| 【発明の名称】 |
多層印刷回路基板およびその製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】モク、ジー−ソー
【氏名】リュウ、チャン−スプ
【氏名】キム、タエ−キュン
【氏名】セオ、ビョン−バエ
【氏名】オー、ヨーン
【氏名】シン、ヘー−ブン
【氏名】セオ、ヨウン−ソー
【氏名】パク、ドン−ジン
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| 【要約】 |
【課題】高密度な多層の印刷回路基板とそれを製造する方法とを提供する。
【解決手段】多層印刷回路基板の製造方法であって、樹脂層を基材とするCCLの両面に接着された銅箔面に回路の形成されたコア層を形成する段階、コア層の一方の面の表面の所定の位置にバンプを印刷する段階、バンプが印刷された位置に対応するプリプレグ上の位置にドリリングを通じて貫通ホールの形成された絶縁層を形成する段階、形成されたコア層でバンプが位置した一方の面の表面に絶縁層を仮付けして仮付け層を形成する段階、および、コア層が仮付け層のうち絶縁層と接するように積層し所定の大きさ以上に加熱加圧する段階を含む。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 多層印刷回路基板の製造方法であって、 (a)非導電性の基材の両面に形成された導電性の配線パターンを含むコア層を形成する段階と、 (b)前記コア層の一方の表面における所定の位置にバンプを形成する段階と、 (c)プリプレグの表面において、前記バンプが印刷された前記所定の位置に対応する位置に貫通ホールを形成した絶縁層を形成する段階と、 (d)前記(c)段階において形成した前記絶縁層を、前記(b)段階において形成した前記バンプが配置された前記コア層の前記一方の表面に対して仮付けして、仮付け層を形成する段階と、 (e)前記(a)段階において形成した他の前記コア層を、前記仮付け層の前記絶縁層に当接するようにさらに積層し、所定の温度または大きさ以上の温度および圧力を加える段階と を含む製造方法。 【請求項2】 前記(b)段階における前記所定の位置は、前記他のコア層において前記配線パターンに前記バンプが接する位置である請求項1に記載の製造方法。 【請求項3】 多層印刷回路基板の製造方法であって、 (a)非導電性の基材にビアホールを穿孔した後、前記基材の両面に形成された導電性の配線パターンを含むコア層を形成する段階と、 (b)前記コア層の一方の表面における所定の位置にバンプを形成する段階と、 (c)プリプレグの表面において、前記バンプが印刷された前記所定の位置に対応する位置に貫通ホールを形成した絶縁層を形成する段階と、 (d)前記(c)段階において形成した前記絶縁層を、前記(b)段階において形成した前記バンプが配置された前記コア層の前記一方の表面に対して仮付けして、仮付け層を形成する段階と、 (e)前記(a)段階において形成した他の前記コア層を、前記仮付け層の前記絶縁層に当接するように積層し、所定の温度または大きさ以上の温度および圧力を加える段階と を含む製造方法。 【請求項4】 前記(a)段階は、前記ビアホールをフィルメッキする段階を含む請求項3に記載の製造方法。 【請求項5】 前記(a)段階は、前記ビアホールを導電性ペーストで充填する段階を含む請求項3に記載の製造方法。 【請求項6】 前記(a)段階は、レーザ加工または機械的ドリリングによって前記ビアホールを形成する段階を含む請求項3に記載の製造方法。 【請求項7】 前記(a)段階は、前記コア層における前記ビアホールの前記一方の表面側に、平坦な配線パターンを形成する段階を含み、前記(b)段階は、前記コア層の前記平坦な配線パターン上に前記バンプを形成する段階を含む請求項5または請求項6に記載の製造方法。 【請求項8】 前記(e)段階は、前記バンプが、他の前記仮付け層または他の前記コア層の前記ビアホールの凹部を満たして、層間を電気的に接続する段階を含む請求項7に記載の製造方法。 【請求項9】 前記(e)段階は、前記(a)段階から前記(d)段階までを繰り返して実施して複数の仮付け層を形成する段階を実施した後に、前記バンプによって複数の仮付け層を互いに電気的に接続する請求項1または3に記載の製造方法。 【請求項10】 前記(b)段階は、スクリーンプリント方式で印刷された導電性ペーストにより前記バンプを形成する段階を含む請求項1または3に記載の製造方法。 【請求項11】 前記(b)段階は、銀(Ag)または銅(Cu)を含む前記導電性ペーストを用いる請求項10に記載の製造方法。 【請求項12】 前記(b)段階において、前記プリプレグの厚さよりも大きな高さを有するバンプを形成する請求項1または3に記載の製造方法。 【請求項13】 前記(c)段階、前記(d)段階および前記(e)段階において、前記プリプレグは、前記加熱および加圧する段階において変形して、前記仮付け層に形成された空き空間の各々および前記プリプレグと前記バンプ間に形成された空き空間を満たすことができる、中間硬化段階の状態にある請求項1または3に記載の製造方法。 【請求項14】 前記(c)段階は、前記バンプの前記表面に平行な断面積よりも大きな開口面積を有する貫通ホールを前記プリプレグに形成する段階を含む請求項1または3に記載の製造方法。 【請求項15】 前記(a)段階は、前記ビアホールの一端において前記ビアホールの幅よりも広い導電性の接続部を予め設ける段階を含み、前記(b)段階は、前記バンプを前記接続部の上に形成する段階を含む請求項3に記載の製造方法。 【請求項16】 前記(e)段階は、複数の前記仮付け層を積層する前に、複数の前記仮付け層が相互に離れた状態で、複数の当該仮付け層を予め加熱する段階を含む請求項1または請求項3に記載の製造方法。 【請求項17】 前記(c)段階において、前記コア層のガラス転移点よりも低いガラス転移点を有するプリプレグを用いる請求項1または請求項3に記載の製造方法。 【請求項18】 前記(a)段階は、前記ビアホールの端部に、前記ビアホールの幅よりも広い導電性の当接部を予め設ける段階を含み、前記(e)段階は、複数の前記仮付け層を積層する場合に、前記コア層の表面に形成された前記バンプを、当該コア層に対向する他の前記コア層の前記当接部に対して押圧する段階を含む請求項3に記載の製造方法。 【請求項19】 前記(a)段階は、前記当接部を、周縁に対して中心が窪んだ形状に形成する段階を含む請求項3に記載の製造方法。 【請求項20】 前記(b)段階は、前記バンプを錐形に形成する段階を含む請求項1または請求項3に記載の製造方法。 【請求項21】 請求項1または請求項3に記載の製造方法によって製造された多層印刷回路基板。 【請求項22】 非導電性の基材および前記基材の両面にそれぞれ形成された導電性の配線パターンを含む複数のコア層と、 前記基材のガラス転移点よりも低いガラス転移点を有し、前記複数のコア層に挟まれた非導電性のプリプレグと、 前記基材のガラス転移点よりも低いガラス転移点を有し、前記プリプレグを貫通して、前記複数のコア層のうちの異なるコア層の表面に形成された前記配線パターンを相互に電気的に接続するバンプと を備える多層印刷回路基板。 【請求項23】 前記基材を貫通して、前記基材の両面に形成された前記配線パターンを相互に接続するビアホールと、 前記ビアホールの端部に形成され、前記プリプレグの内部における前記バンプの幅よりも広い幅を有するバンプ当接部とを更に備え、 前記バンプは、前記バンプ当接部に接触することにより前記異なるコア層の表面に形成される前記配線パターンを電気的に接続する請求項22に記載の多層印刷回路基板。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、多層印刷回路基板およびその製造方法に関する。より詳細には、コア層にバンプ(bump)を形成した後、一括して加熱および加圧することにより積層する方法を用いて、高密度な多層印刷回路基板を製造する方法と、それにより製造された印刷回路基板に関する。 【背景技術】 【0002】 印刷回路基板は、各種熱硬化性合成樹脂等で形成される基材の一方または両方の表面に銅箔にて配線を装荷した後に集積回路等の電子部品を実装した上で絶縁体によりコーティングして製造される。このような構造により、電子部品相互の電気的配線も形成される。また、電子部品技術の発達により、印刷回路基板を積層させた多層印刷回路基板も開発された。多層の印刷回路基板を高密度化するために、層間導通および絶縁設計に関する研究が活発に進められている。 【0003】 高密度の回路形成技術が適用された基板をHDI(High Density Interconnection)基板と呼ぶ。HDI基板の性能は、層間導通および絶縁設計により極大化される。これは、HDI基板の品質および特性の向上、高集積化、電気的性能の向上等と密接な関係がある。 【0004】 図1は、従来技術による高密度多層印刷回路基板の各層を成す基板を示す。また、図2aから図2iまでは、従来技術による高密度で多層の印刷回路基板を製造する方法を段階を追って示す。 【0005】 図1は、HDI基板のひとつとして、6レイヤ(layer)の基板の構造を示す図である。樹脂層10を基材として両面に銅箔面11を有するCCL(Cu Clad Laminates)は、内層回路が実装されるコア(core)層を形成する。RCC(Resin Coated Cu foil)は、絶縁層12の一方の面に銅箔面13を有し、ここに回路を形成できる。更に、もう1層のRCCが、コア層の両面において積層され、全体として6レイヤの基板が形成される。なお、CCLは、ポリマー(polymer)で形成される代表的な印刷回路基板の原材料であって、ポリマー板の上に銅箔面(Cu foil)が附着された構造を有する。 【0006】 図2aから図2iまでは、上記のような6レイヤ基板の製造方法を段階を追って示す図である。まず、図2aに示すように、コア層を形成するFR−4の、樹脂層10および銅箔面11を含むCCLを用意する。次に、図2bに示すように、機械ドリルにより穿孔した後、化学的メッキ方法または電気メッキ法による銅メッキ過程を経て、ホール(hole)21を形成する。続いて、図2cに示すように、マスク(mask)を用いて銅箔面11を蝕刻する等して内層回路の配線を形成する。形成された配線は、適切に形成されていることを検査される。 【0007】 次に、内層回路の形成されたコア層の銅箔面11および絶縁層である樹脂層10の界面間の接着力を高めるための黒化処理(Black oxidation)を含む表面処理をした後、図2dに示すように、コア層の両面にそれぞれ樹脂層12および銅箔13を含む第1RCCを形成する。続いて、図2eに示すように、レーザドリルによる穿孔と、それにより形成されたホール22の内部への銅メッキ処理により、内層回路を形成する銅箔11と第1RCCの銅箔13とが電気的に接続される。更に、図2fに示すように、マスクを用いた蝕刻等により、第1RCC層の銅箔13に、内層回路の配線が形成される。形成された内層回路は、適切に形成されていることが検査により確認される。 【0008】 続いて、樹脂層12および銅箔13を含む第1RCCの表面を黒化処理などの表面処理した後、図2gに示すように、再び、樹脂層14および銅箔15を含む第2RCCが積層される。更に、図2hに示すように、レーザドリルによる穿孔と、それにより形成されたホール23の内部への銅メッキ処理により、第2RCCを形成する銅箔13と第2RCCの銅箔15とが電気的に接続される。また更に、図2iに示すように、マスクを用いた蝕刻等により、第2RCC層の銅箔15に、外層回路の配線が形成される。形成された内層回路は、適切に形成されていることが検査により確認される。 【0009】 上記のような一連のプロセスにおいて、多層の印刷回路基板を製造するためには、図2dから図2fまでに示した積層成形工程およびレーザホール加工を何度も繰り返さなければならない。このため、製造コストが上昇することが避けられなかった。また、実質的に同じ処理を含む成形工程、レーザホール加工工程、メッキ工程、回路形成工程を逐次実行しなければならないので、層数の増加に従って製造に要する時間が増加するという問題があった。すなわち、上記のような構造の多層印刷回路基板は、レーザドリルを用いてホール21、22、23を形成し、ホール21、22、23内をメッキすることにより層間接続するので、反復作業のために工数が増加すると共に、整合不良による層間接続が生じる場合もあった。次に、ホールの存在に起因する他の問題点について説明する。 【0010】 図3は、従来技術によるビアホールの充填およびメッキ状態を示す図面である。ビアホール(Via hole)とは、内層および外層間の導通接続のためにホール壁が金属メッキされたホールを意味する。 【0011】 図3は、ホールの存在に起因する障害を説明するための断面図である。同図に示すように、ビアホール62の上に部品を実装する場合は、ビアホール62を樹脂64等で充填して表面を平坦にしなければならない。ビアホール62の充填は導電性ペーストによって形成されるので、ビアホール62の寸法が小さくなると、ビアホール62内部に空隙が発生する場合があるという問題点がある。また、表面を完全に平坦にすることは難しく、ビアホール62の表面にへこみ現象が発生する場合もある。これにより、ビアホール62の充填後、改めてメッキ処理をしなければならない。また、メッキ処理をしてもメッキ偏差により周囲と高さが異なる場合もあった。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0012】 そこで、本発明の目的は、上記問題点を解決して、すべてのレイヤの回路およびホールを形成した後に一括して積層して形成できる多層の印刷回路基板の製造方法を提供することにある。また、成形工程、レーザホール加工工程、メッキ工程、回路形成工程を反復することなく、多層の印刷回路基板を製造する方法を提供することも本発明の目的のひとつである。更に、それらの方法により製造された多層の印刷回路基板そのものを提供することも本発明の目的のひとつである。 【0013】 また更に、導電性ペースト(paste)により形成されたバンプを用いて、1回の積層工程および成形工程により多層印刷回路基板を製造する製造方法を提供することもまた、本発明の目的のひとつである。 【課題を解決するための手段】 【0014】 上記の目的を果たすために、本発明の第1の形態として、多層印刷回路基板の製造方法であって、 (a)非導電性の基材の両面に形成された導電性の配線パターンを含むコア層を形成する段階と、 (b)コア層の一方の表面における所定の位置にバンプを形成する段階と、 (c)プリプレグの表面において、バンプが印刷された所定の位置に対応する位置に貫通ホールを形成した絶縁層を形成する段階と、 (d)(c)段階において形成した絶縁層を、(b)段階において形成したバンプが配置されたコア層の一方の表面に対して仮付けして、仮付け層を形成する段階と、 (e)(a)段階において形成した他のコア層を、仮付け層の絶縁層に当接するようにさらに積層し、所定の温度または大きさ以上の温度および圧力を加える段階と を含む製造方法が提供される。 【0015】 上記製造方法において、(b)段階における所定の位置は、他のコア層において配線パターンにバンプが接する位置であってもよい。 【0016】 また、本発明の第2の形態として、多層印刷回路基板の製造方法であって、 (a)非導電性の基材にビアホールを穿孔した後、基材の両面に形成された導電性の配線パターンを含むコア層を形成する段階と、 (b)コア層の一方の表面における所定の位置にバンプを形成する段階と、 (c)プリプレグの表面において、バンプが印刷された所定の位置に対応する位置に貫通ホールを形成した絶縁層を形成する段階と、 (d)(c)段階において形成した絶縁層を、(b)段階において形成したバンプが配置されたコア層の一方の表面に対して仮付けして、仮付け層を形成する段階と、 (e)(a)段階において形成した他のコア層を、仮付け層の絶縁層に当接するように積層し、所定の温度または大きさ以上の温度および圧力を加える段階と を含む製造方法が提供される。 【0017】 前段落の製造方法において、(a)段階は、ビアホールをフィルメッキする段階を含んでもよい。また、(a)段階は、ビアホールを導電性ペーストで充填する段階を含んでもよい。また、(a)段階は、レーザ加工または機械的ドリリングによってビアホールを形成する段階を含んでもよい。また、(a)段階は、コア層におけるビアホールの一方の表面側に、平坦な配線パターンを形成する段階を含み、(b)段階は、コア層の平坦な配線パターン上にバンプを形成する段階を含んでもよい。また、(e)段階は、バンプが、他の仮付け層または他のコア層のビアホールの凹部を満たして、層間を電気的に接続する段階を含んでもよい。 【0018】 また、上記製造方法において、(e)段階は、(a)段階から(d)段階までを繰り返して実施して複数の仮付け層を形成する段階を実施した後に、バンプによって複数の仮付け層を互いに電気的に接続してもよい。 【0019】 更に、上記製造方法において、(b)段階は、スクリーンプリント方式(screen print)で印刷された導電性ペーストによりバンプを形成することができる。また、銀(Ag)または銅(Cu)を含む導電性ペーストを用いることができる。更に、(b)段階において、プリプレグの厚さよりも大きな高さを有するバンプを形成することが好ましい。また更に、(c)段階は、バンプの表面に平行な断面積よりも大きな開口面積を有する貫通ホールをプリプレグに形成する段階を含み得る。更に、(c)段階、(d)段階および(e)段階において、プリプレグは、加熱および加圧する段階において変形して、仮付け層に形成された空き空間の各々およびプリプレグとバンプ間に形成された空き空間を満たすことができる、中間硬化段階の状態とすることができる。 【0020】 また、上記製造方法において、ビアホールの穿孔を含む(a)段階は、ビアホールの一端においてビアホールの幅よりも広い導電性の接続部を予め設ける段階を含み、(b)段階は、バンプを接続部の上に形成する段階を含んでもよい。これにより、バンプを形成する位置の許容範囲が拡がり、ビアホール内の導体とバンプとを確実に導通させることができる。 【0021】 更に、上記製造方法において、(e)段階は、複数の仮付け層を積層する前に、複数の仮付け層が相互に離れた状態で、当該複数の仮付け層を予め加熱する段階を含んでもよい。これにより、押圧時の加熱時間を短縮すると共に熱分布を小さくすることができる。 【0022】 また、上記製造方法において、(c)段階において、コア層のガラス転移点(降伏点のなくなる温度)よりも低いガラス転移点を有するプリプレグを用いることが好ましい。これにより、プレリグを、コア層表面の凹凸に合わせて変形させることができる。 【0023】 また、上記製造方法において、ビアホールの穿孔を含む(a)段階は、ビアホールの端部に、ビアホールの幅よりも広い導電性の当接部を予め設ける段階を含み、(e)段階は、複数の仮付け層を積層する場合に、コア層の表面に形成されたバンプを、当該コア層に対向する他のコア層の当接部に対して押圧する段階を含んでもよい。これにより、複数のコア層を積層するときの位置ずれの許容範囲が拡がり、層間接続が確実になる。 【0024】 また、上記製造方法において、上記当接部を、周縁に対して中心が窪んだ形状に形成してもよい。これにより、仮付け層を積層する際に、バンプの先端が当接部の中心に向かって案内され、ビアホールおよびバンプが確実に接続される。また、バンプの余剰分が周囲に拡がって他のパターンと短絡することが防止される。 【0025】 また、バンプを錐形に形成することが好ましい。これにより、バンプの先端が当接部の中央に向かって案内されやすくなる。 【0026】 更に、本発明の第3の形態として、非導電性の基材および基材の両面に形成された導電性の配線パターンを含む複数のコア層と、複数のコア層に挟まれ基材のガラス転移点よりも低いガラス転移点を有する非導電性のプリプレグと、プリプレグを貫通して異なるコア層の表面に形成されている配線パターンを電気的に接続する基材のガラス転移点よりも低いガラス転移点を有するバンプとを備える多層印刷回路基板が提供される。これにより、生産性が高く、層間の接続が容易且つ確実で良好な電気的特性を有する多層印刷回路基板が提供される。 【0027】 また、ひとつの実施形態として、上記多層印刷回路基板において、基材を貫通して基材の両面に形成された配線パターンを接続するビアホールと、ビアホールの端部に設けられ、プリプレグ内のバンプの幅よりも広い幅を有するバンプ当接部とを更に備え、バンプがバンプ当接部に接触することにより異なるコア層の表面に形成されている配線パターンを電気的に接続する。これにより、各コア層においても、その表裏の印刷回路が良好な電気的特性の下に接続される。 【0028】 なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。 【発明の効果】 【0029】 上述したように、本発明による印刷回路基板およびその製造方法によれば、すべてのレイヤの回路およびホールを形成した後、1度の一括積層および成形工程だけで多層印刷回路基板を製造して成形工程、レーザホール加工工程、メッキ工程、回路形成工程を繰り返さないから製造時間および費用において利得がある。 【0030】 また、従来印刷回路基板の製造方法は、層数に比例して工数が増加する直列プロセスの流れであるが、本発明によれば、内部コア層の並列プロセスの流れの設計が可能で作業工数の節減に大きい效果がある。 【0031】 また、レーザホール加工の後、一般メッキを用いた電気的接続によって工程製造費用の減る利得がある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0032】 以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせのすべてが課題の解決手段に必須であるとは限らない。 【0033】 図4aから図4dまでを参照して、ひとつの実施形態に係る印刷回路基板におけるコア層の形成方法を段階を追って説明する。 【0034】 図4aに示すように、樹脂層40を基材として、その両面に銅箔面41を有するCCLを用意する。CCLの表面に発生した酸化膜、指紋等を除去した後、銅箔41の表面を粗面化してドライフィルム(dry film)の接着性を改善する。ここで、粗面化とは、銅箔41の表面粗度を意図的に粗くして微細な凹凸を形成する処理を意味する。即ち、用意されたCCLは、機械的研磨、化学的研磨または脱脂処理により、表面を清浄化される。次に、水洗または超音波洗浄処理により、残存する銅、ブラシの破片等の異物、薬品の残留成分などをとり除く。続いて、エアブローにより、銅箔41の表面に残存する水分をとり除く。更に、高温の空気を吹きつけて乾燥させることにより、剥離処理する場合に備えて銅箔41の密着性を向上させる。なお、樹脂層40としては、エポキシ樹脂またはポリイミド樹脂を材料として任意の仕様で形成できる。また、銅箔面41は、両面に限られるわけではなく、用途に応じて片面にだけに接着してもよい。 【0035】 次に、図4bに示すように、CCLの表裏の電気的な接続および後述する内層回路および外層回路の電気的接続を形成し得るように、ビアホール42の形成加工をする。加工方法としては、CO2レーザドリルまたはYagレーザドリルを例示できる。また、機械ドリル(mechanical drill)を用いてビアホール42を形成することもできる。なお、CCLの一方の面においては、銅箔41も加工されてホールが形成される。他方の面の銅箔41は、後述する導電性ペーストの充填またはフィルメッキのために,ホールを形成することなく平らな平面の形態が維持される。 【0036】 続いて、図4cに示すように、CCLに加工されたビアホール42の内面にメッキ層43を形成することによって、ビアホール42に導電性を付与する。メッキ層を形成する方法としては、フィル(fill)メッキ法または、導電性ペースト(conductive paste)によるビアホール42の充填等の方法を例示できる。なお、ビアホール42内面の表面清浄によっては、メッキの厚さが不十分になる場合がある。また、既に説明した通り、メッキによりCCLの表面を完全に平坦にすることは難しい。しかしながら、後述するように、本発明の製造方法では、導電性ペーストを用いたバンプを利用することによりこの問題を解決できる。従って、この工程では、すでに知られている方法でフィルメッキ処理または導電性ペースト充填を実施できる。 【0037】 更に、図4dに示すように、露光、現像、エッチング、検査等の各工程等を経て、CCLの表面に、パターニングされた銅箔41を含む内層回路を形成する。ここで、露光工程とは、CCLの表面に塗布したドライフィルムの上にワーキングフィルム(working film)を貼付した上で、定められた光量の光を照射して、特定領域のモノマー(monomer;単量体)を反応させてポリマー(polymer;重合体)にしてパターンを形成する工程を指す。また、現像工程とは、露光工程にてポリマー(光硬化重合体)に変わらなかった部分、すなわち、光を照射されなかった部分のモノマー(未硬化単量体)を、薬品を用いて除去し、特定のパターンを有するマスクを形成する工程である。更に、エッチング工程は、モノマーが除去されて露出した領域の銅箔を薬品により除去する工程である。最後に、剥離工程を実施してドライフィルムを除去した後、検査工程により要求仕様を満たす内層回路が形成されたことを確認する。 【0038】 上記過程を通じてCCLレイヤによって形成されたコア層45が作製される。なお、コア層45は、絶縁層形成工程および予備レイアップ(lay−up)工程に供されるが、これについては後述する。また、コア層45は、例えばFR−4レジン(resin)を用いたCCLレイヤとして形成でき、吸湿率が低く、難燃性、接着力、耐化学性、電気的特性および熱的特性の優に優れる。 【0039】 次に、図5aから図5dを参照して、上記の絶縁層形成工程を説明する。 【0040】 まず、図5aに示すように、プリプレグ(prepreg)50を用意する。プリプレグ50は、B−ステージ(B−stage)状態で提供され、多層の印刷回路基板において、外郭絶縁層として用いられる原材料である。なお、B−ステージとは、プリプレグ50の中間硬化段階を意味し、一定の値を越える加熱および加圧によりプリプレグ50が変形できる状態を意味する。 【0041】 次に、図5bに示すように、位置決定ホール(location hole)、ツーリング(tooling hole)または貫通ホールとして機能する貫通穴を、機械ドリルによりプリプレグ50に加工する。なお、以下の説明においては、位置決定ホール、ツーリングおよび貫通ホールをいずれも貫通ホールと記載する。貫通ホール51が形成される位置は、コア層45において後述するバンプ52が形成される位置に対応する。また、貫通ホール51の寸法は、バンプ52を挿通できるように、バンプの断面積よりも大きな面積を有することが好ましい。 【0042】 次に、図5cに示すように、図4dに示した段階で作製したコア層45に対して、他のコア層45への電気的接続を形成するために用いるバンプ52を、導電性ペーストを用いて印刷する。バンプ52を形成する導電性ペーストは、銀(Ag)、銅(Cu)などの導電性物質を含むペースト(paste)であり、所定の範囲を越える加熱および加圧によって形状が変化する。 【0043】 バンプ52は、例えばスクリーン印刷(screen print)方式で印刷できる。スクリーン印刷は、開口部を有するマスク(mask)を用いて、バンプ52となる導電性ペーストを所定の位置に転写する方法である。 【0044】 また、コア層45の表面において、バンプ52は、図4dに示したホールにフィルメッキまたは導電性ペーストが充填された面ではなく、ホールの位置で銅箔41がそのまま残された面に印刷されることが好ましい。図4cを参照して説明した通り、フィルメッキされた領域または導電性ペーストが充填された領域の表面を完全に平坦にすることは難しい。従って、これらの領域にバンプ52を形成した場合、バンプ52の形状および高さが所期の仕様で形成されない場合があり、銅箔41が平坦なままに残っている面にバンプ52を印刷することが好ましい。バンプ52の印刷は、例えば、マスクの開口部の位置を位置合わせした後、導電性ペーストをマスクの上面に塗布し、スキージー(squeegee)などを用いて導電性ペーストを押し拡げることにより、マスクの開口に導電性ペーストが押し込まれて、マスクの開口の形状でコア層45の表面に転写される。このとき、バンプ52は、コア層45の内層回路が形成される部分に印刷されて所期の高さと形状で印刷される。 【0045】 なお、上記の段階において、パターン化された銅箔41により、ビアホールの一端に、予めビアホールの幅よりも広い接続部を形成しておくことが好ましい。これにより、バンプ52を形成する場合の印刷位置の許容範囲が拡がり、ビアホール42内の導体を含むコア層相互のバンプ52による導通が確実になる。 【0046】 バンプ52自体の形状は、柱状、または下面が上面より広い錐体とすることができる。また、上記図5bに示した段階で、プリプレグ50には、バンプ52が形成される位置に対応して貫通ホール51が形成される。また、バンプ52の高さは、プリプレグ50の厚さによって制限されないが、プリプレグ50の厚さよりも大きいことが好ましい。その理由は、後述する加熱・加圧処理による一括積層工程において、他のコア層45のフィルメッキまたは導電性ペーストの充填部分に形成された凹部分43にバンプ52の先端が充填されて、それを平坦化させるからである。なお、バンプ52の形状は、円形、四角形などの他の形でもよく、スクリーンプリント方式によって印刷されるので、水平断面の直径に対する高さの比には制限を受けない。 【0047】 次に、図5dに示すように、図5cに示した段階でバンプ52を形成されたコア層45に対して、図5bに示した段階で作製された貫通ホール51を有するプリプレグ50を積層して仮付けする。このとき、バンプ52は、貫通ホール51に挿通される。なお、仮付けとは、コア層45およびプリプレグ(絶縁層)50が一時的に接着されることを意味する。仮付けされたコア層45およびプリレグ50は、後述する一括積層工程において、加熱および加圧によって完全に接着される。 【0048】 仮付けされたコア層45およびプリプレグ(絶縁層)50は、次に説明する予備レイアップ工程に供すべく移送される。なお、仮付けされたコア層45およびプリプレグ50(絶縁層)を併せたものを、ここでは仮付け層55と記載する。 【0049】 次に、図6aおよび図6bを参照して、前記した予備レイアップ工程および一括積層工程を説明する。 【0050】 図6aに示すように、図4dに示した段階において形成された内層回路を形成されたコア層45と、図5dに示した段階において作製された多数の仮付け層55を、所期の設計仕様に従って順次積層する。このとき、仮付け層55のバンプ52が印刷された部分は、他の仮付け層55を形成するコア層45または図4dの過程から形成されたコア層45の内層回路が形成されて電気的な接続を要する部分と接する。 【0051】 また、バンプ52は、隣接する仮付け層55のコア層に形成されたビアホール42に充填されたフィルメッキまたは導電性ペーストにより充填された充填部分43に接することが好ましい。バンプ52の高さは、プリプレグ50の厚さよりも大きいので、パンプ52の先端は充填部分43に当接する。 【0052】 また、ビアホールの端部には、ビアホール42に充填されたフィルメッキまたは導電性ペーストにより、予めビアホールの幅よりも広い導電性の当接部を設け、複数の仮付け層を積層する場合に、他のコア層上に設けられたバンプ52この当接部に対して押し付けることが好ましい。これにより、複数のコア層を積層する場合の、コア層相互の位置ずれの許容範囲が拡がり、層間接続が確実になる。 【0053】 次に、図6bに示すように、一括積層工程において、積層された多数の仮付け層55は、所定の温度よりも高く加熱され、且つ、所定の圧力よりも大きな圧力で加圧される。これにより、仮付け層55は一括して相互に接着される。この場合、プリプレグ50はB−ステージ状態、すなわち、中間硬化段階であって変形できる状態にある。従って、加圧により変形して空隙を満たす。また、仮付け層55のそれぞれにおいても、コア層45の内層回路以外の部分とプリプレグ50間の空き空間およびプリプレグ50とバンプ52間の空き空間が、それぞれ変形したプリプレグ50により満たされる。更に、バンプ52も導電性ペーストより形成されるので、加熱加圧によって接しているフィルメッキまたは導電性ペーストの充填43部分の凹部分の空き空間を満たす。こうして、各コア層45間の電気的な接続を担うバンプ52は、コア層45相互の間を隙間なく埋め、層間の電気的接続の信頼度を向上させる。 【0054】 なお、複数の仮付け層を積層する前に、複数の仮付け層がまだ相互に離れた状態で、例えば温風(熱風)を吹きつけることにより、当該複数の仮付け層を予め加熱(予備加熱)することも好ましい。これにより、押圧後の加熱時間を短縮できると共に、積層された仮付け層内の熱分布を小さくすることができる。 【0055】 また、プリプレグ50は、コア層の樹脂層40のガラス転移点よりも低いガラス転移点を有することが好ましい。これにより、コア層を変形させることなく、プリプレグ50をコア層表面の凹凸に合わせて変形させることができる。なお、「ガラス転移点」とは、樹脂の降伏点が消失する温度を意味する。 【0056】 更に、ビアホール42に充填されたフィルメッキまたは導電性ペーストの一部により形成された当接部は、周囲に対して内側が窪んだ形状にすることが好ましい。また、バンプ52の形状を、錐形に形成することも好ましい。これらにより、仮付け層45、55を積層する場合に、バンプ52の先端が当接部の中央に向かって自然に案内され、ビアホールおよびバンプの接続が確実になる。また、バンプ52の余剰分が周囲に拡がって銅箔41のパターン等の他の部材と短絡することを防止できる。 【0057】 以上のようにして、非導電性の基材および前記基材の両面に形成された導電性の配線パターンを含む複数のコア層と、隣接する一対のコア層に挟まれた非導電性のプリプレグとを交互に積層した多層印刷回路基板が作製される。この多層印刷回路基板では、プリプレグを貫通したパンプにより、異なるコア層の表面に形成された配線パターンが電気的に接続される。 【0058】 また、この印刷回路基板は、コア層の基材を貫通して、コア層の各々の両面に形成された配線パターンを接続するビアホールを設けることができる。ビアホールの端部には、プリプレグ内のバンプの幅よりも広い幅を有するバンプ当接部を形成でき、他のコア層に形成されたバンプがバンプ当接部に接触することにより、異なるコア層の表面に形成された配線パターンが電気的に接続される。 【0059】 なお、上記実施の形態では、プリプレグ50を貫通するバンプと、コア層の樹脂層40を貫通するビアホール42を両方備えた多層印刷回路基板について説明したが、例えば、ビアホール42の無いコア層を積層して、あるいは、ビアホール42を有するコア層とビアホール42の無いコア層とを混在させて積層し、多層印刷回路基板とすることもできる。この場合、バンプ当接部は、一方のコア層においてバンプが形成された所定の位置に対応する位置に形成された配線パターンの一部として形成される。 【0060】 なお、本発明の技術的範囲は上記実施の形態の記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加え得ることは当業者に明らかである。そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。 【図面の簡単な説明】 【0061】 【図1】高密度な多層印刷回路基板の構造を説明する図である。 【図2a】多層の印刷回路基板の製造方法におけるひとつの段階を示す断面図である。 【図2b】多層の印刷回路基板の製造方法におけるひとつの段階を示す断面図である。 【図2c】多層の印刷回路基板の製造方法におけるひとつの段階を示す断面図である。 【図2d】多層の印刷回路基板の製造方法におけるひとつの段階を示す断面図である。 【図2e】多層の印刷回路基板の製造方法におけるひとつの段階を示す断面図である。 【図2f】多層の印刷回路基板の製造方法におけるひとつの段階を示す断面図である。 【図2g】多層の印刷回路基板の製造方法におけるひとつの段階を示す断面図である。 【図2h】多層の印刷回路基板の製造方法におけるひとつの段階を示す断面図である。 【図2i】多層の印刷回路基板の製造方法におけるひとつの段階を示す断面図である。 【図3】充填処理されたビアホールの構造と形状を示す断面図である。 【図4a】ひとつの実施形態に係るコア層の形成段階のひとつを示す断面図である。 【図4b】上記実施形態に係るコア層の形成段階のひとつを示す断面図である。 【図4c】上記実施形態に係るコア層の形成段階のひとつを示す断面図である。 【図4d】上記実施形態に係るコア層の形成段階のひとつを示す断面図である。 【図5a】ひとつの実施形態に係る絶縁層の形成段階のひとつを示す断面図である。 【図5b】上記実施形態に係る絶縁層の形成段階のひとつを示す断面図である。 【図5c】上記実施形態に係る絶縁層の形成段階のひとつを示す断面図である。 【図5d】上記実施形態に係る絶縁層の形成段階のひとつを示す断面図である。 【図6a】ひとつの実施形態に係る予備レイアップ工程および一括積層工程のひとつの段階を説明する断面図である。 【図6b】上記実施形態に係る予備レイアップ工程および一括積層工程のひとつの段階を説明する断面図である。 【符号の説明】 【0062】 10、12、14、40 樹脂層、11、13、15、41 銅箔、21、22、23 ホール、42、62 ビアホール、43 充填部分、45 コア層、50 プリプレグ、51 貫通ホール、52 バンプ、55 仮付け層
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| 【出願人】 |
【識別番号】594023722 【氏名又は名称】サムソン エレクトロ−メカニックス カンパニーリミテッド.
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| 【出願日】 |
平成18年6月26日(2006.6.26) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100104156 【弁理士】 【氏名又は名称】龍華 明裕
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| 【公開番号】 |
特開2007−5815(P2007−5815A) |
| 【公開日】 |
平成19年1月11日(2007.1.11) |
| 【出願番号】 |
特願2006−175900(P2006−175900) |
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