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【発明の名称】 抽出用バッグ
【発明者】 【氏名】菅谷 元一

【氏名】浅原 剛

【氏名】芹澤 忠明

【要約】 【課題】内部にコーヒーなどの被抽出材料を収容した袋本体を熱湯などの抽出水中に浸漬して抽出する際にバッグが浮き上がらず、バッグを抽出水の入った容器内で上下動させて、抽出速度やできあがり濃度を調節でき、短時間で好みの美味しいコーヒーなどをいれることができる抽出用バッグの提供。

【解決手段】通気性および通水濾過性を有するシート5からなる袋本体8の内部に被抽出材料9を収容し、袋本体8を抽出水中に浸漬して被抽出材料9から有効成分を抽出水中に抽出するように構成した抽出用バッグ1において、袋本体8の表裏2つの面の所定の位置に対称的にマドラー部材11が設けられ、マドラー部材11はマドラー部材11から引き起こされて相互に重ね合わせ、抽出時には手で持って抽出用バッグ1を保持したり、振動させて抽出促進することができる保持部12と、保持部12と折れ線13で連続し、保持部12を支持する支持部14からなる。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
通気性および通水濾過性を有するシートからなる袋本体の内部に被抽出材料を収容し、前記袋本体を抽出水中に浸漬して前記被抽出材料から有効成分を前記抽出水中に抽出するように構成した抽出用バッグにおいて、
前記袋本体の表裏2つの面の所定の位置に対称的にマドラー部材が設けられ、前記マドラー部材は前記マドラー部材から引き起こされて相互に重ね合わせ、抽出時には手で持って抽出用バッグを保持したり、振動させて抽出促進することができる保持部と、前記保持部と折れ線で連続し、前記保持部を支持する支持部からなることを特徴とする抽出用バッグ。
【請求項2】
前記シートとして合成樹脂製不織布を用いたことを特徴とする請求項1記載の抽出用バッグ。
【請求項3】
前記シートとして第1合成樹脂製不織布層と前記第1合成樹脂製不織布層と同じかあるいは異なる第2合成樹脂製不織布層とを重ね合わせて積層した2層構造不織布を用いたことを特徴とする請求項2記載の抽出用バッグ。
【請求項4】
第1合成樹脂製不織布としてポリエチレン系不織布を用い、第2合成樹脂製不織布としてポリプロピレン系不織布を用いたことを特徴とする請求項3記載の抽出用バッグ。
【請求項5】
前記マドラー部材は、前記袋本体の表裏2つの面の所定の位置に前記袋本体からはみ出ないように対称的に設けられており、抽出時には前記2つの保持部をそれぞれ前記マドラー部材から引き起こして相互に重ね合わせ、抽出用バッグを容器内の抽出位置に置いた時、前記重ね合わせた保持部の少なくとも先端部が前記容器の外周縁より外側に位置する構成としたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の抽出用バッグ。
【請求項6】
前記マドラー部材が紙製であり、前記支持部が前記袋本体の表裏2つの面の所定の位置に接着されて固定して設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の抽出用バッグ。
【発明の詳細な説明】【技術分野】
【0001】
本発明は、短時間で容易に美味しいコーヒー、紅茶、ウーロン茶、緑茶、麦茶などをいれることができる抽出用バッグに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、コーヒーの抽出時にコーヒー粉を入れた袋の口部を開けて熱湯中で上下させて抽出するようにしたドリップバッグ(特許文献1参照)や、紙や不織布などのフィルター材料で形成されコーヒー挽き豆が充填されたバッグ本体の上部に棒状の取手を付けた特定の形態を有するコーヒー抽出バッグ(特許文献2参照)や、繊度0.2デニール以下の超極細繊維を含むフィルターシートからなる部分と、炭酸ガス透過度がこのフィルターシートの2倍以上である部分から構成されコーヒーバッグ内部に蓄積した炭酸ガスの放出性に優れたコーヒーバッグ(特許文献3参照)など多くのコーヒーバッグが提案されている。
【特許文献1】特開平10−314034号公報
【特許文献2】特開平10−194336号公報
【特許文献3】特開平08−299183号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
また、従来、図6に示したような通水濾過性シートからなる袋30にコーヒー粉31を封入したコーヒーバッグ32が使われており、袋30の上縁部にはタグ33の付いた吊り糸34が取り付けられている。このようなコーヒーバッグ32の使用に際しては、袋30をカップに入れ、熱湯を注ぎ、袋30全体を熱湯中に浸し、必要に応じて吊り糸34で袋30を上下させてコーヒーの抽出を促し、次いで吊り糸34で袋30をカップから引き上げる。
【0004】
しかし抽出中に袋30が浮き上がるので、単に熱湯を注いだカップ内に放置していたのでは充分にコーヒー粉31から抽出液を浸出させることはできず、スプーンなどで袋30を押さえつけなければならないという問題があり、またスプーンなどで袋30を押さえつけると袋30に封入したコーヒー粉31が外部にでてコーヒーに混入する問題や袋30が破損するなどの問題があった。
【0005】
また、従来、図7(a)、(b)に示したようなドリップバッグも使用されている。このドリップバッグ40は通水濾過性シートからなる袋本体41にコーヒー粉42を収容し、袋本体41の上部43はミシン目あるいは仮融着などにより開口可能になっている。また袋本体41の表面には図に示したように、カップ44に袋本体41を係止させる係止部材45が貼着されている。係止部材45は、その凹部46がカップ44の上縁に係止される係止片47と、係止片47と折れ線48で連続し、係止片47を支持する支持体49からなっている。
【0006】
このドリップバッグ40を用いてコーヒーをいれる場合には、(b)に示したように袋本体41の上部43を開口し、そして係止片47をカップ44の上縁にかけることにより袋本体41をカップ44に係止させ、開口した袋本体41の上部43から熱湯をそそぐ。
【0007】
しかし、袋本体41をカップ44に係止させ、開口した袋本体41の上部43から熱湯をそそいだ後は、コーヒーが所定の濃度に抽出されるまで袋本体41を静置するしかなく、コーヒーの抽出速度やできあがり濃度を調節するために袋本体41を湯の中で上下動させることはできないという問題があるという問題があった。
【0008】
本発明の目的は、袋本体の内部にコーヒー、紅茶、ウーロン茶、緑茶、麦茶などの被抽出材料を収容し、この袋本体を熱湯などの抽出水中に浸漬して前記被抽出材料から有効成分を抽出水中に、抽出バッグが浮き上がるのを防止するとともに、抽出用バッグを熱水などの抽出水の入った容器内で上下動させて、抽出速度やできあがり濃度を調節することができ、短時間で容易に好みの美味しいコーヒー、紅茶、ウーロン茶、緑茶、麦茶などをいれることができる抽出用バッグを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するための本発明の請求項1に記載の抽出用バッグは、通気性および通水濾過性を有するシートからなる袋本体の内部に被抽出材料を収容し、前記袋本体を抽出水中に浸漬して前記被抽出材料から有効成分を前記抽出水中に抽出するように構成した抽出用バッグにおいて、
前記袋本体の表裏2つの面の所定の位置に対称的にマドラー部材が設けられ、前記マドラー部材は前記マドラー部材から引き起こされて相互に重ね合わせ、抽出時には手で持って抽出用バッグを保持したり、振動させて抽出促進することができる保持部と、前記保持部と折れ線で連続し、前記保持部を支持する支持部からなることを特徴とする。
【0010】
本発明の請求項2に記載の抽出用バッグは、請求項1記載の抽出用バッグにおいて、前記シートとして合成樹脂製不織布を用いたことを特徴とする。
【0011】
本発明の請求項3に記載の抽出用バッグは、請求項2記載の抽出用バッグにおいて、前記シートとして第1合成樹脂製不織布層と前記第1合成樹脂製不織布層と同じかあるいは異なる第2合成樹脂製不織布層とを重ね合わせて積層した2層構造不織布を用いたことを特徴とする。
【0012】
本発明の請求項4に記載の抽出用バッグは、請求項3記載の抽出用バッグにおいて、第1合成樹脂製不織布としてポリエチレン系不織布を用い、第2合成樹脂製不織布としてポリプロピレン系不織布を用いたことを特徴とする。
【0013】
本発明の請求項5に記載の抽出用バッグは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の抽出用バッグにおいて、前記マドラー部材は、前記袋本体の表裏2つの面の所定の位置に前記袋本体からはみ出ないように対称的に設けられており、抽出時には前記2つの保持部をそれぞれ前記マドラー部材から引き起こして相互に重ね合わせ、抽出用バッグを容器内の抽出位置に置いた時、前記重ね合わせた保持部の少なくとも先端部が前記容器の外周縁より外側に位置する構成としたことを特徴とする。
【0014】
本発明の請求項6に記載の抽出用バッグは、請求項1から請求項5のいずれかに記載の抽出用バッグにおいて、前記マドラー部材が紙製であり、前記支持部が前記袋本体の表裏2つの面の所定の位置に接着されて固定して設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明の請求項1に記載の抽出用バッグは、通気性および通水濾過性を有するシートからなる袋本体の内部に被抽出材料を収容し、前記袋本体を抽出水中に浸漬して前記被抽出材料から有効成分を前記抽出水中に抽出するように構成した抽出用バッグにおいて、
前記袋本体の表裏2つの面の所定の位置に対称的にマドラー部材が設けられ、前記マドラー部材は前記マドラー部材から引き起こされて相互に重ね合わせ、抽出時には手で持って抽出用バッグを保持したり、振動させて抽出促進することができる保持部と、前記保持部と折れ線で連続し、前記保持部を支持する支持部からなることを特徴とするものであり、
構成が簡単で安価であり、従来のドリップバッグのように袋本体の上部を開口して熱湯をそそがないので、袋本体中に入れた被抽出材料をこぼす恐れがなく簡単に抽出操作を行えるので使い勝手がよく、そして袋本体の内部にコーヒー、紅茶、ウーロン茶、緑茶、麦茶などの被抽出材料を収容し、この袋本体を容器に入れて熱湯などの抽出水を注いだり、抽出水中に浸漬して前記被抽出材料から有効成分を抽出水中に抽出する際に、袋本体が通気性を有するので内部のガスが外部にでて抽出バッグが浮き上がるのを防止できるとともに、相互に重ね合わせた保持部を手で持って、例えば抽出用バッグを保持したり、熱水などの抽出水の入った容器内で上下動させるなど振動させて抽出速度やできあがり濃度を調節できるので、短時間で容易に好みの美味しいコーヒー、紅茶、ウーロン茶、緑茶、麦茶などをいれることができるという、顕著な効果を奏する。
【0016】
本発明の請求項2に記載の抽出用バッグは、請求項1記載の抽出用バッグにおいて、前記シートとして合成樹脂製不織布を用いたことを特徴とするものであり、合成樹脂製不織布は加工性、機械的特性、耐化学薬品性、ヒートシール性などに優れる上、安価で容易に入手できという、さらなる顕著な効果を奏する。
【0017】
本発明の請求項3に記載の抽出用バッグは、請求項2記載の抽出用バッグにおいて、前記シートとして第1合成樹脂製不織布層と前記第1合成樹脂製不織布層と同じかあるいは異なる第2合成樹脂製不織布層とを重ね合わせて積層した2層構造不織布を用いたことを特徴とするものであり、
2層構造不織布は機械的特性に優れ、使い勝手がよく、コーヒーなどの微粉が袋外にでるのを一層抑制できるという、さらなる顕著な効果を奏する。
【0018】
本発明の請求項4に記載の抽出用バッグは、請求項3記載の抽出用バッグにおいて、第1合成樹脂製不織布としてポリエチレン系不織布を用い、第2合成樹脂製不織布としてポリプロピレン系不織布を用いたことを特徴とするものであり、 第1ポリエチレン系樹脂製不織布および第2ポリプロピレン系樹脂製不織布は加工性、機械的特性、耐化学薬品性、ヒートシール性、スポット溶接性などに優れる上、廃棄後燃焼しても水と炭酸ガスしか発生せず人間や環境に対して優しく、安全、安価で容易に入手できという、さらなる顕著な効果を奏する。
【0019】
本発明の請求項5に記載の抽出用バッグは、請求項1から請求項4のいずれかに記載の抽出用バッグにおいて、前記マドラー部材は、前記袋本体の表裏2つの面の所定の位置に前記袋本体からはみ出ないように対称的に設けられており、抽出時には前記2つの保持部をそれぞれ前記マドラー部材から引き起こして相互に重ね合わせ、抽出用バッグを容器内の抽出位置に置いた時、前記重ね合わせた保持部の少なくとも先端部が前記容器の外周縁より外側に位置する構成としたことを特徴とするものであり、
抽出時に重ね合わせた2つの保持部を手で持って、容器内の加熱した熱湯などの熱気が手に当たらないようにして、抽出を行うことができるという、さらなる顕著な効果を奏する。
【0020】
本発明の請求項6に記載の抽出用バッグは、請求項1から請求項5のいずれかに記載の抽出用バッグにおいて、前記マドラー部材が紙製であり、前記支持部が前記袋本体の表裏2つの面の所定の位置に接着されて固定して設けられていることを特徴とするものであり、
紙製マドラー部材は軽量で適度の剛性や強度を有するので、抽出時には、接着されて固定して設けられている支持部と折れ線で連続した表裏2つの保持部を引き起こして、相互に重ね合わせて手で持って持って、抽出を容易に行うことができるとともに、抽出中に熱が伝わってこないので手が熱くならないという、さらなる顕著な効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
次に本発明を図を用いて実施の形態に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明の抽出用バッグの一例を説明する説明図である。
図2は図1に示した本発明の抽出用バッグを容器中に入れ、熱湯を注いで抽出用バッグを上下動させて抽出する状態を説明する説明図である。
【0022】
次に、第1合成樹脂製不織布としてポリエチレン系不織布を用い、第2合成樹脂製不織布としてポリプロピレン系不織布を用いた例を用いて本発明の抽出用バッグを説明する。
図1に示した1は本発明の抽出用バッグを示す。本発明の抽出用バッグ1(高さ約9cm、幅約6cm)は、第1ポリエチレン系不織布層2と第2ポリプロピレン系不織布層3とを重ね合わせて多数の箇所でスポット溶接4した2層構造不織布5を用い、第1ポリエチレン系不織布層2を内側にして2層構造不織布5の中央で折り重ね、両側6、7の所定の箇所をヒートシールして形成した袋本体8中に被抽出材料9として所定の粒度(コーヒー豆の種類によって異なる)に粉砕した焙煎コーヒー豆粉粒体を入れ、口部10の所定の箇所をヒートシールして構成されている。
【0023】
2層構造不織布5は、通気性および通水濾過性を有するが、抽出用バッグ1内に入れた被抽出材料9の微粉が抽出用バッグ1の外部に通過しないように構成されている。
例えば、具体的には第1ポリエチレン系不織布層2や第2ポリプロピレン系不織布層3の繊維の太さ(例えば第1ポリエチレン系不織布層2の繊維の平均デニール0.1〜0.2、第2ポリプロピレン系不織布層3の繊維の平均デニール1〜3)、開口(例えば網目の穴の長辺が最大80μm)、坪量(例えば第1ポリエチレン系不織布層2は3〜6g/m2 、第2ポリプロピレン系不織布層3は10〜30g/m2 )などを選定して製造された2層構造不織布を挙げることができる。
【0024】
2層構造不織布5の例としては、第1ポリエチレン系不織布層2や第2ポリプロピレン系不織布層3は、例えばメルトブロー法で作られた市販品を用い、両者を重ね合わせて公知の方法で多数の箇所でスポット溶接4した2層構造不織布を例示できる。
【0025】
第2ポリプロピレン系不織布層3として芯がポリプロピレンで、鞘がポリエチレンである複合繊維で作られたサーマルボンド不織布を使用することもでき、サーマルボンド不織布を用いると第1ポリエチレン系不織布層2とのスポット溶接性が向上するので好ましい。
【0026】
袋本体8の表裏2つの面の所定の位置に袋本体8からはみ出ないように対称的にマドラー部材11が設けられている。この例では、袋本体8の表面の上方やや右側の位置に1つのマドラー部材11が設けられ、そしてこの表面側のマドラー部材11に対称的に袋本体8の裏面側の位置に他のマドラー部材11が設けられている。
2つのマドラー部材11が袋本体8からはみ出ないように設けられているので袋本体8の意匠性が向上するとともに、取り扱い時に邪魔にならず、袋本体8自体の包装性、取り扱い性などが向上する。
表裏2つのマドラー部材11はそれぞれ、抽出を行う際にマドラー部材11から引き起こされて相互に重ね合わせ、手で持って抽出用バッグ1を上下動させるなど振動させて抽出を促進することができる保持部12を備えている。またこの保持部12と折れ線13で連続し、保持部12を支持する支持部14を備えている。
この支持部14は、前記袋本体8の表裏2つの面の所定の位置に接着されて固定して設けられている。
【0027】
本発明の抽出用バッグ1は、構成が簡単であり、従来のドリップバッグのように袋本体の上部を開口して熱湯をそそがないので、袋本体8中に入れた被抽出材料9をこぼす恐れがなく、簡単に抽出操作を行えるので使い勝手がよい。
すなわち、図2に示したように、容器16中に抽出用バッグ1を入れ、次いで熱湯を注いで抽出を行うが、さらに表裏2つのマドラー部材11からそれぞれ保持部12を引き起こして相互に重ね合わせ、重ね合わせた表裏2つの保持部12を手で持って抽出用バッグ1を容器16中の熱湯15中を上下動させるなど振動させて抽出を促進させることができる。
このように抽出用バッグ1を容器16中の熱湯15中を上下動させて抽出を行えば、通水濾過性を有する2層構造不織布5を経て抽出用バッグ1内へ入った熱湯により被抽出材料9から有効成分を促進してよく抽出でき、同2層構造不織布5を経て容器16中の熱湯15中に移行させることができる。抽出用バッグ1を上下動など振動させる速度や回数、熱湯の温度や抽出時間などを調節すれば抽出速度やできあがり濃度を容易に調節でき、また抽出用バッグ1の2層構造不織布5は被抽出材料9の焙煎コーヒー豆粉粒体の微粉が抽出用バッグ1の外部にでにくいので、短時間(例えば約20〜30秒)で、舌ざわりのよい、好みのできあがり濃度を有する美味しいコーヒーを容易にいれることができる。
【0028】
抽出用バッグ1を入れた容器16中に熱湯15を注いだ時や、抽出用バッグ1を熱湯15中で上下動させて抽出を行う時に、抽出用バッグ1が加熱され、ガスなどで膨らんでも、ガスは通気性のある抽出用バッグ1の上部から外部にで易く、例え抽出用バッグ1から手を離しても容器16中で抽出用バッグ1が浮き上がることがない。また、図2に示したように表面側と裏面側の2つの保持部12を相互に重ね合わせて抽出用バッグ1の上部を挟み付けて手で持つので、抽出用バッグ1が膨らむのを抑制でき、ガスが通気性のある抽出用バッグ1の上方内部から外部にで易くなる。
【0029】
また図2に示したように、表裏2つの保持部12は、マドラー部材11から引き起こして相互に重ね合わせ、抽出用バッグ1を容器16内の抽出位置に置いた時、その先端部12−1が容器16の外周縁16−1より外側に位置する構成としたので、熱湯15を抽出用バッグ1を入れた容器16中に注いだ時や抽出用バッグ1を容器16内で上下動させて抽出を行う際、熱湯の熱気が、重ね合わせた保持部12を持つ手に当たらないようになっている。その結果、火傷などせずに抽出を行うことができる。
【0030】
マドラー部材11の材質は特に限定されず、例えばプラスチック、紙、木材、セラミックスあるいはこれらの組み合わせなどいずれも使用できる。
紙製マドラー部材11は安価で軽量で適度の剛性や強度を有するので、保持部12を持って抽出用バッグ1を支えたり、また、上下動させるなど振動させて抽出を行い易く、抽出中熱が伝わってこないので手が熱くならない上、種々の形状に加工し易く、意匠性を向上でき、そして支持部14は袋本体8の表裏2つの面の所定の位置に接着して固定し易い。
【0031】
図3(イ)〜(チ)は本発明の抽出用バッグに用いるマドラー部材の他の例を説明する説明図である。
マドラー部材は袋本体の表裏2つの面の所定の位置に対称的に2つ設けられるが、以下の説明においては、表面側のマドラー部材についてのみ説明し、裏面側のマドラー部材については説明を省略する場合がある。
図3(イ)に示したマドラー部材11Aは、抽出を行う際にマドラー部材11Aから横方向に引き起こされ、手で持って保持したり、図示しない抽出用バッグ1を上下動させて抽出を促進することができる保持部12Aと、保持部12Aと折れ線13Aで連続し、保持部12Aを支持する支持部14Aから構成されている。保持部12Aには凹部17が形成されている。
図示しない容器16中で抽出を行うには、図3(ロ)に示したように、マドラー部材11Aから保持部12Aを引き起こし、図示しない裏側の保持部12Aと重ね合わせた保持部12Aを手で持って、図示しない容器16中に入れて熱湯を注ぎ、図示しない抽出用バッグ1を図示しない容器16中の熱湯中を上下動させて抽出を行う。凹部17を図示しない容器16の外周縁16−1に掛けて保持部12Aから手を離し、静置して抽出を行うこともできる。
【0032】
図3(ハ)に示したマドラー部材11Bは全体的にコーヒーカップの形状を有しており意匠性に優れている。抽出を行う際にマドラー部材11Bから斜め上方に引き起こされ、手で持って保持したり、手で持って図示しない抽出用バッグ1を上下動させて抽出を促進することができる保持部12Bと、保持部12Bと斜めに形成した折れ線13Bで連続し、保持部12Bを支持する支持部14Bから構成されている。
図示しない容器16中で抽出を行うには、図3(ニ)に示したように、マドラー部材11Bから保持部12Bを引き起こし、図示しない裏側の保持部12Bと重ね合わせた保持部12Bを手で持って、図示しない容器16中に入れて熱湯を注ぎ、図示しない抽出用バッグ1を図示しない容器16中の熱湯中を上下動させて抽出を行う。
マドラー部材11Bは、保持部12Bを引き起こした後も全体的にコーヒーカップの形状を有しておりこの点でも意匠性に優れている。
【0033】
図3(ホ)に示したマドラー部材11Cは全体的にコーヒーカップの形状を有しており意匠性に優れている。抽出を行う際にマドラー部材11Cから引き起こされ、手で持って保持したり、手で持って図示しない抽出用バッグ1を上下動させて抽出を促進することができる保持部12Cと、保持部12Cと斜めに形成した折れ線13Cで連続し、保持部12Cを支持する支持部14Cから構成されている。
図示しない容器16中で抽出を行うには、図3(ヘ)に示したように、マドラー部材11Cから保持部12Cを斜め上方に引き起こし、図示しない裏側の保持部12Cと重ね合わせた保持部12Cを手で持って、図示しない容器16中に入れて熱湯を注ぎ、図示しない抽出用バッグ1を図示しない容器16中の熱湯中を上下動させて抽出を行う。
マドラー部材11Cは、保持部12Cを引き起こした後も全体的にコーヒーカップの形状を有しておりこの点でも意匠性に優れている。
【0034】
図3(ト)に示したマドラー部材11Dは全体的にコーヒーカップの形状を有しており意匠性に優れている。抽出を行う際にマドラー部材11Dから引き起こされ、手で持って保持したり、手で持って図示しない抽出用バッグ1を上下動させて抽出を促進することができる保持部12Dと、保持部12Dと斜めに形成した折れ線13Dで連続し、保持部12Dを支持する支持部14Dから構成されている。
図示しない容器16中で抽出を行うには、図3(チ)に示したように、マドラー部材11Dから保持部12Dを斜め上方に引き起こし、図示しない裏側の保持部12Dと重ね合わせた保持部12Dを手で持って、図示しない容器16中に入れて熱湯を注ぎ、図示しない抽出用バッグ1を図示しない容器16中の熱湯中を上下動させて抽出を行う。
マドラー部材11Dは、保持部12Dを引き起こした後も全体的にコーヒーカップの形状を有しておりこの点でも意匠性に優れている。
【0035】
図3(ハ)〜(ニ)、図3(ホ)〜(ヘ)、図3(ト)〜(チ)に示したように、表裏の保持部12B、C、Dを斜め上方に引き起こし、そして両者を相互に重ね合わせた保持部12B、C、Dを手で持って図示しないバッグ1を図示しない容器16中に入れ、そして熱湯を注ぐと、バッグ1全体を熱湯中に浸漬でき、熱湯中を上下動させて抽出を行えるので、短時間で容易に好みの美味しいコーヒー、紅茶、ウーロン茶、緑茶、麦茶などをいれることができる。
【0036】
図4(イ)〜(ヘ)は本発明の抽出用バッグに用いるマドラー部材の他の例を説明する説明図である。
図4(イ)に示したマドラー部材11Eは、抽出を行う際にマドラー部材11Eから上方に引き起こされ、手で持って保持したり、手で持って図示しない抽出用バッグ1を上下動させて抽出を促進することができる保持部12Eと、保持部12Eと折れ線13Eで連続し、保持部12Eを支持する支持部14Eから構成されている。
図示しない容器16中で抽出を行うには、図4(ロ)に示したように、マドラー部材11Eから保持部12Eを上方に引き起こし、図示しない裏側の保持部12Eと重ね合わせた保持部12Eを手で持って、図示しない容器16中に入れて熱湯を注ぎ、図示しない抽出用バッグ1を図示しない容器16中の熱湯中を上下動させて抽出を行う。
【0037】
図4(ハ)に示したマドラー部材11Fは、抽出を行う際にマドラー部材11Fから上方に引き起こされ、手で持って保持したり、手で持って図示しない抽出用バッグ1を上下動させて抽出を促進することができる保持部12Fと、保持部12Fと折れ線13Fで連続し、保持部12Fを支持する支持部14Fから構成されている。
図示しない容器16中で抽出を行うには、図4(ニ)に示したように、マドラー部材11Fから保持部12Fを上方に引き起こし、図示しない裏側の保持部12Fと重ね合わせた保持部12Fを手で持って、図示しない容器16中に入れて熱湯を注ぎ、図示しない抽出用バッグ1を図示しない容器16中の熱湯中を上下動させて抽出を行う。
【0038】
図4(ホ)に示したマドラー部材11Gは、抽出を行う際にマドラー部材11Gから上方に引き起こされ、手で持って保持したり、手で持って図示しない抽出用バッグ1を上下動させて抽出を促進することができる保持部12Gと、保持部12Gと折れ線13Gで連続し、保持部12Gを支持する支持部14Gから構成されている。
図示しない容器16中で抽出を行うには、図4(ヘ)に示したように、マドラー部材11Gから保持部12Gを上方に引き起こし、図示しない裏側の保持部12Gと重ね合わせた保持部12Gを手で持って、図示しない容器16中に入れて熱湯を注ぎ、図示しない抽出用バッグ1を図示しない容器16中の熱湯中を上下動させて抽出を行う。
【0039】
図4(イ)〜(ロ)、図4(ハ)〜(ニ)、図4(ホ)〜(ヘ)に示したように、表裏の保持部12E、F、Gを上方に引き起こし、そして両者を相互に重ね合わせた保持部12E、F、Gを手で持って図示しないバッグ1を図示しない容器16中に入れ、そして熱湯を注ぐと、バッグ1全体を熱湯中に浸漬でき、熱湯中を上下動させて抽出を行えるので、短時間で容易に好みの美味しいコーヒー、紅茶、ウーロン茶、緑茶、麦茶などをいれることができる。
【0040】
図5(イ)〜(ヘ)は本発明の抽出用バッグに用いるマドラー部材の他の例を説明する説明図である。
図5(イ)に示したマドラー部材11Hは、抽出を行う際にマドラー部材11Hから左上方に引き起こされ、手で持って保持したり、手で持って図示しない抽出用バッグ1を上下動させて抽出を促進することができる保持部12Hと、保持部12Hと折れ線13Hで連続し、保持部12Hを支持する支持部14Hから構成されている。
図示しない容器16中で抽出を行うには、図5(ロ)に示したように、マドラー部材11Hから保持部12Hを左上方に引き起こし、図示しない裏側の保持部12Hと重ね合わせた保持部12Hを手で持って、図示しない容器16中に入れて熱湯を注ぎ、図示しない抽出用バッグ1を図示しない容器16中の熱湯中を上下動させて抽出を行う。
【0041】
図5(ハ)に示したマドラー部材11Jは、抽出を行う際にマドラー部材11Jから右上方に引き起こされ、手で持って保持したり、手で持って図示しない抽出用バッグ1を上下動させて抽出を促進することができる保持部12Jと、保持部12Jと折れ線13Jで連続し、保持部12Jを支持する支持部14Jから構成されている。
図示しない容器16中で抽出を行うには、図5(ニ)に示したように、マドラー部材11Jから保持部12Jを右上方に引き起こし、図示しない裏側の保持部12Jと重ね合わせた保持部12Jを手で持って、図示しない容器16中に入れて熱湯を注ぎ、図示しない抽出用バッグ1を図示しない容器16中の熱湯中を上下動させて抽出を行う。
【0042】
図5(ホ)に示したマドラー部材11Kは、抽出を行う際にマドラー部材11Kから右上方に引き起こされ、手で持って保持したり、手で持って図示しない抽出用バッグ1を上下動させて抽出を促進することができる保持部12Kと、保持部12Kと折れ線13Kで連続し、保持部12Kを支持する支持部14Kから構成されている。
図示しない容器16中で抽出を行うには、図5(ヘ)に示したように、マドラー部材11Kから保持部12Kを右上方に引き起こし、図示しない裏側の保持部12Kと重ね合わせた保持部12Kを手で持って、図示しない容器16中に入れて熱湯を注ぎ、図示しない抽出用バッグ1を図示しない容器16中の熱湯中を上下動させて抽出を行う。
【0043】
図5(イ)〜(ロ)、図5(ハ)〜(ニ)、図5(ホ)〜(ヘ)に示したように、表裏の保持部12H、J、Kを斜め左上方あるいは右上方に引き起こし、そして両者を相互に重ね合わせた保持部12H、J、Kを手で持って図示しないバッグ1を図示しない容器16中に入れ、そして熱湯を注ぐと、バッグ1全体を熱湯中に浸漬でき、熱湯中を上下動させて抽出を行えるので、短時間で容易に好みの美味しいコーヒー、紅茶、ウーロン茶、緑茶、麦茶などをいれることができる。
【0044】
上記実施の形態の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮するものではない。又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
被抽出材料として、焙煎コーヒー豆粉粒体の例を示したが、焙煎コーヒー豆粉粒体以外に紅茶、ウーロン茶、緑茶などの茶葉、麦茶などの被抽出材料を用いることができる。
【0045】
袋本体を形成するシートの例として、第1合成樹脂製不織布としてポリエチレン系不織布を用い、第2合成樹脂製不織布としてポリプロピレン系不織布を用いた2層構造不織布を用いた例を示したが、袋本体を形成するシートは通気性および通水濾過性を有するシートであればよく、例えば、紙、布、多孔性シート・フィルム、金属フィルタなどでもよく、また2層構造に限定されるものではなく、例えばポリエチレン系不織布のみ、あるいはポリプロピレン系不織布のみなど単層構造でも使用することができる。
【0046】
また合成樹脂製不織布は、ポリエチレン系不織布およびポリプロピレン系不織布に限定されるものではない。例えば、具体的にはポリエステル系不織布、ポリアミド系不織布、ポリエチレン系不織布やポリプロピレン系不織布以外のポリオレフィン系樹脂不織布の1種あるいはこれらの2種以上の組み合わせなどを挙げることができる。
【0047】
前記ポリエチレン系樹脂としては、ホモポリエチレンポリマー、エチレンとα−オレフィンや酢酸ビニル、アクリル酸、アクリル酸エステルなどとのコポリマー、アイオノマー、ポリオレフィン系エラストマーなどを使用でき、前記ポリプロピレン系樹脂としては、ホモポリプロピレンポリマー、プロピレンとα−オレフィンなどとのランダムコポリマー、ブロックコポリマー、アイソタクチックポリマーなどを使用できる他に、ポリエチレン系樹脂やポリプロピレン系樹脂以外のポリブテン系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂などのポリオレフィン系樹脂を使用することができる。
【実施例】
【0048】
以下、本発明を、実施例および比較例により具体的に説明するが、本発明は本発明の主旨を逸脱しない限りこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
図1に示した、焙煎コーヒー豆粉粒体(レギュラーコーヒー)9を入れた本発明の抽出用バッグ1(高さ約9cm、幅約6cm)の表裏2つのマドラー部材11からそれぞれ保持部12を引き起こして重ね合わせ、重ね合わせた表裏2つの保持部12を手で持って、図2に示したように、容器16内に入れた90℃に加熱した熱湯15(200cc)中にバッグ1を3秒で沈めた。そして熱湯15中を30秒間上下動させて抽出を行った。抽出開始までに要する操作が簡単で手間がかからず、容易にセットできた。
得られたコーヒーの液色、コーヒー粉漏れを目視で観察して評価し、抽出液量を計量した。そして、得られたコーヒーをパネルメンバー45名でで飲んでその味を評価した。
評価結果、得られたコーヒーの液色は良く、コーヒー粉漏れは無く、抽出液量は180mlで十分な量であることが判った。味は、大変美味しいと評価された。
【0049】
(比較例1)
図7に示したような従来型のドリップオンタイプの4種の市販品(レギュラーコーヒー)を用いた。そして図7(b)に示したように袋本体41の上部43を開口し、そして係止片47をカップ44の上縁にかけることにより袋本体41をカップ44に係止した。
袋本体41の上部43を開口する時に、内部に入れたコーヒー粉が外部にこぼれたり、係止片47を折り曲げて引き起こすのに難があったり、抽出開始までに手間がかかるものがあり、容易にセットできず、セットするのに難があるものが4種中2種あった。他の2種については抽出開始までに要する手間がかからず、容易にセットできた。そして、開口した袋本体41の上部43から90℃に加熱した熱湯を200ccそそいだ。
実施例1と同様にして得られたコーヒーの液色、コーヒー粉漏れを目視で観察しし、抽出液量を計量し、得られたコーヒーを飲んでその味を評価した。
評価結果、いずれの市販品についても、得られたコーヒーの液色は良く、コーヒー粉漏れは無く、抽出液量は190ml、190ml、185ml、190mlであり十分な量であることが判った。味は、美味しいと評価された。
しかし4種のいずれの市販品についても、熱湯をそそいでから抽出完了までの時間がそれぞれ2分5秒、2分24秒、2分55秒、2分17秒と長かった。
【0050】
(比較例2)
容器内に入れた90℃に加熱した熱湯15(200cc)中に、図6に示した従来の市販の2種のコーヒーバッグ32(レギュラーコーヒー)の袋30をそれぞれ入れたところ、27〜29秒後にやっと袋30が熱湯中に沈み始めた。袋30が熱湯中に沈み始めたら、吊り糸34で袋30を30秒間上下させてコーヒーの抽出を促した。
実施例1と同様にして得られたコーヒーの液色、コーヒー粉漏れを目視で観察し、抽出液量を計量し、得られたコーヒーを飲んでその味を評価した。
評価結果、得られたコーヒーの液色については1種は良く、他のものはやや薄かったが、コーヒー粉漏れはいずれも無く、抽出液量はそれぞれ180ml、175mlであり十分な量であることが判った。味は、1種は薄いと評価され、他のものは粉っほいと評価された。
そして2種のいずれの市販品についても、袋30を容器に入れて、袋30が熱湯中に沈み、そして抽出が完了するまでの時間がそれぞれ57秒、59秒と長かった。
【産業上の利用可能性】
【0051】
本発明の抽出用バッグは、構成が簡単で安価であり、従来のドリップバッグのように袋本体の上部を開口して熱湯をそそがないので、袋本体中に入れた被抽出材料をこぼす恐れがなく簡単に抽出操作を行えるので使い勝手がよく、そして袋本体の内部にコーヒー、紅茶、ウーロン茶、緑茶、麦茶などの被抽出材料を収容し、この袋本体を容器に入れて熱湯などの抽出水を注いだり、抽出水中に浸漬して前記被抽出材料から有効成分を抽出水中に、抽出バッグが浮き上がるのを防止できるとともに、相互に重ね合わせた保持部を手で持って、例えば抽出用バッグを保持したり、熱水などの抽出水の入った容器内で上下動させるなど振動させて抽出速度やできあがり濃度を調節できるので、短時間で容易に舌ざわりのよい、好みの美味しいコーヒー、紅茶、ウーロン茶、緑茶、麦茶などをいれることができるという、顕著な効果を奏するので、産業上の利用価値が高い。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】本発明の抽出用バッグを説明する説明図である。
【図2】図1に示した本発明の抽出用バッグを容器中に入れ、熱湯を注いで抽出用バッグを上下動させて抽出する状態を説明する説明図である。
【図3】(イ)〜(チ)は本発明の抽出用バッグに用いるマドラー部材の他の例を説明する説明図である。
【図4】(イ)〜(ヘ)は本発明の抽出用バッグに用いるマドラー部材の他の例を説明する説明図である。
【図5】(イ)〜(ヘ)は本発明の抽出用バッグに用いるマドラー部材の他の例を説明する説明図である。
【図6】従来のコーヒーバッグを説明する説明図である。
【図7】従来のドリップバッグを説明する説明図である。
【符号の説明】
【0053】
1 抽出用バッグ
2 第1ポリエチレン系不織布層
3 第2ポリプロピレン系不織布層
4 スポット溶接
5 2層構造不織布
6、7 両側
8 袋本体
9 被抽出材料(焙煎コーヒー豆粉粒体)
10 口部
11、11A、11B、11C、11D、11E、11F、11G、11H、11J、11K マドラー部材
12、12A、12B、12C、12D、12E、12F、12G、12H、12J、12K 保持部
12−1 先端部
13、13A、13B、13C、13D、13E、13F、13G、13H、13J、13K 折れ線
14、14A、14B、14C、14D、14E、14F、14G、14H、14J、14K 支持部
15 熱湯
16 容器
16−1 外周部
17 凹部
【出願人】 【識別番号】505285582
【氏名又は名称】コロラド株式会社
【出願日】 平成17年8月18日(2005.8.18)
【代理人】 【識別番号】100062225
【弁理士】
【氏名又は名称】秋元 輝雄


【公開番号】 特開2007−50099(P2007−50099A)
【公開日】 平成19年3月1日(2007.3.1)
【出願番号】 特願2005−237199(P2005−237199)