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【発明の名称】 コンクリート構造物への薬液含浸方法
【発明者】 【氏名】古賀 一八

【氏名】吉岡 昌洋

【要約】 【課題】コンクリートスラブの下面にアルカリ改質剤や防錆剤の溶液などの薬液を含浸させるにあたり、大掛かりな装置を必要としないため、小規模構造物に対してもコスト的に無理なく適用でき、且つ、短期間で十分な量の薬液をコンクリートスラブの下面に含浸させる方法を提案する。

【解決手段】コンクリートスラブ1の下面に薬液2を含浸させるにあたり、平板部3aとその外周部から立ち上がった縁部3bとから構成された深さの浅い透明合成樹脂製の板状容器Aをコンクリートスラブの下面に前記縁部を接着することによって取り付け、コンクリートスラブ上面に設置した薬液補充容器Bと前記板状容器Aとをコンクリートスラブに穿設した貫通孔4を介して連通させることにより、薬液補充容器Bから板状容器Aに薬液2が重力によって自動補給されるように構成し、板状容器Aによって薬液2を膜状に保ちつつコンクリートスラブの下面に含浸させる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンクリートスラブの下面に薬液を含浸させるにあたり、透明合成樹脂製の平板部とその外周部から立ち上がった縁部とから構成された深さの浅い板状容器をコンクリートスラブの下面に前記縁部を接着することによって取り付け、コンクリートスラブの上方に設置した薬液補充容器と前記板状容器とをコンクリートスラブに穿設した貫通孔を介して連通させることにより、薬液補充容器から板状容器に薬液が重力によって自動補給されるように構成し、板状容器によって薬液を膜状に保ちつつコンクリートスラブの下面に含浸させるようにしたことを特徴とするコンクリート構造物への薬液含浸方法。
【請求項2】
板状容器の深さが0.1〜5mmである請求項1に記載のコンクリート構造物への薬液含浸方法。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造などのコンクリート構造物への薬液含浸方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
鉄筋コンクリート造などのコンクリート構造物は、コンクリート中の空隙水が水酸化カルシウムによってアルカリ水になっているため、コンクリート内部の鉄筋に不導体皮膜が形成され、鉄筋が錆びることなく長期間にわたって構造物としての性能を維持できる。
【0003】
しかしながら、大気中の炭酸ガスや二酸化窒素、あるいは酸性雨中の二酸化硫黄などとの反応により、コンクリート中の水酸化カルシウムから炭酸カルシウムが生成され、コンクリート中の空隙水のアルカリ度が低下する、いわゆる中性化が進むことでコンクリート内部の鉄筋に形成された不導体皮膜が破壊され、鉄筋が錆びるなどの現象が起こる。
【0004】
このコンクリートの中性化は、コンクリートの表面から長期にわたって徐々に進行するものであり、通常は、鉄筋の錆びが発生するようになるまでには相当の期間を要するが、コンクリートにひび割れがある、鉄筋を覆うコンクリートの厚さ(通常、被り厚さという)が薄い、コンクリートが密実ではないなどの条件を有するものは、鉄筋の周りのコンクリートの中性化(いわゆる劣化)速度が速くなり、早期に鉄筋が錆びるなどの現象が生じるようになる。
【0005】
こうした劣化したコンクリート構造物の補修方法としては、中性化したコンクリートを再アルカリ化させることが必要になり、鉄筋に錆が生じている場合には、鉄筋の不導体皮膜を早期に形成させ、コンクリートの補修を行うことが求められる。
【0006】
そして、こうしたコンクリートの再アルカリ化や鉄筋の不導体皮膜の形成については、アルカリ改質剤や防錆剤の溶液をコンクリートに含浸させる手法によるのが一般的であり、例えば特許文献1,2に示すように、従来より、幾つかの提案がなされている。
【0007】
特許文献1は、アルカリ骨材反応を引き起こしている物質の除去と再アルカリ化を行うものであるが、アルカリ改質剤や防錆剤の溶液をコンクリートに含浸させる手法としても応用できる。
【0008】
具体的には、水溶性リチウム化合物などの電解質溶液を電気泳動法によってコンクリートに含浸させるものであり、電解質溶液を布、パルプ、その他の多孔質材に吸着・保持させてコンクリート表面を覆い、コンクリート表面を正(+)極、コンクリート中の鉄筋を負(−)極として直流電流を流すことで、コンクリート表面を覆う電解質溶液中のプラスイオンを一気に鉄筋周囲に引き寄せ、再アルカリ化を促進させるものである。
【0009】
この提案は、原理的には優れた性能をもつものであり、特に大規模構造物などには適しているが、小規模構造物の場合は、装置が大掛かりであり、コスト的に引き合わないという課題がある。
【0010】
特許文献2は、劣化防止剤の塗膜をコンクリート表面に形成して、劣化防止剤をコンクリートに含浸させるというものであるが、アルカリ改質剤や防錆剤の溶液をコンクリートに塗布し含浸させる手法としても応用できる。
【0011】
しかしながら、コンクリートの表面に溶液を塗布する手法では、溶液を塗布できる量に限界があり、コンクリートに含浸した後、さらに何度も溶液を塗布するなどの手法を繰り返さないと、必要な量を含浸させることができないばかりでなく、天井面(コンクリートスラブの下面)に対する施工が困難であるという課題がある。
【0012】
尚、モルタルに溶液を加えて、コンクリート表面に厚塗りするなどの手法も提案されているが、特許文献2の場合と同様に溶液を塗布できる量に限界がある。
【0013】
【特許文献1】特開平8−40784号公報
【特許文献1】特開2001−322880号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
本発明は、上記の問題点を踏まえてなされたもので、その目的とするところは、コンクリートスラブの下面にアルカリ改質剤や防錆剤の溶液などの薬液を含浸させるにあたり、大掛かりな装置を必要としないため、小規模構造物に対してもコスト的に無理なく適用でき、且つ、短期間で十分な量の薬液をコンクリートスラブの下面に含浸させる方法を提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0015】
上記の目的を達成するために、本発明が講じた技術的手段は、次のとおりである。即ち、請求項1に記載の発明によるコンクリート構造物への薬液含浸方法は、コンクリートスラブの下面に薬液を含浸させるにあたり、透明合成樹脂製の平板部とその外周部から立ち上がった縁部とから構成された深さの浅い板状容器をコンクリートスラブの下面に前記縁部を接着することによって取り付け、コンクリートスラブの上方に設置した薬液補充容器と前記板状容器とをコンクリートスラブに穿設した貫通孔を介して連通させることにより、薬液補充容器から板状容器に薬液が重力によって自動補給されるように構成し、板状容器によって薬液を膜状に保ちつつコンクリートスラブの下面に含浸させるようにしたことを特徴としている。
【0016】
尚、板状容器の深さは、0.1〜5mmであることが後述する理由により好ましい。
【発明の効果】
【0017】
請求項1に記載の発明の構成によれば、コンクリートスラブの下面にアルカリ改質剤や防錆剤の溶液などの薬液を含浸させるにあたり、平板部とその外周部から立ち上がった縁部とから構成された深さの浅い板状容器をコンクリートスラブの下面に取り付け、コンクリートスラブの上方に設置した薬液補充容器から板状容器に薬液を重力によって自動補給し、板状容器によって薬液を膜状に保ちつつコンクリートスラブの下面に含浸させるようにしたので、容易に且つ短期間で十分な量の薬液をコンクリートスラブの下面に含浸させることができる。
【0018】
即ち、コンクリートスラブの下面にアルカリ改質剤や防錆剤の溶液などの薬液を含浸させるにあたり、コンクリートスラブの下面に接する薬液を膜状に保ち、供給し続けることで、微細なクラックや連続空隙の毛細管現象及び濃度勾配による浸透圧力により、短期間で十分な量の薬液をコンクリートスラブの下面に含浸させることができる。殊に、薬液がリチウムイオンを含んだ液体のようなイオン化溶液であれば、薬液の含浸によりコンクリートが飽和状態になった場合でも、表面(コンクリートスラブの下面)に薬液を供給し続けることにより、イオンの濃度勾配を大きく保つことで浸透速度を高く維持することが可能となる。
【0019】
また、コンクリートの表面に溶液を塗布する手法では、一回の塗布による薬液供給量に限りがあるため、何度も塗布作業を繰り返す必要があるばかりでなく、施工対象がコンクリートスラブの下面であるから、その塗布作業は上向きの作業となり、施工が著しく困難であるが、本発明の薬液含浸方法によれば、上向きの作業はコンクリートスラブの下面に対する板状容器の取付け作業だけであり、浸透により減少した薬液は重力によって自動補給されるので、コンクリートスラブの下面に対する薬液の含浸が連続して行われることになり、人為的な薬液補給作業も不要である。
【0020】
また、本発明の薬液含浸方法では、板状容器の平板部が透明合成樹脂製であるため、薬液の充填状態、補給状態を目視で確認することが可能であり、重力による自動補給方式という簡易な薬液補給手法を採用しているにもかかわらず、信頼度が高い。
【0021】
しかも、上記の薬液含浸方法は、板状容器、重力によって自動補給する薬液補充容器といった簡便な装置構成で実施でき、動力を必要とする装置はコンクリートスラブに貫通孔を穿設するドリルだけであり、電気泳動法による場合のような大掛かりな装置を必要としないため、小規模構造物に対してもコスト的に無理なく適用できる等の効果がある。
【0022】
板状容器の深さは、施工対象とするコンクリートスラブにおける薬液の必要量に応じて設定すればよいが、あまり深いと、充填状態における容器全体の重量が増して、容器の強度やコンクリートスラブ下面に対する接着強度の確保が困難になり、あまり浅いと板状容器に対する薬液の自動補給、目視による充填状態、補給状態の確認が困難になるから、板状容器の深さは、0.1〜5mmであることが望ましい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、本発明に係るコンクリート構造物への薬液含浸方法を図面に基づいて説明する。図1はコンクリートスラブの下面への薬液含浸方法に用いる深さの浅い板状容器Aを例示し、図2はコンクリートスラブ1の下面にアルカリ改質剤や防錆剤の溶液などの薬液2を含浸させる方法の実施形態を示す。前記板状容器Aは、全体が透明合成樹脂製であって、平板部3aとその外周部から立ち上がった縁部3bとから構成され、深さ(縁部3bの高さ)は0.1〜5mmに設定されている。平板部3aの厚さは1〜3mm程度に設定されている。板状容器Aの素材としては、例えば、塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、アクリル、ポリカーボネイトなどが使用される。
【0024】
コンクリートスラブ1の下面に薬液2を含浸させるにあたっては、図2に示すように、先ず、コンクリートスラブ1の所定位置に貫通孔4を穿設する。この穿孔作業は図外のドリルを用いて行われる。
【0025】
次に、前記板状容器Aをコンクリートスラブ1の下面の所定位置に前記縁部3bを接着することによって取り付ける。縁部3bの接着に用いる接着剤や粘着剤としては、必要とする接着強度、接着面の水密性が確保されるものであれば足り、アクリル樹脂系接着剤、エポキシ樹脂系接着剤など市販の各接着剤を用いることができる。
【0026】
しかる後、コンクリートスラブ3の上面に設置した薬液補充容器Bと前記板状容器Aとを前記貫通孔4を介して連通させることにより、薬液補充容器Bから板状容器Aに薬液2が重力によって自動補給されるように構成し、板状容器Aによって薬液2を膜状に保ちつつコンクリートスラブ1の下面に含浸させるのである。
【0027】
上記の構成によれば、コンクリートスラブ1の下面にアルカリ改質剤や防錆剤の溶液などの薬液2を含浸させるにあたり、平板部3aとその外周部から立ち上がった縁部3bとから構成された深さの浅い板状容器Aをコンクリートスラブ1の下面に取り付け、コンク
リートスラブ1の上方に設置した薬液補充容器Bから板状容器Aに薬液2を重力によって自動補給し、板状容器Aによって薬液2を膜状に保ちつつコンクリートスラブ1の下面に含浸させるようにしたので、容易に且つ短期間で十分な量の薬液をコンクリートスラブの下面に含浸させることができる。
【0028】
即ち、コンクリートスラブ1の下面に薬液2を含浸させるにあたり、コンクリートスラブ1の下面に接する薬液2を膜状に保って供給し続けることで、微細なクラックや連続空隙の毛細管現象及び濃度勾配による浸透圧力により、短期間で十分な量の薬液2をコンクリートスラブ1の下面に含浸させることができる。
【0029】
殊に、薬液2がリチウムイオンを含んだ液体のようなイオン化溶液であれば、薬液2の含浸によりコンクリートスラブ1が飽和状態になった場合でも、表面(コンクリートスラブ1の下面)に薬液2を供給し続けることにより、イオンの濃度勾配を大きく保つことで浸透速度を高く維持することが可能となる。
【0030】
また、特許文献2のようなコンクリートの表面に溶液を塗布する手法では、一回の塗布による薬液供給量に限りがあるため、何度も塗布作業を繰り返す必要があるばかりでなく、施工対象がコンクリートスラブの下面である場合、その塗布作業は上向きの作業となり、施工が著しく困難であるが、本発明に係る上記の薬液含浸方法によれば、上向きの作業はコンクリートスラブ1の下面に対する板状容器Aの取付け作業だけであり、浸透により減少した薬液2は重力によって自動補給されるので、コンクリートスラブ1の下面に対する薬液2の含浸が連続して行われることになり、人為的な薬液補給作業も不要である。
【0031】
また、上記の薬液含浸方法では、板状容器Aの平板部3aが透明合成樹脂製であるため、薬液2の充填状態、補給状態を目視で確認することが可能であり、重力による自動補給方式という簡易な薬液補給手法を採用しているにもかかわらず、信頼度が高い。
【0032】
しかも、上記の薬液含浸方法は、板状容器A、重力によって自動補給する薬液補充容器Bといった簡便な装置構成で実施でき、動力を必要とする装置はコンクリートスラブ1に貫通孔4を穿設するドリルだけであり、電気泳動法による場合のような大掛かりな装置を必要としないため、小規模構造物に対してもコスト的に無理なく適用できる。
【0033】
図3は他の実施形態を示し、板状容器Aの一部で且つ貫通孔4からできるだけ遠い位置に、排気孔5aとそれを閉塞する栓5bを設け、板状容器Aに対する薬液2の最初の充填時に板状容器A内の空気を排気孔5aから排出することによって、薬液2の最初の充填を敏速に行えるようにした点に特徴がある。
【0034】
尚、縁部3bをコンクリートスラブ1に接着するだけでは、接着強度が不足したり、平板部3aの強度が不足して撓む場合には、図示のように、平板部3aの所々に独立した突起部3cを形成し、当該突起部3cをコンクリートスラブ1に接着することによって、上記の問題を解決できる。その他の構成、作用は、図1、図2の実施形態と同じであるため説明を省略する。
【0035】
図4〜図6は、例えば、コンクリート壁面などコンクリートの垂直面10に、アルカリ改質剤や防錆剤の溶液などの薬液2を含浸させる場合の実施形態を示す。板状容器Aは、図4に示すように、長辺が500mm程度の矩形状の平板部3aと、その周囲三辺から立ち上がった縁部3bとで形成され、左右両辺の縁部3bの上端には、縁部3bの上端を平板部3aの上端より若干低い位置に止めることによって、薬液2のオーバーフロー口6を形成してある。
【0036】
尚、図示の例では、縁部3bに、離型紙7付きの両面粘着テープ8が貼着されており、離型紙7を剥がして、縁部3bをコンクリートの垂直面10に接着するように構成してあるが、現場で接着剤を塗布して接着するようにしてもよい。また、平板部3aの所々に突起部3cを設けて、その部分でも接着を行うように構成してあるが、縁部3bでの接着強度や平板部3aの強度に不足がなければ、突起部3cは省略してもよい。図1から図4に基づく実施形態は以上のとおりだが、各実施形態において、縁部3bの形成方法については、縁部3bの高さが1mm未満など小さい場合には、平板部3aの外周部に接着剤を余盛することで縁部3bとしても良い。
【0037】
コンクリートの垂直面10に、アルカリ改質剤や防錆剤の溶液などの薬液2を含浸させるにあたっては、図5に示すように、必要個数の板状容器Aをコンクリートの垂直面10に、千鳥状に配置して接着し、しかる後、この状態で、最上段の板状容器Aに薬液を人為作業によって供給する。
【0038】
これにより、ワインタワーのように、順次、下段の板状容器Aへと薬液2が供給、充填されて行くことになる。即ち、各板状容器Aの左右両側上端にはオーバーフロー口6が形成されているので、オーバーフロー口6から溢れ出た薬液2は下段の板状容器Aに流入し、当該板状容器Aから溢流した薬液2が次々と下段の板状容器Aへと供給され、全ての板状容器Aに薬液が充填されることになる。
【0039】
従って、板状容器Aに大きな薬液重量が掛からないように、垂直面10の面積の割りに板状容器Aの寸法を小さくしてあるにもかかわらず板状容器Aに対する薬液2の供給、浸透による減少分の補充が容易である。
【0040】
尚、板状容器Aの深さ、材質、平板部3aの厚さ等については、図1〜図3の実施形態と同じであるため説明を省略する。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の実施形態を示す板状容器の斜視図である。
【図2】本発明の実施形態を示すコンクリートスラブの要部の縦断側面図である。
【図3】本発明の他の実施形態を示すコンクリートスラブの要部の縦断側面図である。
【図4】コンクリートの垂直面を薬液含浸対象とする場合に用いる板状容器の斜視図である。
【図5】コンクリートの垂直面に薬液を含浸させる場合を説明する一部切欠き正面図である。
【図6】コンクリートの垂直面に薬液を含浸させる場合を説明する縦断側面図である。
【符号の説明】
【0042】
A 板状容器
B 薬液補充容器
1 コンクリートスラブ
2 薬液
3a 平板部
3b 縁部
4 貫通孔
【出願人】 【識別番号】000150615
【氏名又は名称】株式会社長谷工コーポレーション
【出願日】 平成17年6月27日(2005.6.27)
【代理人】 【識別番号】100074273
【弁理士】
【氏名又は名称】藤本 英夫


【公開番号】 特開2007−2585(P2007−2585A)
【公開日】 平成19年1月11日(2007.1.11)
【出願番号】 特願2005−186016(P2005−186016)