| 【発明の名称】 |
水中油型乳化化粧料 |
| 【発明者】 |
【氏名】戸部 香織
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| 【要約】 |
【課題】本発明は、水分保持能および乳化安定性に優れた水中油型乳化化粧料に関し、さらには乳化物中に気泡を安定に保持することが可能な水中油型乳化化粧料を提供することにある。
【解決手段】油相のゲル形成剤として、グリセリン脂肪酸エステルエイコサン二酸縮合物、デカグリセリン脂肪酸エステルエイコサン二酸縮合物、グリセリン脂肪酸エステル、フラクトオリゴ糖脂肪酸エステルからなる群より選ばれる一種または二種以上、水相のゲル形成剤として寒天、カラギーナン、グルコマンナン、ゼラチンからなる群より選ばれる一種または二種以上とを含有した水中油型乳化化粧料を提供することにより、上記課題を解決することを見いだしたもの。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 油相のゲル形成剤として、グリセリン脂肪酸エステルエイコサン二酸縮合物、デカグリセリン脂肪酸エステルエイコサン二酸縮合物、グリセリン脂肪酸エステル、フラクトオリゴ糖脂肪酸エステルからなる群より選ばれる一種または二種以上、水相のゲル形成剤として寒天、カラギーナン、グルコマンナン、ゼラチンからなる群より選ばれる一種または二種以上とを含有することを特徴とする水中油型乳化化粧料。 【請求項2】 グリセリン脂肪酸エステルエイコサン二酸縮合物が(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、デカグリセリン脂肪酸エステルエイコサン二酸縮合物が(ベヘン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリル、グリセリン脂肪酸エステルがベヘン酸グリセリル、フラクトオリゴ糖脂肪酸エステルがステアリン酸イヌリンであることを特徴とする請求項1記載の水中油型乳化化粧料。 【請求項3】 親水性界面活性剤を含む水相を、70〜90℃にて高速攪拌し、気泡を混入させた後、予め加熱溶解した油相を加え、再度高速攪拌して乳化することを特徴とする請求項1または2記載の気泡を安定に保持する水中油型乳化化粧料。 【請求項4】 さらに、多孔質粉体を含有することを特徴とする請求項1〜3の1項記載の水中油型乳化化粧料。 【請求項5】 親水性界面活性剤を含む水相を、70〜90℃にて高速攪拌し、気泡を混入させた後、予め加熱溶解した油相を加え、再度高速攪拌して乳化することを特徴とする請求項3または4記載の気泡を安定に保持する水中油型乳化化粧料の製造方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、水分保持能および乳化安定性に優れた水中油型乳化化粧料に関し、さらには乳化物中に気泡を安定に保持することが可能な水中油型乳化化粧料に関する。 【背景技術】 【0002】 水中油型乳化化粧料において、肌の水分保持能を高める方法としては、多価アルコールや糖類などの保湿剤や、水溶性高分子を用いて水分蒸散量や水分蒸散速度を抑える方法と、炭化水素系の油分や固形ワックスなどの閉塞性の高い基剤を油相に用いる方法とが一般に知られている。 【0003】 多価アルコールや糖類などの保湿剤や、水溶性高分子を用いる方法については、一般に実施されている方法で、化粧料には基本的には必須成分である。しかしながら、多価アルコールや糖類は使用感に大きく影響を及ぼし、配合が過剰になると著しくそのべたつき感が不快となる。また、水溶性高分子も化粧料に通常的に配合されるが、配合過多になるとゲル化を生じたり、肌上で伸ばしたとき剥離した高分子の凝集物がカスとなって発生したりすることがある。 【0004】 これらの保湿(水分保持能)を目的とする成分は、水中油型乳化化粧料における乳化安定性にはほとんど寄与していない。水分保持能と乳化安定性を兼ね備えた方法については、あまり例がない。 【0005】 水中油型乳化化粧料において、肌への水分保持能の向上と乳化安定性を目的として研究された例はみられないが、結果的にそれらを兼ね備えた乳化物が得られたものとして、幾つか関連文献が存在する。 【0006】 水溶性多価アルコールを含む乳化化粧料において、レシチンとポリオキシアルキレンジグリセリルエーテルのような保湿能に優れた界面活性剤を用いる方法(特許文献1参照)、耐水性に優れた被膜を形成するα−サイクロデキストリン、ポリオキシエチレングリコール及び油性成分を含有する乳化物(特許文献2参照)、トリグリセリドなどの極性油と脂肪酸石鹸と高分子非イオン界面活性剤を用いる方法(特許文献3参照)、O/W型クリーム状乳化化粧料において、平均重合度2〜10のポリグリセリンと油性成分、乳化剤及び水を含有し、かつ25℃で固形の油性成分及び25℃で固形の親油性乳化剤から選ばれた一種または二種以上を用いる方法(特許文献4参照)、多鎖多親水基型化合物の1種又は2種以上およびポリヒドロキシル化合物を含有させる方法(特許文献5参照)、水中油型乳化化粧料において(a)リン脂質(b)非イオン性界面活性剤(c)高級アルコール(d)固形油及び/又はペースト油を40質量%以上含んだ油(e)多価アルコール(f)水を含有し、成分(d)中にし、乳化滴の粒径が1μm以下であることを特徴とする方法(特許文献6参照)などが開示されている。これらは、特に一定の理論に基づくものではない。 【0007】 【特許文献1】特開平8−183727公報 【特許文献2】特開平9−124437公報 【特許文献3】特開平10−101522公報 【特許文献4】特開2000−302668公報 【特許文献5】特開2004−168735公報 【特許文献6】特開2004−269502公報 【0008】 また、使用性を改善する手段のひとつに、乳化物中に気泡を混入させる方法が知られている。これは、食品におけるホイップクリームのようなふっくら柔らかな感触を得るというものであるが、難点として乳化物中に気泡を安定に存在させることが難しいという問題がある。単に泡を混入させるだけでは、経時的に泡抜けしやすい。 【0009】 乳化物中に泡を安定に存在させる方法に関しても、幾つか関連文献が存在する。 【0010】 分子中に極性官能基を有する融点50℃以上のワツクス及びI.O.B.値が0.07〜1.5の常温で液体の油分からなる可塑体と水及び/又は多価アルコールに気体を5〜80%オーバーランさせてホイツプ処理する方法(特許文献7参照)、寒天、ゼラチン、アルギン酸ナトリウム、カラギーナン、ジェランガム、グルコマンナン、カードランからなる群より選ばれる流動性のないゲルを形成する高分子を水相中にゲル形成可能量用いる方法(特許文献8参照)、流動性がなく融点が40℃以上であるゲルを形成する高分子物質を水相中にゲル化可能量と、常温で固体の固形油分と、乳化剤として非イオン性界面活性剤とを用いる方法(特許文献9参照)などが、開示されている。 【0011】 【特許文献7】特開昭56−79613公報 【特許文献8】特開2002−145720公報 【特許文献9】特開2002−145734公報 【0012】 これら文献においては、泡を混入させることによる使用性の改善と乳化安定性を目的とするものであり、水分保持能のような、肌に対する生理作用までも兼ね備えたものではない。 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0013】 本発明においては、優れた水分保持能および乳化安定性を兼ね備えた水中油型乳化化粧料に関し、さらにはその乳化物中に気泡を安定に保持することが可能な水中油型乳化化粧料を提供する方法について鋭意検討した。 【課題を解決するための手段】 【0014】 本発明者は、前記課題を解決するために研究を行った結果、油相のゲル形成剤として、グリセリン脂肪酸エステルエイコサン二酸縮合物、デカグリセリン脂肪酸エステルエイコサン二酸縮合物、グリセリン脂肪酸エステル、フラクトオリゴ糖脂肪酸エステルからなる群より選ばれる一種または二種以上、水相のゲル形成剤として寒天、カラギーナン、グルコマンナン、ゼラチンからなる群より選ばれる一種または二種以上を含有することで、これらの課題を解消した水中油型乳化化粧料が得られることを見いだし、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は、上記の構成による水中油型乳化化粧料を提供するものである。 【発明の効果】 【0015】 本発明によれば、優れた水分保持能および乳化安定性を兼ね備えた水中油型乳化化粧料が得られる。また、さらにその乳化物中に気泡を安定に保持することが可能な水中油型乳化化粧料が提供される。 【発明を実施するための最良の形態】 【0016】 本発明の実施の形態を説明する。本発明においては、油相のゲル形成剤として、グリセリン脂肪酸エステルエイコサン二酸縮合物、デカグリセリン脂肪酸エステルエイコサン二酸縮合物、グリセリン脂肪酸エステル、フラクトオリゴ糖脂肪酸エステルからなる群より選ばれる一種または二種以上を用いる。 【0017】 本発明に用いるグリセリン脂肪酸エステルエイコサン二酸縮合物、デカグリセリン脂肪酸エステルエイコサン二酸縮合物は、高級脂肪酸とエイコサン二酸とグリセリンもしくはポリグリセリンとのオリゴマーエステルで、炭素数14〜22の高級脂肪酸が好ましい。特にベヘン酸とエイコサン二酸とグリセリンもしくはポリグリセリンとのオリゴマーエステルである(ベヘン酸/エイコサン二酸)グリセリル、(ベヘン酸/エイコサン二酸)ポリグリセリルが好ましい。 【0018】 また、本発明に用いるグリセリン脂肪酸エステルは、高級脂肪酸とグリセリンとのエステルで、炭素数14〜22の高級脂肪酸が好ましい。特にベヘン酸グリセリルが好ましい。 【0019】 本発明に用いるフラクトオリゴ糖脂肪酸エステルは、フルクトースを主要構成糖とするオリゴ糖であるフラクトオリゴ糖との脂肪酸エステルである。フラクトオリゴ糖としては、イヌリンが好ましく、これに反応させる脂肪酸としては、炭素数8〜22直鎖飽和脂肪酸のものが好ましい。フラクトオリゴ糖脂肪酸エステルとしては、供給の面でもステアリン酸イヌリンが特に好ましい。 【0020】 本発明に用いるグリセリン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステルエイコサン二酸縮合物、デカグリセリン脂肪酸エステルエイコサン二酸縮合物、フラクトオリゴ糖脂肪酸エステルから選択される一種または二種以上のゲル形成剤の化粧量全量に対する割合としては、0.5〜10質量%であることが好ましい。これを越えると、肌に塗布したときの伸びが重くなり、0.5質量%未満では、本発明の効果である水分保持能が得られない。 【0021】 本発明に用いる水相のゲル形成剤としては寒天、カラギーナン、グルコマンナン、ゼラチンからなる群より選ばれる一種または二種以上を用いる。これらのゲル化剤の中でも、特に寒天が好ましい。水相のゲル形成剤の化粧量全量に対する割合としては、0.1〜8質量%であることが好ましい。これを越えると、ゲルの硬さによってクリームを指で取り出すことが難しくなり、肌に塗布したときの伸びも重くなる。0.1質量%未満では、本発明の効果である水分保持能が得られない。 【0022】 さらに本発明の水中油型乳化化粧料が有する新たな特徴として、乳化物中に気泡を安定に保持することができる点がある。水相のゲル化剤の作用により、まず気泡を水相中で固定化させることが可能となる。さらに油相中のゲル化剤の作用によって、乳化時の消泡現象を防止することから、気泡を多量に、しかも安定に保持した水中油型乳化化粧料を得ることができる。 【0023】 水相中で気泡を多量に発生させるためには、乳化時に用いる親水性の界面活性剤は、水相中に加えておくことが望ましく、さらに多孔質粉体を加えることで、気泡を発生しやすくすることができる。本発明に用いる多孔質粉体としては、化粧料で一般に用いられる多孔質を有する粉体であればよく、例えばタルク、マイカ、セリサイト、カオリン、多孔質シリカ、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、炭酸カルシウム、サンゴ未焼成カルシウム末などの無機粉体、多孔質ナイロンパウダー、セルロースパウダー、コーンスターチ、多孔質ポリスチレンビーズなどの有機粉体などを用いることができる。多孔質シリカ、サンゴ未焼成カルシウム末が起泡性の点で特に好ましい。 【0024】 気泡を乳化物中に安定に保持させるには、まず親水性界面活性剤を含む水相を、70〜90℃に加熱して、高速攪拌し、気泡を多量に混入させる必要がある。次に、加熱溶解した油相を加え再度高速攪拌して乳化を完了させる。さらに減圧状態にならないよう調節しながら冷却してゆくことで、気泡を安定に保持した水中油型乳化化粧料を得ることができる。 【0025】 本発明の水中油型乳化化粧料は、気泡を含ませることで、ふっくら柔らかな感触が得られ、クリームの伸びも軽くなり、さらに使用性の優れたものとなる。 【0026】 本発明の水中油型乳化化粧料には、前述の必須となる成分以外に、必要に応じて、一般的な化粧料や医薬部外品に配合される他の成分、例えば油脂,保湿剤,粉体,色素,紫外線吸収剤,増粘剤,pH調整剤,キレート剤,薬剤,香料,樹脂,その他アルコール類等を適宜必要に応じて配合することができる。また、他のゲル化剤なども使用感等に大きく影響しない範囲で用いることができる。 【実施例】 【0027】 次に本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、本発明の水中油型乳化化粧料は、これらに限定されるものではない。 【0028】 [水分量測定による水分保持能評価] 表1に示す実施例1〜5および比較例1〜4の水中油型乳化化粧料を調製し、これらについて、水分保持能を評価する試験として、水分量の測定を行った。まず、試料をメンブランフィルター(Millipore Type JH, 0.45μm)に塗布(15mg/cm2)し、10mL の蒸留水を入れたバイアルビン(容量13mL、開口部径12mm)に装着する。これを室温(20±3℃、相対湿度40±3%)で静置し、1時間後の試料塗布膜の水分量を測定した。水分量は光ファイバー式近赤外線(NIR)水分計 IR−MF200(チノー社製)を使用した。比較として、比較例1〜4を用いた。結果を、表1下段に示す。 【0029】 以下の判定基準にて水分保持能を評価した。 [水分量での判定基準] ○:水分量が15%以上 △:水分量が10%以上〜15%未満 ×:水分量が10%未満 【0030】 次に、それらの「水分保持能」について、10名の専門パネルを用いて官能的に評価した。試料をそれぞれ肌に塗布し、10分後、1時間後、2時間後の肌上でのしっとり感にて「水分保持能」を評価した。判定基準は下記のとおりである。10名の平均値を総合評価点とした。処方及び結果を表1に示す。なお、表1に示した各成分の量目は、質量%である。 [判定基準] 1:しっとり感が持続する 2:しっとり感が感じられるが持続しない 3:しっとり感が感じられない 【0031】 表1から明らかなように、実施例の水中油型乳化化粧料は、比較例に比べて、優れた水分保持能を有することが認められた。 【0032】 さらに、同様に実施例1〜5および比較例1〜4の水中油型乳化化粧料について、安定性を観察した。乳化安定性を50℃及びの40℃高温下で観察した。製造後24時間室温保存した後、製造1ヶ月後、3ヶ月後の乳化状態について目視にて評価した。結果を表1に示す。 [安定性の判定基準] ○:変化なし △:分離ぎみ ×:完全に分離 【0033】 【表1】
【0034】 製造方法: 成分1〜6の油相部および、成分7〜13の水相部をそれぞれ80℃に加熱溶解した後、攪拌状態で水相部に油相部を徐々に加え、混合均一化する。完全に乳化した後、冷却を行い50℃にて成分14を加え、さらに室温まで冷却する。 【0035】 表1より明らかなように、本発明の水中油型乳化化粧料は、乳化安定性にも優れ、40℃及び50℃の高温下でも安定であった。 【0036】 次に、表2に示した実施例6〜10および比較例5〜8の気泡を安定に保持する水中油型乳化化粧料を調製した。なお、表2中の成分の量目は、質量%である。実施例6〜10および比較例5〜8を用いて、オーバーラン及び気泡の安定性を評価した。結果を表2に示す。 [オーバーラン] オーバーランは、食品のホイップクリームの品質評価で一般的に用いられる測定で、気泡による容積増加の割合の算出方法であり、次式1により求められる。 【0037】 【数1】
【0038】 気泡の安定性については、実施例6〜10および比較例5〜8の試料を5℃及び40℃に保存し、25℃に保存した試料を対照として、24時間後の状態を以下の判定基準にて評価した。同様に10名の専門パネルを用い、気泡の大きさおよび持続性を評価した。 [判定基準] [気泡の大きさ] ○:変化が観察されない △:増大が観察される ×:極めて増大が観察される [気泡の持続性] ○:変化が観察されない △:気泡抜けが観察される ×:極めて気泡抜けが観察される(体積減少が見られる) 【0039】 【表2】
【0040】 実施例6〜10及び比較例5〜8の製造方法: 成分7〜13の水相部を80℃に加熱溶解した後、一定時間高速攪拌を行い気泡を発生させる。これに80℃で加熱溶解させた成分1〜6の油相部を徐々に加え、さらに一定時間高速攪拌を行い、混合均一化する。乳化後、低速攪拌状態にて冷却を行い、50℃にて成分14を加え、さらに室温まで冷却する。 【0041】 実施例から比較例まで、すべての試料に関して、オーバーランの割合は110〜116%の範囲であり、気泡の混入の割合に関しては、特に大差がないことが確認された。 【0042】 以上、表2の結果からも明らかなように、本発明の水中油型乳化化粧料は、気泡を多量に混入させた場合でも、気泡を安定に保持できることが認められた。これにより、優れた水分保持能を有するだけでなく、ふっくら柔らかな感触が得られることで、クリームの伸びも軽くなり、さらに使用性に優れたものとなる。さらに実施例を挙げて詳しく説明する。 【0043】 [実施例11]保湿クリーム 1.スクワラン 5.0(質量%) 2.2-エチルヘキサン酸トリグリセライド 10.0 3.ステアリン酸イヌリン 2.0 4.ベヘン酸グリセリル 2.0 5.親油型モノステアリン酸グリセリン 1.5 6.ジステアリン酸スクロース 1.5 7.精製水 66.9 8.1,3-ブチレングリコール 6.0 9.ジグリセリン 3.0 10.ゼラチン 0.3 11.寒天 0.2 12.ステアリン酸スクロース 1.0 13.フェノキシエタノール 0.5 14.香料 0.1 製造方法: 成分1〜6の油相部および、成分7〜12の水相部をそれぞれ80℃に加熱溶解したのち、攪拌状態で水相部を油相部に徐々に加え、混合均一化する。完全に乳化した後、冷却を行い50℃にて成分13〜14を加え、さらに冷却し、混合均一化する。 【0044】 [実施例12]保湿用マスク 1.吸着精製ラノリン 5.0(質量%) 2.ヒドロキシステアリン酸コレステリル 4.0 3.(ベヘン酸/エイコサン二酸) 1.0 デカグリセリル 4.(ベヘン酸/エイコサン二酸) 1.0 グリセリル 5.ベヘニルアルコール 0.5 6.スクワラン 3.0 7.精製水 73.7 8.1,3-ブチレングリコール 10.0 9.カルボキシビニルポリマー 0.1 10.L-アルギニン 0.1 11.寒天 0.3 12.グルコマンナン 0.1 13.ステアリン酸スクロース 1.0 14.パラオキシ安息香酸エステル 0.1 15.香料 0.1 製造方法: 成分1〜6の油相部および、成分7〜14の水相部をそれぞれ80℃に加熱溶解したのち、攪拌状態で水相部を油相部に徐々に加え、混合均一化する。完全に乳化した後、冷却を行い50℃にて成分15を加え、さらに冷却し、混合均一化する。 【0045】 [実施例13]ホイップ状マッサージクリーム 1.スクワラン 33.0(質量%) 2.2-エチルヘキサン酸トリグリセライド 15.0 3.ステアリン酸イヌリン 2.0 4.ベヘン酸グリセリル 2.0 5.親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0 6.ベヘニルアルコール 1.0 7.精製水 32.5 8.1,3-ブチレングリコール 6.0 9.ステアリン酸スクロース 3.0 10.N-ステアロイル-L-グルタミン酸 0.3 ナトリウム 11.多孔質シリカ 2.0 12.寒天 0.3 13.カラギーナン 0.1 14.カルボキシビニルポリマー 0.2 15.L-アルギニン 0.2 16.フェノキシエタノール 0.3 17.香料 0.1 製造方法: 成分7〜15の水相部を80℃に加熱溶解したのち、高速攪拌により一定量の気泡を発生させる。次に予め80℃で加熱溶解しておいた成分1〜6の油相部を徐々に加え、混合均一化する。さらに高速攪拌を行い完全に乳化した後、冷却を行い50℃にて成分16〜17を加え、さらに冷却し、混合均一化する。 【0046】 [実施例14]ホイップ状水中油型乳化ファンデーション 1.スクワラン 13.0(質量%) 2.2-エチルヘキサン酸セチル 6.0 3.ステアリン酸イヌリン 0.5 4.(ベヘン酸/エイコサン二酸) 2.5 グリセリル 5.親油型モノステアリン酸グリセリン 1.5 6.ベヘニルアルコール 0.5 7.精製水 45.1 8.1,3-ブチレングリコール 15.0 9.水素添加大豆リン脂質 2.0 10.寒天 0.5 11.多孔質シリカ 3.0 12.二酸化チタン 8.0 13.黄酸化鉄 1.6 14.ベンガラ 0.2 15.黒酸化鉄 0.1 16.キサンタンガム 0.1 17.フェノキシエタノール 0.3 18.香料 0.1 製造方法: 成分7〜16の水相部を80℃に加熱溶解したのち、高速攪拌により一定量の気泡を発生させる。次に予め80℃で加熱溶解しておいた成分1〜6の油相部を徐々に加え、混合均一化する。さらに高速攪拌を行い完全に乳化した後、冷却を行い50℃にて成分17〜18を加え、さらに冷却し、混合均一化する。 【0047】 さらに記載した本発明の実施例11〜12においては、乳化安定性にも優れ、実使用においても、肌に持続的なしっとり感が認められた。また、気泡を含ませた本発明の実施例13〜14においても、乳化安定性、水分保持能に優れるだけでなく、経時的な気泡の抜けもなく極めて安定に気泡を保持できることが確認された。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000135324 【氏名又は名称】株式会社ノエビア
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| 【出願日】 |
平成18年1月24日(2006.1.24) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2007−197332(P2007−197332A) |
| 【公開日】 |
平成19年8月9日(2007.8.9) |
| 【出願番号】 |
特願2006−14528(P2006−14528) |
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