| 【発明の名称】 |
電子部品装着機構 |
| 【発明者】 |
【氏名】市原 高明
【氏名】足立 秀俊
【氏名】遠藤 之誉
【氏名】江口 健一
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| 【要約】 |
【課題】リサイクルを容易にする電子部品の装着技術を提供する。
【解決手段】LED20を基板40aに実装する際、LED20をハンダ付けするのではなく、装着カバー30をかぶせることでLED20を基板40aに実装する。つまり、LED20は装着カバー30によって押さえつけられるようにして基板40aに固定される。装着カバー30は、脚の先端部分が基板40aに設けられた孔に係止されることで固定される。装着カバー30の下面には、LED20の電極を押さえつけるための押圧部が設けられており、実装時には、電極を基板40aのパターンに押さえつけ、電気的接触を確保する。かかる実装方法を採ることにより、リサイクル時には、LED20を容易に取り外すことが可能となる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 電子部品を所定の実装部材に装着するための装着カバーであって、 前記電子部品の少なくとも一部を前記実装部材との間で挟むように覆う本体部と、 前記本体部に固定され、前記電子部品と非接触の部位で前記装着カバーを前記実装部材に固定するための固定部と、 前記本体部に固定され、電極を含む前記電子部品の少なくとも一部を前記実装部材に押しつける押圧部とを有する装着カバー。 【請求項2】 前記固定部は、前記実装部材に設けられた被係合部分に対して機械的に係合可能な形状を有する請求項1記載の装着カバー。 【請求項3】 少なくとも前記押圧部は非導電性の弾性材料で形成されている請求項1または2記載の装着カバー。 【請求項4】 前記電子部品は発光用の部品であり、 前記本体部は、前記電子部品からの発光を透過する光透過部を有する請求項1〜3いずれか記載の装着カバー。 【請求項5】 前記本体部に前記電子部品をはめ込み固定するための凹部が形成されている請求項1〜4いずれか記載の装着カバー。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は電子部品を基板等に装着するための技術に関する。 【背景技術】 【0002】 パチンコ機その他の遊技機では、制御基板や中継基板に種々の電子部品が実装されている。従来、これらの電子部品は表面実装されるのが通常であった。ただし、ランプについては、電極の構造上、特許文献1の第13図に示されるようなランプホルダに差し込んだ上で、ランプホルダの電極を介して基板のパターンに接触させる方法で装着されていた。 【0003】 【特許文献1】特許2554673号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 近年、環境への影響を考慮して、種々の分野で部品等のリサイクルが図られている。遊技機においても、電子部品を制御基板等から取り外しリサイクルすることは可能である。特に、遊技機では、発光ダイオード(LED)が多数用いられており、このリサイクルを実現することが要望されている。 【0005】 しかし、電子部品が表面実装されている場合には、リサイクル時にハンダを融かすための加熱が必要となり、加熱のためのエネルギが無駄に消費されるという課題を招くことになる。また、加熱によって部品の損耗を招くおそれがあるという課題もある。特許文献1記載のランプホルダの構造は、比較的大型の部品にのみ適用可能であり、LEDなどの小型な部品を含む多種多様な電子部品には適用できない。 【0006】 上述の課題は、遊技機に固有のものではなく、基板等に実装された電子部品のリサイクルに共通の課題であった。本発明は、こうした課題に鑑み、リサイクルに適した電子部品の装着技術を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0007】 本発明では、電子部品をハンダ付けではなく、装着カバーを用いて、基板やソケットなどの所定の実装部材に装着する。実装部品は本体部、固定部、押圧部を有する構造をなしている。以下、適宜、下から実装部材、電子部品、装着カバーを配置した状態を例にとって、装着カバーの構造を説明する。 【0008】 本体部は、電子部品の少なくとも一部を実装部材との間で挟むように覆う部分である。本体部は、平面形状において、電子部品よりも一部が外部にはみ出していることが好ましい。平面形状は矩形その他の多角形、円形、楕円形など種々の形状を採ることができる。 【0009】 固定部は、本体部に固定され、電子部品と非接触の部位で装着カバーを実装部材に固定するための部分である。固定部と本体部とを別部品として形成してもよいし、両者を一体成型してもよい。上述の配置を例にとって説明すれば、固定部は、例えば、本体部の底面または側面から下方に延伸する脚または壁とすることができる。成型が容易という観点から、延伸方向は本体部から直下とすることが好ましいが、斜め方向に延伸させてもよい。 【0010】 押圧部は、本体部に固定され、電子部品の少なくとも一部を実装部材に押しつける部分である。押しつける対象には、電極が含まれる。併せて電極以外の部分を押しつけ可能な構造としてもよい。押圧部によって、電極が実装部材上のパターンに押しつけることができ、電気的な導通を確保することができる。押圧部は、本体部と別部品として形成してもよいし、両者を一体成型してもよい。押圧部は、固定部と同様、本体部の底面または側面から下方に延伸する脚または壁とすることができる。成型が容易という観点から、延伸方向は本体部から直下とすることが好ましいが、斜め方向に延伸させてもよい。 【0011】 装着カバーは実装部材に種々の方法で固定することができる。例えば、固定部をハンダ付けに耐えうる材料で形成して、実装部材にハンダ付けするようにしてもよい。固定部をハンダ付けしたとしても、電子部品がハンダ付けされている訳ではないから、固定部を破損することにより容易に電子部品を取り外すことが可能となる。また、仮にハンダを融かして装着カバーのリサイクルも図る場合であっても、電子部品への加熱を緩和することができ、部品の損耗を抑制することが可能である。 【0012】 別の態様として、装着カバーの固定部は、実装部材に設けられた被係合部分に対して機械的に係合可能な形状としてもよい。例えば、実装部材が基板である場合、固定部は、基板に設けられた孔に挿入して、基板の背面に係止できる突起付きの脚とすることができる。実装部材がソケットである場合、固定部は、ソケットに設けられた凹部に係止できる突起、またはソケットに設けられた突起に係止できる凹部もしくは孔を設けた構造とすることができる。これらの方法で機械的に係合可能な形状とすることにより、実装部材に、装着カバーを容易に装着することが可能となる利点がある。 【0013】 装着カバーは種々の材料で構成することができるが、押圧部は非導電性の弾性材料で形成することが好ましい。非導電性材料を用いることにより、電子部品の電極間のショートを回避することができる。もっとも、押圧部の全体を非導電性とする必要はなく、少なくとも電極との接触部のみを非導電性とすればよい。また、弾性材料とすることにより、弾性力によって電極をより確実に実装部材に押しつけることが可能となり、接触不良を回避することができる。かかる材料としては、例えば、ゴムや樹脂が挙げられる。押圧部以外に固定部および本体部なども弾性材料として構成してもよい。こうすることにより、上述の効果をより向上させることができる。 【0014】 押圧部を弾性材料で形成する場合には、押圧部の本体部への取り付け構造は、押圧部に対して所定範囲での自由度を確保可能な構造とすることが好ましい。例えば、平板状の本体部の底面に押圧部を取り付ける場合には、取り付け部周辺で本体部に切り欠きを設けることにより、押圧部の自由度が確保される。これらの構造を採ることにより、実装部材と押圧部端部との隙間が、電子部品の電極厚さに満たない場合でも、寸法誤差は押圧部の自由度で補償されるため、装着カバーを装着することが可能となる。また、押圧部自身の弾性力に加えて、押圧部の取り付け部で生じる弾性力によって電子部品をより確実に実装部材に装着することが可能となる利点もある。 【0015】 本発明は、種々の電子部品を実装対象とすることができ、LEDなどの発光用の部品を対象とすることもできる。かかる場合には、本体部には、電子部品からの発光を透過する光透過部を設けることが好ましい。透過部は、単に電子部品からの発光を阻害しないような孔を設けるものとしてもよいし、少なくとも光が通過する部分に透明部材を用いて本体部を形成するようにしてもよい。 【0016】 装着カバーの本体部には、電子部品をはめ込み固定するための凹部を形成してもよい。こうすることにより電子部品を一旦、装着カバーに固定した後、実装部材に装着可能となるため、電子部品の実装効率を向上させることが可能となる。例えば、本体部の底面側に側壁を設けて凹部を形成する方法を採ることができる。凹部は必ずしも電子部品の全外周を連続的に接するものである必要はなく、電子部品の外周の一部に接するものであってもよい。電子部品を固定するという観点からは、凹部の形状は、電子部品をはめ込み可能な範囲で、電子部品の平面形状よりも若干、小さくすることにより、はめ合いをきつめにしておくことが好ましい。例えば、凹部を電子部品の全外周を連続的に覆うものではなく、角で切り離して独立した複数の側壁からなる構造としておけば、凹部に変形の自由度が確保されるため、電子部品のはめ合いとの関係で許容される誤差範囲が緩和される利点がある。また、寸法の許容誤差範囲を緩和するという観点からは、凹部の内壁面に抜き勾配のようなテーパをもたせるようにしてもよい。 【0017】 本発明の装着カバーは、上述の特徴を全て備えている必要はなく、一部を省略したり、適宜組み合わせたりして構成してもよい。また、本発明は、装着カバーとしての態様の他、上述の装着カバーを用いた電子部品の装着方法として構成してもよい。 【発明を実施するための最良の形態】 【0018】 本発明の実施例について、遊技機への適用を例にとって以下の順序で説明する。 A.遊技機の構成: B.実装方法: C1.第1変形例: C2.第2変形例: D.第2実施例: 【0019】 A.遊技機の構成: 図1は実施例としての遊技機の正面図である。パチンコ機としての例を示した。遊技機の中央付近には図柄表示部40が設けられている。役物は、遊技中に始動入賞口に遊技球が入ると抽選を行い、その結果を表示する機構である。役物の内部にはLEDが実装されており、その点灯状態によって抽選中および結果表示時に種々の演出を行う。図柄表示部40は、図中に示した7セグメントの表示部に限らず、種々の構成を採ることが可能である。 【0020】 図2は図柄表示部40を構成するLEDの配置を示す説明図である。図示する通り、基板40aの上に多数のLEDが実装される。破線で囲んだグループA内のLEDは、図柄表示部40の中央の7セグメント表示部に対応する。グループB、Cはそれぞれ右側、左側の7セグメント表示部に対応する。グループD,Eは、それぞれ右側、左側の7セグメント表示部の背景である。グループF1,F2,F3は、それぞれ図柄表示部40の周辺の装飾用表示である。本実施例では、これらのLEDは、以下で示す装着カバーを用いることにより、ハンダを用いることなく実装されている。 【0021】 説明の便宜上、実装された状態のLED、即ち電子部品としてのLEDに装着カバーが装着された状態を、LEDユニットと称するものとする。以下では、図中のLEDユニット10を例にとって、LEDの実装方法について説明する。 【0022】 B.実装方法: 図3はLEDの実装方法を示す分解斜視図である。図の下方には、基板40aにLEDユニット10を実装した状態を示した。図の中央にはLED20を示し、図の上方には装着カバー30を示した。 【0023】 図示する通り、本実施例では、装着カバー30をかぶせることでLED20を基板40aに実装する。つまり、LED20は装着カバー30によって押さえつけられるようにして基板40aに固定される。LED20自体のハンダ付けは不要である。 【0024】 装着カバー30の構造については後述するが、本実施例では、装着カバー30は、脚の先端部分が基板40aに設けられた孔に係止されることで固定される。脚の先端を基板40aにハンダ付けまたは接着することで固定する方法を採っても良い。 【0025】 図4は実施例の装着カバーを示す三面図および断面図である。図4(a)は平面図、図4(b)は正面図、図4(c)は右側面図を表している。また、図4(a)は図3に示した装着カバーのA−A断面を表し、図4(b)はB−B断面を表している。 【0026】 図4(b)に示すように、装着カバー30は正面から見た状態がコの字形状となっている。天板に相当する本体部31の両端からは、脚32が垂直下方に延伸している。脚32の先端には、突起32aが設けられている。突起32aは、装着時に脚32が基板40aの孔に挿入された状態で、基板40aの裏側に係止し、装着カバー30を基板40aに固定する作用を奏する。 【0027】 本体部31の中央には、実装されたLED20の光を通過させるための孔33が設けられている。孔33の部分に透明部材を用いても良い。本体部31を透明部材で形成する場合には、孔33を省略した構成とすることもできる。また、本実施例では、LED用の装着カバーを例示しているが、発光しない電子部品の実装に用いる場合には、孔33を省略した構成とすることもできる。 【0028】 孔33の周囲には、LEDを保持するための側壁34が形成されている。後述する通り、この側壁34で形成される凹部にLEDをはめ込むことで固定することが可能である。LEDをしっかりと固定可能とするため、側壁34で囲まれる領域は、LEDをはめ込み可能な範囲で、LEDの外寸よりも若干小さくし、はめ合いをきつめにしておくことが好ましい。LEDの外周全体を覆うように側壁34を連続にした例を図示しているが、角CNで側壁34を分け、4つの独立した側壁としてもよい。こうすれば、LEDとのはめ合いがきつくなるよう側壁の位置を設計しても、側壁の変形自由度が確保されるためLEDをはめこみやすくなる。また、この意味で、側壁34の位置および形状に対して要求される寸法誤差の許容範囲を緩和することができる。側壁34の高さは、LEDの形状に応じて、LEDを十分保持可能な値を任意に設定すればよい。孔33はLEDの外寸よりも小さめにすることが好ましい。こうすることにより、LEDをはめこむ際に、本体部31がストッパの機能を果たし、LEDをはめ込みやすくなる利点がある。 【0029】 図4(a)において、孔33の左右両側にはLEDの電極を押さえるための押圧部36が形成されている。押圧部36は、本体部31から垂直下方に延伸している。押圧部36の周囲3方向は、孔35が空けてある。孔35の作用については後述する。 【0030】 図3で示したように、装着カバー30は基板40aとの間でLEDを挟み込んで保持するため、装着カバー30の材料、特に押圧部36の材料は弾性材料とすることが望ましい。弾性材料とは、樹脂、ゴム、金属などが挙げられる。もっとも、押圧部36はLEDの電極に接する部分であるため、少なくとも押圧部36については非導電性材料であることが要求される。装着カバー30を金属で形成する場合、少なくとも押圧部36の先端についてはゴムや樹脂などの非導電性材料を貼付等することが好ましい。 【0031】 本実施例では、装着カバー30は、樹脂の一体成型とした。樹脂の材質は問わないが、例えば、ABS、POMなどの樹脂が適している。本実施例では、側壁34や押圧部36は、本体部31から垂直下方に延伸しているため、射出成型時に装着カバー30が型から抜きやすくなるという利点がある。 【0032】 図5はLEDの実装状態を示す平面図および正面図である。図5(a)は平面図を示し、図5(b)は正面図を示している。これらの図は断面図ではないが、図を見やすくするため、LED20にハッチングを付して示した。 【0033】 基板40aの表面にはLEDを接続するためのパターン22が形成されている。LED20の電極21は、装着カバー30の押圧部36によって、このパターン22に押しつけられる。図中では、1本のみを例示したが、他の電極についても同様である。 【0034】 押圧部36がLED20の電極21を押さえられるようにするために、装着カバー30の押圧部36の先端と脚32の先端の突起32aの上面との間隔Dは、基板40a、パターン22、および電極21の厚さの総和(以下、単に「総厚さ」と呼ぶ)よりも小さくすることが好ましい。Dをこの総厚さよりも小さくすることにより、装着カバー30の装着時に、押圧部36に歪みが生じ、弾性力F1によって電極21を押さえつけることが可能となる。 【0035】 先に説明した通り、本実施例では、押圧部36の周囲に孔35が形成してある。この孔35も次に示す通り、電極21を押さえつける作用の向上に寄与している。上述の総厚さに対して間隔Dが十分に小さい場合を考える。この場合、総厚さと間隔Dとの差違は、押圧部36の歪みだけでは吸収し得なくなる。押圧部36の周囲には孔35が形成してあるため、押圧部36は上下方向に変位の自由度を有している。従って、装着カバー30の装着時に押圧部36の根本Aは、図中に二点鎖線で示すように上方に変位する。この結果、押圧部36の取り付け部には、押圧部36を下方に戻す方向、即ち図示する方向に曲げモーメントMが発生する。この曲げモーメントMによる押しつけ力が電極21に作用するため、電極をさらにしっかりと保持することが可能となる。上述の作用により、孔35が設けられている場合には、設けられていない場合に比べて、間隔Dに対する寸法誤差の許容範囲が大きくなる利点がある。ただし、孔35は必須の構造ではなく、LED20は押圧部36の弾性力のみでも保持可能であるため、装着カバー30は孔35を有しない構造としても良い。 【0036】 以上で説明した実施例によれば、装着カバー30で押さえつける方法で、LED20を実装するため、LED20をハンダ付けする必要がない。従って、ハンダを融かすための加熱をするまでなく、LED20を容易に取り外すことが可能となる。 【0037】 C1.第1変形例: 図6は第1変形例としての装着カバーを示す三面図である。装着カバー30Aは、実施例と同様、LED20を基板40aの上から押さえつけるものである。実施例と異なり、脚37をLED20の長手方向に沿って設けた。脚37の先端には突起37aが形成されており、装着カバー30Aは、この突起37aで基板40aの背面に係止される。脚37をこのような位置に設けることにより、実施例の構造に比べて、装着カバー30Aを基板40aに固定するための力が、押圧部36Aの近傍で作用することになる。従って、電極21を押さえつける弾性力の反作用を吸収しやすくなり、電極を更にしっかりと押さえつけることが可能となる。 【0038】 装着カバー30Aは、更に、押圧部36Aを本体部31Aから斜め下方向に延伸する形式とした。装着前は図中に二点鎖線で示す形状となっているが、装着することにより、実線で示す位置に歪み、電極を押さえつける弾性力が発生する。この形状によれば、押圧部36Aの変形の自由度が比較的大きいため、寸法誤差の許容範囲を比較的大きく設定することができる利点がある。つまり、突起37aの上面と、押圧部36Aの端部との間隔Dが小さい場合でも、装着カバー30Aを基板40aに十分に装着可能となるのである。 【0039】 C2.第2変形例: 図7は第2変形例としての装着カバーを示す三面図である。実施例とは異なる形状のLED20aを装着するための構造例である。装着カバー130によって、LED20aを基板40aに押さえつけることで実装するという原理自体は共通である。装着カバー130を、脚132の先端に設けられた突起132aで基板40aに係止する点も実施例と共通である。 【0040】 LED20aは、実施例のLED20と異なり、電極は本体から延伸してはいない。第2変形例では、押圧部136は、LED20aの本体部を押圧し、間接的に電極をパターン22aに押しつける構造とした。LED20aは、押圧部136で押しつけられる他、本体部131から垂直下方に延伸した2つの側壁134によっても保持される。図示するように、側壁134は、LED20aの全外周を囲んでいる訳ではないが、2つの側壁134の間隔をLED20aの幅よりも若干狭くしておくことにより、十分にLED20aを保持することが可能である。 【0041】 本実施例の装着カバーは、以上で説明した第1変形例、第2変形例のように、種々の構造を採ることができる。実施例および第1、第2変形例で示した構造の特徴部分を組み合わせて更に異なる構造を実現してもよい。図示した寸法や形状は、例示に過ぎず、実装されるLEDの寸法等に併せて設計可能であることは当然である。 【0042】 D.第2実施例: 図8は第2実施例におけるLEDの実装方法を示す斜視図である。第1実施例では、LEDを基板に実装するための実装方法を示した。第2実施例では、LED20を専用のソケット210に装着する場合を例にとって説明する。 【0043】 図8(a)は分解斜視図を示し、図8(b)は実装状態を示している。図8(a)に示す通り、LED20は、ソケット210上に乗せられ、上から装着カバー220をかぶせられることで、ソケット210に実装される。装着カバー220は、脚232の孔232aをソケット210の側面に設けられた突起に係止させることで固定される。装着カバー220がLED20の電極を押さえつける部分の構造は、実施例で示した通りである。 【0044】 このように、基板に直接LEDを装着する場合だけでなく、ソケット210にLEDを取り付ける場合にも装着カバーを適用することができる。LED自体は、ハンダ付けでなく、装着カバーで実装されているため、容易に取り外し可能である。この方法によれば、基板には従来通りハンダ付けで部品を実装することができるため、従来の製造ラインを変更する必要がないという利点がある。 【0045】 以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができることはいうまでもない。上述の実施例および変形例では、LEDの実装を例にとって説明したが、実施例の装着カバーはLEDのみならず、ICを含む種々の電子部品の実装に適用可能である。本実施例の実装方法は、ハンダ付けほど強固に電子部品を固定するものではないため、比較的震動が少ない機器における実装方法として適している。遊技機は、一旦、設置されると頻繁に移動させるものではなく、また遊技中も遊技機自体が固定されているため振動が加えられることが比較少なく、本実施例の実装方法を適用するのに適している機器の一つに相当する。 【図面の簡単な説明】 【0046】 【図1】実施例としての遊技機の正面図である。 【図2】役物を構成するLEDの配置を示す説明図である。 【図3】LEDの実装方法を示す分解斜視図である。 【図4】実施例の装着カバーを示す三面図および断面図である。 【図5】LEDの実装状態を示す平面図および正面図である。 【図6】第1変形例としての装着カバーを示す三面図である。 【図7】第2変形例としての装着カバーを示す三面図である。 【図8】第2実施例におけるLEDの実装方法を示す斜視図である。 【符号の説明】 【0047】 10…LEDユニット 20…LED 21…電極 22、22a…パターン 30、30A…装着カバー 31、31A…本体部 32a…突起 32…脚 33…孔 34…側壁 35…孔 36、36A…押圧部 37…脚 37a…突起 40a…基板 130…装着カバー 131…本体部 132…脚 132a…突起 134…側壁 136…押圧部 210…ソケット 220…装着カバー 232…脚 232a…孔
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| 【出願人】 |
【識別番号】398057880 【氏名又は名称】株式会社大万
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| 【出願日】 |
平成17年6月22日(2005.6.22) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100109759 【弁理士】 【氏名又は名称】加藤 光宏
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| 【公開番号】 |
特開2007−5480(P2007−5480A) |
| 【公開日】 |
平成19年1月11日(2007.1.11) |
| 【出願番号】 |
特願2005−182324(P2005−182324) |
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