| 【発明の名称】 |
移動体駆動装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】新屋 宗徳
【氏名】鈴木 勝典
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、工作機械の主軸ヘッド等の移動体の重量を一対のガスバランサーに負担させるようにした移動体駆動装置におけるそれぞれのガスバランサーのガス洩れの程度の判定を行い、的確な保守を行えるようにする。
【解決手段】一対のガスバランサー5a、5bを接続するガス配管14に介設され通常運転時に閉じガス洩れの程度判定時に開く開閉弁15と、開閉弁15と一方のガスバランサーとを接続するガス配管14に介設された圧力計16とを設けて、ガス洩れ検出手段によるガス洩れ検出後のガス洩れの程度判定時における開閉弁15の開閉前後の圧力計16の圧力変化により、それぞれのガスバランサー5a、5bのガス洩れの程度を判定できるようにした。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 上下動する移動体と、移動体の重量を受ける一対のガスバランサーと、移動体を上下に駆動する電動機を有する昇降機構とを備えた装置において、昇降機構の電動機の電流又はトルクを検知することによりガスバランサーのガス洩れを検出するガス洩れ検出手段と、一対のガスバランサーを接続するガス配管に介設され通常運転時に閉じガス洩れの程度判定時に開く開閉弁と、開閉弁と一方のガスバランサーとを接続するガス配管に介設された圧力計とを設けて、ガス洩れ検出後のガス洩れの程度判定時における開閉弁の開閉前後の圧力計の圧力変化により、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を判定可能としたことを特徴とする移動体駆動装置。 【請求項2】 上下動する移動体と、移動体の重量を受ける一対のガスバランサーと、移動体を上下に駆動する電動機を有する昇降機構とを備えた装置において、昇降機構の電動機の電流又はトルクが所定値以上になったことを検知することによりガスバランサーのガス洩れ状態を検出するガス洩れ状態検出手段と、一対のガスバランサーを接続するガス配管に介設され通常運転時及びガス洩れの程度判定時に開きガス洩れ状態検出後のガス洩れ状態継続運転時に閉じる開閉弁と、開閉弁と一方のガスバランサーとを接続するガス配管に介設された圧力計とを設けて、ガス洩れ状態継続運転後のガス洩れの程度判定時における開閉弁の開閉前後の圧力計の圧力変化により、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を判定可能としたことを特徴とする移動体駆動装置。 【請求項3】 開閉弁を開いて運転する通常運転時の累積運転時間を記憶する累積運転時間記憶手段と、ガス洩れ状態検出手段によるガス洩れ状態検出時の累積運転時間記憶手段に記憶されている累積運転時間を表示する運転時間表示手段を備え、開閉弁を閉じて運転するガス洩れ状態継続運転の累積運転時間を運転時間表示手段の累積運転時間により決定することを特徴とする請求項2に記載の移動体駆動装置。 【請求項4】 圧力計は電気式圧力計であり、開閉弁は電磁開閉弁であり、ガス洩れの程度判定時における電磁開閉弁の開閉前後の電気式圧力計の圧力変化により、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を判定するガス洩れ程度判定手段を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の移動体駆動装置。 【請求項5】 上下動する移動体と、移動体の重量を受ける一対のガスバランサーと、移動体を上下に駆動する電動機を有する昇降機構とを備えた装置において、一対のガスバランサーを接続するガス配管に介設された電磁開閉弁と、電磁開閉弁と一方のガスバランサーとを接続するガス配管に介設された電気式圧力計と、電磁開閉弁を開いて運転する通常運転時の電気式圧力計の圧力が所定値以下になったことを検知することによりガスバランサーのガス洩れ状態を検出するガス洩れ状態検出手段と、電磁開閉弁を開いて運転する通常運転時の累積運転時間を記憶する累積運転時間記憶手段と、電磁開閉弁を閉じて運転するガス洩れ状態検出後のガス洩れ状態継続運転の累積運転時間を累積運転時間記憶手段に記憶されている通常運転時の累積運転時間に所定の係数を乗じて設定するタイマー手段と、ガス洩れ状態継続運転後のガス洩れの程度判定時における電磁開閉弁の開閉前後の電気式圧力計の圧力変化によりそれぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を判定するガス洩れ程度判定手段とを備えていることを特徴とする移動体駆動装置。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、工作機械の主軸ヘッド等の移動体を駆動する移動体駆動装置に係り、特に工作機械の主軸ヘッド等の移動体の重量を一対のガスバランサーに負担させるようにした移動体駆動装置に関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、図15及び図16に示すエアバランサーを備えたマシニングセンタが知られている。図15及び図16において、スピンドルヘッド51はリニアガイド52を介しコラム53のレール54に昇降可能に支持されている。コラム53にはボールねじ55のねじ軸56が垂設され、そのねじ軸56は軸受により回転可能に支持されるとともに、動力伝達機構58を介しモータ59に連結されている。ねじ軸56に螺合するナット60はスピンドルヘッド51に結合され、該ヘッド51がモータ59によりボールねじ55を介して昇降されるようになっている。 【0003】 エアバランサー62は、スピンドルヘッド51を上方へ付勢する2本のバランスシリンダ63と、両シリンダ63を制御する空圧制御装置64とから構成されている。バランスシリンダ63は、スピンドルヘッド51の両側においてコラム53の内側に立設されている。バランスシリンダ63のピストンロッド66は軽量化のために中空状に形成され、その上端はホルダ65を介してスピンドルヘッド51に結合されている。 【0004】 空圧制御装置64は給気回路67及び排気回路68を備えている。給気回路67は、工場エア源69からの給気をフィルタ70、減圧弁71、ルブリケータ72、チェックバルブ73を介してバランスシリンダ63に供給するように構成されている。また、排気回路68は、バランスシリンダ63からの排気をチェックバルブ74を介して工場エア源69に戻すように構成されている。減圧弁71ではバランスシリンダ63への給気圧が設定され、ルブリケータ72からはバランスシリンダ63に潤滑油が供給される。 【0005】 エアバランサー62においては、スピンドルヘッド51の上昇時には、バランスシリンダ63の圧力が減圧弁71の設定圧よりも低いため、エアは工場エア源69から給気回路67を介してバランスシリンダ63に流れる。一方、スピンドルヘッド51の下降時には、バランスシリンダ63の圧力が減圧弁71の設定圧よりも高く、かつ、工場エア源69の圧力よりも高くなるため、エアはバランスシリンダ63から排気回路68を介して工場エア源69に流れ、バランスシリンダ63の排気が大気中に放出されず、エアバランサー62におけるエアの消費量をほぼ零にでき、ルブリケータ72の油による周辺機器及び工場内空気の汚染を防止するようにしている(例えば、特許文献1参照)。 【特許文献1】特開平8−126907号 公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 従来のエアバランサー62は、一対のバランスシリンダ63を用いているが、バランスシリンダ63からのエアの洩れを検出していないため、洩れがあるときの保守が遅れ気味になり、エアバランサー62の耐久性が劣るという問題がある。しかも、一対のバランスシリンダ63,63のそれぞれがどの程度の洩れがあるのかを判定して洩れの程度に応じた保守をすることができない問題もある。 【0007】 本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり、工作機械の主軸ヘッド等の移動体の重量を一対のガスバランサーで受けて、ガスバラサーのガス洩れを検出すると共に、一対のガスバランサーはそれぞれどの程度の洩れであるかを判定して保守を的確に行えるようにすることを目的とするものである。 【課題を解決するための手段】 【0008】 請求項1に係る本発明は、上下動する移動体と、移動体の重量を受ける一対のガスバランサーと、移動体を上下に駆動する電動機を有する昇降機構とを備えた装置において、昇降機構の電動機の電流又はトルクを検知することによりガスバランサーのガス洩れを検出するガス洩れ検出手段と、一対のガスバランサーを接続するガス配管に介設され通常運転時に閉じガス洩れの程度判定時に開く開閉弁と、開閉弁と一方のガスバランサーとを接続するガス配管に介設された圧力計とを設けて、ガス洩れ検出後のガス洩れの程度判定時における開閉弁の開閉前後の圧力計の圧力変化により、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を判定可能とした移動体駆動装置である。 【0009】 請求項2に係る本発明は、上下動する移動体と、移動体の重量を受ける一対のガスバランサーと、移動体を上下に駆動する電動機を有する昇降機構とを備えた装置において、昇降機構の電動機の電流又はトルクが所定値以上になったことを検知することによりガスバランサーのガス洩れ状態を検出するガス洩れ状態検出手段と、一対のガスバランサーを接続するガス配管に介設され通常運転時及びガス洩れの程度判定時に開きガス洩れ状態検出後のガス洩れ状態継続運転時に閉じる開閉弁と、開閉弁と一方のガスバランサーとを接続するガス配管に介設された圧力計とを設けて、ガス洩れ状態継続運転後のガス洩れの程度判定時における開閉弁の開閉前後の圧力計の圧力変化により、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を判定可能とした移動体駆動装置である。 【0010】 請求項3に係る本発明は、請求項2に係る本発明の構成に加え、さらに、開閉弁を開いて運転する通常運転時の累積運転時間を記憶する累積運転時間記憶手段と、ガス洩れ状態検出手段によるガス洩れ状態検出時の累積運転時間記憶手段に記憶されている累積運転時間を表示する累積運転時間表示手段を備え、開閉弁を閉じて運転するガス洩れ状態継続運転の累積運転時間を累積運転時間表示手段の累積運転時間により決定する移動体駆動装置である。 【0011】 請求項4に係る本発明は、請求項1から3のいずれかに係る本発明の構成に加え、さらに、圧力計は電気式圧力計であり、開閉弁は電磁開閉弁であり、ガス洩れの程度判定時における電磁開閉弁の開閉前後の電気式圧力計の圧力変化により、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を判定するガス洩れ程度判定手段を備えている移動体駆動装置である。 【0012】 請求項5に係る本発明は、上下動する移動体と、移動体の重量を受ける一対のガスバランサーと、移動体を上下に駆動する電動機を有する昇降機構とを備えた装置において、一対のガスバランサーを接続するガス配管に介設された電磁開閉弁と、電磁開閉弁と一方のガスバランサーとを接続するガス配管に介設された電気式圧力計と、電磁開閉弁を開いて運転する通常運転時の電気式圧力計の圧力が所定値以下になったことを検知することによりガスバランサーのガス洩れ状態を検出するガス洩れ状態検出手段と、電磁開閉弁を開いて運転する通常運転時の累積運転時間を記憶する累積運転時間記憶手段と、電磁開閉弁を閉じて運転するガス洩れ状態検出後のガス洩れ状態継続運転の累積運転時間を累積運転時間記憶手段に記憶されている通常運転時の累積運転時間に所定の係数を乗じて設定するタイマー手段と、ガス洩れ状態継続運転後のガス洩れの程度判定時における電磁開閉弁の開閉前後の電気式圧力計の圧力変化によりそれぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を判定するガス洩れ程度判定手段とを備えている移動体駆動装置である。 【0013】 本発明による作用を以下に説明する。この種の移動体駆動装置においては、ガスバランサーからのガス洩れを皆無にすることが望ましいが、ガスを封入したシリンダからロッドが外部に貫通しているため、貫通部からのガス洩れは避けられない。ガスバランサーからガス洩れが生ずると、移動体の重量を受ける機能が低下してきて、昇降機構の駆動不良や、昇降機構の電動機の損傷等の問題が生ずる。しかも、ガスバランサーからのガス洩れの程度にはばらつきがある。 請求項1に係る本発明による作用は、昇降機構の電動機の電流又はトルクを検知することによりガスバランサーのガス洩れを検出するガス洩れ検出手段と、一対のガスバランサーを接続するガス配管に介設され通常運転時に閉じガス洩れの程度判定時に開く開閉弁と、開閉弁と一方のガスバランサーとを接続するガス配管に介設された圧力計とを設けて、ガス洩れ検出後のガス洩れの程度判定時における開閉弁の開閉前後の圧力計の圧力変化により、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を判定可能としたから、保守の必要な時期を確実に知ることができると共に、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を知って、的確な保守をすることができる。 【0014】 請求項2に係る本発明の作用は、昇降機構の電動機の電流又はトルクが所定値以上になったことを検知することによりガスバランサーのガス洩れ状態を検出するガス洩れ状態検出手段と、一対のガスバランサーを接続するガス配管に介設され通常運転時及びガス洩れの程度判定時に開きガス洩れ状態検出後のガス洩れ状態継続運転時に閉じる開閉弁と、開閉弁と一方のガスバランサーとを接続するガス配管に介設された圧力計とを設けて、ガス洩れ状態継続運転後のガス洩れの程度判定時における開閉弁の開閉前後の圧力計の圧力変化により、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を判定可能としたから、一対のガスバランサーを連通させた状態で装置を通常運転し、ガス洩れ状態検出手段によりガスバランサーのガス洩れ状態が保守の必要な状態に至る前にガス洩れ状態を検出し、ガス洩れ状態検出後に一対のガスバランサーの連通を開閉弁で閉じて装置を運転した後に、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を判定するので、保守の必要な時期を確実に知ることができ、かつ通常運転時には一対のガスバランサーを連通させてバランスよく運転できると共に、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を知って、的確な保守をすることができる。 【0015】 請求項3に係る本発明の作用は、請求項2に係る本発明による作用に加え、さらに、開閉弁を閉じて運転するガス洩れ状態継続運転の累積運転時間を累積運転時間表示手段の累積運転時間により決定するから、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度の判定に必要でかつガス洩れが進みすぎないガス洩れ状態継続運転の累積運転時間を簡単に決定することができる。 【0016】 請求項4に係る本発明の作用は、請求項1から3のいずれかに係る本発明による作用に加え、さらに、圧力計は電気式圧力計であり、開閉弁は電磁開閉弁であり、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を判定するガス洩れ程度判定手段を備えているから、ガス洩れ又はガス洩れ状態の検出及びそれぞれのガスバランサーのガス洩れの程度の判定を自動的に行うことができる。 【0017】 請求項5に係る本発明の作用は、電気式圧力計と電磁開閉弁を設け、電気式圧力計の圧力によりガス洩れ状態を検出すると共に、ガス洩れ状態継続運転の累積運転時間をタイマー手段により設定し、ガス洩れ程度判定手段を備えているから、ガス洩れ状態を確実に直接検出でき、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度の判定に必要でかつガス洩れが進みすぎないガス洩れ状態継続運転の累積運転時間を自動的に的確に設定することができ、かつ、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度の判定を自動的に行うことができる。 【発明の効果】 【0018】 請求項1に係る本発明は、ガス洩れ検出手段を設け、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を判定可能としたから、保守の必要な時期を確実に知ることができると共に、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を知って、的確な保守をすることができ、移動体駆動装置の運転が必要なときに故障による停止が生ずるようなことがない。 ガス洩れの程度により、保守は、例えば、一方のガスバランサーから限度まで洩れており、他方のガスバランサーからほとんど洩れていないときは、一方のガスバランサーのみの保守を行ったり、洩れの程度が双方同等であれば両方のガスバランサーとも保守を行うようにすることができるのである。また、移動体駆動装置の運転時間が分かる場合には、運転時間とガス洩れの程度から、それぞれのガスバランサーをどのように、例えば、部品交換、パッキン交換、オーバーホールなどの保守のやり方を決めることができる。 【0019】 請求項2に係る本発明は、一対のガスバランサーを連通させた状態で装置を通常運転し、ガスバランサーのガス洩れ状態が保守の必要な状態に至る前にガス洩れ状態を検出するガス洩れ状態検出手段を設け、ガス洩れ状態検出後に一対のガスバランサーの連通を開閉弁で閉じて装置を運転した後に、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を判定可能としたから、保守の必要な時期を確実に知ることができ、かつ通常運転時には一対のガスバランサーを連通させてバランスよく運転できると共に、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を知って、的確な保守をすることができ、移動体駆動装置の運転が必要なときに故障による停止が生ずるようなことがない。 【0020】 請求項3に係る本発明は、請求項2に係る本発明の効果に加え、開閉弁を閉じて運転するガス洩れ状態継続運転の累積運転時間を累積運転時間表示手段の累積運転時間により決定するから、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度の判定に必要でかつガス洩れが進みすぎないガス洩れ状態継続運転の累積運転時間を簡単に決定することができ、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度の判定を確実にできる。 【0021】 請求項4に係る本発明は、請求項1から3のいずれかに係る本発明の効果に加え、圧力計を電気式圧力計、開閉弁を電磁開閉弁とし、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度を判定するガス洩れ程度判定手段を備えているから、ガス洩れの検出及びそれぞれのガスバランサーのガス洩れの程度の判定を自動的に行うことができ、判定のための工数を削減でき、かつ判断ミスを防止することができる。 【0022】 請求項5に係る本発明は、電気式圧力計と電磁開閉弁を設け、一対のガスバランサーを連通させた状態で装置を通常運転し、電気式圧力計の圧力によりガス洩れ状態を検出すると共に、ガス洩れ状態継続運転の累積運転時間をタイマー手段により設定し、ガス洩れ程度判定手段を備えているから、通常運転時には一対のガスバランサーを連通させてバランスよく運転できながら、ガス洩れ状態を確実に直接検出でき、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度の判定に必要でかつガス洩れが進みすぎないガス洩れ状態継続運転の累積運転時間を自動的に的確に設定することができ、それぞれのガスバランサーのガス洩れの程度の判定を自動的に行うことができ、保守の必要な時期及び保守の必要な内容を自動的に知って、的確な保守をすることができ、移動体駆動装置の運転が必要なときに故障による停止が生ずるようなことがない。 【発明を実施するための最良の形態】 【0023】 以下、本発明の実施の形態を添付した図面により詳細に説明する。 図1及び図2は、本発明の実施の形態に係る移動体駆動装置の全体構成を示す図面であり、図1はその正面図、図2は図1の平面図である。図3は第一の実施の形態を示す図面、図4は第二の実施の形態を示す図面、図5は第三の実施の形態を示す図面、図6〜図9は第四の実施の形態を示す図面、図10及び図11は第五の実施の形態を示す図面、図12は第六の実施の形態を示す図面、図13及び図14は第七の実施の形態を示す図面である。 【0024】 図1及び図2に基づき、本発明の第一の実施の形態〜第七の実施の形態に係る移動体駆動装置の全体構成について説明する。 図1及び図2において、1a及び1bは工作機械のベース2に固定した一対のコラムであり、レール3a,3bを備えると共に、一対のボールねじ軸4a,4bを軸受を介して回転可能に支持している。ボールねじ軸4a,4bは下端をベース2によってもスラスト軸受を介して回転可能に支持されている。 【0025】 5a,5bは一対のガスバランサーであり、シリンダ6a,6bとロッド7a,7bとから構成している。シリンダ6a,6bには、窒素ガスを封入しており、封入ガス圧力は7〜10MPa(負荷によって決定する)とするのである。 ロッド7a,7bは下端をベース2に押しあて、その上部がシリンダ6a,6bの底部を貫通している。シリンダ6a,6bはロッド7a,7bをガイドとして昇降するようにされている。 【0026】 8は上下動する移動体としての工作機械の主軸ヘッドであり、主軸ヘッド8には、軸受を介して垂直軸芯の廻りに回転する主軸9と、この主軸9を回転駆動する主軸用サーボモータ10とを設けている。 【0027】 前記一対のボールねじ軸4a,4bにはそれぞれボールねじナット11a,11bを螺合しており、一対のボールねじナット11a,11bは主軸ヘッド8の一対の取付部12a,12bに固定している。一対の取付部12a,12bの端部はそれぞれガスバランサー5a,5bのシリンダ6a,6bに固定しており、主軸ヘッド8及び主軸用サーボモータ10の重量は一対のガスバランサー5a,5bで受けられている。 【0028】 13a,13bはボールねじ軸4a,4bを回転駆動するボールねじ用サーボモータであり、このサーボモータ13a,13b、ボールねじ軸4a,4b及びボールねじナット11a,11bにより移動体としての主軸ヘッド8を上下に駆動する昇降機構を構成している。 【0029】 14は、一対のガスバランサー5a,5bのシリンダ6a,6bを接続するガス配管であり、その途中に開閉弁15、圧力計16及びガス充填口17を介設している。 このガス配管14に介設する開閉弁15及び圧力計16は、括弧内に示すように電磁開閉弁31及び電気式圧力計32であってもよい。 【0030】 図3は、本発明の第一の実施の形態を示す図面であって、電気的構成を示す機能ブロック図である。以下、第一の実施の形態を図1及び図2を参照しながら、図3に基づいて説明する。 図3において、18a,18bは、一対のボールねじ用サーボモータ13a,13bにそれぞれ設けられ、それぞれのボールねじ用サーボモータ13a,13bの運転電流を検知する運転電流検知器である。19は、一対の運転電流比較手段19a,19bを有するガス洩れ検出手段であり、ガス洩れ検出手段19は、運転電流検知器18a,18bで検知した運転電流を運転電流比較手段19a,19bによりあらかじめ設定した設定値と比較し、いずれかの運転電流が設定値以上になるとガス洩れ信号を出力するようにしている。ガス洩れ検出手段19がガス洩れ信号を出力するとランプ20が点灯して装置の運転管理者に知らせるようにしている。 【0031】 図1から図3に示す移動体駆動装置の運転及び保守について、次に説明する。 ガス配管15に介設した開閉弁15を手動で開き、ガス充填口17に窒素ガス供給口を接続して窒素ガスボンベのバルブを開き、圧力計16を見ながら窒素ガスを一対のガスバランサー5a,5bのシリンダ6a,6b内に設定圧力になるまで充填し、充填後窒素ガスボンベのバルブを閉じて、窒素ガス供給口をガス充填口17から取り外す。また、開閉弁15も手動で閉じる。なお、ガス充填口17には逆止弁が組み込まれており、窒素ガス供給口を取り外せばガス充填口17は閉止される。 このように一対のガスバランサー5a,5bのシリンダ6a,6b内へのガスの充填は開閉弁15を開いて行うので、一対のシリンダ6a,6b内を同一圧力とすることができる。 【0032】 次に、主軸ヘッド9の主軸8に工具をセットして、ベッド2に被加工物を取り付けて工具が被加工物を加工できるように、ボールねじ用サーボモータ13a,13bを駆動して主軸ヘッド8を昇降させ、主軸用サーボモータ10を駆動して所定の加工を行う。 一対のボールねじ用サーボモータ13a,13bは同期して駆動し、正確な位置制御ができるようにしており、かつ、運転電流検知器18a,18bにより各サーボモータ13a,13bの運転電流を検知している。 【0033】 ボールねじ用サーボモータ13a,13bの運転電流は、ボールねじ4a,4bを回転駆動するときの負荷に比例し、ボールねじ4a,4bを回転駆動するときの負荷は、主軸ヘッド8を昇降するための重量のうちボールねじ4a,4bに係る負荷に関係しており、主軸ヘッド8の全体の重量から一対のガスバランサー5a,5bが受ける重量を減じた値に関係する。 そして、ガスバランサー5a,5bが受ける重量は、ロッド7a,7bの断面積にシリンダ6a,6b内のガス圧力を乗じた値に比例するから、結局、ボールねじ用サーボモータ13a,13bの運転電流は、シリンダ6a,6bのガス圧力に関係することになる。シリンダ6a,6bのガス圧力はシリンダ6a,6bのガス洩れに対応して低下する。なお、シリンダ6a,6bの上下方向の位置により、シリンダ6a,6b内の容積が変わるため、ガス圧力が変わるが、説明を簡単にするため、シリンダ6a,6bの上下方向位置によるガス圧力の変化は省略して説明する。 【0034】 そこで、運転電流検知器18a,18bで検知した運転電流は運転電流比較手段19a,19bで設定値と比較され、いずれかの運転電流が設定値以上になると、ガス洩れ検出手段19が作動し、ランプ20が点灯し、ガスバランサー5a,5bにガス洩れが生じており、保守の必要があることを知らせる。 運転管理者は、ランプ20の点灯を確認すると、次のようにしてガス洩れの程度の判定を行う。まず、圧力計16によりそのときの圧力を読み取り記録する。そして、開閉弁15を開いて一対のガスバランサー5a,5bのシリンダ6a,6b内のガス圧力をバランスさせ、バランス後の圧力計16の圧力を読み取り記録する。 【0035】 開閉弁15の開閉前後の圧力計16の圧力変化により、次のようにいずれのガスバランサー5a,5bのガス洩れが大きいか、さらに、それぞれのガスバランサー5a,5bのガス洩れの程度を判定するのである。 すなわち、開閉弁15の開により圧力計16の圧力が上昇したときには、ガスはガスバランサー5bからガスバランサー5aに流れたことになり、一対のガスバランサー5a,5bのうち、ガスバランサー5aの方がガス洩れが大きいと判定することができる。また、開閉弁15の開により圧力計16の圧力が降下したときには、ガスはガスバランサー5aからガスバランサー5bに流れたことになり、一対のガスバランサー5a,5bのうち、ガスバランサー5bの方がガス洩れが大きいと判定することができる。なお、開閉弁15の開により圧力計16の圧力に変化がないときには、一対のガスバランサー5a,5bのガス洩れは同じであったと判定することができる。 【0036】 また、開閉弁15の開閉前後の圧力計16の圧力変化の値により、それぞれのガスバランサー5a,5bのガス洩れの程度を判定することができる。すなわち、ガス充填完了時の圧力計16による設定圧力PSと、開閉弁15の開く前の圧力計16の圧力P1と、開閉弁15を開いて一対のガスバランサー5a,5bのシリンダ6a,6b内のガス圧をバランスさせた後の圧力計16の圧力P2の値が、例えばPSが10MPaで、P1が7MPaで、P2が8MPaとすれば、ガスバランサー5aから3MPaの圧力低下分のガス洩れがあり、両ガスバランサー5a,5bの平均圧力低下が2MPaであるから、他方のガスバランサー5bから1MPaの圧力低下分のガス洩れがあったことになり、一方のガスバランサー5aと他方とのガスバランサー5bの相対的なガス洩れは、一方のガスバランサー5aが他方のガスバランサー5bの3倍である。逆に見れば、他方のガスバランサー5bが一方のガスバランサー5aの三分の一のガス洩れであることが分かる。 【0037】 このように、ガス洩れ検出手段19によりガス洩れを検出すると、ガス洩れの程度を判定するのであるが、このガス洩れの程度判定時には、開閉弁15の開閉前後の圧力計16の圧力変化から、それぞれのガスバランサー5a,5bのガス洩れの程度を判定するのである。 【0038】 次に、本発明の第二の実施の形態を説明する。第二の実施の形態は、電気的構成を示す機能ブロック図である図4に示すように、第一の実施の形態におけるガス洩れ検出手段19に替えて、ガス洩れ状態検出手段21及びガス洩れ検出手段23を用いるのである。 以下、第一の実施の形態と相違する点について詳細に説明し、第一の実施の形態と同じ点については説明を省略もしくは簡単な説明にとどめる。 【0039】 図4において、18a,18bは、一対のボールねじ用サーボモータ13a,13bにそれぞれ設けられ、それぞれのボールねじ用サーボモータ13a,13bの運転電流を検知する運転電流検知器である。 21は、一対の運転電流比較手段21a,21bを有するガス洩れ状態検出手段であり、ガス洩れ状態検出手段21は、運転電流検知器18a,18bで検知した運転電流を運転電流比較手段21a,21bによりあらかじめ定めた第一所定値と比較し、いずれかの運転電流が第一所定値以上になるとガス洩れ状態信号を出力するようにしている。ガス洩れ状態検出手段21がガス洩れ状態信号を出力すると第1ランプ22が点灯して装置の運転管理者に知らせるようにしている。 【0040】 また、23は、一対の運転電流比較手段23a,23bを有するガス洩れ検出手段であり、ガス洩れ検出手段23は、運転電流検知器18a,18bで検知した運転電流を運転電流比較手段23a,23bによりあらかじめ定めた第二所定値と比較し、いずれかの運転電流が第二所定値以上になるとガス洩れ信号を出力するようにしている。 ガス洩れ検出手段23がガス洩れ信号を出力すると第2ランプ24が点灯して装置の運転管理者に知らせるようにしている。 【0041】 第二の実施の形態の運転及び保守について、図1、図2及び図4に基づいて説明する。 ガス配管14に介設した開閉弁15を手動で開き、ガス充填口17に窒素ガス供給口を接続して窒素ガスボンベのバルブを開き、圧力計16を見ながら窒素ガスを一対のガスバランサー5a,5bのシリンダ6a,6b内に設定圧力になるまで充填し、充填後窒素ガスボンベのバルブを閉じて、窒素ガス供給口をガス充填口17から取り外すところは第一の実施の形態と同じである。 そして、第一の実施の形態では、開閉弁15も手動で閉じたが、この第二の実施の形態では開閉弁15を開けたまま装置の通常の運転を行うのである。 【0042】 次に、主軸ヘッド9の主軸8に工具をセットして、ベッド2に被加工物を取り付けて工具が被加工物を加工できるように、ボールねじ用サーボモータ13a,13bを駆動して主軸ヘッド8を昇降させ、主軸用サーボモータ10を駆動して所定の加工を行う。 【0043】 運転電流検知器18a,18bで検知した運転電流は運転電流比較手段21a,21bで第一所定値と比較され、いずれかの運転電流が第一所定値以上になると、ガス洩れ状態検出手段21がガス洩れ状態信号を出力し、第1ランプ22が点灯し、ガスバランサー5a,5bにガス洩れ状態が生じており、開閉弁15を閉じて装置を運転する時期が来たことを知らせる。 運転管理者は、第1ランプ22の点灯を確認すると、開閉弁15を閉じて装置を運転する。そして、運転電流検知器18a,18bで検知した運転電流は運転電流比較手段23a,23bで第二所定値と比較され、いずれかの運転電流が第二所定値以上になると、ガス洩れ検出手段23がガス洩れ信号を出力し、第2ランプ24が点灯して第一の実施の形態と同様にガス洩れの程度の判定を行う。 【0044】 この第二の実施の形態では、ガス洩れ状態検出手段21におけるガス洩れ状態信号の出力時期の設定は、第一所定値の設定により行うのであり、ガスバランサー5a,5bのガス洩れが保守の必要な第二所定値のガス洩れの50%から80%のガス洩れ状態となったときに運転電流検知器18a,18bが第一所定値となるように設定するのある。 第一所定値を第二所定値の80%のガス洩れ状態となったときにガス洩れ状態検出手段21がガス洩れ状態信号を出力するように設定すれば、保守から保守までの装置の累積運転時間のうち、80%の時間について開閉弁15を開いてガスバランサー5a,5bのガス圧力を同じにして、装置の運転を行い、残りの20%の運転時間について開閉弁15を閉じて装置の運転を行い、その後、それぞれのガスバランサー5a,5bのガス洩れの状態を判定するのである。 【0045】 このときのそれぞれのガスバランサー5a,5bのガス洩れの状態の判定については、第一の実施の形態で説明したと同様に行うのであるが、開閉弁15を閉じて運転した時間と開いて運転した時間との比を加味した上で、圧力計16の圧力変化から求めるのである。 開閉弁15を閉じて運転した時間及び開いて運転した時間におけるそれぞれのガス洩れの量は装置のそれぞれの運転時間に比例し、運転電流検知器18a,18bで検出する電流はガス洩れの量に関係している点から、第一所定値及び第二所定値のそれぞれの値により運転時間比が推定できるのである。なお、運転時間比の推定に替えてガス洩れ状態検出手段21がガス洩れ状態信号を出力したときの圧力計16の圧力、ガス洩れの程度判定時に開閉弁15を開いて均圧したときの圧力計16の圧力及びガス充填時の設定圧力の3つの圧力からガス洩れの程度を求めることもできる。 【0046】 次に、本発明の第三の実施の形態について説明する。第三の実施の形態は、電気的構成を示す機能ブロック図である図5に示すように、第二の実施の形態に、さらに、開閉弁15を開いて運転する通常運転時の累積運転時間を記憶し表示するために、運転スイッチ25がON状態のとき時間をカウントするタイマー手段26、タイマー手段26の累積カウント時間を記憶する累積運転時間記憶手段27及びガス洩れ状態検出手段21によるガス洩れ状態検出時の累積運転時間記憶手段27に記憶されている累積運転時間を表示する累積運転時間表示手段28を備えており、開閉弁15を閉じて運転するガス洩れ状態検出後の累積運転時間を累積運転時間表示手段28の累積運転時間により決定するようにしたものである。 また、この第三の実施の形態では、第二の実施の形態の運転電流比較手段23a,23bからなるガス洩れ検出手段23に替えて、ガス洩れ状態検出後における運転スイッチ25がON状態のとき時間をカウントするタイマー手段29aからなるガス洩れ検出手段29を設けて、ガス洩れ検出手段29によりガス洩れ信号を出力し、第2ランプ30を点灯するようにしている。 【0047】 この第三の実施の形態は、運転電流検知器18a,18bで検知した運転電流を運転電流比較手段21a,21bによりあらかじめ定めた第一所定値と比較し、いずれかの運転電流が第一所定値以上になるとガス洩れ状態検出手段21がガス洩れ状態信号を出力し、第1ランプ22が点灯して、ガスバランサー5a,5bにガス洩れ状態が生じており、開閉弁15を閉じて装置を運転する時期が来たことを知らせる点までは第二の実施の形態と同じである。 運転管理者は、第1ランプ22の点灯を確認すると、開閉弁15を閉じて運転するガス洩れ状態検出後の累積運転時間をタイマー手段29aの設定により行うのである。 【0048】 そして、タイマー手段29aの設定は、累積運転時間表示手段28に表示されている累積運転時間により行うのであり、例えば、開閉弁15を開いて装置を運転する累積運転時間の100%から20%に設定するのである。 タイマー手段29aがタイムアップするとガス洩れ検出手段29からガス洩れ信号が出力され、第2ランプ30が点灯して保守の必要があることを知らせる。 【0049】 このときのそれぞれのガスバランサー5a,5bのガス洩れの状態の判定については、第二の実施の形態で説明したと同様に、開閉弁15を閉じて運転した累積運転時間と開いて運転した累積運転時間との比を加味した上で、圧力計16の圧力変化から求めるのである。 【0050】 次に、本発明の第四の実施の形態について、図1及び図2を参照しながら、図6〜図9に基づいて説明する。図6は電気的構成を示す機能ブロック図、図7〜図9は制御装置によって実行される処理内容を示すフローチャートである。 第四の実施の形態は、図2に示す第一〜第三の実施の形態における開閉弁15を電磁開閉弁31、圧力計16を電気式圧力計32に替えると共に、図6に示すように、マイクロコンピュータを主要部とする制御装置33、移動体駆動装置の運転及び停止を行う運転スイッチ34、電磁開閉弁の手動での開閉を行う開閉スイッチ35、表示手段36等を設けて自動的に、保守の必要時にそれぞれのガスバランサー5a,5bのガス洩れの程度を判定できるようにしたものである。 【0051】 制御装置33は、図示していないが、入力装置、出力装置、CPU、記憶装置などからなるマイクロコンピュータを主要部として備えている。 制御装置33には、一対のボールねじ用サーボモータ13a,13bの運転電流を検知する一対の運転電流検知器18a,18bで検知した運転電流を入力するようになっており、記憶装置に記憶されたあらかじめ設定した設定値ASと、入力された運転電流とをそれぞれ制御装置33内に構成する運転電流比較手段で比較していずれかの運転電流が設定値AS以上になるとガス洩れ信号を出力するガス洩れ検出手段を制御装置33内に構成している。 【0052】 図7〜図9に基づいて、図6の制御装置33の処理内容を説明する。 図7のステップS1で、運転管理者が開閉スイッチ35をONにすると、ON信号が制御装置33に入力され、制御装置33から電磁開閉弁31を開く信号が出力され、ステップS2で電磁開閉弁31を開く。 【0053】 次に、運転管理者はガス充填口17に窒素ガス供給口を接続して窒素ガスボンベのバルブを開き、窒素ガスを一対のガスバランサー5a、5bのシリンダ6a,6b内に充填するのであるが、このとき図8のステップS11で電気式圧力計32の圧力が検知され制御装置33に入力され、表示手段36に表示され(ステップS12)、運転管理者がステップS13で開閉スイッチ35をOFFにするまで、表示手段36の圧力は更新される(S11〜S13)。 そして、運転管理者は窒素ガスを表示手段36に表示された電気式圧力計32の圧力を見ながら窒素ガスを設定圧力PSになるまで充填する。運転管理者は設定圧力PSになると窒素ガスボンベのバルブを閉じ、開閉スイッチ35をOFFにし、窒素ガス供給口をガス充填口17から取り外す。 【0054】 運転管理者は、主軸ヘッド9の主軸8に工具をセットして、ベッド2に被加工物を取り付けて工具が被加工物を加工できるように、図9のステップS21で運転スイッチ34をONにする。 そして、運転管理者はステップS22でボールねじ用サーボモータ13a,13bを駆動して主軸ヘッド8を昇降させ、主軸用サーボモータ10を駆動して所定の加工を行う。 【0055】 一対のボールねじ用サーボモータ13a,13bは同期して駆動し、正確な位置制御ができるようにしており、かつ、運転電流検知器18a,18bにより各サーボモータ13a,13bの運転電流A1,A2を検知して、それぞれ制御装置33に入力し、記憶装置に記憶されたあらかじめ設定した設定値ASと、入力された運転電流A1,A2とをそれぞれ制御装置33内に構成する運転電流比較手段で、ステップS23,S24において、比較していずれかの運転電流A1,A2が設定値AS以上になると制御装置33内のガス洩れ検出手段がステップS23,S24でガス洩れ信号を出力する。運転電流A1,A2が設定値AS未満のときは運転管理者はボールねじ用サーボモータ13a,13bの駆動を継続する(ステップS22〜S24)。 制御装置33がガス洩れ信号を出力するとステップS25で運転スイッチ34をOFFにして移動体駆動装置を停止すると共に、ランプ20を点灯し、さらに電気式圧力計32の圧力を検知し制御装置33に入力して記憶装置に記憶する。 【0056】 次に、ステップS26で電磁開閉弁31を開き、ステップS27で制御装置33内のタイマー手段の作動を開始する。ステップS28でタイマー手段がタイムアップすると、ステップS29で電気式圧力計32の圧力を検知し制御装置33に入力して記憶装置に記憶する。 ステップS27〜ステップS28で電磁開閉弁31を開いた後、タイマー手段で時間をカウントするのは一対のガスバランサー5a,5bの一対のシリンダ6a,6bのガス圧力を均等にするためであり、タイマー手段の設定は数秒〜数十秒とするのである。 【0057】 ステップS30及びステップS31において、制御装置33内に構成されているガス洩れ程度判定手段により、記憶装置に記憶された電磁開閉弁31の開閉前後の圧力を演算して、それぞれのガスバランサー5a,5bの圧力変化を算出すると共に、記憶装置に記憶されている設定圧力PSと比較してそれぞれのガスバランサー5a,5bのガス洩れの程度を判定し、表示手段36に表示するのである。 そして、運転管理者は、ガスバランサー5a,5bのガス洩れの程度を自動的に知って、部品交換、パッキン交換、オーバーホールなどの保守のやり方を決めることができるのである。 【0058】 次に、本発明の第五の実施の形態について図10及び図11に基づいて説明する。図10は電気的構成を示す機能ブロック図、図11は制御装置によって実行される処理内容を示すフローチャートである。 第五の実施の形態は、第四の実施の形態に、さらにガス洩れ状態検出手段を用いると共に通常運転時に電磁開閉弁31を開くのである。以下、第四の実施の形態と相違する点について詳細に説明し、第四の実施の形態と同じ点については説明を省略もしくは簡単な説明にとどめる。 【0059】 図10において、第1ランプ22及び第2ランプ24を用いる点、制御手段37及び表示手段38の構成が以下に説明するように、図6で説明した構成と異なっている。 【0060】 制御装置37は、図示していないが、入力装置、出力装置、CPU、記憶装置などからなるマイクロコンピュータを主要部として備え、制御装置37には、一対のボールねじ用サーボモータ13a,13bの運転電流を検知する一対の運転電流検知器18a,18bで検知した運転電流を入力するようになっている。 記憶装置に記憶されたあらかじめ定めた第一所定値AT1及び第二所定値AT2と、入力された運転電流とをそれぞれ制御装置37内に構成する運転電流比較手段で比較して、いずれかの運転電流が第一所定値AT1以上になるとガス洩れ状態信号を出力するガス洩れ状態検出手段といずれかの運転電流が第二所定値AT2以上になるとガス洩れ信号を出力するガス洩れ検出手段とを制御装置37内に構成している。 【0061】 図11に基づいて、図10の制御装置37の処理内容を説明する。なお、第四の実施の形態における図7及び図8についての説明は、第五の実施の形態でも同じであり、説明を省略する。 【0062】 運転管理者は、主軸ヘッド9の主軸8に工具をセットして、ベッド2に被加工物を取り付けて工具が被加工物を加工できるように、図11のステップS41で運転スイッチ34をONにする。 ステップS42で制御装置37により電磁開閉弁31を開く。 【0063】 そして、運転管理者はステップS43でボールねじ用サーボモータ13a,13bを駆動して主軸ヘッド8を昇降させ、主軸用サーボモータ10を駆動して所定の加工を行う。 一対のボールねじ用サーボモータ13a,13bは同期して駆動し、正確な位置制御ができるようにしており、かつ、運転電流検知器18a,18bにより各サーボモータ13a,13bの運転電流A1,A2を検知して、それぞれ制御装置37に入力し、記憶装置に記憶されたあらかじめ定めた第一所定値AT1と、入力された運転電流A1,A2とをそれぞれ制御装置37内に構成する運転電流比較手段で、ステップS44,S45において、比較していずれかの運転電流A1,A2が第一所定値AT1以上になると制御装置37内のガス洩れ状態検出手段がガス洩れ状態信号を出力する。 【0064】 運転電流A1,A2が第一所定値AT1未満のとき運転管理者はボールねじ用サーボモータ13a,13bの駆動を継続する(ステップS43〜S45)。 制御装置37がガス洩れ状態信号を出力するとステップS46で第1ランプ22を点灯し、電磁開閉弁31を閉じ、さらに電気式圧力計32の圧力を検知し制御装置37に入力して記憶装置に記憶する。 【0065】 次に、ガス洩れ状態継続運転を電磁開閉弁31を閉じた状態行うのであり、ステップS47で運転管理者はボールねじ用サーボモータ13a,13bの駆動を継続する。 ステップS48,S49において、運転電流検知器18a,18bにより各サーボモータ13a,13bの運転電流A1,A2を検知して、それぞれ制御装置37に入力し、記憶装置に記憶されたあらかじめ定めた第二所定値AT2と、入力された運転電流A1,A2とをそれぞれ制御装置37内に構成する運転電流比較手段で、比較していずれかの運転電流A1,A2が第二所定値AT2以上になると制御装置37内のガス洩れ検出手段がガス洩れ信号を出力する。 【0066】 制御装置37がガス洩れ信号を出力すると、ステップS50で運転スイッチをOFFにして移動体駆動装置を停止し、第2ランプ24を点灯し、電気式圧力計32の圧力を検知して制御装置37に入力して記憶装置に記憶する。 ステップS51で電磁開閉弁31を開き、ステップS52で制御装置37内のタイマー手段の作動を開始する。ステップS53でタイマー手段がタイムアップすると、ステップS54で電気式圧力計32の圧力を検知し制御装置37に入力して記憶装置に記憶する。 【0067】 ステップS52〜ステップS53で電磁開閉弁31を開いた後、タイマー手段で時間をカウントするのは一対のガスバランサー5a,5bの一対のシリンダ6a,6bのガス圧力を均等にするためであり、タイマー手段の設定は数秒〜数十秒とするのである。 【0068】 ステップS55及びステップS56において、制御装置37内に構成されているガス洩れ程度判定手段により、ステップS50及びステップS54で記憶装置に記憶された電磁開閉弁31の開閉前後の圧力を演算して、それぞれのガスバランサー5a,5bの圧力変化を算出すると共に、ステップS46で記憶装置に記憶された圧力及び記憶装置にあらかじめ記憶されている設定圧力PSを考慮してそれぞれのガスバランサー5a,5bのガス洩れの程度を判定し、表示手段38に表示するのである。 このガス洩れ程度の判定には、電磁開閉弁31を閉じて運転したときの圧力の低下と開いて運転したときの圧力の低下との比を加味した上で、電気式圧力計32の圧力変化から求めるのである そして、運転管理者は、ガスバランサー5a,5bのガス洩れの程度を自動的に知って、部品交換、パッキン交換、オーバーホールなどの保守のやり方を決めることができるのである。 【0069】 次に、本発明の第六の実施の形態について図12に基づいて説明する。図12は制御装置によって実行される処理内容を示すフローチャートである。 第六の実施の形態は、第五の実施の形態において、運転電流を第二所定値と比較してガス洩れ信号を出力していたのに替えて、ガス洩れ状態信号が出力されたときの累積運転時間から電磁開閉弁31を閉じて運転するガス洩れ状態継続運転の累積時間を自動的に定めて、その時間が来るとガス洩れ信号を出力するようにしたものである。以下、第六の実施の形態について、図1、図2及び図10を参照しながら、図12に基づいて説明する。なお、第五の実施の形態と相違する点について詳細に説明し、第五の実施の形態と同じ点については説明を省略もしくは簡単な説明にとどめる。 【0070】 図12において、ステップS61で運転スイッチ34をONにする。ステップS62で制御装置37により電磁開閉弁31を開き、ステップ63で制御装置37内のタイマー手段を作動させる。 そして、運転管理者はステップS64でボールねじ用サーボモータ13a,13bを駆動して主軸ヘッド8を昇降させ、主軸用サーボモータ10を駆動して所定の加工を行う。 【0071】 一対のボールねじ用サーボモータ13a,13bは同期して駆動し、正確な位置制御ができるようにしており、かつ、運転電流検知器18a,18bにより各サーボモータ13a,13bの運転電流A1,A2を検知して、それぞれ制御装置37に入力し、記憶装置に記憶されたあらかじめ定めた第一所定値AT1と、入力された運転電流A1,A2とをそれぞれ制御装置37内に構成する運転電流比較手段で、ステップS65,S66において、比較していずれかの運転電流A1,A2が第一所定値AT1以上になると制御装置37内のガス洩れ状態検出手段がガス洩れ状態信号を出力する。 【0072】 運転電流A1,A2が第一所定値AT1未満のとき運転管理者はボールねじ用サーボモータ13a,13bの駆動を継続する(ステップS63〜S66)。 制御装置37がガス洩れ状態信号を出力するとステップS67で第1ランプ22を点灯し、電磁開閉弁31を閉じ、さらに電気式圧力計32の圧力を検知し制御装置37に入力して記憶装置に記憶すると共に、タイマー手段を停止し、カウント時間を記憶装置に記憶する。このカウント時間を記憶装置に記憶する手段が電磁開閉弁31を開いて運転する通常運転時の累積運転時間を記憶する累積運転時間記憶手段を構成するのである。 【0073】 次に、電磁開閉弁31を閉じた状態で、ステップS68で制御装置37のタイマー手段の時間を設定する。このタイマー手段の設定時間がガス洩れ状態継続運転の累積運転時間となるのである。 この時間の設定はステップS67で累積運転時間記憶手段に記憶した通常運転時の累積運転時間にあらかじめ定められた係数を乗じて自動的になされる。係数は0.2〜1.0の範囲で定めるのである。 【0074】 ステップS69でタイマー手段が作動し、ステップS70で運転管理者はボールねじ用サーボモータ13a,13bの駆動を継続する。 ステップS71において、タイマー手段がタイムアップしているかどうかを判定し、タイムアップするとガス洩れであると判定してガス洩れ信号を出力する。このタイマー手段での判定がガス洩れ検出手段の機能を発揮している。 【0075】 ステップS72において、運転スイッチ34をOFFにして移動体駆動装置を停止し、第2ランプ24を点灯し、電気式圧力計32の圧力を検知して制御装置37に入力し記憶装置に記憶する。 ステップS73で電磁開閉弁31を開き、ステップS74で制御装置37内のタイマー手段の作動を開始する。ステップS75でタイマー手段がタイムアップすると、ステップS76で電気式圧力計32の圧力を検知し制御装置37に入力して記憶装置に記憶する。 【0076】 ステップS74〜ステップS75で電磁開閉弁31を開いた後、タイマー手段で時間をカウントするのは一対のガスバランサー5a,5bの一対のシリンダ6a,6bのガス圧力を均等にするためであり、タイマー手段の設定は数秒〜数十秒とするのである。 【0077】 ステップS77及びステップS78において、制御装置37内に構成されているガス洩れ程度判定手段により、ステップS72及びステップS76で記憶装置に記憶された電磁開閉弁31の開閉前後の圧力を演算して、それぞれのガスバランサー5a,5bの圧力変化を算出すると共に、ステップS67で記憶装置に記憶された圧力及び記憶装置にあらかじめ記憶されている設定圧力PSを考慮してそれぞれのガスバランサー5a,5bのガス洩れの程度を判定し、表示手段38に表示するのである。 このガス洩れ程度の判定には、電磁開閉弁31を閉じて運転したときの圧力の低下と開いて運転したときの圧力の低下との比を加味した上で、電気式圧力計32の圧力変化から求めるのである そして、運転管理者は、ガスバランサー5a,5bのガス洩れの程度を自動的に知って、部品交換、パッキン交換、オーバーホールなどの保守のやり方を決めることができるのである。 【0078】 次に、本発明の第七の実施の形態について図13及び図14に基づいて説明する。図13は電気的構成を示す機能ブロック図、図14は制御装置によって実行される処理内容を示すフローチャートである。 第七の実施の形態は、第六の実施の形態において、ガス洩れ状態を検出するために、ボールねじ用サーボモータ13a,13bの運転電流を検知する運転電流検知器18a,18bを設けて運転電流を第一所定値AT1と比較してガス洩れ状態信号を出力していたのに替えて、電気式圧力計32の圧力を検知してあらかじめ定めた所定圧力PT以下になるとガス洩れ状態信号が出力されるようにした点が異なる。以下、第六の実施の形態と相違する点について詳細に説明し、第六の実施の形態と同じ点については説明を省略もしくは簡単な説明にとどめる。 【0079】 第七の実施の形態は、図13において、ボールねじ用サーボモータ13a,13b及びその運転電流を検知する運転電流検知器18a,18bを設けていない点が、第六の実施の形態を示す図10のブロック図とはことなる。 また、第七の実施の形態は、図14において、ステップS85で電気式圧力計32の圧力を検知して制御装置37に入力し、制御装置37内の圧力比較手段で検知圧力Pがあらかじめ定めて制御装置37内の記憶装置に記憶された所定圧力PT以下になると制御装置37内に構成するガス洩れ状態検出手段がガス洩れ状態信号を出力し、ステップ86で第1ランプ22を点灯し、電磁開閉弁31を閉じ、さらにタイマー手段を停止し、カウント時間を制御装置37内の記憶装置に記憶する。 【0080】 検知圧力Pが所定圧力PT以下でないときステップS83〜ステップS85を継続する。 この第七の実施の形態では、ステップS85で電気式圧力計32の検知圧力によりガス洩れ状態を検出している点が第六の実施の形態で運転電流によりガス洩れ状態を検出した点と異なるが、これ以外では第七の実施の形態は第六の実施の形態と同じであるので説明を省略する。 【0081】 なお、ステップS86で、電気式圧力計32の圧力を検知していないのは、記憶装置に記憶された所定圧力PTと同じであるからである。 このように、第七の実施の形態では、ガス洩れ状態を検出するのに、電気式圧力計32を利用でき、運転電流検知器を必要としない。 【0082】 以上説明した第一の実施の形態〜第六の実施の形態において、ボールねじ用サーボモータ13a,13bには、それぞれ運転電流検知器18a,18bを設けているが、いずれか一方に設けるだけでもよい。一対のガスバランサー5a,5bのうち、一方のガスバランサーのみからガス洩れが生じた場合でも、主軸ヘッド8の取付部12a,12bに剛性があるから、ボールねじ用サーボモータ13a,13bの駆動負荷は均等に増加するからである。これらの実施の形態では、それぞれサーボモータ13a,13bに運転電流検知器18a,18bを設けて、信頼性を高めている。 【0083】 また、第一の実施の形態〜第六の実施の形態において、ボールねじ用サーボモータ13a,13bの負荷を検知するのに、運転電流検知器18a,18bを用いたが、運転電流検知器18a,18bに替えてトルク検知器を用いてもよい。 【0084】 さらに、第一の実施の形態〜第七の実施の形態において、ボールねじ軸4a,4b、ボールねじ用サーボモータ13a,13bを一対用いたが、一つでもよい。 【図面の簡単な説明】 【0085】 【図1】本発明の実施の形態に係る移動体駆動装置の全体構成を示す正面図。 【図2】図1の平面図。 【図3】本発明の第一の実施の形態に係る電気的構成を示す機能ブロック図。 【図4】本発明の第二の実施の形態に係る電気的構成を示す機能ブロック図。 【図5】本発明の第三の実施の形態に係る電気的構成を示す機能ブロック図。 【図6】本発明の第四の実施の形態に係る電気的構成を示す機能ブロック図。 【図7】本発明の第四の実施の形態に係る制御装置によって実行される処理内容の一部を示す第1フローチャート。 【図8】本発明の第四の実施の形態に係る制御装置によって実行される処理内容の一部を示す第2フローチャート。 【図9】本発明の第四の実施の形態に係る制御装置によって実行される処理内容の一部を示す第3フローチャート。 【図10】本発明の第五の実施の形態に係る電気的構成を示す機能ブロック図。 【図11】本発明の第五の実施の形態に係る制御装置によって実行される処理内容の一部を示すフローチャート。 【図12】本発明の第六の実施の形態に係る制御装置によって実行される処理内容の一部を示すフローチャート。 【図13】本発明の第七の実施の形態に係る電気的構成を示す機能ブロック図。 【図14】本発明の第七の実施の形態に係る制御装置によって実行される処理内容の一部を示すフローチャート。 【図15】従来のマシニングセンタの平面図。 【図16】従来のマシニングセンタにおけるエアバランサーの構成説明図。 【符号の説明】 【0086】 4a,4b ボールねじ軸 5a,5b ガスバランサー 8 主軸ヘッド 13a,13b ボールねじ用サーボモータ 14 ガス配管 15 開閉弁 16 圧力計 18a,18b 運転電流検知器 19 ガス洩れ検出手段 21 ガス洩れ状態検出手段 23 ガス洩れ検出手段 27 累積運転時間記憶手段 28 累積運転時間表示手段 29 ガス洩れ検出手段 31 電磁開閉弁 32 電気式圧力計
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| 【出願人】 |
【識別番号】394007849 【氏名又は名称】株式会社堀内機械 【識別番号】000155609 【氏名又は名称】株式会社柳沢精機製作所
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| 【出願日】 |
平成17年10月3日(2005.10.3) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076406 【弁理士】 【氏名又は名称】杉本 勝徳
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| 【公開番号】 |
特開2007−98494(P2007−98494A) |
| 【公開日】 |
平成19年4月19日(2007.4.19) |
| 【出願番号】 |
特願2005−289612(P2005−289612) |
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