| 【発明の名称】 |
ヘアブラシ |
| 【発明者】 |
【氏名】恵比須 昭
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| 【要約】 |
【課題】毛染め等の際に塗布剤をきめ細かく、また塗布感覚の良い状態で髪に塗布することができるヘアブラシを提供すること。
【解決手段】複数の植毛穴1を縦列をなすように形成し、各植毛穴1にブラシ毛2を植設することにより刷毛部3を形成したヘアブラシにおいて、長さが異なる長短のブラシ毛21、22を一つの植毛穴1に植設する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の植毛穴を列をなすように形成し、各植毛穴にブラシ毛を植設することにより刷毛部を形成したヘアブラシにおいて、長さが異なる長短のブラシ毛を一つの植毛穴に植設したことを特徴とするヘアブラシ。 【請求項2】 ブラシ毛の短毛と長毛とを、それぞれが植毛穴の列の方向に揃うように左右に振り分けて各植毛穴に植設したことを特徴とする請求項1記載のヘアブラシ。 【請求項3】 ブラシ毛の短毛と長毛の毛先の差を2〜15mmとしたことを特徴とする請求項1又は2記載のヘアブラシ。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、毛先に凹凸を設けるようにしたヘアブラシに関し、特に、毛染め等の際に塗布剤をきめ細かく、また塗布感覚の良い状態で髪に塗布することができるヘアブラシに関するものである。 【背景技術】 【0002】 従来、ブラシ毛を植設する植毛台を山形にしたり、あるいは植毛後に毛先をカットしたりするなど、ブラシ毛の毛先に凹凸を設けることにより使いやすくしたヘアブラシが提案されている(下記特許文献1及び2参照)。 【0003】 しかしながら、これら従来のヘアブラシは、例えば毛染めの際に、広い範囲で見た時には塗布剤がほぼ均一に満遍なく塗布できるが、植毛穴に植設される毛束の単位で凹凸が形成されることから、きめが粗く塗布にむらが出やすいという問題があった。 【特許文献1】実案登録第2560561号公報 【特許文献2】特許第3428809号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 本発明は、上記従来のヘアブラシが有する問題点に鑑み、毛染め等の際に塗布剤をきめ細かく、また塗布感覚の良い状態で髪に塗布することができるヘアブラシを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 上記目的を達成するため、本発明のヘアブラシは、複数の植毛穴を列をなすように形成し、各植毛穴にブラシ毛を植設することにより刷毛部を形成したヘアブラシにおいて、長さが異なる長短のブラシ毛を一つの植毛穴に植設したことを特徴とする。 なお、ここでいうヘアブラシとは、ブラシ毛を使わない櫛とは区別されるものである。 【0006】 この場合において、ブラシ毛の短毛と長毛とを、それぞれが植毛穴の列の方向に揃うように左右に振り分けて各植毛穴に植設することができる。 【0007】 また、ブラシ毛の短毛と長毛の毛先の差を2〜15mmとすることができる。 【発明の効果】 【0008】 本発明のヘアブラシによれば、複数の植毛穴を列をなすように形成し、各植毛穴にブラシ毛を植設することにより刷毛部を形成したヘアブラシにおいて、長さが異なる長短のブラシ毛を一つの植毛穴に植設することから、植設する毛束の単位でブラシ毛に凹凸を形成することができ、これにより、ブラシ毛先端の凹凸をきめ細かくして、毛染め等の際に塗布剤を満遍なく均一に、また塗布感覚の良い状態で髪に塗布することができる。 【0009】 この場合において、ブラシ毛の短毛と長毛とを、それぞれが植毛穴の列の方向に揃うように左右に振り分けて各植毛穴に植設することにより、髪をすく際にブラシ毛の毛先が前後に広がり、この広がった毛先が髪の多いところも少ないところに対しても均一に当接することにより、毛染め等の塗布剤を満遍なく均一に塗布することができる。 【0010】 また、ブラシ毛の短毛と長毛の毛先の差を2〜15mmとすることにより、適切な段差をブラシ毛に設け、塗布剤をきめ細かく髪に塗布することができる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0011】 以下、本発明のヘアブラシの実施の形態を、図面に基づいて説明する。 【実施例1】 【0012】 図1〜図3に、本発明のヘアブラシの一実施例を示す。 このヘアブラシは、複数の植毛穴1を縦列をなすように形成し、各植毛穴1にブラシ毛2を植設することにより刷毛部3を形成するもので、長さが異なる長短のブラシ毛21、22を一つの植毛穴1に植設している。 ブラシ毛2の短毛21と長毛22は、図3に示すように、それぞれが植毛穴1の列の方向に揃うように左右に振り分けて各植毛穴1に植設されている。 【0013】 ヘアブラシは、把持部4の先端側に細長く形成した植毛台5を備えており、本実施例では、植毛穴1はこの植毛台5の長手方向に2列形成されている。この植毛穴1の2本の列は、左右に隣り合う植毛穴1が千鳥状の配置となるように位相をずらして形成されている。 把持部4は、例えば、毛染め用塗布剤や整髪用塗布剤の容器本体等(図示省略)に取り付けるための連結部6を有し、この連結部6を差し込んで爪部61を容器側に嵌合させることにより、容器本体等と一体化することができる。 【0014】 ブラシ毛2は、例えば、合成樹脂製の線材からなり、一束のブラシ毛2の所定位置に金属平線7を当てて折り曲げることにより、金属平線7を境に短毛21と長毛22とが同数形成される。 そして、このように形成された毛束を前記2列の植毛穴1に挿入するが、図3に示すように、短毛21と長毛22が植毛穴1の列の方向に揃うように左右に配向して各植毛穴1に植設する。そして、必要に応じて、一旦植設した列方向の各植毛穴1内の短毛21と長毛22との間に板状部材(図示省略)を挿入した上で、短毛21及び長毛22のそれぞれの毛先並びを整列カットすることもでき、これにより、各毛先をより正確に揃えることができる。 この場合、図3(a)に示すように、短毛21を2本の植毛穴列の外側に配設したり、あるいは、図3(b)に示すように、列の内側に配設したりすることができる。 また、図3(c)に示すように、短毛21を2列とも左側に配設したり、あるいは、図3(d)に示すように、2列とも右側に配設したりすることもできる。 【0015】 また、ブラシ毛2の短毛21と長毛22の毛先の差は、ヘアブラシの用途に応じて、2〜15mm、好ましくは、3〜10mmとすることが好適であり、本実施例では約4mmとすることにより、ブラシ毛2に適切な段差を設け、塗布剤をきめ細かく髪に塗布できるようにしている。 このように、長短異なる毛先を植毛穴1の列方向に揃えることにより、ヘアブラシを横に動かして髪をすく際に、髪の毛の多いところや少ないところに対しても、ブラシ毛2が頭皮面に横一線ではなく、前後に広がった状態で当接するので、毛染め剤や整髪料などの塗布剤を満遍なく均一に塗布することができる。 また、育毛剤の塗布などでは、凹凸がある頭皮面にも追従してブラシ毛2が当接することから、満遍なく均一に頭皮を刺激することができ、使用感が良いヘアブラシとすることができる。 【0016】 かくして、本実施例のヘアブラシは、複数の植毛穴1を列をなすように形成し、各植毛穴1にブラシ毛2を植設することにより刷毛部3を形成したヘアブラシにおいて、長さが異なる長短のブラシ毛2を一つの植毛穴1に植設することから、植設する毛束の単位でブラシ毛2に凹凸を形成することができ、これにより、ブラシ毛先端の凹凸をきめ細かくして、毛染め等の際に塗布剤を満遍なく均一に、また塗布感覚の良い状態で髪に塗布することができる。 この場合、ブラシ毛2の短毛21と長毛22とを、それぞれが植毛穴1の列の方向に揃うように左右に振り分けて各植毛穴1に植設することにより、髪をすく際にブラシ毛2の毛先が前後に広がり、この広がった毛先が髪の多いところも少ないところに対しても均一に当接することにより、毛染め等の塗布剤を満遍なく均一に塗布することができる。 また、ブラシ毛2の短毛21と長毛22の毛先の差を2〜15mmとすることにより、適切な段差をブラシ毛2に設け、塗布剤をきめ細かく髪に塗布することができる。 【0017】 以上、本発明のヘアブラシについて、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができる。 【産業上の利用可能性】 【0018】 本発明のヘアブラシは、植設する毛束の単位でブラシ毛に凹凸を形成することにより、ブラシ毛先端の凹凸をきめ細かくして、塗布剤を満遍なく均一に感覚の良い状態で髪に塗布できるという特性を有していることから、例えば、毛染め剤や整髪料、育毛剤等を塗布するためのヘアブラシの用途に好適に用いることができる。 【図面の簡単な説明】 【0019】 【図1】本発明のヘアブラシの一実施例を示す側面図である。 【図2】同実施例のヘアブラシを示し、(a)は植毛穴と金属平線の平面図(ブラシ毛を省略)、(b)は同縦断面図(ブラシ毛を省略)、(c)は植毛穴に植設したブラシ毛の平面図、(d)は同縦断面図である。 【図3】同ヘアブラシの植毛台を示し、(a)は短毛を列の外側に配設した平面図、(b)は短毛を列の内側に配設した平面図、(c)は短毛を列の左側に配設した平面図、(d)は短毛を列の右側に配設した平面図である。 【符号の説明】 【0020】 1 植毛穴 2 ブラシ毛 21 短毛 22 長毛 3 刷毛部 4 把持部 5 植毛台 6 連結部 61 爪部 7 金属平線
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| 【出願人】 |
【識別番号】501449702 【氏名又は名称】戎屋化学工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成17年9月21日(2005.9.21) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100102211 【弁理士】 【氏名又は名称】森 治
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| 【公開番号】 |
特開2007−82693(P2007−82693A) |
| 【公開日】 |
平成19年4月5日(2007.4.5) |
| 【出願番号】 |
特願2005−274095(P2005−274095) |
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