ系の動作を監視して保守管理時期の予告と警告を行う処理のフローチャートである。 【図5】本発明の部品搭載装置におけるXYZθ系の動作を監視して保守管理時期の予告と警告を行う処理のフローチャートである。 【符号の説明】 【0075】 1 部品搭載装置 2 モニタ装置 3 警報ランプ 4 上部保護カバー 5 操作入力用表示装置 6 基台 7 基板案内レール 8 基板 9 供給ステージ 11 テープリール式部品供給装置 12 テープリール 13 Y軸レール 14 X軸レール 15(15−1、15−2、15−3、15−4) 作業ヘッド 16 搭載ヘッド 17 チェーン体 18 ノズルホルダ 19 部品認識用カメラ 21 支持部 22 基板認識用カメラ 24 ノズル 24−1 装着部 24−2 ノズル部 24−3 逆円錐部 27 LED照明器 28 基板照明装置 31 部品 35 CPU 36 バス 37 i/o(入出力)制御ユニット 38 画像処理ユニット 39 メモリ 40 照明制御ユニット 41 X軸モータ 42 Y軸モータ 43 Zモータ 44 θ軸モータ 45 バキュームユニット 46 バキュームチューブ 47 空圧センサ 48 通信i/oインターフェース 49 記録装置
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| 【出願人】 |
【識別番号】000178022 【氏名又は名称】山形カシオ株式会社
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| 【出願日】 |
平成17年7月8日(2005.7.8) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100074099 【弁理士】 【氏名又は名称】大菅 義之
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| 【公開番号】 |
特開2007−19353(P2007−19353A) |
| 【公開日】 |
平成19年1月25日(2007.1.25) |
| 【出願番号】 |
特願2005−200986(P2005−200986) |
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