| 【発明の名称】 |
自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機 |
| 【発明者】 |
【氏名】李 秀 雄
【氏名】金 裕 桓
【氏名】金 鎭 澤
【氏名】申 聖 撤
【氏名】文 燿 燮
【氏名】權 奇 星
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| 【要約】 |
【課題】電流源の代わりにアクティブ負荷を採用して利得の調整により電流源による位相雑音を除去し位相雑音特性を有する自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機を提供する。
【解決手段】自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機は共振信号を生成する共振回路と、共振信号をフィードバックして相互180°の位相差を有する2つの発振信号を生成する差動増幅回路と、差動増幅回路から生成される発振信号の利得を制御するアクティブ負荷を含む電圧制御発振部、及び2つの発振信号を変換して直流電圧を生成した後直流電圧と事前に設定された基準電圧を比較して上記アクティブ負荷の抵抗値を決定する制御電圧を出力する自動振幅制御部を含む。出力される発振信号の振幅を効果的に制御することが可能で、差動増幅回路のスイッチング時電流源により流入されるノイズ成分による位相雑音を減少させることが可能である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 コントロール電圧により共振周波数が決定され共振信号を生成する共振回路と、上記共振回路の共振信号をフィードバックして相互180°の位相差を有する2つの発振信号を生成して2つの出力端から出力する差動増幅回路と、上記差動増幅回路から生成される上記発振信号の利得を制御するアクティブ負荷を含む電圧制御発振部、及び 上記2つの発振信号の入力を受け各々のピークを検出して整流するピーク検出器と、上記ピーク検出器の整流された信号の入力を受け直流電圧に変換出力する低帯域通過フィルタと、上記低帯域通過フィルタの出力直流電圧と事前に設定された基準電圧を比較してその比較した結果に伴い上記アクティブ負荷の抵抗値を制御する制御電圧を出力する比較器を含む自動振幅制御部を含み、 上記低帯域通過フィルタの出力直流電圧が事前に設定された基準電圧より小さい場合、上記比較器は上記アクティブ負荷の抵抗値を増加させる制御電圧を出力して上記差動増幅機の利得を増加させ、上記低帯域通過フィルタの出力直流電圧が事前に設定された基準電圧より大きい場合、上記比較器は上記アクティブ負荷の抵抗値を減少させる制御電圧を上記差動増幅機の利得を減少させることを特徴とする自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機。 【請求項2】 上記共振回路は、 上記2つの出力端の間に連結されたインダクタンスと、上記2つの出力端の間に連結され上記コントロール電圧によりキャパシタンス値が変動される可変キャパシタからなる並列共振回路であることを特徴とする請求項1に記載の自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機。 【請求項3】 上記差動増幅回路は、 上記両出力端にドレインが各々連結され、ゲートとドレインが相互接続され、ソースが接地された2つのトランジスタを含むことを特徴とする請求項1に記載の自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機。 【請求項4】 上記2つのトランジスタは同一なnチャネルMOSFETであることを特徴とする請求項3に記載の自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機。 【請求項5】 上記アクティブ負荷は、 上記両出力端にドレインが各々連結され、ソースが電源に連結され、ゲートが相互連結された2つのトランジスタを含み、 上記両トランジスタのゲートに上記比較器の制御電圧が入力されることを特徴とする請求項1に記載の自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機。 【請求項6】 上記2つのトランジスタは同一なpチャネルMOSFETであることを特徴とする請求項5に記載の自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機。 【請求項7】 上記自動振幅制御部は、 任意の基準電圧を生成する基準電圧源をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機。 【請求項8】 2つの出力端の間に連結されたインダクタンスと、上記2つの出力端の間に連結され上記コントロール電圧によりキャパシタンス値が変動される可変キャパシタからなる並列共振回路と、 上記両出力端にドレインが各々連結され、ゲートとドレインが相互接続され、ソースが接地された2つのnチャネルMOSFETを含み、上記共振回路の共振信号をフィードバックして相互180°の位相差を有する2つの発振信号を生成して2つの出力端から出力する差動増幅回路と、 上記両出力端にドレインが各々連結され、ソースが電源に連結され、ゲートが相互連結された2つのpチャネルMOSFETを含む電圧制御発振部、及び 上記2つの発振信号の入力を受け各々のピークを検出して整流するピーク検出器と、 上記ピーク検出器の整流された信号の入力を受け直流電圧に変換出力する低帯域通過フィルタと、 上記低帯域通過フィルタの出力直流電圧と事前に設定された基準電圧を比較してその比較した結果に伴う制御電圧を上記2つのpチャネルMOSFETのゲートから出力する自動振幅制御部を含み、 上記低帯域通過フィルタの出力直流電圧が事前に設定された基準電圧より小さい場合、上記2つのpチャネルMOSFETのゲート電圧を増加させ上記2つのpチャネルMOSFETの抵抗値を増加させることにより上記差動増幅回路から生成される上記発振信号の利得を増加させ、上記低帯域通過フィルタの出力直流電圧が事前に設定された基準電圧より大きい場合、上記2つのpチャネルMOSFETのゲート電圧を減少させ上記2つのpチャネルMOSFETの抵抗値を減少させることにより上記差動増幅回路から生成される上記発振信号の利得を減少させることを特徴とする振幅制御機能を有する電圧制御発振機。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機に関するものとして、より詳細には、電流源を使用せず代わりにアクティブ負荷を採用して上記アクティブ負荷によって利得を調整することにより電流源による位相雑音を除去して優秀な位相雑音特性を有する自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機に関する。 【背景技術】 【0002】 最近、活発に開発されているデジタルマルチメディア放送を始めとする様々な無線応用サービスに使用される無線機器において、受信信号を復調することが可能な低周波信号に周波数変換し送信信号を高周波の信号に周波数変換するに用いられる局部発振回路は広い発振周波数範囲と共に、発振周波数辺りで低い位相雑音が要求される。 【0003】 特にアナログ放送とは違ってデジタル放送はしきい値以下の信号で映像を出力することが不可能となりその基準は周波数領域で位相雑音で判断することが可能となる。従って、アナログ放送受信システムとは違ってデジタル放送受信システムでは高い水準の位相雑音特性が要求されている。 このような位相雑音は受信システムのうち特に電圧制御発振機(Voltage Controlled Oscillator:VOC)の性能により大きく影響を受けるため、この電圧制御発振機による位相雑音を最大限減少させることが全体受信システムの位相雑音を最小化するに大きい割合を占める。 図1は従来の自動振幅制御(Auto Amplitude Control:AAC)機能を有する電圧制御発振機を図示した回路図である。図1を参照すると、従来の自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機は大きく電圧制御発振部100と自動振幅制御部200からなる。 【0004】 上記電圧制御発振部100は、2つの出力端out1、out2の間に連結されたインダクタL及び相互直列連結され上記両出力端out1、out2の間に連結された2つの可変キャパシタC1、C2からなる共振回路110と、ゲート(gate)とドレイン(drain)が相互接続され各ドレインが上記両出力端に各々連結された2つのトランジスタN1、N2からなる差動増幅回路120及び上記両トランジスタN1、N2のソース(source)と接地の間に連結された電流源Isを含む。 【0005】 この従来の電圧制御発振機は、上記トランジスタN1、N2によるポジティブフィードバック回路のネガティブ抵抗特性を利用した発振回路として、上記2つの可変キャパシタC1、C2の間にコントロール電圧Vct1が印加され可変キャパシタC1、C2の容量を制御することにより共振周波数が決定され、上記共振回路110による共振信号はトランジスタN1、N2のゲートに入力されることにより両出力端out1、out2で相互180°の位相差を有する発振信号を得ることが可能である。 【0006】 また、自動振幅制御部200は、上記電圧制御回路部110の両出力端out1、out2端から出力される両発振信号の入力を受け各々のピークを検出して整流するピーク検出器210と上記ピーク検出器210の整流された信号の入力を受け直流電圧に変換出力する低帯域通過フィルタ220及び上記低帯域通過フィルタ220の出力直流電圧と事前に設定された基準電圧Vrefを比較してその比較した結果を出力する比較器240を含む。 【0007】 このような構成を有する従来の自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機は電圧制御発振機の出力レベル(振幅)を調整するため、上記比較器240により出力された値を利用して電圧制御発振部110の電流源Isのトランスコンダクタンスgmを調節する。 【0008】 即ち、低帯域通過フィルタ220の出力直流電圧が基準電圧Vrefより小さい場合には、トランスコンダクタンスgmを増加させ利得を増加させることにより電圧制御発振機の出力レベルを高め、低帯域通過フィルタ220の出力直流電圧が基準電圧Vrefより大きい場合には、トランスコンダクタンスgmを減少させ利得を減少させることにより電圧制御発振機の出力レベルを落とす。 【0009】 しかし、このような従来の自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機は、上記電流源Isに流入される雑音及び上記電流源Isから上記トランジスタN1、N2のスイッチング時に伝達される様々な形態の雑音らにより位相雑音が増加する問題点を有する。 【0010】 また、上記電流源Isによる位相雑音の増加問題を解消するため電流源を利用しない電圧制御発振部を構成した場合には、電流源のトランスコンダクタンスを利用して利得を制御する従来の自動振幅制御部を適用することが不可能な問題点が発生することとなる。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0011】 本発明は上記従来技術の問題点を解決するため案出されたものとして、その目的は、従来の電圧制御発振部に採用していた電流源を除去し、その代わりにアクティブ負荷を採用することにより、従来のトランスコンダクタンスを制御する代わりに負荷の抵抗値を調整して利得を制御する自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0012】 上記目的を達成するための技術的構成として、本発明は、 コントロール電圧により共振周波数が決定され共振信号を生成する共振回路と、上記共振回路の共振信号をフィードバックして相互180°の位相差を有する2つの発振信号を生成して2つの出力端から出力する差動増幅回路と、上記差動増幅回路から生成される上記発振信号の利得を制御するアクティブ負荷を含む電圧制御発振部、及び 上記2つの発振信号の入力を受け各々のピークを検出して整流するピーク検出器と、上記ピーク検出器の整流された信号の入力を受け直流電圧に変換出力する低帯域通過フィルタと、上記低帯域通過フィルタの出力直流電圧と事前に設定された基準電圧を比較してその比較した結果に伴い上記アクティブ負荷の抵抗値を制御する制御電圧を出力する比較器を含む自動振幅制御部を含み、 上記低帯域通過フィルタの出力直流電圧が事前に設定された基準電圧より小さい場合、上記比較器は上記アクティブ負荷の抵抗値を増加させる制御電圧を出力して上記差動増幅回路から生成される上記発振信号の利得を増加させ、上記低帯域通過フィルタの出力直流電圧が事前に設定された基準電圧より大きい場合、上記比較器は上記アクティブ負荷の抵抗値を減少させる制御電圧を上記差動増幅回路から生成される上記発振信号の利得を減少させることを特徴とする自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機を提供する。 【0013】 本発明のの好ましい実施形態において、上記共振回路は、上記2つの出力端の間に連結されたインダクタンスと、上記2つの出力端の間に連結され上記コントロール電圧によりキャパシタンス値が変動される可変キャパシタからなる並列共振回路である。 【0014】 本発明の好ましい実施形態において、上記差動増幅回路は、上記両出力端にドレインが各々連結され、ゲートとドレインが相互接続され、ソースが接地された2つのトランジスタを含むことが可能である。この際、上記2つのトランジスタは同一なnチャネルMOSFETであることが好ましい。 【0015】 本発明の好ましい実施形態において、上記アクティブ負荷は、上記両出力端にドレインが各々連結され、ソースが電源に連結され、ゲートが相互連結された2つのトランジスタを含むことが可能である。この場合、上記両トランジスタのゲートに上記自動振幅制御部内の比較器の制御電圧が入力される。上記2つのトランジスタは同一なpチャネルMOSFETであることが好ましい。 【0016】 本発明の好ましい実施形態において、上記自動振幅制御部は、任意の基準電圧を生成する基準電圧源をさらに含むことが可能である。 【発明の効果】 【0017】 本発明によると、従来の電圧制御発振部に採用した電流源を除去した代わりにアクティブ負荷を適用してその抵抗値を調整することにより、出力される発振信号の振幅を効果的に制御することが可能で、電流源により流入されるノイズ成分による位相雑音を減少させることが可能な効果がある。また、本発明によると、電流源を利用しないことにより電流源による電圧消耗を低減することにより低電圧応用分野に適する効果がある。 【発明を実施するための最良の形態】 【0018】 以下、添付の図面を参照に本発明の好ましい実施形態をより詳細に説明する。しかし、本発明の実施形態は様々な他の形態に変形されることが可能で、本発明の範囲が以下に説明される実施形態に限定されることではない。本発明の実施形態は本発明が属する技術分野において通常の知識を有している者に本発明をより完全に説明するため提供される。 【0019】 図2は本発明の一実施形態に伴う自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機を図示した回路図である。図2を参照すると、本発明の好ましい実施形態に伴う自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機は大きく電圧制御発振部10と自動振幅制御部20からなる。 【0020】 上記電圧制御発振部10は、コントロール電圧Vct1により共振周波数が決定され共振信号を生成する共振回路11と、上記共振回路11の共振信号をフィードバックして相互180°の位相差を有する2つの発振信号を生成して2つの出力端out1、out2から出力する差動増幅回路12と、上記差動増幅回路12の利得を制御するアクティブ負荷P1、P2を含む。 【0021】 より具体的に説明すると、上記共振回路11は、2つの出力端out1、out2の間に連結されたインダクタンスLと、上記2つの出力端out1、out2の間に連結され上記コントロール電圧Vct1によりキャパシタンス値が変動される可変キャパシタC1、C2からなる並列共振回路である。上記コントロール電圧Vct1は相互直列連結された可変キャパシタC1、C2の連結ノードに印加されることが可能である。 【0022】 上記差動増幅回路12は、上記両出力端out1、out2にドレインが各々連結され、ゲートとドレインが相互接続され、ソースが接地された2つのトランジスタN1、N2を具備する。この際、上記2つのトランジスタN1、N2は相互同一なnチャネルMOSFETであることが好ましい。 【0023】 上記アクティブ負荷P1、P2は、上記両出力端out1、out2にドレインが各々連結され、ソースが電源に連結され、ゲートが相互連結された2つのトランジスタP1、P2を具備する。上記両トランジスタP1、P2のゲートに自動振幅制御部20内の比較器24の制御電圧が入力されその負荷の抵抗値が調整される。この際、上記2つのトランジスタP1、P2は同一なpチャネルMOSFETP1、P2であることが好ましい。 【0024】 上記自動振幅制御部20は、上記電圧制御発振部10の両出力端out1、out2から出力される2つの発振信号の入力を受け各々のピークを検出して整流するピーク検出器21と、上記ピーク検出器21の整流された信号の入力を受け直流電圧に変換出力する低帯域通過フィルタ22と、上記低帯域通過フィルタ22の出力直流電圧と事前に設定された基準電圧Vrefを比較してその比較した結果に従い上記電圧制御発振部10内のアクティブ負荷P1、P2の抵抗値を制御する制御電圧を出力する比較器24を具備する。 【0025】 さらに、上記自動振幅制御部20は、任意の基準電圧Vrefを生成する基準電圧源23をさらに含む。上記基準電圧源23はシステムの要求条件などに従い使用者の設定により任意の値に調整された基準電圧を生成することが可能である。 以上のような構成を有する本発明の好ましい実施形態に伴う自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機の作用を図2を参照にさらに詳細に説明する。 【0026】 先ず、上記発振回路10内の上記2つの可変キャパシタC1、C2の間にコントロール電圧Vct1が印加され可変キャパシタC1、C2の容量を制御することにより周波数が決定された共振信号が生成される。 一方、上記差動増幅回路12は2つのnチャネルMOSFET N1、N2が相互軌還され差動形態のネガティブ(negative)抵抗を具現している。従って、上記発振回路10から生成された共振信号の周波数をf0とすると、差動形態のネガティブ(negative)抵抗を具現する差動増幅回路12の出力端(電圧制御発振部の出力端)out1、out2では各々f0の周波数を有し相互180°の位相差を有する発振信号が発生される。従来には、上記差動増幅回路12の利得を制御するためnチャネルMOSFETのソースに共通で連結された電流源(図1のIs)を使用したが、本発明では電流源を使用せず、上記2つのnチャネルMOSFET N1、N2の各ソースは共通で接地される。本発明は電流源により利得を制御せず、下記にさらに詳細に説明されるアクティブ負荷P1、P2により利得が制御される特徴を有する。 【0027】 このように生成された2つの発振信号は自動振幅制御部20のピーク検出器21に入力される。上記ピーク検出器21は各発振信号のピークを検出して、ポジティブ値の信号のみからなる整流された形態の信号を生成する。上記電圧制御発振部10の出力端から出力される発振信号の周波数をf0とすると、上記ピーク検出器21により整流された信号は2f0の周波数を有することとなる。 次いで、上記ピーク検出器21によりf0の周波数を有する整流された信号は低域通過フィルタ22に入力され、上記整流された信号のピーク部を相互繋ぐような形態の直流電圧に変換される。 【0028】 次に、基準電圧源23で事前に決定された任意の基準電圧Vrefと上記低帯域通過フィルタ22から出力される直流電圧を比較器24で比較してその比較された結果に伴う制御電圧を出力する。 【0029】 上記比較器24から出力される制御電圧は、上記低帯域通過フィルタのアクティブ負荷P1、P2の抵抗値を制御するに利用される。上記アクティブ負荷の抵抗値を制御することにより差動増幅機の利得を制御することが可能である。上記利得は下記数学式1のように表現されることが可能である。 【数1】
【0030】 (Av:利得、gm:トランスコンダクタンス、Rd:負荷の抵抗値) 従来の、自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機は上記式1でトランスコンダクタンスのgmを制御して利得を調整する反面、本発明ではgmを制御することが可能な電流源を除去したため、負荷抵抗値のRdを調整することにより利得を制御することとなる。 【0031】 例えば、上記低帯域通過フィルタ22の出力直流電圧が事前に設定された基準電圧Vrefより小さい場合、上記比較器24は上記アクティブ負荷の抵抗値を増加させる制御電圧を出力して上記差動増幅回路12から生成される上記発振信号の利得を増加させる。逆に、上記低帯域通過フィルタ22の出力直流電圧が事前に設定された基準電圧Vrefより大きい場合、上記比較器24は上記アクティブ負荷P1、P2の抵抗値を減少させる制御電圧を出力して上記差動増幅回路12から生成される上記発振信号の利得を減少させる。 【0032】 このように利得を増減させることにより出力される発振信号の出力スイング、即ち発振信号の振幅を所望の大きさに制御することが可能となる。上記基準電圧Vrefを適切に調整することにより発振信号の振幅を所望の大きさに制御することが可能となる。 【0033】 本実施形態のように、上記アクティブ抵抗が、上記電圧制御発振部10の両出力端out1、out2にドレインが各々連結され、ソースが電源Vddに連結され、ゲートが相互連結された2つのpチャネルMOSFETからなっている場合に、上記比較器24は次のように動作する。 【0034】 上記低帯域通過フィルタ22の出力直流電圧が事前に設定された基準電圧Vrefより小さい場合、上記2つのpチャネルMOSFET P1、P2のゲート電圧を増加させ上記2つのpチャネルMOSFET P1、P2の抵抗値を増加させることにより上記差動増幅機の利得を増加させ、上記低帯域通過フィルタ22の出力直流電圧が事前に設定された基準電圧Vrefより大きい場合、上記2つのpチャネルMOSFET P1、P2のゲート電圧を減少させ上記2つのpチャネルMOSFET P1、P2の抵抗値を減少させることにより上記差動増幅機の利得を減少させることとなる。 【0035】 このように、本発明に伴う振幅制御機能を有する電圧制御発振機は、電流源を使用しないことにより、電流源により流入されるノイズ成分による位相雑音を減少させながらも、自動振幅制御部を利用して効果的に電圧制御発振機の出力スイング(出力される発振信号の振幅)を制御することが可能である。 【図面の簡単な説明】 【0036】 【図1】従来の電圧制御発振機を図示した回路図である。 【図2】本発明の一実施形態に伴う自動振幅制御機能を有する電圧制御発振機を図示した回路図である。 【符号の説明】 【0037】 10 電圧制御発振部 20 自動振幅制御部 11 共振回路 21 ピーク検出器 22 低帯域通過フィルタ 23 基準電圧源 24 比較器
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| 【出願人】 |
【識別番号】591003770 【氏名又は名称】三星電機株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年7月11日(2006.7.11) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100083806 【弁理士】 【氏名又は名称】三好 秀和
【識別番号】100095500 【弁理士】 【氏名又は名称】伊藤 正和
【識別番号】100111235 【弁理士】 【氏名又は名称】原 裕子
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| 【公開番号】 |
特開2007−28613(P2007−28613A) |
| 【公開日】 |
平成19年2月1日(2007.2.1) |
| 【出願番号】 |
特願2006−190808(P2006−190808) |
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