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【発明の名称】 |
リフター装置 |
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【氏名】川本 博 【氏名】寳田 哲夫 【氏名】赤松 正二 |
【課題】平面方向におけるリフト対象物との位置合わせが容易で作業性に優れたリフター装置を提供する。
【解決手段】略矩形の平面形体をもつ昇降フレーム1の四隅の近傍にそれぞれジャッキ2を備えるとともに、該昇降フレーム1に吊下装置5を備え、昇降フレーム1の下側へ配置されたワークWを上記吊下装置5により吊下支持するように構成されたリフター装置において、吊下装置5を、昇降フレーム1の前後方向と幅方向の二方向へそれぞれ移動可能に構成する。係る構成によれば、ワークWを吊下装置5により吊下支持する場合におけるこれら両者の平面方向における位置合わせを、吊下装置5を上記昇降フレーム1の前後方向及び/又は幅方向へ移動させることで、ワークW側を移動させることなく、容易且つ的確に行なうことができ、リフター装置における吊下作業の作業性が格段に向上する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 略矩形の平面形体をもつ昇降フレーム(1)の四隅の近傍にそれぞれジャッキ(2)を備えるとともに、該昇降フレーム(1)に吊下装置(5)を備え、上記昇降フレーム(1)の下側へ配置されたワーク(W)を上記吊下装置(5)により吊下支持するように構成されたリフター装置であって、 上記吊下装置(5)が、上記昇降フレーム(1)の前後方向と幅方向の二方向へそれぞれ移動可能に構成されていることを特徴とするリフター装置。 【請求項2】 請求項1において、 上記吊下装置(5)が上記昇降フレーム(1)の前後方向へ離間した二位置にそれぞれ配置されるとともに、これら一対の吊下装置(5)が上記昇降フレーム(1)の前後方向及び幅方向へそれぞれ個別に移動可能に構成されていることを特徴とするリフター装置。 【請求項3】 請求項1において、 上記吊下装置(5)が上記昇降フレーム(1)の前後方向へ離間した二位置にそれぞれ配置されるとともに、これら一対の吊下装置(5)が上記昇降フレーム(1)の前後方向へ一体的に移動するように構成されていることを特徴とするリフター装置。 【請求項4】 請求項1において、 上記吊下装置(5)は、上記昇降フレーム(1)に対して略鉛直方向に向けて取付けられた油圧シリンダ(53)と、該油圧シリンダ(53)の上端側に連結され該油圧シリンダ(53)の伸縮動によって昇降される吊ビーム(54)と、該吊ビーム(54)に取付けられた吊具(56)を備えて構成されていることを特徴とするリフター装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本願発明は、重量物を作業対象物とし、この作業対象物のリフト作業に供せられるリフター装置に関するものである。 【背景技術】 【0002】 近年、クレーン車は大型化する傾向にあるが、このような大型のクレーン車はそのまま公道を走行することは法的に規制されている。 【0003】 このため、このような大型のクレーン車を作業現場間で移動させるような場合には、クレーン車を分解し、クレーンキャリヤからブームとか旋回台を取り外し、これらを個別にトレーラトラック等を用いて移送し、移送先においてこれらを組み立てて大型のクレーン車とし、所要のクレーン作業を行なうようにしている。 【0004】 ところで、このような大型クレーン車においては、これに備えられるブームとか旋回台も大型で重量物であることから、これらの分解組立作業も容易ではなく、係る作業を容易に行なうことを目的として、例えば、特許文献1に示されるようなリフター装置が提案されている。 【0005】 この特許文献1に示されるリフター装置は、所定長さをもつ梁部材の両端に、これと直交方向に向けて伸縮筒を取付けるとともに、該伸縮筒の先端から下方へ向けて伸縮式の支持脚を取り付け、該支持脚によって上記梁部材を昇降可能に支持している。 【0006】 また、上記梁部材には、巻き上げ装置が備えられている。この巻上げ装置は、上記梁部材と略平行に配置されたシリンダの伸縮変位を、ワイヤロープを介して該ワイヤロープの先端に取付けた荷物係合装置の昇降変位として伝達するようになっており、上記梁部材の長手方向、即ち、上記リフター装置の前後方向に適宜離間した二位置にそれぞれ配置されている。そして、これら前後一対の巻上げ装置における荷物係合装置の昇降位置は、上記梁部材の軸心に直交する方向、即ち、上記リフター装置の幅方向へ移動可能に構成されている。 【0007】 【特許文献1】特開平7−267574号公報。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0008】 ところで、上記リフター装置が、大型クレーン車の分解組立作業に使用されるような場合には、その分解組立の対象物であるブームとか旋回台も大型大重量物であって、例えば、これらをクレーンキャリヤから取り外す分解作業時にも、これらをクレーンキャリヤの所定位置に取付ける組立作業時においても、該ブームとか旋回台を横引きすることなく、取り外し方向あるいは取付け方向に対して可及的に合致した方向から吊下することが要求される。 【0009】 しかし、例えば、大型クレーン車の分解時においては、設置されたリフター装置の下側に上記大型クレーン車を進入させ、所定位置で停車させ後、アウトリガーを張り出させてこれを浮上固定し、しかる後、ブームを取り外すが、この場合、このブーム側の吊下位置と上記リフター装置の荷物係合装置の間に水平方向において所定以上のズレがあると「横引き状態」となって、クレーンキャリヤから上記ブームを取り外すことが困難となる。このような「横引き状態」を回避する方法として、上記大型クレーン車を移動させるここが考えられるが、作業が大変煩雑で実用的ではない。 【0010】 このため、上掲公知例のものでは、上記リフター装置の荷物係合装置を該リフター装置の幅方向へ移動可能とすることで位置合わせ作業の簡略化を図っている。 【0011】 ところが、この公知例のものにおいては、荷物係合装置をリフター装置の幅方向へ移動可能とするのみで、該リフター装置の前後方向へ移動可能とする機構は備えられていない。 【0012】 これは、リフター装置の前後方向とは、大型クレーン車の走行方向であって、該大型クレーン車の停車位置を再調整する等によって容易に調整できるため、荷物係合装置をリフター装置の前後方向へ移動可能とする機構を設ける必要性に乏しいとの判断に基づくものと考えられる。 【0013】 しかし、実際上は、荷物係合装置をリフター装置の前後方向へ移動可能とすることは、これを幅方向へ移動可能とすることと同様に重要であって、しかも大型クレーン車側の操作のみでは対処し難い事態も往々にして生じるものである。 【0014】 即ち、例えば、大型クレーン車の分解組立作業は、水平に近い路面上で行なわれるとは限らず、傾斜した路面で行なわれることも多い。このような傾斜した路面で分解組立作業を行なう場合には、先ず、傾斜面上にリフター装置を設置するが、その場合、ジャッキの調整によってリフター装置の上面を略水平に設定する。従って、この状態では、リフター装置の上面と路面は平行ではなく、所定の角度をもって傾斜することになる。 【0015】 その後、路面上を走行させて大型クレーン車を上記リフター装置の下側に進入させ、これを停車させる。しかる後、該大型クレーン車を、これに備えられたアウトリガーの張り出し量の調整によって略水平に姿勢設定し、この状態で上記リフター装置の荷物係合装置によってブームを吊下してクレーンキャリヤから取り外す。 【0016】 この場合、大型クレーン車の停車位置は、例えば、目視によってブーム側の吊下部位が上記リフター装置の荷物係合装置の直下に位置するように注意しながら設定される。しかし、大型クレーン車を停車させた時点におけるブームの吊下位置と、該大型クレーン車をアウトリガーの張り出し量の調整によって略水平に姿勢変更した時点におけるブームの吊下位置との間には、当然に水平方向に位置ズレを生じる。このズレ量が大きい場合には、一旦、アウトリガーを格納して大型クレーン車を僅かに走行方向へ移動させ、しかる後、アウトリガーを再度張り出させて大型クレーン車を略水平とし、上記ブームの吊下位置と上記リフター装置の荷物係合装置との位置合わせ状態を確認することが必要となる。 【0017】 このように、上記リフター装置においては、その荷物係合装置を前後方向に微調整する機構を備える要求は高いにもかかわらず、従来のリフター装置においては何ら考慮がなされていなかった。 【0018】 そこで、本願発明は、水平面内におけるリフト対象物との位置合わせが容易で作業性に優れたリフター装置を提供することを主たる目的としてなされたものである。 【課題を解決するための手段】 【0019】 本願発明ではかかる課題を解決するための具体的手段として次のような構成を採用している。 【0020】 本願の第1の発明では、略矩形の平面形体をもつ昇降フレーム1の四隅の近傍にそれぞれジャッキ2を備えるとともに、該昇降フレーム1に吊下装置5を備え、上記昇降フレーム1の下側へ配置されたワークWを上記吊下装置5により吊下支持するように構成されたリフター装置において、上記吊下装置5を、上記昇降フレーム1の前後方向と幅方向の二方向へそれぞれ移動可能に構成したことを特徴としている。 【0021】 本願の第2の発明では、上記吊下装置5を上記昇降フレーム1の前後方向へ離間した二位置にそれぞれ配置するとともに、これら一対の吊下装置5を、上記昇降フレーム1の前後方向及び幅方向へそれぞれ個別に移動可能に構成したことを特徴としている。 【0022】 本願の第3の発明では、上記第1の発明に係るリフター装置において、上記吊下装置5を上記昇降フレーム1の前後方向へ離間した二位置にそれぞれ配置するとともに、これら一対の吊下装置5を、上記昇降フレーム1の前後方向へ一体的に移動するように構成したことを特徴としている。 【0023】 本願の第4の発明では、上記第1の発明に係るリフター装置において、上記吊下装置5を、上記昇降フレーム1に対して略鉛直方向に向けて取付けられた油圧シリンダ53と、該油圧シリンダ53の上端側に連結され該油圧シリンダ53の伸縮動によって昇降される吊ビーム54と、該吊ビーム54に取付けられた吊具56を備えて構成したことを特徴としている。 【発明の効果】 【0024】 本願発明では次のような効果が得られる。 【0025】 (a)本願の第1の発明に係るリフター装置によれば、略矩形の平面形体をもつ昇降フレーム1の四隅の近傍にそれぞれジャッキ2を備えるとともに、該昇降フレーム1に吊下装置5を備え、上記昇降フレーム1の下側へ配置されたワークWを上記吊下装置5により吊下支持するように構成されたリフター装置において、上記吊下装置5を、上記昇降フレーム1の前後方向と幅方向の二方向へそれぞれ移動可能に構成しているので、上記ワークWを上記吊下装置5により吊下支持する場合におけるこれら両者の平面方向における位置合わせを、上記吊下装置5を、上記昇降フレーム1の前後方向及び/又は幅方向へ移動させることで、上記ワークW側を移動させることなく、容易且つ的確に行なうことができ、上記リフター装置における吊下作業の作業性が格段に向上する。 【0026】 (b)本願の第2の発明に係るリフター装置によれば、上記(a)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記吊下装置5を上記昇降フレーム1の前後方向へ離間した二位置にそれぞれ配置するとともに、これら一対の吊下装置5を、上記昇降フレーム1の前後方向及び幅方向へそれぞれ個別に移動可能に構成しているので、上記ワークWを上記各吊下装置5により吊下支持する場合におけるこれら両者の平面方向における位置合わせを、該各吊下装置5のそれぞれにおいて、且つ前後方向及び幅方向の両方向においてそれぞれ個別に行うことができ、各種のワークWへの対応が容易であり、延いてはリフター装置の汎用性が向上することになる。 【0027】 (c)本願の第3の発明に係るリフター装置によれば、上記(a)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記吊下装置5を上記昇降フレーム1の前後方向へ離間した二位置にそれぞれ配置するとともに、これら一対の吊下装置5を、上記昇降フレーム1の前後方向へ一体的に移動するように構成しているので、例えば、上記一対の吊下装置5巻の間隔寸法を吊下対象とするワークWの前後二つの吊下位置間の寸法に設定することで、上記ワークWを上記各吊下装置5により吊下支持する場合におけるこれら両者の平面方向における位置合わせのうち、前後方向の位置合わせはこれを単一の操作で簡便に行なうことができ、それだけ操作性及び作業性が向上することになる。 【0028】 (d)本願の第4の発明に係るリフター装置によれば、上記(a)に記載の効果に加えて次のような特有の効果が得られる。即ち、この発明では、上記吊下装置5を、上記昇降フレーム1に対して略鉛直方向に向けて取付けられた油圧シリンダ53と、該油圧シリンダ53の上端側に連結され該油圧シリンダ53の伸縮動によって昇降される吊ビーム54と、該吊ビーム54に取付けられた吊具56を備えて構成しているので、例えば、特許文献1に示されたリフター装置における巻上げ装置のようにワイヤロープの長さの変化を利用する構成に比して、構造の簡略化及び低コスト化が促進されるとともに、作業対象物の吊下高さが安定し信頼性の高いリフト作業が実現される。 【発明を実施するための最良の形態】 【0029】 以下、本願発明を好適な実施形態に基づいて具体的に説明する。 【0030】 I:第1の実施形態 図1〜図3には、本願発明の第1の実施形態に係るリフター装置Zを示している。このリフター装置Zは、例えば、大型クレーン車を分解して移送する場合に使用されるものであって、次述する昇降フレーム1とジャッキ2と接地脚4及び吊下装置5を備えて構成される。 【0031】 上記昇降フレーム1は、所定間隔をもって平行配置された一対の第1桁材11,11と、該各第1桁材11,11の両端側においてそれぞれ所定間隔をもって平行配置された一対に第2桁材12,12、同12,12を備え、全体として長矩形の平面形体を有している。尚、後述するように、上記リフター装置Zは通常のトラックを用いて移送できることを前提としており、このため、上記昇降フレーム1の短軸方向の寸法(即ち、幅寸法)は、該トラックへの積載が許容される寸法以内に設定される。 【0032】 そして、この昇降フレーム1の四隅近傍のそれぞれに後述のジャッキ2と接地脚4が、また長軸方向の両端側にはそれぞれ後述の吊下装置5が、配置されている。 【0033】 「ジャッキ2の構成等」 上記ジャッキ2は、上記昇降フレーム1を昇降させるものであるが、該昇降フレーム1の昇降を介して、上記吊下装置5に吊下された作業対象物、即ち、この実施形態ではクレーン車XのブームBと旋回台Sの吊り上げ及び吊り下げを行なうようになっている。 【0034】 上記ジャッキ2は、伸縮用油圧シリンダを内蔵した二段伸縮構造をもち、後述の揺動アーム3を介して上記昇降フレーム1側に連結された基筒21と、該基筒21に内挿された中間筒22と、該中間筒22に内挿され且つその先端には接地板26(図4、図7参照)が設けられた先端筒23を備えて構成される。 【0035】 ここで、上記ジャッキ2の上記昇降フレーム1に対する連結構造を説明する。 【0036】 上記ジャッキ2は、上述のように揺動アーム3を介して上記昇降フレーム1に連結されるものであって、上記揺動アーム3を介しての連結状態においては、該ジャッキ2それ自身の姿勢変更が可能であるとともに、上記昇降フレーム1に対する平面方向における配置位置が変更可能であり、この姿勢変更機能と位置変更機能の協働によって、上記リフター装置Zの移送時形体のコンパクト化と、リフト作業時における作業能力の確保とが図られている。 【0037】 上記ジャッキ2の姿勢変更は、図4及び図7に実線図示するように上記昇降フレーム1の上面側において該昇降フレーム1に沿って倒伏された「倒伏姿勢」と、図2及び図3に鎖線図示するように略鉛直方向に立設された「立設姿勢」の二つの姿勢間での変更である。 【0038】 また、上記ジャッキ2の位置変更は、「格納位置」と「跳出位置」の二つの位置間での変更である。即ち、「格納位置」とは、図1及び図3に実線図示するように、「倒伏姿勢」に姿勢設定された上記ジャッキ2が上記昇降フレーム1の幅寸法内に位置している状態である。また、「跳出位置」とは、図1〜図3に鎖線図示するように、「立設姿勢」に姿勢設定された上記ジャッキ2が、上記昇降フレーム1の短軸方向へ跳出した状態である。そして、後述するように、上記ジャッキ2の全てが「跳出位置」に位置設定された状態では、上記昇降フレーム1の短軸方向において対向する一対のジャッキ2,2間にクレーン車及びトレーラトラックが進入できるようなスペースが確保されるようになっている。 【0039】 以下、上記ジャッキ2の上記昇降フレーム1に対する連結構造を具体的に説明する。 【0040】 上記揺動アーム3は、図4、図7及び図8に示すように、所定長さをもつビーム体で構成され、その一端3aは、上記昇降フレーム1の隅部近傍において略鉛直方向に向けて配置された揺動中心軸30に枢支されて該揺動中心軸30周りに揺動可能とされる一方、その他端3bには、上下方向に離間して一対のピン孔35、36(図7参照)をもつブラケット31が取付けられている。また、上記揺動アーム3は、上記昇降フレーム1との間に配置された揺動用シリンダ34によって回動される。 【0041】 上記ジャッキ2の上記基筒21の基端部21a(図7参照)には、上記揺動アーム3側の一対のピン孔35,36に対応するように一対のピン孔27,28を備えたブラケット24が設けられている。そして、上記ジャッキ2は、そのブラケット24のピン孔27と上記揺動アーム3側の上記ピン孔35を重合させここに連結ピン32を嵌挿することで、該連結ピン32を中心として略鉛直面内で回動可能とされる。このジャッキ2の上記連結ピン32回りの回動は、該ジャッキ2と上記揺動アーム3の間に配置した起倒用シリンダ25によって行なわれる。 【0042】 上記ジャッキ2は、上記起倒用シリンダ25が全縮した状態では、図7に示すように、上記連結ピン32によって上記揺動アーム3側に連結されたまま、上記昇降フレーム1の上面に略平行となるように倒伏される。このときの姿勢が、上記「倒伏姿勢」である。そして、「倒伏姿勢」に姿勢設定された上記ジャッキ2は、上記起倒用シリンダ25の伸長動に伴って、上記連結ピン32を中心として次第に起仰され、図8に鎖線図示するように、上記起倒用シリンダ25が全伸した状態では、略鉛直に立ち上げられる。このときの姿勢が、上記「立設姿勢」である。ここで、上記ブラケット31側のピン孔36と上記ブラケット24側のピン孔28に連結ピン33を嵌挿することで、上記ジャッキ2は「立設姿勢」に固定される。 【0043】 従って、上記起倒用シリンダ25が全伸し上記ジャッキ2が「立設姿勢」に設定された状態のまま、上記揺動用シリンダ34を全縮させて上記ジャッキ2を「格納位置」に位置設定し、しかる後、上記起倒用シリンダ25を全縮させて上記ジャッキ2を「倒伏姿勢」に設定することで、上記ジャッキ2は「格納位置」において「倒伏姿勢」とされ、トラックによる移送が可能な形体とされる。 【0044】 一方、上記起倒用シリンダ25を全伸させて上記ジャッキ2を「立設姿勢」に設定した状態で、上記揺動用シリンダ34を全伸させることで、上記ジャッキ2は「跳出位置」において「立設姿勢」に姿勢設定され、リフト作業が可能な形体とされる。 【0045】 「接地脚4の構成等」 上記接地脚4は、上記リフター装置Zをトラック移送する場合において、該リフター装置Zをトラック荷台上で支持することで、上記リフター装置Zを、クレーン装置を用いることなく自己が保有する機能(具体的には、上記ジャッキ2の昇降機能)によってトラックへの積み込み・積み下ろしを可能とするとともに、移送途中においてはリフター装置Zの安定的な支持を可能とするものであって、この実施形態においては、図1に示すように、上記昇降フレーム1の前後両端部で、且つ該昇降フレーム1の幅方向に対向する一対の上記ジャッキ2、2よりも内側寄り位置にそれぞれ設けられている。 【0046】 上記接地脚4は、図7及び図8に示すように、所定長さの筒体で構成されるものであって、上記昇降フレーム1側に固定されたガイド筒41内に摺動変位可能に嵌挿されるとともにその下端には接地板42が備えられている。この場合、上記ガイド筒41は、下方へ向かうに伴って次第に上記昇降フレーム1の幅方向外方へ変位するように傾斜させた状態で取付けられている。従って、上記接地脚4は、上記昇降フレーム1から下方への突出量が増大するにつれて、上記接地板42の接地位置が上記昇降フレーム1の幅方向外側へ移動することになり、図3に示すように、上記昇降フレーム1の幅方向に対向する一対の接地脚4,4を接地させたときには、これら一対の接地脚4,4は下端側が拡大した「八」字状に設置され、安定した接地状態が確保されるようになっている。 【0047】 尚、上記接地脚4は、手動にて下方への突出量を調整するようになっており、且つ突出量の調整後における位置固定は、図8に示すように、上記ガイド筒41に設けたピン孔45と、上記接地脚4側に設けた複数段のピン孔44のうちの選択された一つにピン43を嵌挿することで行なわれる。 【0048】 「吊下装置5の構成等」 上記吊下装置5は、作業対象物(この実施形態ではクレーン車のブームと旋回台)を吊り下げて支持するものである。この実施形態のリフター装置Zでは、作業対象物のリフト作業を上記ジャッキ2の伸縮動作によって行なうことを基本としているため、本来的には、上記吊下装置5には、平面方向における吊下げ位置の調整機能を備える必要はないが、実際的には上記リフター装置Zに対して作業対象物を適正位置に位置決めすることは困難であることから、本願発明を適用して、上記吊下装置5の上記昇降フレーム1に対する設置位置を該昇降フレーム1の前後方向と幅方向(以下、単に「前後方向」及び「幅方向」という)の双方において調整し得るように構成している。以下、これを具体的に説明する。 【0049】 上記吊下装置5は、図1に示すように、上記昇降フレーム1の長軸方向の両端部にそれぞれ配置された上記一対の第2桁材12,12間に取付けられる。具体的には、図4〜図6に拡大図示するように、上記吊下装置5は、上記一対の第2桁材12,12間に跨って上記昇降フレーム1の前後方向に向けて且つ所定の対向間隔をもって併設された一対の第1ガイド材13,13と、該一対の第1ガイド材13,13と直交する方向、即ち、幅方向に向けて且つ所定の対向間隔をもって併設されるとともに該一対の第1ガイド材13,13に対してその延設方向、即ち、前後方向に移動可能に連結された一対の第2ガイド材14,14と、該一対の第2ガイド材14,14に跨って配置され該各第2ガイド材14,14に沿ってその延設方向、即ち、幅方向にスライド可能とされたスライド体52と、該スライド体52のスライド方向の両端側にそれぞれ立設された一対の油圧シリンダ53と、該一対の油圧シリンダ53によってその両端部が支承されるとともに該両端部の外側位置にはそれぞれ吊具56が連結された吊ビーム54を備えて構成される。 【0050】 そして、上記スライド体52は、相互に逆方向に向けて取付けられた一対の第1スライド用シリンダ55,55によって、上記吊ビーム54と一体的に幅方向に移動される(図5において、符号54−1,54−2で示す鎖線図示部分参照)。また、上記一対の第2ガイド材14,14は、前後方向に向けて対向配置された一対の第2スライド用シリンダ57,57によって、上記スライド体52及び吊ビーム54と一体的に、前後方向に移動される(図5において、符号14−1,14−2で示す鎖線図示部分参照)。 【0051】 このように、この実施形態の上記吊下装置5では、上記一対の第1スライド用シリンダ55,55の同期作動によって上記吊ビーム54(即ち、該吊ビーム54の両端に設けられた上記吊具56)の幅方向における位置が調整される一方、上記一対の第2スライド用シリンダ57,57の同期作動によって上記吊ビーム54(即ち、該吊ビーム54の両端に設けられた上記吊具56)の前後方向における位置が調整されるものである。 【0052】 尚、上記吊下装置5においては、その前後方向の位置調整と幅方向における位置調整とがそれぞれ独立して行なわれる。また、前後一対の吊下装置5、5間においても、上記各位置調整はそれぞれ独立して行なわれる。 【0053】 尚、上記押上シリンダ53は、後述のように、例えば、ブームの分解時に、該ブームに対して所要の張力を付与して分解作業行を可能ならしめるとともに、分解後においては該ブームを吊下支持するものであるが、その他に、上記吊具56の上下方向の位置調整手段としても利用できる。また、上記押上シリンダ53は、上記第1スライド用シリンダ55による上記吊具56の幅方向における位置調整動作、あるいは上記第2スライド用シリンダ57よる上記吊具56の前後方向における位置調整動作とは、別個独立に作動される。 【0054】 また、各図において、符号Fはトラック又はトレーラトラックの荷台面、符号Gは地面Gを示している。 【0055】 II:第2の実施形態 図9には、本願発明の第2の実施形態に係るリフター装置Zを示している。このリフター装置Zは、上記第1の実施形態に係るリフター装置Zと基本構成を同じにするものであって、これと異なる点は、上記一対の吊下装置5、5の駆動機構である。従って、以下においては、この相違点を中心に具体的な構造を説明し、それ以外の共通する構成部分については、第1の実施形態に係る図1〜図8に付した符号と同一符号を第2の実施形態に係る図9に付して、該第1の実施形態における該当説明を援用する。 【0056】 この実施形態のリフター装置Zにおいては、上記一対の吊下装置5、5の前後方向における位置調整を一体的に連動させて行なうようにしたものである。具体的には、上記一対の吊下装置5、5における各一対の第2ガイド材14,14のうち、内側に位置する第2ガイド材14、14同士を連結ロッド58によって連結する一方、外側に位置する第2ガイド材14、14にそれぞれ第2スライド用シリンダ57を取付けている。従って、上記一対の吊下装置5、5の間隔は一定寸法に固定される。 【0057】 この場合、上記一対の第2スライド用シリンダ57、57は、一方のシリンダ57の伸側油室と他方のシリンダ57の縮側油室を、また他方のシリンダ57の伸側油室と一方のシリンダ57の縮側油室を、それぞれ油路で接続することで、一方のシリンダ57の伸長作動と他方のシリンダ57の縮小作動が、また他方のシリンダ57の伸長作動と一方のシリンダ57の縮小作動が、それぞれ同期して行なわれるようにしている。従って、上記一対の吊下装置5、5は、前後方向には一体的に移動することになる。 【0058】 尚、上記一対の吊下装置5、5の幅方向への移動は、該吊下装置5、5毎に独立して行なえることは勿論である。 【0059】 III:リフター装置Zの使用例 続いて、図10〜図27を参照して、上記実施形態に係るリフター装置Zを用いて大型のクレーン車Xを分解してこれを移送する場合における作業手順を説明する。 【0060】 尚、ここでは、リフター装置Zをトラックによって作業現場まで移送し、作業現場において上記リフター装置Zをトラックから降ろして設置し、この設置されたリフター装置Zを用いてクレーン車のブームと旋回台をそれぞれ分解し、且つこれらブームと旋回台をそれぞれ個別にトレーラトラックに載置するとともに、上記ブームが載置されたトレーラトラックに該ブームとともに上記リフター装置Zを載置し、これら二台のトレーラトラックによって上記ブームと旋回台及びリフター装置Zを移送する場合を例にとって説明する。 【0061】 図10は、トラックT1に上記リフター装置Zを載せて作業現場へ移送する状態を示している。この移送状態では、上記リフター装置Zは上記各ジャッキ2を「倒伏姿勢」に姿勢設定すると共に、これを「格納位置」に位置設定している。そして、上記各接地脚4を所定長さまで下方へ突出させて該各接地脚4によって上記リフター装置Zを上記トラックT1の荷台上に載置している。 【0062】 この移送時形体では、上記リフター装置Zはそのジャッキ2が「倒伏姿勢」に設定され、且つ上記接地脚4によって上記トラック上に載置されているので、例えば、上記ジャッキ2が「立設姿勢」のまま載置され且つ該ジャッキ2によって上記トラック上に載置されるような場合に比して、地面からの全高が低く抑えられている。従って、例えば、低床のトレーラトラックを用いることなく、比較的高床であるものの運賃の安価な通常のトラックを用いて上記リフター装置Zを移送することができる等、その移送の自由度が向上するとともに、移送コストの低廉化が実現される。 【0063】 次に、上記リフター装置Zを上記トラックT1から降ろして地面上に設置するが、その場合には、先ず、図11(イ)、(ロ)に示すように、上記起倒用シリンダ25によって上記各ジャッキ2を「倒伏姿勢」から「立設姿勢」に姿勢変更しこれを固定する。さらに、図12(イ)、(ロ)に示すように、「立設姿勢」に姿勢設定された上記各ジャッキ2を、揺動用シリンダ34によって「格納位置」から側方へ跳出させてこれを「跳出位置」に設定する。この状態においては、上記各ジャッキ2は上記トラックT1の全幅位置よりもさらに外側へ大きく跳ね出した位置にある。 【0064】 次に、図13(イ)、(ロ)に示すように、上記各ジャッキ2を全縮状態から伸長させて接地板26を地面に接地させ、上記リフター装置Zを上記トラックT1の荷台から浮上させるとともに、さらに上記ジャッキ2を全伸させて上記昇降フレーム1側を最高位置まで上昇させる。また、上記各接地脚4はこれを上方へ引き上げて格納する。さらに、上記トラックT1を上記リフター装置Zに下側位置から退避させる。以上で、上記リフター装置Zの設置作業が完了する。 【0065】 次に、クレーン車Xの分解とトレーラトラックへの載置作業に移る。 【0066】 尚、上記クレーン車Xは、クレーンキャリヤC上に旋回台Sが搭載されるとともに、該旋回台SにはブームBが連結されており、該クレーンキャリヤCから上記ブームBと旋回台Sを取り外して、これらを上記クレーンキャリヤCとは別個のトレーラトラックによって移送するものである。 【0067】 図14に示すように、上記トラックT1が退避したのち、これと入れ替わりに、クレーン車Xを上記リフター装置Zの下側に進入させ、所定位置に停止させる。この場合、先ず上記クレーンキャリヤC側から上記ブームBを取り外すため、該ブームBの重心位置が上記リフター装置Zの前後の吊下装置5,5の略中央に位置するようにして上記クレーン車Xを停止させる。 【0068】 しかる後、上記各ジャッキ2を適度に縮小させて上記昇降フレーム1部分を降下させ、上記各吊下装置5に設けられた上記吊具56を上記ブームBの吊掛位置に連結する。この際、上記吊具56が上記ブームB側の所定の吊掛位置の直上に可及的に対応するように、上記各吊下装置5、5側においては、それぞれ第1スライド用シリンダ55及び第2スライド用シリンダ57を作動させて、該各吊下装置5、5を上記昇降フレーム1の前後方向及び幅方向へ適宜移動させて位置調整を行なう。 【0069】 上記吊具56を上記ブームBの吊掛位置に連結した後、上記油圧シリンダ53又は上記ジャッキ2を僅かに伸長させて上記吊具56に所定の張力を掛け、この状態で上記ブームBの上記クレーン車Xからの切り離し作業を行なう。 【0070】 この場合、上述のように、上記各吊下装置5、5側での位置調整によって該各吊下装置5、5の上記吊具56が上記ブームB側の所定の吊掛位置の直上に可及的に対応していることから、該吊具56によって上記ブームBが横引きされることがなく、該ブームBを 上記クレーン車Xから容易且つ的確に切り離すことができ、作業の安全性、迅速性が確保される。 【0071】 切り離し作業が完了すると、図15に示すように、上記各ジャッキ2を伸長させて上記昇降フレーム1と共に上記ブームBを上昇させ、これを保持するとともに、図16に示すように上記ブームBが取り外された状態のクレーン車Xを上記リフター装置Zの下側から退避させる。 次に、図17(イ)、(ロ)に示すように、上記クレーン車Xと入れ替わりに、第1のトレーラトラックT2を上記リフター装置Zの下側へ進入させ、所定位置で停止させる。しかる後、図18(イ)、(ロ)に示すように、上記各ジャッキ2を縮小させて上記昇降フレーム1とともに上記ブームBを降下させ、これを上記第1のトレーラトラックT2の荷台上に載置する。このブームBの第1のトレーラトラックT2への載置が完了すると、図19に示すように、上記各ジャッキ2を伸長させて上記昇降フレーム1部分を最高位置まで上昇させて待機させるとともに、上記ブームBが載置された上記第1のトレーラトラックT2を一旦、上記リフター装置Zの下側から退避させる。 【0072】 次に、図20に示すように、上記第1のトレーラトラックT2と入れ替わりに、上記クレーン車Xを再度上記リフター装置Zの下側へ進入させ、所定位置で停止させる。 【0073】 しかる後、上記各ジャッキ2を適度に縮小させて上記昇降フレーム1部分を降下させ、上記各吊下装置5に設けられた上記吊具56を上記旋回台の吊掛位置に連結する。この際、該吊具56が上記旋回台S側の所定の吊掛位置の直上に可及的に対応するように、上記各吊下装置5、5側においては、それぞれ第1スライド用シリンダ55及び第2スライド用シリンダ57を作動させて、該各吊下装置5、5を上記昇降フレーム1の前後方向及び幅方向へ適宜移動させて位置調整を行なう。 【0074】 上記吊具56を上記旋回台Sの吊掛位置に連結した後、上記油圧シリンダ53又は上記ジャッキ2を僅かに伸長させて上記吊具56に所定の張力を掛け、この状態で上記旋回台Sの上記クレーンキャリヤCからの切り離し作業を行なう。 【0075】 この場合、上述のように、上記各吊下装置5、5側での位置調整によって該各吊下装置5、5の上記吊具56が上記旋回台S側の所定の吊掛位置の直上に可及的に対応していることから、該吊具56によって上記旋回台Sが横引きされることがなく、該旋回台Sを上記クレーン車Xから容易且つ的確に切り離すことができ、作業の安全性、迅速性が確保される。 【0076】 上記旋回台Sの切り離し作業の完了後、上記各ジャッキ2を伸長させて上記昇降フレーム1部分と一体的に上記旋回台Sを上昇させて保持するとともに、上記クレーンキャリヤCを上記リフター装置Zの下側から退避させる。 【0077】 次に、図21に示すように、上記リフター装置Zによって吊下された上記旋回台Sの下側に、第2のトレーラトラックT3を進入させた後、上記各ジャッキ2を縮小させて上記旋回台Sを降下させ、これを上記第2のトレーラトラックT3上に載置する。しかる後、図22に示すように、上記各ジャッキ2を伸長させて上記昇降フレーム1部分を最高位置まで上昇させて保持するとともに、図23に示すように、上記旋回台Sが載置された上記第2のトレーラトラックT3を上記リフター装置Zの下側から退避させる。 【0078】 次に、上記リフター装置Zの移送準備に移る。 【0079】 即ち、上記第2のトレーラトラックT3の退避と入れ替わりに、図24に示すように、上記ブームBが載置された上記第1のトレーラトラックT2を再度上記リフター装置Zの下側へ進入させて停止させる。 【0080】 そして、上記リフター装置Zの上記各接地脚4を、上記第2のトレーラトラックT3上に設置可能な突出量に突出させて固定する。しかる後、図25(イ)、(ロ)に示すように、上記各ジャッキ2を縮小させて上記昇降フレーム1部分を降下させ、上記各接地脚4を上記第1のトレーラトラックT2上に接地させ、上記ブームBの直上に上記昇降フレーム1部分を位置させた状態で、上記各接地脚4によって上記リフター装置Zを支持させる。 【0081】 次に、図26に示すように、上記各ジャッキ2を縮小させるとともに、これを「跳出位置」から「格納位置」に位置変更させる。さらに、図27に示すように、上記各ジャッキ2を「立設姿勢」から「倒伏姿勢」に姿勢変更する。 【0082】 これで、上記第1のトレーラトラックT2上に上記ブームBと上記リフター装置Zが共に載置され、これら両者が上記第1のトレーラトラックT2によって移送されることになる。 【0083】 以上で、上記リフター装置Zを用いて行なわれる上記クレーン車Xの分解及び移送作業が完了する。 【0084】 尚、上記説明では、上記リフター装置Zを略水平な路面上に設置し、ここで該リフター装置Zを用いて上記クレーン車Xの分解・組立を行なう場合について説明したが、例えば、上記リフター装置Zが設置される路面が傾斜面であって、この傾斜面上で上記クレーン車Xの分解・組立が行なわれる場合においても、上述のように、上記リフター装置Zにおいては上記各吊下装置5、5の位置が、前後方向及び幅方向の二方向において調整可能とされていることで、略水平な路面上における作業の場合と同様に、作業の安全性、迅速性が確保されるものである。 【0085】 さらに、上記説明においては、作業完了後、上記リフター装置Zを上記ブームBと混載状態で第1のトレーラトラックT2によって移送するようにしたが、他の実施形態では、例えば、作業完了後のリフター装置Zを単独で上記トラックT1によって移送することもできる。この場合における上記リフター装置Zの上記トラックT1への積み込みは、上述の上記リフター装置Zの作業現場への設置作業における作業手順(図10〜図13参照)の逆手順で実現できるものであり、ここでの説明は省略する。 【0086】 また、ここでは上記リフター装置Zを用いて上記クレーン車Xの分解作業及び分解されたブームB及び旋回台Sのトレーラトラックへの積み込み作業を一例として挙げたが、上記リフター装置Zは上記クレーン車Xを作業対象物とする作業のみに適用されるものではなく、重量物一般のリフト作業に広く適用できることは勿論である。 【図面の簡単な説明】 【0087】 【図1】本願発明の第1の実施の形態に係るリフター装置の平面図である。 【図2】図1のII−II矢視図である。 【図3】図1のIII−III矢視図である。 【図4】図1のIV部の拡大図である。 【図5】図4のV部の拡大図である。 【図6】図5のVI−VI矢視図である。 【図7】図2のVII−VII拡大図である。 【図8】図3のVIII−VIII拡大図である。 【図9】本願発明の第2の実施の形態に係るリフター装置の平面図である。 【図10】トラックによるリフター装置の移送状態の説明図である。 【図11】トラックからリフター装置を降ろす場合の第1の作業手順説明図である。 【図12】第2の作業手順説明図である。 【図13】第3の作業手順説明図である。 【図14】リフター装置を使用してクレーン車からブームを取り外して第1のトレーラトラックに載置する場合の第1の作業手順説明図である。 【図15】第2の作業手順説明図である。 【図16】第3の作業手順説明図である。 【図17】第4の作業手順説明図である。 【図18】第5の作業手順説明図である。 【図19】第6の作業手順説明図である。 【図20】リフター装置を使用してクレーン車から旋回台を取り外して第2のトレーラトラックに載置する場合の第1の作業手順説明図である。 【図21】第2の作業手順説明図である。 【図22】第3の作業手順説明図である。 【図23】第4の作業手順説明図である。 【図24】ブームを載置した第1のトレーラトラックにリフター装置を載置する場合の第1の作業手順説明図である。 【図25】第2の作業手順説明図である。 【図26】第3の作業手順説明図である。 【図27】第4の作業手順説明図である。 【符号の説明】 【0088】 1 ・・昇降フレーム 2 ・・ジャッキ 3 ・・揺動アーム 4 ・・接地脚 5 ・・吊下装置 11 ・・第1桁材 12 ・・第2桁材 13 ・・第1ガイド材 14 ・・第2ガイド材 21 ・・基筒 22 ・・中間筒 23 ・・先端筒 24 ・・ブラケット 25 ・・起倒用シリンダ 26 ・・接地板 27 ・・ピン孔 28 ・・ピン孔 30 ・・揺動中心軸 31 ・・ブラケット 32 ・・連結ピン 33 ・・連結ピン 34 ・・揺動用シリンダ 35 ・・ピン孔 36 ・・ピン孔 41 ・・ガイド筒 42 ・・接地板 43 ・・ピン 52 ・・左右スライド体 53 ・・油圧シリンダ 54 ・・吊ビーム 55 ・・第1スライド用油圧シリンダ 56 ・・吊具 57 ・・第2スライド用油圧シリンダ 58 ・・連結ロッド 61 ・・外筒 62 ・・内筒 63 ・・回動中心軸 64 ・・回動用シリンダ 65 ・・回動体 66 ・・ピン孔 67 ・・ピン孔 B ・・ブーム S ・・旋回台 C ・・クレーンキャリヤ T1 ・・トラック T2 ・・第1のトレーラトラック T3 ・・第2のトレーラトラック X ・・クレーン車 Z ・・リフター装置
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| 【出願人】 |
【識別番号】000148759 【氏名又は名称】株式会社タダノ 【識別番号】393008360 【氏名又は名称】株式会社タダノエンジニアリング
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| 【出願日】 |
平成17年7月29日(2005.7.29) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100075731 【弁理士】 【氏名又は名称】大浜 博
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| 【公開番号】 |
特開2007−31124(P2007−31124A) |
| 【公開日】 |
平成19年2月8日(2007.2.8) |
| 【出願番号】 |
特願2005−219895(P2005−219895) |
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