| 【発明の名称】 |
吊掛け形蚊撃退器 |
| 【発明者】 |
【氏名】森島 正彦
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| 【要約】 |
【課題】従来の薬剤使用蚊撃退器具は小型軽量ではなく、小型犬等のペットの軽便な使用が困難、また嫌蚊性振動波利用の器具は有効範囲が狭い問題があり、且つ当該ペット等の存在位置を示す発光部品の点灯機能を併備するものがなかった。
【解決手段】 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 小型ケース内に発振回路と、該発振回路によって励振される振動板を内蔵するとともに、該振動板の振動波又は/及び振動板の発熱によって気化又は昇華され嫌蚊性気体を小型ケース外へ放出する嫌蚊性薬剤を内蔵し、更に上記小型ケースに携帯者の存在位置を示す発光部品を設け、上記小型ケースに吊り手を設けたことを特徴とする吊掛け形蚊撃退器。 【請求項2】 上記嫌蚊性薬剤を塗布した担体を上記振動板に交換可能に保持せしめたことを特徴とする請求項1記載の吊掛け形蚊撃退器。 【請求項3】 上記発振回路の作動による上記嫌蚊性薬剤の放出動作と存在位置を示す発光部品の点灯を選択するスイッチを設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の吊掛け形蚊撃退器。
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【発明の詳細な説明】【技術分野】 【0001】 本発明は、ペット用等の蚊撃退器に関するものであって、小形軽量で且つ従来器に比べ蚊撃退能力の高い器具として開発されたものである。 又、夜間などに於いて当該ペット等の携帯者の存在位置を示すべく、前記ケースより外部に対向して設けた発光部品を具有する。 【背景技術】 【0002】 従来から、特許文献1に記載するように蚊の嫌う振動波を小型ケースから放出させて蚊を撃退する蚊撃退器があり、該撃退器に首掛け用吊り手を設けペットの首輪などに吊り掛けて使用されている。 然しながら、この蚊撃退器のような嫌蚊性振動波による方法では振動波の有効範囲が非常に狭域で指向性があり、蚊撃退効果に乏しい。 又、散歩時に使用するペットの首掛けタイプとして、モーターでファンを駆動し薬剤を放散するようにした蚊撃退器具が販売されているが、大型で重いため小型犬には適していない。 【0003】 【特許文献】 実公昭50−43490 【発明の開示】 【発明が解決しようとする課題】 【0004】 本発明は上記課題を解決し、吊掛け形蚊撃退器を更なる小型軽量にして小型犬にも軽便に使用でき、且つ、ペット等の存在位置を示す機能と嫌蚊性薬剤放出する機能を併備する吊掛け形蚊撃退器を提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0005】 本発明は、小型ケース内に発振回路と、該発振回路によって励振される振動板を内蔵するとともに、該振動板の振動波又は/及び振動板の発熱によって気化又は昇華され嫌蚊性気体を小型ケース外へ放出する嫌蚊性薬剤を内蔵し、更に小型ケースに携帯者の存在位置を示す発光部品を設け、上記小型ケースに首掛け目的や腰部ベルトに掛ける目的の吊り手を設けた吊掛け形蚊撃退器である。 【0006】 上記嫌蚊性薬剤は該薬剤を塗布した担体を振動板に交換可能に保持せしめる。 【0007】 上記嫌蚊性薬剤の放出と存在位置を示す発光部品の点灯に関して、前記各機能を選択するスイッチを設ける。 【発明の効果】 【0008】 本発明によれば、吊掛け形蚊撃退器を更なる小型軽量にして小型犬にも軽便に使用でき、且つ、ペット等の存在位置を示す機能と嫌蚊性薬剤放出する機能を併備する吊掛け形蚊撃退器を提供できる。 【0009】 本発明によれば、振動板の振動周波数を蚊の嫌う周波数に設定すれば、嫌蚊性振動波と嫌蚊性薬剤とが相乗して蚊を撃退する効果が得られる。 【0010】 本発明によれば、上記嫌蚊性薬剤の放出とペットや人間の存在位置を示す発光部品の点灯に関して、前記各機能を選択するスイッチを設けたので、夏季の昼間などの薬剤放出機能の選定、夏季以外の夜間などの発光部品点灯の選定、夏季の夜間などの薬剤放出及び発光部品点灯の両機能の同時選定、或いは前記全ての機能の遮断(電源OFF)を選択することが可能となる。 【発明を実施するための最良の形態】 本発明の実施の形態を図1乃至図4を参照して説明する。 【0011】 図1(A)(B)(C)に示すように、1は嫌蚊性振動波発生装置6を組み込んだ小型ケースであり、2はケース側面より外部に臨ませた電源のON/OFF操作及び嫌蚊性薬剤の放出とペット等の存在位置を示す発光部品の点灯に関して各機能を選択するスイッチ、3は圧電振動板の固定と覆いを兼ねる蓋、4は嫌蚊性振動波と嫌蚊性気体の放出窓、5は前記蓋を止めるネジ、13はペットの存在位置を示すLED等の発光部品、14は前記発光部品より外部に光を発光する投光窓、15は該ケースをペット等の首に装着するための首掛け用吊り手である。 【0012】 上記嫌蚊性振動波発生装置6は、嫌蚊性の周波数で発振する発振回路基板10と該発振回路によって励振されて嫌蚊性振動波を発生する圧電振動板7に代表される振動板とから成り、該発振回路基板10には発振回路を形成する抵抗、コンデンサ等の電子部品6’と電源8たるボタン電池及びペットの存在位置を示す発光部品13を搭載する。 【0013】 圧電振動板7は振動板7aと圧電素子7bのバイモルフ構造であり、該圧電振動板7を前記放出窓4の内側に対向して配し、該圧電振動板と発振回路基板とをリード線9a、9bによって接続し、スイッチ2の接点を2−2及び2−2’の位置に選択操作することにより電源がONすると同時に上記発振回路が作動し嫌蚊性振動波を前記放出窓4より外部へ放出する。 【0014】 他方、前記振動板7aには嫌蚊性薬剤11を保持せしめ、前記振動板が発生する振動波又は/及び振動発熱を利用して該薬剤11を励起し、気化又は昇華した嫌蚊性気体を嫌蚊性振動波と一緒に前記放出窓4から放出する。 【0015】 一例として、振動板7aを嫌蚊性周波数で振動させ振動波で蚊を撃退する効果を得ながら、この振動波で上記薬剤11の気化又は昇華を活性化せしめる。 他例として、振動板7aと分離着脱可能で且つ振動板7aと密着される担板12に薬剤11を塗布した構造とし、組立て時に振動板7aと密着させつつケース本体に一体に設けた振動板支持座1’と、ケース蓋3に一体に設けた振動板押さえ部3’間に挟持し固定する。 【0016】 この場合、振動板7aは上記の薬剤11を保有する担板12を励振し、発生する振動波と振動発熱を利用して該薬剤11を励起し、気化又は昇華した嫌蚊性気体を嫌蚊性振動波と一緒に嫌蚊性振動波放出窓4から放出する。 【0017】 図2は回路図で、一例として夏季の昼間などに於ける主たる用途が蚊の撃退の場合は、スイッチ2の接点を2−2及び2−2’の位置に連動して選択操作することにより、電源がONとなり電源電池8の電力により発振回路10’が自励発振して圧電振動板7が励振することにより、蚊撃退機能のみを作動せしめ、発光部品の点灯機能は作動せしめない。 【0018】 又、図1(A)(B)(C)に於いて13はペット等の存在位置を示すべく投光窓14通しケース外面に臨ませた発光部品であり、夏季以外の夜間などに於ける主たる用途がペットの存在位置表示である場合は、図2に於けるスイッチ2の接点を2−3及び2−3’の位置に連動選択操作することにより、上記発光部品の点灯機能のみを作動せしめ、蚊撃退機能は作動せしめない。 【0019】 更に夏季の夜間などに於ける蚊の撃退とペットの存在位置表示の双方を同時に必要とする場合は、図2に於けるスイッチ2の接点を2−4及び2−4’の位置に連動選択操作することにより、電源がONすると同時に上記回路が作動し嫌蚊性気体と嫌蚊性振動波を前記放出窓4より外部へ放出すると同時に上記発光部品も点灯する。 【0020】 図3(A)(B)は振動板7aの表面に薬剤11を塗布し保持させた場合を例示し、一例として該薬剤を多孔構造又は格子溝目地構造にしたものであり、前記振動板7aの圧電振動体7にリード線9a及び9bを接続し、薬剤塗布層と振動板7aを同体振動せしめる構成にする。 【0021】 図3(C)は前記薬剤を、振動板7aと分離着脱可能ならしめた担板12の表面に塗布した場合を示し、振動板7aと薬剤11を塗布した担板12は組立て時に密着される。 【0022】 図4(A)(B)は本発明による吊掛け形蚊撃退器の装着事例を図示したもので、一例として夏季の夜などに於いては図4(A)に示すように本器のケース1に備えられた首掛け用吊り手15を散歩時のペット16の首輪に吊し、機能選択スイッチ2を操作して振動波及び嫌蚊性薬剤放出により外来接近して吸血しようとする蚊17を撃退しつつ、且つケースから外部に対向して備えられた発光部品の点灯により前記ペット16の存在を該ペット散歩の主人18や周囲の他の者19に知らしめる。 なお、前記に於いて夜間以外では発光部品の点灯が不要なることは自明であり、また、夏季以外では発光部品の点灯のみが必要なることは自明である。 【0023】 他例として図4(B)に子供20や老人21が夜間に歩行する時に、後続する車両22等に対して前記歩行者たる存在を示す目的で、本器を腰に装着して場合を示す。 ここに前記同様、季節や昼夜に応じて機能選択スイッチ2を操作し、蚊の撃退と携帯者の存在明示の要否を使い分けることは自明である。 【図面の簡単な説明】 【0024】 【図1】(A)は嫌蚊性振動波発生装置及び発光部品をを組み込んだ小型ケースの斜視図であり、(B)はケース内中央付近の側断面図であり、(C)は薬剤部分を振動板と分離着脱可能な担板とした中央付近の側断面図である。 【図2】は蚊撃退器の回路図である。 【図3】(A)は嫌蚊性薬剤を塗布した振動板の前方斜視図、(B)は嫌蚊性薬剤を塗布した振動板の後方斜視図である。 【図4】(A)は蚊撃退器を散歩時のペットの首に吊掛けた模式図、(B)は外出歩行時の子供や老人の腰に吊掛けた模式図である。 【符号の説明】 1 ケース 1’ 振動板支持座 2 電源ON/OFF及び機能選択スイッチ 3 振動板の固定と覆いを兼ねる蓋 3’ 振動板押さえ部 4 嫌蚊性振動波と嫌蚊性薬剤の放出窓 5 蓋を止めるネジ 6 嫌蚊性振動波発生装置 6’ 発振回路を構成する電子部品 7 圧電振動板 7a 振動板 7b 圧電素子 8 電源(ボタン電池) 9a リード線 9b リード線 10 発振回路基板 10’ 発振回路 11 嫌蚊性薬剤 12 嫌蚊性薬剤の担板 13 発光部品 14 投光窓 15 首掛け用吊り手 16 散歩時のペット 17 外来接近する吸血蚊 18 ペット散歩時の主人 19 ペット散歩時の周囲の他人 20 外出歩行時の子供 21 外出歩行時の老人
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| 【出願人】 |
【識別番号】500484168 【氏名又は名称】カードプラニング株式会社
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| 【出願日】 |
平成18年1月5日(2006.1.5) |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開2007−181445(P2007−181445A) |
| 【公開日】 |
平成19年7月19日(2007.7.19) |
| 【出願番号】 |
特願2006−25044(P2006−25044) |
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