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【発明の名称】 |
既存の階段室型共同住宅における住みながらの段差解消階段改良工法と、階段空間の有効利用法。 |
| 【発明者】 |
【氏名】楠見 賢二 |
【課題】既存の階段室型共同住宅において、段差解消工事を行なう際に、住民の通行の妨げにならず共用廊下やエレベーターを設置し、また階段スペースの有効利用を行なう工法である。
【解決手段】既存共同住宅に隣接して共用廊下、エレベーター、階段等から構成される共用廊下棟を構築し、新設した共用廊下棟の最上階の廊下から既存建物最上階階段の片側半分に共用通路を渡して、住民の通行経路を確保し、その後直下の階段を撤去し、下階の工事に同様に移行していく。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 既存の階段式共同住宅において、階段を撤去し、段差無く廊下又はエレベーターを新たに設置する際に、住民の通行を妨げず施工する階段改良工法。 【請求項2】 撤去した階段に生じた空間を、パイプスペース、小型エレベーター、アルコーブの構築などに利用する階段室有効利用法
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は既存の階段室型共同住宅において、段差解消工事を行なう際に、住民の通行の妨げにならず共用廊下やエレベーター、階段を設置し、また生じた空間の有効利用を行なう工法である。 【背景技術】 【0002】 従来は、既存の階段室型共同住宅における段差解消工事には、例として特許公開文献1に開示されているものがある。 【特許公開文献1】 特許公開2002−13298 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0003】 特許公開2002−13298の方法では、踊り場から更に階段を外部に伸ばすため既存建物と新設廊下との距離をある程度離さなければならないという欠点があった。また、施工後不必要な階段が残る欠点があった。 共用通路を設置後、階段を撤去し、その部分にも共用通路を設置する考えもあったが、共用通路が必要以上に長く広くなり、また仮設の階段を設置するなど作業工程に無駄があった。 【課題を解決するための手段】 【0004】 この課題を解決するための請求項1の発明は、まず既存共同住宅に隣接して共用廊下、エレベーター、階段等から構成される共用廊下棟を構築し、共用廊下棟の最上階の廊下から既存建物最上階階段の片側半分に共用通路を渡して、住民の通行経路を確保し、その後直下の階段を撤去し、下階の工事に同様に移行していくので、無駄な階段が残らず、既存建物と新設廊下棟との距離が自由に設定できる。 また既存の階段の一部で新設共用通路を支えることで工事の効率を良くし、住民の通行を妨げず、工期短縮になる。 【0005】 また、請求項2の発明は共用通路を構築した後、生じた空間を、パイプスペース、小型エレベーター、アルコーブの設置などに有効利用し、空間の無駄を省くことが出来る。 【発明の効果】 【0006】 本発明により、段差解消階段改良工事が単純化し、住民の通行を妨げず、工期の短縮、工事費削減につながる。また、階段空間の有効利用になる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0007】 図1は既存の階段室型共同住宅に隣接して、各階廊下と、それを結ぶ階段、エレベーターを含む廊下棟を新設した図である。既存建物と繋げること無く施工するので住民の通行に支障はない。 【0008】 図2は新設した廊下棟の最上階の廊下から既存建物最上階階段の片側半分に共用通路を渡し、最上階住民が共用通路を使用できる状態にした図である。これにより通行経路が確保できた。 【0009】 図3は新設で渡した共用通路の直下の階段を撤去した図である。これにより直下階に新たに共用通路を渡せる状態を作れる。この状態においても住民の通行に支障無い。 【0010】 最上階の直下の階において0008,0009の工事を同様に行なう。このようにして順次下階へ移行し共用通路を渡していくことで、工事が進行し、住民は工事中でも通行できる。 【0011】 図4は共用通路を施工した後の各階平面図である。 【0012】 図5は共用廊下新設ではなく、エレベーターと階段を既存の各階段ごとに設置する際の工事完成図である。共用廊下棟を設置する際と同様の手順で施工出来る。 【0013】 図6は新たに出来た空間にパイプスペース、小型エレベーター、アルコーブを設置した図である。これにより空間の有効利用ができる。 【0014】 新設の共用通路、共用廊下、階段の構造は、鉄筋コンクリート造、PC造、鉄骨造などで施工出来る。 【産業上の利用可能性】 【0015】 本発明は既存の階段式共同住宅に、段差を無くすため、新しく共用廊下やエレベーターを設置する際、住民の通行に支障なく施工でき、また新しく生じた空間を状況に応じて有効利用できるため、産業上の利用可能性を有する。 【図面の簡単な説明】 【0016】 【図1】既存共同住宅に隣接して各階廊下と、それを結ぶ階段、エレベーターを含む廊下棟を新設した平面図である。 【図2】廊下棟の最上階の廊下から既存建物最上階階段の片側半分に共用通路を渡した状態の斜視図である。左図が階段の降り口に、右図は吹き抜け側に共用通路を設置した図である。 【図3】新設で渡した共用通路の直下の階段を撤去した斜視図である。 【図4】新設共用廊下に各階で共用通路を渡した平面図である。 【図5】エレベーターと階段を既存の各階段ごとに設置する際の平面図である。 【図6】新たに出来た空間にパイプスペース(左図)、小型エレベーター(中央図)、アルコーブ(右図)を設置した平面図である。 【符号の説明】 【0017】 1 既存共同住宅 2 既存共同住宅の階段 3 新設廊下棟の廊下 4 新設廊下棟の階段 5 新設廊下棟のエレベーター 6 新設共用通路 7 新たに出来た空間 8 パイプスペース 9 小型エレベーター 10 アルコーブ
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| 【出願人】 |
【識別番号】593126950 【氏名又は名称】楠見 賢二
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| 【出願日】 |
平成17年10月26日(2005.10.26) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2007−120270(P2007−120270A) |
| 【公開日】 |
平成19年5月17日(2007.5.17) |
| 【出願番号】 |
特願2005−337730(P2005−337730) |
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