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【発明の名称】 積木
【発明者】 【氏名】村上 浩次

【要約】 【課題】本発明は、子供のころ誰もが遊んだ積木を、大人にも楽しく遊べないものか。大人も子供も一緒になって遊べないものか。ゲーム感覚で勝負が決まるような積木が作れないだろうか。無地である積木を、トランプカードのようにみんなで楽しめる世界的なゲームにするには、どのような発明が必要なのか。

【解決手段】積木100個に番号を表示することによって、積木を利用した、トランプゲームには出来ない、立体的な数のゲームがいくつでも出来るようになる。この積木は200ピースで1組なので、これをつぎ足すことによって、何人でも何組でもゲームに参加することが容易になった。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
積木と称するもの。積木として遊ぶもの。
保育園・幼稚園用道具。一つ一つ同じ型の積木100個に、1から100までの番号を1つずつ表示した積木を作ること。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明はバラバラになった積木を、順次積木箱に正確に配列して収められるようになった。
【背景技術】
【0002】
従来はバラバラになった積木は、元の積木箱に収まることは収まったが、同じ大きさ、同じ型でも人間で言うならば、指紋と同じで、一つ一つの木の木目、年輪があるため、元の積木箱にきれいに、おさまっているように見えるが、本当はバラバラに収まっていた。同じ物に順列をつける番号をつけることによって、みなはっきりと違うものにした。何を違うものにしたかというと、同じ積木でも、おいてある場所が違うということをである。
なぜ、この様なことを思いついたかというと、これは背景技術にあたることと思います。私自身、福祉関係現場の仕事に携わり、障害を持った子供も大人も、また、障害を持っていない人もみな含めて、みんなで楽しめる遊びとかゲームがあるといいな。自分自身で作れたらいいな。との思いの中から、大人も子供も含めた、自閉症と診断された人たちと接する機会にめぐまれ、自閉症とは何か?ということについて自分なりに勉強していく中で、高機能自閉症といわれている人たちに出会う。
彼らはなぜそう言われているかというと、NHKテレビでも放映されたが、ニューヨークの空に彼らを飛行機に乗せ1周2周と旋回し、帰ってきてもらって、彼らそれぞれに、飛行機の上から見たニューヨークの町並みを絵に描いてもらうと、ニューヨークのビルの窓の数、縦、横の数が写真で撮ったのと同じに正確に書いてあった。要するに、自閉症と言われている人の中には、目というか脳が写真機のようになっていて、空を飛んでいるときにパチリンコ、パチリンコと写して、それを地上に降りてきて絵に書いた。彼ら独自のペンタッチで。日本のゴッホと称賛された山下清画伯もその一人である。
もう一つのヒント。「自閉症とは」という講演を聞きに行ったとき、その先生が話されるには、自閉症と診断された人に森や林を見せて絵を書きなさいと言うと、理由のわからない絵を書いた。その絵を書いた人に、よくよく聞いてみると、彼の目に写ったものは、森でもなく、林でもなく木でもない。木についている葉の、葉の静脈というか葉脈を書きました。彼はそう言ったそうです。それでようやく、先生にその絵が理解できたということです。
自閉症と診断された人たちと接していると、僕ら、凡人には理解できない世界があるんだなということがよくわかる。
ここで、特許を出願するにあたっての背景技術の一つとして、自分の想像力を書く。
その子供、もしくは大人に百個ひとかたまりの積木で、一つの物体、オブジェを作ってもらう。それを写真に写しておいてから、くずしてしまう。彼が元どおり直してほしいと言う。あらかじめ写しておいた写真を見ながら組み立てなおすことになるのだろうけど。
何せ、高機能自閉症特殊能力を持っている人が作ったオブジェである。一つ一つの積木の木目を写真と照らし合わせて、オブジェを作ろうとするならば、ものすごく手間と時間を使わずにはおられないだろう。そうでもしなければ、彼らにとっては元通りではないのだから、納得しないであろう。自閉症特有の奇声を発したり、あばれだしたりするかもしれない。それを防ぐには、どのように工夫すればよいのか。いろいろと考えながら、子供たちとこども用ジグソーパズルであそんでいたとき、1ピース、1ピースの絵を見ながら、組み立ててゆくのだろうけども、完成されたパズルに始めからパズルの裏にでも順次した数字を書き込んであれば、数字が理解できる人であれば、1ピース1ピースに描かれた絵を見て、ジグソーパズルを組み立てるより数倍も早くジグソーパズルを完成することが出来る事に気づく。
これを積木に応用すれば100ピースで出来上がっている物体を、たとえ、くずれたとしても、また元通りに直すことが出来る。もちろん、数字の順番に並べられた積木の集合体でなければならないが。
自分がさがした限りでは、ジグソーパズルの裏に順次した数字を書き込んであるパズルを見たこともないし、ましてや、積木、集合体である積木に番号が表示してあるのを見たことがありません。もしもあれば、先願の発明ではないことになる。
一片、一片にアラビア数字か、漢数字、あるいはローマ数字を順次表示した積木は、何も表示されていない積木とどこが違うかというと、置かれている場所が違うということである。番号を表示された積木は、1から100までの自分の場所が決められたということである。これはあらゆる物、物質が構成される基本を示したものであるともいえる。
1つの例を書く。
10円玉は銅で出来ているが、これは金属元素の一つ一つ、元素記号Cuが、一つ一つ集まって、それも、ただ集まるだけでなく、元素Cuが一つ一つ順序よく配列されてこそ、10円玉という、人間の目に写る10円玉という物が出来るのである。仮に10円玉が100個の元素Cuから出来上がっているとすると、100個のCuが一つ一つ順序よく配列されていなければ、10円玉にはならない。これが違う順序によって配列されていたならば、ただの銅のかたまりになっている。積木100個に数字を表示することによって、物、物質の成り立ちをわかりやすく証明したことになる。積木100個が集まって、1つのもの、物体をあらわしているからである。
なお、積木については特開2002−153681号公報が見つかったが、これは、本願発明の従来例としては適当なものでなかった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
積木の目的は本来、幼児の想像力、思考力、構成力を養い、発明、工夫の力を培うことができる。
積木は3〜4歳から6〜7歳まで男女児に適するものであるが、この発明は積木を、年齢を問わず、誰でもゲームとして遊べるようにしたい。本発明はこの課題を解消するためになされたものである。
原始的概念としては、1,2,たくさん、の時代のほうが長く続いて、エジプトの時代、ピラミッドの時代になったのは、人類の歴史から見れば、つい最近のことである。1,2,たくさん、の時代から1,2,3,4,5,6・・・・・の時代、エジプトの時代、ピラミッド建設は幾何学の起源の最高潮の時である。
積木は幾何学から発達したものであろうが、積木を玩具、文化、教育という面から見ると、世界大百科事典によると、積木は、3〜4歳から6〜7歳まで男女児に適するものであり、現在、一般の幼稚園で用いられているものは、小型・中型・大型があり、また、形態も立方体・直方体・三角柱・板などがある。
小型のものは幼児が一人でこれを用いて遊び、また大型のものは、彼らの協力性を養うことができる。
さらに着色されたものより、生地のままの積木のほうが幼児の想像力、思考力、構成力を養い、発明工夫の力を培うことができる、と書いてある。ここに注目すべき点は、着色という言葉である。着色というと、デザインであり、数字そのものもまた、デザインでもある。
保育園・幼稚園用の積木は、世界大百科事典に書かれているように、生地のままの積木のほうが発明工夫の力を培うことができる。これは、すなわち、原始的概念であるところの1,2,たくさん、の時代と同じことである。幼児も成長とともに、1,2,たくさん、の世界から高学年になるにしたがって1,2,3,4,5,6と算数を学ぶようになる。そこで、積木に数字が表示してあれば、おのずと算数の世界に入りやすくなる。積木に数字を表示するということは、数学の中にある算術と幾何学を積木の特徴である立方体にあらわしたということである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
積木一つ一つに順番の番号を表示することによって、積木箱に元どおり、簡単に収まるようになった。
【発明の効果】
【0005】
(イ)数字番号を積木に表示することによって、一つ一つの積木の位置を決めることが出来るようになり、同じ順列で作った積木の物体、オブジェが何個でも作れるようになった。そのことを利用して積木の立体的なゲームが容易に作りやすくなった。
(ロ)幼児の積木遊びは、数学の歴史とよく似ている。幼児が1,2,たくさん、の原始的概念から1,2,3,4,5,・・・・数の概念を理解するようになるためには、番号が表示されてある積木で遊んだほうが、無地の積木で遊ぶよりも、数学的思考力が早く身につく。
(ハ)積木をゲーム感覚で遊ぶことにより、子供も大人も脳が活性化される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
図1は本願発明の実施の形態に係る積木を示し、
図2はこの積木をケースに収納した状態を示す。図2に示すように各積木1はケース2に収納されている。
【0007】
(イ)積木倒しゲーム(図1参照)
(1)1から100まで表示された積木を2組用意する。
(2)▲1▼をバラバラ、ごちゃ混ぜにする。
(3)▲2▼を番号順に規則正しく並ばせる。
(4)▲3▼を積木倒しをして、楽しむゲームである。
(5)早く作ったほうが勝ちである。
(ロ)積木つみゲーム
(1)1から100まで表示された積木を2組用意する。
(2)▲1▼をバラバラ、ごちゃ混ぜにする。
(3)▲2▼を番号順に規則正しく並ばせる。
(4)▲3▼の積木を1から10までを底辺として、その上に11から20番までと、順番に積み上げ、10段まで積み上げること。
(5)早く積み上げたチームの勝ちである。
(ハ)積木しんけいすいじゃくゲーム
トランプすいじゃくゲームを立体的に体感するゲーム。
(ニ)積木数字ならべゲーム(図2参照)
(1)積木箱から、バラバラ、ごちゃ混ぜに混ぜた2組の積木を早く、積木箱に番号順に規則正しく並べること。
(2)▲1▼を早く作ったチームが勝ち。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】 積木の図である。
【図2】 積木を並べた図である。
【符号の説明】
【0009】
1.積木
2.ケース
【出願人】 【識別番号】506163098
【氏名又は名称】村上 浩次
【出願日】 平成18年4月13日(2006.4.13)
【代理人】
【公開番号】 特開2007−283056(P2007−283056A)
【公開日】 平成19年11月1日(2007.11.1)
【出願番号】 特願2006−135761(P2006−135761)