| 【発明の名称】 |
弾性材入り球並びに弾性材入り球を用いた鎖の製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】三島 紳也
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| 【要約】 |
【課題】弾性材入り球を用いた鎖とその製造方法において、最初から弾性材の入った状態の球体を製造可能とすることによって、製造方法を簡易化する。
【解決手段】ゴムないし弾性樹脂製の中実の又は中空パイプ状の紐状体を挿入した金属パイプで多数の連続球を形成した後、括れ部で切り離した後又は切り離す前に、括れ部において内部の弾性材に貫通孔をあけ、この貫通孔に鎖、紐体又はワイヤーを挿通することを特徴とする装飾具の製造方法である。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 金属パイプ中にゴムないし弾性樹脂製の中実の又は中空パイプ状の紐状体を挿入した状態で、球製造手段で多数の連続球を形成した後、括れ部で切り離すことを特徴とする弾性材入り球の製造方法。 【請求項2】 前記の括れ部で切り離した後に、又は切り離す前に、括れ部において内部の弾性材に貫通孔をあけることを特徴とする請求項1に記載の弾性材入り球の製造方法。 【請求項3】 ゴムないし弾性樹脂製の中実の又は中空パイプ状の紐状体を挿入した金属パイプを加工して形成した球において、互いに対向する括れ部に形成された開口に内部の弾性材が露出して見えていることを特徴とする弾性材入り球。 【請求項4】 ゴムないし弾性樹脂製の中実の又は中空パイプ状の紐状体を挿入した金属パイプで多数の連続球を形成した後、括れ部で切り離した後又は切り離す前に、括れ部において内部の弾性材に貫通孔をあけ、この貫通孔に鎖、紐体又はワイヤーを挿通することを特徴とする装飾具の製造方法。 【請求項5】 ゴムないし弾性樹脂製の中実の又は中空パイプ状の紐状体を挿入した金属パイプで形成した球において、その内部の弾性材に形成された貫通孔に鎖、紐体又はワイヤーを挿通してなることを特徴とする装身具を含む装飾具。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、ゴム様の弾性材の入った球とその製造方法に関する。さらに詳述すると、ゴム様の弾性材の入った球に装身・装飾用の鎖を挿通して、前記球がスライド可能にしてなる装身・装飾用の鎖とその製造方法に関する。 【背景技術】 【0002】 本発明の発明者は、登録実用新案第3042071 号において、弾性材入り球に装身用鎖を挿通してスライド可能にした構造を製造するために、半球体の内部に弾性材を挿入した状態で、一対の半球体を突き合わせて互いにロウ付け又はレーザー溶接する製法を提案した。また、中空球体を製造した後に、小さな開口から弾性材である公知のOリングを強引に押し込んだり引き込んだりする製法も採用した。 【0003】 他社技術としては、特許第3114868 号において、円盤状の弾性材に、針金等を用いた引っ掛け手段を引っ掛けて、球体の小さな開口から内部に導入することで、円盤状弾性材を複数枚内蔵する技術が提案されている。 【0004】 【特許文献1】登録実用新案第3042071 号 【特許文献2】特許第3114868 号 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0005】 ところが、特許文献1のように、弾性Oリングを球体中に入れる方法では、外径が3mmの球の場合、1mm程度の貫通孔にOリングを通すことになるが、ピンセットでOリングを潰して押し込んだり、針金を使用して引っ張り込む手法を採っているため、Oリングが切れたり、反対側に飛び出したりする等の問題があり、作業に困難を来していた。また、Oリングのサイズが鎖と合わない場合は、Oリングの外側をプレスで切断したりして、断面が半円状に調整したりする必要があった。 【0006】 別の問題として、球の中に挿入したOリングの向きが一定せず、様々な角度で球の内部に留まっていて、そのままでは鎖を通せないので、鎖を挿通できるように、針等でOリングの向きを修正する必要がある。サイズ(断面)が0.8mm以下の鎖の場合は、小径のOリングが存在しないため、例えば10万個単位で特注しない限り、製造が不可能である。 【0007】 また、特許文献2のように、円盤状の弾性材に針金等を引っ掛けて、球体の中に複数枚導入する手法も、作業が困難で、量産に適しない。特に、円盤状の弾性材を複数枚導入するので、外径が小さな球の場合は、特許文献1の場合以上に製造が困難となる。 【0008】 本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、金属製の中空球体の中に後からOリングなどの弾性材を導入するのでなく、最初から弾性材の入った状態の球体を製造可能とすることによって、前記のように球体の中に後から弾性材を導入することに付随する諸問題を解消可能とすることにある。 【課題を解決するための手段】 【0009】 本発明の技術的課題は次のような手段によって解決される。請求項1は、金属パイプ中にゴムないし弾性樹脂製の中実の又は中空パイプ状の紐状体を挿入した状態で、球製造手段で多数の連続球を形成した後、括れ部で切り離すことを特徴とする弾性材入り球の製造方法である。このように、金属パイプ中にゴムないし弾性樹脂製の紐状体を挿入した状態で、公知の球製造手段で多数の連続球を形成した後、括れ部で切り離す製法によると、最初から弾性材が入った状態の球を製造できるため、従来のように中空の球の中に後から弾性材を入れる際の諸問題が発生しない。なお、括れ部において中空球に開口が形成されるので、この開口から内部の弾性材に貫通孔を開けたり、鎖などを挿通したりできる。 【0010】 請求項2は、前記の括れ部で切り離した後に、又は切り離す前に、括れ部において内部の弾性材に貫通孔をあけることを特徴とする請求項1に記載の弾性材入り球の製造方法である。前記のように、括れ部において金属球に開口が形成されるので、この開口から内部の弾性材に貫通孔を開けることができるが、この孔開けは、括れ部で1個ずつ切り離した後に行なってもよいし、1個ずつ切り離す前に、連続した状態の複数の球において、括れ部から内部の弾性材にドリルを挿入して一斉に貫通孔をあけることもできる。ドリル径に応じて任意サイズの貫通孔を形成でき、また針や錐を差し込んで微小貫通孔を開けることもできる。中空パイプ状の弾性体を挿入して球を形成した場合は、括れ部に、自身で密閉状態の微細孔は通じているが、ドリルなどで開口を開けてもよい。 【0011】 請求項3は、完成した球の構成であり、ゴムないし弾性樹脂製の中実の又は中空パイプ状の紐状体を挿入した金属パイプを加工して形成した球において、互いに対向する括れ部に形成された開口に内部の弾性材が露出して見えていることを特徴とする弾性材入り球である。このように、ゴムないし弾性樹脂製の紐状体を挿入した金属パイプで加工形成した球は、切り離した括れ部の開口に、内部の弾性材が露出して見えている状態で完成する。そのため、この球を購入して来て、露出している弾性材に容易に所望のサイズの貫通孔を開けて、鎖などを挿通することができる。したがって、消費者が自分で球を入手して孔あけして、好みのデザインの鎖を製作することも可能となる。 【0012】 請求項4は、ゴムないし弾性樹脂製の中実の又は中空パイプ状の紐状体を挿入した金属パイプで多数の連続球を形成した後、括れ部で切り離した後又は切り離す前に、括れ部において内部の弾性材に貫通孔をあけ、この貫通孔に鎖、紐体又はワイヤーを挿通することを特徴とする装飾具の製造方法である。このように、ゴムないし弾性樹脂製の紐状体を挿入した金属パイプで多数の連続球を形成した後、括れ部において内部の弾性材に貫通孔をあけ、この貫通孔に鎖、紐体又はワイヤーを挿通する製法によると、球の中には最初から弾性材が入っているため、従来のように、後から球の中に弾性材を導入するといった面倒な作業から開放される。また、細い鎖や紐体などを挿通できるような小さな孔を開けることも容易である。 【0013】 請求項5は、ゴムないし弾性樹脂製の中実の又は中空パイプ状の紐状体を挿入した金属パイプで形成した球において、その内部の弾性材に形成された貫通孔に鎖、紐体又はワイヤーを挿通してなることを特徴とする装身具を含む装飾具である。このように、ゴムないし弾性樹脂製の紐状体を挿入した金属パイプで形成した球において、その内部の弾性材に形成された貫通孔に鎖、紐体又はワイヤーを挿通してなる装飾具は、最初から弾性材が入っている状態の金属パイプで球を形成してあるので、弾性材が切れたり損傷する問題がなく、また球中の弾性材には括れ部から細孔を開けることもできるため、鎖や紐体やワイヤーの細い製品も容易に実現できる。 【発明の効果】 【0014】 請求項1のように、金属パイプ中にゴムないし弾性樹脂製の紐状体を挿入した状態で、公知の球製造手段で多数の連続球を形成した後、括れ部で切り離す製法によると、最初から弾性材が入った状態の球を製造できるため、従来のように中空の球の中に後から弾性材を入れる際の諸問題が発生しない。なお、括れ部において中空球に開口が形成されるので、この開口から内部の弾性材に貫通孔を開けたり、鎖などを挿通したりできる。 【0015】 請求項2のように、括れ部において金属球に開口が形成されるので、この開口から内部の弾性材に貫通孔を開けることができるが、この孔開けは、括れ部で1個ずつ切り離した後に行なってもよいし、1個ずつ切り離す前に、連続した状態の複数の球において、括れ部から内部の弾性材にドリルを挿入して一斉に貫通孔をあけることもできる。ドリル径に応じて任意サイズの貫通孔を形成でき、また針や錐を差し込んで微小貫通孔を開けることもできる。中空パイプ状の弾性体を挿入して球を形成した場合は、括れ部に、自身で密閉状態の微細孔は通じているが、ドリルなどで開口を開けてもよい。 【0016】 請求項3のように、ゴムないし弾性樹脂製の紐状体を挿入した金属パイプで加工形成した球は、切り離した括れ部の開口に、内部の弾性材が露出して見えている状態で完成する。そのため、この球を購入して来て、露出している弾性材に容易に所望のサイズの貫通孔を開けて、鎖などを挿通することができる。したがって、消費者が自分で球を入手して孔あけして、好みのデザインの鎖を製作することも可能となる。 【0017】 請求項4のように、ゴムないし弾性樹脂製の紐状体を挿入した金属パイプで多数の連続球を形成した後、括れ部において内部の弾性材に貫通孔をあけ、この貫通孔に鎖、紐体又はワイヤーを挿通する製法によると、球の中には最初から弾性材が入っているため、従来のように、後から球の中に弾性材を導入するといった面倒な作業から開放される。また、細い鎖や紐体などを挿通できるような小さな孔を開けることも容易である。 【0018】 請求項5のように、ゴムないし弾性樹脂製の紐状体を挿入した金属パイプで形成した球において、その内部の弾性材に形成された貫通孔に鎖、紐体又はワイヤーを挿通してなる装飾具は、最初から弾性材が入っている状態の金属パイプで球を形成してあるので、製造過程で弾性材が切れたり損傷する問題がなく、また球中の弾性材には括れ部から細孔を開けることもできるため、鎖や紐体やワイヤーの細い製品も容易に実現できる。 【発明を実施するための最良の形態】 【0019】 次に本発明による弾性材入り球並びに弾性材入り球を用いた鎖の製造方法が実際上どのように具体化されるか実施形態を説明する。図1は本発明による弾性材入りの球を製造する材料を示す斜視図であり、(1)のような金属製のパイプ1と(2)のような弾性材からなる紐状体2を用意する。金属製パイプ1は、金製でもよいし、銀製やプラチナ製でもよいし、装飾用ないし装身用に適した材料であれば、特に材質は限定されない。また、弾性材の紐状体2の材質は、ゴムが適しているが、ゴムと同様に弾力に富んだ材質であれば、適当な硬度の合成樹脂製でもよい。硬度の選定も任意であり、必要に応じて、スポンジ状の発泡樹脂を用いることもできる。弾性紐状体2の色は、金属製パイプ1とほぼ同じ色又は同系の色が好ましい。弾性紐状体2の形状は、中空のパイプ状体でも可能である。柔軟性を高めたい場合は、むしろ中空パイプ状体の方が好ましい。中実の紐状体の場合は、球中の弾性材の貫通孔の全面が鎖や紐状体などと接し、弾力が強すぎてスライドが困難な場合があるからである。 【0020】 図1の金属製パイプ1と弾性紐状体2を用い、図2のように、金属製パイプ1の中に中実の又は中空パイプ状の弾性紐状体2を挿入する。したがって、図1の金属製パイプ1の内径は弾性紐状体2の外径より大きいことになる。このように弾性紐状体2が挿入された状態の金属製パイプ1を公知の球製造機にセットする。この球製造機は、図3のように、金属製パイプ1を外周から所定の位置を加圧することによって、徐々に球状に形成していく装置である。すなわち、図3(1)のように、弾性紐状体2が挿入された状態の金属製パイプ1の外周から、括れ部となる位置において矢印a1、a2のように圧力を加えながら、金属製パイプ1を矢印a3方向に連続的に回転させると、(2)のように、矢印a1、a2方向の圧力を受けた部分が徐々に括れていく。 【0021】 括れた部分にさらに矢印a1、a2方向の圧力を加えながら、連続回転させると、(2)→(3)→(4)のように、括れ部分が徐々に更に深く括れていき、全体として球体が連続した形状に変形していく。そして、(4)のように、ほぼ球状に変形した時点で、矢印a1、a2方向の加圧を止めて、矢印a1又はa2方向にカッターを当てて、括れ部分をカットすると、(5)のように括れ部分から切り離されて、1個ずつ分離された状態の複数の球1b…が完成する。 【0022】 このように切り離された状態では、金属製の個々の球1b…には、切り離された部分に開口1hが形成される。また、前記の金属製パイプ1が球状に形成されることによって、内部の弾性体2は、球1b…の内面形状に応じた形状に変形され、ほぼ球状に弾性変形する。そのため、球1b…の両側の開口1hに、内部の球状の弾性体2bが露出することになるが、この状態のままで製品として販売し、消費者が自分で以後の加工をすることもできる。 【0023】 しかし通常は、このように内部の球状の弾性体2bが露出した状態において、(5)の矢印a4方向にドリル3を前進させて開口1hを通過させ、内部の球状の弾性体2bに貫通孔を開ける。図4は、このようにして、球1bの内部の弾性体2bに貫通孔4を開けて鎖6を挿通した状態である。こうして、1個ずつの球1bにドリルなどで貫通孔4を開けていくが、図3(4)のように球状体が連続した状態、すなわち1個ずつ切り離す前の状態で、矢印a4方向に長いドリルを前進させることによって、内部の球状弾性体2b…に一斉に貫通孔4を開けることもできる。鎖線4hは、一斉に開けられた貫通孔を示す。このように連続した状態の球1b…に一斉に貫通孔4hを開ける方法によると、効率的に孔開けでき、量産に適している。ドリル3の太さを選定することで、貫通孔4の内径を自由に設定でき、針や錐を差し込んで微細な貫通孔を開けることもできる。 【0024】 この球1bの使用に際しては、図4の貫通孔4に鎖6や紐体又はワイヤーなどを挿通して、相対的に矢印a5方向にスライド可能とする。その結果、アジャスタブルになるので、図7以下のような色々な使い方ができる。球1bの用途によっては、このように貫通孔4を開けただけで製品として使用できるが、使い方によっては、引き輪5をレーザー溶接しておく。また、図4の球1bは、表面が球面状をしているが、公知の加工技術によって、多数の平坦面を形成することによって、図5(1)のような多面体のミラーボールにすることもできる。または、図3の加工工程において、括れ部の間隔を長めにすることによって、真球状でなく、図5(2)のような楕円球ないしラグビーボール状の変形球状に加工することもできる。 【0025】 図3において、弾性紐状体2として、中空のパイプ状体を挿入して、球1bを製造した場合は、切り離し後の断面形状は図6のようになる。すなわち、球1bの内部形状に倣って、弾性体2bも中空のほぼ球状になる。その結果、ドリルなどで弾性体2bに貫通孔を開けなくても、括れ部には円筒形状の両端が収束して出来た孔2hが残っているため、弾性体2bの弾力に抗して鎖などを挿通することができる。もちろん、前記ドリル3などで括れ部2hにさらに貫通開口を開けてもよい。いずれにしても、弾性体2bは中空球状であるため、その中空部では弾性体2bは、挿通されている鎖6などと接触しないで、左右2か所の括れ部2hのみが、弾力で接することになる。その結果、挿通されている鎖6などは、比較的弱い弾力で保持されていることになり、軽い力で容易にスライド移動できる。 【0026】 図7は、以上のようにして製造した球1bの使用形態の一例を示す図であり、(1)のように、図4の球1bの貫通孔4に鎖6を挿通し、鎖6の一端にプレート7を取付け、他端に飾り8を取付けてある。使用に際しては、鎖6を首に巻いた状態で、プレート7を球1bの引き輪5に嵌めて連結する。そして、アジャスタブル球1bを飾り8寄りにスライドさせると、(2)のように最長45cm程度の大径首輪となり、飾り8から離れる方向にスライドさせると、(3)のように例えば35cm長程度の小径首輪となる。 【0027】 図8は、球1bを2個使用した例である。図8(1)のように、左側の球1bに挿通した鎖6の右端を右側の球1bの外面にレーザー溶接してある。また、右側の球1bに挿通した鎖6の左端を左側の球1bの外面にレーザー溶接してある。したがって、左右の球1b、1bを左右方向にスライドさせることで、互いに接近させたり引き離したりできる。図8(2)は、左右2個の球1b、1bを極限まで引き離した例であり、その結果、例えば19cm長程度の短い2連の鎖6、6として使用できる。図8(3)は、左右2個の球1b、1bを接近させた例であり、2本の鎖6、6を連結して、1連の38cm長程度の長い鎖6として使用できることになる。なお、左右2個の球1b、1bの間隔を任意に設定したり、時々間隔を変化させたりして楽しむこともできる。 【0028】 図9は、1本の鎖6や紐体、ワイヤーなどを複数個の球1b…に挿通した例である。そして、中央の球1bにダイヤ飾り9などを取付けてある。すなわち、図9(1)のように、複数個の球1b…に鎖6を挿通した状態において、図9(2)のように、各球1b…を等間隔に、あるいは任意の間隔に分散させて使用してもよいし、図9(3)のように、各球1b…を鎖6の中央に寄せ集めて使用してもよい。 【産業上の利用可能性】 【0029】 以上のように、本発明によると、貴金属製のパイプ中にゴムないし弾性樹脂製の中実の又は中空パイプ状の紐状体を挿入した状態で、球製造手段で多数の球を製造する手法を採っているため、球内部に収納する弾性体の材質は任意であり、また球体の中に後からOリングなどを挿入する手法に比べて極めて簡単かつ安価に製造できる。そのため、アジャスタブルパーツとして使用し、球をスライドするタイプの鎖や紐体、ワイヤーなどからなる装身具ないし装飾具としての普及が期待できる。なお、装飾具としては、携帯電話機などのためのストラップやキーホルダーなど、各種の用途がある。 【図面の簡単な説明】 【0030】 【図1】本発明による弾性材入りの球を製造する材料を示す斜視図で、(1)は金属製パイプ、(2)は弾性材の紐状体である。 【図2】金属製パイプの中に弾性紐状体を挿入した状態の斜視図である。 【図3】弾性材入りの金属製パイプを球に加工形成する工程を示す断面図である。 【図4】金属製パイプから形成した球に鎖を挿通した状態の断面図である。 【図5】(1)はミラーボール、(2)はラグビーボール状の楕円球で、それぞれ斜視図である。 【図6】中空パイプ状の弾性材を挿入した金属製パイプで形成した球の断面図である。 【図7】本発明による球の使用形態の一例で、(1)は球の取付け状態、(2)は大径首輪の状態、(3)は小径首輪の状態で、それぞれ斜視図である。 【図8】2個の球を相対スライドする例で、(1)は球の取付け状態、(2)は鎖を2連にした状態、(3)は1連の長い鎖にした状態である。 【図9】1本の鎖を複数個の球に挿通した例で、(1)は球の取付け状態、(2)は各球を分散させた使用例、(3)は各球を鎖中央に寄せ集めた使用例である。 【符号の説明】 【0031】 1 金属製のパイプ 2 弾性材からなる紐状体 1b 金属製の球 1h 開口 2b 弾性材の球 2h 括れ部(細孔) 3 ドリル 4・4h 貫通孔 5 引き輪 6 鎖 7 プレート 8 飾り 9 ダイヤ飾り
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| 【出願人】 |
【識別番号】504237120 【氏名又は名称】日本アクセサリー株式会社
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| 【出願日】 |
平成16年6月18日(2004.6.18) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100076082 【弁理士】 【氏名又は名称】福島 康文
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| 【公開番号】 |
特開2007−275081(P2007−275081A) |
| 【公開日】 |
平成19年10月25日(2007.10.25) |
| 【出願番号】 |
特願2004−181543(P2004−181543) |
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