| 【発明の名称】 |
遊技機における演出表示器の取付構造 |
| 【発明者】 |
【氏名】竹中 敏浩
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| 【要約】 |
【課題】演出表示器の液晶アセンブリの大きさの変更およびトップサイドアセンブリの変更に対し、ランプパネルの変更を不要にすることにより仕様変更する組み替えを低価格に、しかも短時間にでき、また従来の遊技機に比較し迫力ある演出を可能にする遊技機における演出表示器の取付構造を提供する。
【解決手段】前面液晶パネル7を含む液晶アセンブリを収容するトップカバー4は前面デザインパネル8より遊技者側に突出させ前面デザインパネル8の上部に一部重なった構造にしてある。また、トップサイドアセンブリ5,6は前面側から装着可能で、前面デザインパネル8より遊技者側に突出させている。この構造により仕様変更に際し、ランプパネルの形状変更を不要とし、液晶表示器の一層迫力ある演出を実現できる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 中央に遊技駆動部を収容する遊技機本体と、該遊技機本体の前面側に取り付けられる前面ドア部とからなり、 該前面ドア部はその略中央部に前記遊技駆動部を視認する前面デザインパネルが配置され、かつ前記前面ドア部の上部に演出表示器が配置され、 前記演出表示器はその中央に前面液晶パネルが、該前面液晶パネルの左右にスピーカが配置される構成の遊技機において、 前記演出表示器の中央は、前記前面デザインパネル面に対し前面側に突出するように、かつ前記前面デザインパネル面の上部に一部重なるようにトップカバー部を配設して前記トップカバー内に背面側から前記前面液晶パネルを備えた液晶アセンブリを組み込んで構成し、 前記演出表示器の中央の両側は、前記左右のスピーカをそれぞれ含む左右のトップサイドアセンブリを前面側から装着し、かつ前記前面デザインパネル面に対し前面側に突出させて固定することを特徴とする遊技機における演出表示器の取付構造。 【請求項2】 前記トップカバー部に組み込まれる液晶アセンブリの下部は、前記前面デザインパネル面と重なるトップカバー部内に収容されることを特徴とする請求項1記載の遊技機における演出表示器の取付構造。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、スロットルマシンなどの遊技機、さらに詳しくいえば該遊技機の前面側に配置される液晶画面やスピーカなどの演出表示器の取付構造に関する。 【背景技術】 【0002】 従来の遊技機における演出表示器の配置は前面デザインパネルとほぼ同じ奥行きに配置されるものが多数を占めていた。 そのため、例えば7インチの液晶表示器搭載筐体から仕様替えで10.4インチの液晶表示器を搭載させようとする場合には、縦方向の寸法が大きいため、ランプパネルの形状を変更する必要があった。 【0003】 図8は、従来の遊技機の液晶アセンブリ付近の断面図、図9は、その液晶アセンブリの脱着を説明するための図である。 筐体中央部の前面デザインパネル38の上方に前面液晶パネル37(その内側には液晶アセンブリの部材として液晶表示部40および液晶制御基板42を有する)が配置されている。前面液晶パネル37の両サイドにはスピーカおよび演出用LEDをアセンブリ化したトップサイドアセンブリ(左)・(右)が配置されている。 前面デザインパネル38は複数のLED,7セグメント表示,冷陰極管といった演出用表示器が適宜配置され、ランプパネル43に固定される。 ランプパネル43は前面ドアのベースの役目をするコントロールカバー33に固定される。このときの両者のクリアランスをLとすると、トップカバー34にはこのL寸法よりも小さい寸法の液晶アセンブリを取り付けなければならない。 また、このような構造において、より大きな液晶アセンブリを取り付けるにはL寸法を大きくするためにランプパネル43の形状変更を行なわなければならない。 【0004】 この種の遊技機の前面側の構成を変更するものとして遊技機の前枠全体を交換することなく表示板と電気的表示手段を容易に交換できる遊技機の構造が従来より提案されている(特許文献1)。 この提案は、前面側に、所定の表示を行うための表示用窓部を有する前面構成部材を着脱可能に装着したものである。 この表示用窓部の後側には、透明アクリル板で形成された表示板が配設され、その裏側に入賞図柄等の所定の情報がプリントされており、その大きさを変更することを想定しておらず、所定寸法以下の仕様変更しか対応することができない。すなわち、表示板に用いる各部材の変更はできても、表示板の大きさの変更に対応できるものではなかった。 【0005】 また表示部を前面側から装着することにより変更できるものとして特許文献2が提案されている。これは大幅且つ大胆で斬新なデザイン変更が可能で、且つフロントマスクが共通化できる上パネル構造を提供することを目的とするものである。 しかしながら、特許文献2についても上パネルアセンブリを中パネルアセンブリより前面側に突出させる構成でないため、上パネルアセンブリの各部材の大きさを大きくする仕様変更に対応することはできない構造である。 【特許文献1】特開2003−126332号公報 【特許文献2】特開2005−21441号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0006】 本発明の目的は、演出表示器の液晶アセンブリの大きさの変更およびトップサイドアセンブリの変更に対し、ランプパネルの変更を不要にすることにより仕様変更する組み替えを低価格に、しかも短時間にでき、また従来の遊技機に比較し迫力ある演出を可能にする遊技機における演出表示器の取付構造を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0007】 前記目的を達成するために本発明の請求項1は、中央に遊技駆動部を収容する遊技機本体と、該遊技機本体の前面側に取り付けられる前面ドア部とからなり、該前面ドア部はその略中央部に前記遊技駆動部を視認する前面デザインパネルが配置され、かつ前記前面ドア部の上部に演出表示器が配置され、前記演出表示器はその中央に前面液晶パネルが、該前面液晶パネルの左右にスピーカが配置される構成の遊技機において、前記演出表示器の中央は、前記前面デザインパネル面に対し前面側に突出するように、かつ前記前面デザインパネル面の上部に一部重なるようにトップカバー部を配設して前記トップカバー内に背面側から前記前面液晶パネルを備えた液晶アセンブリを組み込んで構成し、前記演出表示器の中央の両側は、前記左右のスピーカをそれぞれ含む左右のトップサイドアセンブリを前面側から装着し、かつ前記前面デザインパネル面に対し前面側に突出させて固定することを特徴とする。 本発明の請求項2は請求項1記載の発明において前記トップカバー部に組み込まれる液晶アセンブリの下部は、前記前面デザインパネル面と重なるトップカバー部内に収容されることを特徴とする。 【発明の効果】 【0008】 上記構成によればランプパネルの変更が不要となるため、筐体の仕様替えが低コストで容易に出来る。また、演出表示器が遊技者側に接近するため、従来の構造よりも迫力ある演出を提示することが出来る。演出表示器は奥行き方向の寸法に余裕が生じるため、バリエーションに富んだ演出が可能となる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0009】 以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。 図1は、本発明による演出表示器の取付構造を適用した遊技機の外観を示す図で、(a)は正面図,(b)は上面図,(c)は右側面図である。 遊技機1は本体部を構成するキャビネット1bと、キャビネット1bに枢着される前面ドア部1aより構成されている。 前面ドア部1aの中央部には前面デザインパネル8が配置され、その上方に前面液晶パネル7が配置されている。前面液晶パネル7の両サイドにはスピーカや演出用LEDをアセンブリ化したトップサイドアセンブリ5(右),6(左)が配置されている。 【0010】 前面デザインパネル8は複数のLED,7SEGおよび冷陰極管で構成される演出用表示器を適宜配置するランプパネル23(図2参照)に固定されている。 ランプパネル23は前面ドア部1aのベースの役目をするコントロールカバー3に固定されている。 前面デザインパネル8は透明体であって、図7に示すキャビネット1b側に設けられた遊技駆動部である3つのスロットル部24a,24bおよび24cが前面デザインパネル8を通して見ることができる。 【0011】 前面デザインパネル8の下部の突出部上面の右側付近には1ベットをかけるためのボタン12,2ベットをかけるためのボタン13およびMaxのベットをかけるためのボタン14が配置され、左側付近にはメダルを投入するためのメダル投入口11が配置されている。前面デザインパネル8の下部の突出部の前面側の右側付近にはスロットルを回転させるためのスタートレバー15が、中央部には3つのスロットル部をそれぞれ停止させるためのストップボタン16が配置されている。 さらに前面ドア部1aの最下部付近の中央には、スロットルが揃って当たりが発生したとき支払われるメダルの払出口19が、その左右にはスピーカ17,18がそれぞれ配置されている。 【0012】 図2は図1のA−A断面図、図3は図2において液晶アセンブリの脱着を説明するための図である。 トップカバー4は前面デザインパネル8より前面側に突出し、かつその下部が前面デザインパネル8の上部に少し重なった状態でコントロールカバー3に取り付けられている。 このトップカバー4の中に液晶アセンブリ21がユニットとして前面ドア部1aの背面開口部より挿入して固定されるようになっている。 【0013】 液晶アセンブリ21は前面液晶パネル7と、前面液晶パネル7の背後に配置された液晶表示器24と、液晶表示器24の裏側に取り付けられた液晶制御基板22とが一体となって構成されている。液晶アセンブリ21の前面液晶パネル7の形状はその縦の寸法が液晶制御基板22を取り付ける構造体の寸法より大きく、前面液晶パネル7の形状の下部は液晶制御基板22の構造体より下方向に突出した状態で一体となっている。したがって、液晶表示器24はそのまま取り付けることを想定すると、前面デザインパネルの上部と干渉し、取り付けることができない。 【0014】 すなわち、前面ドア部1aの液晶アセンブリを入れるための背面開口部のクリアランスをLとすると、従来機ではこのL寸法よりも小さい寸法の液晶アセンブリをトップカバーへ取り付けなければならなかった。この形状から、より大きな液晶アセンブリを取り付けるにはL寸法を大きくしなければならず、そのためにランプパネルの形状変更を行なわなければならなかった。 【0015】 しかしながら、本発明では前面ドア部1aの背面開口部より図3に示すように傾けて液晶アセンブリ21をトップカバー4内に入れ、液晶アセンブリ21の下部を前面デザインパネル部8の前面側に形成されているトップカバー4の空間部4aに導き、トップカバー4の空間部4aの下面を支点として液晶アセンブリ21の上部を回動させることにより、トップカバー4内に収容するようになっている。そのため上述のように液晶アセンブリの縦の寸法が大きくなるように仕様変更しても、前面デザインパネル8より遊技者側に突出させているトップカバー4内に収容することができる。 【0016】 図4は図1のB−B断面図、図5は図4においてトップサイドアセンブリの脱着を説明するための図である。 上記前面液晶パネル7の両側に取り付けられるトップサイドアセンブリ5,6は、トップカバー4に前面側から装着することが可能である。 トップサイドアセンブリ5は、その枠5aに多数の演出用LED5bとスピーカ9が取り付けられている。トップサイドアセンブリ6も同様な構成である。このトップサイドアセンブリ5,6も前面デザインパネル8より遊技者側に突出させた構造であるので、大きなスピーカの取り付けが可能になった。 また、トップサイドアセンブリは奥行き方向の寸法にも余裕が生じて空間部5cができるため、演出用LED5bの他にも様々な演出モジュールの搭載が可能になる。 【0017】 図6は前面ドア部裏面の構造を示す図である。 前面ドア部1aはその側縁にヒンジが設けられ、キャビネット1bに取り付けられており、ヒンジを支点に開けることができる。前面デザインパネル8は透明体で、キャビネット1bのスロットル部の窓となる。上部中央には液晶アセンブリ21の背面が見えている。また、その左右にはトップサイドアセンブリ5,6のスピーカ9,10の背面が見えている。 【0018】 以上説明した実施の形態は、遊技機として中央の前面デザインパネルにスロットル部を配置した遊技機の例を説明したが、他の遊技機であってもこれと同様に中央部に遊技駆動部を配置した構造で、その上に前面液晶パネルを配置した液晶表示器を有するものであれば、同様の構造にすれば、同様の効果を得ることができる。 また、前面デザインパネルの形状が矩形状の例を説明したが、必ずしも矩形状である必要はなく、円形や曲線を用いた形状などであってもよい。 【産業上の利用可能性】 【0019】 ゲームセンタや遊技施設などに設置される遊技スロットルマシンなどの遊技機である。 【図面の簡単な説明】 【0020】 【図1】本発明による演出表示器の取付構造を適用した遊技機の外観を示す図で、(a)は正面図,(b)は上面図,(c)は右側面図である。 【図2】A−A断面図である。 【図3】図2において液晶アセンブリの脱着を説明するための図である。 【図4】B−B断面図である。 【図5】図4においてトップサイドアセンブリの脱着を説明するための図である。 【図6】ドア裏面の構造を示す図である。 【図7】本体内部の構造を示す図である。 【図8】従来の遊技機の液晶アセンブリ付近の断面図である。 【図9】従来の液晶アセンブリの脱着を説明するための図である。 【符号の説明】 【0021】 1 遊技機 1b キャビネット 3 コントロールカバー 4 トップカバー 5 トップサイドアセンブリー(右) 6 トップサイドアセンブリー(左) 7 前面液晶パネル 8 前面デザインパネル 9,10,17,18スピーカ 11 メダル投入口 12 1ベットボタン 13 2ベットボタン 14 MAXベットボタン 15 スタートレバー 16 ストップボタン 19 メダル払出口 20 灰皿 21 液晶アセンブリ 22 液晶制御基板 23 ランプパネル 24 液晶表示器
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| 【出願人】 |
【識別番号】306019111 【氏名又は名称】株式会社タイトー
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| 【出願日】 |
平成18年5月12日(2006.5.12) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100075144 【弁理士】 【氏名又は名称】井ノ口 壽
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| 【公開番号】 |
特開2007−301184(P2007−301184A) |
| 【公開日】 |
平成19年11月22日(2007.11.22) |
| 【出願番号】 |
特願2006−133242(P2006−133242) |
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