| 【発明の名称】 |
複室容器 |
| 【発明者】 |
【氏名】川田 英樹
【氏名】吉川 和成
【氏名】庄司 英克
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| 【要約】 |
【課題】隔壁弱シール部などの意図せぬ開裂を防止し、隔壁弱シール部の易剥離性が維持された、取扱い性の良好な複室容器を提供する。
【解決手段】複室容器10は、収容室11,12、収容室間を区画する隔壁弱シール部13、一対の側壁強シール部16および一対の補助強シール部20を備える。補助強シール部20の周端縁は、突出抑制部21、屈曲部22、中間部24および側端部23を含み、中間部24に沿う延長線25と、隔壁弱シール部13の一方の収容室11側の端縁26との交点27が、一対の側壁強シール部の端縁18間における幅方向15の中央3分の1領域内に存在する。また、補助強シール部20についての幅方向15の長さ(端縁18−突出抑制部21間)D1が、一対の側壁強シール部の端縁18間の長さW1に対して、下記式(1)で示されるように形成されている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 収容液が封入される複数の収容室を備える複室容器であって、 前記複室容器の周縁に設けられる周縁強シール部と、隣接する各前記収容室を区画する隔壁弱シール部とを備え、 前記周縁強シール部は、前記収容室の隣接方向と直交する幅方向において互いに対向する一対の側壁強シール部を備え、 前記隔壁弱シール部は、前記一対の側壁強シール部の間に設けられ、 各前記側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁と、前記隔壁弱シール部の前記幅方向外側の端縁との間に、各前記側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁から各前記収容室の内部側へ張り出された一対の補助強シール部を備え、 各前記補助強シール部の周端縁は、 各前記隔壁弱シール部の前記幅方向外側の端縁にそれぞれ当接して前記補助強シール部の前記幅方向内側への突出を抑制する突出抑制部と、 前記突出抑制部の一方の収容室側の端部から連続し、前記側壁強シール部へ向かってかつ前記隔壁弱シール部に対し他方の収容室側とは反対の側へ傾斜して屈曲する屈曲部と、 前記一方の収容室における側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁から連続し、前記幅方向内側へ向かってかつ前記隔壁弱シール部に対し前記他方の収容室側へ傾斜して延びる側端部と、 前記屈曲部と前記側端部との間で前記屈曲部および前記側端部のそれぞれと連続する中間部と、を含み、 各前記補助強シール部周端縁の前記中間部に沿う延長線と、前記隔壁弱シール部の前記一方の収容室側の端縁との交点が、それぞれ、前記一対の側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁間における前記幅方向の中央3分の1領域内に存在し、 各前記側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁から各前記補助強シール部周端縁の突出抑制部までの前記幅方向の長さD1が、前記一対の側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁間での前記幅方向の長さW1に対して、下記式(1)で示されるように形成されていることを特徴とする、複室容器。 W1/20<D1<W1/10 ……(1) 【請求項2】 前記補助強シール部周端縁の屈曲部が、前記補助強シール部周端縁の突出抑制部と中間部との間で、前記一方の収容室の内部側に対して凸状に湾曲していることを特徴とする、請求項1に記載の複室容器。 【請求項3】 前記補助強シール部周端縁の側端部が、前記一方の収容室における側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁と、前記補助強シール部周端縁の中間部との間で、前記一方の収容室の内部側に対して凹状に湾曲していることを特徴とする、請求項1または2に記載の複室容器。 【請求項4】 各前記補助強シール部周端縁の前記中間部が直線状であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の複室容器。 【請求項5】 前記補助強シール部周端縁の屈曲部が、前記補助強シール部周端縁の突出抑制部と中間部との間で、前記一方の収容室の内部側に対して凸状に湾曲し、 前記補助強シール部周端縁の側端部が、前記一方の収容室における側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁と、前記補助強シール部周端縁の中間部との間で、前記一方の収容室の内部側に対して凹状に湾曲し、 前記補助強シール部周端縁の中間部が、前記屈曲部と前記側端部との間の変曲点であり、 各前記補助強シール部周端縁の前記中間部に沿う延長線が、各前記中間部における接線であることを特徴とする、請求項1に記載の複室容器。 【請求項6】 前記補助強シール部周端縁の屈曲部が、前記補助強シール部周端縁の突出抑制部と中間部との間で、前記一方の収容室の内部側に対して凸状に湾曲し、 前記補助強シール部周端縁の側端部が、前記一方の収容室における側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁と、前記補助強シール部周端縁の中間部との間で、直線状に延び、 前記補助強シール部周端縁の中間部が、前記屈曲部と前記側端部との間の屈曲点であり、 各前記補助強シール部周端縁の前記中間部に沿う延長線が、各前記中間部における接線であることを特徴とする、請求項1に記載の複室容器。 【請求項7】 前記他方の収容室は、前記隔壁弱シール部の開裂に伴って開封される小袋を備え、前記小袋の開封部が、前記隔壁弱シール部における前記幅方向内側の中央部と対向して固定されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の複室容器。 【請求項8】 前記補助強シール部は、前記側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁における前記隣接方向の長さL1が、前記側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁から各前記補助強シール部周端縁の前記突出抑制部までの前記幅方向の長さD1に対して、下記式(2)で示されるように形成されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の複室容器。 D1≦L1≦3D1 ……(2) 【請求項9】 前記補助強シール部は、前記補助強シール部の周端縁と、前記側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁とで挟まれた領域内に未シール部を有していることを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の複室容器。 【請求項10】 前記未シール部は、前記補助強シール部の厚さ方向に貫通された貫通孔を備えていることを特徴とする、請求項9に記載の複室容器。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、易剥離シールで隔離された2以上の収容室を備える複室容器に関する。 【背景技術】 【0002】 従来、使用時に開通可能な易剥離シールにより隔離された2以上の収容室を備える複室容器は、種々のものが開発されている。なかでも、可撓性プラスチックからなる扁平なバッグ形態の複室容器は、例えば、輸液バッグとして医療現場において汎用されている。 しかし、このような扁平なバッグ形態の複室容器は、易剥離シールにより形成された隔壁部分(以下、隔壁弱シール部という。)と、複室容器の周縁に設けられる強シール部(以下、周縁強シール部という。)との交点付近で強度が低下することが知られており、複室容器の耐久性の向上が技術的課題となっている。 【0003】 一方、上記の技術的課題を解決するために、隔壁弱シール部と周縁強シール部との交点に、上記交点付近を補強するための強シール部(以下、補助強シール部という。)を設けることが検討されており、様々な形状の補助強シール部が提案されている(特許文献1〜4、非特許文献1参照)。 また、例えば、高カロリー輸液などの投与に際して、さらに、少量のビタミン類や微量元素製剤を併せて投与する場合には、あらかじめ複室容器の一方の収容室内に、隔壁弱シール部の開裂に伴って開封される小袋を設けておき、この小袋にビタミン類や微量元素製剤を収容することが試みられている(特許文献5)。 【特許文献1】実開昭62−3466号公報 【特許文献2】特開平8−168514号公報 【特許文献3】特開2001−54553号公報 【特許文献4】特開2002−200140号公報 【特許文献5】国際公開第99/39679号パンフレット 【非特許文献1】意匠登録第1237016号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 しかるに、特許文献1〜4および非特許文献1に記載の複室容器は、隔壁弱シール部と周縁強シール部との交点付近での強度を向上させることについて、一定の効果を得ることができる。 しかし、例えば、薬液の収容量が2000mL程度の大型の複室容器では、上記交点付近での強度が依然として不十分である。このため、例えば、複室容器の側面からの落下に伴って隔壁弱シール部が意図せず開裂したり、一方の収容室を押圧して隔壁弱シール部を剥離させる際に、上記交点付近で周縁強シール部が開裂したりするおそれがある。また、複室容器の大型化に伴って、一方の収容室の押圧によって収容液を他方の収容室側へと誘導する際に隔壁弱シール部に負荷される液圧が、隔壁弱シール部全体に分散されることになり、隔壁弱シール部が開裂されにくくなるといった不具合や、開裂が不完全になるといった不具合も生じる。 【0005】 一方、単に、補助強シール部の面積を大きくして、補強効果を増大させただけでは、複室容器の収容量が減少する。さらに、この場合には、複室容器を吊り下げたときに補助強シール部分で複室容器にひずみが生じ易くなり、収容液の容量の把握が困難になるといった別の不具合も生じる。 また、大容量の複室容器の一方の収容室内に、隔壁弱シール部の開裂に伴って開封される小袋が設けられている場合には、上記したように、隔壁弱シール部に負荷される液圧が隔壁弱シール部全体に分散することにより、上記小袋に対して液圧を集中して負荷できなくなって、小袋の開封が不完全になるおそれがある。 【0006】 そこで、本発明の目的は、たとえ収容量が大きい場合であっても、隔壁弱シール部や周縁強シール部の意図せぬ開裂を防止しつつ、隔壁弱シール部の易剥離性が維持された、取扱い性の良好な複室容器を提供することである。 【課題を解決するための手段】 【0007】 上記目的を達成するために、本発明は、 (1) 収容液が封入される複数の収容室を備える複室容器であって、前記複室容器の周縁に設けられる周縁強シール部と、隣接する各前記収容室を区画する隔壁弱シール部とを備え、前記周縁強シール部は、前記収容室の隣接方向と直交する幅方向において互いに対向する一対の側壁強シール部を備え、前記隔壁弱シール部は、前記一対の側壁強シール部の間に設けられ、各前記側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁と、前記隔壁弱シール部の前記幅方向外側の端縁との間に、各前記側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁から各前記収容室の内部側へ張り出された一対の補助強シール部を備え、各前記補助強シール部の周端縁は、各前記隔壁弱シール部の前記幅方向外側の端縁にそれぞれ当接して前記補助強シール部の前記幅方向内側への突出を抑制する突出抑制部と、前記突出抑制部の一方の収容室側の端部から連続し、前記側壁強シール部へ向かってかつ前記隔壁弱シール部に対し他方の収容室側とは反対の側へ傾斜して屈曲する屈曲部と、前記一方の収容室における側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁から連続し、前記幅方向内側へ向かってかつ前記隔壁弱シール部に対し前記他方の収容室側へ傾斜して延びる側端部と、前記屈曲部と前記側端部との間で前記屈曲部および前記側端部のそれぞれと連続する中間部と、を含み、各前記補助強シール部周端縁の前記中間部に沿う延長線と、前記隔壁弱シール部の前記一方の収容室側の端縁との交点が、それぞれ、前記一対の側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁間における前記幅方向の中央3分の1領域内に存在し、各前記側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁から各前記補助強シール部周端縁の突出抑制部までの前記幅方向の長さD1が、前記一対の側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁間での前記幅方向の長さW1に対して、下記式(1)で示されるように形成されていることを特徴とする、複室容器、 W1/20<D1<W1/10 ……(1) (2) 前記補助強シール部周端縁の屈曲部が、前記補助強シール部周端縁の突出抑制部と中間部との間で、前記一方の収容室の内部側に対して凸状に湾曲していることを特徴とする、前記(1)に記載の複室容器、 (3) 前記補助強シール部周端縁の側端部が、前記一方の収容室における側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁と、前記補助強シール部周端縁の中間部との間で、前記一方の収容室の内部側に対して凹状に湾曲していることを特徴とする、前記(1)または(2)に記載の複室容器、 (4) 各前記補助強シール部周端縁の前記中間部が直線状であることを特徴とする、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の複室容器、 (5) 前記補助強シール部周端縁の屈曲部が、前記補助強シール部周端縁の突出抑制部と中間部との間で、前記一方の収容室の内部側に対して凸状に湾曲し、前記補助強シール部周端縁の側端部が、前記一方の収容室における側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁と、前記補助強シール部周端縁の中間部との間で、前記一方の収容室の内部側に対して凹状に湾曲し、前記補助強シール部周端縁の中間部が、前記屈曲部と前記側端部との間の変曲点であり、各前記補助強シール部周端縁の前記中間部に沿う延長線が、各前記中間部における接線であることを特徴とする、前記(1)に記載の複室容器、 (6) 前記補助強シール部周端縁の屈曲部が、前記補助強シール部周端縁の突出抑制部と中間部との間で、前記一方の収容室の内部側に対して凸状に湾曲し、前記補助強シール部周端縁の側端部が、前記一方の収容室における側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁と、前記補助強シール部周端縁の中間部との間で、直線状に延び、前記補助強シール部周端縁の中間部が、前記屈曲部と前記側端部との間の屈曲点であり、各前記補助強シール部周端縁の前記中間部に沿う延長線が、各前記中間部における接線であることを特徴とする、前記(1)に記載の複室容器、 (7) 前記他方の収容室は、前記隔壁弱シール部の開裂に伴って開封される小袋を備え、前記小袋の開封部が、前記隔壁弱シール部における前記幅方向内側の中央部と対向して固定されていることを特徴とする、前記(1)〜(6)のいずれかに記載の複室容器、 (8) 前記補助強シール部は、前記側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁における前記隣接方向の長さL1が、前記側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁から各前記補助強シール部周端縁の前記突出抑制部までの前記幅方向の長さD1に対して、下記式(2)で示されるように形成されていることを特徴とする、前記(1)〜(7)のいずれかに記載の複室容器、 D1≦L1≦3D1 ……(2) (9) 前記補助強シール部は、前記補助強シール部の周端縁と、前記側壁強シール部の前記幅方向内側の端縁とで挟まれた領域内に未シール部を有していることを特徴とする、前記(1)〜(8)のいずれかに記載の複室容器、 (10) 前記未シール部は、前記補助強シール部の厚さ方向に貫通された貫通孔を備えていることを特徴とする、前記(9)に記載の複室容器、 を提供するものである。 【発明の効果】 【0008】 本発明の複室容器によれば、一対の側壁強シール部と隔壁弱シール部との間に設けられた補助強シール部によって、隔壁弱シール部と周縁強シール部との交点付近における強度を保持することができる。しかも、補助強シール部の周端縁(とりわけ、一方の収容室側の屈曲部、中間部および側端部)によって、一方の収容室を押圧したときの収容液の流れが規制されることから、隔壁弱シール部の幅方向(収容室の隣接方向と直交する方向)の中央部分(上記幅方向の中央3分の1領域)に、収容液の流れを集中的に案内することができる。すなわち、一方の収容室を押圧したときに隔壁弱シール部に対して加わる力を、隔壁弱シール部の上記幅方向外側よりも、上記幅方向内側の中央部分においてより大きくなるように調整することができる。 【0009】 それゆえ、本発明によれば、たとえ収容量が大きい複室容器であっても、隔壁弱シール部や周縁強シール部の意図せぬ開裂を防止しつつ、隔壁弱シール部の開裂性を維持することができ、複室容器の取扱い性を良好なものとすることができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0010】 図1は、本発明の複室容器の一実施形態を示す正面図であり、図2は、図1に示す複室容器の要部拡大平面図である。 図1および図2において、この複室容器10は、収容液が封入される2つの収容室11,12と、周縁に設けられる周縁強シール部と、隣接する各収容室11,12を区画する隔壁弱シール部13とを備えている。周縁強シール部は、2つの収容室11,12の隣接方向14と直交する幅方向15において互いに対向する、一対の側壁強シール部16と、2つの収容室11,12の隣接方向14において互いに対向する、一対の側壁強シール部17とを備えており、平面視略矩形状に形成されている。また、隔壁弱シール部13は、一対の側壁強シール部16の間に設けられている。 【0011】 また、複室容器10は、各側壁強シール部16の幅方向15内側の端縁18と、隔壁弱シール部13の幅方向15外側端部との間に、各側壁強シール部16の幅方向15内側の端縁18から各収容室11,12の内部側へ張り出された一対の補助強シール部20を備えている。 なお、補助強シール部20は、隔壁弱シール部13よりも後に形成することが好ましく、例えば、あらかじめ補助強シール部20が形成される領域内へはみ出すように隔壁弱シール部13を形成しておき、上記領域内にはみ出して形成された弱シール部分については、重ねて強い熱シールを施すことにより、強シール部分としてもよい。 【0012】 この場合、既に形成された隔壁シール部13の一部に、補助強シール部20が重ね合わされることになるが、弱シール部上に強い熱シールが施されることから、最終的に所期のシール強さを有する補助強シール部20を得ることができる。 また、この場合、例えば、隔壁弱シール部13の幅方向15外側の端縁と、補助強シール部20の後述する突出抑制部21との間に、シール位置のずれに起因して未シール部が形成される、といった不具合が生じることを確実に防止できる。 【0013】 なお、隔壁弱シール部の端縁19は、補助強シール部20に重ね合わされる領域だけでなく、例えば、未シール部40内において、数mm程度突出されていてもよい。 側壁強シール部16,17および補助強シール部20は、後述する隔壁弱シール部13よりもシール強さが大きく、かつ、いずれかの収容室11,12を押圧して隔壁弱シール部13を開裂させる際に、誤って側壁強シール部16,17および補助強シール部20までも開裂されることがない程度のシール強さを有していることが必要である。側壁強シール部16,17および補助強シール部20のシール強さは、これに限定されないが、それぞれ、好ましくは、22N/15mm以上であり、より好ましくは、34N/15mm以上である。 【0014】 一方、隔壁弱シール部13は、上記した側壁強シール部16,17および補助強シール部20よりもシール強さが小さく、かつ、いずれかの収容室11,12を押圧して、隔壁弱シール部13に対し収容液による液圧を負荷したときに、容易に開裂される程度のシール強さを有していること(すなわち、いわゆる易剥離性を備えていること)、および、複室容器の保存時や複室容器を誤って落下させた時などに、隔壁弱シール部13の意図せぬ開裂が防止される程度のシール強さを有していることが必要である。隔壁弱シール部13のシール強さは、これに限定されないが、好ましくは、2.0〜6.0N/15mmであり、より好ましくは、3.0〜5.0N/15mmである。 【0015】 なお、上記シール強さは、JIS Z 0237:2000「粘着テープ・粘着シート試験方法」の「180度引きはがし粘着力」の規定に準じて測定されたものである。このシール強さは、複室容器を形成するプラスチックフィルムについて、例えば、隔壁弱シール部13を起点として、所定の幅(15mm)で、かつ、その長さ方向で隔壁弱シール部13と隔壁弱シール部13に連なる未シール部分とが含まれるように切り取り、こうして得られた測定サンプルの一対のフィルム部分(隔壁弱シール部13に連なる未シール部分)を、互いに180°の方向に200mm/分の速度で引っ張って、隔壁弱シール部13に剥離が生じたときの引張強さ(N/15mm)として測定される。なお、側壁強シール部16,17および補助強シール部20のシール強さについても、上記と同様にしてサンプルを作成し、測定すればよい。 【0016】 側壁強シール部16の幅(幅方向15の長さ)W3、隔壁弱シール部13の幅(隣接方向14の長さ)W4および補助強シール部20の幅W5は、いずれも、複室容器の大きさ(収容量)や、隔壁弱シール部13、側壁強シール部16および補助強シール部20のシール強さなどに応じて、適宜設定される。それゆえ、特に限定されないが、例えば、複室容器の収容量が全体で1〜2L程度の、比較的大容量の複室容器の場合に、側壁強シール部16の幅W3および補助強シール部20の幅W5は、ともに、好ましくは、5〜15mmであり、より好ましくは、7〜10mmである。また、収容量が全体で1〜2L程度の複室容器の場合に、隔壁弱シール部13の幅W4は、好ましくは、10〜25mmであり、より好ましくは、10〜20mmである。 【0017】 図1および図2に示す複室容器10において、この補助強シール部20の周端縁は、下記の部分を含んでいる。 ・隔壁弱シール部13の幅方向15外側の端縁19にそれぞれ当接して、補助強シール部20の幅方向15内側への突出を抑制する突出抑制部21(図2中の直線部b−b’) ・突出抑制部21の一方の収容室11側の端部から連続し、側壁強シール部16へ向かって、かつ、隔壁弱シール部13に対し他方の収容室12側とは反対の側へ傾斜して屈曲する屈曲部22(図2中の曲線部b−c) ・一方の収容室11における側壁強シール部16の幅方向15内側の端縁18から、幅方向15内側へ向かって、かつ、隔壁弱シール部13に対し他方の収容室12側へ傾斜して延びる側端部23(図2中の曲線部e−f) ・屈曲部22と側端部23との間で、屈曲部22および側端部23のそれぞれと連続する中間部24(図2中の直線部c−f) 補助強シール部20周端縁の突出抑制部21は、図2中の直線部b−b’で示されるように、補助強シール部20周端縁の屈曲部22と、補助強シール部20の他方の収容室12側における周端縁(図2中の曲線部b’−e’)との間において、屈曲部22および他方の収容室12側における周端縁とのそれぞれと連続して形成されており、直線状となっている。 【0018】 補助強シール部20周端縁の屈曲部22は、図2中の曲線部b−cで示されるように、補助強シール部20周端縁の突出抑制部21と中間部24との間で、一方の収容室11の内部側に対して凸状に湾曲している。より具体的に、屈曲部22は、凸状の湾曲部分(屈曲部22)よりも補助強シール部20の内部側に位置する任意の点aを中心として、所定半径の円周の一部(円弧)となっている。 【0019】 なお、屈曲部22は、突出抑制部21の一方の収容室11側の端部から連続し、側壁強シール部16へ向かって、かつ、隔壁弱シール部13に対し他方の収容室12側とは反対の側へ傾斜して屈曲していること以外は、特に限定されるものではない。それゆえ、必ずしも所定半径の円弧でなくてもよく、単に、補助強シール部20周端縁の突出抑制部21と中間部24との間で、一方の収容室11の内部側に対して凸状に湾曲していてもよい。 【0020】 補助強シール部20周端縁の側端部23は、図2中の曲線部e−fで示されるように、一方の収容室11における側壁強シール部16の端縁18と、補助強シール部20周端縁の中間部24との間で、一方の収容室11の内部側に対して凹状に湾曲している。より具体的に、側端部23は、凹状の湾曲部分(側端部23)よりも補助強シール部20の外部側(一方の収容室11側)に位置する任意の点dを中心として、所定半径の円周の一部(円弧)となっている。 【0021】 なお、側端部23は、一方の収容室11における側壁強シール部16の端縁18から連続し、幅方向15内側へ向かって、かつ、隔壁弱シール部13に対し他方の収容室12側へ傾斜していること以外は、特に限定されるものではない。それゆえ、必ずしも所定半径の円弧でなくてもよく、単に、側壁強シール部16の端縁18と補助強シール部20周端縁の中間部24との間で、一方の収容室11の内部側に対して凹状に湾曲していてもよい。 【0022】 補助強シール部20周端縁の中間部24は、図2中の直線部c−fで示されるように、補助強シール部20周端縁の屈曲部22と側端部23との間において、屈曲部22および側端部23のそれぞれと連続して形成されており、直線状となっている。 図1および図2に示す複室容器10において、各補助強シール部20周端縁の中間部24に沿う延長線25と、隔壁弱シール部13の一方の収容室11側の端縁26との交点27は、それぞれ、一対の側壁強シール部16の端縁18間における幅方向15の中央3分の1領域28内に存在している。 【0023】 上述したとおり、各補助強シール部20の周端縁が、一方の収容室11側において、上記の屈曲部22と側端部23と中間部24とを備えており、しかも、中間部24に沿う延長線25と、隔壁弱シール部13の一方の収容室11側の端縁26との交点27が、一対の側壁強シール部16の端縁18間における幅方向15の中央3分の1領域28内に存在していることから、一方の収容室11を押圧したときの収容液の流れを、隔壁弱シール部13の幅方向15中央部分に集中して案内することができ、一方の収容室11を押圧したときに隔壁弱シール部13に対して加わる力を、隔壁弱シール部13の幅方向15外側よりも、幅方向15内側の中央部分においてより大きくなるように調整することができる。また、その結果、たとえ複室容器10が大型化した場合であっても、使用時の隔壁弱シール部13の開裂を確実に達成させることができる。 【0024】 各補助強シール部20周端縁の中間部24に沿う延長線25と、隔壁弱シール部13の一方の収容室11側の端縁26との交点27は、上記範囲の中でも特に、それぞれ、一対の側壁強シール部16の端縁18間における幅方向15の中央10分の3領域内に存在していることが好ましく、中央10分の2領域内に存在していることがより好ましい。 図1および図2に示す複室容器10において、各補助強シール部20についての幅方向15の長さ(各側壁強シール部16の端縁18と、各補助強シール部20周端縁の突出抑制部21との間の幅方向15の長さ)D1は、一対の側壁強シール部16の端縁18間での幅(幅方向15の長さ)W1に対して、下記式(1)で示されるように形成されている。 W1/20<D1<W1/10 ……(1) 【0025】 すなわち、各補助強シール部20についての幅方向15の長さ(端縁18−突出抑制部21間)D1は、一対の側壁強シール部16の端縁18間の幅W1に対して、その20分の1よりも大きく、かつ、10分の1よりも小さくなるように形成されている。 このように、各補助強シール部20についての幅方向15の長さ(端縁18−突出抑制部21間)D1が、一対の側壁強シール部の端縁18間の幅W1の20分の1よりも大きく形成されることにより、一方の収容室11を押圧したときに一方の収容室11内の収容液が隔壁弱シール部13の幅方向15中央部に案内される作用を、十分に発揮できるようになる。一方、各補助強シール部20についての幅方向15の長さ(端縁18−突出抑制部21間)D1が、一対の側壁強シール部16の端縁18間の幅W1の10分の1よりも小さく形成されることにより、複室容器10を吊り下げたときに複室容器10に歪みが生じて、容器表面に設けられた内容量測定用の目盛りが見づらくなるといった不具合が生じることを防止できる。また、補助強シール部20が巨大化することに伴う複室容器10の収容量の減少を抑制することができる。 【0026】 図1および図2に示す複室容器10において、他方の収容室12側における補助強シール部20の周端縁の形状は、特に限定されないが、例えば、隔壁弱シール部13の隣接方向14の中心線を対称軸として、一方の収容室11側における補助強シール部20周端縁の形状(すなわち、突出抑制部21の一部と、屈曲部22、中間部24および側端部23の形状)が対称に現れるように形成されていてもよい。このように、補助強シール部20の周端縁の形状が、一方の収容室11側と他方の収容室12側とで対称に現れている場合において、隔壁弱シール部13の開裂は、一方の収容室11を押圧することによって達成されるだけでなく、他方の収容室12を押圧することによっても達成することができる。 【0027】 図3は、図1および図2に示す複室容器の設計変更例を示す要部拡大平面図である。 図3に示す設計変更例において、補助強シール部29の周端縁は、下記の部分を含んでいる。 ・隔壁弱シール部13の幅方向15外側の端縁19にそれぞれ当接して、補助強シール部29の幅方向15内側への突出を抑制する突出抑制部21(図3中の直線部b−b’) ・突出抑制部21の一方の収容室11側の端部から連続し、側壁強シール部16へ向かって、かつ、隔壁弱シール部13に対し他方の収容室12側とは反対の側へ傾斜して屈曲する屈曲部22(図3中の曲線部b−c) ・一方の収容室11における側壁強シール部16の幅方向15内側の端縁18から、幅方向15内側へ向かって、かつ、隔壁弱シール部13に対し他方の収容室12側へ傾斜して延びる側端部30(図3中の曲線部e”−c) ・屈曲部22と側端部30との間で、屈曲部22および側端部30のそれぞれと連続する中間部31(図3中の点c) なお、図3に示す設計変更例と、図1および図2に示す複室容器10とは、補助強シール部の形状が異なること以外は、同様の構造を備えている。 【0028】 図3に示す設計変更例において、補助強シール部29周端縁の突出抑制部21は、図1および図2に示す補助強シール部20の突出抑制部21と同様である。すなわち、図3中の直線部b−b’で示されるように、補助強シール部29周端縁の屈曲部22と、補助強シール部29の他方の収容室12側における周端縁(図2中の曲線部b’−e’)との間において、屈曲部22および他方の収容室12側における周端縁とのそれぞれと連続して形成されており、直線状となっている。 【0029】 補助強シール部29周端縁の屈曲部22は、図1および図2に示す補助強シール部20の屈曲部22と同様である。すなわち、図3中の曲線部b−cで示されるように、補助強シール部29周端縁の突出抑制部21と中間部31との間で、一方の収容室11の内部側に対して凸状に湾曲している。より具体的に、屈曲部22は、凸状の湾曲部分(屈曲部22)よりも補助強シール部29の内部側に位置する任意の点aを中心として、所定半径の円周の一部(円弧)となっている。 【0030】 補助強シール部29周端縁の側端部30は、図3中の曲線部e”−cで示されるように、一方の収容室11における側壁強シール部16の端縁18と、補助強シール部29周端縁の中間部31との間で、一方の収容室11の内部側に対して凹状に湾曲している。より具体的に、側端部30は、凹状の湾曲部分(側端部30)よりも補助強シール部29の外部側(一方の収容室11側)に位置する任意の点d’を中心として、所定半径の円周の一部(円弧)となっている。 【0031】 なお、側端部30は、一方の収容室11における側壁強シール部16の端縁18から連続し、幅方向15内側へ向かって、かつ、隔壁弱シール部13に対し他方の収容室12側へ傾斜していること以外は、特に限定されるものではない。それゆえ、必ずしも所定半径の円弧でなくてもよく、単に、側壁強シール部16の端縁18と補助強シール部29周端縁の中間部31との間で、一方の収容室11の内部側に対して凹状に湾曲していてもよい。 【0032】 また、補助強シール部29周端縁の中間部31は、図3中の点cで示されるように、屈曲部22と側端部30との間において変曲点をなしている。それゆえ、図3に示す設計変更例において、各補助強シール部29周端縁の中間部31に沿う延長線は、各中間部31における接線32である。 図3に示す設計変更例において、各補助強シール部29周端縁の中間部31における接線32と、隔壁弱シール部13の一方の収容室11側の端縁26との交点(図示せず)は、それぞれ、一対の側壁強シール部16の端縁18間における幅方向15の中央3分の1領域内に存在している。 【0033】 各補助強シール部29周端縁の中間部31における接線32と、隔壁弱シール部13の一方の収容室11側の端縁26との交点は、上記範囲の中でも特に、それぞれ、一対の側壁強シール部16の端縁18間における幅方向15の中央10分の3領域内に存在していることが好ましく、中央10分の2領域内に存在していることがより好ましい。 図3に示す設計変更例においても、各補助強シール部29の周端縁が、一方の収容室11側において、上記の屈曲部22と側端部30と中間部31とを備えており、しかも、中間部(変曲点)31に沿う接線(延長線)32と、隔壁弱シール部13の一方の収容室11側の端縁26との交点が、一対の側壁強シール部16の端縁18間における幅方向15の中央3分の1領域内に存在していることから、一方の収容室11を押圧したときの収容液の流れを、隔壁弱シール部13の幅方向15中央部分に集中して案内することができ、一方の収容室11を押圧したときに隔壁弱シール部13に対して加わる力を、隔壁弱シール部13の幅方向15外側よりも、幅方向15内側の中央部分においてより大きくなるように調整することができる。また、その結果、たとえ複室容器が大型化した場合であっても、使用時の隔壁弱シール部13の開裂を確実に達成させることができる。 【0034】 また、図3に示す設計変更例においても、各補助強シール部29についての幅方向15の長さ(端縁18−突出抑制部21間)D1が、一対の側壁強シール部16の端縁18間の幅W1の20分の1よりも大きく形成されることにより、一方の収容室11を押圧したときに一方の収容室11内の収容液が隔壁弱シール部13の幅方向15中央部に案内される作用を、十分に発揮できるようになる。一方、各補助強シール部29についての幅方向15の長さ(端縁18−突出抑制部21間)D1が、一対の側壁強シール部16の端縁18間の幅W1の10分の1よりも小さく形成されることにより、複室容器を吊り下げたときに複室容器に歪みが生じたり、補助強シール部29の巨大化に伴って複室容器の収容量が減少したりすることを抑制できる。 【0035】 図3に示す設計変更例において、他方の収容室12側における補助強シール部29の周端縁の形状は、特に限定されないが、例えば、隔壁弱シール部13の隣接方向14の中心線を対称軸として、一方の収容室11側における補助強シール部29の周端縁の形状(すなわち、突出抑制部21の一部と、屈曲部22、中間部31および側端部30の形状)が対称に現れるように形成されていてもよい。このように、補助強シール部29の周端縁の形状が、一方の収容室11側と他方の収容室12側とで対称に現れている場合において、隔壁弱シール部13の開裂は、一方の収容室11を押圧することによって達成されるだけでなく、他方の収容室12を押圧することによっても達成することができる。 【0036】 図4は、図1および図2に示す複室容器の他の設計変更例を示す要部拡大平面図である。 図4に示す設計変更例において、補助強シール部33の周端縁は、下記の部分を含んでいる。 ・隔壁弱シール部13の幅方向15外側の端縁19にそれぞれ当接して、補助強シール部33の幅方向15内側への突出を抑制する突出抑制部21(図4中の直線部b−b’) ・突出抑制部21の一方の収容室11側の端部から連続し、側壁強シール部16へ向かって、かつ、隔壁弱シール部13に対し他方の収容室12側とは反対の側へ傾斜して屈曲する屈曲部22(図4中の曲線部b−c) ・一方の収容室11における側壁強シール部16の幅方向15内側の端縁18から、幅方向15内側へ向かって、かつ、隔壁弱シール部13に対し他方の収容室12側へ傾斜して延びる側端部34(図4中の直線部α−c) ・屈曲部22と側端部34との間で、屈曲部22および側端部34のそれぞれと連続する中間部35(図4中の点c) なお、図4に示す設計変更例と、図1および図2に示す複室容器10とは、補助強シール部の形状が異なること以外は、同様の構造を備えている。 【0037】 図4に示す設計変更例において、補助強シール部33周端縁の突出抑制部21は、図1および図2に示す補助強シール部20の突出抑制部21と同様である。すなわち、図4中の直線部b−b’で示されるように、補助強シール部33周端縁の屈曲部22と、補助強シール部33の他方の収容室12側における周端縁(図4中の曲線部b’−α’)との間で、屈曲部22および他方の収容室12側における周端縁とのそれぞれと連続して形成されており、直線状となっている。 【0038】 補助強シール部33周端縁の屈曲部22は、図1および図2に示す補助強シール部20の屈曲部22と同様である。すなわち、図4中の曲線部b−cで示されるように、補助強シール部33周端縁の突出抑制部21と中間部35との間で、一方の収容室11の内部側に対して凸状に湾曲している。より具体的に、屈曲部22は、凸状の湾曲部分(屈曲部22)よりも補助強シール部33の内部側に位置する任意の点aを中心として、所定半径の円周の一部(円弧)となっている。 【0039】 補助強シール部33周端縁の側端部34は、図4中の直線部α−cで示されるように、一方の収容室11における側壁強シール部16の端縁18と、補助強シール部33周端縁の中間部35との間で、直線状に形成されている。 また、補助強シール部33周端縁の中間部35は、図4中の点cで示されるように、屈曲部22と側端部34との間において屈曲点をなしている。それゆえ、図4に示す設計変更例において、各補助強シール部33端縁の中間部35に沿う延長線は、各中間部35における接線36である。 【0040】 図4に示す設計変更例において、各補助強シール部33周端縁の中間部35における接線36と、隔壁弱シール部13の一方の収容室11側の端縁26との交点(図示せず)は、それぞれ、一対の側壁強シール部16の端縁18間における幅方向15の中央3分の1領域内に存在している。 各補助強シール部33周端縁の中間部35における接線36と、隔壁弱シール部13の一方の収容室11側の端縁26との交点は、上記範囲の中でも特に、それぞれ、一対の側壁強シール部16の端縁18間における幅方向15の中央10分の3領域内に存在していることが好ましく、中央10分の2領域内に存在していることがより好ましい。 【0041】 図4に示す設計変更例においても、各補助強シール部33の周端縁が、一方の収容室11側において、上記の屈曲部22と側端部34と中間部35とを備えており、しかも、中間部(変曲点)35に沿う接線(延長線)36と、隔壁弱シール部13の一方の収容室11側の端縁26との交点が、一対の側壁強シール部16の端縁18間における幅方向15の中央3分の1領域内に存在していることから、一方の収容室11を押圧したときの収容液の流れを、隔壁弱シール部13の幅方向15中央部分に集中して案内することができ、一方の収容室11を押圧したときに隔壁弱シール部13に対して加わる力を、隔壁弱シール部13の幅方向15外側よりも、幅方向15内側の中央部分においてより大きくなるように調整することができる。また、その結果、たとえ複室容器が大型化した場合であっても、使用時の隔壁弱シール部13の開裂を確実に達成させることができる。 【0042】 また、図4に示す設計変更例においても、各補助強シール部33についての幅方向15の長さ(端縁18−突出抑制部21間)D1が、一対の側壁強シール部16の端縁18間の幅W1の20分の1よりも大きく形成されることにより、一方の収容室11を押圧したときに一方の収容室11内の収容液が隔壁弱シール部13の幅方向15中央部に案内される作用を、十分に発揮できるようになる。一方、各補助強シール部33についての幅方向15の長さ(端縁18−突出抑制部21間)D1が、一対の側壁強シール部16の端縁18間の幅W1の10分の1よりも小さく形成されることにより、複室容器を吊り下げたときに複室容器に歪みが生じたり、補助強シール部33の巨大化に伴って複室容器の収容量が減少したりすることを抑制できる。 【0043】 図4に示す設計変更例において、他方の収容室12側における補助強シール部33の周端縁の形状は、特に限定されないが、例えば、隔壁弱シール部13の隣接方向14の中心線を対称軸として、一方の収容室11側における補助強シール部33の周端縁の形状(すなわち、突出抑制部21の一部と、屈曲部22、中間部35および側端部34の形状)が対称に現れるように形成されていてもよい。このように、補助強シール部33の周端縁の形状が、一方の収容室11側と他方の収容室12側とで対称に現れている場合において、隔壁弱シール部13の開裂は、一方の収容室11を押圧することによって達成されるだけでなく、他方の収容室12を押圧することによっても達成することができる。 【0044】 図5は、本発明の複室容器の一実施形態を示す正面図である。 図5において、この複室容器37は、他方の収容室12に、隔壁弱シール部13の開裂に伴って開封される小袋38を備えている。この小袋38は、隔壁弱シール部13の開裂に伴って開封される開封部39が、隔壁弱シール部13における幅方向15内側の中央部と対向して固定されている。 【0045】 また、図5において、複室容器37は、他方の収容室12内に小袋38を備えていること以外は、図1および図2に示す実施形態に係る複室容器10と同様である。 図5に示す複室容器によれば、図1および図2に示す実施形態に係る複室容器10と同様に、一方の収容室11を押圧したときの収容液の流れを、隔壁弱シール部13の幅方向15中央部分に集中して案内することができることから、一方の収容室11の開裂に伴う小袋38の開封部39での開裂を、確実に達成することができる。 【0046】 図1〜図5に示す実施形態および設計変更例において、補助強シール部20,29,33は、側壁強シール部16の端縁18における隣接方向14の長さL1が、各補助強シール部20,29,33についての幅方向15の長さ(端縁18−突出抑制部21間)D1に対して、下記式(2)で示されるように形成されている。 D1≦L1≦3D1 ……(2) すなわち、側壁強シール部16の端縁18における隣接方向14の長さL1は、補助強シール部20,29,33についての幅方向15の長さ(端縁18−突出抑制部21間)D1と同等、または、その3倍以下となるように形成されている。これにより、補助強シール部を設けることにより得られる複室容器の補強効果と、収容室の容積が減少する不利益とのバランスをとることができる。 【0047】 また、補助強シール部20,29,33は、補助強シール部20,29,33の周端縁と、側壁強シール部16の端縁18とで挟まれた領域内に、未シール部40を有している。未シール部40を設けることにより、例えば、保存時などにおいて、複室容器10,37を、隔壁弱シール部13において二つ折りし易くなる。 また、未シール部40には、複室容器を形成するプラスチックフィルムの厚さ方向に貫通された貫通孔(図示せず)が備えられていてもよい。この貫通孔が設けられている場合には、例えば、複室容器を隔壁弱シール部13において二つ折りにした状態で、上記貫通孔を用いて、複室容器を吊り下げることができる。また、例えば、複室容器を包装するために、二つ折にして外装袋に収納する場合において、未シール部40に貫通孔が設けられているときには、二つ折りし易くなるという利点がある。 【0048】 図1〜図5に示す実施形態および設計変更例において、複室容器を形成するプラスチックとしては、特に限定されるものではなく、従来、薬液容器などに用いられている、公知の種々のプラスチック材料を採用することができる。 具体的には、例えば、ポリオレフィン、ポリ環状オレフィン、ポリエステル、ポリアミドなどの熱可塑性プラスチックのフィルムが挙げられる。なかでも、好ましくは、例えば、ホモポリエチレン、エチレン・α−オレフィンコポリマー、ポリプロピレンホモポリマー、プロピレン・α−オレフィンランダムコポリマー、プロピレン・α−オレフィンブロックコポリマーなどのポリオレフィンが挙げられる。 【0049】 複室容器は、具体的には、例えば、プラスチックフィルムを2枚重ね合わせ、その周縁部分などをヒートシールして、シール部を形成することにより、得ることができる。隔壁弱シール部13、側壁強シール部16,17および補助強シール部20のヒートシール条件は、使用するプラスチック材料の種類、シール部分に要求されるシール強さ、などに応じて適宜設定すればよい。 【0050】 図1〜図5に示す実施形態および設計変更例において、側壁強シール部17は、一方の収容室11側のうち、隔壁弱シール部13と対向する部分(側壁強シール部17B)に、収容液排出用の口部41を備えており、また、他方の収容室12側のうち、隔壁弱シール部13と対向する部分(側壁強シール部17T)に、混注用の口部42を備えている。 収容液排出用の口部41や混注用の口部42は、特に限定されるものではなく、従来、薬液容器などに用いられている、公知の種々の口部を採用することができる。 【実施例】 【0051】 次に、本発明を実施例および比較例に基づいて説明するが、本発明は下記の実施例によって限定されるものではない。 複室容器の製造 実施例1 厚さ260μmのプラスチックフィルムを用いて、図4に示す実施形態に係る複室容器を作製した。上記プラスチックフィルムには、複室容器の内表面側がポリエチレンとポリプロピレンとの混合樹脂であり、上記内表面側以外の部分がポリエチレンであるものを用いた。 【0052】 実施例1の複室容器の補助強シール部33は、側壁強シール部16の端縁18における隣接方向14の長さL1が58mmであった。実施例1の複室容器の外形は、幅W2が310mm、長さL2が425mmであった。 また、実施例1の複室容器において、一対の側壁強シール部16の端縁18間の幅W1は295mm、側壁強シール部16の幅W3は7.5mm、隔壁弱シール部13の隣接方向14の幅W4は15mm、補助強シール部33の周端縁と未シール部40との間の幅W5は7.5mm(最小値)、突出抑制部21の隣接方向14の長さL3は14mm、屈曲部22の曲率半径(点aを中心とする円の半径)は20mmであった。 【0053】 各補助強シール部33の中間部35に沿う接線36と、隔壁弱シール部13の一方の収容室11側の端縁26との交点は、それぞれ、側壁強シール部16の端縁18から幅方向15内側へ130mm(0.44×W1)の位置にあった。それゆえ、上記交点は、一対の側壁強シール部16の端縁18間における幅方向15の中央3分の1領域内に存在していた。 【0054】 さらに、補助強シール部33についての幅方向15の長さ(端縁18−突出抑制部21間)D1と、一対の側壁強シール部16の端縁18間の幅W1との関係は、上記式(1)を満たしていた。 また、上記複室容器の他方の収容室12内において、さらに、隔壁弱シール部13の開裂に伴って開封される小袋38を備えること以外は、上記と同様にして、複室容器を製造した。小袋38は、ポリエチレン製の厚さ約100μmの袋体であって、複室容器の他方の収容室12の内壁に熱溶着させることにより固定した。また、隔壁弱シール部13の開裂に伴って開封される小袋38の開封部39は、他方の収容室12内において、隔壁弱シール部13における幅方向15内側の中央部と対向するようにして固定した。この小袋38を有する複室容器と、図5に示す実施形態とは、補助強シール部の形状が異なること以外は、同様の構造を備えている。 【0055】 実施例2 実施例1と同じプラスチックフィルムを用いて、図1および図2に示す実施形態に係る複室容器10を作製した。 実施例2の複室容器10の補助強シール部20は、側壁強シール部16の端縁18における隣接方向14の長さL1が79mmであった。実施例2の複室容器10の外形は、幅W2が310mm、長さL2が425mmであった。 【0056】 また、実施例2の複室容器10において、一対の側壁強シール部16の端縁18間の幅W1、側壁強シール部16の幅W3、隔壁弱シール部13の隣接方向14の幅W4、突出抑制部21の隣接方向14の長さL3および屈曲部22の曲率半径は、いずれも、実施例1の複室容器と同じであった。また、補助強シール部20の周端縁と未シール部40との間の幅W5は7.5mm(最小値)、側端部23の曲率半径(点dを中心とする円の半径)は13mmであった。 【0057】 各補助強シール部20の中間部24に沿う延長線25と、隔壁弱シール部13の一方の収容室11側の端縁26との交点27は、それぞれ、側壁強シール部16の端縁18から幅方向15内側へ130mm(0.44×W1)の位置にあった。それゆえ、上記交点27は、一対の側壁強シール部16の端縁18間における幅方向15の中央3分の1領域内に存在していた。 【0058】 さらに、補助強シール部20についての幅方向15の長さ(端縁18−突出抑制部21間)D1と、一対の側壁強シール部16の端縁18間の幅W1との関係は、上記式(1)を満たしていた。 また、上記複室容器の他方の収容室12内において、さらに、隔壁弱シール部13の開裂に伴って開封される小袋38を備えること以外は、上記と同様にして、複室容器を製造した。小袋38は、隔壁弱シール部13の開裂に伴って開封される開封部39を、他方の収容室12内において、隔壁弱シール部13における幅方向15内側の中央部と対向して固定した。この複室容器は、図5に示す他の実施形態に係る複室容器37と同様である。 【0059】 比較例1 実施例1と同じプラスチックフィルムを用いて、図6に示す実施形態に係る複室容器を作製した。図6は、複室容器の補助強シール部43と側壁強シール部16との交点付近を示す要部拡大平面図である。なお、図6に示す比較例1の複室容器と、図1および図2に示す実施例2の複室容器10とは、補助強シール部の形状が異なること以外は、同様の構造を備えている。 【0060】 比較例1の複室容器の補助強シール部43は、側壁強シール部16の端縁18における隣接方向14の長さL1が28mmであった。また、補助強シール部43の周端縁と未シール部40との間の幅は7.5mm(最小値)であった。 各補助強シール部43の周端縁は、隔壁弱シール部13の幅方向15外側の端縁44にそれぞれ当接して、補助強シール部43の幅方向15内側への突出を抑制する突出抑制部45と、突出抑制部45の隣接方向14の両端部からそれぞれ連続して、各収容室11,12の側壁強シール部へ向かって、かつ、隔壁弱シール部13から遠ざかるように傾斜する直線部46とを備えている。一方の収容室11側の直線部46に沿う接線47と、隔壁弱シール部13の一方の収容室11側の端縁26との交点48は、それぞれ、側壁強シール部16の端縁18から幅方向15内側へ30mm(0.10×W1)の位置にあった。それゆえ、上記交点48は、一対の側壁強シール部16の端縁18間における幅方向15の中央3分の1領域内に存在していなかった。 【0061】 また、上記複室容器の他方の収容室12内において、さらに、隔壁弱シール部13の開裂に伴って開封される小袋38を備えること以外は、上記と同様にして、複室容器を製造した。小袋38を有する複室容器と、図5に示す実施形態とは、補助強シール部の形状が異なること以外は、同様の構造を備えている。 比較例2 実施例1と同じプラスチックフィルムを用いて、図7に示す実施形態に係る複室容器を作製した。図7は、複室容器の補助強シール部49と側壁強シール部16との交点付近を示す要部拡大平面図である。なお、図7に示す比較例2の複室容器と、図1および図2に示す実施例2の複室容器10とは、補助強シール部の形状が異なること以外は、同様の構造を備えている。 【0062】 比較例2の複室容器の補助強シール部49は、側壁強シール部16の端縁18における隣接方向14の長さL1が58mm、突出抑制部50の隣接方向14の長さL3が40mmであった。 各補助強シール部49の一方の収容室11側における周端縁は、突出抑制部50と、突出抑制部50の一方の収容室11側の端部から連続し、側壁強シール部16へ向かってかつ隔壁弱シール部13に対し他方の収容室12側とは反対の側へ傾斜して屈曲する屈曲部51と、一方の収容室11における側壁強シール部16の幅方向15内側の端縁18から連続し、幅方向15内側へ向かってかつ隔壁弱シール部13に対し他方の収容室12側へ傾斜して延びる直線状の側端部52と、屈曲部51と側端部52との間で屈曲部51および側端部52のそれぞれと連続する中間部(屈曲点)53と、を含んでいる。また、中間部53に沿う接線54と、隔壁弱シール部13の一方の収容室11側の端縁26との交点55は、それぞれ、側壁強シール部16の端縁18から幅方向15内側へ60mm(0.20×W1)の位置にあった。それゆえ、上記交点55は、一対の側壁強シール部16の端縁18間における幅方向15の中央3分の1領域内に存在していなかった。 【0063】 また、上記複室容器の他方の収容室12内において、さらに、隔壁弱シール部13の開裂に伴って開封される小袋38を備えること以外は、上記と同様にして、複室容器を製造した。小袋38を有する複室容器と、図5に示す実施形態とは、補助強シール部の形状が異なること以外は、同様の構造を備えている。 比較例3 実施例1と同じプラスチックフィルムを用いて、図8に示す実施形態に係る複室容器を作製した。図8は、複室容器の補助強シール部56と側壁強シール部16との交点付近を示す要部拡大平面図である。なお、図8に示す比較例3の複室容器と、図1および図2に示す実施例2の複室容器10とは、補助強シール部の形状が異なること以外は、同様の構造を備えている。 【0064】 比較例3の複室容器の補助強シール部56は、側壁強シール部16の端縁18における隣接方向14の長さL1が58mm、突出抑制部58の隣接方向14の長さL3が30mmであった。また、補助強シール部56の周端縁と未シール部57との間の幅は7.5mm(最小値)であった。 各補助強シール部56の一方の収容室11側における周端縁は、突出抑制部58と、突出抑制部58の一方の収容室11側の端部から連続し、側壁強シール部16へ向かってかつ隔壁弱シール部13に対し他方の収容室12側とは反対の側へ傾斜して屈曲する屈曲部59と、一方の収容室11における側壁強シール部16の幅方向15内側の端縁18から連続し、幅方向15内側へ向かってかつ隔壁弱シール部13に対し他方の収容室12側へ傾斜して延びる直線状の側端部60と、屈曲部59と側端部60との間で屈曲部59および側端部60のそれぞれと連続する中間部(屈曲点)61と、を含んでいる。また、中間部61に沿う接線62は、隔壁弱シール部13の一方の収容室11側の端縁26と交わらなかった。 【0065】 また、上記複室容器の他方の収容室12内において、さらに、隔壁弱シール部13の開裂に伴って開封される小袋38を備えること以外は、上記と同様にして、複室容器を製造した。小袋38を有する複室容器と、図5に示す実施形態とは、補助強シール部の形状が異なること以外は、同様の構造を備えている。 評価試験 実施例1、2および比較例1〜3で得られた複室容器について、下記の試験を行った。 (i) 落下試験 落下試験には、実施例1、2および比較例1〜3で得られた複室容器のうち、他方の収容室12内に小袋38を有していないものを使用した。 【0066】 一方の収容室11に水1400mLを充填し、一方の収容室11側の周縁シール部のうち、隔壁弱シール部13と対向する部分(側壁強シール部17B)に収容液排出用の口部41を熱溶着して、一方の収容室11を密閉した。次いで、他方の収容室12に水600mLを充填し、他方の収容室12側の周縁シール部のうち、隔壁弱シール部13と対向する部分(側壁強シール部17T)に混注用の口部42を熱溶着して、他方の収容室12を密閉した。 【0067】 次に、一方の収容室11を押圧して、隔壁弱シール部13を開裂して、両収容室11,12間を連通させた後、さらに、収容室内に水1000mLを追加した。 こうして得られた複室容器を、図9(a)〜(e)に示すように、上側面からの落下(a)、下側面からの落下(b)、平面落下(c)、左側面からの落下(d)および右側面からの落下(e)の各態様につき10袋ずつ、高さ60cmの位置から落下させた。なお、図9中の符号17L,17Rは、それぞれ側壁強シール部を示す。 【0068】 試験結果は、複室容器を目視で観察したときの、破袋(シール部の開裂)が観察された複室容器の数によって示した。 (ii) 開封性試験 開封性試験には、実施例1、2および比較例1〜3で得られた複室容器のうち、他方の収容室12内に小袋38を有しているものを使用した。この小袋38の内部には、水8mLを充填し、密閉した。また、一方の収容室11に水1400mLを充填し、側壁強シール部17Bに収容液排出用の口部41を熱溶着して、一方の収容室11を密閉した。他方の収容室12には、水600mLを充填し、側壁強シール部17Tに混注用の口部42を熱溶着して、他方の収容室12を密閉した。 【0069】 次いで、小袋38付きの複室容器を平らなテーブル上に載置して、一方の収容室11を手のひらで押圧することにより、隔壁弱シール部13を開裂させた。また、その際の小袋38の開封性を目視で確認した。試験は、各実施例および比較例の複室容器について10袋ずつ行った。 試験結果は、小袋38の開封部39を目視で確認したときの、不完全な開封が観察された複室容器の数によって示した。 【0070】 以上の結果を表1に示す。 【0071】 【表1】
【0072】 表1より明らかなように、実施例1および実施例2の複室容器によれば、過酷な落下試験を経ても十分なシール強さを維持することができ、また、小袋の開封を完全に達成できることがわかった。 【図面の簡単な説明】 【0073】 【図1】本発明の複室容器の一実施形態を示す平面図である。 【図2】図1に示す複室容器の要部拡大平面図である。 【図3】図1および図2に示す複室容器の設計変更例を示す要部拡大平面図である。 【図4】図1および図2に示す複室容器の他の設計変更例を示す要部拡大平面図である。 【図5】本発明の複室容器の他の実施形態を示す平面図である。 【図6】比較例1の複室容器の要部拡大平面図である。 【図7】比較例2の複室容器の要部拡大平面図である。 【図8】比較例3の複室容器の要部拡大平面図である。 【図9】複室容器の落下姿勢の諸形態を示す図である。 【符号の説明】 【0074】 10 複室容器, 11 収容室, 12 収容室, 13 隔壁弱シール部, 14 隣接方向, 15 幅方向, 16 側壁強シール部, 17 側壁強シール部, 18 (側壁強シール部16の幅方向15内側の)端縁, 19 (隔壁弱シール部13の幅方向15外側の)端縁, 20 補助強シール部, 21 突出抑制部, 22 屈曲部, 23 側端部, 24 中間部, 25 延長線, 26 (隔壁弱シール部13の一方の収容室11側の)端縁, 27 交点, 28 (隔壁弱シール部13の幅方向15の)中央3分の1領域, 29 補助強シール部, 30 側端部, 31 中間部(変曲点), 32 接線, 33 補助強シール部, 34 側端部, 35 中間部(屈曲点), 36 接線, 37 複室容器, 38 小袋, 39 開封部, 40 未シール部
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| 【出願人】 |
【識別番号】000149435 【氏名又は名称】株式会社大塚製薬工場
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| 【出願日】 |
平成17年11月7日(2005.11.7) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100087701 【弁理士】 【氏名又は名称】稲岡 耕作
【識別番号】100101328 【弁理士】 【氏名又は名称】川崎 実夫
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| 【公開番号】 |
特開2007−125309(P2007−125309A) |
| 【公開日】 |
平成19年5月24日(2007.5.24) |
| 【出願番号】 |
特願2005−322599(P2005−322599) |
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