| 【発明の名称】 |
飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤、並びにこれを含有する発泡飲料 |
| 【発明者】 |
【氏名】石橋 三希
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| 【要約】 |
【課題】アルコール飲料あるいは非アルコール飲料を問わず、炭酸ガスを溶入した飲料における起泡性、及び起泡後の泡安定性(保持時間)を改善し、きめ細かく均質な泡を発生可能な飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤を提供すること。
【解決手段】本発明の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤は、大豆多糖類、アラビアガム、ジェランガム、キサンタンガム及びグァーガムからなる群より選ばれる少なくとも1種から構成される。これにより、きめの細かい、均質な泡の発生が可能になる。また、かかる飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤を、炭酸ガスを溶入した飲料に含有せしめることで、グラス等に注いだ時にキメ細かく、外観の良好なビール様の泡を形成することが可能になり、また泡の保持性も優れるようになる。また、飲料時には、のどごし、すっきりとした口当たり、清涼感等を格段に向上させることができる。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 大豆多糖類、アラビアガム、ジェランガム、キサンタンガム及びグァーガムからなる群より選ばれる少なくとも1種から構成される、飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 【請求項2】 粘度1〜100mPa・sのメチルセルロース及び/又は粘度1,000〜10,000mPa・sのヒドロキシプロピルメチルセルロースから構成される、飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 【請求項3】 サポニンと、グァーガム又はジェランガムとから構成され、 サポニンがグァーガム又はジェランガムと同量配合されるか、あるいはそれよりも多く配合される、飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 【請求項4】 サポニン(A)と、グァーガム(B)とから構成され、 (A)と、(B)との配合割合が質量比(A:B)で10:1〜1:1である、請求項3記載の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 【請求項5】 サポニン(A)と、ジェランガム(C)とから構成され、 (A)と、(C)との配合割合が質量比(A:C)で100:1〜1:1である、請求項3記載の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 【請求項6】 サポニンと、大豆多糖類又はアラビアガムとから構成され、 サポニンが大豆多糖類又はアラビアガムよりも少なく配合される、飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 【請求項7】 サポニン(A)と、大豆多糖類(D)とから構成され、 (A)と、(D)との配合割合が質量比(A:D)で1:10〜1:200である、請求項6記載の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 【請求項8】 サポニン(A)と、アラビアガム(E)とから構成され、 (A)と、(E)との配合割合が質量比(A:E)で1:10〜1:200である、請求項6記載の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 【請求項9】 サポニン(A)と、キサンタンガム(F)とから構成され、 (A)と、(F)との配合割合が質量比(A:F)で1:1〜1:10であり、かつ (A)と(F)との合計配合量が飲料の全質量に対して0.01〜0.1質量%である、飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 【請求項10】 飲料がアルコール飲料である、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 【請求項11】 飲料が非アルコール飲料である、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 【請求項12】 飲料が麦芽含有飲料である、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれか一項に記載の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤を含有する、発泡飲料。 【請求項14】 飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤としてメチルセルロースを含有し、その含有量が発泡飲料の全質量に対して0.005〜1.0質量%である、請求項13記載の発泡飲料。 【請求項15】 飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤としてヒドロキシプロピルメチルセルロースを含有し、その含有量が発泡飲料の全質量に対して0.005〜1.0質量%である、請求項13記載の発泡飲料。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、起泡性及び泡保持性に優れる飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤、並びにこれを含有する発泡飲料に関する。 【背景技術】 【0002】 発泡飲料としては、ビールに代表されるアルコール飲料のほか、サイダー、コーラ、ジンジャーエール等の多種多様の非アルコール飲料が古くから市場に供されている。また、近年に至っては、消費者の嗜好の多様化に伴い、あるいは市場の拡大を目指して、アルコール度の低いアルコール飲料、更にはソフトドリンクの領域において例えば炭酸飲料の開発が行われてきた。 【0003】 アルコール飲料の代表であるビールは、酒税法上の、50%以上の麦芽を含む原料から発酵によって製造されたアルコール飲料であり、原料中の麦芽又は麦の量がこれより少ない雑酒が発泡酒として類別されている。さらに、近時には、麦芽や麦を使用せず、麦以外の穀類や、とうもろこし、大豆、えんどう豆等を原料とする、いわゆる“第3のビール”と称されるアルコール飲料、焼酎やリキュールを炭酸飲料と混和したアルコール類が市場に供されている。 【0004】 これらの麦芽量の少ない又は非麦芽系の発泡酒や、炭酸ガスを注入したアルコール類は、発泡性であっても一般に起泡性及び泡安定性に劣り、グラスに注いだ直後には良好な泡が生じても、短時間に消滅してしまう。したがって、これらのアルコール類にビールのようなキメの細かい、持続性のある泡を付与することは困難であった。ビールの泡は、単に視覚上の官能効果だけではなく、空気を遮断して酸化劣化に伴う苦味の増加を抑制する等の、実質的な作用を有することから、ビール以外のアルコール飲料においても良好な起泡性と安定な泡保持性が求められている。 炭酸ガスを溶入した非アルコール性の飲料においても同様であり、容器の開封後あるいは開栓後、直ちに発生する泡は保持されることなく、程なく炭酸ガスとして揮散する。 【0005】 そこで、このような発泡飲料における起泡性や泡保持性の問題に対処するための試みとして、例えば、アルコール飲料に対し、サポニンとオリゴ糖(あるいはさらに多糖類を添加)の組み合わせ(特許文献1)、サポニン、グリセリン脂肪酸エステル、又はプロピレングリコール脂肪酸エステル等の起泡剤と、寒天、ゼラチン、キサンタンガム、カラギーナン、ペクチン、タマリンドガム、ジェランガム、ローカストビーンガム等の泡保持剤との組み合わせ(特許文献2)、ペクチン(特許文献3)、イソフムロン抽出物と起泡性タンパク質との組み合わせ(特許文献4)等を配合した例が報告されている。 また、非アルコール飲料としては、炭酸ガスとともにサポニン抽出液を含有する高発泡性清涼飲料が知られている(特許文献5)。 【0006】 しかしながら、これらの技術によってもなお、ビールにおける起泡・泡保持の態様と対比したときに満足できるものではなく、更なる改良が求められている。 【特許文献1】特開平5−38275号公報 【特許文献2】特開平11−299473号公報 【特許文献3】特許第3629035号公報 【特許文献4】特表平8−502641号公報 【特許文献5】特開昭62−33859号公報 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0007】 本発明はこのような実情に鑑みなされたものであり、その解決しようとする課題はアルコール飲料あるいは非アルコール飲料を問わず、炭酸ガスを溶入した飲料における起泡性、及び起泡後の泡安定性(保持時間)を改善し、きめの細かい、均質な泡を発生可能な飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤を提供することにある。 【課題を解決するための手段】 【0008】 本発明者は上記課題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、特定の糖誘導体を単独で、あるいは2種以上組み合わせたものが起泡性及び泡安定性の改善に有効であることを見出し、本発明を完成するに至った。 【0009】 すなわち、本発明は以下の特徴を有している。 (1)大豆多糖類、アラビアガム、ジェランガム、キサンタンガム及びグァーガムからなる群より選ばれる少なくとも1種から構成される、飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 (2)粘度1〜100mPa・sのメチルセルロース及び/又は粘度1,000〜10,000mPa・sのヒドロキシプロピルメチルセルロースから構成される、飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 (3)サポニンと、グァーガム又はジェランガムとから構成され、サポニンがグァーガム又はジェランガムと同量配合されるか、あるいはそれよりも多く配合される、飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 (4)サポニン(A)と、グァーガム(B)とから構成され、(A)と、(B)との配合割合が質量比(A:B)で10:1〜1:1である、上記(3)記載の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 (5)サポニン(A)と、ジェランガム(C)とから構成され、(A)と、(C)との配合割合が質量比(A:C)で100:1〜1:1である、上記(3)記載の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 (6)サポニンと、大豆多糖類又はアラビアガムとから構成され、サポニンが大豆多糖類又はアラビアガムよりも少なく配合される、飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 (7)サポニン(A)と、大豆多糖類(D)とから構成され、(A)と、(D)との配合割合が質量比(A:D)で1:10〜1:200である、上記(6)記載の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 (8)サポニン(A)と、アラビアガム(E)とから構成され、(A)と、(E)との配合割合が質量比(A:E)で1:10〜1:200である、上記(6)記載の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 (9)サポニン(A)と、キサンタンガム(F)とから構成され、(A)と、(F)との配合割合が質量比(A:F)で1:1〜1:10であり、かつ(A)と(F)の合計配合量が飲料の全質量に対して0.01〜0.1質量%である、飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 (10)飲料がアルコール飲料である、上記(1)乃至(9)のいずれか一つに記載の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 (11)飲料が非アルコール飲料である、上記(1)乃至(9)のいずれか一つに記載の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 (12)飲料が麦芽含有飲料である、上記(1)乃至(9)のいずれか一つに記載の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤。 (13)上記(1)乃至(12)のいずれか一つに記載の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤を含有する、発泡飲料。 (14)飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤としてメチルセルロースを含有し、その含有量が発泡飲料の全質量に対して0.005〜1.0質量%である、上記(13)記載の発泡飲料。 (15)飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤としてヒドロキシプロピルメチルセルロースを含有し、その含有量が発泡飲料の全質量に対して0.005〜1.0質量%である、上記(13)記載の発泡飲料。 【発明の効果】 【0010】 本発明の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤によれば、起泡性及び起泡後の泡安定性を改善し、きめの細かい、均質で良質な泡の発生が可能になる。また、本発明の発泡飲料によれば、上記飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤を含有するため、グラス等に注いだ時にキメ細かく、外観の良好なビール様の泡を形成することが可能になり、また泡の保持性にも優れるようになる。また、飲料時には、のどごし、すっきりとした口当たり、清涼感等を格段に向上させることができる。さらに、本発明の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤を清涼飲料に配合することによって、該飲料をグラスなどに注いだ時に、きめ細かく、質感の良好な泡を安定に保持することができるため、清涼感のある新鮮な外観を与えることが可能になることから、需要者に対するアピール度が高く有用である。 【発明を実施するための最良の形態】 【0011】 以下、本発明をその好適な実施形態に即して詳細に説明する。 先ず、本発明の飲料用起泡剤及び/又は泡安定剤(以下、単に「泡安定剤」という)について説明する。 本発明の泡安定剤は、特定の糖誘導体を単独で又は組み合わせて構成されるものであり、具体的には下記(1)〜(3)に示すとおりである。 (1)大豆多糖類、アラビアガム、ジェランガム、キサンタンガム及びグァーガムからなる群より選ばれる少なくとも1種。 (2)粘度1〜100mPa・sのメチルセルロース及び/又は粘度1,000〜10,000mPa・sのヒドロキシプロピルメチルセルロース。 (3)サポニンと特定の糖誘導体との組み合わせ (3)-1 サポニンと、グァーガム又はジェランガムとから構成され、サポニンがグァーガム又はジェランガムと同量配合されているか、あるいはそれよりも多く配合されているもの。 (3)-2 サポニンと、大豆多糖類又はアラビアガムとから構成され、サポニンが大豆多糖類又はアラビアガムよりも少なく配合されているもの。 (3)-3 サポニンと、キサンタンガムとから構成され、サポニン(A)と、キサンタンガム(F)との配合割合が質量比(A:F)で1:1〜1:10であり、かつ(A)と(F)の合計配合量が飲料の全質量に対して0.01〜0.1質量%であるもの。 【0012】 大豆多糖類としては、大豆から抽出される多糖類であれば特に限定されるものではないが、例えば、水溶性ヘミセルロースが好適である。なお、大豆多糖類は、例えば、SM−700、SM−900、SM−1200(いずれも商品名、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製)等として商業的に入手することができる。 アラビアガムとしては、マメ科植物(Acacia senegal)又はその同属植物の枝幹から得られる多糖類であれば特に限定されるものではなく、例えば、ガムアラビックSD、スーパーガムEM-2(いずれも商品名、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製)等として商業的に入手することができる。 ジェランガムとしては、グラム陰性細菌(Pseudomonas elodea)が菌体外に産出する多糖類であれば特に限定されるものではないが、例えば、1,3−結合したグルコース残基にグリセル基とアセチル基とを有するネイティブ型ジェランガムが好適である。ネイティブ型ジェランガムは、例えば、ケルコゲルLT-100(商品名、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製)等として商業的に入手することができる。 キサンタンガムとしては、キサントモナス属菌を用いて炭水化物を醗酵させ、菌体外に蓄積した多糖類であれば特に限定されるものではなく、例えば、サンエース(商品名、三栄源エフエフ・アイ株式会社製)等として商業的に入手することができる。 グァーガムとしては、グァーというマメ科の種子を粉砕し、抽出して得られる多糖類であれば特に限定されるものではなく、例えば、ビストップD-20(商品名、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製)等として商業的に入手することができる。 【0013】 メチルセルロースとしては、粘度が1〜100mPa・s(好ましくは1〜50mPa・s、より好ましくは1〜30mPa・s)であるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、SM−15(商品名、信越化学工業株式会社製)、Klucel Nutra LF(商品名、ハーキュリーズ・インコーポレーテッド製)等として商業的に入手することができる。 ヒドロキシプロピルメチルセルロースとしては、粘度が1,000〜10,000mPa・s(好ましくは1,500〜8,000mPa・s、より好ましくは2,000〜7,000mPa・s)であるものであれば特に限定されるものではなく、例えば、60SH−4000(商品名、信越化学工業株式会社製)、Aera Whip 630(商品名、ハーキュリーズ・インコーポレーテッド製)等として商業的に入手することができる。なお、本明細書において粘度とは、2質量%水溶液を20℃、60rpm、60secの条件でBL型粘度計により測定される値をいう。 【0014】 サポニンとしては、トリテルペンやステロイドに糖が結合した配糖体であれば特に限定されるものではないが、例えば、バラ科キラヤ(Quillaja saponaria MOLINA)の樹皮より抽出されたキラヤサポニンが好適である。キラヤサポニンは、例えば、キラヤニンC-100(商品名、丸善製薬株式会社製)等として商業的に入手することができる。 【0015】 上記糖誘導体の中でも、単独で用いる場合には、大豆多糖類、アラビアガム、ジェランガム、グァーガム、キサンタンガム、粘度1〜100mPa・sのメチルセルロース(以下、「低粘度MC」という場合がある)、粘度1,000〜10,000mPa・sのヒドロキシプロピルメチルセルロース(以下、「高粘度HPMC」という場合がある)をそれぞれ使用するのが好ましい。 また、サポニンと併用する場合には、大豆多糖類、アラビアガム、ジェランガム、グァーガム、キサンタンガムから選ばれる1種又は2種以上を使用するのが好ましい。 これにより、特に炭酸ガスを溶入した飲料の起泡性、及び起泡後の泡安定性が一層向上するとともに、キメの細かい、均質な泡を発生させることができる。 特に、泡安定剤が、サポニンと、グァーガム又はジェランガムとから構成される場合には、サポニンの配合量がグァーガム又はジェランガムの配合量と同量であるか、あるいはそれよりも多い配合量であることが必要である。 泡安定剤がサポニン(A)と、グァーガム(B)とから構成される場合、その配合割合は質量比(A:B)で、好ましくは10:1〜1:1、より好ましくは5:1〜1:1である。 また、泡安定剤がサポニン(A)と、ジェランガム(C)とから構成される場合、その配合割合は質量比(A:C)で、好ましくは100:1〜1:1、より好ましくは20:1〜1:1である。 一方、サポニンと、大豆多糖類又はアラビアガムとから構成される場合には、サポニンの配合量が大豆多糖類又はアラビアガムの配合量よりも少ないことが必要である。 泡安定剤がサポニン(A)と、大豆多糖類(D)とから構成される場合、その配合割合は質量比(A:D)で好ましくは(A:D)で1:10〜1:200、より好ましくは1:20〜1:100である。 また、泡安定剤がサポニン(A)と、アラビアガム(E)とから構成される場合、その配合割合は質量比(A:E)で好ましくは1:10〜1:200、より好ましくは1:20〜1:100である。 また、泡安定剤がサポニンと、キサンタンガムとから構成される場合には、サポニン(A)の配合量はキサンタンガム(F)の配合量と同量であるか、あるいはそれよりも少ないことが必要である。この場合において、サポニン(A)と、キサンタンガム(F)との配合割合は、質量比(A:F)で1:1〜1:10であるが、好ましくは1:1〜1:5である。 このような配合割合にすることで、より起泡性及び泡保持性に優れ、キメの細かい良質な泡を発生させることができる。 【0016】 従来行なわれてきたように、サポニンを単独で発泡飲料に添加すると、泡が不揃いでキメの粗い、いわゆる「かに泡」が発生するのに対し、サポニンと、上記特定の糖誘導体とを組み合わせることで、かに泡を呈することなく、均質でキメの細かい良質な泡を発生させることができる 【0017】 次に、本発明の発泡飲料について説明する。 本発明の発泡飲料は、上記泡安定剤を含有することを特徴とする。これにより、ビール様のキメ細かく、良質な泡を形成させることが可能になるとともに、飲料時にはすっきりとした口当たり、のどごし、清涼感等の味覚に優れる発泡飲料とすることができる。 【0018】 発泡飲料としては、炭酸ガスを溶入したものであれば特に限定されるものではなく、アルコール飲料でも、非アルコール飲料であってもよく、製造原料の面からは、麦芽を発酵させて得られる飲料(麦芽発酵飲料)などの麦芽含有飲料が挙げられる。また、炭酸ガスは、発酵により発生したものでも、人為的に注入したものでもよい。 アルコール飲料としては、ビール、発泡酒、原材料に麦芽を用いないビール風味の飲料(いわゆる第3のビール)、スパークリングワイン、更には焼酎又はリキュールと、炭酸飲料との混和物等が挙げられ、中でも発泡酒、ビール風味の飲料が好適である。 非アルコール飲料としては、炭酸ガス、窒素ガス、笑気ガス(亜酸化窒素)などのガスが配合された発泡性飲料を挙げることができ、例えば、炭酸水、コーラ、サイダー、コーラ風飲料、発泡性の果汁飲料等の炭酸飲料、発泡性の清涼飲料等が挙げられる。中でもコーラ、コーラ風飲料などに好適である。 また、麦芽含有飲料としては、ビール、発泡酒などのアルコール飲料、ホッピー(商品名、ホッピービバレッジ株式会社製)などの非アルコール飲料などを挙げることができる。 【0019】 泡安定剤の配合量は、泡安定剤の種類あるいは組み合わせによって一様ではないが、概ね、発泡飲料の全質量に対して、0.0001〜1.0質量%の範囲が好ましい。 各泡安定剤別の配合量は以下のとおりである。 大豆多糖類から構成される泡安定剤の配合量は、発泡飲料の全質量に対して、通常0.005〜1.0質量%、好ましくは0.01〜1.0質量%、より好ましくは0.05〜1.0質量%である。配合量が0.005質量%未満であると上記効果が不十分となる傾向にあり、他方1.0質量%を超えると配合量に見合う効果が得難く、経済的に不利になる傾向にある。 アラビアガムから構成される泡安定剤の配合量は、発泡飲料の全質量に対して、通常0.005〜1.5質量%、好ましくは0.01〜1.0質量%、より好ましくは0.05〜1.0質量%である。上記配合量が0.005質量%未満であると上記効果が不十分となる傾向にあり、他方1.5質量%を超えると配合量に見合う効果が得難く、経済的に不利になる傾向にある。 ジェランガムから構成される泡安定剤の配合量は、発泡飲料の全質量に対して、通常0.0005〜0.05質量%、好ましくは0.001〜0.03質量%、より好ましくは0.0025〜0.01質量%である。上記配合量が0.0005質量%未満であると上記効果を十分得難くなる傾向にあり、他方0.05質量%を超えると粘度が高くなり過ぎて飲料として適さなくなる傾向にある。 キサンタンガムから構成される泡安定剤の配合量は、発泡飲料の全質量に対して、通常0.001〜0.05質量%、好ましくは0.005〜0.05質量%、より好ましくは0.01〜0.05質量%である。上記配合量が0.001質量%未満であると上記効果が不十分となる傾向にあり、他方0.05質量%を超えると粘度が高くなり過ぎて飲料として適さなくなる傾向にある。 グァーガムから構成される泡安定剤の配合量は、発泡飲料の全質量に対して、通常0.0005〜0.05質量%、より好ましくは0.005〜0.02質量%である。上記配合量が0.0005質量%未満であると上記効果が不十分となる傾向にあり、他方0.05質量%を超えると粘度が高くなり過ぎて飲料には適さなくなる傾向にある。 【0020】 サポニンと、グァーガムとから構成される泡安定剤の配合量は、発泡飲料の全質量に対して、通常0.001〜0.5質量%、好ましくは0.005〜0.3質量%、より好ましくは0.01〜0.1質量%である。上記配合量が0.001質量%未満であると上記効果が不十分となる傾向にあり、他方0.5質量%を超えると苦味が強くなる傾向にある。 サポニンと、ジェランガムとから構成される泡安定剤の配合量は、当該発泡飲料の全質量に対して、通常0.001〜0.2質量%、好ましくは0.005〜0.15質量%、より好ましくは0.01〜0.1質量%である。上記配合量が0.001質量%未満であると上記効果が不十分となる傾向にあり、他方0.2質量%を超えるとサポニンの含量が多い場合はサポニン独特の苦味が強くなる傾向があり、ジェランガムの添加量が多い場合は粘度が高くなる傾向にある。 サポニンと、大豆多糖類とから構成される泡安定剤の配合量は、発泡飲料の全質量に対して、通常0.005〜3.0質量%、好ましくは0.01〜2.0質量%、より好ましくは0.03〜1.5質量%である。上記配合量が0.005質量%未満であると上記効果が不十分となる傾向にあり、他方3.0質量%を超えると、サポニンの含量が多い場合はサポニン独特の苦味が強くなる傾向があり、また、のど越しも重くなる傾向にある。 サポニンと、アラビアガムとから構成される泡安定剤の配合量は、発泡飲料の全質量に対して、通常0.001〜2.0質量%、好ましくは0.01〜1.5質量%、より好ましくは0.05〜1.2質量%である。上記配合量が0.001質量%未満であると上記効果が不十分となる傾向にあり、他方2.0質量%を超えるとサポニンの含量が多い場合はサポニン独特の苦味が強くなる傾向があり、のど越しも重くなる傾向にある。 サポニンと、キサンタンガムとから構成される泡安定剤の配合量は、発泡飲料の全質量に対して、通常0.01〜0.1質量%、好ましくは0.015〜0.07質量%、より好ましくは0.02〜0.05質量%である。上記配合量が0.01質量%未満であると上記効果が不十分となり、他方0.1質量%を超えるとサポニンの含量が多い場合はサポニン独特の苦味が強く、またのど越しも重くなる。 【0021】 低粘度MCから構成される泡安定剤の配合量は、発泡飲料の全質量に対して、通常0.005〜1.0質量%、好ましくは0.05〜0.8質量%、より好ましくは0.1〜0.6質量%である。上記配合量が0.005質量%未満であると上記効果が不十分となる傾向にあり、他方1.0質量%を超えると粘度が高くなり過ぎて飲料には適さなくなる傾向にある。 高粘度HPMCから構成される泡安定剤の配合量は、発泡飲料の全質量に対して、通常0.005〜1.0質量%、好ましくは0.001〜0.4質量%、より好ましくは0.01〜0.3質量%である。上記配合量が0.005質量%未満であると上記効果が不十分となる傾向にあり、他方1.0質量%を超えると粘度が高くなり過ぎて飲料には適さなくなる傾向にある。 【0022】 なお、泡安定剤の添加時期は特に限定されるものではなく、アルコール飲料の場合、例えば、仕込み、発酵、貯蔵、ろ過、パッケージングというアルコール飲料の製造工程において、発酵工程後、ろ過工程前、又はパッケージング前に添加することが好ましい。他方、非アルコール飲料の場合、例えば非アルコール飲料の製造工程の中で炭酸ガス注入工程前後、又はパッケージング前に添加することが好ましい。また、泡安定剤を添加する際には、そのままの形態で添加してもよいが、泡安定剤を水溶液の形態にして添加することが好ましい。 【実施例】 【0023】 以下、実施例及び比較例に基づき本発明を更に具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に何ら限定されるものではない。なお、実施例等で使用する化合物は、以下のとおりである。 【0024】 大豆多糖類(水溶性ヘミセルロース):SM−700(商品名、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製) アラビアガム:ガムアラビックSD(商品名、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製) NGG(ネイティブ型ジェランガム):ケルコゲルLT−100(商品名、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製) キサンタンガム:サンエース[商標](三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製) グァーガム:ビストップ[商標]D−20(商品名、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製) キラヤサポニン:キラヤニンC−100(商品名、丸善製薬株式会社製) グルテン分解物:ハイフォーマー77(商品名、クエスト・インターナショナル株式会社製) 乳性タンパク:森永ペプチドW−800(商品名、森永乳業株式会社製) アルギン酸PG(アルギン酸プロピレングリコールエステル):粉末FMベース(商品名、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製) ラムダカラギナン:カラギニンCSL−2(商品名、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製) イオタカラギナン:カラギニンCSI−1(商品名、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製) カッパーカラギナン:カラギニンCSK−1(商品名、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製) ローカストビーンガム:ビストップ[商標]D−171(商品名、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製) タマリンドシードガム:ビストップ[商標]D−2032(商品名、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製) 【0025】 低粘度MC:メチルセルロースSM−15(商品名、信越化学工業株式会社製)、2質量%水溶液の粘度;約15mPa・s 低粘度HPC:ヒドロキシプロピルセルロースKlucel EF(商品名、ハーキュリーズ・インコーポレーテッド製)、2質量%水溶液の粘度;約5mPa・s 低粘度HPMC:ヒドロキシプロピルメチルセルロース60SH-15(商品名、信越化学工業株式会社製)、2質量%水溶液の粘度;約15mPa・s 中粘度MC:メチルセルロースSM−400(商品名、信越化学工業株式会社製)、2質量%水溶液の粘度;約400mPa・s 中粘度HPC:ヒドロキシプロピルセルロースKlucel GF(商品名、ハーキュリーズ・インコーポレーテッド製)、2質量%水溶液の粘度;約300mPa・s 高粘度HPMC:ヒドロキシプロピルメチルセルロース60SH−4000(商品名、信越化学工業株式会社製)、2質量%水溶液の粘度;約4,000mPa・s 【0026】 (泡安定剤を含有するアルコール発泡飲料の製造) 実施例1 大豆多糖類をイオン交換水に撹拌しながら投入し、80℃で10分間撹拌して溶解した後、10w/w%の泡安定剤水溶液を調製した。次いで、発泡酒(商品名:北海道生搾り、サッポロビール株式会社製)90gに、上記泡安定剤水溶液0.5g及びイオン交換水9.5gを添加し、泡安定剤の含有量が0.05質量%のアルコール発泡飲料を得た。 【0027】 実施例2〜4 実施例1と同様の方法により泡安定剤水溶液を調製し、次いで得られた泡安定剤水溶液と、必要によりイオン交換水とを発泡酒に添加して、表1に記載の割合で泡安定剤を含有するアルコール発泡飲料を得た。 【0028】 実施例5〜22;比較例1〜3 実施例1の大豆多糖類の代わりに表1に記載の泡安定剤を用いたこと以外は、実施例1と同様の方法により所定濃度の泡安定剤溶液を調製し、次いで得られた泡安定剤水溶液と、必要によりイオン交換水とを発泡酒に添加して、表1に記載の割合で泡安定剤を含有するアルコール発泡飲料を得た。 【0029】 【表1】
【0030】 比較例4 発泡酒90gにイオン交換水10gを添加して、アルコール発泡飲料を得た。 【0031】 比較例5〜12 実施例1の大豆多糖類の代わりに表2に記載の添加剤を用いたこと以外は、実施例1と同様の方法により所定濃度の添加剤水溶液を調製し、次いで得られた添加剤水溶液と、必要によりイオン交換水とを発泡酒に添加して、表2に記載の割合で添加剤を含有するアルコール発泡飲料を得た。 【0032】 【表2】
【0033】 起泡及び泡安定性試験 実施例1〜22及び比較例1〜12で得られた各アルコール発泡飲料を、一定速度で、かつ一定高さから200mLのビーカーに注ぎ、注入直後の起泡位置にマーキングした。また、起泡量について、目視で観察し、表3に記載の基準により評価した。 【0034】 次いで、5分経過後の泡の位置をマーキングし、内容物を除去してマーキングした位置までイオン交換水を注ぎ、イオン交換水の注入量をメスシリンダーにて測定した。また、5分経過後の泡保持性について、目視で観察し、表3に記載の基準により評価した。なお、5分間起泡していない場合には泡がなくなった時間を記録した。評価結果を表4及び5に示す。 【0035】 更に、測定後のアルコール発泡飲料をスクリュービンに充填し、5℃で1日保存した後、溶液の状態を目視で観察し、表3に記載の基準にて評価した。評価結果を表4及び5に示す。 【0036】 【表3】
【0037】 【表4】
【0038】 【表5】
【0039】 表4及び5より、大豆多糖類、アラビアガム、キサンタンガム、ネイティブ型ジェランガム、グァーガムを単独で使用した実施例1〜17は、比較例に記載の起泡剤を使用したものと比較して、起泡量、泡保持性、起泡の状態、泡質ともに良好であった。また、単独使用系よりも、キラヤサポニンとの併用系(実施例18〜22)においては、泡質について更に良好な結果を示した。 【0040】 (飲料用泡安定剤を含有するアルコール発泡飲料の製造) 実施例23 500mLのビーカーに所定量のイオン交換水を加え、80℃まで加熱した。次いで、低粘度MCを投入し、80℃のイオン交換水にて洗い込みながら、80℃で10分間撹拌して溶解した後、6w/w%の泡安定剤水溶液を調製した。次いで、発泡酒(商品名:北海道生搾り、サッポロビール株式会社製)90gに、得られた泡安定剤水溶液1.7gを添加し、泡安定剤の含有量が0.1質量%のアルコール発泡飲料を得た。 【0041】 実施例24及び25 実施例23で調製した泡安定剤水溶液を用いて、実施例23と同様の方法により、表6に記載の割合で泡安定剤を含有するアルコール発泡飲料を得た。 【0042】 実施例26〜28 低粘度MCの代わりに高粘度HPMCを用いたこと以外は、実施例23と同様の方法により泡安定剤水溶液を調製し、次いで得られた泡安定剤水溶液を発泡酒に添加して表6に記載の割合で泡安定剤を含有するアルコール発泡飲料を得た。 【0043】 比較例13 発泡酒にセルロースを添加しなかったこと以外は、実施例23と同様の方法によりアルコール発泡飲料を得た。 【0044】 比較例14〜25 実施例23と同様の方法により、表6に記載のセルロースを用いて泡安定剤水溶液を調製し、次いで得られた泡安定剤水溶液を発泡酒に添加して表6に記載の割合で泡安定剤を含有するアルコール発泡飲料を得た。 【0045】 【表6】
【0046】 起泡及び泡安定性試験 実施例23〜28及び比較例13〜25で得られた各アルコール発泡飲料を、一定速度で、かつ一定高さから200mLのビーカーに注ぎ、注入直後の起泡位置にマーキングした。また、起泡性について、目視で観察し上記表3に記載の基準により評価した。評価結果を表7に示す。 【0047】 次いで、5分経過後の泡の位置をマーキングし、内容物を除去してマーキングした位置までイオン交換水を注ぎ、イオン交換水の注入量をメスシリンダーにて測定した。また、5分間経過後の泡保持性について、目視で観察し上記表3に記載の基準により評価した。なお、5分間起泡していない場合には泡がなくなった時間を記録した。評価結果を表7に示す。 【0048】 次いで、測定後のアルコール発泡飲料をスクリュービンに充填し、5℃で1日保存した後、起泡の状態を目視で観察し上記表3に記載の基準にて評価した。 【0049】 また、香味について以下の基準にて評価した。これらの評価結果を表7に示す。 ◎:特に問題がない。 ×:脂臭がある。 【0050】 【表7】
【0051】 表7より、低粘度のMC、又高粘度のHPMCを使用した実施例23〜28は、他のMC、HPMC、HPCを使用した比較例14〜25に比べて、起泡量、泡保持性、起泡の状態及び香味のいずれについても良好であった。 【0052】 (泡安定剤を含有する非アルコール発泡飲料の製造) 実施例29〜35 下記i)〜v)成分を混合し、これにイオン交換水と炭酸水(39.2×104Pa)を加えて、合計90質量部とした。次いで、これに表8記載の泡安定剤溶液を所定濃度になるように所定量添加し、イオン交換水を補水して、非アルコール発泡飲料を調製した。 【0053】 処方 質量% (工程1) i)果糖ぶどう糖液糖(Brix75°) 13 Ii)カラメル色素 0.25 iii)リン酸 0.05 iv)クエン酸三ナトリウム 0.005 v)カフェイン 0.01 39.2×104Pa炭酸水 70 イオン交換水にて 合計90 (工程2) 工程1で得られた炭酸溶液 90 泡安定剤溶液 表8記載 イオン交換水にて 合計100 【0054】 【表8】
【0055】 得られた発泡飲料について、調製直後の体積、5分経過後の体積、起泡量、泡保持性、起泡の状態、泡質、香味を、前述のアルコール発泡飲料と同様に評価した。評価結果を表9に示す。 【0056】 【表9】
【0057】 表9より、実施例29〜35の非アルコール発泡飲料は、起泡量、泡保持性、起泡の状態及び香味のいずれについても良好であった。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000175283 【氏名又は名称】三栄源エフ・エフ・アイ株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年1月6日(2006.1.6) |
| 【代理人】 |
【識別番号】100080791 【弁理士】 【氏名又は名称】高島 一
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| 【公開番号】 |
特開2007−181427(P2007−181427A) |
| 【公開日】 |
平成19年7月19日(2007.7.19) |
| 【出願番号】 |
特願2006−1816(P2006−1816) |
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