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【発明の名称】 目隠し塀
【発明者】 【氏名】中家 明美

【要約】 【課題】高さを適宜調節できる目隠し塀を提供する。

【解決手段】目隠し塀10の支柱11に、その長さ方向に(高さ方向)沿って軌道12を形成し、この軌道12に弾性摺動体13を介して支柱間隔に区分した目隠し塀(以下、「区分目隠し塀14」という)を摺動可能に嵌めてなり、上記区分目隠し塀14の両側の枠材15の端縁角部に断面鈎形の弾性摺動体13の把持溝16を形成し、この把持溝16に上記弾性摺動体13を挿入してなるものであり、上記軌道12は支柱11の中央長さ方向に断面T形を成し、支柱11に対する付け根12aとT形の天部付け根12bの隅に上記弾性摺動体13が当接してなる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
目隠し塀(10)の支柱(11)に、その長さ方向に沿って軌道(12)を形成し、この軌道(12)に弾性摺動体(13)を介して、支柱(11)の間隔毎に区分された区分目隠し塀(14)を摺動可能に嵌めてなる目隠し塀。
【請求項2】
上記区分目隠し塀(14)の両側枠材(15)の端縁角部に断面鈎形にした弾性摺動体(13)の把持溝(16)を形成し、この把持溝(16)に上記弾性摺動体(13)を挿入してなる請求項1に記載の目隠し塀。
【請求項3】
上記軌道(12)は、支柱(11)の中央長さ方向に断面T形を成して、支柱(11)に対する付け根(12a)とT形の天部付け根(12b)の隅に上記弾性摺動体(13)が当接してなる請求項1または2に記載の目隠し塀。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
この発明は目隠し塀であって、その高さを調節可能にした目隠し塀に関する。
【背景技術】
【0002】
目隠し塀(ブラインドルーバ)に関する先行技術として特許文献1および2がある。
【0003】
【特許文献1】特開2003−20720号公報(要約および選択図面)
【0004】
【特許文献2】特開平8−21057号公報(要約および選択図面)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1は、ベランダの手すりにガイドを取付け、このガイドにルーバ枠を嵌めて上下に摺動可能にしたものである。また、特許文献2はベランダの枠に開度を調節可能にしたルーバを取付けたものである。
【0006】
特許文献1は、ベランダの枠に後付け可能になっているが、ブラインドの高さを調節可能にしておらず、単にルーバ枠をガイド内で上下動できるようにしただけのものである。また、特許文献2は、ルーバの開度を調節できるものであるが高さを調整できるものではない。
【0007】
この発明は上記状況に鑑み、高さを適宜調節できる目隠し塀を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するためにこの発明は、目隠し塀10の支柱11に、その長さ方向に(高さ方向)沿って軌道12を形成し、この軌道12に弾性摺動体13を介して支柱間隔に区分した目隠し塀(以下、「区分目隠し塀14」という)を摺動可能に嵌めてなり、上記区分目隠し塀14の両側枠材15の端縁角部に断面鈎形の弾性摺動体13を把持する把持溝16を形成し、この把持溝16に上記弾性摺動体13を挿入してなるものであり、上記軌道12は支柱11の中央長さ方向に断面T形を成し、支柱11に対する付け根12aとT形の天部付け根12bの隅に上記弾性摺動体13が当接してなる。
【発明の効果】
【0009】
上記の如く構成するこの発明によれば、目隠し塀の高さを適宜変更でき、隣接する家屋・建物の有無、日照時間帯になどに応じて目隠し塀の高さを調節して外部からの覗き見や、直射日光を避けることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
次にこの発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。図3は本発明の目隠し塀10の一部を示す正面図で、通常の目隠し塀10の支柱11の間隔毎に区分目隠し塀14を高く、あるいは低くできるようにしたものである。
【0011】
上記目隠し塀10、区部目隠し塀14の構造は、図に示すように塀の両側枠材15a、下枠材15b、天枠材15cおよび中間枠材15dからなる枠材15の間に断面逆Y形の目隠し材17が嵌められ、各枠材15と目隠し材17には断面C形のネジ受け溝18が設けられ、このネジ受け溝18にビスネジ19が螺合して各枠材15および目隠し材17が取付けられるようになっている。
【0012】
図1は目隠し塀10の支柱11に区分目隠し塀14が嵌められた状態の水平断面である。目隠し塀10の支柱11には断面T形の軌道12が長手方向(高さ方向)に一体的に形成されている。
【0013】
一方、区分目隠し塀14の両側枠15aを形成する枠材の断面は、その両角縁が鈎条20aになり、端面中央から二個の断面鈎条20bが一体的に形成されて、上記二つの鈎条20aと20bが向き合って弾性摺動体13の把持溝16を形成している。
【0014】
上記弾性摺動体13が軌道12に接する部分の角部を切り取って、軌道12の角部に隙間が形成されるようにしているのは、埃の逃げ場をつくるためのものである。
【0015】
弾性摺動体13の把持溝16は鈎条20a,20bを向き合わせて形成しているが、断面C形にしても良い。なお、区分目隠し塀14の両端に閂金具21を設けているが、これに対応する位置に図示しない閂受けを設けるならば、閂金具を操作することにより区分目隠し塀を適宜の高さに固定することができる。
【産業上の利用可能性】
【0016】
以上説明したようにこの発明によれば一般的な目隠し塀に必要に応じ上げ下げできる区分目隠し塀を設けることができ、外部からの覗き見を防止し、また、太陽の動きに合わせて直射日光を適宜遮断することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】この発明に係る目隠し塀の部分断面図
【図2】目隠し塀の垂直断面図
【図3】目隠し塀の部分正面図
【符号の説明】
【0018】
10 目隠し塀
11 支柱
12 軌道
12a 支柱に対する付け根
12b T形の天部付け根
13 弾性摺動体
14 区分目隠し塀
15 枠材
15a 両側枠材
15b 下枠材
15c 天枠材
15d 中間枠材
16 把持溝
17 目隠し材
18 ネジ受け溝
19 ビスネジ
20 鈎条
20a 鈎条(角)
20b 鈎条(中間)
21 閂金具
【出願人】 【識別番号】505264749
【氏名又は名称】中家 明美
【出願日】 平成17年11月1日(2005.11.1)
【代理人】 【識別番号】100074206
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 文二

【識別番号】100087538
【弁理士】
【氏名又は名称】鳥居 和久

【識別番号】100112575
【弁理士】
【氏名又は名称】田川 孝由

【識別番号】100084858
【弁理士】
【氏名又は名称】東尾 正博


【公開番号】 特開2007−126827(P2007−126827A)
【公開日】 平成19年5月24日(2007.5.24)
【出願番号】 特願2005−318315(P2005−318315)