| 【発明の名称】 |
医用画像処理システム、医用画像処理プログラム、医用画像処理方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】石井 達也
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| 【要約】 |
【課題】医用画像フィルムの画像をデジタル化し適切な切り出し枠で分割するシステム、方法、プログラムを提供する。
【解決手段】画像をデジタイザで読み込み、CPUが読み込んだ画像を前記コンピュータの画面に表示させ、画面に表示された画像の最上段の断層画像の最上点を含む横直線および最上段の断層画像の最下点を含む横直線および上から2段目の断層画像の最上点を含む横直線および最左列の断層画像の最左点を含む縦直線および最左列の断層画像の最右点を含む縦直線および左から2列目の断層画像の最左点を含む縦直線が指定された場合に、CPUがこれらの直線の位置関係を基に表示された各断層画像の切り出し枠を算出する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 システム全体の制御と各種演算処理を行うCPUと、画像を表示するディスプレイと、データを記憶する記憶装置と、画像をデジタルデータに変換するデジタイザと、前記記憶装置に記憶された画像を分割登録する画像登録ソフトウエアとを備え、複数の断層画像が縦、横に整列されたフィルムを画像として読み込む医用画像処理システムにおいて、 画像をデジタイザで読み込ませ、CPUが読み込んだ画像をディスプレイに表示させ、ディスプレイに表示された画像の最上段の断層画像の最上点を含む横直線lおよび最上段の断層画像の最下点を含む横直線kおよび上から2段目の断層画像の最上点を含む横直線jおよび最左列の断層画像の最左点を含む縦直線aおよび最左列の断層画像の最右点bを含む縦直線および左から2列目の断層画像の最左点を含む縦直線cの位置が指定された場合に、CPUが前記横直線lと前記横直線kの位置から断層画像の縦幅を算出し、前記横直線kと前記横直線jの位置から上下に隣り合う断層画像の縦の間隙幅を算出し、前記縦直線aと前記横直線bの位置から断層画像の横幅を算出し、前記横直線bと前記横直線cの位置から左右に隣り合う断層画像の横の間隙を算出し、これらの算出された断層画像の横幅及び縦幅及び横の間隙幅および縦の間隙幅から各画像の切り出し枠を算出し、前記切り出し枠に従って断層画像を切り出し、医用画像サーバに送信する、ことを特徴とする医用画像処理システム。 【請求項2】 システム全体の制御と各種演算処理を行うCPUと、画像を表示するディスプレイと、データを記憶する記憶装置と、画像をデジタルデータに変換するデジタイザと、前記記憶装置に記憶された画像を分割登録する画像登録ソフトウエアとを備え、複数の断層画像が縦、横に整列されたフィルムを画像として読み込む医用画像処理システムのプログラムにおいて、 前記医用画像処理システムに、 画像をデジタイザで読み込ませる機能と、CPUが読み込んだ画像をディスプレイに表示させる機能と、ディスプレイに表示された画像の最上段の断層画像の最上点を含む横直線lおよび最上段の断層画像の最下点を含む横直線kおよび上から2段目の断層画像の最上点を含む横直線jおよび最左列の断層画像の最左点を含む縦直線aおよび最左列の断層画像の最右点bを含む縦直線および左から2列目の断層画像の最左点を含む縦直線cの位置が指定された場合に、CPUが前記横直線lと前記横直線kの位置から断層画像の縦幅を算出する機能と、前記横直線kと前記横直線jの位置から上下に隣り合う断層画像の縦の間隙幅を算出する機能と、前記縦直線aと前記横直線bの位置から断層画像の横幅を算出する機能と、前記横直線bと前記横直線cの位置から左右に隣り合う断層画像の横の間隙を算出する機能と、これらの算出された断層画像の横幅及び縦幅及び横の間隙幅および縦の間隙幅から各画像の切り出し枠を算出する機能と、前記切り出し枠に従って断層画像を切り出す機能と、医用画像サーバに送信する機能と、を実現させることを特徴とする医用画像処理プログラム。 【請求項3】 システム全体の制御と各種演算処理を行うCPUと、画像を表示するディスプレイと、データを記憶する記憶装置と、画像をデジタルデータに変換するデジタイザと、前記記憶装置に記憶された画像を分割登録する画像登録ソフトウエアとを備え、複数の断層画像が縦、横に整列されたフィルムを画像として読み込む医用画像処理方法において、 画像をデジタイザで読み込ませ、CPUが読み込んだ画像をディスプレイに表示させ、ディスプレイに表示された画像の最上段の断層画像の最上点を含む横直線lおよび最上段の断層画像の最下点を含む横直線kおよび上から2段目の断層画像の最上点を含む横直線jおよび最左列の断層画像の最左点を含む縦直線aおよび最左列の断層画像の最右点bを含む縦直線および左から2列目の断層画像の最左点を含む縦直線cの位置が指定された場合に、CPUが前記横直線lと前記横直線kの位置から断層画像の縦幅を算出し、前記横直線kと前記横直線jの位置から上下に隣り合う断層画像の縦の間隙幅を算出し、前記縦直線aと前記横直線bの位置から断層画像の横幅を算出し、前記横直線bと前記横直線cの位置から左右に隣り合う断層画像の横の間隙を算出し、これらの算出された断層画像の横幅及び縦幅及び横の間隙幅および縦の間隙幅から各画像の切り出し枠を算出し、前記切り出し枠に従って断層画像を切り出し、医用画像サーバに送信する、ことを特徴とする医用画像処理方法。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明はCT(Computed Tomography)検査、MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査などの結果を印刷したフィルムの画像処理システムおよび画像処理プログラム、画像処理方法に係り、特に印刷された画像をデジタルデータに変換し、1枚のフィルムに印刷された複数の断層画像を個別の断層画像に分割して保存する画像処理システム、および画像処理方法および画像処理プログラムに関する。 【背景技術】 【0002】 診断に用いられた医用画像には保管義務がある。従来の画像保存方法は、複数の画像を印刷したフィルムをフィルムのまま保存していた。最近では前記医用画像をデジタルデータとして保管されるようになっている。 【0003】 しかし、例えば医用画像のデジタル通信に関する規格であるDICOM(Dieital Imaging Communication in Medicine)では、断層画像を一枚ずつ格納する方法が採用されている。このため、複数の断層画像が表示された1枚のフィルムから、画像を1枚ずつの断層画像に分割したデジタル画像を生成する必要がある。 【0004】 従来の画像分割方法は、特許文献1にあるように、1枚のフィルムに印刷された複数の断層画像に分割保存するために、まずフィルムをデジタイザで読み込み、このデジタルデータの画素値の分散を読み出し、画素値が大きく変化する位置から各画像の切り出し位置を算出する方法が採られてきた。 【特許文献1】特開2000−342539号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 しかしながら、例えば特許文献1の様に画素値で各断層画像の切り出し位置を算出する方法は、1つの画像の中に画素値が大幅に変化する部位があると、その部位を切り出し位置として認識してしまうという不具合があった。 【0006】 本発明は、前述の従来技術による不具合を除去することであり、縦横それぞれの切り出し位置の基準位置を入力することにより、切り出し位置を算出することが可能な医用画像処理システム、および医用画像処理プログラム、および医用画像処理方法を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0007】 前記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、システム全体の制御と各種演算処理を行うCPUと、画像を表示するディスプレイと、データを記憶する記憶装置と、画像をデジタルデータに変換するデジタイザと、前記記憶装置に記憶された画像を分割登録する画像登録ソフトウエアとを備え、複数の断層画像が縦、横に整列されたフィルムを画像として読み込む医用画像処理システムにおいて、 画像をデジタイザで読み込ませ、CPUが読み込んだ画像をディスプレイに表示させ、ディスプレイに表示された画像の最上段の断層画像の最上点を含む横直線lおよび最上段の断層画像の最下点を含む横直線kおよび上から2段目の断層画像の最上点を含む横直線jおよび最左列の断層画像の最左点を含む縦直線aおよび最左列の断層画像の最右点bを含む縦直線および左から2列目の断層画像の最左点を含む縦直線cの位置が指定された場合に、CPUが前記横直線lと前記横直線kの位置から断層画像の縦幅を算出し、前記横直線kと前記横直線jの位置から上下に隣り合う断層画像の縦の間隙幅を算出し、前記縦直線aと前記横直線bの位置から断層画像の横幅を算出し、前記横直線bと前記横直線cの位置から左右に隣り合う断層画像の横の間隙を算出し、これらの算出された断層画像の横幅及び縦幅及び横の間隙幅および縦の間隙幅から各画像の切り出し枠を算出し、前記切り出し枠に従って断層画像を切り出し、医用画像サーバに送信する、ことを特徴とする医用画像処理システムである。 【0008】 また、請求項2記載の発明は、システム全体の制御と各種演算処理を行うCPUと、画像を表示するディスプレイと、データを記憶する記憶装置と、画像をデジタルデータに変換するデジタイザと、前記記憶装置に記憶された画像を分割登録する画像登録ソフトウエアとを備え、複数の断層画像が縦、横に整列されたフィルムを画像として読み込む医用画像処理システムのプログラムにおいて、 前記医用画像処理システムに、 画像をデジタイザで読み込ませる機能と、CPUが読み込んだ画像をディスプレイに表示させる機能と、ディスプレイに表示された画像の最上段の断層画像の最上点を含む横直線lおよび最上段の断層画像の最下点を含む横直線kおよび上から2段目の断層画像の最上点を含む横直線jおよび最左列の断層画像の最左点を含む縦直線aおよび最左列の断層画像の最右点bを含む縦直線および左から2列目の断層画像の最左点を含む縦直線cの位置が指定された場合に、CPUが前記横直線lと前記横直線kの位置から断層画像の縦幅を算出する機能と、前記横直線kと前記横直線jの位置から上下に隣り合う断層画像の縦の間隙幅を算出する機能と、前記縦直線aと前記横直線bの位置から断層画像の横幅を算出する機能と、前記横直線bと前記横直線cの位置から左右に隣り合う断層画像の横の間隙を算出する機能と、これらの算出された断層画像の横幅及び縦幅及び横の間隙幅および縦の間隙幅から各画像の切り出し枠を算出する機能と、前記切り出し枠に従って断層画像を切り出す機能と、医用画像サーバに送信する機能と、を実現させることを特徴とする医用画像処理プログラムである。 【0009】 また、請求項3記載の発明は、システム全体の制御と各種演算処理を行うCPUと、画像を表示するディスプレイと、データを記憶する記憶装置と、画像をデジタルデータに変換するデジタイザと、前記記憶装置に記憶された画像を分割登録する画像登録ソフトウエアとを備え、複数の断層画像が縦、横に整列されたフィルムを画像として読み込む医用画像処理方法において、 画像をデジタイザで読み込ませ、CPUが読み込んだ画像をディスプレイに表示させ、ディスプレイに表示された画像の最上段の断層画像の最上点を含む横直線lおよび最上段の断層画像の最下点を含む横直線kおよび上から2段目の断層画像の最上点を含む横直線jおよび最左列の断層画像の最左点を含む縦直線aおよび最左列の断層画像の最右点bを含む縦直線および左から2列目の断層画像の最左点を含む縦直線cの位置が指定された場合に、CPUが前記横直線lと前記横直線kの位置から断層画像の縦幅を算出し、前記横直線kと前記横直線jの位置から上下に隣り合う断層画像の縦の間隙幅を算出し、前記縦直線aと前記横直線bの位置から断層画像の横幅を算出し、前記横直線bと前記横直線cの位置から左右に隣り合う断層画像の横の間隙を算出し、これらの算出された断層画像の横幅及び縦幅及び横の間隙幅および縦の間隙幅から各画像の切り出し枠を算出し、前記切り出し枠に従って断層画像を切り出し、医用画像サーバに送信する、ことを特徴とする医用画像処理方法である。 【発明の効果】 【0010】 本発明による医用画像処理システム、および医用画像処理プログラム、および医用画像処理方法によれば、操作者が指定した基準線を基に断層画像の切り出し枠を算出するので、適切な断層画像の切り出し枠をより少ない労力で決定でき、DICOM医用サーバなどに適切なフォーマットに変換して断層画像を1つずつ送信することができる、という優れた効果を奏し得る。 【発明を実施するための最良の形態】 【0011】 以下、本発明による医用画像処理システム、および医用画像処理プログラム、および医用画像処理方法の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。実施形態がこれに限られないことはいうまでもない。 図1は、医用画像の印刷例を模式的に表した図である。 図2は、本発明を実施するコンピューターシステムの全体図である。 図3は、画像分割登録プログラムのフローチャートである。 図4は、ディスプレイに表示される分割登録の操作画面である。 図5は、ディスプレイに表示される画像分割の基準線を示した図である。 図6は、ディスプレイに表示される断層画像の切り出し枠を示した図である。 <用語の説明> フィルムに表示された画像とは、1枚のフィルム上に表示された画像の全体を指す。 断層画像とは、1枚のフィルム上に表示された個々の断層画像を指す。 【0012】 <構成の説明> 図2は、本発明の医用画像処理プログラム、および医用画像処理方法を実施する医用画像処理システムの主要部分である。 【0013】 前記コンピューターシステムの主要部は、各種処理を実行するCPU12と、CPU12に接続されたキーボード6およびマウス7およびディスプレイ8と、複数の断層画像が縦、横に整列されたフィルムを読み込むデジタイザ9と、他社のDICOM医用画像サーバ17と、他社のフィルムイメージャ18と、他社のDICOM医用画像サーバ17及びまたは他社のフィルムイメージャ18に接続するための通信制御装置11と、読み込んだ画像および画像ソフトウエアを記憶する記憶装置13と、記憶装置に格納された画像登録ソフトウエア14とからなる。必要に応じてCPUに接続される光ディスク装置15と、画像ソフトウエア14を記録した同ソフトウエアのインストール用の光ディスク16と、を加えることができる。また、本実施例のシステムはデジタイザで画像フィルム10を読み込むように構成されている。 【0014】 <画面の説明> 本システムの分割登録処理プログラムによって表示される分割登録操作画面の構成例を、図4を使用して説明する。 分割登録操作画面は、患者情報と、ドロップダウンリストの分割タイプ27と、ドロップダウンリストの分割数28と、基準線表示ボタン19と、枠線反映ボタン20と、枠線表示ボタン21と、分割枠線確定ボタン22と、枠線初期化ボタン23と、枠線消去ボタン24と、画像登録ボタン25と、閉じるボタン26とから構成される。 【0015】 以下に各要素について説明する。 前記患者情報は分割登録操作画面左上に、患者ID、患者名、誕生日、性別を表示する。 ドロップダウンリストの分割タイプ27は、分割した断層画像を同じサイズで同録するか、切り出し枠を拡大、あるいは縮小するかを選択するメニューであり、ドロップダウンリストの分割数28は、画像フィルム上に縦、横にいくつの断層画像が表示されているかを選択するためのメニューである。 基準線表示ボタン19を押下すると分割登録処理プログラムは基準線をディスプレイ上に表示し、枠反映ボタン20を押下すると分割登録処理プログラムは位置指定された基準線から全ての枠線を算出して表示し、枠線表示ボタン21を押下すると分割登録処理プログラムは図6のような切り出し枠を表示し、分割線確定ボタン22を押下すると分割登録処理プログラムは切り出し枠を記憶装置13に保存させ、枠線初期化ボタン23を押下すると分割登録処理プログラムは表示された枠線を作業開始時の状態に戻し、枠線消去ボタン24を押下すると分割登録処理プログラムは表示された枠線を消去し、画面登録ボタン25を押下すると分割登録処理プログラムは断層画像を切り出し、さらに切り出した断層画像を他社DICOM医用サーバ17に送信し、閉じるボタン26を押下すると分割登録処理プログラムは処理を終了させる。 【0016】 <画像フィルムの説明> 図1を用いて、本システムの読み込み対象となるフィルム10を説明する。本システムの読み込み対象となるフィルム10は病院などで使用する医用フィルムである。病院で行われる画像フィルムを使用する検査にはレントゲン検査、CT(Computed Tomography)検査、MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査などがある。レントゲン検査の画像フィルムは図1の10(a)のように1枚のフィルムに1つの断層画像が表示される。 【0017】 CT検査やMRI検査では画像フィルム10には図1の10(b)や10(c)のように、複数の断層画像が縦、横に所定の間隔を以って表示される。(b)は1枚のフィルム10に25枚の断層画像が、(c)は1枚のフィルムに20枚の断層画像が表示された例である。 【0018】 <フローチャートの説明> 図3を用いて、本発明の分割登録処理プログラムについて説明する。 分割登録処理プログラムは、画像登録端末2に接続されたデジタイザ9から画像フィルム10を読み込む[ステップ41]。 【0019】 次に、分割登録処理プログラムは読み込んだ画像をデジタル変換し、画像端末2のディスプレイ8上にプレビュー画面と分割登録操作画面を表示する[ステップ42]。 【0020】 次に分割登録処理プログラムは、切り出し枠の位置が既に保存されているかどうか判定する[ステップ43]。切り出し枠が保存されていたら、保存されている切り出し枠をディスプレイ8に表示する[ステップ44]。切り出し枠が保存されていなかったら、初期化された基準線を表示する[ステップ45]。初期化によって表示される基準線の数は、ユーザーによって分割登録操作画面のドロップダウンリストの分割数28を用いて選択された分割数に基づいて表示される。分割数28においては、例えば1×1、2×1、2×2、3×3、3×4、3×5、4×4、4×5、5×5、の9種類が選択可能である。 【0021】 ステップ45に次いで、基準線の位置指定を受信する[ステップ46]。このステップは、操作者が基準線を操作し、基準線を所定の位置にマウスで移動させ、移動が完了した場合に枠線反映ボタン20を押下することによって、分割登録処理プログラムは基準線の位置を受信する。 【0022】 ステップ46に次いで、切り出し枠の保存を行う[ステップ47]。このステップは、先ず分割登録処理プログラムがステップ45で指定された基準線の位置から切り出し枠を算出し、ディスプレイ8に表示する。操作者が枠確定ボタン22を押下すると、分割登録処理プログラムは記憶装置13に位置情報を保存する。 【0023】 ステップ44またはステップ47についで、分割登録処理プログラムはDICOMサーバへの断層画像データの転送を行う。このステップは、操作者が画像登録ボタン25をマウスで押下することにより開始される。分割登録処理プログラムは画像登録ボタン25をマウスで押下されると、保存されている切り出し枠に従って断層画像を切り出し、他社DICOM医用画像処理サーバ17に送信するフォーマットに切り出した断層画像を変換し、断層画像を他社DICOM医用画像処理サーバ17に送信する。 【0024】 <切り出し枠算出の手順> ステップ46の切り出し枠算出手順について、図5を参照して詳しく述べる。 分割登録操作画面の分割数ボタン28によって分割数が選択された後、基準線表示ボタン19が押下されると分割登録処理プログラムはプレビュー画面上に図5のような基準線を表示する。 【0025】 基準線とは、図5の横直線l、k、jと縦直線a、b、cのことで、分割登録処理プログラムはこの基準線の位置を基に、フィルム上の断層画像の縦幅と横幅及び、左右に隣り合う断層画像の間の間隙の幅、及び上下に隣り合う断層画像の間の間隙の幅を算出し、算出されたこれらの数値を基に切り出し枠を算出する。 【0026】 操作者は、マウスを用いて、先ず画面に表示された最上段の断層画像の最上点を含むように横直線lの位置を移動させ修正する。次に、画面に表示された最上段の断層画像の最下点を含むように横直線kの位置を移動させ修正する。次に画面に表示された上から2段目の断層画像の最上点を含むように横直線jの位置を移動させ修正する。次に、画面に表示された最左列の断層画像の最左点を含むように縦直線aの位置を移動させ修正する。次に、次に画面に表示された最左列の断層画像の最右点を含むように縦直線bの位置を移動させ修正する。最後に、画面に表示された左から2番目の列の断層画像の最左点を含むように縦直線cの位置を移動させ修正する。 【0027】 画像フィルム上の断層画像は上下左右の間隔が規則正しく並んでいるのために、上記の操作によって分割登録処理プログラムは、各断層画像の縦幅を横直線lの位置と横直線Kの位置から、横幅を縦直線aの位置と縦直線bの位置から、また断層画像同士の上下の間隔を横直線kの位置と横直線lの位置から、断層画像同士の左右の間隔を縦直線bの位置と縦直線cの位置からそれぞれ計算する。上記の基準線の位置指定が完了した場合には、操作者は分割登録操作画面の枠反映ボタン20を押下すると、分割登録処理プログラムは上記の基準線の位置から上記のように切り出し枠を計算し、図6のような切り出し枠をディスプレイ上に表示する。 【0028】 以上のように構成したのことにより、本発明における医用画像処理システム、医用画像処理プログラム、医用画像処理方法は、操作者が目視確認をして切り出し枠を決定するので、適切な断層画像の切り出しを行うことができる。 【図面の簡単な説明】 【0029】 【図1】医用画像の印刷例を模式的に表した図である。 【図2】本発明を実施するコンピューターシステムの全体図である。 【図3】画像分割登録プログラムのフローチャートである。 【図4】ディスプレイに表示される分割登録の操作画面である。 【図5】ディスプレイに表示される画像分割の基準線を示した図である。 【図6】ディスプレイに表示される断層画像の切り出し枠を示した図である。 【符号の説明】 【0030】 6:キーボード、7:マウス、8:ディスプレイ、9:デジタイザ、10:画像フィルム、11:通信制御装置、12:CPU、13:記憶装置、14:画像登録ソフトウエア、15:光ディスク装置、16:光ディスク、17:他社DICOM医用サーバ、18:他社フィルムイメージャ。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000233033 【氏名又は名称】日立コンピュータ機器株式会社
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| 【出願日】 |
平成17年8月10日(2005.8.10) |
| 【代理人】 |
【識別番号】110000073 【氏名又は名称】特許業務法人プロテック
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| 【公開番号】 |
特開2007−44264(P2007−44264A) |
| 【公開日】 |
平成19年2月22日(2007.2.22) |
| 【出願番号】 |
特願2005−231932(P2005−231932) |
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